拍手ありがとうございました!
お寺を身近なモノにするべき、と主張している生徒会長。
もっともな言い分ではございますけど、キース君の神楽舞とはまた別で。
キース 「俺は絶対やらないからな! 親父もそういう邪道は嫌いだ」
ブルー 「うーん、アドス和尚は確かに壁かも…」
ジョミー「頑固そうだもんね…。ブルーが言ってもダメなのかな?」
サム 「あー、銀青様の意見だったら聞くかもな!」
キース 「お前ら、俺を馬鹿にしてるのか!」
シロエ 「とんでもないです、エア散華だって凄かったですし」
スウェナ「そうそう、尊敬しているのよね」
だからこの際、御本尊様の前で神楽舞、と誰もが面白がっております。
生徒会長も大いに乗り気。
ブルー 「いいねえ、本人が嫌がる話は進めてなんぼ!」
キース 「ま、待て、俺に檀家さんの前で大恥をかけと?」
ブルー 「恥じゃないってば、親しみやすい元老寺への第一歩だよ」
サム 「だよな、お寺って入りにくい雰囲気だもんな」
ブルー 「女装して舞も舞えるんです、ってウケそうだけど」
キース 「くっそぉ、他人事だと思いやがって!」
ブルー 「とりあえずアドス和尚に提案しなくちゃ、銀青としてね」
君と一緒に帰っていいかい、と言われたキース君、顔面蒼白。
元老寺にまで押し掛けられては逃げ道が完全に消えそうですが…。
??? 「なるほど、嫌がる話は進めてなんぼ…ってね」
全員 「「「!!?」」」
バッと振り返った生徒会長とシャン学メンバー。
立っていたのはソルジャーこと別の世界の生徒会長のそっくりさん。
(会話表記はAブルー)
Aブルー「へえ…。これが月刊シャングリラねえ…」
ちょっと拝見、と手に取ったソルジャー、熱心に記事を読んでおります。
お田植え祭も田植えレースも、例によって覗き見していたらしく。
Aブルー「見物するのも楽しかったけど、特集もいいね」
ブルー 「わざわざ読みに来たのかい?」
暇らしいね、と生徒会長は深い溜息。
別世界からのお客様まで読みたがるとは、月刊シャングリラ恐るべし…。