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シャングリラ学園つれづれ語り

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白拍子から一転、緋色の衣で楽太鼓を叩いて阿弥陀経を読んだ生徒会長。
シャン学メンバーはビックリ仰天、キース君はガックリです。

ジョミー「お経って太鼓で読めるんだ…」
ブルー 「最近は出来る人も減ったし、キースも習えば良かったのに」
キース 「先生方の実演を見てから憧れってヤツはあったんだが…」

元老寺に伝わっていない以上は仕方が無い、とキース君。
やっているお寺が羨ましくても、無い袖は振れず。

ブルー 「そんなの、どうでもいいんだよ。修得すれば君のものだし」
キース 「だが、親父にも無い技を若輩者の俺が披露するというのも…」
ブルー 「きちんと習えば問題ないだろ、そういう流儀はあるんだから」
キース 「し、しかし…」
ブルー 「今更大学には戻れないって? じゃあ、我流で」
キース 「我流だと?」
ブルー 「そう。ぼくがやるのを録音しといて練習するとか」
キース 「それは思い切り邪道だろうが!」
ブルー 「太鼓に関しては宗定は無いよ? 邪道も何も」
キース 「そ、そうだったのか?」
ブルー 「あーあ、習ってないとこれだから…。無いんだってば」

宗定というのは、総本山でキッチリと決めた決まりのことでございます。
お経だと鐘や木魚の叩き方が細かく決まっているわけでして。

ブルー 「宗定が無い以上、あるのは基本の約束事だけ! 我流で充分」
キース 「そう言われてもイマイチ自信が無いんだが…」
ブルー 「要は気持ちよくノリノリで読めればいいんだよ、アレは」

途中で本来の叩き方とは違うアドリブをかますのもOKだそうで。

キース 「ア、アドリブ…」
ブルー 「叩いてる方も楽しいんだよね、アレ。だからさ、君も」
キース 「分かった、いずれ挑戦してみる」
ブルー 「その意気、その意気。その勢いで神楽舞の方も頑張って」
キース 「か、神楽舞…」

忘れ去っていたらしいキース君と、ズズイッと進み出る雅楽会メンバー。
今度こそ逃げ場が無さそうですけど、さてどうなる?

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