シャングリラ学園つれづれ語り
☆準備が多い芋煮
今月は出だしが三連休、混雑を避けて生徒会長宅ですけど。
ジョミー君が破門の危機に陥り、ソルジャーが救助した件。
Aブルー「パーティー用って、鍋でかい?」
キース 「学生だったら、ありがちなんだが…」
シロエ 「まあ、ぼくたちも高校生ではありますし…」
鍋でパーティーはアリでしょう、とシロエ君。
シロエ 「とはいえ、パーティーを、ヤツがスルーは…」
サム 「絶対にねえぜ、来るじゃねえかよ」
芋煮の味がどうであろうと、とサム君も同意。
サム 「パーティーに来ねえで、一人飯はねえよ…」
キース 「まったくだ。逆に呼び込む方だと思うぞ」
スウェナ「最後まで聞け、って言ってるじゃないの!」
芋煮は、ただの鍋じゃないのよ、とスウェナちゃんの言。
スウェナ「会場からして、河原という縛りが…」
ジョミー「大鍋で作るイベント、河原な気がする…」
スウェナ「河原は譲れない条件らしいわ」
雨が降ったら、橋の下で、という芋煮をやる場所。
スウェナ「私たちの場合は、庭でもいいと思うけど…」
シロエ 「他にも何かあるんですね?」
スウェナ「そうね、薪も必須で、シーズンになったら…」
コンビニで薪が売られるのよ、とトンデモな話が。
スウェナ「店先に積まれて、買いに行くわけ」
キース 「すると、河原縛りは、焚火用なのか?」
スウェナ「当然じゃないの、薪で鍋だし、大変なのよ」
しかも調理も河原だわね、と説明が。
スウェナ「材料を揃えて、河原で切ったりするわけ」
サム 「あいつには無理かもしれねえな…」
シロエ 「バーベキューより、事前の準備が多いですしね」
待ちくたびれて消えていそうです、とシロエ君も。
シロエ 「豪華メニューなら、次から次へと…」
キース 「配膳されて、食い放題だな…」
Aブルー「鍋が煮えるまでの間だけでも、何種類もね…」
キース 「来ないかもな…」
スウェナ「でしょ?」
待てるキャラとは思えないわよ、と鋭い指摘。
芋煮パーティ…。
2025/11/16 (Sun)
☆紅葉狩りで芋煮
出だしから三連休なのが今月、何処も混むので生徒会長宅。
其処でジョミー君が破門な危機で、ソルジャーが救いの神。
ジョミー「スウェナのアイデア、使えそうだね」
Aブルー「地味そうな料理なのも、ポイント高いと思うよ」
シロエ 「自称グルメだからですね?」
Aブルー「ピンポーン!」
見た目や評判に弱いキャラでね、とソルジャーの苦笑。
Aブルー「薪でやってる鍋料理よりは、豪華メニューで…」
キース 「覗きにも来ない気がするな」
スウェナ「やるなら芋煮よ、質素倹約!」
悪戯されないことが御馳走、とスウェナちゃんの理論。
スウェナ「豪華料理でも、被害者が出たら残念だもの…」
キース 「被害者になるのは、俺が殆どだが…」
シロエ 「ぼくもやられた過去があります」
ジョミー「将来性を期待されてるのが、ぼくだしね…」
ネタ枠ってことで、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「紅葉狩りは芋煮で、逃げ切ろうよ!」
Aブルー「そうだね、日取りはいつがいいかな?」
サム 「今年の紅葉は遅いらしいぜ」
シロエ 「残暑が長引いたせいで、気配も無いですよね」
どう考えても下旬でしょう、とシロエ君も。
シロエ 「次の三連休くらいなのでは?」
マツカ 「ええ。別荘の予定は、空けてありますけど」
Aブルー「じゃあさ、初日ってことでどう?」
残り二日を予備日にしてさ、とソルジャーの提案。
Aブルー「薪で作る料理なんだし、雨は避けたいしね」
キース 「確かにな。すると会場は、河原になるのか?」
サム 「河原は外せねえって、聞いたもんな」
ジョミー「ぶるぅ除けにも、良さそうだよ」
豪華メニューは、この前の部屋で出してさ、とジョミー君。
ジョミー「貴賓室みたいなトコと河原じゃ、月とスッポン」
シロエ 「料理も月とスッポンですから、来ませんよね」
Aブルー「だったら、22日で決定?」
一同 「「「イイネ!」」」
紅葉狩りは山の紅葉で、と盛り上がってますけど。
芋煮ですか…。
2025/11/17 (Mon)
☆地味すぎる芋煮
今月は出だしから三連休、混雑を避けて生徒会長宅な面々。
ジョミー君の破門騒ぎが発端、紅葉狩りの日程が決定な今。
Aブルー「予備日があるから、根回ししないと…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくはともかく、ハーレイがね…」
何処で休むか分からないなんて、とソルジャーの言。
Aブルー「三連休の間、スケジュールを調整する必要が…」
キース 「全部、休ませる気じゃないだろうな?」
Aブルー「そうしたいけど、流石に…」
時期が遅すぎ、とソルジャーが眺める壁のカレンダー。
Aブルー「長期休暇は、1ヶ月前には確定させるんだよ…」
キース 「そうか、助かる」
シロエ 「泊まりで来られちゃ、大変ですしね…」
Aブルー「あのねえ…」
あからさまに迷惑そうな発言だよ、とソルジャーの不満顔。
Aブルー「ハーレイは、ぶるぅと違って、無害なんだし!」
キース 「しかし、確実にセットで来るだろうが!」
サム 「紅葉狩りでは回避出来ても、それ以外でよ…」
シロエ 「被害甚大になりそうです…」
休むのは一日だけでお願いします、とシロエ君、真剣。
シロエ 「せっかく芋煮で、逃げられそうなんですから!」
Aブルー「オッケー、何処かで一日ってことで調整!」
キース 「有難い。22日に晴れるのが一番だな」
Aブルー「そうだね、晴れ乞いは君が努力したまえ」
ぼくは帰って休暇の根回し、とソルジャー、一瞬で消失。
サム 「帰っちまったのか?」
ぶるぅ 「お土産、渡し損なっちゃった…」
シロエ 「放っておけばいいんですよ。それよりも…」
芋煮というのは地味ですよね、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「ぶるぅは豪華メニューで、部屋もゴージャス…」
キース 「天と地ほどの開きがあるのは、間違いないな…」
サム 「でもよ、悪戯されねえことが御馳走でよ…」
ジョミー「我慢第一、地味にやるしか無さそうだよね…」
豪華食材とかも使わないで、と言ってますけど。
当然ですよね…。
2025/11/18 (Tue)
☆黒焦げになるブツ
出だしが三連休な今月、何処も混むので生徒会長宅な面々。
紅葉狩りの日取りが決定、ソルジャーも来るわけですけど。
サム 「芋煮、地味でも、地元じゃ人気なんだよなあ?」
シロエ 「コンビニで薪を売るそうですしね…」
スウェナ「シーズンに芋煮をやらないなんて、論外で…」
雨が降っても橋の下よ、と言い出しっぺなスウェナちゃん。
スウェナ「後始末だって、大変な手間がかかるって…」
ジョミー「えっ、片付けて帰るだけじゃないわけ?」
スウェナ「その後片付けが面倒らしいわ、黒焦げだから」
一同 「「「は?」」」
黒焦げとは、と誰もがキョトン。
シロエ 「あのぅ…。ちょっと確認してもいいですか?」
スウェナ「確認って、何を?」
シロエ 「芋煮ですってば、大鍋で煮てるヤツですよね?」
現地で見たことは無いんですけど、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「焦げる要素が、見当たらない気がします」
キース 「確かにな…。出汁がたっぷり、グツグツと…」
ジョミー「煮えてるんだし、黒焦げなんか無さそうだよ?」
何が焦げたら黒焦げだと、とジョミー君も。
ジョミー「まさか締めには雑炊じゃなくて、うどんでさ…」
シロエ 「焦げ付くというなら、分かりますけど…」
サム 「うどんが出汁を吸い込んじまって、黒焦げな…」
底の方のは捨てるしかねえってか、とサム君も納得な模様。
サム 「芋煮、詳しくねえし、有り得るよなあ…」
キース 「締めは焦げるのが、お約束なのか?」
スウェナ「当たってるのは、半分だけだわ」
一同 「「「半分?」」」
当たった部分は何処なんだ、と顔を見合わせる御一同様。
キース 「うどんで締めだけ、当たりのようだな…」
ジョミー「だったら、黒焦げになるのは、具材なのかな?」
サム 「焦げやすいのを投入するのかよ?」
スウェナ「違うわ、鍋が焦げるの、真っ黒にね!」
一同 「「「鍋?」」」
料理じゃなくて鍋の方か、と皆が愕然ですけど。
黒焦げ…?
2025/11/19 (Wed)
☆黒焦げになったら
今月は出だしから三連休、混雑を避けて生徒会長宅な面々。
紅葉狩りの日取りが決まりまして、ソルジャー夫妻と芋煮。
スウェナ「正確に言えば、焦げるのは鍋の外側になるわ」
サム 「火力、其処まで強いのかよ?」
シロエ 「薪のパワー、半端ないですね…」
スウェナ「薪のせいには違いないけど、火力じゃないのよ」
薪ってトコが問題だわね、とスウェナちゃんの苦笑い。
スウェナ「煤がつくのよ、鍋が黒焦げに見える勢いで」
一同 「「「あー…」」」
そういう意味か、と納得の黒焦げ。
キース 「なるほど、本当に焦げるわけではない、と…」
ジョミー「ビジュアルだけが黒焦げ、って?」
スウェナ「そうなの、ソレを落とすまでが芋煮なのよね」
一同 「「「は?」」」
後片付けというのは、もしかして、と誰もが悪い顔色。
シロエ 「後が大変って、黒焦げの鍋を、洗うんですか?」
スウェナ「そうらしいわよ、タワシで擦って、ゴシゴシと」
サム 「洗わされるヤツが、ババだってか?」
スウェナ「ババと違って、お楽しみイベで…」
洗うのも楽しんでこその芋煮よ、とスウェナちゃん。
スウェナ「次に備えて、手入れしないと!」
一同 「「「うーん…」」」
感覚からして違いすぎる、と溜息しか出ない、芋煮事情。
ジョミー「ぼくたちの場合は、ババでしかないよ…」
サム 「つまり、キースで決定だよな?」
一同 「「「ええっ!?」」」
サム 「だってよ、ババはキースに回すモンだぜ?」
昔からよ、とサム君、自信たっぷり。
サム 「今回は、アレが来ねえわけだし…」
シロエ 「代わりに、黒焦げの鍋を洗うんですか?」
サム 「それしかねえだろ?」
洗いたいヤツ、誰かいるかよ、とサム君の問い。
サム 「本場じゃ、人気ポジでもよ…」
ジョミー「いないってば!」
シロエ 「キース先輩くらいですよね…」
キース 「俺…?」
黒焦げの鍋を洗う係か、と自分を指してますけど。
洗い係…?
2025/11/20 (Thu)
☆仏具よりはマシ
出だしから三連休なのが今月、何処も混むので生徒会長宅。
其処へ来たソルジャー、紅葉狩りの日程を決めて帰った今。
キース 「どうして俺がババになるんだ、ジョミーでは?」
ジョミー「ぼくのツケなら、返しちゃったし、芋煮でさ…」
シロエ 「ぶるぅを避ける案を出してくれましたしね…」
ババを回すのは筋違いでは、とシロエ君の指摘。
シロエ 「それに、キース先輩、プロですから」
スウェナ「ババと言ったら、キースだものねえ…」
サム 「違う意味でも、プロと言えるぜ」
仏具磨きで慣れているしよ、とサム君の言。
サム 「毎年、暮れに、冷たい水で洗って磨いてて…」
キース 「確かに、燭台などは煤だが…」
スウェナ「いいじゃないのよ、鍋もいけるでしょ?」
シロエ 「鍋の場合は、約束事は無いでしょうしね」
仏具と違って、調理器具ですし、とシロエ君も。
シロエ 「タワシでゴシゴシ、それだけですって!」
サム 「仏具磨きは、お念仏だろ?」
キース 「作業の前後に、読経が必須ではあるが…」
サム 「ほらよ、鍋とか、軽いモンだぜ!」
洗うだけでよ、と僧籍な人が、グイグイ。
サム 「他のみんなも、キースでいいよな?」
一同 「「「イイネ!」」」
後片付けはキースで決定、と皆が突き上げる拳。
シロエ 「芋煮、楽しみになって来ました!」
ジョミー「豪華メニューは、ぶるぅが独占だけどさ…」
サム 「ヤツさえ来なけりゃ、地味な鍋でも天国だぜ!」
キース 「其処は、極楽と言いやがれ!」
お浄土でもいい、とババを引かされたキース君。
キース 「いいか、鍋の話は、知られるなよ?」
一同 「「「は?」」」
何の話だ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「あのぅ…。知られるなって、誰にですか?」
キース 「決まってるだろう、悪戯野郎だ!」
一同 「「「あー…」」」
キース 「よろしく頼むぞ、マジで!」
俺の作業が増えそうだしな、と土下座ですけど。
確かに…。
2025/11/21 (Fri)
☆来ないそうです
やって来ました、紅葉狩りで芋煮な日。朝イチで集う面々。
絶好の紅葉日和で、生徒会長のマンション前に集合でして。
シロエ 「おはようございます! いい天気ですね!」
??? 「本当に! 予備日を使う必要、無かったしね」
助かったよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「根回ししたけど、一カ月を切ってて、大変で…」
??? 「私も、万一に備えて仕事の前倒しが増えまして」
超多忙でした、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「不眠不休が三日間ほど、ありましたよ…」
一同 「「「あー…」」」
??? 「でもでも、豪華メニュー、楽しみ!」
ぼくだけ、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)、笑顔全開。
Aぶるぅ「この前のお部屋で、食べ放題!」
Aブルー「河原に来たって、かまわないけど?」
シロエ 「ちょ、ちょっと…!」
芋煮に誘ってどうするんです、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「芋煮は、ぼくたちの地味なお楽しみで…!」
A船長 「その件でしたら、心配ご無用です」
一同 「「「は?」」」
A船長 「芋煮について、詳しく調べましたので…」
ぶるぅに教えておきました、とキャプテンが立てる親指。
A船長 「全力で、遠慮したいそうです」
Aぶるぅ「お勉強なんか、したくないもん!」
一同 「「「勉強?」」」
A船長 「なんでも、芋煮の本場では、スキル必須で…」
小学校に入学したら、学ぶそうですね、とキャプテンの言。
A船長 「小学生だけでも、ちゃんと作れるトコまでを…」
Aブルー「かまど作りから習うってさ…」
一同 「「「うわー…」」」
マジか、と誰もがビックリ仰天な芋煮の実態。
A船長 「皆さん、ご存知なかったんですか?」
スウェナ「そんなトコまで、私も知らなかったわよ!」
A船長 「とにかく、勉強会だと理解したようですので…」
Aぶるぅ「絶対、行かない!」
勉強なんか大嫌いだし、と悲鳴な悪戯小僧。
来ないですよね?
2025/11/22 (Sat)
☆学びだそうです
マツカ君の別荘へ紅葉狩りにお出掛け、秋の定番ですけど。
今年は河原で芋煮がメイン、悪戯小僧は別荘で別メニュー。
Aブルー「というわけで、ぶるぅは来ないってね!」
A船長 「強引に誘っても、来るわけないです」
Aぶるぅ「やだやだ、お勉強、嫌だってばーっ!」
豪華メニューを食べるんだもん、と悪戯小僧、絶叫。
Aぶるぅ「誘わないでよ、絶対に!」
キース 「首に縄をつけて、引っ張って行くか?」
シロエ 「いいですね!」
Aぶるぅ「悪戯する気も起こらないから、お断り!」
それより別荘で豪華メニュー、と視線がマツカ君に。
Aぶるぅ「早く行こうよ、別荘!」
マツカ 「そうですね。皆さん、バスの方へどうぞ」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
乗って、乗って、と急かしまくって、皆でバスへと。
A船長 「皆さん、如何です?」
シロエ 「素晴らしいです、自分から断って来るなんて!」
サム 「芋煮にしといて良かったぜ!」
Aブルー「ぼくたちに知識が無かったことも、褒めてよ!」
データベースで調べなかったら知らないまま、と笑顔な人。
Aブルー「ハーレイが調べて来たんだしね!」
A船長 「どんな料理か、気になりますし…」
キース 「それはそうだな、感謝する」
ジョミー「言い出しっぺはスウェナだけど、其処までは…」
知らなかったと言ってるしね、とジョミー君も。
ジョミー「小学校で芋煮を習うなんてさ…」
A船長 「驚きましたが、事実だそうです」
Aブルー「ぼくも、こっちで確認したよ」
ちょっと来てみて、スマホで検索、とソルジャーの証言。
Aブルー「グループ学習するんだってさ」
シロエ 「そのようですね…」
調べました、とシロエ君が見ているスマホの画面。
シロエ 「かまど作りから、食材の準備に、後片付け…」
サム 「マジで授業な…」
Aぶるぅ「嫌すぎ!」
シロエ 「勉強会でしたか…」
レジャーに全力投球すぎます、と呻いてますけど。
恐るべし…。
2025/11/23 (Sun)
☆一から作るしか
マツカ君の別荘で紅葉狩りですけど、今年は河原で芋煮会。
悪戯小僧だけが別荘、豪華メニューを食べるという趣向で。
Aぶるぅ「わぁーい、到着!」
マツカ 「皆さん、河原へ直行ですか?」
一同 「「「もっちろーん!」」」
悪戯小僧とは別行動で、と別荘には寄りもしないで河原へ。
シロエ 「えっと…? マツカ先輩、何ですか、これは?」
マツカ 「芋煮用の食材ですけど?」
ジョミー「それは分かるけど、丸ごとだよ?」
芋も大根も肉も全部、とジョミー君が言う通り。
キース 「まさか、本当に学びコースなのか?」
マツカ 「ぼくも調べて貰いましたが、そういう行事で…」
スウェナ「言った筈でしょ、かまどから作る、って」
シロエ 「言われてみれば、材料しかありませんよね…」
鍋と薪はあるんですけど、とシロエ君が見回す河原。
シロエ 「バーベキューだと、専用の台が置かれてて…」
サム 「ついでに炭もセット済みでよ…」
ジョミー「火をつけるだけで、バーベキューでさ…」
キース 「材料も切られているんだが…」
包丁が置いてあるようだな、とキース君も愕然とした表情。
キース 「本格的に、一から俺たちでやれと?」
マツカ 「芋煮会と呼ばれるくらいですから、お約束で…」
スウェナ「準備から後片付けまでが、レジャーなのよね…」
一同 「「「うーん…」」」
マジか、と誰もが言葉を失う芋煮の会場。
Aブルー「どうするんだい、コレ?」
A船長 「かまどを作るしかないでしょう…」
サム 「そういや、調べて来たんだっけな?」
シロエ 「作り方とか、全部、分かっているんですよね?」
お任せしてもいいでしょうか、とシロエ君、キャプテンに。
シロエ 「ぼくたち全員、素人ですから…」
ジョミー「知っている人に任せちゃうのが、一番だよね…」
A船長 「それは芋煮のルールに反しますので…」
一同 「「「ええっ?」」」
本気で共同作業なのか、と顔を見合わせてますけど。
一から…?
2025/11/24 (Mon)
☆芋煮が嫌なら
マツカ君の別荘で紅葉狩り、河原で芋煮会な趣向ですけど。
かまどから作るのがルールとのこと、共同作業が約束事で。
A船長 「ご安心下さい、かまど作りは教えますので」
マツカ 「作り方などの手順は、執事が書いてくれました」
一同 「「「うーん…」」」
なんてことだ、と唸ってみても、鉄の掟だとか。
A船長 「小学生でも、自分たちだけで出来るんですよ?」
シロエ 「小学校から習っているなら、エキスパートで…」
ジョミー「ぼくたちとは、レベルが違いすぎだよ!」
A船長 「しかし、芋煮をしない場合は、どうなるのか…」
ちゃんと考えておられますか、とキャプテンの問い。
A船長 「別荘の方に行ったら、食事はあるでしょうが…」
キース 「この前の部屋に、ヤツがいるのか…」
A船長 「しかも、豪華メニューを楽しんでいます」
来るか来ないかは運でしょうね、とキャプテン、眉間に皺。
A船長 「高確率で、やって来るかと…」
Aブルー「来るだろうねえ、察知してさ…」
サム 「それが嫌なら、此処で芋煮になるわけな…」
A船長 「個人的には、芋煮をチョイスしたいのですが…」
決断の方はお任せします、と見回す周り。
A船長 「多数決など、如何でしょう?」
Aブルー「戻りたい人は、手を上げる、って?」
A船長 「同数だったら、ジャンケン勝負ということで…」
では、とキャプテン、姿勢を正して、河原に響く声で号令。
A船長 「芋煮に反対な方は、挙手して下さい!」
一同 「「「………」」」
A船長 「反対の方は、ゼロと思ってよろしいでしょうか」
シロエ 「普通、反対出来ませんってば!」
言い出しっぺがババを引くのは見えています、とシロエ君。
シロエ 「ただでも、キース先輩が引いているのに…」
A船長 「あるあるですしね…」
シロエ 「いえ、今回は鍋の後始末で…」
A船長 「鍋とは?」
キース 「馬鹿野郎!」
喋りやがって、とキース君が怒鳴ってますけど。
手遅れ…。
2025/11/25 (Tue)
☆綺麗に洗えば
マツカ君の別荘で紅葉狩り、今年は河原で芋煮会ですけど。
全て自力でやるのが掟、かまど作りから始めるしかない件。
Aブルー「えっと…? キースが怒って、ババってさ…」
A船長 「鍋と言われて驚きましたが、分かりましたよ」
Aブルー「ババの意味かい?」
A船長 「はい。恐らく、皆さん的にはババな係で…」
芋煮で焦げた鍋を洗う役目かと、とキャプテン、正解。
A船長 「如何でしょうか、合っていますか?」
一同 「「「うーん…」」」
そう言えば芋煮に詳しかった、と納得せざるを得ない状況。
キース 「その通りだが…」
A船長 「芋煮の本場だと、如何に綺麗に洗い上げるか…」
Aブルー「競ったりすると?」
A船長 「競わなくても、腕を問われるポジションですよ」
次回も指名されれば最高の名誉、とキャプテンの説明。
A船長 「本場の場合は、他にも芋煮の人たちがですね…」
シロエ 「芋煮をやっているから、比較対象ですか?」
A船長 「あそこの片付けはなっていない、などと…」
横目で見ていることも多いようです、と勉強会な土地柄。
A船長 「小学校で何をしてたんだ、ということですね」
サム 「んじゃよ、キースも綺麗に洗えればよ…」
A船長 「素晴らしいですが、今の話、励みになるかと…」
ピカピカに洗い上げて下さい、とキャプテンの笑顔。
A船長 「それでは、かまど作りを始めましょうか」
一同 「「「はーい…」」」
やるしかないのか、とキャプテンの指導で、かまど作り。
サム 「こんなモンかな?」
マツカ 「描いて貰った絵の通りですし、理想的かと」
ジョミー「じゃあさ、次は食材の準備だよね…」
里芋にネギに、牛肉とか…、と眺めるズラリ並んだ食材。
シロエ 「芋煮、なかなか大変ですね…」
サム 「ヤツは来なくて正しかったぜ…」
キース 「来て貰ったら、俺が詰むしな…」
A船長 「詰むとは?」
鍋を洗う係なのでは、とキャプテン、怪訝そう。
それはそう…。
2025/11/26 (Wed)
☆読みが鋭い人
マツカ君の別荘で紅葉狩り、河原で芋煮な趣向ですけれど。
自力でやるのがルールだそうで、かまど作りの次は食材で。
Aブルー「詰むというのは、どういう意味だい?」
A船長 「ぶるぅが来たとしても、鍋を洗うまでは…」
持ちませんよ、とキャプテンが傾げる首。
A船長 「好奇心から、覗きに来ないとは言えませんが…」
Aブルー「芋煮を食べたら、すぐに逃げると思うけれどね」
居残っていたら、後片付けだろう、とソルジャーも。
Aブルー「鍋はキースが洗うとしても、他に色々…」
A船長 「ありますからねえ、かまどに使った石なども…」
ちゃんと崩して帰りませんと、とキャプテン、詳しい芋煮。
A船長 「そういったことまで、ヤツがするとは…」
Aブルー「有り得ないから、最後まではいないね」
キース 「なら、いいが…」
俺は詰みたくないからな、とキース君、深い溜息。
キース 「ただでも、鍋は黒焦げなのに…」
シロエ 「大丈夫そうです、ヤツは来ないと、お墨付きで」
ジョミー「来たって、最後まではいないよ」
サム 「でもよ、鍋が焦げるの、途中なんだぜ?」
最後に焦げるわけじゃねえしよ、とサム君が眺める大鍋。
サム 「煮てる間に、煤がつくわけでよ…」
一同 「「「あー…」」」
芋煮の間に焦げる勘定、と皆が見合わせる顔。
シロエ 「もしかしなくても、ヤバくないですか?」
ジョミー「そうなのかも…」
A船長 「皆さん、どうかなさいましたか?」
キース 「い、いや…」
これ以上は、マジで詰むヤツ、とキース君の悪い顔色。
キース 「今の話は忘れてくれ」
Aブルー「鍋と関係ありそうだねえ?」
A船長 「煤だと言っていますから…」
悪戯を恐れている気がします、とキャプテン、鋭い読み。
A船長 「ヤツが出て来て、芋煮の薪に何か細工を…」
Aブルー「なるほど、煤が多めに出るとかかな?」
キース 「頼む!」
其処で話を打ち切りで、と叫んでますけど。
どうなる…?
2025/11/27 (Thu)
☆見学は見るだけ
マツカ君の別荘で紅葉狩り、別荘での食事は悪戯小僧だけ。
他の面子は芋煮会でして、かまど作りが済んで、食材の番。
A船長 「私の読みが正しそうですね…」
Aブルー「キースの様子からして、当たっていそうだよ」
一同 (((ヤバい…)))
気付かれてしまったか、と皆の視線がキース君に。
A船長 「如何ですか、キース?」
キース 「そ、それは…」
Aブルー「間違いないねえ、ズバリ、そのもの!」
黒焦げの鍋を恐れてるヤツ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「聞かれていないことを祈るよ」
A船長 「私もです」」
シロエ 「キース先輩、ぼくたちは喋っていませんから!」
サム 「だよな、キースが自分で、振った話でよ…」
お約束だぜ、とサム君の冷ややかな目つき。
サム 「来ちまった時は、自己責任な!」
一同 「「「イイネ!」」」
みんな無罪だ、と突き上げる拳。
ジョミー「当てちゃった人も、単に意見を述べただけでさ」
スウェナ「キースがスルーしてた場合は、バレてないわよ」
シロエ 「定番ですよね、ババを引く時の…」
自爆コースがお好みですし、とシロエ君も呆れ顔。
シロエ 「マジで、祈るしかないですよ…」
マツカ 「食い意地を発揮していると思いますけど…」
??? 「なになに、さっきから何のお話?」
鍋がどうとか、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)が出現。
Aぶるぅ「ちょっと覗いたら、楽しそうだったし…」
キース 「飯が冷めるぞ、戻ったらどうだ!」
Aぶるぅ「ご飯だったら、大丈夫!」
此処に届けて貰えるもんね、と悪戯小僧、笑顔全開。
Aぶるぅ「芋煮を見ながら、お食事したい、って…」
サム 「まさか、執事さんに頼んだのかよ!?」
此処で食う気か、とサム君、愕然。
サム 「俺たち、これから作るんだぜ?」
Aぶるぅ「見学だったら、見てるだけでいいしね!」
一同 「「「うわー…」」」
見学するのか、と一同、ガクブルですけど。
お勉強…?
2025/11/28 (Fri)
☆固形燃料と薪
マツカ君の別荘で紅葉狩り、悪戯小僧を避けて河原で芋煮。
ところが準備の最中に、避けた相手が来てしまったわけで。
Aぶるぅ「ねえねえ、鍋って、何か楽しいことがあるの?」
シロエ 「そりゃまあ、学校で教えるくらいにですね…」
サム 「地元じゃ愛されている、イベントだけどよ…」
準備に手間がかかるんだよな、とサム君が指差す、かまど。
サム 「河原の石を集めて積んで、やっと出来てよ…」
ジョミー「これから食材、切るトコだってば!」
Aぶるぅ「ふうん…。大変そうだね、あっ、ご飯だ!」
使用人 「お待たせしました、こちら、赤ワイン煮で…」
牛の頬肉を柔らかく仕上げております、と湯気を立てる器。
使用人 「おかわりの方もございますので、お好きなだけ」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ お先に!」
食材の準備、頑張ってね、と見学しながら食べる悪戯小僧。
A船長 「あちら、いい御身分のようですね…」
Aブルー「鍋ごと保温されてるってば…」
使用人 「便利な道具がありますから」
シロエ 「そのようですね、一種の携帯コンロですか…」
火力は一定、煤も出ない仕様、とシロエ君が眺める保温台。
使用人 「薪と違って、固形燃料です」
スウェナ「料理屋さんの一人鍋とかに、使うヤツよね…」
使用人 「煤が出ない所が、ポイントでしょうか」
鍋を美しく保つためですね、と使用人さんの解説。
使用人 「宴会の席で、鍋が煤で黒くなるのは…」
サム 「美しくねえよなあ…」
ジョミー「残念な見た目になっちゃうしね…」
さてと、とジョミー君、切り終わった食材を鍋に投入。
ジョミー「みんなも食材、用意出来てる?」
サム 「もちろんだぜ!」
後は煮るだけ、と皆が食材を入れて、薪に点火。
シロエ 「煮えるまで、時間がかかりそうですね…」
Aぶるぅ「その間に、ちょっと聞いてもいい?」
キース 「何をだ?」
Aぶるぅ「薪って…」
煤が出て来る燃料かな、と聞いてますけど。
気付いたと…?
2025/11/29 (Sat)
☆残業だそうです
マツカ君の別荘で紅葉狩り、悪戯小僧対策で、河原で芋煮。
其処へ悪戯小僧が登場、見学と称して食事しながら見物中。
A船長 「薪については、調べておりませんので…」
Aぶるぅ「でもでも、キースが鍋を洗う係なんだよね?」
それがババなら、煤じゃないの、と鋭いツッコミ。
Aぶるぅ「鍋が煤で汚れる話、さっきの人もしていたよ?」
シロエ 「否定はしません…」
キース 「あっ、裏切りやがって!」
シロエ 「バレるの、時間の問題ですよ?」
ぼくは火の粉を払っただけです、とシロエ君、開き直り。
シロエ 「黙っててバレたら、黙秘した人、全員が…」
サム 「ひでえ目に遭うのは、確実だぜ…」
Aブルー「間違いないよね、ぼくも巻き添え…」
A船長 「分かりました、腹を括ってマジレスしますと…」
芋煮用の薪は煤が出ますね、とキャプテン、キッパリ。
A船長 「洗い落とすのが手間だそうです、締めですよ」
Aぶるぅ「そっか、分かったあ!」
頑張っちゃう、と悪戯小僧の瞳がキラキラ。
Aぶるぅ「見てると、お鍋、黒くなって来てるよね…」
キース 「何をする気だ!?」
Aぶるぅ「煤をサイオンで、ガッチリ固定!」
一同 「「「うわー…」」」
落とせないヤツだ、と一同、ドン引き。
ジョミー「サイオンで固定って、落とせないんじゃあ…?」
Aぶるぅ「そだね、ぼくが帰るまでの間は、無理だよ」
A船長 「サイオンの供給、切れるからですね?」
Aぶるぅ「ピンポーン!」
それじゃスタート、と青いサイオンが、鍋にキラッと。
Aぶるぅ「準備完了、薪、好きなだけ燃やしてね!」
キース 「帰ると言うのは、お前の船にか?」
俺だけ残って、河原で鍋洗いか、とキース君の悪い顔色。
キース 「他の面子はバスで帰って、俺は孤独に…」
Aぶるぅ「別荘のつもりだったけど、そうしようかな?」
サム 「キース、自爆かよ…」
シロエ 「ですね…」
気の毒ですが、と自爆ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2025/11/30 (Sun)
今月は出だしが三連休、混雑を避けて生徒会長宅ですけど。
ジョミー君が破門の危機に陥り、ソルジャーが救助した件。
Aブルー「パーティー用って、鍋でかい?」
キース 「学生だったら、ありがちなんだが…」
シロエ 「まあ、ぼくたちも高校生ではありますし…」
鍋でパーティーはアリでしょう、とシロエ君。
シロエ 「とはいえ、パーティーを、ヤツがスルーは…」
サム 「絶対にねえぜ、来るじゃねえかよ」
芋煮の味がどうであろうと、とサム君も同意。
サム 「パーティーに来ねえで、一人飯はねえよ…」
キース 「まったくだ。逆に呼び込む方だと思うぞ」
スウェナ「最後まで聞け、って言ってるじゃないの!」
芋煮は、ただの鍋じゃないのよ、とスウェナちゃんの言。
スウェナ「会場からして、河原という縛りが…」
ジョミー「大鍋で作るイベント、河原な気がする…」
スウェナ「河原は譲れない条件らしいわ」
雨が降ったら、橋の下で、という芋煮をやる場所。
スウェナ「私たちの場合は、庭でもいいと思うけど…」
シロエ 「他にも何かあるんですね?」
スウェナ「そうね、薪も必須で、シーズンになったら…」
コンビニで薪が売られるのよ、とトンデモな話が。
スウェナ「店先に積まれて、買いに行くわけ」
キース 「すると、河原縛りは、焚火用なのか?」
スウェナ「当然じゃないの、薪で鍋だし、大変なのよ」
しかも調理も河原だわね、と説明が。
スウェナ「材料を揃えて、河原で切ったりするわけ」
サム 「あいつには無理かもしれねえな…」
シロエ 「バーベキューより、事前の準備が多いですしね」
待ちくたびれて消えていそうです、とシロエ君も。
シロエ 「豪華メニューなら、次から次へと…」
キース 「配膳されて、食い放題だな…」
Aブルー「鍋が煮えるまでの間だけでも、何種類もね…」
キース 「来ないかもな…」
スウェナ「でしょ?」
待てるキャラとは思えないわよ、と鋭い指摘。
芋煮パーティ…。
2025/11/16 (Sun)
☆紅葉狩りで芋煮
出だしから三連休なのが今月、何処も混むので生徒会長宅。
其処でジョミー君が破門な危機で、ソルジャーが救いの神。
ジョミー「スウェナのアイデア、使えそうだね」
Aブルー「地味そうな料理なのも、ポイント高いと思うよ」
シロエ 「自称グルメだからですね?」
Aブルー「ピンポーン!」
見た目や評判に弱いキャラでね、とソルジャーの苦笑。
Aブルー「薪でやってる鍋料理よりは、豪華メニューで…」
キース 「覗きにも来ない気がするな」
スウェナ「やるなら芋煮よ、質素倹約!」
悪戯されないことが御馳走、とスウェナちゃんの理論。
スウェナ「豪華料理でも、被害者が出たら残念だもの…」
キース 「被害者になるのは、俺が殆どだが…」
シロエ 「ぼくもやられた過去があります」
ジョミー「将来性を期待されてるのが、ぼくだしね…」
ネタ枠ってことで、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「紅葉狩りは芋煮で、逃げ切ろうよ!」
Aブルー「そうだね、日取りはいつがいいかな?」
サム 「今年の紅葉は遅いらしいぜ」
シロエ 「残暑が長引いたせいで、気配も無いですよね」
どう考えても下旬でしょう、とシロエ君も。
シロエ 「次の三連休くらいなのでは?」
マツカ 「ええ。別荘の予定は、空けてありますけど」
Aブルー「じゃあさ、初日ってことでどう?」
残り二日を予備日にしてさ、とソルジャーの提案。
Aブルー「薪で作る料理なんだし、雨は避けたいしね」
キース 「確かにな。すると会場は、河原になるのか?」
サム 「河原は外せねえって、聞いたもんな」
ジョミー「ぶるぅ除けにも、良さそうだよ」
豪華メニューは、この前の部屋で出してさ、とジョミー君。
ジョミー「貴賓室みたいなトコと河原じゃ、月とスッポン」
シロエ 「料理も月とスッポンですから、来ませんよね」
Aブルー「だったら、22日で決定?」
一同 「「「イイネ!」」」
紅葉狩りは山の紅葉で、と盛り上がってますけど。
芋煮ですか…。
2025/11/17 (Mon)
☆地味すぎる芋煮
今月は出だしから三連休、混雑を避けて生徒会長宅な面々。
ジョミー君の破門騒ぎが発端、紅葉狩りの日程が決定な今。
Aブルー「予備日があるから、根回ししないと…」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「ぼくはともかく、ハーレイがね…」
何処で休むか分からないなんて、とソルジャーの言。
Aブルー「三連休の間、スケジュールを調整する必要が…」
キース 「全部、休ませる気じゃないだろうな?」
Aブルー「そうしたいけど、流石に…」
時期が遅すぎ、とソルジャーが眺める壁のカレンダー。
Aブルー「長期休暇は、1ヶ月前には確定させるんだよ…」
キース 「そうか、助かる」
シロエ 「泊まりで来られちゃ、大変ですしね…」
Aブルー「あのねえ…」
あからさまに迷惑そうな発言だよ、とソルジャーの不満顔。
Aブルー「ハーレイは、ぶるぅと違って、無害なんだし!」
キース 「しかし、確実にセットで来るだろうが!」
サム 「紅葉狩りでは回避出来ても、それ以外でよ…」
シロエ 「被害甚大になりそうです…」
休むのは一日だけでお願いします、とシロエ君、真剣。
シロエ 「せっかく芋煮で、逃げられそうなんですから!」
Aブルー「オッケー、何処かで一日ってことで調整!」
キース 「有難い。22日に晴れるのが一番だな」
Aブルー「そうだね、晴れ乞いは君が努力したまえ」
ぼくは帰って休暇の根回し、とソルジャー、一瞬で消失。
サム 「帰っちまったのか?」
ぶるぅ 「お土産、渡し損なっちゃった…」
シロエ 「放っておけばいいんですよ。それよりも…」
芋煮というのは地味ですよね、とシロエ君の深い溜息。
シロエ 「ぶるぅは豪華メニューで、部屋もゴージャス…」
キース 「天と地ほどの開きがあるのは、間違いないな…」
サム 「でもよ、悪戯されねえことが御馳走でよ…」
ジョミー「我慢第一、地味にやるしか無さそうだよね…」
豪華食材とかも使わないで、と言ってますけど。
当然ですよね…。
2025/11/18 (Tue)
☆黒焦げになるブツ
出だしが三連休な今月、何処も混むので生徒会長宅な面々。
紅葉狩りの日取りが決定、ソルジャーも来るわけですけど。
サム 「芋煮、地味でも、地元じゃ人気なんだよなあ?」
シロエ 「コンビニで薪を売るそうですしね…」
スウェナ「シーズンに芋煮をやらないなんて、論外で…」
雨が降っても橋の下よ、と言い出しっぺなスウェナちゃん。
スウェナ「後始末だって、大変な手間がかかるって…」
ジョミー「えっ、片付けて帰るだけじゃないわけ?」
スウェナ「その後片付けが面倒らしいわ、黒焦げだから」
一同 「「「は?」」」
黒焦げとは、と誰もがキョトン。
シロエ 「あのぅ…。ちょっと確認してもいいですか?」
スウェナ「確認って、何を?」
シロエ 「芋煮ですってば、大鍋で煮てるヤツですよね?」
現地で見たことは無いんですけど、とシロエ君が傾げる首。
シロエ 「焦げる要素が、見当たらない気がします」
キース 「確かにな…。出汁がたっぷり、グツグツと…」
ジョミー「煮えてるんだし、黒焦げなんか無さそうだよ?」
何が焦げたら黒焦げだと、とジョミー君も。
ジョミー「まさか締めには雑炊じゃなくて、うどんでさ…」
シロエ 「焦げ付くというなら、分かりますけど…」
サム 「うどんが出汁を吸い込んじまって、黒焦げな…」
底の方のは捨てるしかねえってか、とサム君も納得な模様。
サム 「芋煮、詳しくねえし、有り得るよなあ…」
キース 「締めは焦げるのが、お約束なのか?」
スウェナ「当たってるのは、半分だけだわ」
一同 「「「半分?」」」
当たった部分は何処なんだ、と顔を見合わせる御一同様。
キース 「うどんで締めだけ、当たりのようだな…」
ジョミー「だったら、黒焦げになるのは、具材なのかな?」
サム 「焦げやすいのを投入するのかよ?」
スウェナ「違うわ、鍋が焦げるの、真っ黒にね!」
一同 「「「鍋?」」」
料理じゃなくて鍋の方か、と皆が愕然ですけど。
黒焦げ…?
2025/11/19 (Wed)
☆黒焦げになったら
今月は出だしから三連休、混雑を避けて生徒会長宅な面々。
紅葉狩りの日取りが決まりまして、ソルジャー夫妻と芋煮。
スウェナ「正確に言えば、焦げるのは鍋の外側になるわ」
サム 「火力、其処まで強いのかよ?」
シロエ 「薪のパワー、半端ないですね…」
スウェナ「薪のせいには違いないけど、火力じゃないのよ」
薪ってトコが問題だわね、とスウェナちゃんの苦笑い。
スウェナ「煤がつくのよ、鍋が黒焦げに見える勢いで」
一同 「「「あー…」」」
そういう意味か、と納得の黒焦げ。
キース 「なるほど、本当に焦げるわけではない、と…」
ジョミー「ビジュアルだけが黒焦げ、って?」
スウェナ「そうなの、ソレを落とすまでが芋煮なのよね」
一同 「「「は?」」」
後片付けというのは、もしかして、と誰もが悪い顔色。
シロエ 「後が大変って、黒焦げの鍋を、洗うんですか?」
スウェナ「そうらしいわよ、タワシで擦って、ゴシゴシと」
サム 「洗わされるヤツが、ババだってか?」
スウェナ「ババと違って、お楽しみイベで…」
洗うのも楽しんでこその芋煮よ、とスウェナちゃん。
スウェナ「次に備えて、手入れしないと!」
一同 「「「うーん…」」」
感覚からして違いすぎる、と溜息しか出ない、芋煮事情。
ジョミー「ぼくたちの場合は、ババでしかないよ…」
サム 「つまり、キースで決定だよな?」
一同 「「「ええっ!?」」」
サム 「だってよ、ババはキースに回すモンだぜ?」
昔からよ、とサム君、自信たっぷり。
サム 「今回は、アレが来ねえわけだし…」
シロエ 「代わりに、黒焦げの鍋を洗うんですか?」
サム 「それしかねえだろ?」
洗いたいヤツ、誰かいるかよ、とサム君の問い。
サム 「本場じゃ、人気ポジでもよ…」
ジョミー「いないってば!」
シロエ 「キース先輩くらいですよね…」
キース 「俺…?」
黒焦げの鍋を洗う係か、と自分を指してますけど。
洗い係…?
2025/11/20 (Thu)
☆仏具よりはマシ
出だしから三連休なのが今月、何処も混むので生徒会長宅。
其処へ来たソルジャー、紅葉狩りの日程を決めて帰った今。
キース 「どうして俺がババになるんだ、ジョミーでは?」
ジョミー「ぼくのツケなら、返しちゃったし、芋煮でさ…」
シロエ 「ぶるぅを避ける案を出してくれましたしね…」
ババを回すのは筋違いでは、とシロエ君の指摘。
シロエ 「それに、キース先輩、プロですから」
スウェナ「ババと言ったら、キースだものねえ…」
サム 「違う意味でも、プロと言えるぜ」
仏具磨きで慣れているしよ、とサム君の言。
サム 「毎年、暮れに、冷たい水で洗って磨いてて…」
キース 「確かに、燭台などは煤だが…」
スウェナ「いいじゃないのよ、鍋もいけるでしょ?」
シロエ 「鍋の場合は、約束事は無いでしょうしね」
仏具と違って、調理器具ですし、とシロエ君も。
シロエ 「タワシでゴシゴシ、それだけですって!」
サム 「仏具磨きは、お念仏だろ?」
キース 「作業の前後に、読経が必須ではあるが…」
サム 「ほらよ、鍋とか、軽いモンだぜ!」
洗うだけでよ、と僧籍な人が、グイグイ。
サム 「他のみんなも、キースでいいよな?」
一同 「「「イイネ!」」」
後片付けはキースで決定、と皆が突き上げる拳。
シロエ 「芋煮、楽しみになって来ました!」
ジョミー「豪華メニューは、ぶるぅが独占だけどさ…」
サム 「ヤツさえ来なけりゃ、地味な鍋でも天国だぜ!」
キース 「其処は、極楽と言いやがれ!」
お浄土でもいい、とババを引かされたキース君。
キース 「いいか、鍋の話は、知られるなよ?」
一同 「「「は?」」」
何の話だ、と顔を見合わせる御一同様。
シロエ 「あのぅ…。知られるなって、誰にですか?」
キース 「決まってるだろう、悪戯野郎だ!」
一同 「「「あー…」」」
キース 「よろしく頼むぞ、マジで!」
俺の作業が増えそうだしな、と土下座ですけど。
確かに…。
2025/11/21 (Fri)
☆来ないそうです
やって来ました、紅葉狩りで芋煮な日。朝イチで集う面々。
絶好の紅葉日和で、生徒会長のマンション前に集合でして。
シロエ 「おはようございます! いい天気ですね!」
??? 「本当に! 予備日を使う必要、無かったしね」
助かったよ、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。
Aブルー「根回ししたけど、一カ月を切ってて、大変で…」
??? 「私も、万一に備えて仕事の前倒しが増えまして」
超多忙でした、とキャプテン(会話表記はA船長)も。
A船長 「不眠不休が三日間ほど、ありましたよ…」
一同 「「「あー…」」」
??? 「でもでも、豪華メニュー、楽しみ!」
ぼくだけ、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)、笑顔全開。
Aぶるぅ「この前のお部屋で、食べ放題!」
Aブルー「河原に来たって、かまわないけど?」
シロエ 「ちょ、ちょっと…!」
芋煮に誘ってどうするんです、とシロエ君、ワタワタ。
シロエ 「芋煮は、ぼくたちの地味なお楽しみで…!」
A船長 「その件でしたら、心配ご無用です」
一同 「「「は?」」」
A船長 「芋煮について、詳しく調べましたので…」
ぶるぅに教えておきました、とキャプテンが立てる親指。
A船長 「全力で、遠慮したいそうです」
Aぶるぅ「お勉強なんか、したくないもん!」
一同 「「「勉強?」」」
A船長 「なんでも、芋煮の本場では、スキル必須で…」
小学校に入学したら、学ぶそうですね、とキャプテンの言。
A船長 「小学生だけでも、ちゃんと作れるトコまでを…」
Aブルー「かまど作りから習うってさ…」
一同 「「「うわー…」」」
マジか、と誰もがビックリ仰天な芋煮の実態。
A船長 「皆さん、ご存知なかったんですか?」
スウェナ「そんなトコまで、私も知らなかったわよ!」
A船長 「とにかく、勉強会だと理解したようですので…」
Aぶるぅ「絶対、行かない!」
勉強なんか大嫌いだし、と悲鳴な悪戯小僧。
来ないですよね?
2025/11/22 (Sat)
☆学びだそうです
マツカ君の別荘へ紅葉狩りにお出掛け、秋の定番ですけど。
今年は河原で芋煮がメイン、悪戯小僧は別荘で別メニュー。
Aブルー「というわけで、ぶるぅは来ないってね!」
A船長 「強引に誘っても、来るわけないです」
Aぶるぅ「やだやだ、お勉強、嫌だってばーっ!」
豪華メニューを食べるんだもん、と悪戯小僧、絶叫。
Aぶるぅ「誘わないでよ、絶対に!」
キース 「首に縄をつけて、引っ張って行くか?」
シロエ 「いいですね!」
Aぶるぅ「悪戯する気も起こらないから、お断り!」
それより別荘で豪華メニュー、と視線がマツカ君に。
Aぶるぅ「早く行こうよ、別荘!」
マツカ 「そうですね。皆さん、バスの方へどうぞ」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
乗って、乗って、と急かしまくって、皆でバスへと。
A船長 「皆さん、如何です?」
シロエ 「素晴らしいです、自分から断って来るなんて!」
サム 「芋煮にしといて良かったぜ!」
Aブルー「ぼくたちに知識が無かったことも、褒めてよ!」
データベースで調べなかったら知らないまま、と笑顔な人。
Aブルー「ハーレイが調べて来たんだしね!」
A船長 「どんな料理か、気になりますし…」
キース 「それはそうだな、感謝する」
ジョミー「言い出しっぺはスウェナだけど、其処までは…」
知らなかったと言ってるしね、とジョミー君も。
ジョミー「小学校で芋煮を習うなんてさ…」
A船長 「驚きましたが、事実だそうです」
Aブルー「ぼくも、こっちで確認したよ」
ちょっと来てみて、スマホで検索、とソルジャーの証言。
Aブルー「グループ学習するんだってさ」
シロエ 「そのようですね…」
調べました、とシロエ君が見ているスマホの画面。
シロエ 「かまど作りから、食材の準備に、後片付け…」
サム 「マジで授業な…」
Aぶるぅ「嫌すぎ!」
シロエ 「勉強会でしたか…」
レジャーに全力投球すぎます、と呻いてますけど。
恐るべし…。
2025/11/23 (Sun)
☆一から作るしか
マツカ君の別荘で紅葉狩りですけど、今年は河原で芋煮会。
悪戯小僧だけが別荘、豪華メニューを食べるという趣向で。
Aぶるぅ「わぁーい、到着!」
マツカ 「皆さん、河原へ直行ですか?」
一同 「「「もっちろーん!」」」
悪戯小僧とは別行動で、と別荘には寄りもしないで河原へ。
シロエ 「えっと…? マツカ先輩、何ですか、これは?」
マツカ 「芋煮用の食材ですけど?」
ジョミー「それは分かるけど、丸ごとだよ?」
芋も大根も肉も全部、とジョミー君が言う通り。
キース 「まさか、本当に学びコースなのか?」
マツカ 「ぼくも調べて貰いましたが、そういう行事で…」
スウェナ「言った筈でしょ、かまどから作る、って」
シロエ 「言われてみれば、材料しかありませんよね…」
鍋と薪はあるんですけど、とシロエ君が見回す河原。
シロエ 「バーベキューだと、専用の台が置かれてて…」
サム 「ついでに炭もセット済みでよ…」
ジョミー「火をつけるだけで、バーベキューでさ…」
キース 「材料も切られているんだが…」
包丁が置いてあるようだな、とキース君も愕然とした表情。
キース 「本格的に、一から俺たちでやれと?」
マツカ 「芋煮会と呼ばれるくらいですから、お約束で…」
スウェナ「準備から後片付けまでが、レジャーなのよね…」
一同 「「「うーん…」」」
マジか、と誰もが言葉を失う芋煮の会場。
Aブルー「どうするんだい、コレ?」
A船長 「かまどを作るしかないでしょう…」
サム 「そういや、調べて来たんだっけな?」
シロエ 「作り方とか、全部、分かっているんですよね?」
お任せしてもいいでしょうか、とシロエ君、キャプテンに。
シロエ 「ぼくたち全員、素人ですから…」
ジョミー「知っている人に任せちゃうのが、一番だよね…」
A船長 「それは芋煮のルールに反しますので…」
一同 「「「ええっ?」」」
本気で共同作業なのか、と顔を見合わせてますけど。
一から…?
2025/11/24 (Mon)
☆芋煮が嫌なら
マツカ君の別荘で紅葉狩り、河原で芋煮会な趣向ですけど。
かまどから作るのがルールとのこと、共同作業が約束事で。
A船長 「ご安心下さい、かまど作りは教えますので」
マツカ 「作り方などの手順は、執事が書いてくれました」
一同 「「「うーん…」」」
なんてことだ、と唸ってみても、鉄の掟だとか。
A船長 「小学生でも、自分たちだけで出来るんですよ?」
シロエ 「小学校から習っているなら、エキスパートで…」
ジョミー「ぼくたちとは、レベルが違いすぎだよ!」
A船長 「しかし、芋煮をしない場合は、どうなるのか…」
ちゃんと考えておられますか、とキャプテンの問い。
A船長 「別荘の方に行ったら、食事はあるでしょうが…」
キース 「この前の部屋に、ヤツがいるのか…」
A船長 「しかも、豪華メニューを楽しんでいます」
来るか来ないかは運でしょうね、とキャプテン、眉間に皺。
A船長 「高確率で、やって来るかと…」
Aブルー「来るだろうねえ、察知してさ…」
サム 「それが嫌なら、此処で芋煮になるわけな…」
A船長 「個人的には、芋煮をチョイスしたいのですが…」
決断の方はお任せします、と見回す周り。
A船長 「多数決など、如何でしょう?」
Aブルー「戻りたい人は、手を上げる、って?」
A船長 「同数だったら、ジャンケン勝負ということで…」
では、とキャプテン、姿勢を正して、河原に響く声で号令。
A船長 「芋煮に反対な方は、挙手して下さい!」
一同 「「「………」」」
A船長 「反対の方は、ゼロと思ってよろしいでしょうか」
シロエ 「普通、反対出来ませんってば!」
言い出しっぺがババを引くのは見えています、とシロエ君。
シロエ 「ただでも、キース先輩が引いているのに…」
A船長 「あるあるですしね…」
シロエ 「いえ、今回は鍋の後始末で…」
A船長 「鍋とは?」
キース 「馬鹿野郎!」
喋りやがって、とキース君が怒鳴ってますけど。
手遅れ…。
2025/11/25 (Tue)
☆綺麗に洗えば
マツカ君の別荘で紅葉狩り、今年は河原で芋煮会ですけど。
全て自力でやるのが掟、かまど作りから始めるしかない件。
Aブルー「えっと…? キースが怒って、ババってさ…」
A船長 「鍋と言われて驚きましたが、分かりましたよ」
Aブルー「ババの意味かい?」
A船長 「はい。恐らく、皆さん的にはババな係で…」
芋煮で焦げた鍋を洗う役目かと、とキャプテン、正解。
A船長 「如何でしょうか、合っていますか?」
一同 「「「うーん…」」」
そう言えば芋煮に詳しかった、と納得せざるを得ない状況。
キース 「その通りだが…」
A船長 「芋煮の本場だと、如何に綺麗に洗い上げるか…」
Aブルー「競ったりすると?」
A船長 「競わなくても、腕を問われるポジションですよ」
次回も指名されれば最高の名誉、とキャプテンの説明。
A船長 「本場の場合は、他にも芋煮の人たちがですね…」
シロエ 「芋煮をやっているから、比較対象ですか?」
A船長 「あそこの片付けはなっていない、などと…」
横目で見ていることも多いようです、と勉強会な土地柄。
A船長 「小学校で何をしてたんだ、ということですね」
サム 「んじゃよ、キースも綺麗に洗えればよ…」
A船長 「素晴らしいですが、今の話、励みになるかと…」
ピカピカに洗い上げて下さい、とキャプテンの笑顔。
A船長 「それでは、かまど作りを始めましょうか」
一同 「「「はーい…」」」
やるしかないのか、とキャプテンの指導で、かまど作り。
サム 「こんなモンかな?」
マツカ 「描いて貰った絵の通りですし、理想的かと」
ジョミー「じゃあさ、次は食材の準備だよね…」
里芋にネギに、牛肉とか…、と眺めるズラリ並んだ食材。
シロエ 「芋煮、なかなか大変ですね…」
サム 「ヤツは来なくて正しかったぜ…」
キース 「来て貰ったら、俺が詰むしな…」
A船長 「詰むとは?」
鍋を洗う係なのでは、とキャプテン、怪訝そう。
それはそう…。
2025/11/26 (Wed)
☆読みが鋭い人
マツカ君の別荘で紅葉狩り、河原で芋煮な趣向ですけれど。
自力でやるのがルールだそうで、かまど作りの次は食材で。
Aブルー「詰むというのは、どういう意味だい?」
A船長 「ぶるぅが来たとしても、鍋を洗うまでは…」
持ちませんよ、とキャプテンが傾げる首。
A船長 「好奇心から、覗きに来ないとは言えませんが…」
Aブルー「芋煮を食べたら、すぐに逃げると思うけれどね」
居残っていたら、後片付けだろう、とソルジャーも。
Aブルー「鍋はキースが洗うとしても、他に色々…」
A船長 「ありますからねえ、かまどに使った石なども…」
ちゃんと崩して帰りませんと、とキャプテン、詳しい芋煮。
A船長 「そういったことまで、ヤツがするとは…」
Aブルー「有り得ないから、最後まではいないね」
キース 「なら、いいが…」
俺は詰みたくないからな、とキース君、深い溜息。
キース 「ただでも、鍋は黒焦げなのに…」
シロエ 「大丈夫そうです、ヤツは来ないと、お墨付きで」
ジョミー「来たって、最後まではいないよ」
サム 「でもよ、鍋が焦げるの、途中なんだぜ?」
最後に焦げるわけじゃねえしよ、とサム君が眺める大鍋。
サム 「煮てる間に、煤がつくわけでよ…」
一同 「「「あー…」」」
芋煮の間に焦げる勘定、と皆が見合わせる顔。
シロエ 「もしかしなくても、ヤバくないですか?」
ジョミー「そうなのかも…」
A船長 「皆さん、どうかなさいましたか?」
キース 「い、いや…」
これ以上は、マジで詰むヤツ、とキース君の悪い顔色。
キース 「今の話は忘れてくれ」
Aブルー「鍋と関係ありそうだねえ?」
A船長 「煤だと言っていますから…」
悪戯を恐れている気がします、とキャプテン、鋭い読み。
A船長 「ヤツが出て来て、芋煮の薪に何か細工を…」
Aブルー「なるほど、煤が多めに出るとかかな?」
キース 「頼む!」
其処で話を打ち切りで、と叫んでますけど。
どうなる…?
2025/11/27 (Thu)
☆見学は見るだけ
マツカ君の別荘で紅葉狩り、別荘での食事は悪戯小僧だけ。
他の面子は芋煮会でして、かまど作りが済んで、食材の番。
A船長 「私の読みが正しそうですね…」
Aブルー「キースの様子からして、当たっていそうだよ」
一同 (((ヤバい…)))
気付かれてしまったか、と皆の視線がキース君に。
A船長 「如何ですか、キース?」
キース 「そ、それは…」
Aブルー「間違いないねえ、ズバリ、そのもの!」
黒焦げの鍋を恐れてるヤツ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「聞かれていないことを祈るよ」
A船長 「私もです」」
シロエ 「キース先輩、ぼくたちは喋っていませんから!」
サム 「だよな、キースが自分で、振った話でよ…」
お約束だぜ、とサム君の冷ややかな目つき。
サム 「来ちまった時は、自己責任な!」
一同 「「「イイネ!」」」
みんな無罪だ、と突き上げる拳。
ジョミー「当てちゃった人も、単に意見を述べただけでさ」
スウェナ「キースがスルーしてた場合は、バレてないわよ」
シロエ 「定番ですよね、ババを引く時の…」
自爆コースがお好みですし、とシロエ君も呆れ顔。
シロエ 「マジで、祈るしかないですよ…」
マツカ 「食い意地を発揮していると思いますけど…」
??? 「なになに、さっきから何のお話?」
鍋がどうとか、と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)が出現。
Aぶるぅ「ちょっと覗いたら、楽しそうだったし…」
キース 「飯が冷めるぞ、戻ったらどうだ!」
Aぶるぅ「ご飯だったら、大丈夫!」
此処に届けて貰えるもんね、と悪戯小僧、笑顔全開。
Aぶるぅ「芋煮を見ながら、お食事したい、って…」
サム 「まさか、執事さんに頼んだのかよ!?」
此処で食う気か、とサム君、愕然。
サム 「俺たち、これから作るんだぜ?」
Aぶるぅ「見学だったら、見てるだけでいいしね!」
一同 「「「うわー…」」」
見学するのか、と一同、ガクブルですけど。
お勉強…?
2025/11/28 (Fri)
☆固形燃料と薪
マツカ君の別荘で紅葉狩り、悪戯小僧を避けて河原で芋煮。
ところが準備の最中に、避けた相手が来てしまったわけで。
Aぶるぅ「ねえねえ、鍋って、何か楽しいことがあるの?」
シロエ 「そりゃまあ、学校で教えるくらいにですね…」
サム 「地元じゃ愛されている、イベントだけどよ…」
準備に手間がかかるんだよな、とサム君が指差す、かまど。
サム 「河原の石を集めて積んで、やっと出来てよ…」
ジョミー「これから食材、切るトコだってば!」
Aぶるぅ「ふうん…。大変そうだね、あっ、ご飯だ!」
使用人 「お待たせしました、こちら、赤ワイン煮で…」
牛の頬肉を柔らかく仕上げております、と湯気を立てる器。
使用人 「おかわりの方もございますので、お好きなだけ」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ お先に!」
食材の準備、頑張ってね、と見学しながら食べる悪戯小僧。
A船長 「あちら、いい御身分のようですね…」
Aブルー「鍋ごと保温されてるってば…」
使用人 「便利な道具がありますから」
シロエ 「そのようですね、一種の携帯コンロですか…」
火力は一定、煤も出ない仕様、とシロエ君が眺める保温台。
使用人 「薪と違って、固形燃料です」
スウェナ「料理屋さんの一人鍋とかに、使うヤツよね…」
使用人 「煤が出ない所が、ポイントでしょうか」
鍋を美しく保つためですね、と使用人さんの解説。
使用人 「宴会の席で、鍋が煤で黒くなるのは…」
サム 「美しくねえよなあ…」
ジョミー「残念な見た目になっちゃうしね…」
さてと、とジョミー君、切り終わった食材を鍋に投入。
ジョミー「みんなも食材、用意出来てる?」
サム 「もちろんだぜ!」
後は煮るだけ、と皆が食材を入れて、薪に点火。
シロエ 「煮えるまで、時間がかかりそうですね…」
Aぶるぅ「その間に、ちょっと聞いてもいい?」
キース 「何をだ?」
Aぶるぅ「薪って…」
煤が出て来る燃料かな、と聞いてますけど。
気付いたと…?
2025/11/29 (Sat)
☆残業だそうです
マツカ君の別荘で紅葉狩り、悪戯小僧対策で、河原で芋煮。
其処へ悪戯小僧が登場、見学と称して食事しながら見物中。
A船長 「薪については、調べておりませんので…」
Aぶるぅ「でもでも、キースが鍋を洗う係なんだよね?」
それがババなら、煤じゃないの、と鋭いツッコミ。
Aぶるぅ「鍋が煤で汚れる話、さっきの人もしていたよ?」
シロエ 「否定はしません…」
キース 「あっ、裏切りやがって!」
シロエ 「バレるの、時間の問題ですよ?」
ぼくは火の粉を払っただけです、とシロエ君、開き直り。
シロエ 「黙っててバレたら、黙秘した人、全員が…」
サム 「ひでえ目に遭うのは、確実だぜ…」
Aブルー「間違いないよね、ぼくも巻き添え…」
A船長 「分かりました、腹を括ってマジレスしますと…」
芋煮用の薪は煤が出ますね、とキャプテン、キッパリ。
A船長 「洗い落とすのが手間だそうです、締めですよ」
Aぶるぅ「そっか、分かったあ!」
頑張っちゃう、と悪戯小僧の瞳がキラキラ。
Aぶるぅ「見てると、お鍋、黒くなって来てるよね…」
キース 「何をする気だ!?」
Aぶるぅ「煤をサイオンで、ガッチリ固定!」
一同 「「「うわー…」」」
落とせないヤツだ、と一同、ドン引き。
ジョミー「サイオンで固定って、落とせないんじゃあ…?」
Aぶるぅ「そだね、ぼくが帰るまでの間は、無理だよ」
A船長 「サイオンの供給、切れるからですね?」
Aぶるぅ「ピンポーン!」
それじゃスタート、と青いサイオンが、鍋にキラッと。
Aぶるぅ「準備完了、薪、好きなだけ燃やしてね!」
キース 「帰ると言うのは、お前の船にか?」
俺だけ残って、河原で鍋洗いか、とキース君の悪い顔色。
キース 「他の面子はバスで帰って、俺は孤独に…」
Aぶるぅ「別荘のつもりだったけど、そうしようかな?」
サム 「キース、自爆かよ…」
シロエ 「ですね…」
気の毒ですが、と自爆ですけど。
今月、これにて中継終了~。
2025/11/30 (Sun)
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