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お田植え祭の後は田植えレースだそうでございます。
ジョミー君たち、優勝を目指して生徒会長チームに所属いたしましたが。
キース 「例年やっているとか言ったな? GWに見た覚えが無いが」
ブルー 「スケジュールによって変わるからねえ、中継の年が多いかな」
生徒会長たちがシャングリラ号にいない時にはレースの模様は中継で。
お田植え祭での田植え要員を分けるジャンケンも、勿論、地球で。
ブルー 「やっぱりナマが最高だよね。コネもOK、応援係もいるし」
キース 「俺は本当に舞うしかないのか?」
ブルー 「そりゃもう。景気づけには舞が一番!」
頑張って畦で舞いたまえ、と生徒会長。
雅楽会員も敷物を敷いて楽器を構え、いざレース開始!
ブラウ 「ちょーっと汚ないんじゃないのかい? 田植え係を独占だよ」
ヒルマン「いやいや、勝負は分かりませんぞ」
エラ 「クルーは全員熟練ですしね。ジョミーたちは素人ですよ」
ゼル 「田植え機の性能の見せどころじゃ! 今年は自信作なんじゃ」
ブラウ 「あんた、またエンジンとかを改造したね…」
ゼル先生チームの田植え機、速いスピードで進んでおります。
猛スピードとまではいきませんけど、他チームをぐんぐん引き離し中。
ブルー 「うーん、苗の植え方が下手くそだったら反則負けなのに…」
スウェナ「田植え機の改造はアリなのね?」
ブルー 「残念ながらアリなんだ。これはマズイかも…」
負けるかもね、と生徒会長は腕組みをして苦い顔。
一方、畦で舞っているキース君は心に余裕が出て来たようで…。
キース 『おい、俺たちの敗色は濃いぞ』
田植男子『『『えっ?』』』
キース 『ゼル先生のチームが優勢だ。移籍しないか?』
ブルー 「ちょ、ちょっと! 移籍って何さ!」
思念波がダダ漏れレベルなだけに、移籍談義は筒抜けで。
ゼル 「おお、移籍とな! 大歓迎じゃ」
神主姿のゼル先生も大喜び。
ジョミー君たち、植える田んぼを引っ越しですよ~。
行き損なったラフティングは教頭先生の引率で仕切り直しに。
ドキドキ、ワクワクの休日です。
ラフティングと言えば急流下りですけども…。
スピードが苦手な教頭先生、巻き込まれずに無事に逃げ切れるのか?
シャン学アーカイブに『夢見る春の日』全3話を追加収録いたしました。
5回目の入学式で新年度の幕開け。相変わらずの面々ですが、一人だけ
夢を見ている人が。教頭先生の大それた夢は叶うのでしょうか…?