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シャングリラ号での最後の夜は田植えレースの優勝祝賀会。
ゼル先生の大盤振舞いで大満足のシャン学メンバー、意気揚々と部屋へ。
ぐっすり眠って翌朝は…。
ブルー 「やあ。昨夜はゆっくり眠れたかい?」
キース 「勿論だ。お蔭様で神楽舞も綺麗に忘れたぜ」
ブルー 「それは結構。帰りのシャトルは昼前に出すから」
昼食は早めにね、と生徒会長。
シャン学メンバー、お田植え祭は忘却の彼方で楽しく過ごして。
サム 「食った、食った。また来年まで食えねえしな」
ジョミー「宇宙で食事って気分いいもんね、衛星軌道上でもさ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ シャトル、準備出来たよ!」
ブルー 「ぼくも一緒に帰るんだ。特に用も無いし」
ソルジャーの正装も不要だったしね、と生徒会長はニッコリと。
皆でシャトルに乗り、無事に着陸。
ブルー 「お疲れ様。バスが来る前にお召し替えかな」
全員 「「「は?」」」
ぶるぅ 「かみお~ん♪」
パァァッと走る青いサイオン。
アッと言う間にキース君は巫女さん装束、男子一同は茜襷に菅の笠。
キース 「な、なんだこれは!」
ブルー 「田植えレースの恨みだよ。裏切り者には罰が必要」
ぶるぅ 「えっとね、シンデレラになってるから!」
ブルー 「午前0時まで絶対、脱げない。存分に家族に笑われたまえ」
男子全員「「「えぇっ!?」」」
ブルー 「帰宅時間は延ばせないよ? 順番に家まで送るから」
シド 「おやおや、みんな大変身か。はい、バスに乗って」
お通夜のような顔の男子を乗せてマイクロバスは発進。
生徒会長、皆の家に出迎えに出るよう電話をしたので更に悲劇で。
ブルー 「スウェナ、写真はバッチリかい?」
スウェナ「撮ったけど…。これ、どうなるの?」
ぶるぅ 「月刊シャングリラに載せるんだって!」
ブルー 「お田植え祭を経て、家族と涙の再会だしねえ…」
愛と感動の物語、と笑い転げる生徒会長。
GWは仮装でフィナーレ、めでたし、めでたしでございます~!