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シャングリラ学園つれづれ語り

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ハロウィン兼用の運動会の種目はカボチャボートでのレース。
池に並んだカボチャボートの中、教頭先生だけがボートの上で寒そうに。

ハーレイ「さ、流石に水が冷たいな…」
ゼル  「足を突き出しておるんじゃろうが。そりゃ冷えるわい」

池の水はかなり冷たい様子。
空砲が鳴ってボートは一斉にスタートいたしましたが。

ブルー 「ハーレイだから大丈夫だとは思うけどさ。あれは寒いね」
キース 「あんたが無理矢理やらせたんだろうが!」
ブルー 「ハロウィンなんだからウケが大切。いっそトイレで棄権とか」
全員  「「「トイレ?」」」
ブルー 「ゴールまでに冷えてトイレに行きたくなるってこともある」
サム  「うへえ…。どうすんだ、それ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 瞬間移動でトイレに運ぶよ!」
キース 「それはそれで晒し者だよな…」

カボチャボートの一団、なかなか前に進みません。
舳先も何も無いカボチャですから、その場でクルクル回るだけの人も。

ブルー 「うん、秘密兵器は効いてるね」
シロエ 「着実に前進してますもんね。ゼル先生も頑張ってますけど」

先頭を行くのは教頭先生のカボチャパンツならぬカボチャのボート。
舵つきボートを僅差で追うのがゼル先生で。

ゼル  「待たんかいっ! 足を引っ込めて尋常に勝負じゃ!」
ハーレイ「これはそういう仕様なのだ。ブルーが考えた秘密兵器だ」
ゼル  「うるさいわ! カボチャパンツが偉そうに!」

こうしてくれる、とカボチャボートで体当たりをかますゼル先生。

ハーレイ「や、やめないか!」
ゼル  「パドル以外は何でもアリじゃ!」

ゴツン、ゴツンとぶつかるカボチャ。
ゼル先生のカボチャは特大だけに、ポールを回ってゆくはずみに…。

ハーレイ「う、うわぁっ!?」
一同  「「「わわっ!」」」

引っくり返った教頭先生のカボチャボート。
逞しい二本の足がカボチャを貫き、池からニュッと覗いております。
教頭先生、秘密兵器どころか生命の危機…?

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