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シャングリラ学園つれづれ語り

☆夏休みに向けて


ジューンブライドな6月も終わり、暦は7月でございます。
7月といえば夏休み。シャン学メンバーは早くも浮かれておりますが…。

ジョミー「夏はやっぱり海だよね! 山もいいなあ」
サム  「海の別荘は外せねえよな、毎年マツカが呼んでくれるし」
マツカ 「いつでも用意できますよ。任せて下さい」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ すっごく楽しみ!」
ブルー 「柔道部の合宿が済まないことには動けないよね」
シロエ 「あれはぼくたちも行きたいですし…。グンと力がつくんです」
サム  「その割にキースに勝てねえんだろ?」
シロエ 「そ、それは…。いつかは一本取って見せます!」
キース 「お前も諦めの悪いヤツだな、無理だと言っているだろう」
シロエ 「勝負は時の運ですよ!」

じゃれ合う時間もまた良きかな。
海だの山だの合宿だのと話題はあちこちに飛びまくりで。

ブルー 「とりあえず、ジョミーとサムは今年の夏も璃慕恩院だよ」
ジョミー「えぇっ!?」
サム  「もう毎年のことじゃねえかよ、柔道部の合宿とセットでさ」
ブルー 「流石にサムは話が早いね。じゃ、そういうことで」
ジョミー「うえ~…。夏休み気分が吹っ飛びそうだよ…」
キース 「夏休み気分ってヤツがいいのか?」
ジョミー「決まってるじゃない! 何をしようかってワクワクするし!」
シロエ 「埋蔵金探しはもう御免ですよ?」
サム  「あー…。レンコン掘りは俺も勘弁…」

埋蔵金を求めてレンコン掘り。
記念すべき特別生1年目の夏の思い出でございますが。

ブルー 「楽をしようと思わなかったら埋蔵金ゲットだったのに…」
ジョミー「分かってるってば!」
スウェナ「慌てる乞食は貰いが少ないってヤツだったものね…」
ブルー 「いい教訓になっただろう?」
ジョミー「夏休みにまで教訓なんか持ち込まないでよ!」
キース 「そう来たか…。お勧めのプランがあったんだが」

教訓が嫌なら却下だろうか、とキース君。
お勧めプランって、何なのでしょう?


注・埋蔵金掘りのお話はこちら→『金色の夏

2012/07/01 (Sun)

 

☆夏休みの思い出


夏休みの過ごし方で盛り上がっていたシャン学メンバー。
キース君にお勧めプランがあるそうですけど、教訓が嫌なら却下だとは?

ジョミー「どういうプランなわけ? 教訓がどうこうって」
シロエ 「強化合宿じゃないですか? 予備校とかの」
サム  「おい、予備校って…アレか、大学受験用の?」
シロエ 「いわゆる塾ってヤツですね。合宿する所も多いですよ」
マツカ 「大学受験用だと思いっ切り勉強ばかりでしょうねえ…」
スウェナ「そうじゃない塾もあるってこと?」
マツカ 「中学受験用の塾の合宿ならお遊びタイムもありますよ」
ジョミー「マツカ、そういうのに行ってたわけ?」
マツカ 「友達作りになるだろうって言われて行ったんですけどね…」
サム  「へえ…。で、どうだったんだよ?」
マツカ 「普段から塾に通ってる仲間同士でグループ結成済みでした」

友達は出来ずじまいだった、とマツカ君。
なんとも気の毒な話です。

キース 「そうだったのか…。それは残念だっただろう」
マツカ 「あ、でも、遊びに行く時には仲間に入れて貰えましたから」
シロエ 「遊びに行くんですか、受験合宿中に?」
マツカ 「リフレッシュの時間も必要だってことで、山登りとか」
ジョミー「面白そうだね、サマースクールを思い出すなぁ」
サム  「あー、行ったよな、サマースクール!」
スウェナ「そうそう、みんなでバスに乗って行って」
キース 「お前たちの学校にはサマースクールがあったのか?」
ジョミー「ううん、ぼくたちが幼稚園の時」
ブルー 「幼稚園? それはまたゴージャスな話だねえ」
サム  「年長組しか行けねえけどな。泊まりだから」
スウェナ「卒園旅行みたいなものよね、今から思えば」
マツカ 「ぼくの幼稚園にもありましたよ。キースとシロエは?」
キース 「残念ながら無かったな…」
シロエ 「ぼくの所も無かったです」

行きたかったかも、とシロエ君。
幼稚園からサマースクールって、聞いただけでも楽しそうですもんね。

2012/07/02 (Mon)

 

☆夏休みと幼稚園


ジョミー君とサム君、スウェナちゃんは幼稚園のサマースクール経験者。
しかしキース君とシロエ君の幼稚園には無かったそうで。

シロエ 「小学校ならあったんですけどね、サマーキャンプが」
キース 「俺は林間学校だ。学校と名がつくとアウトだよな」
ジョミー「アウトって、何が?」
キース 「お前がさっき言ってた教訓ってヤツだ。引率は教師だぞ」
マツカ 「ああ、それは…。幼稚園のようにはいきませんよね」
キース 「そういうことだ。何かと言えば注意が飛ぶ」
サム  「幼稚園でも多分注意はされたんだろうと思うけどなあ」
スウェナ「学校の先生みたいなことは無かった筈よね」
ジョミー「正真正銘、子供だもんね。ぶるぅと同じでさ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼく、だから6歳にならないんだもん!」
ブルー 「その前に卵に戻っちゃうもんねえ、ぶるぅの場合は」
ジョミー「いいよね、永遠の幼稚園児ってさ…」
ぶるぅ 「幼稚園には行かないよ?」

つまんないもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
けれどサマースクールには興味津々。

ぶるぅ 「ねえねえ、幼稚園のサマースクールってどんなものなの?」
ジョミー「ぼくたちが行ったヤツは海水浴だったよ」
サム  「旅館のすぐ前が海だったよな!」
スウェナ「子供だから着替えとかも全部先生にお任せなのよ」
ジョミー「水着もビーチサンダルも先生が洗ってくれるんだよね」
シロエ 「そうなんですか。それって幼稚園児の特権でしょうね」
キース 「俺が行った林間学校はうるさかったな、靴の脱ぎ方まで」
シロエ 「ぼくのサマーキャンプも色々と細かかったですよ」
マツカ 「幼稚園と学校じゃあ、同じ先生でも別物ですよね…」
ブルー 「だろうね、ゼルに幼稚園の先生が務まるとは思えないし」
ジョミー「それって怖いよ、園長先生ならいけるかもだけど」
サム  「バスの先生っていうのもあるぞ?」

なにやら話がズレ始めているようですが。
キース君のお勧めプランとやらはお蔵入りに…?

2012/07/03 (Tue)

 

☆幼稚園に向く先生


只今の話題、サマースクールから幼稚園の先生談義へと逸れております。
怒ると怖いゼル先生に幼稚園の先生が務まるかどうか、と。

シロエ 「バスの先生よりかは園長でしょう、ゼル先生の場合」
サム  「そうかなぁ? 運転してればいいだけだぜ」
マツカ 「でも…。ゼル先生には凄い渾名があるじゃないですか」
ジョミー「あー、過激なる爆撃手…だっけ?」
ブルー 「それで合ってる。暴走してるのはバイクだけどさ」
キース 「だが、人はハンドルを握ると人格が変わると聞くからな…」
ブルー 「まあね。幼稚園バスでも暴走しないって保証は無いかな」
スウェナ「お母さんたちから苦情が出そう…」
シロエ 「子供は喜ぶかもしれませんけど」
ぶるぅ 「そだね、小さいとジェットコースターにも乗れないもん…」

幼稚園バスで爆走出来たら楽しそうだ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
確かに最前列あたりの席が取り合いになってしまうかも…。

ブルー 「猛スピードの幼稚園バス…ね。ハーレイには無理かも、それ」
ジョミー「教頭先生、速い乗り物はダメだもんねえ」
ブルー 「全部がダメってわけじゃないさ。電車とか飛行機には乗るし」
キース 「速さってだけの話ならシャングリラ号が一番じゃないか?」
ブルー 「そうなんだよね。ハーレイ、キャプテンやっているのに」
シロエ 「宇宙船と幼稚園バスじゃ、速さが比べ物になりませんよ」
サム  「なんでダメなんだろうなぁ、速い乗り物」
ブルー 「ヘタレだからに決まってるだろう」
キース 「この間もあんたを嫁に貰い損なっていたな、ヘタレのせいで」
ジョミー「そうそう、鼻血で倒れたんだよね」
シロエ 「きっと温厚すぎるんですよ、教頭先生の場合」
ブルー 「うーん…。ヘタレと温厚は違うような気が…」
スウェナ「でも、幼稚園の先生には向いていそうよ」
ブルー 「そうかも…」

悪戯しても叱られないし、と納得している生徒会長。
ますます話がズレておりますが、キース君のお勧めプランは?

2012/07/04 (Wed)

 

☆お勧めなプラン


教頭先生は幼稚園の先生に向いていそうだ、と唱えるシャン学メンバー。
温厚な性格は確かに幼稚園児向きかも…。

ジョミー「身体も大きいから人気者になれそうだよね」
サム  「うんうん、一度に何人も抱き上げるとか出来そうだしなあ」
ブルー 「シャングリラ学園に幼稚園が出来たら栄転かな?」
シロエ 「教頭から幼稚園の先生ですか…。それって左遷じゃあ?」
ブルー 「そうとも言う。でもって、ぼくの担任も出来なくなるし」
キース 「立派な左遷人事だな。…おい、幼稚園は作るなよ?」
ブルー 「流石にソルジャー命令でそれは…ちょっと無理かな」
ぶるぅ 「ぼくも要らない! 幼稚園が出来たら入れられちゃうもん!」

行かないもん、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は膨れっ面。
幼稚園の制服なんかも似合いそうではありますが。

キース 「で、話を戻していいだろうか? 幼稚園の話題も出たし」
ジョミー「えっ? さっきのお勧めプランがナントカってヤツ?」
マツカ 「幼稚園と関係があるんですか?」
キース 「まるで無い……ことはないかもしれない」
ブルー 「ふうん? いいから話してみたまえ」
キース 「夏休み中のプランなんだが、そうめん流しに興味はあるか?」
全員  「「「そうめん流し?」」」
キース 「ああ。ギネスに挑戦とまではいかんが、大規模らしいぞ」
サム  「大規模って…。かなりの距離を流すのかよ?」
キース 「とりあえず設備は自作するんで、頑張ればいくらでも」
シロエ 「なんだか面白そうですね、それ」
キース 「だろう? 二日目の夕食がそうめん流しだ」
スウェナ「分かった、何処かの合宿なのね?」
キース 「いや、サマースクールと銘打ってある。二泊三日だ」
ブルー 「サマースクールでそうめん流しねえ…」
ジョミー「設備は自作するって言うからアウトドアかな?」
サム  「そうかもな! 竹とかを切って」

そうめん流しなサマースクール。
楽しそうですけど、教訓とやらは何処で出てくると…?

2012/07/05 (Thu)

 

☆怪しげなプラン


キース君のお勧めプランはサマースクールだそうでございます。
そうめん流しを大規模にやる、という点がハイライトっぽい感じですが。
設備を自作するからには、アウトドアでしょうか?

キース 「竹は藪から切り出すらしい。だが、寝泊まりは屋根の下だ」
ジョミー「だったら何処かのキャンプ場とか?」
シロエ 「ああ、一日目はバーベキューっていうのもありそうですよね」
キース 「それは難しいような気がするが…。どうだろう?」
サム  「おいおい、お前もイマイチ分かってねえとか?」
キース 「あまり詳しく話を聞くと、断れないような気がしてな…」
ブルー 「何か義理でもあるのかい? で、そうめん流しの他には?」
キース 「パワースポットだ」
全員  「「「パワースポット!?」」」
キース 「スタンプラリーをやるらしいぞ。二日目のメインだ」
スウェナ「それっていいかも! 何処を回るの?」
キース 「近辺の神社とかだろう。参加してみるか?」
ジョミー「んーと…。参加しないと詳しいことは分からないとか?」
キース 「多分な。行ってくれるなら有難い」
シロエ 「待って下さい! 有難いって何の話です?」
マツカ 「教訓がどうとかって言ってましたよね…」

なんだかアヤシイ、と突っ込み始めたシャン学メンバー。
普通のサマースクールじゃないのでは…。

ブルー 「幼稚園と関係がまるで無いこともないらしいねえ?」
キース 「………。引率役を募集中なんだ」
ジョミー「えっ、ぼくたちが引率するわけ!?」
キース 「正確に言うなら頼れるお兄さん、お姉さんが欲しいらしい」
サム  「ボーイスカウトか何かかよ?」
キース 「小学生以上の子供が対象なんだが…」

キース君曰く、グループを率いられる年齢の参加者が少ないそうで。

キース 「どうだ、行ってみないか?」
ブルー 「ぼくたちが引率役ねえ…」

引き受けるかい、と見回す生徒会長。
そうめん流しとパワースポットスタンプラリー。引率するのは大変かも?

2012/07/06 (Fri)

 

☆アウトなプラン


キース君のお勧めプランで募集中なのは引率役だそうでございます。
そうめん流しにパワースポットスタンプラリーと、盛りだくさんですが。

ジョミー「んーと…。あのさ、幼稚園ってのと教訓は?」
キース 「やはり言わないとマズイだろうか?」
シロエ 「そりゃそうですよ、行ってから話が違うのは勘弁です」
ブルー 「だよね、引率役だけに帰ると言っても帰れないってことも…」
キース 「放り出して帰るというのは……恐らく無理かと」
サム  「おい、思いっ切り怪しいじゃねえかよ!」
マツカ 「普通は体調不良とかなら帰れますよ?」
キース 「一人二人なら大丈夫だろうが、全員となると仮病っぽいしな」
スウェナ「言いなさいよ、行き先は何処なのよ?」
キース 「……親父の知り合いがやってる寺だ」
全員  「「「寺!?」」」
キース 「境内で幼稚園を経営しててな、サマースクールはその一環で」
ジョミー「小学生以上って言わなかった!?」
キース 「卒園生を対象にした同窓会みたいなイベントなんだ」
シロエ 「じゃ、じゃあ、教訓とかって言ってたヤツは…」
キース 「朝晩のお勤めと園長先生の法話がつく」
ジョミー「要らないし、それ!!!」
ブルー 「引率役が出来る参加者が少ないっていうのも納得だよ…」

お寺が幼稚園をやっているのはよくあるパターン。
幼稚園児なら特に疑問も持たずに、お勤めなどもするのでしょうけど。

シロエ 「学校に行って自由を覚えてしまったらキツイですよね」
キース 「やっぱりそうか…。で、お前たちも断る、と…」
ブルー 「幼稚園の同窓会だろ? 流石のぼくも気乗りしないな」
キース 「地域の子供にも門戸は開いているらしいんだが…」
ジョミー「絶対パス! 璃慕恩院だけで沢山だし!」
キース 「分かった、親父には諦めてもらう」
ブルー 「そうしたまえ。悪いけど、却下」

キース君のお勧めプランはサクッと却下に。
高僧の生徒会長にまで断られては、お寺絡みでもダメダメですよねえ…。


※アニテラ14話でブルーが目覚めてから今日で5周年~。

2012/07/07 (Sat)

 

☆プランの大変身


お寺絡みのサマースクールに勧誘されてしまったシャン学メンバー。
間一髪で逃れましたが、中身の方には少々未練が残っていそうでして…。

ジョミー「あーあ、お寺でなかったら行ったんだけどな…」
ブルー 「子供の引率役でもかい?」
ジョミー「だって面白そうじゃない! 巨大そうめん流しだよ?」
サム  「竹を切る所からやるんだもんなあ、本格的だぜ」
スウェナ「パワースポットスタンプラリーは?」
シロエ 「それはスタンプにこだわらなければ個人的にも行けますよ」
マツカ 「ですよね、夏休みの間に回ってみますか?」
キース 「行くんだったら、回る予定の場所は聞き出せるぞ」
ジョミー「それは聞いても大丈夫なわけ?」
キース 「話のタネに、と訊いてみる分には問題ないさ」
スウェナ「じゃあ、お願い。せっかくの夏休みなんだもの」
キース 「任せておけ。…お前たちに逃げられたのは残念だがな」
ブルー 「参加させる気満々だったみたいだねえ」
キース 「釣れそうな気はしたんだが…」
ジョミー「中身の方はいいんだよ! お寺って場所が最悪だってば」

やりたかったな、そうめん流し…とジョミー君はブツブツと。
他の男子も似たような気持ちらしいです。

シロエ 「どう組み立てれば上手く流れるかとか、やりたかった気も…」
マツカ 「ウチの竹藪なら切っていいですよ」
サム  「えっ、マジで?」
ジョミー「じゃあ、マツカの家でそうめん流し?」
マツカ 「夏休みですしね、みんなで泊まりに来ませんか?」
スウェナ「それってゴージャス…」
キース 「いいのか、大勢で押し掛けても?」
マツカ 「勿論です。ぼくの両親も喜びますよ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ マツカの家に泊まるの、初めて!」
ジョミー「うわあ…。楽しみだなあ、美味しいものも食べられそうだし」
マツカ 「そうめん流しならアユの塩焼きが合いそうですよね」

天然ものを手配しますよ、とマツカ君。
お寺なプランは内容そのままでゴージャスに変身中ですよ~!
 
2012/07/08 (Sun)

 

☆プランと迷惑行為


そうめん流しはマツカ君の家で、という素晴らしいプラン。
大邸宅にお泊まりな上に、御馳走なんかも思いっ切り期待出来そうです。

ジョミー「やったね、災い転じてナントカってヤツ?」
キース 「………。俺のプランは災いなのか?」
シロエ 「決まってるじゃないですか。なんでぼくたちまでお勤めを!」
スウェナ「お坊さん絡みはジョミーとサムだけで充分なのよ」
サム  「ひでえ言われようだけど、否定できねえかな…」
マツカ 「じゃ、決まりですね。いつにしますか?」
ジョミー「ぼくはいつでもOKだよ。あ、璃慕恩院の間はダメだけどさ」
シロエ 「それは柔道部の合宿と重なりますから、そこ以外ですね」

いつにしようか、と相談を始めるシャン学メンバー。
柔道部の合宿明け直後という方向で話が纏まりつつありますが。

ブルー 「ちょっと待った! どうせならもっと派手にやらないかい?」
全員  「「「は?」」」
ブルー 「マツカの家っていうのもいいけど、誰にも迷惑がかからない」
キース 「そりゃそうだろう。…ん? あんた、迷惑をかけたいのか?」
ジョミー「やめてよ、マツカの家に出入り禁止になっちゃうよ!」
シロエ 「会長はソルジャーですから大丈夫でしょうけど…」
キース 「俺たちは完全にアウトだな。そいつは困る」
マツカ 「内容によると思いますけど…。どんな迷惑行為ですか?」
キース 「近所迷惑な花火大会とか、そういうのだろう」
ブルー 「違う、違う。…マツカの家とは言っていないよ」
スウェナ「じゃあ、何処に迷惑がかかっちゃうの?」
ジョミー「…考えたくないけど、ぼくたち…とか…?」
キース 「お、おい! 不吉な言葉を口にするな!」
シロエ 「そうですよ、言霊以前の問題ですよ、それ!」
ブルー 「やれやれ…。ぼくってそんなに信用無いかな?」
ジョミー「決まってるじゃない!」

そうだ、そうだ、と全員一致で決め付けと過去の悪行の糾弾開始。
日頃の行いが行いだけに、生徒会長の旗色悪し…?

2012/07/09 (Mon)

 

☆迷惑のターゲット

 
マツカ君の家に泊まってそうめん流し。決まりかけていた計画ですけど、
誰にも迷惑がかからないのが不満らしいのが生徒会長。

キース 「あんたは日頃から迷惑かけまくりの人生だろうが!」
ジョミー「そうだよ! ぼくたち、巻き添えを食ってばかりだし!」
ブルー 「それを言うならブルーの方だろ。同じブルーでもさ」

ジューンブライドで酷い目に遭った、とソルジャーの名を挙げられても
納得するような面子ではなく。

シロエ 「ソルジャーはとっくに規格外です! 別格です!」
キース 「超大型のハリケーンだよな、ブルーが台風だとしたら」
ジョミー「爆弾低気圧ってヤツも無かった?」
キース 「そっちの方が相応しいかもな…。迷惑度で言えば」
マツカ 「備えようがありませんからねえ…」
シロエ 「でも、会長だって備え以上の被害を出してくれますよ」

紅白縞のお届けだとか、恒例のイベントでも迷惑は常にかかるもの。
備えを万全に身構えていても、上を行くのが生徒会長という人で。

キース 「いいな、頼むから今回は大人しくしててくれ」
シロエ 「マツカ先輩の家に迷惑がかからなくっても、困るんです」
ブルー 「だからさ、誰が君たちに迷惑をかけたいと言った?」
キース 「その顔にいつも書いてある!」
ジョミー「だよね、ブルーが何か考えつく度にババを引くんだよ」
ブルー 「君たちだけじゃないだろう、それ」
全員  「「「は?」」」
ブルー 「もっと確実にババを引く誰かがいる筈だけど」
キース 「お、おい、それは…。もしかしなくても…」
シロエ 「…教頭先生のことですか…?」
ブルー 「ご名答。ハーレイの他に誰がいると?」
ジョミー「ちょ、教頭先生に迷惑って…。マツカの家で!?」
マツカ 「お泊めするのは構いませんけど…。お断りになりそうな気が」
キース 「文字通り飛んで火に入る夏の虫だしな」

教頭先生は来ないであろう、と意見の一致を見ております。
迷惑をかけたい生徒会長、どう動くのか…?

2012/07/10 (Tue)

 

☆迷惑行為とTPO


生徒会長が迷惑をかけたい相手は教頭先生でございました。
対象から外れたシャン学メンバー、ホッと一息ついておりますけれど…。

ジョミー「絶対来ないよ、教頭先生。都合が悪いとかなんとか言って」
キース 「ブルーの家なら危険を承知で飛び込まれるかもしれないが…」
シロエ 「マツカ先輩の家ですもんね。何も旨みがありませんよ」
マツカ 「えっと…。ご夫妻用のゲストルームなら用意できますが」
キース 「でもってブルーに断られるんだな、相部屋を」
サム  「当たり前じゃねえかよ、ブルーにそういう趣味はねえし!」
シロエ 「最初から結果が見えてますから、おいでになる筈ないですよ」
スウェナ「そうよね、遊ばれまくって恥だけ晒すに決まってるもの」
ブルー 「それでも来そうなのがハーレイだけどさ…」

もっと素敵に大迷惑をかけたいんだ、と生徒会長。

ブルー 「マツカの家だとゲストになるだろ? いわゆるお客様」
マツカ 「勿論です! いつもお世話になっていますし」
ブルー 「そこがイマイチなんだよね。おもてなしなんて勿体無い」
全員  「「「は?」」」
ブルー 「粗略に扱われてなんぼなんだよ、ハーレイはさ」
キース 「…マツカの家ではダメだと言うのか?」
ブルー 「流石に理解が早いね、君は。ハーレイにゲストは百年早い」
ジョミー「マツカの別荘でゲストしてるよ?」
ブルー 「その代わり、それなりの恥もかいてる」

ストリーキングとか色々と…、と言われてみれば確かにそうかも。

ブルー 「だけどリゾートならではだしねえ、あの弾け方は」
キース 「あんたが弾けさせてるんだろうが!」
シロエ 「教頭先生の御意思じゃないと思いますけど…」
ブルー 「そうなんだけどさ、ぼくだってTPOは心得てるよ」
キース 「あんたは何が言いたいんだ?」
ブルー 「同じ行くなら、相応しい場所!」

マツカ君の家よりも迷惑行為に相応しくって、教頭先生を呼べる場所。
それっていったい、何処なんでしょう?


※教頭先生のストリーキングはこちら→『夏休み』(シャン学・本編)

2012/07/11 (Wed)

 

☆生徒会長のプラン


教頭先生に迷惑をかけたいという生徒会長。
マツカ君の家ではイマイチだから、と別の場所に行きたいらしいですが。

キース 「もしかして俺が持ち込んだプランが復活するのか?」
ジョミー「えぇっ!? それって困るよ、お寺じゃない!」
シロエ 「でも…。教頭先生は幼稚園の先生向きって話なんかも…」
サム  「幼稚園じゃねえだろ! 同窓会だろ、幼稚園の!」
マツカ 「引率役を募集中ですよ? ピッタリなんじゃないですか?」
スウェナ「そ、そうかも…。嫌よ、そんなの!」
ジョミー「ぼくも嫌だよ、マツカの家に行くんだってば!」

お寺のサマースクールは絶対嫌だ、と反対多数。
浴びせられる文句を生徒会長は右から左に流しております。

ジョミー「聞いてるわけ!? 行くんだったら一人で行ってよ!」
シロエ 「キース先輩は行くでしょうけど、ぼくたちはお断りですよ!」
キース 「お、おい…。お前たち、俺を見捨てるつもりか?」
ジョミー「キースに義理は無いもんね。頑張ってきてよ」
シロエ 「ええ、教頭先生のお役に立ってあげて下さい、キース先輩」
サム  「良かったな、キース。親父さんにも喜ばれるぜ」
キース 「ま、待て! 俺はだな…」
ブルー 「そう、そう。話は最後まで聞かなくっちゃね」
全員  「「「は?」」」
ブルー 「誰がお寺に行くと言った? 確かにネタはかぶってるけど」
ジョミー「…どういう意味?」
ブルー 「サマースクールはかぶるかもね、と言ってるんだよ」
全員  「「「サマースクール?」」」
ブルー 「うん。でもって引率役がハーレイ」

素敵だろう、と生徒会長は満面の笑顔。
教頭先生が引率役でサマースクールと言われましても…。

キース 「寺でなければ何処へ行くんだ、サマースクールに」
ブルー 「スクールと言えば学校だろう? ウチの学校だよ」
全員  「「「えぇぇっ!?」」」

シャングリラ学園でサマースクール。
そんな無茶なプラン、果たして実現可能なんでしょうか…?

2012/07/12 (Thu)

 

☆サマースクールの企画

 
シャングリラ学園でサマースクールを、と生徒会長は笑顔でございます。
確かに学校はスクールですけど、よりにもよってサマースクール。

キース 「あんた、本気か? そんなプランが通るのか!?」
ブルー 「ぼくを誰だと思ってるのさ? ソルジャーだよ?」
ジョミー「で、でも…。学校では普通に生徒なんじゃあ…」
ブルー 「忘れたのかい、春のお花見。校庭の桜を貸し切れただろ?」
シロエ 「学校を貸し切るつもりなんですか? 夏休みに?」
ブルー 「平日は難しいかもしれないけどね、土日だったら大丈夫かと」
キース 「土曜も部活なんかがあるだろうが!」
ブルー 「その辺は適当に理由をつけて貰うまでだよ、学校の都合で」

閉め切ってしまえば生徒は来ない、と生徒会長は自信満々。

ブルー 「ぼくから話を通しておくさ。今月の最後の土日でどうかな?」
マツカ 「28日と29日ですか?」
ブルー 「うん。君の家の竹藪は是非借りたいから、よろしくね」
ジョミー「竹藪って…何さ?」
ブルー 「そうめん流しをするんだろう? 学校に竹藪は無いんだよ」
キース 「あんた、そうめん流しもする気なのか!?」
ブルー 「それはもう。何処でやろうかな、グラウンドかな?」
シロエ 「大規模にやるならグラウンドですね、他の生徒がいないなら」
スウェナ「教頭先生は何処で出て来るの?」
ブルー 「引率役だって言っただろ? 責任者って所かな」
サム  「他の先生はどうするんだよ?」
ブルー 「さあねえ、野次馬根性で来ると言うなら止めないさ」
ジョミー「ゼル先生とか好きそうだもんね、そうめん流し!」
キース 「設備作りに燃えそうではある…か…」
ブルー 「それに責任感にも燃えていそうだ、ハーレイの監視」
全員  「「「監視?」」」
ブルー 「そう、監視。ぼくに手出しをしないように…ってね」

夜の校内で二人きりだと危険じゃないか、と生徒会長。
もしかしなくても教頭先生に迷惑をかけるというのは、それだったり…?

2012/07/13 (Fri)

 

☆サマースクールに向けて

 
サマースクールのプランをブチ上げていた生徒会長。
思い立ったが吉日とばかり、その日の内に先生方に話をつけて準備完了。
夏休みに入ったシャン学メンバー、楽しみなような怖いような…。

ブルー 「サマースクールの方は任せといてよ、バッチリだからさ」
キース 「あんた、日程は押さえたとしか言わないからな…」
ジョミー「そうだよ、そろそろ中身を話してくれてもいいじゃない!」
ブルー 「うーん…。璃慕恩院へ旅立つ君へのお餞別にかい?」
ジョミー「お餞別って…。ぼく、行きたくて行くんじゃないし!」
サム  「だよな、今年もジョミーは仕方なく…だもんな」
ブルー 「いい加減、自発的に行きますと言って欲しいんだけどねえ…」
ジョミー「お断りだよ、坊主反対!」
シロエ 「ジョミー先輩も懲りませんねえ、夢は緋色の衣でしょう?」
キース 「酔うと宣言し始めるんだし、案外、そっちが本心かもな」
ジョミー「やめてよ、それだけは無いってば!」
ブルー 「お正月と節分と、お花見と…。三回もやれば本物だろう?」
ジョミー「覚えてないから無効だよ!」

ギャーギャーと喚くジョミー君ですが、からかう分には楽しいもの。
坊主万歳とか遊ばれまくって、もうヘトヘトでございます。

ジョミー「ちょ、ちょっと…。ぼくで遊んでどうするのさ…」
キース 「ん? そりゃ面白いからだろうが」
ジョミー「サマースクールの話を聞きたいって言ったんだよ、ぼくは!」
サム  「そうだっけ?」
マツカ 「そうでしたっけ…?」
スウェナ「ジョミーの話じゃなかったかしら?」
シロエ 「璃慕恩院へ行くって話でしたもんね」
ジョミー「だから! ブルーがお餞別に話してくれるって…」
ブルー 「まだ話すとは言っていないよ、楽しみに取っておけばいい」
キース 「待て、何処に泊まるのかくらいは教えろ」

こっちにも都合というものがある、というのがキース君の主張。
テントを張るのか宿泊用に部屋があるのか、そこは確かに気になるかも?


※ブルー三部作の1話目、『変動の予兆』の放映から今日で5周年。
 15話といえば「年寄りと女子供は丁重に扱え」がツボでしたねえ…。

2012/07/14 (Sat)

 

☆サマースクールの宿泊先


7月の28日と29日の土日はシャングリラ学園でサマースクール。
日程は決まっているのですけれど、中身の方は思い切り謎でございます。

キース 「そうめん流しをやろうと言うのは確かに聞いた。だがな…」
ジョミー「何処に泊まるのか分からないんじゃ不安だよ!」
ブルー 「そういうものかな?」
シロエ 「気になりますってば、その辺は」
サム  「どんな準備をすればいいのか、謎だもんなあ…」
ブルー 「無人島サバイバルじゃあるまいし…。普通で充分!」
スウェナ「でも…。テントかどうかは聞いておきたいわ」
シロエ 「ですよね、女子はスウェナ先輩だけですし」
マツカ 「テントだったら、ぶるぅも一緒になるんでしょうけど」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ テント、大好き!」
キース 「なんだと、やっぱりテントなのか!?」
ブルー 「いや。冷房完備じゃないのはちょっと」
キース 「れ、冷房って…。あんた、どういう感覚なんだ!」
ブルー 「普通だろ? 涼しいに越したことはない」
ジョミー「そりゃそうだけどさ…」

なんだか違う気がするような、と首を傾げるシャン学メンバー。
夏真っ盛りのサマースクールで冷房完備と言われましても。

キース 「こう、せめてだな…、夜は外気で涼を取るとか」
シロエ 「そうですよ。クーラーより自然の風ですよ!」
ブルー 「柔道部の合宿レベルで語られてもねえ…」
ジョミー「虚弱体質がどうこうって言う気?」
ブルー 「ううん、ぼくは野生児じゃないものだから」

文明的な生活がしたい、と生徒会長は申しております。
暑い夏には当然、クーラー。

ブルー 「そりゃ、テントでもいいけどさ…。希望者がいれば」
ジョミー「ぼく、テント!」
キース 「俺もそっちがいいような気が…」
ブルー 「ふうん? じゃあ、ハーレイに頑張らせよう」
全員  「「「は?」」」

テント生活を希望となると、何故に教頭先生が頑張ることに?
生徒会長の考えることは、ますますもって謎だらけですよ~!

2012/07/15 (Sun)

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