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連休最終日もシャン学メンバーは元老寺の宿坊で全校ダンスの猛練習。
左右を逆にして踊れと言われたジョミー君とキース君は必死です。
キース 「だからだな、俺は墓回向を手伝わないと…」
ブルー 「お父さんは頑張るようにと言ってたよ? 後で見に来るって」
キース 「なんだって!? あんた、親父にバラしたのか?」
ブルー 「これだけの大音量で音楽を流せば気になるさ。ね、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「うん! ブルーは質問に答えただけだよ♪」
リオは完璧にマスターしたので帰ってしまい、残りの面子で踊りまくって…
アドス 「ほほう…。皆さん、なかなか見事でらっしゃる」
キース 「げっ、親父!?」
アドス 「練習だけで終わらせるのは勿体無いような出来ですなぁ」
ブルー 「そう思うかい?」
アドス 「仕上げは本堂で如何ですかな? 最近は寺でダンスもアリですぞ」
大きなお寺でダンスやライブが流行りの世の中。アドス和尚の憧れです。
もちろん生徒会長は二つ返事でGOサイン!
アドス 「いやいや、うちの本堂でダンスを踊って頂けるとは…」
ブルー 「木魚と鐘も使わせて貰っていいんだね?」
アドス 「銀青様の伴奏ですしな。御本尊様もお喜びになられましょう」
キース 「…なんでこういうことになるんだ…」
本堂で踊る羽目になってしまったシャン学メンバー。
生徒会長は御自慢の緋色の衣に着替え、木魚と鐘を叩いています。
鳴り響く『かみほー♪』のリズムでポクポクポク、ゴーン、ポクポクポク…。
アドス 「ありがたや、ありがたや。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
イライザ「キースもお友達と一緒に踊れて楽しそうですわね♪」
全校ダンスの練習の締めは、秋のお彼岸真っ只中の抹香臭い本堂で。
木魚と鐘が乱入したって踊れるとなればパーフェクトです。
元老寺の御本尊様の御加護を頂き、運動会はきっといい天気ですよ~!