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シャングリラ学園つれづれ語り

☆惜しかった先月


さて、六月。雨がシトシト、梅雨の季節でございます。
今日は土曜日、生徒会長宅に集ったシャン学メンバーですけれど。

シロエ 「先月は惜しいことをしましたねえ…」
スウェナ「そうねえ、キースと縁が切れるチャンスだったのに…」
ジョミー「持ち帰るって言ってくれてたのにねえ、誰かさんが」

なのに安穏と此処にいるよね、と副住職をジロリ。

ジョミー「あっちの世界もいいと思うけどな、賓客待遇!」
サム  「だよなあ、下にも置かねえおもてなしでよ」

御本尊様も作って貰って、元老寺ごとお引っ越しな、とサム君。

サム  「そうなってたらよ、俺たちの毎日も安泰でよ…」
ジョミー「お盆の棚経も無くなるんだよね、あのキツイのが…」
シロエ 「アドス和尚ごといないんですから、そうなりますよね」
ジョミー「ホントに惜しいよ、断るなんてさ」

どうして断っちゃったのさ、とジョミー君の嘆き。

ジョミー「誰かさんが連れて来たお客さんなら、VIPだよ?」
シロエ 「それは間違いないですねえ…」
サム  「みんなが敬意を払ってくれるぜ、最敬礼でよ」

船の役には立たなくてもよ、と僧籍な人。

サム  「でもって考え方によっては、船の安全祈願もよ…」
シロエ 「ああ…! お坊さんなら出来ますね、ソレ」
ブルー 「もちろんだよ。そのためのお経もあるからね」

朝晩のお勤めで航行の安全を祈ればいいのだ、と銀青様も。

ブルー 「断らなくても、行ってしまえば良かったのにさ」
キース 「あんたまで、俺を追い出したいのか!?」
ブルー 「別に追い出したくはないけど、いてもいなくても…」

大して変わりはしないからね、とキッツイ一言。

ブルー 「面子が一人減るだけのことで、困るようなことは…」
シロエ 「ホントに、全く無いですね! むしろ、ぶるぅが…」
ジョミー「楽になるよね、料理もお菓子も一人前、減るし」
キース 「お前たち…」

そこまで言うか、と言葉に詰まってますけど。
無理もないような…?


2018/06/01 (Fri) 

 

☆誰も困りません


先月、キース君に持ち掛けられた、別の世界への引き抜き話。
御本尊様なども整えるから、元老寺ごと来てくれという申し出で。

シロエ 「またとない、いいお話でしたよ。誰にとっても」
キース 「なんだって!?」
シロエ 「キース先輩はVIP扱いで、ぼくたちには平和で…」

誰も損なんかしませんからね、とシロエ君のダメ押し。

シロエ 「特別手当を貰えるアテも無いですし、あの話なら…」
マツカ 「全てが丸く収まりましたよ、どう考えても」

元老寺の住職が変わった所で、檀家さんも困らないでしょう、と。

マツカ 「新しい住職が入るわけですし、お寺は大繁盛で…」
シロエ 「檀家さんの負担はグンと減りますよね、儲かるのなら」

負担金が安くなりそうですよ、とシロエ君。

シロエ 「今だと修理とかになったら、寄付を募るんでしょう?」
キース 「それはそうだが…」
スウェナ「儲かってるなら、一口分が安くなるわよ、きっと」

檀家さんにも儲けを還元、とスウェナちゃんも頷く負担金の額。

スウェナ「檀家さんだって、きっと喜ぶわ!」
キース 「いや、しかし…! 地域との御縁というのはだな…」
サム  「大事なのかもしれねえけどよ、金の負担は…」

少ない方が嬉しいよな、とサム君までが。

サム  「次に話があった時には、断るなよな!」
キース 「待ってくれ! 俺の命はどうなるんだ!」

SD体制の世界なんだぞ、とオタオタしている副住職。

キース 「人類軍の船が追ってくるとか、戦闘だとか…」
シロエ 「その辺はプロにお任せですよ! 誰かさんに!」

サボっていたって、船は安全みたいですしね、とニコニコニコ。

シロエ 「キース先輩たちを迎えたら、もっと気合が!」
ブルー 「入るだろうねえ、御本尊様を守れば御利益絶大だから」
ジョミー「全力で頑張ってくれる筈だよ、安心だってば」
キース 「あいつに命を預けるのか?」

不本意すぎる話なんだが、と言ってますけど。
別にいいのでは…?


2018/06/02 (Sat)

 

☆元気で留守がいい


キース君に先月持ち掛けられたのが、別の世界への引き抜きの話。
元老寺ごとソルジャーの世界に引越し、宇宙船で暮らすのだとか。

シロエ 「先輩の命を預けるんなら、頼りになると思いますけど」
マツカ 「ええ。最強のミュウだという話ですし、安心ですよ」
サム  「人類軍とやらが攻めて来てもよ、あいつだったら…」

サックリ撃退するんでねえの、とサム君の笑顔。

サム  「そうでなくても、邪魔をしたヤツは容赦しねえって…」
シロエ 「よく言ってますよね、夜に来る敵は特に憎いと」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ なんだっけ、大人の時間だったっけ?」

それを邪魔されるからなんだよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「だから嫌いで、大人の時間が大好きで…」
サム  「うんうん、それをサポートするのがキースの役目で…」
シロエ 「御本尊様ごと、船で頑張るわけですからね…」
ブルー 「本当に気合が入りまくりだよ、船を守るために!」

こっちの世界にも来なくなるよ、と生徒会長も。

ブルー 「たまにはグルメで、ちょっと来るかもしれないけれど」
シロエ 「その程度に激減しますよね…。今よりもずっと!」
ジョミー「こっちで法要にこだわらなくても、船で出来るもんね」

お盆の棚経も、春と秋のお彼岸の法要も無くなる、とジョミー君。

ジョミー「凄く平和になりそうだしさ…。アリだよね、それ」
シロエ 「キース先輩の命が無事なら、誰の心も痛みませんよ」
キース 「なんだって!?」
シロエ 「死なれたら寝覚めが悪いですけど…」

別の世界で元気だったら充分です、とニコニコニコ。

シロエ 「えっと…。亭主元気で留守がいい、でしたっけ?」
スウェナ「そうね、キースにも大いに当てはまりそうよ」
サム  「キース元気で留守がいい、ってことで最高だぜ、うん」
一同  「「「イイネ!!!」」」
キース 「お、お前たち…」

そこまで言うか、とキース君、言葉に詰まってますけど。
無理もないですよね…?


2018/06/03 (Sun) 

 

☆出て行って欲しい


ソルジャーからキース君への提案、そっちの世界に移住すること。
誰もが魅力を感じていまして、今も惜しいと思っているわけで…。

シロエ 「いいですか? キース先輩が此処にいてですね…」
サム  「俺たちが得をするようなことが、何かあったのかよ?」

一つも思い付かねえんだけど、とサム君、バッサリ。

サム  「特別手当が欲しいくらいに、ババばっかりでよ…」
シロエ 「おまけに払えないんですよね、特別手当」

払ってくれるなら、まだ同情の余地もありますが…、とシロエ君。

シロエ 「先輩のお給料はお小遣いだけで、財源ゼロですしね」
ジョミー「出世払いの方も希望が無いよね、この先も、ずっと」

アドス和尚が現役の間は絶対に無理、とジョミー君の嘆き。

ジョミー「高校生だからって、お小遣いだけに決まってるしさ」
スウェナ「そうなのよね…。でもって、ババだけ無限ループよ?」

お盆の棚経に、春と秋のお彼岸の法要に…、と折ってゆく指。

スウェナ「他にもババを引かされまくりの毎日じゃない!」
キース 「今月は、まだ何も起こっていないと思うが!」
シロエ 「現時点では、っていうだけでしょう?」

一寸先は闇なんですよ、とシロエ君の冷たすぎる視線。

シロエ 「誰だって人生そうなんですから、先輩の場合は…」
サム  「俺たち以上にババを呼ぶよな、半端ねえのを」

自覚があるなら引越ししろよ、とサム君、キッツイ一言。

サム  「親父さんたちは、置いて行ってもいいからよ」
シロエ 「それでは詰めが甘いです! アドス和尚ごとです!」

もちろんイライザさんもですね、とシロエ君の据わっている瞳。

シロエ 「そのためだったら、元老寺を潰してもいいと思います」
マツカ 「穏便にやるなら炎上ですよね、ツイッターで…」
スウェナ「@副住元老で、お寺の悪口を呟くのよね?」
キース 「頼むから、それだけは勘弁してくれ!」

元老寺が本当に潰れてしまう、と顔面蒼白の副住職。
ピンチですね?


2018/06/04 (Mon)

 

☆御本尊様も嬉しい


先月のソルジャーからの提案、キース君を家族ごと引き取ること。
元老寺は別の世界のシャングリラに引越し、とても魅力的な案で。

シロエ 「元老寺そのものは潰れませんよね、このやり方だと」
マツカ 「御本尊様ごと、買い取られるというだけですからね」
サム  「何処かのお寺の末寺になって、栄えるんだろ?」

御利益を謳って売り出されて…、と僧籍な人。

サム  「御本尊様もお喜びになると思うぜ、お参りが増えて」
スウェナ「宿坊も大入り満員よ? 従業員さんも安定の雇用継続」
ブルー 「お給料もグンと増えるんじゃないかな、ボーナスもね」

大繁盛なら、それに見合うだけの給料が出る、と銀青様も。

ブルー 「御本尊様だって、下にも置かないおもてなしでさ…」
サム  「うんうん、お身拭いとかも派手にやりそうだよな」
ブルー 「それはもう! 御利益を配らなきゃいけないからね!」

御本尊様を拭った布は、それは有難いお守りに…、とニコニコ。

ブルー 「今の元老寺じゃ、それなりの扱いはしていても…」
シロエ 「お守りとしては売ってませんよね、聞いてませんから」
キース 「そ、それは…。その通りなんだが…」

失礼のないよう、お焚き上げで処分しているだけで…、と副住職。

キース 「しかし、布まで売り出さなくても!」
ブルー 「常識だったと思うけどねえ、坊主の世界じゃ」

有名なお寺の仏様となれば、お身拭いの布は貴重品、との指摘。

ブルー 「お金を積んでも買えないくらいに、人気なんだよ?」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「コネが無いと、まず手に入らないしね!」

コネにプラスして、相応の額の寄進が必要、と銀青様の解説。

ブルー 「元老寺の御本尊様だって、そうなることは可能だよ!」
サム  「凄腕の住職が売り出した時だよな?」
ブルー 「うん。御本尊様も、お困りにはならないよね」
キース 「うう…」

なんてことだ、と副住職、絶句。
御本尊様にも見捨てられそうですね…?


2018/06/05 (Tue)

 

☆お盆も楽です


ソルジャーが先月言い出したのが、キース君を欲しいという提案。
家族ごと別の世界に引き取るそうで、そうなればかからない迷惑。

サム  「御本尊様も大満足だしよ、是非、そうしろよな!」
シロエ 「ぼくたちも嬉しいですからね。先輩が引っ越せば」
スウェナ「平和になるのは間違いないもの、引越しなさいよ!」

たまの里帰りは許してあげるわ、と上から目線。

スウェナ「こっちの世界が恋しくなったら、お正月くらいは」
シロエ 「そうですね! お盆は絶対、駄目ですけどね」

いくら帰省の定番でも…、とシロエ君。

シロエ 「お盆は向こうで大事な仕事がありますから!」
マツカ 「棚経ですよね、気合を入れて」
ジョミー「それしかすること無いもんね…。一ヶ所だけだし」

檀家さんを端から回らなくても大丈夫、とジョミー君の相槌。

ジョミー「今だとアドス和尚と二人がかりで、必死だけどさ」
サム  「うんうん、檀家さんは一軒だけってことになるしよ…」

あっちのシャングリラだけだよな、とサム君も笑顔。

サム  「キースも親父さんも、グンと楽になるぜ?」
キース 「どの辺がだ!」
サム  「まず、卒塔婆書きがねえじゃねえかよ」

お盆の前の卒塔婆地獄な、と僧籍な人。

サム  「今だと、とんでもねえ数を書かなきゃいけねえけどよ」
ジョミー「あー! 檀家さんが一軒だけなら、一本だよね!」
ブルー 「そういうわけでもないけどね…。厳密に言うと」

檀家さんの数と卒塔婆の数は一致しない、と銀青様のお言葉。

ブルー 「仏様の数によって変わるんだよ、そこは」
ジョミー「そっか…。でも、誰かさんの世界だと…」

一本だよね、とジョミー君の問い。

ジョミー「仏様は、一人だけだしさ…」
ブルー 「アレを一人と言うかはともかく、まあ、一本だね」
サム  「楽じゃねえかよ、引っ越せよな、マジで」
キース 「そ、そんな…!」

俺の一存で決められるか、と言ってますけど。
お寺が潰れたら即決ですよね…?


2018/06/06 (Wed)

 

☆ツイートしたい


先月のソルジャーからの提案、キース君を家族ごと持ち帰ること。
今も誰もが乗り気なわけで、是非ともお願いしたい引越し。

シロエ 「先輩の意見は聞いていません、ぼくたちの問題です!」
スウェナ「そうよね、ババを引かされまくりの日々にサヨナラ!」

キースさえいなくなってくれたら万々歳よ、とスウェナちゃん。

スウェナ「元老寺が例のお寺の逆鱗に触れたら、それで解決!」
シロエ 「買い取られてしまって、新しい住職が入りますしね」
ジョミー「たちまち路頭に迷うらしいしね、お寺の場合は」

法律も助けてくれなくてさ、とジョミー君も覚えている話。

ジョミー「だけど、キースの所は安心! 誰かさんがいるから!」
サム  「親父さんも、おふくろさんも、纏めて引き取るって…」

言っていたよな、とサム君、人のいい笑み。

サム  「御本尊様もお喜びになる結末なんだし、もう最高だぜ」
シロエ 「お参りの人が引きも切らなくて、栄えますしね」
マツカ 「じゃあ、やりますか? 先月、やりそびれたのを」

ツイッターのアカウントを作りましょうか、と御曹司。

マツカ 「@副住元老で呟いていれば、誰か来ますよ」
シロエ 「しかも最悪な裏話ですしね、大人気のお寺の」
スウェナ「先月に此処で聞いた話を、端から呟けばいいのよね?」

大ヒットするまでの舞台裏を…、とスウェナちゃん、ニヤリ。

スウェナ「ツイッターでその手の話は人気よ、リツイートの嵐!」
シロエ 「反対する人も出て来ますしね…。じきに炎上です」
マツカ 「ハッシュタグをつければ、もっと早いですね?」

例のお寺の名前でいけば…、と御曹司もニコニコ。

マツカ 「トレンド入りを果たすかもです、検索ワードの」
シロエ 「そのように持って行きましょう! 全力でツイート!」
サム  「それでキースが消えてくれるなら、やる価値あるよな」
キース 「勘弁してくれ…!」

別の世界に行くのも嫌だし、親父も怖い、と副住職。
どうなりますやら…。


2018/06/07 (Thu) 

 

☆月参りも楽です


ソルジャーが先月言い出したのが、キース君と家族のお持ち帰り。
シャン学メンバーにとっては美味しい話で、今も乗り気がMAX。

シロエ 「アドス和尚も、きっと許してくれますよ!」
サム  「うんうん、寺から追い出されても、安心だしよ…」

別の世界で楽に暮らせるんだぜ、と僧籍な人。

サム  「山のような卒塔婆も書かなくていいし、月参りもよ…」
ジョミー「それも無いよね、檀家さんなんかいないんだから」
ブルー 「いなくなるねえ、代わりに一つ来るかもだけど」

今は月参りの無い仏様が、と銀青様が傾げる首。

ブルー 「とはいえ、アレには命日が無いし…」
サム  「ねえんだったら、月参りはねえよ」
ブルー 「そうなんだけどさ…。こう、オプションで…」

せっかく丸ごと貰ったんなら、頼むかもね、とニコニコニコ。

ブルー 「毎日が命日だとか、無茶を言い出しかねないよ」
一同  「「「あー…」」」

相手はキノコだったっけ、と頷く御一同様。

シロエ 「シーズン中なら、毎日、何処かで枯れてますよね」
マツカ 「枯れると言うか、萎むと言うか…。キノコですから」

でも確実に仏様にはなっていますね、と御曹司も。

マツカ 「それを弔うわけですか…。毎日、毎日」
ブルー 「月参りだからね、それこそ年中無休でお参りかな」

祥月命日以外の月でも、その日に参るものだから、と。

ブルー 「でもまあ、行くのは一軒だけだし、楽なものだよね」
ジョミー「自転車もスクーターも要らないもんね…」
シロエ 「そうです、そうです! コミューターで出勤ですよ」

シャングリラの中の移動はコミューターです、とシロエ君。

シロエ 「あれに乗っかって楽々移動で、お参りも一ヶ所です」
サム  「いいじゃねえかよ、親父さんにも孝行できるぜ」
ブルー 「結果的には孝行息子で、褒めて貰えるかと思うけどね」
キース 「そんなわけがあるか!」

相手は親父だ、とガクガクブルブル。
キース君、どうなるんでしょう?


2018/06/08 (Fri)

 

☆ツイートするなら


ソルジャーの先月の美味しい提案、キース君を家族ごと持ち帰り。
今も乗り気なシャン学メンバー、そうなって欲しい気持ち満々。

シロエ 「さっきも言ったと思いますけど、先輩の意見は…」
サム  「聞いてねえよな、聞きたくもねえし」

俺たちが何度ババを引いたと思ってるんだ、とサム君、ギロリ。

サム  「おまけにババは無限ループで、終わらねえしよ…」
ジョミー「特別手当も貰えないんだし、ホントにババだよ」
スウェナ「自分で何とか出来ないんなら、引越しなさいよ!」

安全は保証されてるんだし、と詰め寄るスウェナちゃん。

スウェナ「誰かさんが迎えに来るように、してあげるから!」
マツカ 「それじゃ、アカウントを作りましょうか」
シロエ 「@副住元老ですね、もう早速に炎上ですよ!」

初ツイートは何がいいでしょうか、とシロエ君、ウキウキ。

シロエ 「キース先輩っぽくなくても、印象的なのでしょうか?」
サム  「あー…。掴みってヤツが大事だよなあ、ツイッターは」

まずフォロワーを増やさねえと…、と頷くサム君。

サム  「でないとリツイートして貰えねえし、何かいいヤツ…」
シロエ 「えーっと…。何でしたっけ、お盆に盛り上がるのは?」
一同  「「「お盆?」」」
シロエ 「お盆の前から盛り上がるっていうハッシュタグですよ」

確かそういうのがあった筈で…、とシロエ君が探っている記憶。

シロエ 「まとめサイトも出来るくらいに、大人気のです」
サム  「ひょっとして、#坊さんあるある盆ってヤツかよ?」
シロエ 「それです、それです! でも、お盆ですか…」

そのハッシュタグは使えませんね、と深い溜息。

シロエ 「まだお盆には早すぎますし、人が来ません」
ジョミー「これはどうかな、何か聞きたいことある? は」
一同  「「「へ?」」」
ジョミー「俺、副住職なんだけど、って!」
一同  「「「イイネ!」」」

一気に人が集まりそうだ、と上がる歓声。
お坊さんに質問…?


2018/06/09 (Sat)

 

☆お坊さんに質問


ソルジャーが先月思い付いたのが、キース君と家族のお持ち帰り。
シャン学メンバーにも魅力的な話で、実現させたい気持ちで一杯。

シロエ 「お坊さんに質問、してみたい人、多いでしょうしね」
ブルー 「そうだね、興味本位の若者じゃなくても、多いかな」
一同  「「「は?」」」

なんで若者以外が飛び付くのだ、と一同、キョトン。

ジョミー「あのさあ…。若くない人が、何を訊くわけ?」
ブルー 「菩提寺とかには、質問できない話かな」
シロエ 「それって、お寺のサポートが無いってことですか?」

訊いても教えて貰えないなんて…、とシロエ君の問い。

シロエ 「檀家さんのサポートも、大切だろうと思いますけど…」
ブルー 「そうなんだけどね…。面と向かっては言えないとかね」
スウェナ「いったい何を伏せるのよ?」
ブルー 「檀家さんが一番悩むのは、お布施の額かな」

いわゆる「お志」のこと、と銀青様。

ブルー 「いくらですか、と訊きに行っても、ハッキリ言わない」
サム  「あー…。お志で、って答えるらしいよな?」

金額は絶対言わねえのな、と僧籍な人も頷く習慣。

サム  「ブルーの場合は指が一本とか、ズバッと言うけどよ…」
ブルー 「アレも相手によるんだよ。檀家さんなら言わないね」

ぼくはお寺を持ってないから、好きに言える、と銀青様の解説。

ブルー 「だけど普通の坊主は言わないものでさ…」
サム  「謎だって言うよな、いろんな料金」
ブルー 「うん。菩提寺が無くて、業者任せならいいけどね」

そっちのコースなら明朗会計、と明かされる事情。

ブルー 「でもねえ、何処のお寺も料金表は無いのが基本で…」
シロエ 「分かりにくいんですね?」

それで一般の人も飛び付くんですね、とシロエ君。

シロエ 「じゃあ、そのツイートで始めましょう!」
マツカ 「何か聞きたいことある、ですね?」
キース 「待ってくれ!」

マジでヤバい、とキース君、顔面蒼白ですけど。
さて、どうなる…?


2018/06/10 (Sun)

 

☆楽に暮らせます


先月のソルジャーからの提案、キース君を家族ごと持ち帰ること。
とても乗り気なシャン学メンバー、その方向へと動いてまして…。

シロエ 「マツカ先輩、アカウントよろしくお願いします!」
マツカ 「@副住元老ですね、すぐ作りますよ」
キース 「頼むから、それだけはやめてくれ!」

本当に俺の未来がパアだ、と副住職、土下座。

キース 「いくら命は保証されていても、あの親父ごと…」
シロエ 「誰かさんの世界のシャングリラですよ、住めば都です」
ジョミー「月参りが毎日あるにしたって、一ヶ所だしさ…」

移動するのはコミューターだし、楽勝だよね、とジョミー君も。

ジョミー「それにお盆の卒塔婆書きも無くて、楽だと思う!」
サム  「年中無休な坊主の生活、ガラリと変わるぜ」

ブラック企業を上回るヤツな、と僧籍な人。

サム  「ハードな労働は全くねえしよ、この世のお浄土!」
ブルー 「それは言えるね、坊主は天国じゃなくて極楽だから」

これからは楽をして暮らしたまえ、と銀青様もプッシュ。

ブルー 「アドス和尚も分かってくれるよ、船に慣れたら」
シロエ 「楽な生き方ですもんねえ…。三食昼寝つきっぽいです」
サム  「ついてるんでねえの?」

あの馬鹿野郎が、そういう生き方をしてるんだしよ、とサム君。

サム  「食事は好きじゃねえみたいだけど、おやつだっけか?」
ジョミー「そう、そう! 三食おやつだったらいいのに、って!」

でもってサボリ放題だよね、とジョミー君も頷く誰かさんの毎日。

ジョミー「キースもサボリ放題になれるよ、引っ越せば!」
スウェナ「アドス和尚も、もちろんサボリ放題なのよね」

きっと喜んでくれる筈よ、とスウェナちゃんも笑顔。

スウェナ「長い目で見ればいい生活だし、許してくれるわ!」
シロエ 「ええ。最初は激怒でしょうけどね」
サム  「孝行息子だと思ってくれるぜ」

親父さんに孝行しろよな、とサム君が叩く副住職の肩。
キース君、ピンチ…?


2018/06/11 (Mon)  

 

☆その前が悲劇


ソルジャーが先月言い出したことが、キース君一家のお持ち帰り。
未だに乗り気なシャン学メンバー、せっせとプッシュしてまして。

サム  「いい息子だよな、親父さん思いの…。本当によ」
シロエ 「そうです、そうです! 重労働から解放されますし」
スウェナ「問題は花街遊びとかだけど、なんとかなるわよね?」
マツカ 「なると思いますよ?」

誰かさんに頼めば解決でしょう、と御曹司の笑顔。

マツカ 「アドス和尚を、こっちの世界に連れてくるだけですし」
ジョミー「漢方薬を仕入れるついでに、サービスだよね?」
マツカ 「ええ。日頃お世話になっている分、心をこめて」

花代とかも出してくれますよ、とニコニコニコ。

マツカ 「ですから引越しても安心ですよね、いろんな意味で」
シロエ 「早く作りましょう、アカウントを!」
キース 「勘弁してくれと言ってるだろう!」

本当に俺が殺される、と副住職、半ばパニックでして。

キース 「引越した後は何とかなっても、その前にだな…!」
ジョミー「罰礼三千回だとか?」
サム  「いやいや、そこは一万でねえの?」

一日中やっても終わらねえくらい、と僧籍な人。

サム  「元老寺を潰したような息子じゃ、一万でもよ…」
ブルー 「甘いかもねえ、相手はアドス和尚だし…」

殴る蹴るだって、あるのかもね、と銀青様も。

ブルー 「キース、その辺はどうなんだい? お父さんの腕は」
キース 「はあ?」
ブルー 「君は柔道をやっているけど、アドス和尚は?」

何か格闘技の達人だろうか、という質問。

ブルー 「得意の武芸があるんだったら、それがキマるかも…」
一同  「「「あー…」」」

それはあるな、と頷く御一同様。

ブルー 「空手とか、合気道だとか…。何かあるかな?」
キース 「武道の心得はあるかもしれん。聞いていないが」
シロエ 「知らないんですか?」
キース 「親父だからな!」

坊主一筋だと言いたいタイプ、との答え。
さて、真相は…?


2018/06/12 (Tue)

 

☆殺されそうです


先月のソルジャーの提案に乗って、サヨナラしたいのがキース君。
家族ごと別の世界に引越し、そうなれば安心なシャン学メンバー。

サム  「格闘技かあ…。アドス和尚なら、やってそうだぜ」
シロエ 「同感です。でも、キース先輩にも秘密だなんて…」
ブルー 「大きな声では、言えないのかもしれないよ?」

学生プロレスとかだったらね、と銀青様、いえ、生徒会長。

一同  「「「学生プロレス?」」」
ブルー 「大学では、けっこう人気なんだよ。学生プロレス」

覆面レスラーなんかもいてさ…、と始まる解説。

ブルー 「リングネームが、また凝ってるんだよね」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「学生だけに、ノリも大切だから…」

凝っている反面、馬鹿っぽいのも山ほどあるね、とニッコリと。

ブルー 「アドス和尚がやってた場合は、覆面レスラーかな?」
ジョミー「でもって名前が凝ってるんだね、物凄く?」
ブルー 「馬鹿っぽい方かもしれないよ? ほら、渾名がさ…」

確かクリームちゃんだったのでは、と生徒会長の指摘。

ブルー 「法名をもじった直球勝負で、クリームちゃん」
スウェナ「そういえば聞いた気がするわよね…」
シロエ 「じゃあ、リングネームも、そっちからですか?」

クリームちゃんを捻っていたんでしょうか、とシロエ君。

シロエ 「シュークリームとか、クリームソーダとか…」
ブルー 「有り得ない話じゃないけれど?」

とてもキースには話せないね、とニヤリ。

ブルー 「過去の話はサックリと伏せて、坊主一筋!」
サム  「アドス和尚なら、やりかねねえなあ…」

でもってプロレスの技をかますのな、と僧籍な人。

サム  「よくも元老寺を潰しやがって、と思いっ切りよ…」
ジョミー「それ、死ねるよね…」
スウェナ「あの巨体からプロの技を出されたら、キースでも…」
キース 「真面目に死ねると思うんだが!」

頼むから俺を殺させないでくれ、と副住職、必死。
どうなるんでしょう…?


2018/06/13 (Wed)  

 

☆名前が知りたい


ソルジャーからの素敵な提案、キース君を家族ごと持ち帰ること。
先月に出た話ですけど、乗り気なのがシャン学メンバーだけに…。

キース 「お前たち、本気で俺を殺したいのか!?」
シロエ 「先輩とサヨナラ出来るんだったら、それも一興です」

プロレスの技も食らって下さい、とシロエ君、キッパリ。

シロエ 「元老寺を潰したバカ息子として、思いっ切り!」
キース 「親父に技を食らった挙句に、別の世界に行けと!?」
サム  「いいんでねえの? 引越した後は楽が出来るぜ」

年中無休の坊主な暮らしが一転するしよ、とサム君も。

サム  「親父さんも分かってくれると思うぜ、その内によ…」
シロエ 「ですよね、学生プロレスをやってたほどなら…」

きっと切り替えも早いですよ、とシロエ君の笑顔。

シロエ 「何だったんでしょうねえ、リングネームは?」
ブルー 「クリームちゃんと同じで、誰かがつけてくれたかもね」

うんとセンスのある人が…、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「法名が埃須(アイス)だから、アイスクリームで…」
ジョミー「そうだっけ! アイスクリームのクリームちゃんだ!」
マツカ 「いいセンスですよね、その渾名…」

それをつけた人がプロデュースしたかも、と御曹司の説。

マツカ 「俺に任せろとか、張り切りそうな感じですよ」
スウェナ「気になるわよねえ、リングネーム…」
ジョミー「キースが食らってくれれば分かるよ、きっと!」

決めポーズとかもあると思う、とジョミー君が乗り出す膝。

ジョミー「リングネームを名乗りたくなる瞬間だよね!」
サム  「確かに、名乗らなきゃ損だよな」

覆面レスラーだったとしても、とサム君も同意。

サム  「やっぱりキースは食らうべきだぜ、親父さんの技!」
シロエ 「ぼくたちの好奇心を満たして、引越しですね?」
一同  「「「賛成!!」」」
キース 「お、お前たち…」

そこまで俺を追い詰めるのか、と呻いてますけど。
自業自得…。


2018/06/14 (Thu)

 

☆知りたくなる名前


ソルジャーが先月提案したのが、キース君を家族ごとお持ち帰り。
そうなれば嬉しいシャン学メンバー、追い出す相談をしてまして。

シロエ 「アドス和尚のリングネームは、知りたいですよね!」
サム  「うんうん、キースが消える前には聞いときたいよな」
キース 「お前たちに教える義理などは無い!」

技を食らって殺されるのは俺だからな、と副住職の渋面。

キース 「たとえ親父が名乗ったとしても、絶対に言わん!」
シロエ 「そうなんですか? ケチですねえ…」
スウェナ「お坊さんらしくないわね、ソレ」

広い心を持ちなさいよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「キースの法名の休須(キュース)も、そうでしょ?」
サム  「あー…。須弥山で休めるくらいの境地だっけな」
ジョミー「音だけ聞いたら急須だけどね…。お茶を淹れるヤツ」
キース 「言わないでくれ!」

あの法名は俺も嫌なんだ、と叫んでますけど。

シロエ 「先輩の意見は聞いていません。それよりもですね…」
マツカ 「アドス和尚のリングネームが問題です」
スウェナ「私たちには内緒だなんて、有り得ないわよ!」

ちゃんと喋って行きなさいな、と詰め寄る人。

スウェナ「それならリングネームに免じて、餞別くらいは…」
シロエ 「贈ってあげてもいいですねえ…。サヨナラの時に」
キース 「なんでそうなる!」

どうして俺が引っ越さなければならんのだ、と言われましても。

ジョミー「ぼくたちに迷惑かけまくりだから、仕方ないよね」
サム  「最後にサービスして行けよな。親父さんの名前!」
シロエ 「そうです、リングネームで許せます!」

餞別を贈る程度にならば、とシロエ君。

シロエ 「ですから、技を食らって下さい!」
キース 「誰が喋るか、親父にリングネームがあっても!」
ブルー 「ふうん…? まあ、奥の手はあるけどね」
キース 「は?」
シロエ 「奥の手ですか?」

どんな方法なんでしょうか、とシロエ君の輝く瞳。
奥の手って…?


2018/06/15 (Fri) 





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