食べ放題だった昼食の焼きそば、教頭先生は孤独に廊下で食べる羽目に。
礼法室の中の面子は陶器のお皿なのに、教頭先生は紙皿で。
サム 「あー、食った、食った! 美味かったなぁ」
ジョミー「えっと…。後片付けはどうするのかな?」
ブルー 「ハーレイに決まっているだろう? そのための引率役だ」
ゼル 「ハーレイ! 早く来んかい、皿洗いじゃ!」
ハーレイ「は、入ってもいい…のか?」
ブルー 「いいけどさ。ぼくの荷物に触ったりしたらコレだからね」
キッズ携帯をちらつかせている生徒会長。
教頭先生、しおしおと後片付けをしておられますが…。
ブルー 「暑い盛りだし、しばらく涼もう。ハーレイ抜きでゲームでも」
ゼル 「いいのう、わしは花札が得意なんじゃ」
シロエ 「賭けるんですか?」
ブルー 「やめた方がいいよ、ゼルはホントに強いから」
キース 「そうなのか…。挑みたい気もするが、やめておくか」
クーラーが効いた部屋で始まった花札勝負はゼル先生の一人勝ち。
生徒会長もサイオン抜きでは勝てないそうでございます。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ おやつはやっぱりカキ氷だよね!」
ゼル 「シロップもトッピングもたっぷりあるぞ」
ブルー 「うーん、何味にしようかなぁ…。あ、ハーレイを忘れてた」
キース 「あんたが廊下に出したんだろうが、ずいぶん前に!」
ブルー 「だって、後片付けが済んだら用は無いしさ。生きてるかな?」
ゼル 「死ぬようなタマじゃなかろうて。どれ、見てくるか」
どっこいしょ、と廊下を見に行ったゼル先生は…。
ゼル 「ふん、汗まみれで座っておったわい。どうするんじゃ?」
ブルー 「カキ氷は差し入れしておこうかな。肉体労働が待ってるし」
全員 「「「肉体労働?」」」
ブルー 「忘れたのかい、そうめん流し! ハーレイの出番だ」
竹を切るのは重労働、と生徒会長は手ずからカキ氷の差し入れに。
感激のあまり舞い上がってしまった教頭先生、これからどうなる…?
※7月28日に向けて。
ハレブルな『奇跡の青から』、後片付けを頑張っています。
早く現場を片付けないと、引き渡し前の掃除なんかが出来ないわけで。
ハレブルが嫌いな生徒会長、せっせと邪魔をしに来ますです。
呪詛の護摩焚きはやめたみたいですね、この暑さでは無理ないかも…。
←大前提な『奇跡の碧に…』は、こちらから。
7月28日(土)午後6時、『ハレブル別館』オープン予定。
シャン学アーカイブ内に開設いたします。
『奇跡の青から』は、そちらで発表。今しばらくお待ち下さいです。