シャングリラ学園つれづれ語り
☆手を下したらバレる
GWは宇宙だったシャン学メンバー、週末は生徒会長宅で。
ところがソルジャー登場でして、河原でバーベキューな案。
Aブルー「えっと…? キースの立場って?」
マツカ 「今の流れで行った場合は、真っ逆様ですよ?」
前はダイブだった吊り橋から、とマツカ君の不安そうな顔。
マツカ 「ダイブするより、恐ろしいかと思いますけど…」
一同 「「「あー…」」」
落ちるタイミングを選べないんだっけ、と誰もがガクブル。
ジョミー「なんかアレだね、処刑みたいで…」
サム 「床板が外れて、落ちるらしいぜ…」
俺たちの国の場合はよ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「キースにしてみりゃ、恐怖だよなあ…」
シロエ 「いつ落ちるのかが、謎ですしね…」
ジョミー「落とした人も、恨まれそうな気がしてさ…」
処刑場だと、誰がやったか不明らしいけど、とジョミー君。
ジョミー「何人かが同時に、ボタンを押すヤツで…」
シロエ 「聞いたことがあります、やる方の負担軽減で…」
分からない仕組みになっているそうですよ、とシロエ君も。
シロエ 「ですが、キース先輩のコースだと…」
サム 「勝者になった誰かが、手を下したのが…」
筒抜けになっちまう仕様じゃねえか、とサム君の悪い顔色。
サム 「キース、俺になっても恨まねえでくれよ…?」
ジョミー「ぼくもお願い、言い出しっぺは謝るから!」
お礼の件から転がったのも謝る、とジョミー君も必死。
ジョミー「許してくれるなら、お礼はソレでオッケー!」
Aブルー「いいねえ、ジョミーの手から離れたってね!」
ぼくが仕切ってかまわないかな、とソルジャー、笑顔全開。
Aブルー「バーベキューのイベは、キースを吊り橋から…」
キース 「落とす方向で確定なのか!?」
Aブルー「ピンポーン!」
一同 「「「うわー…」」」
Aブルー「それじゃ早速、日取りを決めなくっちゃね!」
いつがいいかな、とカレンダーを眺めてますけど。
ヤバそう…。
2025/05/16 (Fri)
星飛ばしたい順番
GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅で週末ですが。
其処へ来たソルジャー、河原でバーベキューな案を企画で。
Aブルー「いつがいいかな、来週だと、キツイかなあ?」
シロエ 「どういう意味です?」
Aブルー「みんなが覚悟を決めるまでにさ…」
一週間しか無いというのは、ちょっと、と珍しく配慮。
Aブルー「落ちるキースも、落っことす方も、準備がね…」
シロエ 「やっぱり、落とした人が勝者なんですか?」
Aブルー「負けるよりかは、勝ちの方がね!」
其処までの流れが盛り上がるよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「誰が落とすか、遠慮し合って、譲り合いでさ…」
サム 「自分の順番、飛ばすってか?」
ジョミー「飛ばしていいなら、飛ばしたいけど…」
シロエ 「他の面子が、迷惑ですから!」
飛ばした先には、誰かいますし、とシロエ君。
シロエ 「そんな順番、譲られて嬉しい人はいません!」
サム 「だよなあ、俺だって、飛ばしてえけどよ…」
ジョミー「ぼくに来るのは、御免だってば!」
Aブルー「ほらね、今から盛り上がってるよ!」
イベの日取りも決めてないのに、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「一週間先にして、サッサと片を付けるより…」
シロエ 「先に延ばして、待機期間に譲り合うんですか?」
クジ引きで逃げる権利を決めるとか…、とシロエ君の問い。
シロエ 「それとも、誰かがババを引くとか…」
サム 「ババはねえだろ、専門のヤツが不在なんだぜ?」
キース、落とされる方なんだしよ、とサム君、悪い顔色。
サム 「俺はババとか、勘弁だぜ…」
ジョミー「みんなそうだよ、逃げたいってば!」
自分の番で落としちゃったら…、とジョミー君も。
ジョミー「キースが許すと言ってくれても、良心がさ…」
シロエ 「咎めまくりですよ…」
サム 「避ける方法、ねえみてえだしな…」
Aブルー「当然だよ!」
ゲームは参加してこそだしね、と言ってますけど。
あんまりでは…?
2025/05/17 (Sat)
☆先延ばしが楽しい
GWは宇宙だった御一同様、週末の土曜日は生徒会長宅で。
ソルジャーも来まして、河原でバーベキューなイベを計画。
Aブルー「そうやって揉める期間がある分、来週ではね…」
シロエ 「いっそ、サッサと終わって欲しいんですけど!」
サム 「俺も賛成、次の土曜でいいじゃねえかよ!」
先延ばしなんかしなくてもよ、とサム君も力説。
サム 「キースにしたって、長引くよりはよ…」
キース 「早く引導を渡して欲しいが!」
恨む、恨まないとは別件で、とキース君からも注文が。
キース 「どうなるんだ、と思い続けるのは地獄だぞ!」
Aブルー「でもさ、ソレも処刑の場合だとさ…」
セットものになっているんだろう、とソルジャーの言。
Aブルー「当日になるまで、分からないと聞いたよ?」
一同 「「「あー…」」」
この国のヤツはそうだった、と誰もが否定出来ない現実。
Aブルー「心の準備をしてる余裕は、無いらしいよね?」
シロエ 「…そうでした…。確か、15分前に言われて…」
サム 「部屋から出ろ、って連れ出すって聞くぜ…」
15分で何が出来るんだよ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「その日がいつになるのか、謎ってえのは…」
Aブルー「地獄みたいなものじゃないかなあ?」
キースも、ソレでいいと思う、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「まだしもマシだよ、日は分かってるしね!」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「心の準備も、しっかり出来るしさ!」
24日でいいと思うな、とソルジャーが指すカレンダー。
Aブルー「ぼくのハーレイの休暇も、日が先の方が…」
シロエ 「取りやすいから、という理由ですか!?」
Aブルー「ピンポーン!」
いろんな意味で、いい日だよね、と決めてかかる日取り。
Aブルー「マツカ、手配はよろしく頼むよ!」
マツカ 「壊れた吊り橋の修理もですね?」
Aブルー「もちろんだよ!」
でないと安心して壊せないし、と恐ろしい台詞。
本気ですか…。
2025/05/18 (Sun)
☆圏外になりたい人
GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅で週末ですが。
ソルジャーが来て仕切り始めたのが、新緑の季節のイベで。
シロエ 「つまり、本気でキース先輩を、吊り橋から…」
サム 「真っ逆様に落としてえのな…」
Aブルー「何か文句があるのかい?」
誰か代わりにやりたいとでも、とソルジャーの問い。
Aブルー「キースが、ジョミーにお礼をするためのでさ…」
シロエ 「代理なんかは、不可でいいです!」
サム 「やっぱ、ジョミーは安全圏なのかよ?」
キースの恨みの圏外で…、とサム君の視線がジョミー君に。
サム 「恨まねえでくれ、でチャラだってか?」
Aブルー「その辺は、キース次第かな…」
さっき、ジョミーの手を離れたしね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「お蔭で、ぼくが日取りを決められるわけで…」
ジョミー「そうなんだけど、出来れば、圏外の方がさ…」
色々と気が楽になるしね、とジョミー君も必死。
ジョミー「キース、ぼくだけ、圏外でオッケー?」
キース 「言い出しっぺな件が、チャラになっただけだ!」
俺を落としたら恨むからな、とキース君の睨み。
キース 「誰のせいで、俺が吊り橋から!」
ジョミー「その分、棚経で頑張るから!」
キース 「だったら、明日から修行しやがれ!」
俺が一から仕込んでやる、とキース君。
キース 「境内の掃除に、本堂の掃除、其処からだな!」
ジョミー「夏休みまで、ずっと!?」
キース 「そのくらいやっても、様になるかどうか…」
とにかく毎朝、4時半に来い、と時間指定が。
キース 「それが嫌なら、恨まれていろ!」
ジョミー「ええ…」
そんなの無理だよ、とジョミー君、顔面蒼白。
ジョミー「恨まれるのも、修行するのも、無理すぎで…」
シロエ 「でも、ぼくたちには、逃げ道が無いんですよ?」
サム 「あるだけマシだろ、修行でもよ…」
キース 「まったくだ!」
贅沢な悩みというヤツだぞ、と怒鳴ってますけど。
確かに…。
2025/05/19 (Mon)
☆逃げたいなら修行
GWは宇宙だった御一同様、週末の土曜日は生徒会長宅で。
其処へ来たのがソルジャーでして、イベを仕切っている今。
シロエ 「ぼくも逃げ道、欲しいんですけど…」
サム 「俺も逃げ道、希望だけどよ…」
境内の掃除じゃ逃げられねえよな、とサム君の深い溜息。
サム 「ジョミーの代わりに、やっていいんならよ…」
シロエ 「ぼくだって、同じ気持ちですよ!」
本堂とかの掃除で逃げられるなら…、とシロエ君も。
シロエ 「キース先輩、逃げ道は対象者を限定ですか?」
キース 「当然だろう!」
寛大になれる理由が皆無だしな、とキース君、グッと拳を。
キース 「落とした野郎は、誰であろうが恨みまくるぞ!」
一同 「「「うわー…」」」
やっぱりそうか、と誰もがガクブル。
シロエ 「ぼくの番で落ちたら、殺されそうです」
サム 「俺もヤベえぜ…」
スウェナ「女子も除外じゃなさそうだわね…」
キース 「悪いが、余裕が無い状態だ」
運の尽きだと思ってくれ、と怖い台詞が。
キース 「落ちるタイミングさえ、選べないんだぞ!?」
スウェナ「そうなのよねえ…」
ジョミー「修行する方が、マシなのかなあ…?」
運の尽きとか言われちゃったら、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「朝の四時半、厳守だっけ?」
キース 「坊主の世界は、遅刻した場合、罰は確定だが?」
罰礼を百回するのはガチだ、と副住職。
キース 「遅刻しないよう、努力しやがれ!」
ジョミー「始発のバスで出れば、着ける勘定だよね?」」
キース 「甘いな、始発が出るのは5時台で…」
四時半頃なら、車庫の中だ、とキース君、ピシャリと。
キース 「家から歩きか、自転車で来るしか無いだろうな」
ジョミー「ちょ…! キツすぎだよ、ソレ!」
キース 「嫌なら、断っていいんだぞ?」
ジョミー「断ったら、恨まれるコースなんだけど!」
Aブルー「いいねえ…!」
大いに盛り上げてくれたまえ、と煽っている人。
どうなる…?
2025/05/20 (Tue)
☆恨むには費用が
GWを宇宙で過ごした御一同様、週末は生徒会長宅ですが。
ソルジャー登場、河原でバーベキューなイベを仕切り中で。
Aブルー「キースの恨みは、どういうヤツ?」
キース 「は?」
Aブルー「具体的には、何をするとか、決めているわけ?」
嫌でも境内掃除をさせるとか、とソルジャーの問い。
Aブルー「恨みまくると言ってるんだし、1ヶ月とかさ」
キース 「いや、考えてさえもいなかったんだが…」
恨んでやるとは言ったものの…、とキース君、腕組み。
キース 「俺としてはだ、同じ思いをさせたいが…」
シロエ 「吊り橋、壊れた後なんですけど?」
キース 「そうなんだ…。修理してから、やり直すには…」
とんでもない費用がかかりそうで…、と視線がマツカ君に。
キース 「吊り橋の修理代は、高そうなんだが…」
マツカ 「聞いてみないと分かりませんけど、恐らくは…」
車とかより高いでしょうね、とマツカ君。
マツカ 「同じくらいの値段の車も、あるでしょうけど…」
サム 「VIPが乗ったりするヤツかよ?」
マツカ 「そうなります。カーレース用のも、高価ですよ」
オーダーメイドの世界ですから、と納得な理由。
マツカ 「その手のヤツほど、高いかどうかは謎ですが…」
サム 「キースが払える金じゃねえよなあ…」
ジョミー「犯罪に手を染めるしか無いと思うよ…」
運び屋するとか、詐欺の受け子とか、と挙げられる例。
ジョミー「ホストクラブじゃ、とても無理だし…」
シロエ 「キース先輩、どうするんです?」
キース 「修理費用が払えん以上は、諦めるしか…」
恨みたくても限度額があるようだ、とキース君の深い溜息。
キース 「今の話で、更に舐められたような気がする…」
シロエ 「たかが知れてる、っていうのはバレましたよね」
サム 「つまり、落としても、それほどは…」
ジョミー「恨まれないっぽい感じだよね…」
修行してまで逃げなくっても、という声ですけど。
それっぽいかも…。
2025/05/21 (Wed)
☆限度額がある人
GWは宇宙だった御一同様、週末の土曜日は生徒会長宅で。
ソルジャーが来まして、バーベキューなイベが決まった今。
サム 「恨みに限度額とか、普通、ねえしよ…」
シロエ 「子々孫々まで祟りまくると、高そうですよ?」
スウェナ「そうねえ、国家予算でも払えないかも…」
ジョミー「そんな大金、持ってる人の方がさ…」
レアケースだと思う、とジョミー君。
ジョミー「それに猫はさ、殺すと七代、祟るって言うし…」
サム 「猫は金とか持っていねえぜ?」
シロエ 「そもそも、猫に小判ですから…」
限度額も何も、概念自体が無さそうです、という声が。
シロエ 「つまり、本気で恨む場合は、無料でしょうね」
サム 「でなきゃ、祟りは出来ねえよなあ…」
ジョミー「限度額があるキースなんだし、恨まれても…」
スウェナ「間違いなく、たかが知れてるわよね…」
怖がる必要、無いんじゃないの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「この際、開き直って楽しんだって…」
シロエ 「問題無い、っていう気がします」
サム 「限度額の範囲内でしか、恨めねえんだしよ」
落としちまっていいんでねえの、とサム君、親指をグッと。
サム 「誰が落とすか、お楽しみでよ」
Aブルー「いいねえ、いい方向へ盛り上がって来たよ!」
今の調子で当日を迎えてくれたまえ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「マツカ、24日ということで、オッケーかな?」
マツカ 「承知しました、別荘と、橋の修理の手配ですね」
Aブルー「よろしく頼むよ、いつも通りに、3人で…」
お邪魔するから、その辺もね、とソルジャー、抜け目なく。
Aブルー「最高の食材でバーベキュー、ぶるぅもさ…」
マツカ 「お好きなことは知ってますから、揃えますよ」
Aブルー「それじゃ、当日、また来るねーっ!」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「待たないってば、君も、心の準備よろしく!」
期間は充分あるんだしさ、と姿を消しましたけど。
落ちろと…?
2025/05/22 (Thu)
☆落ちずに済むには
GWを宇宙で過ごした御一同様、週末は生徒会長宅ですが。
ソルジャー登場で決まったイベント、河原でバーベキュー。
キース 「…逃げやがった…」
ジョミー「逃げてなくても、流れは変わらないと思うけど」
サム 「居座ってたままの方がよ、悪い方へよ…」
シロエ 「転がって行っていたでしょうねえ…」
落ちるだけでは済まなくて、とシロエ君、肩をブルッと。
シロエ 「具体的な例は挙げませんけど、あの人ですし…」
サム 「ろくなことには、ならねえんでねえの?」
キース 「…そうかもしれん…」
消えて良かったと思うべきだな、とキース君も納得。
キース 「しかし、お前たち、考え直す気は…」
シロエ 「考え直すと言いますと?」
キース 「俺を落とすのを、回避する策を練るとか…」
盛り上がる方へ行きやがって、とキース君の睨み。
キース 「ゲーム感覚で楽しみたいとか、俺にすればだ…」
ジョミー「迷惑なのは充分、分かってるけど…」
シロエ 「考え直すと、ぼくたちもヤバいですから…」
頑張って落ちて下さいね、とシロエ君。
シロエ 「あえて言うなら、策は一つだけありますけど…」
サム 「マジかよ、俺たち、回避出来るのかよ?」
シロエ 「そうじゃなくって、落ちない策と言いますか…」
キース先輩の努力次第で、とシロエ君の視線がキース君に。
シロエ 「まだ2週間もあるんですから、いけるかも…」
キース 「それは、どういう策なんだ!?」
あるのなら是非、とキース君、ズイと。
キース 「何をやったら、落ちずに済むと?」
シロエ 「指の力を鍛えるんです!」
フリークライマーは、指一本で全体重を、とシロエ君の言。
シロエ 「支えられると聞いていますし、頑張れば…」
キース 「絶望的な話なんだが…」
シロエ 「分かってますから、心の準備を…」
サム 「やっておくしかねえってな!」
キース 「そうなるのか…」
嫌すぎるんだが、と顔を顰めてますけど。
どうにも…。
2025/05/23 (Fri)
☆爽やかであるべき
やって来ました、河原でバーベキューなイベントの日の朝。
生徒会長のマンション前に、シャン学メンバーが勢揃いで。
シロエ 「おはようございます! いいお天気ですね」
サム 「五月晴れだよな、最高のバーベキュー日和だぜ」
??? 「おはよう! キース、心の準備は出来たかい?」
当日だよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「他のみんなも、落とす覚悟は出来ているよね?」
一同 「「「はいっ!」」」
キース君以外は元気に返事で、キース君だけ、どんより。
キース 「来やがったか…」
Aブルー「ご挨拶だねえ、迷惑そうにさ」
??? 「まったくです。これでは、良心が咎めそうで…」
いけませんねえ、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「もっと明るく、爽やかにですね…」
Aブルー「振舞って欲しいと思うんだけど…」
キース 「誰が出来ると!」
馬鹿野郎! とキース君が握り締める拳。
キース 「落とされるのが分かっているのに、爽やかは…」
??? 「何かアイテム、あった方がいい?」
ミント飴とか、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)の声。
Aぶるぅ「うんと爽やか、気分サッパリ!」
A船長 「アルコールの方が、いいと思いますよ」
ミントのカクテル、ありましたよね、とキャプテンが。
A船長 「モヒートでしたか、ラム酒ベースで…」
Aブルー「あったね、その案、採用だよ!」
一杯と言わず、浴びるほど飲めば、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「自分からダイブしたいくらいに、酔っ払って…」
A船長 「ハイテンションになれる筈ですし…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 気分だって大きくなるもんね!」
ソレがいいな、と悪戯小僧も乗り気なモヒート。
Aぶるぅ「マツカ、別荘で、カクテル、作れる?」
マツカ 「もちろんです。すぐに手配をしますから…」
Aブルー「着いたら、材料が揃ってて…」
後はカクテルを作るだけだね、と親指をグッと。
酔っ払えと…?
2025/05/24 (Sat)
☆モヒートの作り方
河原でバーベキューにお出掛け、お天気も最高ですけれど。
キース君だけ顔がどんより、爽やかであるべきという声が。
マツカ 「皆さん、マイクロバスの方へどうぞ」
Aぶるぅ「わぁーい、吊り橋、とっても楽しみ!」
どうなるかな、と悪戯小僧が一番に乗り込み、別荘へ出発。
A船長 「モヒートの比率は、決まってはおりますが…」
Aブルー「強めにしておく方がいいよね?」
A船長 「ええ。ラム酒多めで、アルコール度数を…」
上げておくのがキースのためかと、とキャプテンの言。
A船長 「なまじ正気が残っていると、キツイでしょうし」
Aブルー「ヘタレな君の経験則かい?」
A船長 「そうなります。操船では、流石にやりませんが」
あなたとの時間には、たまにあります、と悪戯小僧に視線。
A船長 「覗かれていると分かると、ヘタレますから」
Aブルー「やたら激しい夜には、正気じゃない、と…」
A船長 「…申し訳ございません…」
Aブルー「いいって、ビンビンのガンガンならね!」
酔っ払いでも許すってば、とズレていく話。
Aブルー「酔っていたって萎えてないのは、薬だろうし」
A船長 「こちらの世界で、色々と…」
揃えております、と精力剤の名前をズラズラと。
A船長 「やはり効くのは、漢方ですね」
Aブルー「カクテルに混ぜても、いけるのかな?」
ブルー 「やめたまえ!」
マイクロバスから降りて欲しいね、と生徒会長、ピシャリ。
ブルー 「キースを酔わせる話だったら、許すんだけど」
A船長 「失礼しました、カクテルの話の最中でした…」
Aブルー「漢方薬だと、苦くなるから…」
混ぜたら不味くなるだけかも、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「正気が吹っ飛ぶ漢方薬も、無さそうだしさ」
ぶるぅ 「そだね、ミントの葉っぱを入れる程度かなあ…」
A船長 「爽やかさがアップしそうですね」
ぶるぅ 「香りも強くて爽やかだよ!」
美味しく飲めそう、と飛び跳ねてますけど。
どうなる…?
2025/05/25 (Sun)
☆飲みまくって飛べ
河原でバーベキューにお出掛けですけど、待っているイベ。
吊り橋の板を一枚ずつ外して、上のキース君を落とす仕様。
A船長 「美味い酒は、人生の楽しみの一つですよ」
Aブルー「ぼくはザルだから、酔った気分は謎だけど…」
こっちの世界で言う、飛ぶってヤツかな、とソルジャー。
Aブルー「ドラッグとかで、こう…」
シロエ 「言いますね、いわゆるスラングでしょうか」
ジョミー「ぼくも知ってる、飛ぶらしいね」
サム 「トリップだよな、海外で売りに来る時もよ…」
飛べるってえのが謳い文句らしいぜ、とサム君も。
サム 「キースも、酔ったら、飛べるかもだし…」
A船長 「飲ませまくるに限りますね」
爽やかに落ちて欲しいですから、とキャプテン、ニッコリ。
A船長 「まずは、バーベキューで盛り上がって…」
Aブルー「ハイテンションになった所で、モヒートだね!」
いいと思う、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「それとも、すきっ腹の方がいいのかなあ?」
ぶるぅ 「んとね、お酒が回りやすいのは…」
胃が空っぽの時らしいよ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「お腹一杯の時に比べて、危ないんだって」
一同 「「「あー…」」」
そういえば、と誰もが納得。
シロエ 「先に食べるの、コンパの鉄則らしいですよ」
ジョミー「お腹に何か入れておけ、って聞くよね、確かに」
Aブルー「だったら、バーベキューを始める前にさ…」
キースに飲ませておかないと、とソルジャーの怖い台詞が。
Aブルー「酔ってしまえば、いくら食べても同じだろうし」
ぶるぅ 「そだよ、でもでも、楽しく食べられそう!」
落とされる怖さ、飛んだ後だし、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「キースも、そっちの方がいいでしょ?」
キース 「なんで、そうなる!?」
Aブルー「君は正気で落ちたいのかい?」
キース 「いや、それは…」
Aブルー「じゃあさ…」
酔っ払うしか、とソルジャーのオススメですけど。
さて…?
2025/05/26 (Mon)
☆見苦しいとアウト
河原でバーベキューにお出掛け、行きの車内でイベの相談。
吊り橋から落ちるキース君を、カクテルで酔わせる方向で。
Aブルー「ぼくには謎の酔っ払いだけど、酔うべきだよ!」
キース 「し、しかし…」
A船長 「私からも、大いにオススメしますね」
ヘタレ気分が消えますから、とキャプテンもプッシュ。
A船長 「落ちる恐怖も、スリルを楽しむ気分になります」
ぶるぅ 「バーベキューも、美味しく食べられるよ!」
お腹の中まで幸せ一杯、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「それから落ちるの、ぼくも賛成!」
シロエ 「ぼくたちの方も、罪の意識が飛びそうですよね」
ジョミー「落ちるキースが、楽しんでいるわけだしさ…」
サム 「ソレに限るぜ、飲んで飲みまくって…」
酔っ払ってから、たらふく食って、とサム君が立てる親指。
サム 「爽やかに吊り橋へ出発でよ…」
シロエ 「仁王立ちして、落ちるの待機です!」
見苦しく騒がないで済みます、とシロエ君、ズイと。
シロエ 「それとも、醜態を晒したいんですか?」
サム 「引き攣った顔で、オロオロするのはよ…」
ジョミー「キースのプライドが、許さないんじゃあ?」
動じないのが売りだしさ、とジョミー君の指摘。
ジョミー「キースらしくないのは、確実だよ?」
ブルー 「銀青様として言わせて貰えば、見苦しいのは…」
坊主としても、どうかと思う、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「心頭滅却すれば火もまた涼し、と言うわけで…」
サム 「坊主は、動じねえモンだよな?」
ブルー 「きちんと修行を積んでいればね」
どうするんだい、と生徒会長、キース君をジロジロ。
ブルー 「見苦しい姿を晒しまくるか、開き直って酔うか」
シロエ 「確か、お酒を飲んでもいいのが、お坊さんで…」
ブルー 「そう! 般若湯だから、飲んでオッケー!」
Aブルー「キース、どっちにするんだい?」
見苦しく騒ぐか、酔っ払いか、と聞いてますけど。
二択ですか…。
2025/05/27 (Tue)
☆腹を括った人
バーベキューで河原にお出掛け、キース君を待つ怖いイベ。
吊り橋の板を外されていって、何処かで落ちるしかない件。
Aブルー「君らしくないらしい醜態、晒したいって?」
キース 「…そ、それは…」
A船長 「見苦しくなるより、酔うべきです!」
ガンガン飲むのが一番ですよ、とキャプテン、力説。
A船長 「後悔するのは、せいぜい二日酔い程度ですから」
シロエ 「ですよね、見苦しい方だと、ずっと後まで…」
語り草にされるコースなのでは、とシロエ君の冷静な分析。
シロエ 「引き攣りまくった顔とか、そんなのをですね…」
サム 「何かと言ったら、蒸し返されるのな…」
ジョミー「最悪、別荘に出掛ける話の度にさ…」
思い出し笑いの嵐なんじゃ…、とジョミー君が傾げる首。
ジョミー「キース自身は、それでいいわけ?」
キース 「嫌すぎるんだが!」
それくらいなら、飲みまくるまでだ、と腹を括った模様。
キース 「すきっ腹で飲んで、泥酔してから…」
Aブルー「爽やか笑顔で、吊り橋だね!」
Aぶるぅ「わぁーい、最高!」
いっぱい飲んでね、と悪戯小僧も大喜び。
Aぶるぅ「カクテル、うんと強くするから!」
A船長 「殆どがラム酒な比率で、作りましょう!」
一同 「「「イイネ!」」」
アルコール度数を高めるべき、と誰もが突き上げる拳。
Aブルー「よーし、決まった!」
Aぶるぅ「河原に行ったら、飲んだくれだね!」
うんと楽しみ、と言っている間に、別荘の駐車場に到着。
マツカ 「皆さん、お疲れ様でした。では、河原の方へ」
執事 「お待ちしておりました、用意は整っております」
バーベキュー用の炭も熾してありますから、と執事さん。
執事 「カクテルの材料も、河原に揃えておきました」
Aブルー「ラム酒とかだね、ありがとう!」
ぶるぅ 「んとんと、ミントの葉っぱ、用意出来るかな?」
執事 「もちろんですとも」
厨房の方から取って参ります、とスタスタと。
いよいよ…。
2025/05/28 (Wed)
☆飲みまくった人
マツカ君の別荘に到着、河原でバーベキューの幕開けな今。
吊り橋がある川へ出掛けて、お楽しみイベも、ついに開幕。
Aブルー「凄いね、今年も豪華食材!」
マツカ 「肉なども、最上級のを揃えてあります」
A船長 「楽しみですね、まずはモヒート作りからです」
ぶるぅ 「ミントの葉っぱも、揃えられたしね!」
グラスにライムを搾らなくちゃ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「ライムも、量は控えめで…」
A船長 「ミントの葉っぱも、香りメインでいきましょう」
ラム酒だけでも美味しいですし、とキャプテンも楽しそう。
A船長 「グラスと言わずに、ビールジョッキで…」
一同 「「「イイネ!」」」
飲みまくるにはジョッキが良さそう、と皆が賛成。
A船長 「さて、と…。キース、一杯目が出来ましたよ」
キース 「寄越せ、一気に飲んでやる!」
グイと呷ったジョッキのモヒート、炭酸入りも平気そう。
キース 「やはりアレだな、カッと来るのは、炭酸で…」
ジョミー「分かるよ、炭酸飲料の一気はキツイしさ」
サム 「けどよ、むせずに空けちまったぜ?」
Aブルー「ザルじゃないとは思うけれどね」
ザルだと酔えなくて悲惨かも、とソルジャーの手に二杯目。
Aブルー「はい、二杯目もグッと!」
キース 「いいから、どんどん持って来やがれ!」
飲みまくるぞ、と爽やかな笑顔。
キース 「今の勢いなら、飛べそうだ!」
シロエ 「あのですね…。とっくに酔っていませんか?」
サム 「それっぽいよな、顔には出ねえタイプかよ…」
まあ、本人が幸せなら、とモヒートのジョッキが次々と。
Aブルー「さあ、飲んで、飲んで!」
キース 「景気づけだな、コレをキメたら…」
飛びに行くか、と何杯目だか謎のジョッキを空っぽに。
キース 「行くぞ、吊り橋へ落っこちにな!」
Aぶるぅ「わぁーい、みんな、行こうよ!」
一同 「「「オッケー!」」」
楽しくゲーム出来そうだ、と吊り橋の所へ。
罪悪感ゼロ…。
2025/05/29 (Thu)
☆楽しんでいる人
新緑の河原でバーベキューですけど、メインは吊り橋イベ。
板を一枚ずつ外していって、キース君が落っこちたら勝者。
キース 「よし、この辺りが橋のド真ん中だろう」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 板を外してっていい?」
キース 「いいぞ、大いに楽しんでくれ!」
俺を落とすのは誰だろうな、と吊り橋の上で仁王立ち。
キース 「ジョミーか、それともシロエになるか…」
Aブルー「ぼくたちも忘れないでくれたまえ!」
A船長 「どうせだったら、勝ちたいですねえ…」
順番を決めるのはジャンケンでしょうか、とキャプテン。
A船長 「クジにするのも、一興ですが…」
Aブルー「ジャンケンは、サイオンで左右できるしさ…」
クジが一番、とソルジャーの案で、作られたアミダくじ。
シロエ 「いいですね! じゃあ、ぼくはコレで」
ジョミー「ぼくは、コレかな」
皆が選んで、結果発表。
Aぶるぅ「わぁーい、ぼく、一番!」
キース 「絶対に落とせないヤツだな、一番では」
Aぶるぅ「板は沢山あるもん、いけるって!」
外しちゃえ! と板を一枚、えいっ、と。
Aぶるぅ「んとんと…。簡単に外れちゃったよ?」
マツカ 「普通にやっても外れませんので…」
修理とセットで依頼しました、とマツカ君の笑み。
マツカ 「誰でも外せる仕様ですよ」
一同 「「「イイネ!」」」
それは楽しい、と順番に板を外してゲーム。
ジョミー「残念、落ちると思ったんだけど…」
サム 「俺でラストかよ、こりゃ落ちねえなあ…」
キース 「まだまだいけるぞ、二周目で来い!」
最後の一枚を目指したいしな、とキース君、強気。
キース 「俺もスリルを楽しみたいし…」
Aブルー「後になるほど、楽しめるよねえ…」
頑張りたまえ、と外す一枚。
Aブルー「ハズレだったか…」
Aぶるぅ「三周目まで持って欲しいんだけど!」
キース 「もちろん、俺もそのつもりだ!」
板が残っている間は、と爽やか笑顔ですけど。
酔っ払い…。
2025/05/30 (Fri)
☆ゲームの勝者は
河原でバーベキューに来た面々ですけど、只今、ゲーム中。
吊り橋の板を一本ずつ外して、キース君を落としたら勝者。
Aぶるぅ「んとんと…。ぼくの番の時、落ちてくれる?」
キース 「それはダメだな、ズルは許さん!」
俺だって命懸けでやってるんだぞ、と酔っ払いでもマジ。
キース 「あくまで公正、それがゲームというものだ!」
Aぶるぅ「ケチ…。でもでも、ちょっぴり楽しいかも!」
ぼくの我儘、聞いて貰えて当たり前だし、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「みんな、勝手に遠慮しちゃって…」
A船長 「自衛策です、ババは避けたいのが人情ですしね」
ところで…、とキャプテンが指差す、吊り橋の方。
A船長 「さっきから、気になっているのですが…」
Aブルー「何がさ?」
A船長 「職業柄でしょうか、つい、吊り橋の板の数を…」
確認したくなりまして、と何枚あるか数えたとのこと。
A船長 「何度も数えて、皆さんの数と照らし合わせて…」
シロエ 「分かったことでもありましたか?」
A船長 「ええ。三周目までは、行きわたりますが…」
Aブルー「まさか、四周目には足りないとか?」
あぶれる人が出るのかな、とソルジャーも指差して確認。
Aブルー「ホントだ、四周目は…」
A船長 「ぶるぅの分しか、無いんです…」
つまり、最初の一枚ですね、とキャプテンからの発表。
A船長 「そこまでキースが持った場合は、間違いなく…」
Aぶるぅ「ぼくの勝ちだね、キース、頑張って!」
四周目まで、と悪戯小僧が応援する形に。
Aぶるぅ「あと一周!」
キース 「期待していろ!」
三周目だ、とキース君、吊り橋の綱が命綱な状態。
Aぶるぅ「んじゃ、一番! あれっ?」
シロエ 「突風ですね、凄かったです」
ジョミー「キース、消えてる…」
ブルー 「さっきの風で、残った板と一緒にさ…」
ぶるぅ 「落っこちてったから、回収だよ!」
ゲームはパア、で皆がガックリですけど。
今月、これにて中継終了~。
2025/05/31 (Sat)
GWは宇宙だったシャン学メンバー、週末は生徒会長宅で。
ところがソルジャー登場でして、河原でバーベキューな案。
Aブルー「えっと…? キースの立場って?」
マツカ 「今の流れで行った場合は、真っ逆様ですよ?」
前はダイブだった吊り橋から、とマツカ君の不安そうな顔。
マツカ 「ダイブするより、恐ろしいかと思いますけど…」
一同 「「「あー…」」」
落ちるタイミングを選べないんだっけ、と誰もがガクブル。
ジョミー「なんかアレだね、処刑みたいで…」
サム 「床板が外れて、落ちるらしいぜ…」
俺たちの国の場合はよ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「キースにしてみりゃ、恐怖だよなあ…」
シロエ 「いつ落ちるのかが、謎ですしね…」
ジョミー「落とした人も、恨まれそうな気がしてさ…」
処刑場だと、誰がやったか不明らしいけど、とジョミー君。
ジョミー「何人かが同時に、ボタンを押すヤツで…」
シロエ 「聞いたことがあります、やる方の負担軽減で…」
分からない仕組みになっているそうですよ、とシロエ君も。
シロエ 「ですが、キース先輩のコースだと…」
サム 「勝者になった誰かが、手を下したのが…」
筒抜けになっちまう仕様じゃねえか、とサム君の悪い顔色。
サム 「キース、俺になっても恨まねえでくれよ…?」
ジョミー「ぼくもお願い、言い出しっぺは謝るから!」
お礼の件から転がったのも謝る、とジョミー君も必死。
ジョミー「許してくれるなら、お礼はソレでオッケー!」
Aブルー「いいねえ、ジョミーの手から離れたってね!」
ぼくが仕切ってかまわないかな、とソルジャー、笑顔全開。
Aブルー「バーベキューのイベは、キースを吊り橋から…」
キース 「落とす方向で確定なのか!?」
Aブルー「ピンポーン!」
一同 「「「うわー…」」」
Aブルー「それじゃ早速、日取りを決めなくっちゃね!」
いつがいいかな、とカレンダーを眺めてますけど。
ヤバそう…。
2025/05/16 (Fri)
星飛ばしたい順番
GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅で週末ですが。
其処へ来たソルジャー、河原でバーベキューな案を企画で。
Aブルー「いつがいいかな、来週だと、キツイかなあ?」
シロエ 「どういう意味です?」
Aブルー「みんなが覚悟を決めるまでにさ…」
一週間しか無いというのは、ちょっと、と珍しく配慮。
Aブルー「落ちるキースも、落っことす方も、準備がね…」
シロエ 「やっぱり、落とした人が勝者なんですか?」
Aブルー「負けるよりかは、勝ちの方がね!」
其処までの流れが盛り上がるよ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「誰が落とすか、遠慮し合って、譲り合いでさ…」
サム 「自分の順番、飛ばすってか?」
ジョミー「飛ばしていいなら、飛ばしたいけど…」
シロエ 「他の面子が、迷惑ですから!」
飛ばした先には、誰かいますし、とシロエ君。
シロエ 「そんな順番、譲られて嬉しい人はいません!」
サム 「だよなあ、俺だって、飛ばしてえけどよ…」
ジョミー「ぼくに来るのは、御免だってば!」
Aブルー「ほらね、今から盛り上がってるよ!」
イベの日取りも決めてないのに、とソルジャー、ニコニコ。
Aブルー「一週間先にして、サッサと片を付けるより…」
シロエ 「先に延ばして、待機期間に譲り合うんですか?」
クジ引きで逃げる権利を決めるとか…、とシロエ君の問い。
シロエ 「それとも、誰かがババを引くとか…」
サム 「ババはねえだろ、専門のヤツが不在なんだぜ?」
キース、落とされる方なんだしよ、とサム君、悪い顔色。
サム 「俺はババとか、勘弁だぜ…」
ジョミー「みんなそうだよ、逃げたいってば!」
自分の番で落としちゃったら…、とジョミー君も。
ジョミー「キースが許すと言ってくれても、良心がさ…」
シロエ 「咎めまくりですよ…」
サム 「避ける方法、ねえみてえだしな…」
Aブルー「当然だよ!」
ゲームは参加してこそだしね、と言ってますけど。
あんまりでは…?
2025/05/17 (Sat)
☆先延ばしが楽しい
GWは宇宙だった御一同様、週末の土曜日は生徒会長宅で。
ソルジャーも来まして、河原でバーベキューなイベを計画。
Aブルー「そうやって揉める期間がある分、来週ではね…」
シロエ 「いっそ、サッサと終わって欲しいんですけど!」
サム 「俺も賛成、次の土曜でいいじゃねえかよ!」
先延ばしなんかしなくてもよ、とサム君も力説。
サム 「キースにしたって、長引くよりはよ…」
キース 「早く引導を渡して欲しいが!」
恨む、恨まないとは別件で、とキース君からも注文が。
キース 「どうなるんだ、と思い続けるのは地獄だぞ!」
Aブルー「でもさ、ソレも処刑の場合だとさ…」
セットものになっているんだろう、とソルジャーの言。
Aブルー「当日になるまで、分からないと聞いたよ?」
一同 「「「あー…」」」
この国のヤツはそうだった、と誰もが否定出来ない現実。
Aブルー「心の準備をしてる余裕は、無いらしいよね?」
シロエ 「…そうでした…。確か、15分前に言われて…」
サム 「部屋から出ろ、って連れ出すって聞くぜ…」
15分で何が出来るんだよ、とサム君、肩をブルッと。
サム 「その日がいつになるのか、謎ってえのは…」
Aブルー「地獄みたいなものじゃないかなあ?」
キースも、ソレでいいと思う、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「まだしもマシだよ、日は分かってるしね!」
キース 「そう言われても…!」
Aブルー「心の準備も、しっかり出来るしさ!」
24日でいいと思うな、とソルジャーが指すカレンダー。
Aブルー「ぼくのハーレイの休暇も、日が先の方が…」
シロエ 「取りやすいから、という理由ですか!?」
Aブルー「ピンポーン!」
いろんな意味で、いい日だよね、と決めてかかる日取り。
Aブルー「マツカ、手配はよろしく頼むよ!」
マツカ 「壊れた吊り橋の修理もですね?」
Aブルー「もちろんだよ!」
でないと安心して壊せないし、と恐ろしい台詞。
本気ですか…。
2025/05/18 (Sun)
☆圏外になりたい人
GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅で週末ですが。
ソルジャーが来て仕切り始めたのが、新緑の季節のイベで。
シロエ 「つまり、本気でキース先輩を、吊り橋から…」
サム 「真っ逆様に落としてえのな…」
Aブルー「何か文句があるのかい?」
誰か代わりにやりたいとでも、とソルジャーの問い。
Aブルー「キースが、ジョミーにお礼をするためのでさ…」
シロエ 「代理なんかは、不可でいいです!」
サム 「やっぱ、ジョミーは安全圏なのかよ?」
キースの恨みの圏外で…、とサム君の視線がジョミー君に。
サム 「恨まねえでくれ、でチャラだってか?」
Aブルー「その辺は、キース次第かな…」
さっき、ジョミーの手を離れたしね、とソルジャーの笑み。
Aブルー「お蔭で、ぼくが日取りを決められるわけで…」
ジョミー「そうなんだけど、出来れば、圏外の方がさ…」
色々と気が楽になるしね、とジョミー君も必死。
ジョミー「キース、ぼくだけ、圏外でオッケー?」
キース 「言い出しっぺな件が、チャラになっただけだ!」
俺を落としたら恨むからな、とキース君の睨み。
キース 「誰のせいで、俺が吊り橋から!」
ジョミー「その分、棚経で頑張るから!」
キース 「だったら、明日から修行しやがれ!」
俺が一から仕込んでやる、とキース君。
キース 「境内の掃除に、本堂の掃除、其処からだな!」
ジョミー「夏休みまで、ずっと!?」
キース 「そのくらいやっても、様になるかどうか…」
とにかく毎朝、4時半に来い、と時間指定が。
キース 「それが嫌なら、恨まれていろ!」
ジョミー「ええ…」
そんなの無理だよ、とジョミー君、顔面蒼白。
ジョミー「恨まれるのも、修行するのも、無理すぎで…」
シロエ 「でも、ぼくたちには、逃げ道が無いんですよ?」
サム 「あるだけマシだろ、修行でもよ…」
キース 「まったくだ!」
贅沢な悩みというヤツだぞ、と怒鳴ってますけど。
確かに…。
2025/05/19 (Mon)
☆逃げたいなら修行
GWは宇宙だった御一同様、週末の土曜日は生徒会長宅で。
其処へ来たのがソルジャーでして、イベを仕切っている今。
シロエ 「ぼくも逃げ道、欲しいんですけど…」
サム 「俺も逃げ道、希望だけどよ…」
境内の掃除じゃ逃げられねえよな、とサム君の深い溜息。
サム 「ジョミーの代わりに、やっていいんならよ…」
シロエ 「ぼくだって、同じ気持ちですよ!」
本堂とかの掃除で逃げられるなら…、とシロエ君も。
シロエ 「キース先輩、逃げ道は対象者を限定ですか?」
キース 「当然だろう!」
寛大になれる理由が皆無だしな、とキース君、グッと拳を。
キース 「落とした野郎は、誰であろうが恨みまくるぞ!」
一同 「「「うわー…」」」
やっぱりそうか、と誰もがガクブル。
シロエ 「ぼくの番で落ちたら、殺されそうです」
サム 「俺もヤベえぜ…」
スウェナ「女子も除外じゃなさそうだわね…」
キース 「悪いが、余裕が無い状態だ」
運の尽きだと思ってくれ、と怖い台詞が。
キース 「落ちるタイミングさえ、選べないんだぞ!?」
スウェナ「そうなのよねえ…」
ジョミー「修行する方が、マシなのかなあ…?」
運の尽きとか言われちゃったら、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「朝の四時半、厳守だっけ?」
キース 「坊主の世界は、遅刻した場合、罰は確定だが?」
罰礼を百回するのはガチだ、と副住職。
キース 「遅刻しないよう、努力しやがれ!」
ジョミー「始発のバスで出れば、着ける勘定だよね?」」
キース 「甘いな、始発が出るのは5時台で…」
四時半頃なら、車庫の中だ、とキース君、ピシャリと。
キース 「家から歩きか、自転車で来るしか無いだろうな」
ジョミー「ちょ…! キツすぎだよ、ソレ!」
キース 「嫌なら、断っていいんだぞ?」
ジョミー「断ったら、恨まれるコースなんだけど!」
Aブルー「いいねえ…!」
大いに盛り上げてくれたまえ、と煽っている人。
どうなる…?
2025/05/20 (Tue)
☆恨むには費用が
GWを宇宙で過ごした御一同様、週末は生徒会長宅ですが。
ソルジャー登場、河原でバーベキューなイベを仕切り中で。
Aブルー「キースの恨みは、どういうヤツ?」
キース 「は?」
Aブルー「具体的には、何をするとか、決めているわけ?」
嫌でも境内掃除をさせるとか、とソルジャーの問い。
Aブルー「恨みまくると言ってるんだし、1ヶ月とかさ」
キース 「いや、考えてさえもいなかったんだが…」
恨んでやるとは言ったものの…、とキース君、腕組み。
キース 「俺としてはだ、同じ思いをさせたいが…」
シロエ 「吊り橋、壊れた後なんですけど?」
キース 「そうなんだ…。修理してから、やり直すには…」
とんでもない費用がかかりそうで…、と視線がマツカ君に。
キース 「吊り橋の修理代は、高そうなんだが…」
マツカ 「聞いてみないと分かりませんけど、恐らくは…」
車とかより高いでしょうね、とマツカ君。
マツカ 「同じくらいの値段の車も、あるでしょうけど…」
サム 「VIPが乗ったりするヤツかよ?」
マツカ 「そうなります。カーレース用のも、高価ですよ」
オーダーメイドの世界ですから、と納得な理由。
マツカ 「その手のヤツほど、高いかどうかは謎ですが…」
サム 「キースが払える金じゃねえよなあ…」
ジョミー「犯罪に手を染めるしか無いと思うよ…」
運び屋するとか、詐欺の受け子とか、と挙げられる例。
ジョミー「ホストクラブじゃ、とても無理だし…」
シロエ 「キース先輩、どうするんです?」
キース 「修理費用が払えん以上は、諦めるしか…」
恨みたくても限度額があるようだ、とキース君の深い溜息。
キース 「今の話で、更に舐められたような気がする…」
シロエ 「たかが知れてる、っていうのはバレましたよね」
サム 「つまり、落としても、それほどは…」
ジョミー「恨まれないっぽい感じだよね…」
修行してまで逃げなくっても、という声ですけど。
それっぽいかも…。
2025/05/21 (Wed)
☆限度額がある人
GWは宇宙だった御一同様、週末の土曜日は生徒会長宅で。
ソルジャーが来まして、バーベキューなイベが決まった今。
サム 「恨みに限度額とか、普通、ねえしよ…」
シロエ 「子々孫々まで祟りまくると、高そうですよ?」
スウェナ「そうねえ、国家予算でも払えないかも…」
ジョミー「そんな大金、持ってる人の方がさ…」
レアケースだと思う、とジョミー君。
ジョミー「それに猫はさ、殺すと七代、祟るって言うし…」
サム 「猫は金とか持っていねえぜ?」
シロエ 「そもそも、猫に小判ですから…」
限度額も何も、概念自体が無さそうです、という声が。
シロエ 「つまり、本気で恨む場合は、無料でしょうね」
サム 「でなきゃ、祟りは出来ねえよなあ…」
ジョミー「限度額があるキースなんだし、恨まれても…」
スウェナ「間違いなく、たかが知れてるわよね…」
怖がる必要、無いんじゃないの、とスウェナちゃんも。
スウェナ「この際、開き直って楽しんだって…」
シロエ 「問題無い、っていう気がします」
サム 「限度額の範囲内でしか、恨めねえんだしよ」
落としちまっていいんでねえの、とサム君、親指をグッと。
サム 「誰が落とすか、お楽しみでよ」
Aブルー「いいねえ、いい方向へ盛り上がって来たよ!」
今の調子で当日を迎えてくれたまえ、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「マツカ、24日ということで、オッケーかな?」
マツカ 「承知しました、別荘と、橋の修理の手配ですね」
Aブルー「よろしく頼むよ、いつも通りに、3人で…」
お邪魔するから、その辺もね、とソルジャー、抜け目なく。
Aブルー「最高の食材でバーベキュー、ぶるぅもさ…」
マツカ 「お好きなことは知ってますから、揃えますよ」
Aブルー「それじゃ、当日、また来るねーっ!」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「待たないってば、君も、心の準備よろしく!」
期間は充分あるんだしさ、と姿を消しましたけど。
落ちろと…?
2025/05/22 (Thu)
☆落ちずに済むには
GWを宇宙で過ごした御一同様、週末は生徒会長宅ですが。
ソルジャー登場で決まったイベント、河原でバーベキュー。
キース 「…逃げやがった…」
ジョミー「逃げてなくても、流れは変わらないと思うけど」
サム 「居座ってたままの方がよ、悪い方へよ…」
シロエ 「転がって行っていたでしょうねえ…」
落ちるだけでは済まなくて、とシロエ君、肩をブルッと。
シロエ 「具体的な例は挙げませんけど、あの人ですし…」
サム 「ろくなことには、ならねえんでねえの?」
キース 「…そうかもしれん…」
消えて良かったと思うべきだな、とキース君も納得。
キース 「しかし、お前たち、考え直す気は…」
シロエ 「考え直すと言いますと?」
キース 「俺を落とすのを、回避する策を練るとか…」
盛り上がる方へ行きやがって、とキース君の睨み。
キース 「ゲーム感覚で楽しみたいとか、俺にすればだ…」
ジョミー「迷惑なのは充分、分かってるけど…」
シロエ 「考え直すと、ぼくたちもヤバいですから…」
頑張って落ちて下さいね、とシロエ君。
シロエ 「あえて言うなら、策は一つだけありますけど…」
サム 「マジかよ、俺たち、回避出来るのかよ?」
シロエ 「そうじゃなくって、落ちない策と言いますか…」
キース先輩の努力次第で、とシロエ君の視線がキース君に。
シロエ 「まだ2週間もあるんですから、いけるかも…」
キース 「それは、どういう策なんだ!?」
あるのなら是非、とキース君、ズイと。
キース 「何をやったら、落ちずに済むと?」
シロエ 「指の力を鍛えるんです!」
フリークライマーは、指一本で全体重を、とシロエ君の言。
シロエ 「支えられると聞いていますし、頑張れば…」
キース 「絶望的な話なんだが…」
シロエ 「分かってますから、心の準備を…」
サム 「やっておくしかねえってな!」
キース 「そうなるのか…」
嫌すぎるんだが、と顔を顰めてますけど。
どうにも…。
2025/05/23 (Fri)
☆爽やかであるべき
やって来ました、河原でバーベキューなイベントの日の朝。
生徒会長のマンション前に、シャン学メンバーが勢揃いで。
シロエ 「おはようございます! いいお天気ですね」
サム 「五月晴れだよな、最高のバーベキュー日和だぜ」
??? 「おはよう! キース、心の準備は出来たかい?」
当日だよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「他のみんなも、落とす覚悟は出来ているよね?」
一同 「「「はいっ!」」」
キース君以外は元気に返事で、キース君だけ、どんより。
キース 「来やがったか…」
Aブルー「ご挨拶だねえ、迷惑そうにさ」
??? 「まったくです。これでは、良心が咎めそうで…」
いけませんねえ、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「もっと明るく、爽やかにですね…」
Aブルー「振舞って欲しいと思うんだけど…」
キース 「誰が出来ると!」
馬鹿野郎! とキース君が握り締める拳。
キース 「落とされるのが分かっているのに、爽やかは…」
??? 「何かアイテム、あった方がいい?」
ミント飴とか、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)の声。
Aぶるぅ「うんと爽やか、気分サッパリ!」
A船長 「アルコールの方が、いいと思いますよ」
ミントのカクテル、ありましたよね、とキャプテンが。
A船長 「モヒートでしたか、ラム酒ベースで…」
Aブルー「あったね、その案、採用だよ!」
一杯と言わず、浴びるほど飲めば、とソルジャーの笑顔。
Aブルー「自分からダイブしたいくらいに、酔っ払って…」
A船長 「ハイテンションになれる筈ですし…」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 気分だって大きくなるもんね!」
ソレがいいな、と悪戯小僧も乗り気なモヒート。
Aぶるぅ「マツカ、別荘で、カクテル、作れる?」
マツカ 「もちろんです。すぐに手配をしますから…」
Aブルー「着いたら、材料が揃ってて…」
後はカクテルを作るだけだね、と親指をグッと。
酔っ払えと…?
2025/05/24 (Sat)
☆モヒートの作り方
河原でバーベキューにお出掛け、お天気も最高ですけれど。
キース君だけ顔がどんより、爽やかであるべきという声が。
マツカ 「皆さん、マイクロバスの方へどうぞ」
Aぶるぅ「わぁーい、吊り橋、とっても楽しみ!」
どうなるかな、と悪戯小僧が一番に乗り込み、別荘へ出発。
A船長 「モヒートの比率は、決まってはおりますが…」
Aブルー「強めにしておく方がいいよね?」
A船長 「ええ。ラム酒多めで、アルコール度数を…」
上げておくのがキースのためかと、とキャプテンの言。
A船長 「なまじ正気が残っていると、キツイでしょうし」
Aブルー「ヘタレな君の経験則かい?」
A船長 「そうなります。操船では、流石にやりませんが」
あなたとの時間には、たまにあります、と悪戯小僧に視線。
A船長 「覗かれていると分かると、ヘタレますから」
Aブルー「やたら激しい夜には、正気じゃない、と…」
A船長 「…申し訳ございません…」
Aブルー「いいって、ビンビンのガンガンならね!」
酔っ払いでも許すってば、とズレていく話。
Aブルー「酔っていたって萎えてないのは、薬だろうし」
A船長 「こちらの世界で、色々と…」
揃えております、と精力剤の名前をズラズラと。
A船長 「やはり効くのは、漢方ですね」
Aブルー「カクテルに混ぜても、いけるのかな?」
ブルー 「やめたまえ!」
マイクロバスから降りて欲しいね、と生徒会長、ピシャリ。
ブルー 「キースを酔わせる話だったら、許すんだけど」
A船長 「失礼しました、カクテルの話の最中でした…」
Aブルー「漢方薬だと、苦くなるから…」
混ぜたら不味くなるだけかも、とソルジャーが傾げる首。
Aブルー「正気が吹っ飛ぶ漢方薬も、無さそうだしさ」
ぶるぅ 「そだね、ミントの葉っぱを入れる程度かなあ…」
A船長 「爽やかさがアップしそうですね」
ぶるぅ 「香りも強くて爽やかだよ!」
美味しく飲めそう、と飛び跳ねてますけど。
どうなる…?
2025/05/25 (Sun)
☆飲みまくって飛べ
河原でバーベキューにお出掛けですけど、待っているイベ。
吊り橋の板を一枚ずつ外して、上のキース君を落とす仕様。
A船長 「美味い酒は、人生の楽しみの一つですよ」
Aブルー「ぼくはザルだから、酔った気分は謎だけど…」
こっちの世界で言う、飛ぶってヤツかな、とソルジャー。
Aブルー「ドラッグとかで、こう…」
シロエ 「言いますね、いわゆるスラングでしょうか」
ジョミー「ぼくも知ってる、飛ぶらしいね」
サム 「トリップだよな、海外で売りに来る時もよ…」
飛べるってえのが謳い文句らしいぜ、とサム君も。
サム 「キースも、酔ったら、飛べるかもだし…」
A船長 「飲ませまくるに限りますね」
爽やかに落ちて欲しいですから、とキャプテン、ニッコリ。
A船長 「まずは、バーベキューで盛り上がって…」
Aブルー「ハイテンションになった所で、モヒートだね!」
いいと思う、とソルジャーが立てる親指。
Aブルー「それとも、すきっ腹の方がいいのかなあ?」
ぶるぅ 「んとね、お酒が回りやすいのは…」
胃が空っぽの時らしいよ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「お腹一杯の時に比べて、危ないんだって」
一同 「「「あー…」」」
そういえば、と誰もが納得。
シロエ 「先に食べるの、コンパの鉄則らしいですよ」
ジョミー「お腹に何か入れておけ、って聞くよね、確かに」
Aブルー「だったら、バーベキューを始める前にさ…」
キースに飲ませておかないと、とソルジャーの怖い台詞が。
Aブルー「酔ってしまえば、いくら食べても同じだろうし」
ぶるぅ 「そだよ、でもでも、楽しく食べられそう!」
落とされる怖さ、飛んだ後だし、と無邪気なお子様。
ぶるぅ 「キースも、そっちの方がいいでしょ?」
キース 「なんで、そうなる!?」
Aブルー「君は正気で落ちたいのかい?」
キース 「いや、それは…」
Aブルー「じゃあさ…」
酔っ払うしか、とソルジャーのオススメですけど。
さて…?
2025/05/26 (Mon)
☆見苦しいとアウト
河原でバーベキューにお出掛け、行きの車内でイベの相談。
吊り橋から落ちるキース君を、カクテルで酔わせる方向で。
Aブルー「ぼくには謎の酔っ払いだけど、酔うべきだよ!」
キース 「し、しかし…」
A船長 「私からも、大いにオススメしますね」
ヘタレ気分が消えますから、とキャプテンもプッシュ。
A船長 「落ちる恐怖も、スリルを楽しむ気分になります」
ぶるぅ 「バーベキューも、美味しく食べられるよ!」
お腹の中まで幸せ一杯、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「それから落ちるの、ぼくも賛成!」
シロエ 「ぼくたちの方も、罪の意識が飛びそうですよね」
ジョミー「落ちるキースが、楽しんでいるわけだしさ…」
サム 「ソレに限るぜ、飲んで飲みまくって…」
酔っ払ってから、たらふく食って、とサム君が立てる親指。
サム 「爽やかに吊り橋へ出発でよ…」
シロエ 「仁王立ちして、落ちるの待機です!」
見苦しく騒がないで済みます、とシロエ君、ズイと。
シロエ 「それとも、醜態を晒したいんですか?」
サム 「引き攣った顔で、オロオロするのはよ…」
ジョミー「キースのプライドが、許さないんじゃあ?」
動じないのが売りだしさ、とジョミー君の指摘。
ジョミー「キースらしくないのは、確実だよ?」
ブルー 「銀青様として言わせて貰えば、見苦しいのは…」
坊主としても、どうかと思う、と生徒会長、いえ、銀青様。
ブルー 「心頭滅却すれば火もまた涼し、と言うわけで…」
サム 「坊主は、動じねえモンだよな?」
ブルー 「きちんと修行を積んでいればね」
どうするんだい、と生徒会長、キース君をジロジロ。
ブルー 「見苦しい姿を晒しまくるか、開き直って酔うか」
シロエ 「確か、お酒を飲んでもいいのが、お坊さんで…」
ブルー 「そう! 般若湯だから、飲んでオッケー!」
Aブルー「キース、どっちにするんだい?」
見苦しく騒ぐか、酔っ払いか、と聞いてますけど。
二択ですか…。
2025/05/27 (Tue)
☆腹を括った人
バーベキューで河原にお出掛け、キース君を待つ怖いイベ。
吊り橋の板を外されていって、何処かで落ちるしかない件。
Aブルー「君らしくないらしい醜態、晒したいって?」
キース 「…そ、それは…」
A船長 「見苦しくなるより、酔うべきです!」
ガンガン飲むのが一番ですよ、とキャプテン、力説。
A船長 「後悔するのは、せいぜい二日酔い程度ですから」
シロエ 「ですよね、見苦しい方だと、ずっと後まで…」
語り草にされるコースなのでは、とシロエ君の冷静な分析。
シロエ 「引き攣りまくった顔とか、そんなのをですね…」
サム 「何かと言ったら、蒸し返されるのな…」
ジョミー「最悪、別荘に出掛ける話の度にさ…」
思い出し笑いの嵐なんじゃ…、とジョミー君が傾げる首。
ジョミー「キース自身は、それでいいわけ?」
キース 「嫌すぎるんだが!」
それくらいなら、飲みまくるまでだ、と腹を括った模様。
キース 「すきっ腹で飲んで、泥酔してから…」
Aブルー「爽やか笑顔で、吊り橋だね!」
Aぶるぅ「わぁーい、最高!」
いっぱい飲んでね、と悪戯小僧も大喜び。
Aぶるぅ「カクテル、うんと強くするから!」
A船長 「殆どがラム酒な比率で、作りましょう!」
一同 「「「イイネ!」」」
アルコール度数を高めるべき、と誰もが突き上げる拳。
Aブルー「よーし、決まった!」
Aぶるぅ「河原に行ったら、飲んだくれだね!」
うんと楽しみ、と言っている間に、別荘の駐車場に到着。
マツカ 「皆さん、お疲れ様でした。では、河原の方へ」
執事 「お待ちしておりました、用意は整っております」
バーベキュー用の炭も熾してありますから、と執事さん。
執事 「カクテルの材料も、河原に揃えておきました」
Aブルー「ラム酒とかだね、ありがとう!」
ぶるぅ 「んとんと、ミントの葉っぱ、用意出来るかな?」
執事 「もちろんですとも」
厨房の方から取って参ります、とスタスタと。
いよいよ…。
2025/05/28 (Wed)
☆飲みまくった人
マツカ君の別荘に到着、河原でバーベキューの幕開けな今。
吊り橋がある川へ出掛けて、お楽しみイベも、ついに開幕。
Aブルー「凄いね、今年も豪華食材!」
マツカ 「肉なども、最上級のを揃えてあります」
A船長 「楽しみですね、まずはモヒート作りからです」
ぶるぅ 「ミントの葉っぱも、揃えられたしね!」
グラスにライムを搾らなくちゃ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「ライムも、量は控えめで…」
A船長 「ミントの葉っぱも、香りメインでいきましょう」
ラム酒だけでも美味しいですし、とキャプテンも楽しそう。
A船長 「グラスと言わずに、ビールジョッキで…」
一同 「「「イイネ!」」」
飲みまくるにはジョッキが良さそう、と皆が賛成。
A船長 「さて、と…。キース、一杯目が出来ましたよ」
キース 「寄越せ、一気に飲んでやる!」
グイと呷ったジョッキのモヒート、炭酸入りも平気そう。
キース 「やはりアレだな、カッと来るのは、炭酸で…」
ジョミー「分かるよ、炭酸飲料の一気はキツイしさ」
サム 「けどよ、むせずに空けちまったぜ?」
Aブルー「ザルじゃないとは思うけれどね」
ザルだと酔えなくて悲惨かも、とソルジャーの手に二杯目。
Aブルー「はい、二杯目もグッと!」
キース 「いいから、どんどん持って来やがれ!」
飲みまくるぞ、と爽やかな笑顔。
キース 「今の勢いなら、飛べそうだ!」
シロエ 「あのですね…。とっくに酔っていませんか?」
サム 「それっぽいよな、顔には出ねえタイプかよ…」
まあ、本人が幸せなら、とモヒートのジョッキが次々と。
Aブルー「さあ、飲んで、飲んで!」
キース 「景気づけだな、コレをキメたら…」
飛びに行くか、と何杯目だか謎のジョッキを空っぽに。
キース 「行くぞ、吊り橋へ落っこちにな!」
Aぶるぅ「わぁーい、みんな、行こうよ!」
一同 「「「オッケー!」」」
楽しくゲーム出来そうだ、と吊り橋の所へ。
罪悪感ゼロ…。
2025/05/29 (Thu)
☆楽しんでいる人
新緑の河原でバーベキューですけど、メインは吊り橋イベ。
板を一枚ずつ外していって、キース君が落っこちたら勝者。
キース 「よし、この辺りが橋のド真ん中だろう」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 板を外してっていい?」
キース 「いいぞ、大いに楽しんでくれ!」
俺を落とすのは誰だろうな、と吊り橋の上で仁王立ち。
キース 「ジョミーか、それともシロエになるか…」
Aブルー「ぼくたちも忘れないでくれたまえ!」
A船長 「どうせだったら、勝ちたいですねえ…」
順番を決めるのはジャンケンでしょうか、とキャプテン。
A船長 「クジにするのも、一興ですが…」
Aブルー「ジャンケンは、サイオンで左右できるしさ…」
クジが一番、とソルジャーの案で、作られたアミダくじ。
シロエ 「いいですね! じゃあ、ぼくはコレで」
ジョミー「ぼくは、コレかな」
皆が選んで、結果発表。
Aぶるぅ「わぁーい、ぼく、一番!」
キース 「絶対に落とせないヤツだな、一番では」
Aぶるぅ「板は沢山あるもん、いけるって!」
外しちゃえ! と板を一枚、えいっ、と。
Aぶるぅ「んとんと…。簡単に外れちゃったよ?」
マツカ 「普通にやっても外れませんので…」
修理とセットで依頼しました、とマツカ君の笑み。
マツカ 「誰でも外せる仕様ですよ」
一同 「「「イイネ!」」」
それは楽しい、と順番に板を外してゲーム。
ジョミー「残念、落ちると思ったんだけど…」
サム 「俺でラストかよ、こりゃ落ちねえなあ…」
キース 「まだまだいけるぞ、二周目で来い!」
最後の一枚を目指したいしな、とキース君、強気。
キース 「俺もスリルを楽しみたいし…」
Aブルー「後になるほど、楽しめるよねえ…」
頑張りたまえ、と外す一枚。
Aブルー「ハズレだったか…」
Aぶるぅ「三周目まで持って欲しいんだけど!」
キース 「もちろん、俺もそのつもりだ!」
板が残っている間は、と爽やか笑顔ですけど。
酔っ払い…。
2025/05/30 (Fri)
☆ゲームの勝者は
河原でバーベキューに来た面々ですけど、只今、ゲーム中。
吊り橋の板を一本ずつ外して、キース君を落としたら勝者。
Aぶるぅ「んとんと…。ぼくの番の時、落ちてくれる?」
キース 「それはダメだな、ズルは許さん!」
俺だって命懸けでやってるんだぞ、と酔っ払いでもマジ。
キース 「あくまで公正、それがゲームというものだ!」
Aぶるぅ「ケチ…。でもでも、ちょっぴり楽しいかも!」
ぼくの我儘、聞いて貰えて当たり前だし、と悪戯小僧。
Aぶるぅ「みんな、勝手に遠慮しちゃって…」
A船長 「自衛策です、ババは避けたいのが人情ですしね」
ところで…、とキャプテンが指差す、吊り橋の方。
A船長 「さっきから、気になっているのですが…」
Aブルー「何がさ?」
A船長 「職業柄でしょうか、つい、吊り橋の板の数を…」
確認したくなりまして、と何枚あるか数えたとのこと。
A船長 「何度も数えて、皆さんの数と照らし合わせて…」
シロエ 「分かったことでもありましたか?」
A船長 「ええ。三周目までは、行きわたりますが…」
Aブルー「まさか、四周目には足りないとか?」
あぶれる人が出るのかな、とソルジャーも指差して確認。
Aブルー「ホントだ、四周目は…」
A船長 「ぶるぅの分しか、無いんです…」
つまり、最初の一枚ですね、とキャプテンからの発表。
A船長 「そこまでキースが持った場合は、間違いなく…」
Aぶるぅ「ぼくの勝ちだね、キース、頑張って!」
四周目まで、と悪戯小僧が応援する形に。
Aぶるぅ「あと一周!」
キース 「期待していろ!」
三周目だ、とキース君、吊り橋の綱が命綱な状態。
Aぶるぅ「んじゃ、一番! あれっ?」
シロエ 「突風ですね、凄かったです」
ジョミー「キース、消えてる…」
ブルー 「さっきの風で、残った板と一緒にさ…」
ぶるぅ 「落っこちてったから、回収だよ!」
ゲームはパア、で皆がガックリですけど。
今月、これにて中継終了~。
2025/05/31 (Sat)
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