シャングリラ学園でサマースクールを、と生徒会長は笑顔でございます。
確かに学校はスクールですけど、よりにもよってサマースクール。
キース 「あんた、本気か? そんなプランが通るのか!?」
ブルー 「ぼくを誰だと思ってるのさ? ソルジャーだよ?」
ジョミー「で、でも…。学校では普通に生徒なんじゃあ…」
ブルー 「忘れたのかい、春のお花見。校庭の桜を貸し切れただろ?」
シロエ 「学校を貸し切るつもりなんですか? 夏休みに?」
ブルー 「平日は難しいかもしれないけどね、土日だったら大丈夫かと」
キース 「土曜も部活なんかがあるだろうが!」
ブルー 「その辺は適当に理由をつけて貰うまでだよ、学校の都合で」
閉め切ってしまえば生徒は来ない、と生徒会長は自信満々。
ブルー 「ぼくから話を通しておくさ。今月の最後の土日でどうかな?」
マツカ 「28日と29日ですか?」
ブルー 「うん。君の家の竹藪は是非借りたいから、よろしくね」
ジョミー「竹藪って…何さ?」
ブルー 「そうめん流しをするんだろう? 学校に竹藪は無いんだよ」
キース 「あんた、そうめん流しもする気なのか!?」
ブルー 「それはもう。何処でやろうかな、グラウンドかな?」
シロエ 「大規模にやるならグラウンドですね、他の生徒がいないなら」
スウェナ「教頭先生は何処で出て来るの?」
ブルー 「引率役だって言っただろ? 責任者って所かな」
サム 「他の先生はどうするんだよ?」
ブルー 「さあねえ、野次馬根性で来ると言うなら止めないさ」
ジョミー「ゼル先生とか好きそうだもんね、そうめん流し!」
キース 「設備作りに燃えそうではある…か…」
ブルー 「それに責任感にも燃えていそうだ、ハーレイの監視」
全員 「「「監視?」」」
ブルー 「そう、監視。ぼくに手出しをしないように…ってね」
夜の校内で二人きりだと危険じゃないか、と生徒会長。
もしかしなくても教頭先生に迷惑をかけるというのは、それだったり…?
※7月28日に向けて。
ハレブルな『奇跡の青から』、本日も工事しております。
工事の邪魔をしたがる生徒会長と違って、親切なのが教頭先生。
ハレブルな世界に妄想ドップリでらっしゃいますから、もう御機嫌で。
今日も差し入れを頂きましたが、あのぅ……生徒会長が睨んでますよ?
←大前提な『奇跡の碧に…』は、こちらから。
※12日の夜からブログに障害が発生しておりました。
「入れなかった!」という方がおられましたら、ごめんなさい~。