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シャングリラ学園つれづれ語り
☆採用と言われても


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
ソルジャーが来まして、お花見とイベを仕切っている状態。

シロエ 「よいではないか、って何がなんです?」
サム  「ジョミーが戦犯っていうヤツなんでねえの?」
ジョミー「待ってよ、みんなも盛り上がってたんだし…」

連帯責任だと思うんだけど、とジョミー君、必死の言い訳。

ジョミー「乗ってこなけりゃ、喋らないしさ…」
サム  「でもよ、言い出しっぺなのは事実なんだぜ?」
スウェナ「それに、許すって言ってるじゃないの」

よいではないか、でスルーなんでしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「戦犯扱いしなくていい、って」
ジョミー「ホント!?」

だったら助かる、とジョミー君の輝く瞳。

ジョミー「今の話は、無しってことかな?」
Aブルー「違うね、君の話が、いいってこと!」

許すっていう意味じゃなくてね、とソルジャーの笑み。

Aブルー「よいではないか、を採用なんだよ!」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と一同、キョトン。

シロエ 「採用するって、アレをですか?」
サム  「意味が全然、掴めねえけど…」
スウェナ「スルーじゃないのかしら?」
Aブルー「採用だから、真逆ってね!」

使うしかない、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「キースを舞妓さんにして、その先だよ!」
一同  「「「ええっ!?」」」

まさか、帯回しを採用なのか、と誰もがドン引き。

シロエ 「ちょ、ちょっと…! ジョークですよね?」
Aブルー「ぼくは至って真剣だけど?」

最高のイベになるのは確実、と楽しそうなソルジャー。

Aブルー「ぶるぅも、きっと喜ぶよ!」
一同  「「「うわー…」」」

なんてこった、と御一同様、天井を仰ぐしかない展開。

ジョミー「もしかして、ぼくが戦犯かな…?」
シロエ 「そうだと思いますけど…」
キース 「他に誰がいると?」

どうしてくれる、とキース君、鬼の形相。
ヤバそう…。


2025/04/16 (Wed)



☆着込むのはアリ


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
ソルジャー登場で決まったお花見、キース君が遊ばれそう。

Aブルー「戦犯探しは、君たちに任せておくことにするよ」
シロエ 「待って下さい、この状況で帰るんですか!?」

キース先輩で帯回しで、とシロエ君。

シロエ 「其処だけを決めて帰られてもですね…!」
Aブルー「面倒事はお断りだよ、結果だけで充分!」

キースの舞妓に期待してる、と空間移動で姿が消滅。

キース 「逃げやがった!」
サム  「そうみてえだな…」

どうすんだよ、とサム君の視線がキース君に。

サム  「帯回し、やるしかねえんでねえの?」
シロエ 「それだけで済む可能性はあるかもですよ」

遊ぶのは、ぶるぅですからね、とシロエ君の冷静な分析。

シロエ 「悪代官風のお楽しみには、年齢の壁があります」
スウェナ「覗きが趣味でも、子供だわねえ…」
サム  「悪さのしようがねえってか…」

間違いねえな、とサム君も。

サム  「あいつ、帰ってしまった後なんだしよ…」
シロエ 「舞妓さんの着物の下なら、どうとでも…」

出来る勘定ですよ、とシロエ君。

シロエ 「どうせ、やっても悪戯ですし…」
スウェナ「何か着込んでおくのはアリかもだわね…」
キース 「確かにな…」

坊主のヤツでもいいわけだ、とキース君が顎に当てる手。

キース 「法衣の下に着ている、白いヤツなら…」
サム  「アウターには響かねえぜ?」
ジョミー「アレならいけるよ、そうしとけば?」
キース 「よし!」

アウトだった時には、お前の出番だ、とキース君。

キース 「戦犯なんだし、引き受けておけ!」
ジョミー「ええっ!?」

とても無理だよ、とジョミー君、泣きそうな顔。

ジョミー「ぼくもセットで舞妓だなんて!」
一同  「「「はあ?」」」
キース 「そうか、お前もやってくれる、と!」
ジョミー「ちょ…!」

ぶるぅの悪戯の話だったわけ、と悲鳴ですけど。
誤解して舞妓…。


2025/04/17 (Thu)



☆映える方が主役


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
お花見の日取りを決めて、イベも指定したのがソルジャー。

キース 「舞妓の話は、お前が自分で言ったんだぞ?」
ジョミー「勘違いだってば、悪戯の引き受け係で充分!」
キース 「俺と一緒にやればよかろう」

帯回しをされるのはガチだからな、とキース君の睨み。

キース 「俺は法衣の下のを着るから、お前は好きにしろ」
ジョミー「着物用のなんか、持っていないよ!」
キース 「貸してやってもかまわないが…」

高くつくぞ、とキース君、ニヤリ。

キース 「法衣の一部を借りるからには、それなりにだ…」
サム  「寺の仕事を手伝えってか?」
キース 「そうなるな。現金は期待出来ないし…」

朝の境内の掃除を1ヶ月でどうだ、という提案。

キース 「嫌なら、衣装は全て舞妓仕様ということで…」
ジョミー「ちょ、1ヶ月も無理!」
キース 「分かった。マツカ、ジョミーの分はだな…」
マツカ 「フルセットですね、手配しておきます」

襦袢とかも全部、本式のを、とマツカ君。

マツカ 「きっと、ぶるぅも喜びますよ」
サム  「坊主の白い着物よりかは、本式の襦袢だよな…」
ブルー 「そうだね、色も華やかだしさ」

基本の色はピンクなんだよ、と生徒会長の説明が。

ブルー 「見栄えするのは、ジョミーだろうね」
ジョミー「ええ…。掃除1ヶ月の方がマシかな…」
キース 「今更、コースを変えるのは無しだ!」

たまにはババを引いてみやがれ、とキース君の突き放し。

キース 「いいな、帯回しまでは俺も付き合うが…」
シロエ 「脱がされた後は、ジョミー先輩が主役ですか…」
キース 「恐らくな」

花見が楽しみになって来たぞ、とキース君。

キース 「舞妓のコスも帯回しも、前座らしいし…」
シロエ 「ピンクの襦袢のジョミー先輩、期待ですよね」
サム  「花見の日には、頑張れよな!」

楽しみだぜ、とサム君が纏めてますけど。
どうなるやら…。


2025/04/18 (Fri)



☆墓穴を掘る人


やって来ました、お花見に行く19日。絶好のお花見日和。
朝イチで生徒会長のマンション前に集合、後はゲストだけ。

シロエ 「楽しみですよね、今日のお花見!」
サム  「だよなあ、俺たちにババは来ねえしよ」
キース 「俺も、今回は気が楽だ」

道連れが出来ると心強いぞ、とキース君。

キース 「しかも俺よりキツいババをだ…」
サム  「引いて貰えるんだし、有難えよな」
ジョミー「ぼくは、ちっとも嬉しくないから!」

なんで舞妓、とジョミー君、泣きそうな顔。

ジョミー「キースがやるって話だったのに…」
キース 「自分で墓穴を掘ったんだろうが!」
??? 「おはよう、いいお天気で最高だよね!」

お花見日和、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「桟敷のイベも、映えそうだよ」
??? 「舞妓さんが出ると聞いていますし、楽しみです」

お酌などもですか、とキャプテン(会話表記はA船長)も。

A船長 「帯回しとやらの前に、お願いしたいですね」
??? 「かみお~ん♪ ぼくも、ぼくもーっ!」

お酒大好き! と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)。

Aぶるぅ「せっかくなんだし、うんとサービス!」
キース 「帯回しは無しにしてくれるのなら、頑張るが…」
ジョミー「悪戯されるの、分かってるしね…」

サービス意欲が出ないんだよ、とジョミー君の愚痴。

ジョミー「だって、被害は、ぼくの方がさ…」
シロエ 「大きくなるのが見えてますしね…」
Aブルー「えっと…?」

どういう意味だい、とソルジャー、キョトン。

Aブルー「二人とも、舞妓さんだろう?」
ジョミー「げっ!」
サム  「お前、学習しないのな…」

なんで自分でバラすんだよ、とサム君の呆れ顔。

サム  「言わなきゃ、やるまでバレねえのによ…」
Aぶるぅ「ねえねえ、何のお話?」
シロエ 「それは道々、お話しますよ」
マツカ 「バスの方へどうぞ」

車内でゆっくりお話し下さい、と案内ですけど。
また墓穴…。


2025/04/19 (Sat)



☆桜に似合う色


お花見日和な土曜、マツカ君の別荘へマイクロバスで出発。
山奥は桜が満開だそうで、楽しみにしている面々ですけど。

Aブルー「桜が見頃というのは、最高だよね」
A船長 「本当に。舞妓さんのお酌で飲みたいのですが…」

この感じだと厳しいようですね、と残念そうなキャプテン。

A船長 「ぶるぅは、帯回しに期待していますから…」
Aぶるぅ「もっちろ~ん! えっと、それでね…」

さっきのお話してもいいよね、と悪戯小僧、一応、質問。

Aぶるぅ「続きはバスで、って言っていたでしょ?」
シロエ 「ええ。ぼくが代表で説明しますね」

二人の装備に差があるんです、とシロエ君の解説タイム。

シロエ 「見た目は恐らく、同じでしょうけど」
マツカ 「衣装は、あえて揃いにしていませんが…」

カツラの仕様は同じですね、とマツカ君が詳細を。

マツカ 「舞妓さんの髪の飾りは、決まってますので」
Aブルー「そうなのかい?」
マツカ 「季節や行事に合わせてあるんです」

自分の好みでは選べません、という髪飾りの約束事。

マツカ 「ですから、髪型はお揃いになりますよ」
A船長 「なるほど、色々あるのですね」
Aブルー「こだわってくれてそうだし、ワクワクするよ」

それで装備の違いって…、とソルジャーも興味津々な様子。

Aブルー「見た目は同じで、何処が変わってくるのかな?」
シロエ 「ズバリ、下着というヤツですよ」

着物の場合のアンダーシャツが、とシロエ君。

シロエ 「キース先輩は、法衣用ので白いんですが…」
Aブルー「ジョミーは違う、と?」
シロエ 「そうなんですけど、どうなったのかは…」

ぼくは手配をしていませんし、とマツカ君の方に視線が。

シロエ 「マツカ先輩、何色ですか?」
マツカ 「桜の季節に似合うものを、とお願いしました」
Aぶるぅ「桜だったら、ピンク色かなあ?」
Aブルー「ピンク、いいよね、華やかでさ!」

白のキースは論外だよ、と言ってますけど。
やっぱり…。


2025/04/20 (Sun)



☆違うらしい下着


マツカ君の別荘でお花見な土曜、マイクロバスで山奥へと。
車内は舞妓さんの話になっていまして、衣装の下が問題で。

Aぶるぅ「そだね、白だと、つまんないかも…」
A船長 「見栄えするのは、ピンクでしょうね…」

ブルーの衣装とは違いますから、とキャプテンも。

A船長 「ブルーのは、礼装のようなものになりますし…」
Aブルー「着せられてる方は、面倒なんだよ」

アンダー自体が制服なのに、とソルジャー、ブツブツ。

Aブルー「他の仲間は、ソレだけ着てればいいのにさ…」
A船長 「お言葉ですが、私のは、もっと厄介です」

あなたと違って、ズボンまであって、とキャプテンの反論。

A船長 「あなたは上着だけで済む分、マシでしょう?」
Aブルー「そうかもだけど…。そうだ、ジョミーは?」

下着の仕様に違う点とかあるのかな、とソルジャーの問い。

Aブルー「キースの下着は、お坊さん用のなんだろう?」
キース 「ああ。ジョミーにも貸して良かったんだが…」
シロエ 「レンタル料が高くつくので、断ったんです」

装備が違うの、そのせいですよ、とシロエ君が暴露。

シロエ 「違うポイント、色だけじゃないかもしれません」
キース 「まず間違いなく、違うだろうな」

俺は白いのを一枚、着込むだけだし、とキース君。

キース 「他は普段の服と、何ら変わらん」
Aブルー「どういう意味だい?」
キース 「いわゆるシャツとかの下着になる」

アウターに響かなければそれでいいんだ、と説明が。

キース 「襟元から覗くようなシャツはダメだが」
Aブルー「なるほどねえ…。ジョミーのは?」
キース 「本格的なのを手配したわけだし、確実に…」

腰巻とかも装備だろうな、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「帯回しで着物を脱がせた後にも、色々と…」
Aブルー「お楽しみがある仕様なんだ?」
キース 「そう思うが」
Aぶるぅ「ホント!?」

もっと脱がせて遊べちゃうの、と聞いてますけど。
下着まで…?


2025/04/21 (Mon)



☆葉っぱとサイズ


今年もマツカ君の別荘でお花見、行きの車内の話題はイベ。
キース君とジョミー君が舞妓姿で、帯回しを楽しめる趣向、

Aぶるぅ「ねえねえ、脱がせちゃってもいいって?」
シロエ 「パンツはダメです!」
Aブルー「うーん…。ついでなんだし、パンツもさ…」

脱がせちゃってもいいような気が、とソルジャーが横から。

Aブルー「要は、見えなきゃいいんだろう?」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「サイオンでモザイク、サービスしとくから!」
一同  「「「ひぃぃっ!」」」

やる気なのか、と誰もがドン引き。

ジョミー「ちょ、ちょっと…!」
サム  「いくら何でも、マッパはマズイぜ…」
Aぶるぅ「それじゃ、葉っぱをつけるの、どう?」
一同  「「「葉っぱ?」」」

キョトンとしている面々ですけど、悪戯小僧はノリノリ。

Aぶるぅ「モザイクだったら、ホントは隠れてなくって…」
Aブルー「まあねえ、視覚のマジック的なものだし…」
Aぶるぅ「葉っぱだったら、隠れちゃうもん!」

ジョミーのサイズにもよるんだけど、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「桜の葉っぱじゃ、無理があるかも…」
A船長 「流石に、ジョミーに失礼なのでは?」

桜の葉っぱサイズは小さすぎです、とキャプテンの苦笑。

A船長 「小さめにしても、せめて柿の葉くらいですね」
Aブルー「君の息子だと、柿の葉でも隠せないからねえ…」

桜の葉っぱは酷すぎるよ、とソルジャーも。

Aブルー「柿の葉と言ってあげたまえ!」
Aぶるぅ「うんっ! それで、ジョミーは柿の葉でいい?」

もっと大きい葉っぱでないとダメかな、と悪戯小僧の質問。

Aぶるぅ「ぼくが知ってるのだと、フキの葉っぱとか…」
Aブルー「あー、フキはいいねえ!」

マツカの別荘の辺りなら、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「きっと沢山、生えてる筈!」
Aぶるぅ「そっか、ジョミーもフキでオッケー?」

サイズ大きめの葉っぱだしね、と笑顔ですけど。
どうすると…?


2025/04/22 (Tue)



☆言葉が無かった人


マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、行きの車内で相談中。
帯回しの後も遊ぶ件について、悪戯小僧が物騒なアイデア。


ジョミー「フキの葉っぱとか、嫌すぎだよ!」
Aブルー「もっと大きい葉っぱの方がいいのかい?」

ビックリだよ、とソルジャーの赤い瞳が真ん丸に。

Aブルー「まさかジョミーが、ビッグサイズなんて…」
A船長 「驚きました、自信喪失しそうですよ」

私でもフキでいけそうなのに…、とキャプテンも。

A船長 「ですが、宝の持ち腐れですね…」
Aブルー「まるで出番が無いわけだし…」

世の中、上手く出来ていないね、とソルジャー、深い溜息。

Aブルー「使わないなら、ぼくのハーレイのとさ…」
A船長 「交換出来れば、と思いますよ…」

それはともかく、とキャプテンの視線がジョミー君に。

A船長 「フキでダメなら、蓮なのでしょうか?」
Aブルー「今の季節に生えていたっけ?」
A船長 「夏の花だけに、まだかもですね…」

いっそ昆布は如何でしょう、とキャプテンの提案。

A船長 「水で戻して、巻き付けてカバー、バッチリです」
Aブルー「ナイスだよ、ソレ!」

昆布は別荘の厨房にある筈だしさ、とソルジャーも賛成。

Aブルー「というわけで、昆布を巻いておきたまえ!」
ジョミー「ぼくは絶対、嫌だってば!」
ブルー 「まったくだよ!」

君たちの会話が最悪すぎて…、と生徒会長が顰める顔。

ブルー 「退場案件どころじゃないのにさ…」
Aブルー「もしかして、気絶してたとか?」
ブルー 「口を開く気力も失せてたってね!」

退場するか、白紙撤回で、と生徒会長、怒りMAX。

ブルー 「葉っぱの衣装とか、フラダンスならいいけど…」
シロエ 「そう言えば、アレは葉っぱのスカートでしたね」
ジョミー「やめてよ、変なフラグが立っちゃうから!」
キース 「俺も同意だ」
Aブルー「フラダンス! それもいいねえ!」

舞妓さんは本来、踊るものだし、と笑顔ですけど。
ヤバそう…。


2025/04/23 (Wed)



☆追加されたイベ


マツカ君の別荘へお花見に向かう道中、車内で相談でして。
帯回しだけでは済まなそうな展開、フラダンスがどうのと。

Aぶるぅ「んとんと、フラダンスだったら、オッケー?」
ブルー 「最低限の下着は残すんなら…」
Aぶるぅ「パンツだけだね、他は脱がせてかまわない?」
ブルー 「仕方ないしね…」

葉っぱ一枚を免れただけでもマシ、と生徒会長の深い溜息。

ブルー 「この辺で手を打つのが吉だろうしさ…」
シロエ 「でないと、怖いですからね…」

キース先輩たちだけでは済まないかも、とシロエ君。

シロエ 「今なら、舞妓とフラダンスだけでいけますし…」
サム  「よろしく頼むぜ、担当者二人」
ジョミー「ちょ、ちょっと…!」
キース 「ソレをお前が言えた立場か!」

事の起こりは、お前なんだぞ、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「お前の下着がピンクでなければ…」
サム  「そういや、舞妓をやるって話もよ…」
シロエ 「ジョミー先輩、自爆でしたよ…」

厄病仏の仲間入りかも、とシロエ君が顎に当てる手。

シロエ 「厄を呼ぶのは、ジョミー先輩もですか…」
Aぶるぅ「厄じゃないでしょ、お楽しみイベ!」

フラダンスの衣装も手配してね、と悪戯小僧の弾ける笑顔。

Aぶるぅ「パンツだけになったら、フラダンスだし!」
Aブルー「素晴らしいねえ、本格的なのを頼みたいけど…」
マツカ 「急いで手配しておきます」

車内で執事さんに連絡、一式、手配完了した模様。

マツカ 「いけました! 花輪なども全て揃うそうです」
Aぶるぅ「わぁーい、帯回しの後は、フラダンス!」
A船長 「華やかなイベが見られますねえ…」
Aブルー「最高だよ!」

いいお花見が出来そうだね、とソルジャーも。

Aブルー「あっ、別荘かな?」
マツカ 「到着です。どうぞ皆さん、桟敷の方へ」
キース 「俺たちもか?」
マツカ 「いえ、こちらの方で先に着替えを」

御案内しますね、と別荘の奥へ行きますけど。
舞妓さん…。


2025/04/24 (Thu)



☆似合わない顔立ち


マツカ君の別荘に到着でして、桜を見ながら桟敷での食事。
花を添えるのがジョミー君とキース君、舞妓さんに着替え。

シロエ 「キース先輩たち、どうなるでしょうね?」
サム  「似合えばいいけど、逆だと怖いぜ」
スウェナ「そうねえ、舞妓さんのイメージを崩したら…」

帯回しだけじゃ済まないでしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「フラダンスでカバー出来るか、難しいわね」
Aブルー「ああ、その点だったら、心配無用!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「ぶるぅには、お座敷遊びの趣味は無いから!」

衣装とカツラで充分だよ、とソルジャーが押す太鼓判。

Aブルー「あっ、来たかな?」
A船長 「そのようです」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 舞妓さんだぁ!」

着物が綺麗、と飛び跳ねている悪戯小僧。

Aぶるぅ「でもでも、キース、顔がちょっぴり…」
シロエ 「引き攣ってますよ…」
Aぶるぅ「そうじゃなくって、似合ってなーいっ!」

ジョミーは顔もピッタリなのに、と謎な発言。

Aぶるぅ「なんでなのかな、カツラ、おんなじ…」
A船長 「顔立ちのせいではないでしょうか」
Aブルー「面長よりかは、丸顔が合うよね」
一同  「「「あー…」」」

言われてみれば、と一同、納得。

シロエ 「すると、イメージダウンですか?」
Aぶるぅ「そだね、ジョミーはイメージ通りだし…」

ピンクの下着も楽しみだけど、と悪戯小僧、ブツブツと。

Aぶるぅ「キースは、イメージ壊れちゃってて…」
Aブルー「不満なのかい?」
Aぶるぅ「もうちょっと、何か欲しくなるよね…」

イメージ台無しなんだもん、と桟敷に着いた舞妓をガン見。

Aぶるぅ「キース、その顔、似合ってないから!」
キース 「顔だって!?」
Aぶるぅ「ジョミーはカツラが似合ってるのに…」
A船長 「あなたは面長で似合わない、と言ってるんです」
キース 「この顔は生まれつきなんだ!」

白塗りにして誤魔化せとでも、と叫んでますけど。
お化粧…?


2025/04/25 (Fri)



☆手間がかかるメイク


マツカ君の別荘でお花見、桟敷で桜を見ながら昼食タイム。
舞妓さん二人も来たんですけど、悪戯小僧のクレーム発生。

Aブルー「そういえば、メイクしていないよね?」
A船長 「本格的にやるのでしたら、必須なのでは?」

舞妓と言えば白塗りですよね、とキャプテンも。

A船長 「メイク無しには、何か理由でも?」
マツカ 「舞妓さんの仮装で歩く人たち、違いますから…」

素材を活かしたつもりですが、とマツカ君の思慮深い答え。

マツカ 「白塗りにしたら、元の顔立ちが隠れますしね」
Aぶるぅ「じゃあ、ソレがいい!」

キースの顔を誤魔化してよ、と悪戯小僧の注文が。

Aぶるぅ「お化粧くらい、すぐに済むでしょ?」
Aブルー「ぼくも賛成、メイクしようよ!」

白塗りキースも見てみたいしね、とソルジャーも乗り気。

Aブルー「此処でやっても構わないから!」
A船長 「なるほど、メイクを見るのも一興です」
ブルー 「どうだろう…? 着付けからやり直しだし…」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と誰もがキョトン。

シロエ 「着付けからって、何故なんです?」
ブルー 「白塗りにするのは、顔だけじゃないよ」

首筋だって、真っ白だろう、と言われれば、そうかも。

Aブルー「もしかして、全身、真っ白なのかい!?」
A船長 「其処までとは思いませんでした…」

ストリップにも耐える仕様ですね、とキャプテン、感動中。

A船長 「帯回しの意味が分かりましたよ!」
Aブルー「ホントにね…」

マッパにしてもいけるんだ、とソルジャーも目が真ん丸に。

Aブルー「メイク、見応えありそうだよ」
A船長 「モザイクの出番になりそうですが…」

丸裸になってメイクとなると…、と心配そうなキャプテン。

A船長 「それとも、パンツは脱がないのでしょうか?」
ブルー 「白塗りメイクは、胸元までだね」
Aぶるぅ「つまんなーい!」

脱いで塗るなら全身だよ、と叫んでますけど。
白塗りに…?


2025/04/26 (Sat)



☆メイクするなら


マツカ君の別荘でお花見ですけど、舞妓さんな人物が二名。
顔立ちが舞妓に似合っていない、と悪戯小僧がクレームで。

Aぶるぅ「帯回しして脱がせちゃうから、全身にメイク!」
一同  「「「ええっ!?」」」

まさか全身、白塗りなのか、とドン引きな人もいますけど。

Aブルー「いいねえ、どうせフラダンスなんだし…」
A船長 「白塗りでも支障はありませんよ」
Aぶるぅ「でしょ、でしょ!?」

それでいこうよ、と飛び跳ねている悪戯小僧。

Aぶるぅ「でもでも、メイクの人には、無理なのかなあ?」
ブルー 「当たり前だよ!」

そんなスキルは持ってないしね、と生徒会長、即答。

ブルー 「舞妓さんの顔立ちに合わせて、メイクが限界!」
Aぶるぅ「うーん…。ソレ、キースでも綺麗になるわけ?」
ブルー 「それは何とも言えないかな…」

丸顔のようにはいかないから、と生徒会長が傾げる首。

ブルー 「どうしても、大人びた顔になるしね…」
Aぶるぅ「だったら、やっぱり白塗りだよ!」

顔じゃなくって全身で、と悪戯小僧の目がマジ。

Aぶるぅ「メイクの人には無理なんだったら、みんなで!」
一同  「「「はあ?」」」

みんなとは…、と誰もがキョトン。

シロエ 「もしかして、総がかりでメイクですか?」
Aぶるぅ「フラダンスよりもいいのを、思い付いたし!」

白塗りメイクで遊ぶ方法、とピョンピョンと。

Aぶるぅ「卵投げとか、ピザ投げだとか、あるもんね!」
Aブルー「生クリームでも投げ付けるのかい?」
Aぶるぅ「ピンポーン!」

白い生クリームたっぷりのケーキ、と恐ろしすぎる提案が。

Aぶるぅ「帯回しが済んだら、ケーキ投げだよ!」
Aブルー「最高だってば!」

楽しそうだし、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「マツカ、ケーキの手配は出来るのかな?」
マツカ 「出来ますけど…」
Aぶるぅ「それじゃ、沢山!」

キースとジョミーに塗れる分だけ、と言われましても。
生クリーム…?


2025/04/27 (Sun)



☆ケーキ投げよりも


マツカ君の別荘でお花見、キース君とジョミー君が舞妓に。
面長のキース君には似合わないので、悪戯小僧の不満爆発。

Aブルー「よーし、決定! ケーキが来たら、帯回し!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 帯回しの後は、お楽しみイベ!」

みんなで楽しくケーキ投げだよ、と悪戯小僧、大はしゃぎ。

Aぶるぅ「キースとジョミー、パンツはオッケー!」
A船長 「モザイクや葉っぱは要らないのですね?」
Aぶるぅ「フラダンス用のスカートとかもね!」

ケーキ投げだけで楽しめるもん、と得意満面。

Aぶるぅ「ケーキが来る前に、御馳走、食べちゃおう!」
マツカ 「承知しました、直ぐに手配します」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「何を待てと?」

君の運命は決まってるよ、とソルジャー、ピシャリ。

Aブルー「帯回しされるまでの間は、大人しく舞妓!」
キース 「違う、ケーキが問題なんだ!」

食べ物を粗末にするヤツがあるか、とキース君の睨み。

キース 「坊主としては、断固、許せん!」
一同  「「「あー…」」」

ケーキが無駄になるんだっけ、と顔を見合わせる御一同様。

サム  「投げ付けたケーキは、食えねえよなあ…」
シロエ 「廃棄処分で、残飯よりも酷いですよ…」
キース 「分かったか!?」

フラダンスの方が遥かにマシだ、とキース君、目がマジ。

キース 「たとえ、スカートが短めでもな!」
一同  「「「は?」」」

アレのスカート、長いのでは、と誰もが怪訝そうな顔。

シロエ 「フラダンスのスカート、短くないですよ?」
キース 「それがミニでも、ケーキ投げに比べたら…」
サム  「マシだってか?」

自分でフラグ立てていねえか、とサム君の問い。

サム  「ケーキ投げより、ミニらしいぜ?」
A船長 「パンツが見えそうなヤツでしょうか?」
Aぶるぅ「そっか、ケーキ投げもいいと思ったんだけど…」
キース 「うっ…!」

ミニでフラダンスなのか、と詰まってますけど。
自爆かも…。


2025/04/28 (Mon)



☆全力で回避した人


マツカ君の別荘でお花見、舞妓が似合わなかったキース君。
帯回しの後のイベの案で自爆で、ミニでフラダンスな発言。

Aブルー「なるほど、ミニでフラダンス!」
A船長 「それも面白そうですね」
ジョミー「じゃあ、帯回しの後、キースはフラダンスで…」

ぼくは、お酌というのはどう、とジョミー君が横から。

A船長 「フラダンスの衣装で…ですか?」
Aブルー「しかもミニだよ、興覚めだってば」

君も一緒にダンスしたまえ、とソルジャーが顰める顔。

Aブルー「逃げたい気持ちは分かるんだけどさ」
ジョミー「違うよ、舞妓さんのビアガーデン、知らない?」

舞妓さんが浴衣でお酌なヤツ、とジョミー君。

ジョミー「ぼくの下着はピンク色だし、浴衣っぽいよ」
Aブルー「あー! ノルディと行ったことがあったっけ!」

それもいいかも、とソルジャーの視線がキャプテンに。

Aブルー「君の希望は、お酌だっけね?」
A船長 「そうです、舞妓さんが来ると聞きましたので」
Aブルー「浴衣に似てれば、下着でもオッケー?」
A船長 「もちろんですとも!」

ビアガーデンな気分になれそうです、と喜ぶキャプテン。

A船長 「是非、その線で!」
Aぶるぅ「そだね、お酌も捨て難いよね!」

お酌とフラダンス、両方で、と悪戯小僧も大賛成。

Aぶるぅ「他のみんなも、それでいい?」
一同  「「「はいっ!」」」

イイネであります、と一同、敬礼。

シロエ 「先輩たち、頑張って下さいね!」
キース 「俺だけがババな気がするんだが!」
ジョミー「自爆なんだし、お約束だよ」
サム  「マジで、自分で言ったんだしよ…」

立てたフラグは回収しろよな、とサム君の突き放し。

サム  「ジョミーは、全力で回避したしよ」
Aブルー「浴衣もどきで、お酌を申し出たしさ」
Aぶるぅ「ねえねえ、もう帯回し、やってもいいよね?」
一同  「「「イイネ!」」」

始めて下さい、と盛り上がる桟敷ですけど。
キース君、ババ…。


2025/04/29 (Tue)



☆掛け声はコレで


マツカ君の別荘でお花見ですけど、舞妓にされた人が二名。
顔立ちのせいで、似合う人と似合わない人に分かれた現実。

Aぶるぅ「かみお~ん♪ 帯回し、手拍子、お願い!」
一同  「「「はいっ!」」」
Aぶるぅ「よいではないか、って掛け声もよろしく!!」

まずはジョミー、と立たせて、帯の端っこをグイと。

Aぶるぅ「いくよ、くるくるくるーっ!」
一同  「「「よいではないか!」」」

よいではないか、と大合唱で、ジョミー君、たちまち下着。

Aぶるぅ「わぁーい、ホントにピンク色!」
A船長 「早速ですが、お酌をして頂けますでしょうか?」
ジョミー「喜んで!」

おビールでも、とジョミー君、なりきりでお酌。

Aぶるぅ「ジョミー、上手いね、後で、ぼくにも!」
ジョミー「オッケー!」
Aぶるぅ「キースのダンスも、上手いといいけど…」

帯回しして脱がせなきゃ、と悪戯小僧の手がキース君に。

Aぶるぅ「はい、くるくるくるーっ!」
一同  「「「よいではないか!」」」
Aぶるぅ「キース、やっぱり、つまんなーい!」

ただの白だし、と悪戯小僧、不満たらたら。

Aぶるぅ「もっと脱がせて、フラダンス!」
一同  「「「よいではないか!」」」
キース 「どの辺がだ!」

他人事だと思いやがって、と叫ぶ間も、悪戯小僧が奮闘中。

Aぶるぅ「コレを取ったら、パンツかなぁ?」
キース 「だから、やめろと!」
Aぶるぅ「自分でやるって言ったんだよ!」

えいっ、と脱がせたアンダーシャツで、残るはパンツ一枚。

Aぶるぅ「マツカ、フラダンスのスカートは?」
マツカ 「こちらになります」
Aぶるぅ「葉っぱ長いね、もっと切らなきゃ!」

ミニスカート、とハサミでチョキチョキ、超ミニが完成。

Aぶるぅ「出来上がりーっ! 後はキースがコレを着て…」
Aブルー「踊るだけだね、頑張りたまえ!」
一同  「「「よいではないか!」」」

ミニでフラダンス、と声援ですけど。
今月、これにて中継終了~。


2025/04/30 (Wed)



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