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シャングリラ学園つれづれ語り
雨がシトシトな梅雨のシーズン、生徒会長宅で週末な面々。
其処へ来たソルジャー、キース君の愚痴が気になるようで。

Aブルー「うーん…。大きいと言っても、普通だよね」
キース 「はあ?」
Aブルー「持ち運び出来るサイズじゃないか」

それも一人で、とソルジャーが手で作る、お経本の大きさ。

Aブルー「もっと大きくても、いいと思うけど…」
サム  「お経本は、読むのに使うヤツだぜ?」
キース 「持てないようなビッグサイズは、有り得ないぞ」

でないと現場で困るだろうが、とキース君。

キース 「二人がかりでページを繰るとか、無茶だしな」
Aブルー「その程度のサイズじゃ、リヤカーの出番は…」
キース 「無いと思うが?」

あんたの罠に落ちてたまるか、とキース君の冷ややかな瞳。

キース 「リヤカー遍路を、月参りに応用したい、と…」
Aブルー「そうなんだけれど、載せるアイテム…」

無さそうだよね、とソルジャー、残念そう。

Aブルー「リヤカーが要るような、特大のお経本は…」
キース 「存在していない!」

大般若とは違うんだ、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「大般若にしても、一つ一つは、普通サイズで…」
Aブルー「えっと…? 大般若って?」
シロエ 「初耳ですけど、何なんです?」
ジョミー「ぼくも初耳、サムは知ってる?」

大般若っていうヤツ、とジョミー君の視線がサム君に。

ジョミー「般若心経とは、違うみたいだけど…」
サム  「俺も詳しくねえけどよ…。聞いた話じゃ…」

般若心経の元じゃなかったっけか、と僧籍な人。

サム  「とんでもねえ長さで、お経本もよ…」
Aブルー「ビッグなのかい?」

重くて、とても持てないとか、とソルジャーの問い。

Aブルー「二人がかりで持ち上げるとかさ…」
サム  「それどころじゃねえよ、数が凄くて…」
Aブルー「数?」
サム  「確か、全部で六百巻だっけか…」

サイズ以前の問題だぜ、と言ってますけど。
六百巻…?


※ちょこっと私語。
 ふと庭を見たら、猫がパッタリ倒れていた、今日の夕方。
 管理人の部屋の出窓の下で、見るからに仏様な雰囲気。
 この暑い中、庭に出て行って回収しないと、と深い溜息。
 よくよく見ると、猫も「倒れてるだけ」の模様。暑すぎ。

※ハレブル別館、更新しました!
←ハレブル別館は、こちらからv
 転生ネタの第564弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
 タイトルは 『お気に入りの席』です、よろしくです~。

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