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教頭先生が散々な目に遭わされたサマースクール。
謹慎処分なレッドカードはなんとか出ずに済み、数日を経て今日は8月。
シャン学メンバー、生徒会長のマンションに遊びに来ております。
ジョミー「あ~、暑かった~! なんでこんなに暑いのさ!」
サム 「そうかぁ? 朝はそこそこ涼しかったぜ」
ジョミー「始発のバスで来るようなサムと一緒にしないでよ!」
キース 「いや、それに関してはお前が悪い。朝のお勤めなんだからな」
スウェナ「そうよ、夏休みくらい真面目にやってみたらどう?」
ブルー 「君たちもそう思うよねえ? なのに全然来ないんだから」
ジョミー「夏休みは夜ふかしと寝坊が王道じゃない!」
シロエ 「そうでしょうか…。ぼくなんか早起きになりますけれど?」
マツカ 「柔道部の朝練がある日は特に…ですよね」
キース 「坊主の夏も朝は早いんだぞ。暁天講座なんかもあるしな」
全員 「「「暁天講座?」」」
それは何だ、と首を傾げるシャン学メンバーに微笑んだのは生徒会長。
ブルー 「お寺の特別講座だよ。偉いお坊さんの法話を聞くんだ」
キース 「いろんな寺でやってるぞ。宗派によっては朝粥も食える」
ジョミー「朝粥って、ぶるぅが作ってくれるアレ? 美味しいヤツ?」
キース 「あれは料亭の味だろうが! 暁天講座のは普通に粥だ」
ジョミー「なんだぁ…。まあ、どっちにしても行かないけどね」
坊主の世界はお断り、とジョミー君はキッパリと。
ブルー 「ふうん? だけど暑いのが嫌なら早めに家を出なくっちゃ」
スウェナ「でも…。暑くっても頑張ってる人がいるわよ、今日は」
キース 「今日に限らず毎日だろう? 社会人には夏休みは無い」
スウェナ「そうじゃなくって、ほら、八朔! パルテノンの」
キース 「ああ、アレか。あれは確かに暑そうだな」
ブルー 「しまった! 今日は8月1日だっけ…」
生徒会長、ガックリと肩を落としておりますが。
八朔だとか8月1日だとか、それがいったいどうしたと…?
※7月28日(土)メモリアル。
「ブルーをメギドで死なせない!」な勢いで書いた『奇跡の碧に…』。
続編となる『奇跡の青から』を7月28日の土曜日に発表いたしました。
生き延びたブルーの、その後の物語となっております。
ハレブルですけど、エロ無し仕様。あくまでメインは「物語」です。
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←1行CM:「…それでも飛ぼう。地球へ!」
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