秋のお彼岸に合わせて秋休みを、と言われてしまったシャン学メンバー。
ただでもサボリは後ろめたいのに、抹香臭い秋休みなどは…。
ジョミー「却下だし! キースに言われなくても却下!」
キース 「当然だ! 野次馬根性で来られても迷惑なだけだ」
ブルー 「うーん…。ぼくが法要に出るって言っても?」
キース 「親父は歓迎するだろうがな、あんたの世話係は俺だろうが!」
あれやこれやと手を焼かされるに決まっている、とキース君。
緋色の衣の生徒会長、なまじ偉いだけに完全にお客様ですし…。
ブルー 「バレちゃったか。いい案だと思ったんだけど…」
キース 「俺の家はあんたの別荘じゃないっ!」
ブルー 「なるほどねえ…。仕方ない、他のお寺で遊ぼう」
キース 「お彼岸にか? あんたは何を考えてるんだ!」
高僧のくせに、とキース君は詰っておりますが。
ブルー 「何もお彼岸とは言っていないよ。今度の日曜はどうだろう」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「9月9日が何の日だったか覚えていない?」
シロエ 「えーっと…。重陽の節句でしたか?」
キース 「そう言えばそんな日だったか…」
ジョミー「チョウヨウの節句…。去年にちょこっと聞いたような…」
ブルー 「長寿を祝う菊の節句さ。盛大にやるお寺があるんだ」
サム 「お寺かよ?」
ブルー 「うん。知る人ぞ知るイベントなのさ」
スウェナ「何があるわけ?」
ブルー 「重陽に因んだ能の奉納とかもあるけど、菊の争奪戦」
全員 「「「争奪戦?」」」
ブルー 「法要に使った菊を善男善女が奪い合うんだよ」
それはもう仁義なき戦いで…、と生徒会長は申しております。
押し合いなんかは序の口だそうで、圧死しそうな勢いなのだとか。
ブルー 「でも御利益があるからねえ…。欲しい人は必死なわけ」
キース 「餅撒きみたいな行事なのか…」
餅を撒いたり散華を撒いたり、お寺の行事は様々です。
菊の争奪戦があるお寺に出掛けて、何をしようというのやら…。
晴れて元老寺の副住職になったキース君。
本格的なお坊さんライフはまだですけれど、責任の方はそれなりに。
そこへドカンと超特大の責任が…。
いきなり現れたソルジャーが、副住職の就任祝いに贈ったものとは?
