ハーレイの日には捻りが欲しい、という生徒会長。
8月1日では間に合わないとかで、日を改めると言い出したから大変で。
キース 「お、おい…。8月1日は今日だぞ、今日!」
シロエ 「日を改めてどうするんですか、来年ですか?」
ジョミー「だよねえ、来年まで無いよ、8月1日」
サム 「もう挨拶だけでいいじゃねえかよ、今から行こうぜ」
マツカ 「どうしても何かって言うんでしたら、花束とか…」
スウェナ「そうね、花束なら間に合いそうよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ケーキも今日のおやつの分があるよ!」
ジョミー「あっ、それはダメ! ケーキを持ってくならお店で買おうよ」
サム 「俺も賛成。どうせ教頭先生、甘い食べ物はダメだもんな」
よし行こう、と腰を上げかけたシャン学メンバー。
マツカ君は既に馴染みの花屋さんの電話番号を検索中ですが。
ブルー 「いいんだってば、もう今日は!」
キース 「なんでそうなる? 日を改めたら意味が無いぞ」
ブルー 「ハーレイの日くらい、振り替えにすればいいんだよ」
全員 「「「振り替え?」」」
ブルー 「そう、振り替え。どうせ本人はハーレイの日を知らないし」
キース 「言われてみればそうか…。あんたが勝手にこじつけたんだな」
ブルー 「ハーレイで遊ぶためだけに…ね。毎年忘れまくってたけど」
だけど今年はやってやる、と生徒会長は拳を握っております。
ブルー 「当日に思い出した上に、君たちがいたのも何かの縁だ」
キース 「正直、そんな御縁は思い切り遠慮したいんだが…」
ブルー 「ダメダメ、思い立ったが吉日ってね」
ジョミー「分かってるよ…。で、振り替えだと明日になるわけ?」
ブルー 「ううん、8月10日にしようかと。810だろ?」
シロエ 「似て非なるモノって気もしますけどねえ…」
ブルー 「気は心だよ、要はハーレイの日をやればいいんだ」
8月1日はハーレイの日。
それを振り替えて8月10日って、そこまでして何をやらかしたいと…?
※7月28日(土)メモリアル。
「ブルーをメギドで死なせない!」な勢いで書いた『奇跡の碧に…』。
続編となる『奇跡の青から』を7月28日の土曜日に発表いたしました。
生き延びたブルーの、その後の物語となっております。
ハレブルですけど、エロ無し仕様。あくまでメインは「物語」です。
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←1行CM:「…それでも飛ぼう。地球へ!」
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シャン学世界は一足お先に九月到来。
楽しかった夏休みも終わり、二学期が始まるシーズンです。
その夏休み中に結婚したのがソルジャーとキャプテン。
バカップルと化した新婚夫妻が残していった副産物と影響とは…?