生徒会長が忘れていたのは8月1日だそうでございます。
何の日なんだかサッパリですけど、ガックリっぷりは半端ではなくて…。
ブルー 「年に一度のチャンスだったのに、忘れるなんて…」
キース 「チャンスだと? 何かの限定販売か?」
スウェナ「八朔限定のお菓子とかならありそうよねえ」
サム 「うんうん、この日に食べなきゃっていうヤツな」
ジョミー「土用のウナギみたいなもの?」
キース 「どうだかな…。だが、限定菓子はありがちだろう?」
シロエ 「雛祭りとか端午の節句とか、確かにバッチリ限定ですね」
マツカ 「七夕限定もありますよ。要予約で配達無しっていうのが」
ジョミー「配達無し?」
マツカ 「そうなんです。七夕当日に取りに行ける人しか買えません」
サム 「うっわー、それはハードル高いよなぁ…」
キース 「ブルーが忘れたのもそういうのかもな。八朔限定」
スウェナ「パルテノンの辺りでしか売ってない上に要予約とか?」
ブルー 「違うよ、お菓子なんかじゃなくて…。単に8月1日だってば」
本当に思い切り忘れてたんだ、と溜息をつく生徒会長。
ブルー 「8月1日で何か連想しないかい?」
キース 「八朔だろう?」
ブルー 「ううん、8月1日だよ? 文字で書いたら分かるかなぁ」
メモ用紙を出した生徒会長、ボールペンでサラサラと。
ブルー 「いい? 8月1日はこうも書けるんだ。0801」
ジョミー「それって何処かの電話番号?」
ブルー 「最初のゼロは無視していい。残りの801が大切」
キース 「お、おい、それは…」
スウェナ「まりぃ先生が大好きなヤツじゃなかったかしら?」
シロエ 「ですよね、確か『やおい』とかいう…」
キース 「ひょっとしてボーイズラブの日か!?」
ブルー 「そっか、そうとも読めるんだっけ。…違うんだけどな」
サム 「煩悩の数は108だよなぁ、801って知らねえぜ」
それは何だ、と首を捻っているシャン学メンバー。
8月1日で801って、何の暗号?
※7月28日(土)メモリアル。
「ブルーをメギドで死なせない!」な勢いで書いた『奇跡の碧に…』。
続編となる『奇跡の青から』を7月28日の土曜日に発表いたしました。
生き延びたブルーの、その後の物語となっております。
ハレブルですけど、エロ無し仕様。あくまでメインは「物語」です。
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←1行CM:「…それでも飛ぼう。地球へ!」
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