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シャングリラ学園つれづれ語り

専用空港へ向かうマイクロバスの車内は大荒れ。
生徒会長は涼しい顔をしておりますが、教頭先生は鼻の穴にティッシュ。
その状態で走り続けて、空港の建物が見えてくる頃。

ジョミー「わぁ、幟だ!」
キース 「祝・ハーレイの日だと? なんだ、これは」
ブルー 「賑やかしだよ、派手に演出しなくちゃね。あ、ハーレイ」
ハーレイ「…なんだ?」
ブルー 「そろそろ鼻血も止まっただろう? ティッシュは取らなきゃ」
シド  「教頭先生は注目の的ですからね、カメラも待っている筈です」
ハーレイ「そ、そうなのか…。緊張するな」
キース 「大丈夫ですか、鼻血の方は?」
ハーレイ「うむ。慣れている…というのも情けないが、止まったようだ」

血染めのティッシュを備え付けのゴミ袋に捨てる教頭先生。
確かに鼻血は止まっております。

ブルー 「髪の毛とかもちゃんとしといてよ? 蝶ネクタイも」
ハーレイ「ああ、お前に恥はかかせられないしな」

教頭先生、いそいそと服装チェックをしておられますが。

シロエ 「えーっと…。何処で婚礼するんでしょう?」
サム  「何処だろうなぁ、シャングリラ号かな?」
ジョミー「じゃあ、ぼくたちも乗れるよね! 久しぶりだなぁ」
キース 「夏休みに乗ったことは一度も無いしな」
スウェナ「豪華料理が出るといいわね、結婚式だし!」

ワイワイと盛り上がるシャン学メンバー。
前方に現れた空港の建物には大きな垂れ幕と横断幕が。

ジョミー「凄いや、祝・ハーレイの日って、あそこにも!」
キース 「それより人が凄くないか? 集まってるぞ」
シロエ 「みんな小旗を振っていますよ?」
マツカ 「シャングリラ学園のマークみたいですね」
ブルー 「国旗みたいな感じかな? シャングリラ学園の紋章だから」
ハーレイ「…晴れがましすぎる感じなのだが…」
ブルー 「気にしない、気にしない。今日の主役は堂々と!」

暑い中、小旗を振っている仲間たち。
ハーレイの日は華やかになりそうですよ~!


※7月28日(土)メモリアル。
 「ブルーをメギドで死なせない!」な勢いで書いた『奇跡の碧に…』。
 続編となる『奇跡の青から』を7月28日の土曜日に発表いたしました。
 生き延びたブルーの、その後の物語となっております。
 ハレブルですけど、エロ無し仕様。あくまでメインは「物語」です。
 お暇な方は下のバナーから『ハレブル別館』へどうぞ。
ハレブル別館

 ←1行CM:「…それでも飛ぼう。地球へ!」
              
 『ハレブル別館』へはリンクコーナーからも行ける仕様でございますv

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