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シャングリラ学園つれづれ語り
☆サンタには必須


雪の元老寺でクリスマスという、元日の夜のトンデモ企画。
庫裏の座敷にチキンなどが並んで、ジングルベルが大音量。

アドス 「メリークリスマス!」
イライザ「さあ、サンタさんの出番ですわよ!」

拍手でお迎えしましょう、とイライザさんが始めた手拍子。

アドス 「キース、サッサと入って来んか!」
イライザ「逃げたら、分かっているでしょうね?」
キース 「メリークリスマス!」

座敷の襖がガラリと開いて、Tシャツに海パンのキース君。

キース 「これでお役目、終了だな!?」
アドス 「何を言うんじゃ、プレゼントはどうした?」
キース 「はあ?」
アドス 「サンタは、プレゼントを配るモンじゃろう!」

持っておらんように見えるが…、とアドス和尚のツッコミ。

アドス 「確かに、衣装はサンタなんじゃが…」
イライザ「Tシャツも二枚披露ですけど、プレゼントを…」

持たずに来るのはアウトですわね、とイライザさんも。

イライザ「そんなことだと思いましたし…」
アドス 「用意しておいて良かったわい」

入れ、とアドス和尚が指をパチンと。

宿坊の人「プレゼント、お持ちしました!」
一同  「「「えっ?」」」
宿坊の人「作務衣で失礼いたします。メリークリスマス!」

プレゼントをどうぞ、と大きな袋から箱を幾つも。

宿坊の人「日持ちしますから、お持ち帰り下さい」
ぶるぅ 「わぁーい、お菓子だよね!?」
アドス 「生憎、クリスマスのは、無かったんですがな…」
イライザ「クッキーと焼き菓子の詰め合わせですの」

遠慮なくお持ち下さいね、とイライザさんの笑み。

イライザ「サンタがいるなら、プレゼントは必須ですもの」
シロエ 「いいんですか? この店、高いんですけど…」
サム  「貰っちまってかまわねえって?」
アドス 「もちろんですとも、ツケはキースに…」
イライザ「回しますのよ、支払いの方は、キース次第で…」

好みで選んで貰いますの、と言ってますけど。
どう支払うと…?


2025/01/16 (Thu)



☆支払いとコース


雪の元老寺でクリスマスな元日の夜、キース君がサンタに。
武闘派なサンタのTシャツを披露、海パンも装備ですけど。

キース 「どうして、そういうことになるんだ!」
アドス 「プレゼントを用意せんからじゃ!」

そんなサンタはおらんじゃろう、とアドス和尚の厳しい顔。

アドス 「ツケは払って貰うからな!」
イライザ「請求書は、お部屋に置いておきましたからね」

好きな方法で払ってちょうだい、とイライザさん。

イライザ「現金払いでかまわないわよ」
キース 「ちょ、ちょっと失礼する…!」

南国のサンタなキース君、飛び出して行って、直ぐ戻って。

キース 「何なんだ、あの請求書は!?」
イライザ「プレゼントにかかった費用でしょ」

お財布は後にしなさいね、とイライザさんの注文が。

イライザ「お行儀が悪いし、皆さんの前では失礼だし…」
アドス 「まったくじゃ。明日にしておけ」

皆さんがお帰りになってからでいい、とアドス和尚も。

アドス 「お母さんに渡しておくんじゃぞ」
キース 「あんな大金、どうしろと!?」

俺の小遣いよりも高いんだぞ、とキース君が握り締める拳。

キース 「まさか、この先、小遣い無しとか…」
アドス 「おお、そのコースは思い付かなかったわい」
イライザ「本当に。…そのコースで支払いもアリですわよ」

払えないのは承知ですもの、とイライザさんの笑み。

イライザ「分割払いは、考えてましたから」
アドス 「払い終わるまでのローンで、選べるんじゃぞ」

半年でもいいし、一年でも…、と分割払いの提案。

アドス 「他に、労働コースもあるんじゃが…」
イライザ「冬休みの間、働いて貰うコースになるわね」

お出掛けするんでしょうし、朝の間だけ、とイライザさん。

イライザ「庫裏の掃除と、洗濯をすればいいのよ」
キース 「冬休みの間、毎朝か!?」
アドス 「嫌なら、分割払いで返すことじゃな」

小遣い無しのコースでもいい、と迫ってますけど。
選べと…?


2025/01/17 (Fri)



☆働いて返すなら


元日の夜にクリスマスな元老寺、キース君が陥ったピンチ。
武闘派なサンタTシャツで登場ですけど、プレゼント無し。

キース 「あんな金額、分割払いでもキツイんだが!」
アドス 「なら、働けば良かろうが」
イライザ「庫裏の掃除と、洗濯だけでいいんですからね」

しかも冬休みの間だけじゃない、とイライザさん、ズイと。

イライザ「それが嫌なら、お小遣いから返して貰います」
キース 「……仕方ない……」

働くコースの方でお願いしたい、とキース君のチョイス。

キース 「冬休みの間だけで済むと言うなら…」
アドス 「手抜きした時は、延長じゃぞ」
イライザ「特に掃除は、お正月だけに丁寧になさい」

本堂の掃除もするんですよ、とイライザさん。

イライザ「そっちは、普段の仕事ですからね」
アドス 「正月なんじゃし、綺麗に掃除するんじゃな」

延長されたくなかったら、とアドス和尚も。

アドス 「働くと言えば、今夜のパーティーの方も…」
イライザ「皆さんに、サービスしないといけませんよ」

プレゼントが無かったサンタでしょう、とダメ押しが。

イライザ「そちらの方も、プレゼントに代わりに働いて…」
アドス 「喜んで頂くべきじゃぞ、その格好でな」
キース 「お、おい…!」

まさか、この格好で最後までか、とキース君、愕然。

キース 「部屋で着替えて来るというのは…」
アドス 「駄目に決まっておるじゃろう!」
イライザ「Tシャツを、機関銃からボクサーに…」

着替えるのなら許しますわよ、とイライザさんの睨み。

イライザ「他は一切、認めません!」
アドス 「いいな、パーティーを盛り上げてこそじゃ」

記念撮影にも応じるように、と恐ろしすぎる命令が。

アドス 「どうぞ皆さん、サンタと記念撮影を!」
イライザ「御遠慮なく、お撮り下さいね」
一同  「「「イイネ!」」」
キース 「待て、それだけは困るんだが!」

写真は後に残るからな、と慌ててますけど。
逃げられますか…?


2025/01/18 (Sat)



☆記念撮影は困る


元日の夜は元老寺でクリスマスパーティー、カオスな新年。
サンタTシャツなキース君、プレゼント無しを責められ中。

アドス 「残るも何も、皆さんの記憶に残るんじゃぞ」
イライザ「写真が無くても、クッキリですよ」
キース 「その方向では駄目なのか!?」

写真は無しで…、とキース君、必死。

キース 「その分、他でサービスを努力する!」
ブルー 「そうなのかい?」
キース 「写真よりかは、マシだからな!」

あんたからも口添えしてくれ、と生徒会長に土下座で。

キース 「銀青様の仰せとなれば、親父たちも…」
アドス 「聞かないわけにはいきませんなあ…」
ブルー 「オッケー、記念撮影は無しということで…」

頼めるかな、と生徒会長、いえ、銀青様のお言葉。

ブルー 「キースの雄姿は、目だけで楽しむことにするよ」
アドス 「銀青様が仰るのなら…」
イライザ「分かりましたわ、残念ですけど」

その代わり…、とイライザさんの視線がキース君に。

イライザ「他のサービス、頑張りなさいね」
キース 「もちろんだ!」
ブルー 「それじゃ、今夜は下僕三昧!」
キース 「下僕!?」

俺に下僕になれと言うのか…、とキース君の顔が真っ青。

キース 「パーティーの間中、こき使われろ、と!?」
ブルー 「サービスを頑張るわけだよね?」

まずは、宿坊の人の下僕で、と生徒会長、ニッコリと。

ブルー 「プレゼントを届けに来てくれた分、仕事がさ…」
アドス 「滞ったかもしれませんなあ…」
宿坊の人「そうですね、お部屋に布団を敷くとかの…」

夜の業務が遅れてますが…、という答え。

ブルー 「らしいよ、キース、行ってきたまえ!」
キース 「この格好でか!?」

それこそ写真の危機なんだが…、とキース君、ガクブル。

キース 「お客様に撮影されて、SNSで拡散で…」
ブルー 「そうだろうねえ…」
キース 「嫌すぎる!」

親父の下僕になる方がマシだ、と絶叫ですけど。
アドス和尚の…?


2025/01/19 (Sun)



☆下僕をやるなら


元日の夜にクリスマスパーティー、カオスな元老寺の新年。
サンタなキース君、記念撮影を拒否、その代わり、下僕に。

アドス 「ほほう…。ワシの下僕をやりたい、と?」
キース 「宿坊には行きたくないからな!」

止めても隠し撮りがある、とキース君の引き攣った顔。

キース 「お客様の中には、一人くらい…!」
シロエ 「撮る人、いるのが普通ですよね…」
サム  「でもって、内輪だけに見せてた筈のがよ…」

流出するのも定番だぜ、とサム君も。

サム  「今の格好で宿坊に行ったら、マジで詰むヤツ…」
ジョミー「明日の夜には、拡散だよね…」
キース 「真面目に、そうなる危機なんだ!」

親父の下僕にしておいてくれ、とキース君、合掌ですけど。

シロエ 「致命的に似合っていない気がします…」
スウェナ「サンタTシャツに海パンだものね…」
アドス 「御本尊様も、お笑いになっておられるかと…」

合掌も、お念仏も似合わんわい、とアドス和尚の深い溜息。

アドス 「こんな下僕を貰ってものう…」
イライザ「正直、困りますわよね…」
アドス 「そうじゃ、お前が下僕にじゃな…」
イライザ「いいですわね!」

パーティーを手伝って貰いますわ、とイライザさんの笑み。

イライザ「ちょっと待ってて下さいね」
一同  「「「は?」」」
イライザ「取って来る物がありますのよ」

お手伝いには必須ですの、と何かを取りに出て行きまして。

イライザ「お待たせしました、はい、キース」
キース 「…なんだ?」
イライザ「広げてみれば分かるでしょ」

どうぞ、とイライザさんが手渡す、ピンクの花柄の布。

キース 「…広げろ、と? げっ!?」
シロエ 「花柄のエプロンじゃないですか!」
サム  「しかもフリルがついてやがるぜ、女物だよな?」
ジョミー「まさか、キースが腰にエプロンするわけ?」
イライザ「海パンは隠れますけど、Tシャツは見えますわ」

下僕ならつけて下さいな、と注文ですけど。
最悪かも…。


2025/01/20 (Mon)



☆エプロンで下僕


雪の元日な元老寺の夜、庫裏でクリスマスパーティーな今。
サンタTシャツのキース君、イライザさんの下僕に決定で。

キース 「待て、海パンの上に、このエプロンでは…」
イライザ「何か問題がありますの?」
キース 「前から見た時、最悪なんだが…!」

エプロンの丈は膝上だぞ、とキース君、顔面蒼白。

キース 「笑われるしかない格好で…」
アドス 「エプロンの下に見えるのは、足じゃからのう…」
イライザ「写真撮影は禁止なんだし、よろしいでしょ?」

皆さんの記憶に残るだけよ、とイライザさんはスルー。

イライザ「サッサとエプロン、つけなさいな」
アドス 「Tシャツがあるだけ、マシなんじゃぞ?」
ジョミー「あー…。もしも、海パンだけだったら…」
サム  「最低な格好になっちまうよな…」

早くエプロンつけちまえよ、とサム君が指差す腰エプロン。

サム  「でないと、変質者にしか見えねえヤツだぜ?」
ブルー 「誰かさんなら、喜びそうだけどねえ…」
キース 「うっ…!」

グッと詰まったキース君。

キース 「分かった、この件、他言するなよ?」
一同  「「「はーい!」」」

黙っています、と揃った声。

シロエ 「誰かさんが知ったら、悲惨ですしね…」
サム  「マジで詰みだぜ」
アドス 「どなたのことかは、存じませんが…」
イライザ「話は決まりましたわね」

早くなさい、とイライザさんが急かして、エプロン装着。

キース 「つけたぞ、これでいいんだな!?」
イライザ「そうよ、頑張ってお手伝いしなさいな」

下僕なんだし、とイライザさん、顎で使う気。

イライザ「キース、このお皿は下げて、次のをね」
キース 「はいっ!」

裏方の方で頑張ります、とキース君が給仕などを。

ジョミー「アドス和尚の下僕をやるより、キツいかも…」
アドス 「なあに、せがれの自業自得で…」
イライザ「パーティー、楽しんで下さいな」

いい元日になりましたわね、と笑顔ですけど。
厄日なのでは…?


2025/01/21 (Tue)



☆延長だった正月


元日にクリスマスだった今年の正月、終わった後は冬休み。
プレゼント代を働いて払ったキース君、大忙しだった模様。

キース 「やっと正月が終わってくれた…」
シロエ 「とうに終わっていますけど?」

冬休みも終わって長いですよ、とシロエ君が傾げる首。

シロエ 「三連休も終わりましたし、今日は今月最終の…」
サム  「土曜だよなあ、お決まりのコースでよ」

ブルーの家に来て過ごすヤツな、とサム君も。

サム  「ついでに言うなら、先週の時点で、同じでよ…」
ジョミー「通常営業だったよね?」

お寺の場合は違うわけ、とジョミー君の問い。

ジョミー「旧暦でやるから、遅くまでとか?」
キース 「違う、プレゼント代の労働期間が延長戦で…」

俺の正月は続いてたんだ、とキース君の深い溜息。

キース 「庫裏の掃除と洗濯だけだが、甘かった…」
シロエ 「何か失敗したんですか?」
キース 「言う気にもなれんが、色々とな…」

今朝も働いて、やっと借金を返し終わった、と悲惨な激白。

キース 「おふくろも親父も、容赦ないしな…」
??? 「うん、知ってる!」

凄いよね、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「特に、お母さんが凄くってさ…」
キース 「何の話だ!?」
Aブルー「もちろん、お正月のパーティーだよ!」

ホントに素晴らしいセンスだったし、とソルジャーの称賛。

Aブルー「キースに、裸エプロンもどき!」
一同  「「「げっ!」」」

知ってたのか、と一同、ドン引き。

キース 「あ、あんた、もしかしなくても、アレを…」
Aブルー「参加出来なくて残念だったね…」

ニューイヤーのパーティーがあったしさ、と愚痴る人。

Aブルー「あっちじゃ、貴重なお祭り騒ぎで…」
キース 「それが無ければ、来ていたと!?」
Aブルー「当たり前だよ、アドス和尚と、お母さんなら…」
シロエ 「記憶操作ですね…」

知り合いのふりが出来そうです、と言ってますけど。
確かに…。


2025/01/22 (Wed)



☆肉眼で見たい人


来週には1月が終わる土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
キース君が愚痴な所へ、ソルジャーが登場したわけでして。

Aブルー「知り合いどころか、親友でもオッケー!」
シロエ 「先輩方のポジションですか?」
Aブルー「そうなるね。先輩なコースもいけたかも!」

柔道部の先輩は無理があるけどさ…、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「お世話になった先輩とかなら、記憶操作で…」
ジョミー「入り込めてた、って?」
Aブルー「こっちのブルーと、双子でもいいねえ!」
ブルー 「あのねえ…」

こんな兄弟は要らないし、と生徒会長、即答。

ブルー 「その場で否定で、放り出すから!」
Aブルー「困るよ、来なくて正解だったヤツ…」

ところで、キース、とソルジャー、ズズイと。

Aブルー「もう一度、やってくれないかな?」
キース 「はあ?」
Aブルー「例のサンタを、見たくってねえ!」

是非とも肉眼で拝見したい、とソルジャーの怖すぎる希望。

Aブルー「見せてくれるなら、ぶるぅは呼ばないから!」
キース 「ぶるぅだと!?」

どうしてヤツが出て来るんだ、とキース君の悪い顔色。

キース 「あいつは、イベの時しか来ない筈だぞ!」
Aブルー「うん、今日も悪戯三昧で…」

ぼくの不在も気付いてないね、とソルジャーが広げる両手。

Aブルー「今、泣いてるのは、厨房にいる面子だけど」
一同  「「「うわー…」」」

気の毒すぎる、と誰もが同情。

シロエ 「盗み食いとか、そういうのですね…」
Aブルー「基本はソレだね、片っ端から食べまくり!」

でなきゃ大酒、とソルジャー、クスッと。

Aブルー「キースがエプロンだった時にも、大酒で…」
サム  「酔っぱらってて、見ていねえとか?」
Aブルー「ピンポーン! 知っているのは、ぼくだけで…」
キース 「あんた、ぶるぅにバラすつもりか!?」
Aブルー「その辺のことは、君次第かなあ…」

もう一度やってくれないかい、と注文ですけど。
あのサンタを…?


2025/01/23 (Thu)



☆嫌なら思い出話


1月最後の土曜日ですけど、生徒会長宅で過ごす御一同様。
其処へソルジャー登場でして、キース君に恐ろしい注文が。

キース 「俺に、アレをやれと!?」
Aブルー「嫌なら、それでいいんだよ?」

無理強いしようとは思わないしさ…、とソルジャーの笑み。

Aブルー「ぼくは見たから、みんなと楽しく思い出話で…」
シロエ 「その後、ぶるぅに話すんですね?」
Aブルー「ピンポーン!」

こっちのぶるぅに、お土産を貰って帰ってさ、とニヤニヤ。

Aブルー「ぶるぅに渡して、今日の思い出話を…」
サム  「キースの件を含めて、まるっと全部な…」
Aブルー「もちろんだよ! ぶるぅが見損ねた元日のさ…」

あれやこれやを話すわけだね、とソルジャー、得意げ。

Aブルー「ぶるぅのことだし、そうなった時は…」
シロエ 「次のイベの時に、リクエストでしょうか?」
Aブルー「だろうね、節分の時は来ないから…」
ジョミー「次と言ったら、お花見だっけ?」

お彼岸の法要も来てないし…、とジョミー君。

ジョミー「お花見だったら、会場、マツカの別荘だしさ…」
シロエ 「料理も出ますし、仕事内容、元日の時と…」

被りますよね、とシロエ君が顎に当てる手。

シロエ 「サンタに桜は似合いませんけど…」
サム  「あいつ、そんなの、気にするタイプかよ?」
ジョミー「違う気がするけど…」
Aブルー「そうだ、夏まで待つっていうのもアリかも!」

南国のサンタなんだろう、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「海の別荘で、サーフボードも用意して…」
スウェナ「本来、そういうサンタだわねえ…」
Aブルー「ぶるぅも、そっちを見たいかもだし…」

ぼくからオススメしておくよ、と笑顔全開。

Aブルー「今年の夏は、キースがサンタTシャツ!」
一同  「「「イイネ!」」」
キース 「何処がイイネだ!!!」
Aブルー「でもさ、ぶるぅに喋ったら…」

夏はサンタになると思う、と目がマジですけど。
どうなる…?


2025/01/24 (Fri)



☆やるなら今の内


1月の最後の土曜日、生徒会長宅に集うシャン学メンバー。
ソルジャーも来まして、キース君のサンタをリクエストで。

シロエ 「でしょうね、同じサンタを見るんだったら…」
サム  「花見よりかは、海の方だぜ」
ジョミー「南国のサンタを再現するには、最高だしね」

サーフィンもやらされるんじゃないかな、とジョミー君。

ジョミー「マツカの別荘のビーチは、向いてないけど」
シロエ 「波が高くはないですからね」

他所のビーチになりそうですよ、とシロエ君の相槌。

シロエ 「マツカ先輩、別荘の近くにありますか?」
マツカ 「あの辺の海だと、普段から波が穏やかですし…」
サム  「他を当たるしかねえってか?」
マツカ 「ヘリで良ければ、最適な場所へ御案内出来ます」

サーファーに人気のビーチですよ、とマツカ君の説明が。

マツカ 「遊泳には、少し危険だそうで…」
サム  「子供とかだと、波が高すぎるのな?」
マツカ 「そうらしいです、ですから、余計に人気ですね」

接触事故が起きませんから、とマツカ君、穏やかな笑み。

マツカ 「遊泳する人がいないというのは、大きいですよ」
シロエ 「巻き込む心配、要りませんしね…」
ジョミー「思う存分、出来るもんね…」

ビッグウェーブに乗りまくってさ、とジョミー君も。

ジョミー「キースはサーフィン、出来たっけ?」
シロエ 「どうなんでしょう、ぼくは知りませんけど…」
サム  「今の場合は、出来るとしても言わねえぜ?」

やらされちまうの、分かってるしよ、とサム君の言。

サム  「もっとも、相手は、ぶるぅだしよ…」
シロエ 「練習してでも、やらされますよね…」
Aブルー「ピンポーン!」

当たり前だよ、とソルジャー、笑顔全開。

Aブルー「どうするんだい、キース?」
キース 「今の間にやっておいたら、喋らないのか?」
Aブルー「そう! ぶるぅも、今なら興味無いしさ…」

最初で最後のチャンスだと思う、と言ってますけど。
やれと…?


2025/01/25 (Sat)



☆傷が浅い間に


1月最後の土曜ですけど、生徒会長宅に来ている御一同様。
ソルジャーも来まして、元日のサンタの再現を希望でして。

シロエ 「キース先輩、やっておいたらどうですか?」
ジョミー「最初で最後のチャンスらしいしね…」
サム  「あっちのぶるぅに、知れた後では遅いんだぜ?」

海の別荘でサンタでよ…、とサム君が竦める肩。

サム  「しかもサーフィン、ついてくるしよ…」
スウェナ「どう考えても、そのコースだわね…」
Aブルー「ぼくからも、ぶるぅにオススメするから…」

外せないのがサーフィンだよ、とソルジャーの怖い台詞が。

Aブルー「それでいいなら、今日の所はスルーして…」
シロエ 「お土産だけ、持って帰るわけですね?」
Aブルー「除夜の鐘の話は、語れないしさ…」

今年も煩悩ゲットをしに来たけどね、とニヤニヤと。

Aブルー「ぼくのハーレイと、ホテルに泊まって…」
ブルー 「その先、禁止!」
Aブルー「ほらね、こうして止めに入るし…」

もう帰るよ、とアッサリ引き下がる姿勢。

Aブルー「というわけで、ぶるぅ、持ち帰り用に…」
ぶるぅ 「お菓子とか、詰めればいいんだね!」

ちょっと待ってて、とキッチンへ跳ねてゆく元気なお子様。

ぶるぅ 「ぶるぅの分も、いっぱい入れるから!」
Aブルー「ついでに、ハーレイの分も、よろしく!」
ぶるぅ 「オッケー!」

じきに戻るね、と扉を開けようとした瞬間。

キース 「待ってくれ!!!」
ぶるぅ 「えっと…?」
キース 「要はサンタだ、もう一度やればいいんだろう!」

持ち帰り用は用意しなくてもいい、とキース君の叫び。

キース 「やりさえすれば、蒸し返さないんだな?」
Aブルー「もちろんだよ!」

其処の所は約束する、とソルジャー、即答。

Aブルー「あのサンタ、やってくれるって?」
キース 「仕方なかろう、傷が浅い間にやっておく!」
一同  「「「イイネ!」」」

またクリスマス、と盛り上がってますけど。
三回目…。


2025/01/26 (Sun)



☆旧暦で行くなら


1月の最後の土曜日、生徒会長宅に来ていた面々ですけど。
ソルジャー登場で流れが変わって、キース君のサンタ再び。

ジョミー「やったね、三度目のクリスマスだよ!」
シロエ 「ちょっぴり遅れてますけどね」
サム  「あー、13日遅れだってトコでも、とっくに…」

終わってるしよ、とサム君が眺める壁のカレンダー。

サム  「仕方ねえよな、1月25日ではよ…」
シロエ 「いえ、12月26日ですよ」
一同  「「「はあ?」」」

何の話だ、と誰もが見合わせる顔。

スウェナ「何なのよ、ソレ?」
シロエ 「由緒正しい暦ですけど?」

キース先輩なら分かる筈です、とシロエ君。

シロエ 「お寺の場合は、必須なのでは?」
キース 「…なんで貴様が知っているんだ!」
シロエ 「たまたまですよ、普段は気にしていませんしね」

月を使った暦なんて、とシロエ君のクスクス笑い。

シロエ 「12月1日が、一月遅れの1日とセットで…」
ジョミー「そうだったんだ?」
シロエ 「ええ。11月1日とキッチリ合ったそうです」

それ以来、たまに見るんですよね、という太陰暦。

シロエ 「そっちの方なら、今日は12月26日で…」
サム  「まだクリスマスの期間じゃねえの?」
ブルー 「そうだね、国によっては祝日だよ」

12月26日と言えば特別、と生徒会長。

ブルー 「アフタヌーンティーの国がそうだね」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「うん。だから、コアラの国でも祝日!」

メープルシロップの国も祝日、と披露される豆知識。

ブルー 「ボクシングデーっていう名前でさ…」
一同  「「「ボクシングデー?」」」

どんな祝日、と首を傾げる御一同様。

シロエ 「まさか、殴り合いをする日ですか!?」
ブルー 「贈り物だよ、箱はボックス」
Aブルー「それじゃ、プレゼントが貰えるわけ?」
ブルー 「スポーツ観戦とか、セールだとか…」

贈り物の他にも色々とね、と笑顔ですけど。
旧暦だと祝日…。


2025/01/27 (Mon)



☆祝日だそうです


1月最後の土曜は25日、生徒会長宅に来ている御一同様。
ソルジャーも来まして、キース君のサンタが再びですけど。

Aブルー「いいねえ、祝日だなんて最高だよ!」
シロエ 「そっちの方は、知りませんでしたけど…」

丁度いい日になりましたね、とシロエ君が立てる親指。

シロエ 「お祭り騒ぎで良さそうですし」
ブルー 「うん。キースのTシャツも、別バージョンを…」

披露するのがいいと思うよ、と生徒会長。

ブルー 「元日の時は、肩に羽織っただけの方をね」
ジョミー「あー、ボクサーのサンタ!」
シロエ 「ボクシングデーだからですか?」
ブルー 「そう! 英語の綴り、ボクシングと同じでさ…」

ボクシングを絡めたカードとかもあるね、という台詞。

ブルー 「贈り物に添えるカードに、ボクシングを…」
Aブルー「描いてあるんだ?」
ブルー 「ハッピー・ボクシングデー、と景気よく!」

パンチしているサンタもアリで、とニコニコと。

ブルー 「なにしろ、クリスマスの翌日だから…」
シロエ 「サンタを引き摺っているわけですね?」
ブルー 「贈り物をするって所も、重なってるしね!」

Tシャツはボクサー柄にすべきだと思う、と提案が。

ブルー 「みんな、そっちも見たいだろうし…」
Aブルー「ぼくもだよ!」
一同  「「「イイネ!」」」

ボクサー柄で、と誰もが賛成。

Aブルー「そうだ、エプロン、どうするわけ?」
シロエ 「エプロン、イライザさんのでしたね…」
ジョミー「黙って借りても、バレないんじゃあ?」
サム  「だよな、他にも持ってるだろうしよ」

あの時のエプロン、使用中でも…、とサム君も。

サム  「瞬間移動で拝借しとけば、いいと思うぜ」
Aブルー「それより、他のを用意する方が面白いって!」
一同  「「「はあ?」」」
Aブルー「もっとド派手に、フリルひらひらのとか!」
一同  「「「げっ!」」」

ソレは悪趣味と言うのでは、と皆がドン引きですけど。
他の…。


2025/01/28 (Tue)



☆悪趣味なエプロン


1月最後の土曜日ですけど、太陰暦だと12月26日な件。
生徒会長宅に集う面々、ソルジャーと三度目のクリスマス。

Aブルー「いいかい、着るのはキースなんだよ?」
シロエ 「そうなんですけど…」
Aブルー「だったら見応えバッチリな方が!」

ちょっと待ってて、と消えたソルジャー、じきに戻って。

Aブルー「はい、こんなのを買ってみましたーっ!」
一同  「「「うわー…」」」

ひらひらな上にピンク色か、と悲鳴が上がっていますけど。

Aブルー「サンタの色は赤だし、ピンクが合うよね!」
キース 「俺に、コレをつけろと!?」
Aブルー「嫌ならスルーしてもいいけど…」

ぶるぅに愚痴りたくなるかもね、とソルジャーの言。

Aブルー「サンタの件は喋らなくても、エプロンなら…」
シロエ 「別件になる、ということですか?」
Aブルー「キースがエプロンを嫌がった、と話すんだよ?」

何処に問題があるんだい、と言われてみれば、その通り。

キース 「あんた、ぶるぅにエプロンのことを…」
Aブルー「尾ヒレをつけて喋るのもいいねえ…」

裸エプロンを見損ねたとか…、と恐ろしすぎる台詞。

Aブルー「もう間違いなく、夏休みの海の別荘はさ…」
ジョミー「キースのエプロン、確定だよね…」
Aブルー「おまけに、裸エプロンでね!」

裸エプロンは知ってるのかな、とソルジャーの笑み。

Aブルー「大人の時間の定番で…」
ブルー 「退場!」
Aブルー「ほら来た、海パンを履いているんだし…」
ブルー 「前から見たなら、そのものだろう!」

生徒会長の叫びで、裸エプロンを理解した御一同様。

シロエ 「キース先輩、今の状況、ヤバいのでは?」
サム  「エプロンしねえと、悲劇しかねえ展開でよ…」
ジョミー「記念写真も撮られそうだよ、海の別荘で…」
Aブルー「撮るだろうねえ、ぶるぅだし!」
キース 「…コレをしないと、そうなるんだな…?」

悪趣味すぎるエプロンでも、と泣きそうですけど。
恐らく…。


2025/01/29 (Wed)



☆残らない記録


1月最後の土曜日は、太陰暦だと12月26日になるとか。
国によってはボクシングデーで祝日、パーティーには最高。

Aブルー「サンタTシャツは、着てもいいんだよ?」
シロエ 「現時点では、という意味ですよね?」
Aブルー「キースが渋り続けた場合は、海パンだけだね!」

5分以内に選びたまえ、とソルジャー、目がマジ。

Aブルー「Tシャツを着てエプロンか、海パンだけか…」
キース 「選ぶまでもなかろう!」

Tシャツの方に決まっている、とキース君の叫び。

キース 「写真撮影は禁止だろうな?」
Aブルー「記憶だけで充分! 他のみんなは?」
サム  「俺は命が惜しいしよ…」
シロエ 「隠し撮りとか、バレたら命が無いですしね…」

記憶しておきます、とシロエ君。

シロエ 「スケッチする猛者がいたら、知りませんけど」
一同  「「「は?」」」
シロエ 「撮影禁止の法廷なんかは、スケッチですから」

報道写真の代わりに絵です、とシロエ君の説明が。

シロエ 「誰か、スケッチするんですか?」
ジョミー「やらないってば、キースが怖いし!」
Aブルー「ぼくの場合は、やりたいんだけど、絵心が…」

ついていってはくれないから、とソルジャー、残念そう。

Aブルー「というわけで、記録は一切、残らないよね」
キース 「分かった、エプロンを寄越せ!」

Tシャツの方も、とキース君。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ はい、Tシャツ、お取り寄せ!」
キース 「では、着替えて来る」

部屋を借りるぞ、とTシャツとエプロンを持って別室へ。

ぶるぅ 「Tシャツ、ボクサー柄だけでいいんだよね?」
Aブルー「機関銃の方は、ぼくも満喫したからねえ…」

ボクサー柄の方も楽しみ、と高まる期待。

キース 「待たせたな!」
一同  「「「うっ…」」」
Aブルー「何をしてるのさ、拍手でお迎えしないとね!」
一同  「「「は、はいっ!」」」

大喝采の中、キース君、エプロンをつけて登場。
目の暴力かも…。


2025/01/30 (Thu)



☆目にしたら負け


1月最後の土曜日、生徒会長宅で祝う三度目のクリスマス。
太陰暦だとボクシングデーで、パーティーには最高の日で。

Aブルー「ボクサーなサンタTシャツも、お似合いだよ!」
シロエ 「Tシャツの方はいいんですけど…」
サム  「エプロン、目には暴力だぜ…」

バージョンアップしちまったしよ、とサム君が広げる両手。

サム  「給仕係に徹してくれよな、目の端の方で」
ジョミー「視界に入れたら、負けだもんね…」
スウェナ「パーティー自体は、嬉しいんだけど…」
シロエ 「見たら終わりな気しかしません…」

この際、食べて食べまくるしか…、とシロエ君も。

シロエ 「それか、言い出しっぺに押し付けるかです」
一同  「「「は?」」」
シロエ 「専属の下僕で、他の人の用事はスルーですよ」

こっちは勝手に飲み食いするということで、という提案。

シロエ 「普段のパーティー、そうですしね」
一同  「「「イイネ!」」」

ソレに決めた、と皆が賛成。

シロエ 「キース先輩、決定です! 後はよろしく!」
キース 「俺に、あいつの下僕になれと!?」
Aブルー「いいと思うよ、スルーなんだし」

記憶に残りにくくなるだろう、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「それじゃ早速、パーティー開幕!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 御馳走、用意出来てるよ!」

チキンもあるし、ローストビーフも、と張り切るお子様。

ぶるぅ 「キース、運ぶの、手伝ってね!」
シロエ 「料理、運ぶだけでお願いします!」
サム  「俺たちの方には、来てくれるなよ」
キース 「…承知した…」

記憶には残さないでくれ、と泣き言が。

キース 「いいな、あんたも、喋るんじゃないぞ」
Aブルー「喋らないって、その代わり、下僕を頑張って!」
キース 「やるしかない以上、根性でやり遂げる!」
Aブルー「いいねえ、其処の料理をさ…」
キース 「はい、只今!」

お取りします、と下僕に徹してますけど。
今月、これにて中継終了~。


2025/01/31 (Fri)




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