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シャングリラ学園つれづれ語り

ハーレイの日にはタキシードがイチオシ、せめて背広を…と生徒会長。
何やら期待したらしい教頭先生、大急ぎで家に駆け込んでサクサクと…。

ハーレイ「待たせてしまって申し訳ない。滅多に着ないものだから…」
ブルー 「そりゃそうだろうね。持ってるだけでも素晴らしいよ」

教頭先生、この暑いのにタキシードをカッチリお召しです。

ハーレイ「しかしアレだな、早めに言ってくれていたなら…」
ブルー 「なんだい?」
ハーレイ「もっとこう…。お前と釣り合うものを誂えたのに…」
ブルー 「気にしない、気にしない。気は心って言うものね」
ハーレイ「そうだろうか?」
ブルー 「ぼくがOKって言ってるんだよ? さあ、出掛けよう」

先に立ってマイクロバスに乗り込む生徒会長でございますが。

ブルー 「あ、ハーレイ。君の席は一番後ろだから」
ハーレイ「お前の隣になるんじゃないのか?」
ブルー 「あのさ…。新郎と花嫁って一緒の車で式場入りかい?」
ハーレイ「す、すまん…。ウッカリしていた」
ブルー 「それに狭いんだよ、君と並んで座るとね」

ついでに痴漢の危険もあるし…、と生徒会長は小声で言っております。

キース 「おい。あんた、本気で婚礼なのか?」
ジョミー「結婚するなら少しくらい痴漢されてもいいんじゃないの?」
ブルー 「ジョミー…。君は命が惜しくないわけ?」
ジョミー「お、惜しいです! 前言撤回!」
ブルー 「よし。それじゃ出発!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」

走り始めたマイクロバスはマザー農場の方角へ。
広大な農場の脇を通り過ぎ、アルテメシアの郊外へと…。

ジョミー「あれっ、この道って…」
キース 「シャングリラ学園の専用空港に行く道だな」
シロエ 「もしかしてシャングリラ号の出番でしょうか?」
スウェナ「宇宙で結婚式っていう企画だったりするのかしら?」

なんだ、なんだ…と騒ぎ始めるシャン学メンバー。
ハーレイの日はシャングリラ号も巻き込む一大イベント…?


※7月28日(土)メモリアル。
 「ブルーをメギドで死なせない!」な勢いで書いた『奇跡の碧に…』。
 続編となる『奇跡の青から』を7月28日の土曜日に発表いたしました。
 生き延びたブルーの、その後の物語となっております。
 ハレブルですけど、エロ無し仕様。あくまでメインは「物語」です。
 お暇な方は下のバナーから『ハレブル別館』へどうぞ。
ハレブル別館

 ←1行CM:「…それでも飛ぼう。地球へ!」
              
 『ハレブル別館』へはリンクコーナーからも行ける仕様でございますv

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