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下駄スケートの紐の結び方も掛け方も全く分からない男子一同。
なんとかして技を盗み出すべく、生徒会長に手本を頼み込んでおります。
シロエ 「ぼくたち、本当に真剣なんです! 一生のお願いです!」
ブルー 「そう言われてもねえ…。今年中にソレを何回聞くやら」
ジョミー「うっ…。でもさ、今年初の一生のお願いだし!」
ブルー 「今年初と来たか…。まあ、いいけどさ」
生徒会長、やおら下駄スケートを手にしましたが。
サム 「あれっ? ブルーは下駄スケートの経験、皆無なんじゃあ?」
マツカ 「そういえば…。着物でスケートはしていないとか…」
ジョミー「なのに結び方とか分かるんだ? なんで?」
ブルー 「そりゃね、経験豊富だからさ」
長生きしてると色々あるよ、と生徒会長、椅子に座って靴を脱ぎ…。
ブルー 「お正月って晴れ着が似合うと思わないかい?」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「晴れ着だよ、晴れ着! 着物姿の女性っていいものだよね」
ジョミー「なんの話さ?」
ブルー 「着物の女性と初詣! これぞお正月の醍醐味だってば」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ブルー、昔からモテてたもんね!」
シロエ 「えぇっ? じゃ、じゃあ、綺麗どころを引き連れて…とか?」
ブルー 「もちろんさ。初詣の後は初滑りと洒落込むことだってあるし」
サム 「そこで下駄スケートをしてたのかよ!?」
ブルー 「着物の女性をエスコートするには羽織袴が必須だからね」
昔取った杵柄、とリンクに向かう生徒会長。
足にはしっかり下駄スケートが。
シロエ 「あーーーっ!!!」
サム 「今度は何だよ?」
シロエ 「み、見てませんでしたよ、紐の掛け方…」
ジョミー「ぼくも…。ブルーがモテたって話だけしか…」
サム 「俺も話を聞くのに夢中で、ブルーの顔しか見てねえや…」
おしまいだぁぁぁ、と頭を抱える男子たちですが、時すでに遅し。
下駄スケートも経験アリの生徒会長、どんな滑りを見せるのでしょうか?
