忍者ブログ
シャングリラ学園つれづれ語り
☆見る方にもスリル


GWを宇宙で過ごした面々、週末は生徒会長宅ですけれど。
ソルジャー登場でレジャーの提案、吊り橋からダイブな今。

Aブルー「いいねえ、ダイブでバーベキュー会場に登場!」
シロエ 「そうでしょう? それに、万一の救出部隊も…」

河原で待機でいけますしね、とシロエ君、親指をグッと。

シロエ 「下で待っていれば、飛ぶわけですから…」
サム  「地面スレスレでキャッチに、丁度いいよな」
ジョミー「あと1センチとかでも、狙えそうだよ!」

目の前に落ちて来るんだからさ、とジョミー君。

ジョミー「見ている方もスリルあるよね、ギリギリだし…」
サム  「やべえ、って目を瞑るとか、ありそうだぜ」
シロエ 「言えてます! 観覧席もスリル満点ですよ!」
スウェナ「ホント、怖くて悲鳴だわね」

死ぬんじゃあ…、って叫びそうよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「目の前に落ちて、ペシャンコの危機!」
サム  「うんうん、血しぶき、飛び散りそうでよ…」
ジョミー「一生、心の傷だよね、ソレ…」

見ちゃった時は、とジョミー君が竦める肩。

ジョミー「そうなるかも、ってハラハラしながら見物で…」
シロエ 「無事に降りられたら、感動だって大きいです!」
サム  「奇跡の生還ってヤツだもんなあ…」
Aブルー「うん、最高! それでいこうよ、でもってさ…」

川遊びは18日でどう、とソルジャーが指すカレンダー。

Aブルー「そこなら、ぼくのハーレイも休めるし…」
シロエ 「マツカ先輩、どうですか?」
マツカ 「いいですよ。吊り橋、近くにありますしね」

別荘の…、とマツカ君、頼もしい返事。

マツカ 「人が来ないよう、見張りも立てておきます」
Aブルー「流石、マツカだよ!」

じゃあ、決まり、と日取りが決定。

Aブルー「日も決まったし、今日は帰るよ」
シロエ 「地面スレスレで救助、楽しみにしてますね!」
Aブルー「オッケー!」

それじゃ、と空間移動で消えましたけど。
吊り橋ダイブ…。


2024/05/16 (Thu)



☆ダイブは法衣で


GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅で週末ですが。
ソルジャー登場で決まったレジャー、18日という展開に。

シロエ 「いいですねえ! 河原でバーベキュー!」
ジョミー「ホント、18日が楽しみだよ!」
サム  「ショーもつくしよ、期待だぜ!」

頑張れよな、とサム君、キース君の肩をポン、と。

サム  「華麗にダイブしてくれるよな、せっかくだしよ」
シロエ 「キース先輩なら、やってくれますって!」
スウェナ「落ちる途中で、一回転は欲しいわねえ…」
ジョミー「捻りとかも入れてさ、高飛び込みの要領で!」

充分、出来る高さだもんね、とジョミー君が立てる親指。

ジョミー「今からガッツリ練習したら、いけるって!」
キース 「誰がやるか!」

飛び降りるだけで、おつりが来るぞ、とキース君の怒声。

キース 「なのにタダだぞ、お布施も無しで!」
シロエ 「お布施って…。まさか、法衣で飛ぶんですか?」
ジョミー「それ、ナイス! 法衣で飛ぼうよ!」

アレなら見栄えがしそうだしさ、とジョミー君。

ジョミー「一回転とかしないんだったら、法衣でダイブ!」
スウェナ「そうね、普通の服より、風でなびくし…」
シロエ 「数珠も装備で、万一の時も安心ですよ!」

自分にお経を読めますしね、とシロエ君も。

シロエ 「お念仏さえ唱えていれば、極楽往生ですし…」
サム  「うんうん、骨はブルーが拾うしよ…」
キース 「俺は死ぬ気は無いんだが!」
ジョミー「だからこそだよ、サービスしなきゃ!」

お客様に、とジョミー君の笑み。

ジョミー「ショーって、見世物なんだから…」
シロエ 「言い出しっぺも喜びますって!」
ブルー 「大いに同感、法衣でダイブしてくれたまえ!」

それでこそだよ、と纏めにかかる生徒会長。

ブルー 「みんな、当日に期待だし…」
サム  「全力でダイブしろよな、法衣でよ」
キース 「なんで、そうなる…!」

俺の意見はどうなるんだ、と悲鳴ですけど。
やるしか…。


2024/05/17 (Fri)



☆もっと高くから


やって来ました、河原でバーベキューな日の、爽やかな朝。
生徒会長のマンション前に集合、揃ってお出掛けな当日で。

シロエ 「おはようございます! お天気の方も最高で…」
サム  「バーベキュー日和で、ダイブ日和な!」
ジョミー「青空にダイブ、映えるよね、きっと!」

スカイダイビングでも良かったかも、とジョミー君。

ジョミー「吊り橋よりも、もっと高くから!」
キース 「俺は空など、飛べないんだぞ!」
シロエ 「マツカ先輩に頼めば、いけますよ、きっと!」

ヘリを手配でオッケーですし、とシロエ君、親指をグッと。

シロエ 「キース先輩、挑戦してみませんか?」
キース 「断固、断る!」

リスクが更に上がるだろうが、とキース君の仏頂面。

キース 「今の話を、あの馬鹿野郎に聞かれたら…」
??? 「その馬鹿って、ぼくのことだよね?」

来る早々に…、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「まあ、いいけどね、バッチリ聞いたし!」
??? 「なるほど、スカイダイビングですか…」

いいかもですね、とキャプテン(会話表記はA船長)も。

A船長 「ヘリが無くても、ブルーだったら…」
Aブルー「いけるんだよねえ、うんと高くまで!」
??? 「かみお~ん♪ ぼくだって、飛べるもーん!」

面白そう! と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ」までが。

Aぶるぅ「ぼくが運んで、落とすのは、どう?」
Aブルー「いいね、ぶるぅのオモチャが出来るし…」
Aぶるぅ「カエル袋より、いいと思うの!」

キースも踏まれるより、楽でいいでしょ、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「落ちるだけだし、負担は全然ないもんね!」
キース 「負担どころか、死ねるだろうが!」

マジでカエルになってしまう、とキース君、顔面蒼白。

キース 「もう文字通りに、ペシャンコにな!」
ジョミー「でもさ、同じ飛ぶんなら…」
シロエ 「より高い場所から…」

飛んでこそだと思いませんか、という声が。
そうなのかも…?


2024/05/18 (Sat)



☆一気に急降下


河原でバーベキューにお出掛けな日の朝、集う面々ですが。
出発前に出て来た案が、キース君のスカイダイビングな件。

Aブルー「まったく同感! 同じ飛ぶなら、高い場所!」
A船長 「見栄えがするのは、確かですよね」
Aぶるぅ「落っことしに行くのも、楽しいも~ん!」

うんと高くまで飛べるもんね、と悪戯小僧の弾ける笑顔。

Aぶるぅ「そうだ、キースと一緒に急降下も、いいかも!」
シロエ 「手を放してから、追うわけですね?」
Aぶるぅ「そだよ、ちょっぴり、時間差で…」

落ちてくキースには、見えないかもね、とニコニコニコ。

Aぶるぅ「すぐ後ろから追い掛けてるけど、見えないの!」
ジョミー「面白そうだよ、二人、一度に落ちるんだ?」
Aぶるぅ「んとんと、ぼくは落ちてなくって…」

飛んでるんだから、間違えないで、と注文が。

Aぶるぅ「キースが河原に落ちる直前で、加速だし!」
一同  「「「イイネ!」」」

見ごたえのあるショーになりそう、と盛り上がる御一同様。

シロエ 「キース先輩が、法衣で真っ逆様で…」
サム  「すぐ後ろから、ぶるぅが落ちて来るのな!」
ジョミー「スリル満点っていうヤツだよね!」

ぶるぅが見事、追い付くかだよ、とジョミー君、ワクワク。

ジョミー「ギリギリまで、分からないんだし…」
スウェナ「追い付けなくって、ペシャンコな事故も…」

まるで無いとは言えないものね、とスウェナちゃんも。

スウェナ「まあ、他にも救助要員が二人だし…」
シロエ 「失敗したって、死にやしませんって!」
キース 「しかしだな…!」
Aぶるぅ「でもでも、キースが目指してるのは…」

天国みたいな所なんでしょ、と悪戯小僧の瞳がキラキラ。

Aぶるぅ「死んだら、すぐに行けちゃうしね!」
キース 「そういうコースは、俺は求めてないんだが!」
Aぶるぅ「結果オーライだと思うんだけど…」
キース 「どの辺がだ!」

冗談じゃない、とキース君、悲鳴ですけど。
逃げられますか…?


2024/05/19 (Sun)



☆カメラも良さそう


河原でバーベキューにお出掛けですけど、恐ろしい企画が。
キース君が法衣でダイブなイベント、怖すぎる方へ展開中。

Aぶるぅ「んとんと、普通は死なないから!」
キース 「当然だろうが、殺されたんでは浮かばれん!」

しかも遊びで殺されるとか…、とキース君、顔面蒼白。

キース 「蘇生は出来ても、心に傷が残るだろうが!」
シロエ 「そうですか? キース先輩なら、いけますよ!」
ジョミー「だよねえ、修行を積んでいる分、一般人より…」

メンタル強いと思うんだよね、とジョミー君も。

ジョミー「死んで来たのを、法話のネタにするとかさ…」
サム  「いいよな、ソレ! 臨死体験は使えるぜ」
シロエ 「お迎えが来るのも、目撃出来るかもですし…」

法話に活かすべきですよね、とシロエ君、親指をグッと。

シロエ 「スカイダイビング並みの高さで、思い切って!」
スウェナ「真っ逆様とか、そうそう体験出来ないわよ?」
ジョミー「頭にカメラをつけて飛ぶとか、いいかもね!」
サム  「迫って来る河原を撮影な!」

いいんでねえの、とサム君も乗り気。

サム  「迫力満点の記録映像、撮れるしよ…」
Aぶるぅ「ぼくも撮りたい!」

カメラを構えて追い掛けるの! と悪戯小僧。

Aぶるぅ「激突寸前にシャッターで、激写!」
一同  「「「イイネ!」」」

動画もいいけど、写真もいいね、と上がる歓声。

シロエ 「同じ撮るなら、写真も悪くないですよ!」
サム  「うんうん、シャッターチャンスもよ…」

チキンレースに似てねえか、とサム君の言。

サム  「ギリギリの地点を見極めるんだぜ?」
シロエ 「言えてます! 早くシャッター切りすぎると…」

迫力不足になりますしね、と頷くシロエ君。

シロエ 「ギリギリで撮るのが、一番ですよ!」
Aぶるぅ「面白そう! 競争で撮るのも楽しいかも!」
一同  「「「は?」」」
Aぶるぅ「競争だよ!」

写真撮影でチキンレース、と跳ねてますけど。
えっと…?


2024/05/20 (Mon)



☆命より優先な肉


河原でバーベキューにお出掛けの日の朝、怖い話が展開中。
キース君が法衣でスカイダイビング、写真も撮るそうで…。

ジョミー「チキンレースって、どういう意味?」
Aぶるぅ「そのまんまだよ、誰が一番、ギリギリか!」

キースを撮影する瞬間、と悪戯小僧がピョンピョンと。

Aぶるぅ「写真を撮れる人、他にもいるしね!」
シロエ 「ブルーと、ぶるぅというわけですか?」
Aぶるぅ「そうなんだけど、こっちのぶるぅは…」

いい子だから、参加しないと思う、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「ブルーが二人と、ぼくってこと!」
キース 「その三人が、俺と一緒に落ちるのか!?」
Aぶるぅ「追い掛けるって言ってよね!」

急降下と落ちるのは別物だもん、と訂正が。

Aぶるぅ「三人の中で、最後まで粘った人が勝ち!」
Aブルー「いいねえ、ブルーもやるだろう?」
ブルー 「楽しそうだけど、救助がヤバそうだしね…」
ぶるぅ 「そだね、ぼくはバーベキューをやってるし…」

間に合わないかもしれないよね、と料理上手なお子様も。

ぶるぅ 「あっ、焦げちゃう、って思った途端に…」
シロエ 「キース先輩の命より、肉になるわけですね…」
ぶるぅ 「トウモロコシとか、他のかもだけど…」

きっと優先しちゃうと思う、と竦める肩。

ぶるぅ 「だから、ブルーがいてくれないと…」
キース 「俺の命が無いんだな!?」
ブルー 「まるで無いとは、言えないんだよ」

チキンレースは不参加で…、と生徒会長、キッパリと。

ブルー 「二人で競ってくれたまえ!」
Aブルー「オッケー、それじゃ、その方向で!」
マツカ 「お話、纏まりましたでしょうか?」

バスの用意が出来てますが…、とマツカ君、控えめに。

マツカ 「細かいことは、車内で決めて頂いて…」
Aブルー「なるほど、まずは河原に行かないと…」
A船長 「ショーが始まりませんしね…」
キース 「違うだろう!」

そんな問題じゃない筈だ、と絶叫ですけど。
無駄では…?


2024/05/21 (Tue)



☆失敗しそうな人たち


河原へバーベキューにお出掛け、マイクロバスで山奥へと。
マツカ君の別荘に近い河原が会場、川も天気も最高でして。

ジョミー「いいよね、誰もいなくて貸し切り!」
マツカ 「吊り橋ダイブがありますしね」

通行止めにしています、とマツカ君の穏やかな笑み。

マツカ 「でも、吊り橋より凄いんですよね…」
Aぶるぅ「そだよ、うんと高くまで飛ぶつもり!」

キースを連れて、と悪戯小僧が河原をピョンピョン。

Aぶるぅ「早く着替えて、準備してよね!」
キース 「本気で、俺を落とす気か!?」
Aぶるぅ「もっちろ~ん! バスの中でも相談したし…」

チキンレースもしなくっちゃ、とニコニコと。

Aぶるぅ「ぼくとブルーが、カメラを構えて急降下!」
Aブルー「楽しみだよねえ、どっちが勝つか!」
Aぶるぅ「ギリギリまで粘ってみせるもーん!」

キースの頭が割れる寸前、と怖すぎる台詞。

Aぶるぅ「そこでシャッター、それから救助!」
ぶるぅ 「頑張ってね!」
Aぶるぅ「レースも、救助も、うんと頑張る!」

でもね、と悪戯小僧、舌をペロリと。

Aぶるぅ「チキンレースを頑張りすぎたら、大失敗で…」
Aブルー「キースの頭がスイカだよねえ…」
キース 「おい、あんたまで失敗なのか!?」

あんた、腐ってもソルジャーだろう、とキース君、真っ青。

キース 「助けられないとか、有り得ないぞ!」
Aブルー「うーん…。実戦だったら、そうなんだけど…」
Aぶるぅ「シャングリラが沈むわけじゃないしね!」

キースの頭が割れるだけで…、と悪戯小僧の相槌が。

Aぶるぅ「だから、失敗しちゃった時は…」
Aブルー「フォロー、よろしく頼むよ、ブルー!」
ブルー 「まあね、死なれたら面倒だしさ…」

そこは任せて、と生徒会長。

ブルー 「というわけで、死にはしないから…」
Aブルー「安心して落ちてくれたまえ!」
キース 「なんで、そうなる!」

やめる方向には行かないのか、と悲鳴ですけど。
無理そう…。


2024/05/22 (Wed)



☆キメれば高評価


いよいよ河原でバーベキューですけど、セットでショーが。
キース君が法衣でスカイダイビング、河原に登場する趣向。

Aブルー「やめる方向って、キメれば、君が高評価だよ?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 空から会場入りだしね!」
シロエ 「ですね、颯爽と降りて来て下さいよ!」

回転も捻りも要りませんから、とシロエ君の相槌が。

シロエ 「真っ逆様に落ちて来たって、直前でですね…」
ジョミー「足から落ちる方向にさ…」
サム  「修正するだけで、ダイブ成功だぜ?」
スウェナ「そうよ、頑張れば出来るでしょ!」

途中で回転しないんだもの、とスウェナちゃん。

スウェナ「余計な技を入れなかったら、いける筈よね?」
シロエ 「柔道部で鍛えた運動神経、出番ですってば!」
ジョミー「うん、キースなら、いけるって!」
キース 「出来たら、誰が苦労するか!」

無茶を言いやがって、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「ぶっつけ本番、一発勝負で、誰が出来ると!」
シロエ 「だからこそです、成功した時は、先輩の株が…」
サム  「急上昇で、爆上げだしよ…」
ジョミー「キメるべきだよ、死んでいないで!」

死なないで済むみたいだけどさ、とジョミー君、笑顔全開。

ジョミー「ブルーの救助は、絶対、入るんだから!」
ブルー 「それとも、ぼくを信用出来ないとでも?」
キース 「い、いや、それは…」
ブルー 「肉や野菜を、君より優先するのは無いね!」

ぼくは食べるの専門だから、と生徒会長のズレた発言。

ブルー 「ダイブの間は、食事よりも、ショーが優先で…」
シロエ 「河原で見なくちゃ損ですよね!」
ブルー 「ピンポーン! だから命は大丈夫!」

ヤバいと思えば、即、救助! と胸を張る人。

ブルー 「心配しないで、華麗に登場してくれたまえ!」
Aブルー「その瞬間も、ぼくとぶるぅが激写だよ!」
キース 「ヤバすぎだろうが!」

俺が助かるのが大前提では…、と顔面蒼白ですけど。
そうかも…。


2024/05/23 (Thu)



☆賭けるのは無理


河原へバーベキューに来た御一同様、期待するのがショー。
キース君が法衣で空から登場、スカイダイビングなヤツで。

Aブルー「そりゃさ、ブルーがいる以上はさ…」
Aぶるぅ「助かるに決まっているもんね!」

ぼくとブルーが失敗しても、と悪戯小僧の満面の笑顔。

Aぶるぅ「もちろん、チキンレースも安心!」
Aブルー「ぶるぅと競うよ、ギリギリまでね!」
キース 「やめてくれ!」

マジで、と悲鳴ですけど、まるでスルーなレースの参加者。

Aブルー「ぶるぅに勝ちは譲らないから!」
Aぶるぅ「ぼくだって、負けていないもーん!」
A船長 「楽しみですねえ、どちらが勝つか」

いっそ賭けたいくらいですよ、とキャプテンまでが。

A船長 「どうです、皆さん?」
シロエ 「うーん…。正直、やりたいですけど…」
サム  「キースに思い切り、恨まれそうでよ…」
ジョミー「どっちに賭けていたって、根に持ってさ…」

末代まで祟られそうなコース、とジョミー君が竦める肩。

ジョミー「ただでも疫病仏なんだよ?」
シロエ 「祟られたら、後がありませんしね…」
サム  「まったくだぜ。賭けてえけど、遠慮する方が…」
スウェナ「いい選択だと思うのよねえ…」

残念だけど、とスウェナちゃんも。

スウェナ「見物だけにしておくわ、法衣でダイブ」
A船長 「なるほど、賭けになりませんねえ…」
Aブルー「仕方ないって、まあ、賭けなくても…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ スリル満点だしね!」

キースの頭が割れるか、キメて拍手か、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「とにかく、キースは着替えてよ!」
キース 「着替えなかったら、どうなるんだ?」
Aぶるぅ「強制イベ!」

ぼくが着替えをさせるもん、とピョンピョンと。

Aぶるぅ「着付けなんかは、適当で!」
Aブルー「ぼくも手伝う、法衣の着方は謎だけど!」
キース 「嫌すぎるぞ!」
Aぶるぅ「じゃあ、着替え!」

変な着付けが嫌なら着替え、と命令が。
従うしか…。


2024/05/24 (Fri)



☆覚悟が出来たら


河原でバーベキューな面々ですけど、ショーに集まる期待。
キース君が法衣でスカイダイビングで、登場する趣向で…。

Aぶるぅ「着替え、急いで済ませて来てね!」
Aブルー「そのまま逃亡するのも、無しで!」
キース 「逃げても無駄だと、俺にだって分かる!」

連れ戻されるだけなんだ、とキース君、着替えに木陰へ。

Aぶるぅ「ふうん、ああやって着る服なんだ?」
Aブルー「普通の服とは、ずいぶん違うね…」
キース 「サイオンで覗くな、聞こえてるぞ!」
Aブルー「はいはい、見られていると、意気消沈だね!」

誰かさんみたいだよ、とソルジャーの視線がキャプテンに。

Aブルー「よかったねえ、ハーレイ、お仲間が出来て!」
A船長 「少し違う気がするのですが…」
Aブルー「違わないって、覗きが駄目だというんだし!」

意気消沈だと困るからね、とソルジャー、クスクス笑い。

Aブルー「ダイブするなら、うんと元気に!」
Aぶるぅ「そだね、萎えちゃったら、ダメダメだもん!」
キース 「やかましい!」

好き放題に言いやがって、と着替えたキース君が河原へ。

キース 「用意は出来たぞ、ついでに覚悟も出来ている!」
Aブルー「オッケー、それじゃ、早速!」
Aぶるぅ「あっ、その前に、カメラ、カメラ!」
マツカ 「承知してます、こちらをどうぞ」

プロ仕様です、とマツカ君が差し出す、2台のカメラ。

マツカ 「使い方は、お分かりになりますか?」
Aブルー「もちろんだよ! これがシャッター!」
Aぶるぅ「出発前に、キースを激写!」

パシャリ、と同時にシャッター音が。

Aブルー「うん、いいね!」
Aぶるぅ「画質、最高! いいのが撮れそう!」

チキンレースを頑張るもん! と張り切る悪戯小僧。

Aぶるぅ「カメラは持ったし、後は、キースを…」
Aブルー「がっちり抱えて、リフトオフ!」
キース 「うわっ!」
Aぶるぅ「出発!」

飛ぶよ、とキース君を連れて急上昇ですけど。
高すぎでは…?


2024/05/25 (Sat)



☆先に始めるべき


河原でバーベキューですけれども、その前に凄いショーが。
キース君が法衣でスカイダイビング、河原へ降下する予定。

ジョミー「凄いね、点になっちゃったよ…」
シロエ 「あそこからだと、スピード、出るでしょうね…」
サム  「もしも河原に激突したら、ペシャンコでねえの」

とんでもねえ、とサム君、肩をブルッと。

サム  「あいつら、救出できるのかよ?」
ブルー 「まず無理だろうね、チキンレースに夢中だし!」

ぼくの出番になると思う、と生徒会長。

ブルー 「だけど、出番は、まだまだ先かな…」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「ぶるぅとブルーが、先に始めてくれってさ!」

バーベキューを、と生徒会長が指差す遥か上空。

ブルー 「会場入りが売りなわけだし、食べながら…」
ぶるぅ 「見物するのが、最高だって!」

ぶるぅも連絡して来たもん、と料理上手なお子様も。

ぶるぅ 「バーベキューが盛り上がるまで、待機らしいよ」
一同  「「「うーん…」」」

どうすべきか、と誰もが見合わせる顔。

シロエ 「キース先輩、上で宙吊りなんですよね…?」
ジョミー「そうだと思うよ、待機中だし」
サム  「俺たちの状況、見えてるのかよ?」

キースにも、とサム君の問い。

サム  「あの迷惑なヤツらは、サイオンだけどよ…」
シロエ 「キース先輩、そんなスキルがありましたっけ?」
スウェナ「聞いたことないわね、見えてないでしょ」

川が辛うじて見える程度で…、とスウェナちゃん。

スウェナ「見えてないなら、盛り上がってても…」
シロエ 「恨まれることは無いんでしょうか?」
ジョミー「そうじゃないかな、それに早めに終了で…」
サム  「引導な方がいいよな、きっと」

宙吊りで長く待つよりは、とサム君、うんうん、と。

サム  「この際、食って楽しむべきだぜ」
ジョミー「それでいこうよ、ぼくたちは」
ぶるぅ 「オッケー!」

じゃあ焼くからね、とバーベキュー、スタート。
さて…?


2024/05/26 (Sun)



☆早く来ないと損


始まりました、河原でバーベキュー。不在な面子はスルー。
肉や野菜が焼ける匂いが漂い、もう最高の雰囲気でして…。

シロエ 「いいですねえ! 河原は空気も爽やかですし」
ジョミー「焦げても、臭くならないもんね!」
サム  「まあ、ぶるぅだしよ、焦がさねえけど」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ どんどん食べてね!」

焼き上がったら、お皿にどうぞ、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「お肉も野菜も、うんといいのが揃ってるもん!」
マツカ 「最高級のを手配しました、肉も野菜も」
ブルー 「バーベキューには、もったいない食材だよね」
スウェナ「トリュフ丸ごととか、凄すぎるでしょ!」

流石、マツカ、とスウェナちゃんも大絶賛。

スウェナ「こんな贅沢、そうそう出来ないわよ?」
サム  「肉にしてもよ、美味いもんなあ…」
ジョミー「きっとレアでもいけるヤツだよ、それをさ…」
シロエ 「強火でこんがり、最高ですよね!」

もう美味しくて…、とシロエ君がかぶりつく肉。

シロエ 「キース先輩も、早く来ないと損ですよ!」
サム  「分かるぜ、ダイブで急降下な!」
ジョミー「降りて来たらさ、もう、掻っ攫う勢いで…」

食べればいいと思うんだよね、とジョミー君が立てる親指。

ジョミー「そろそろ、来てもいい頃なんじゃあ…?」
シロエ 「どうでしょう?」
サム  「盛り上がって来たら、登場だしよ…」

来るんでねえの、とサム君が見上げる遥か上空。

サム  「うーん、遠すぎて、見えねえけど…」
ジョミー「ぼくも無理だよ、双眼鏡とか無いのかな?」
ぶるぅ 「ん-とね、肉眼で見てね、って!」

アッと言う間に落ちて来るから、と空を指差すお子様。

ぶるぅ 「今、ぶるぅから、連絡で…」
ブルー 「ブルーからも来たね、始まるらしいよ」
サム  「マジかよ、食ってる場合じゃねえぜ!」
ジョミー「見るしかないよね!」
ぶるぅ 「そだね!」

お肉とか、ちゃんと見とくから、と元気な声が。
救助よりも肉…。


2024/05/27 (Mon)



☆追加でよろしく


河原でバーベキューな面々ですけど、ついに始まるショー。
キース君がスカイダイビングで河原に登場、そういう趣向。

シロエ 「ぶるぅは、ショーは見ないんですか?」
サム  「肉とか、焦げてもいいじゃねえかよ」
ぶるぅ 「ダメダメ、焦げたお肉とかは、絶対、ダメ!」

やっぱり気になっちゃうんだもん、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「大丈夫、ショーも見てるから!」
ジョミー「もしかして、キースよりも、肉が優先なだけ?」
ぶるぅ 「違うよ、ショーが最優先!」

焦げてないなら、とニッコリと。

ぶるぅ 「今、乗っかってる分だけ、注意!」
シロエ 「なるほどです! 追加が無ければ安心ですね!」
ぶるぅ 「そだね、でもでも、乗せてもいいよ?」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 追加、よろしく!」

着いたら、すぐに食べるから、と空の上から大声が。

Aぶるぅ「ブルーも、追加で頼む、って!」
ぶるぅ 「追加、どれだけ?」
Aぶるぅ「ぼくとブルーで、お肉を、うんと沢山と…」
Aブルー「キースの疲労回復用に、ドッカンと!」

景気よく10人前くらい、とソルジャーの声も。

Aブルー「網のサイズからして、いけるよね!」
ぶるぅ 「オッケー、強火で一気に焼いちゃう!」
Aブルー「頼むよ、じきにスタートだから!」
ぶるぅ 「うんっ、強火で!」

急がなくっちゃ、と追加で網に乗せまくる肉や野菜など。

ぶるぅ 「誰か、薪を追加して!」
シロエ 「かまいませんけど、追加が来たってことは…」
サム  「キースどころじゃねえんでねえの?」
ぶるぅ 「いいの、焦げたら大変だから!」

ショーは合間にチラ見で充分、と火加減の調整中。

ぶるぅ 「うん、いい感じ! 薪も、もっと!」
ジョミー「ガンガン入れていいのかな?」
ぶるぅ 「急いで焼いて、って注文だしね!」
シロエ 「罠の匂いがしませんか…?」
サム  「救助要員が減るヤツな…」

罠に決まっているじゃねえか、という声ですけど。
そうかも…。


2024/05/28 (Tue)



☆忘れ果てた人たち


河原でバーベキューの最中ですけど、もうじき、ショーが。
キース君が法衣でスカイダイビングで、華麗に登場な企画。

Aぶるぅ「お肉、ドッサリ追加してくれたーっ!?」
ぶるぅ 「もっちろーん! 今、焼いてるトコ!」
Aぶるぅ「オッケー、それじゃ今から、ショータイム!」

注目、注目! と遥か上空で叫ぶ悪戯小僧。

Aぶるぅ「キースのスカイダイビング、開始!」
一同  「「「うわー……」」」

マジか、と皆が見上げる中、一直線に落ちて来るブツ。

キース 「止めてくれーっ!」
一同  「「「ひぃぃっ!」」」

ダメなヤツだ、と誰もが思うスピード、みるみる接近。

キース 「あああああああ!!!」
一同  「「「あーっ!!!」」」

終わった、と目を瞑る人やら、手で塞ぐ人やら。

Aぶるぅ「はい、おしまーい!」
Aブルー「決定的瞬間、バッチリ撮った!」

これがキースの顔なんだけど、とカメラを出すソルジャー。

Aブルー「よく撮れてると思うんだけどね、百面相!」
Aぶるぅ「ぼくも、一杯、撮ったもーん!」

これが恐怖に歪んでるヤツ、と悪戯小僧も。

Aぶるぅ「こっちは、絶叫しているトコなんだよね!」
Aブルー「ぼくが撮った方が、もっと大口開けてるし!」

チキンレース、どっちが勝ったと思う、と提示される写真。

Aブルー「ぼくだよねえ?」
Aぶるぅ「ううん、絶対、ぼくだって!」
ブルー 「どうでもいいけど、君たち、二人揃って…」

キースの救助を忘れただろう、と生徒会長、腕組み。

ブルー 「焼肉追加で、ぶるぅを救助から外したくせに!」
Aブルー「あっ、ごめん! ソレ、忘れてたよ…」
Aぶるぅ「ホントだ、救助要員、一人にしてたんだっけ…」

綺麗サッパリ忘れちゃってたあ! と悪戯小僧が竦める肩。

Aぶるぅ「二人いるって、すっかり思い込んでて…」
Aブルー「もう全力で、チキンレースだったんだけど…」

ヤバかったかも、と二人とも舌をペロリですけど。
酷すぎ…。


2024/05/29 (Wed)



☆供養に食べるべし


河原でバーベキューの最中、落下して来た法衣のキース君。
激突寸前に救助ですけど、救助要員が一人だけだった結末。

サム  「マジかよ、マジで忘れてたのかよ!?」
Aブルー「つい、ぶるぅとの競争でさ…」
Aぶるぅ「ヒートアップしちゃってたもんね…」

忘れてごめん、と謝られても、今更すぎるわけでして。

ブルー 「正直、ぼくが失敗してたら、キースの頭は…」
Aブルー「分かるよ、ぱっくり割れてしまってザクロで…」
Aぶるぅ「脳味噌、飛び散るヤツなんだけど…」

それはそれで…、と悪戯小僧の開き直った顔。

Aぶるぅ「臨死体験だったっけ? うんと貴重だし!」
Aブルー「法話に使える、って話だったし…」
A船長 「ついでに、結果オーライですしね」

生きてますから、とキャプテンが指差すキース君。

A船長 「腰は抜けてるようですが…」
キース 「普通、抜けると思うんだが!」

ついでに後が怖すぎてな、とキース君の仏頂面。

キース 「真面目に死ぬトコだったんだぞ!」
Aブルー「そう言わないでさ、肉も焼けて来てるし…」
Aぶるぅ「ドンと追加で頼んだもーん!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ じきに焼き上がるよ!」

キースも食べて、しっかり復活! と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「ザクロな危機は回避したしね!」
キース 「そう言われても…!」
シロエ 「キース先輩、命懸けで焼いた肉ですよ?」

ここで食べなきゃ損しますって、とシロエ君も。

シロエ 「食欲ないなら、ぼくが代わりに頂きます!」
ジョミー「あっ、ぼくも!」
サム  「俺もだぜ!」

キースの分まで食ってやるから、とサム君、親指をグッと。

サム  「成仏しろよな、代わりに食って施餓鬼するしよ」
シロエ 「いいですね! 食べて供養で、バッチリです!」
Aぶるぅ「それ、最高! みんな、どんどん食べないと!」
Aブルー「食べまくってキースを供養だね!」

河原に倒れて死んでるしさ、と煽ってますけど。
食べ尽くすと…?


2024/05/30 (Thu)



☆いい出汁が出そう


バーベキューで盛り上がる河原へ、法衣で落ちたキース君。
腰が抜けて倒れてますけど、肉や野菜が焼けているわけで。

Aブルー「それじゃ、キースの供養で、乾杯!」
一同  「「「かんぱーい!」」」

食べまくるぞ、と誰も遠慮しないで、片っ端から食べる今。

シロエ 「美味しいですねえ、焼き加減だって最高です!」
サム  「そりゃよ、キースの命よりも優先でよ…」
ジョミー「焼いた肉だし、美味しくなるのも当然だよね!」
スウェナ「隠し味は、キースの命だものねえ…」

スープもあれば良かったかもよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「キースの命で、いい出汁が出たと思わない?」
シロエ 「言えてます! そうだ、今から仕込むとか…」
サム  「うんうん、キースを、また落としてよ…」

出汁を取ったらいいんだよな、とサム君も。

サム  「キース、もう一度、やらねえか?」
Aぶるぅ「面白そう! スープもいいけど、煮込みとか…」
Aブルー「ちょっと暑いけど、鍋もいいねえ!」

出汁を取るなら、とソルジャーも乗り気。

Aブルー「そうだ、カレーもいけるかも!」
シロエ 「おでんの残りで、和風カレーが出来ますし…」
ぶるぅ 「そだね、お出汁でカレーは定番だよ!」

おでんが余った時にピッタリ、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「キースでお出汁を取るんだったら、お鍋かな?」
シロエ 「お鍋の出汁を使い回して、おでんですか?」
ぶるぅ 「そうなの、今日は河原で、みんなで、お鍋で…」

帰ってから、おでんを仕込むんだよね、とピョンピョンと。

ぶるぅ 「でもって、おでんが明日のお昼で…」
Aブルー「夜は、おでんが出来上がり、と!」

ナイスアイデア、とソルジャー、大絶賛。

Aブルー「キース、出汁を取るから、もう一度!」
Aぶるぅ「チキンレースも、またやりたいし!」
キース 「断固、断る!」
Aぶるぅ「でも、お出汁ーっ!」

命でお出汁、と叫ぶ悪戯小僧ですけど。
今月、これにて中継終了~。


2024/05/31 (Fri)





拍手[0回]

PR
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新CM
[06/12 みゆ]
[06/12 Qちゃん]
[06/09 みゆ]
[06/09 Qちゃん]
[05/15 みゆ]
最新TB
プロフィール
HN:
みゆ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
カウンター
アクセス解析