拍手ありがとうございました!
生徒会長の白拍子舞に太鼓を叩いての阿弥陀経。
果ては雅楽会まで登場したお田植え祭の準備、順調に進行いたしまして。
巫女さん「これでなんとか見られますでしょう。頑張りましたね」
キース 「は、はいっ! ご指導ありがとうございました!」
雅楽会員「いやいや、お疲れ様でした。では明日、会場の方で」
キース 「お世話になりました。ありがとうございました!」
ブルー 「手間を取らせて悪かったねえ。じゃ、明日はよろしく」
引き揚げてゆく雅楽会員たちに手を振る生徒会長、とっくに私服。
それもその筈、キース君の練習に付き合う内に思い切り夜でございます。
宇宙船で夜というのもアレですけども、標準時間はあるわけで。
ブルー 「さてと、練習も終わったし…。食堂に行く?」
ジョミー「えっ、お弁当を届けてもらったよ? 他にも食べていいの?」
ブルー 「夜食も食べられないんじゃストレスたまるよ、宇宙ではね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 食堂は24時間営業だよ!」
キース 「疲れはしたが…。やはり食っておいた方がいいんだろうな」
ブルー 「そりゃね、バテた巫女さんなんて絵にならないし!」
ついでに会場も下見しておこう、と連れてゆかれたシャン学メンバー。
農業専用スペースに行けば、広大な田んぼの横に小さな田んぼが。
更に祭壇やら舞殿まで出来ているようですが…。
キース 「な、なんだコレは!」
ブルー 「舞殿だけど? 田んぼの畦で舞う気だったのかい?」
キース 「そ、それは…。しかしこれでは…」
ブルー 「お祭りなんだし、目立ってなんぼ!」
派手にやらなきゃ、と生徒会長。
まあ逆らっても無駄というもので、食堂へゾロゾロ移動して…。
夜食の定番はやはりラーメン、熱々を皆で啜りながら。
ジョミー「お田植え祭をするのはいいんだけどさ、神様って誰?」
ブルー 「神様?」
ジョミー「誰のお祭りかって聞いてるんだよ」
祭壇が作ってあったよね、とジョミー君。
シャングリラ号の御祭神って…誰?