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シャングリラ学園つれづれ語り
☆クリスマスな時期


さて、12月。師走ですけど、最初の週末の土曜日でして。
生徒会長宅に来ている面々、今日はお出掛けの予定は無し。

ジョミー「出掛けるんだったら、何処がいいかな?」
シロエ 「今からですか?」
ぶるぅ 「お昼ご飯は、外で食べるの?」

用意を始めちゃったんだけど、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「晩ご飯に回した方がいいかな?」
サム  「ソレを食ってから、出掛けりゃいいんでねえ?」
スウェナ「晩ご飯は外でもいいわね、時期的にも」
キース 「…そうだな、ついにクリスマスが来やがるし…」

外で食事も悪くはないが、とキース君の深い溜息。

キース 「なんで、クリスマスなんぞが、あるんだ…」
ジョミー「そりゃさ、この国はカオスだしさ…」
シロエ 「カオスって、何です?」
ジョミー「年末年始のイベントだってば!」

クリスマスで始まって、初詣で締め、とジョミー君。

ジョミー「切り替えの時は除夜の鐘だし、お寺だよ?」
サム  「教会と、寺と、神社のカオスな…」
シロエ 「他所の国には無さそうですよね…」

ほんの一週間ほどの間に全部制覇で、とシロエ君の苦笑い。

シロエ 「宗教には、厳格な国が多いそうですし…」
ジョミー「ごった煮にするのは、この国くらいかも…」
サム  「キースの家は、厳しいんだっけな?」
スウェナ「サンタクロースを、断ってたのよね…」

山門に結界だったかしら、とスウェナちゃん、クスクス。

スウェナ「キースには、無縁なイベントでしょ?」
シロエ 「憂鬱になっても、仕方ないかもです」
キース 「いや、クリスマス自体は、さほど問題では…」
サム  「托鉢かよ?」

それとも道場の手伝いなのかよ、と僧籍な人の質問。

サム  「修行道場、昨日からだったっけな?」
シロエ 「住職の資格を取りに行ってた、アレですか?」
スウェナ「もしかして、指導係なの?」
キース 「だったら、いないぞ」

璃母恩院で寝泊まりだしな、と言ってますけど。
問題って、何?


2025/12/01 (Mon)



☆憂鬱だそうです


クリスマスのシーズンですけど、週末は生徒会長宅な面々。
12月に入って最初の土曜日、お出掛けの話からズレた今。

サム  「指導係の他にも、お役目は多そうだぜ?」
キース 「多いが、俺は当たってはいない」

当たった場合は、やはり泊まり込みだ、と副住職、合掌。

キース 「同じ市内だろうが、家が隣だろうが、無関係で」
シロエ 「マジですか?」
キース 「道場でなくても、大きな法要は、それが多いな」

璃母恩院のホテル住まいだ、とキース君。

キース 「人数が多くて無理だった時も、他のホテルで…」
サム  「家に帰して貰えねえのかよ?」
キース 「24時間、拘束に近いぞ」
一同  「「「うーん…」」」

其処までなのか、と皆が驚く、お寺の事情。

シロエ 「そうなると、キース先輩、除夜の鐘とかに…」
スウェナ「駆り出されるのかしら?」
サム  「あそこの釣り鐘、ビッグサイズだしよ…」

撞き方にしても独特だよな、とサム君、うんうん、と。

サム  「撞木にぶら下がるヤツが一人と、綱の係でよ…」
シロエ 「撞く人、撞木ごと、鐘にアタックですよね…」
スウェナ「アレの練習、これから始まるんでしょ?」

選ばれた人が毎日、何回も、とスウェナちゃん。

スウェナ「撞木の係が、当たっちゃったの?」
キース 「それも違うな、単にクリスマスの時期がだ…」

憂鬱なだけで、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「クリスマスとセットで、何があると思う?」
ジョミー「七面鳥かな?」
サム  「クリスマスケーキも、外せねえぜ?」
スウェナ「纏めて、クリスマス・パーティーだわよ」

後はキースとは無縁なサンタね、とスウェナちゃんの笑み。

スウェナ「何処かでサンタの役目、頼まれたというのも…」
サム  「有り得るヤツだぜ、幼稚園をやってる寺もよ…」
シロエ 「多いですから、ご友人の所でですか?」
キース 「ハズレだ」

頼まれはしたが、断った、とキッパリですけど。
他に何が…?


2025/12/02 (Tue)



☆言いにくい何か


クリスマスが来る師走ですけど、最初の週末は生徒会長宅。
お出掛けすべきか否かの話が、ズレてキース君に注目な今。

シロエ 「何も無いなら、どうして憂鬱なんです?」
サム  「今年限定の話だったら、分かるんだけどよ…」

アドス和尚とイライザさんが旅行だとか、とサム君。

サム  「そうなりゃ、寺の仕事をキース一人でよ…」
スウェナ「こなすことになるわね、ついでに家事も」
シロエ 「宿坊は、閉めて行きそうですしね…」
キース 「言わないでくれ、言霊は困る!」

実現したら大惨事だ、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「その案、親父は持ってやがるし…」
シロエ 「マジですか!?」
キース 「俺を副住職に据えた時から、狙ってるんだ」

代理を任せられるからな、とキース君の悪い顔色。

キース 「流石に宿坊までは無理だから、と閉めるらしい」
スウェナ「いつか、やるんじゃないかしら?」
ジョミー「やると思うよ、アドス和尚は容赦ないから」
サム  「でもよ、今回は違うわけでよ…」

クリスマスとセットな何かなんだぜ、と話は振り出しに。

サム  「誰か、心当たりのあるヤツ、いねえのか?」
ぶるぅ 「んとんと…。お誕生日のことじゃないかな?」
シロエ 「言われなくても、誕生日ですよ」
ジョミー「神様が、馬小屋で生まれた日だもんね…」

それを祝うのがクリスマスだし、とジョミー君も。

ジョミー「クリスマスが憂鬱な理由は、別っぽいけど?」
ぶるぅ 「違うの、ちょっぴり言いにくくって…」
シロエ 「思い当たる何かがあるんですね?」
ぶるぅ 「そうなんだけど、催促してるみたいで…」

厚かましいよね、と家事万能なお子様、悩んでいる様子。

ぶるぅ 「思い出して貰った方が、マシじゃないかな…」
サム  「ハッキリ喋ってくれる方がマシだぜ」
シロエ 「遠慮しないで、言って下さい!」
ぶるぅ 「うーん…。困っちゃうよ…」

ホントに言いにくいんだもん、と迷ってますけど。
何を…?


2025/12/03 (Wed)



☆置き去りだった人


クリスマスが来るのが師走ですけど、最初の土曜日は普通。
生徒会長宅に集う御一同様、キース君だけが憂鬱だそうで。

ジョミー「気を遣わなくても、いいと思うよ」
サム  「俺たち、世話になりっ放しなんだぜ?」
シロエ 「おやつも食事も、お任せですしね」
ぶるぅ 「…だったら、言うけど…。お誕生日なのは…」

ぼくと、ぶるぅ、と料理上手なお子様、自分を指差し。

ぶるぅ 「クリスマスは毎年、イブからパーティー…」
一同  「「「あー…」」」

ソレか、と皆の視線がキース君に。

シロエ 「もしかしなくても、ババを心配していますね?」
サム  「この前も、派手に引いていたしよ…」
ジョミー「逃げ切った筈が、逆転だったよねえ…」

芋煮、とジョミー君、回想モード。

ジョミー「黒焦げの鍋を洗う係で、置き去りでさ…」
シロエ 「夕方の河原に、ポツンでしたよ…」
サム  「煤を、サイオンで固定されちまったしなあ…」

ヤツが消えるまで切れねえ仕様、とサム君も。

サム  「かなり経ってから、別荘の人の車でよ…」
シロエ 「ぼくたちのバスを、追って来ましたっけね…」
ジョミー「街中だったら、すぐに追い付けるけどさ…」
スウェナ「田舎な上に山奥だから、無理なのよね…」

カーブが多くて、スピード出せなくて、とスウェナちゃん。

スウェナ「追い掛けて来た人、厨房の人なんでしょ?」
キース 「俺が車内で聞いた話では、趣味が車で…」

休日は峠を攻めるらしいぞ、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「腕が一番確かだから、と執事さんの御指名だ」
サム  「すげえスピードで、飛ばして来たっけなあ…」

カーブミラーに映るのを見たぜ、とサム君の証言。

サム  「後の方から、一台、来てる、と思ってたらよ…」
シロエ 「カーブを幾つか曲がる間に、後ろでしたね…」
ジョミー「クラクションを鳴らして、ぼくたちのバスを…」

路肩に寄せて、キースを下ろしたっけ、という話。
凄すぎる走り屋…。


2025/12/04 (Thu)



☆来なかった助っ人


師走と言えばクリスマスな月、最初の土曜日は生徒会長宅。
キース君が憂鬱な話から、誕生日の件に気付いた御一同様。

シロエ 「キース先輩、酷い目に遭ってましたっけ…」
キース 「煤を落とすまでは帰れない、と置き去りだぞ?」
サム  「執事さんにも、打つ手無しだったしなあ…」

そういうルールだ、と主張しやがったし、とサム君の証言。

サム  「別荘に戻った時に、もうお一人は、ってよ…」
シロエ 「ご質問があったんですよね…」
ジョミー「バスに乗る前に、お茶とお茶菓子、あったしさ」
スウェナ「一人だけ戻っていないの、分かっちゃうわよね」

人数分の用意があったんだから、とスウェナちゃんも。

スウェナ「しかも、この前の貴賓室みたいな所で」
サム  「悪戯小僧が飯を食うのに、開けていたしよ…」
シロエ 「結局、河原でデリバリーでした…」
ジョミー「デザートまで、河原で食べ放題だったしさ…」

その間も、サイオン、切れないんだよ、とジョミー君。

ジョミー「タイプ・ブルーは半端ないから…」
ぶるぅ 「そだね、お鍋に煤を固定するのは、簡単で…」

力なんかは要らないんだよ、と料理上手なお子様の苦笑。

ぶるぅ 「一度やったら、無意識で続けられちゃうもん」
一同  「「「あー…」」」

それでも煤が蓄積なのか、と皆がガクブル。

シロエ 「煤の厚みが、凄かったです…」
スウェナ「使い込まれた鍋みたいだったわよねえ…」
キース 「思い出したくもないが、軽く1センチ以上は…」

へばり付いていやがったぞ、とキース君が竦める肩。

キース 「別荘から、助っ人が来るのを期待したんだが…」
ジョミー「無理だったってば、ルールなんだし」

揃って執事さんに説明してたよ、とジョミー君からも証言。

ジョミー「やたら芋煮に詳しい、キャプテンとさ…」
シロエ 「厄を持ち込む誰かさんと、犯人でした」
キース 「そう聞いた…」

やっと別荘に戻れた時に、と呻いてますけど。
置き去り…。


2025/12/05 (Fri)



☆逃れたいらしい人


クリスマスな師走、最初の土曜日は生徒会長宅な御一同様。
出掛けるべきかという話が切っ掛け、キース君の苦い回想。

キース 「洗い上げた鍋を持って戻ったら、もう誰も…」
サム  「別荘に残っていなかったのな…」
シロエ 「サイオンが切れない間は、煤が落ちませんし…」
ジョミー「別荘に帰ったら終わりな所を、キースがさ…」

自分で爆死したんだっけね、とジョミー君が竦める肩。

ジョミー「河原に置き去りにされて、みんなは先に…」
スウェナ「バスで帰る気か、と言ったのよね…」
シロエ 「その案が採用された結果が、置き去りですよ」
サム  「厄病仏の名前は、ダテじゃねえよな」

自分の身にまで呼び込むんだぜ、とサム君も。

サム  「クリスマスを控えて、憂鬱なのもよ…」
ジョミー「お約束の展開、恐れてるよね…」
キース 「それで正解だ…」

考えるのも恐ろしいしな、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「確実に、ヤツがやって来るわけで…」
シロエ 「泊まりがけでの御滞在ですしね…」
スウェナ「ババを引けるチャンスが、てんこ盛りでしょ」
サム  「見てる側だと、問題は特にねえんだぜ?」

全部キースが引き受けるしよ、とサム君、ズバリ痛い所を。

サム  「よろしく頼むぜ、今年のクリスマスもよ」 
一同  「「「イイネ!」」」
キース 「全力で、遠慮したいんだが!」

なんで俺だけ、とキース君の悲鳴にも似た声。

キース 「そんな目に遭うくらいだったら、璃母恩院で…」
サム  「修行道場、手伝うってか?」
スウェナ「泊まり込みでしょ、24時間拘束で…」
キース 「そっちの方がマシな気がする…」

今から空きを探してみるか、とキース君、目がマジ。

キース 「あっちに行ったら、クリスマスの日も道場で…」
シロエ 「来られないから、安心だという勘定ですか?」
キース 「正当な理由で消えるなら、最適なんだ」

個人的な都合では逃げられないぞ、と言ってますけど。
正論…。


2025/12/06 (Sat)



☆補欠歓迎な世界


師走と言えばクリスマス、最初の土曜は生徒会長宅な面々。
クリスマスに来るのが悪戯小僧で、キース君が逃げる算段。

サム  「修行道場の方が、楽かもしれねえけどよ…」
ジョミー「行ったが最後、帰れないんじゃあ?」
シロエ 「24時間拘束される世界でしょう?」
キース 「自分の都合で帰れないのは、事実なんだが…」

此処にいてババを引かされるよりは、と悲壮な決意。

キース 「問い合わせてみるか、その時点で詰むんだがな」
一同  「「「は?」」」
キース 「キツイ役目だと言った筈だぞ、希望者は少ない」

出世目当てのヤツくらいしか、とキース君、合掌。

キース 「枠は、そいつらと、強制指名なヤツばかりで…」
サム  「始まった後で、入りたいヤツ、いねえってか?」
キース 「時期が時期だし、寺の仕事も忙しいしな…」

欠員が出ても、補充は不可能に近い、という暮れの事情。

キース 「風邪でも引いて寝込まれたら、人手不足だ」
一同  「「「あー…」」」

今は不要でも、大歓迎か、と皆が納得。

シロエ 「補欠候補で、リスト入りですね?」
キース 「ああ。後になってから後悔しても、もう遅い」

連絡が来たら、即、召集、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「しかし、酷い目に遭わされるのも…」
サム  「嫌すぎるから、補欠希望かよ?」
キース 「問い合わせた途端に、呼ばれる気もするが…」

なにしろ地元で、すぐに行けるし、と璃母恩院の地元な人。

キース 「もしも呼ばれたら、クリスマス明けまで…」
シロエ 「お別れですか…」
??? 「それは困るよ、問い合わせは無しで!」

例年通り、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「年に一度の誕生パーティー、面子不足じゃ…」
キース 「あんた、何処から湧いたんだ!」
Aブルー「ぼくの青の間だけど、欠席はやめてくれたまえ」
キース 「ヤツが暴れると?」

俺は知らんからな、と逃げる気満々ですけど。
道場行き…?


2025/12/07 (Sun)



☆責任を問われる人


クリスマスが来る師走ですけど、最初の週末は生徒会長宅。
問題なのがクリスマスのパーティー、逃げたい人が一名で。

Aブルー「暴れるかどうかは、その時次第なんだけどさ…」
キース 「だったら、俺は必要なかろう!」
Aブルー「いること自体が大切なんだってば!」

他の面子にしても同じで、とソルジャーが見回す顔ぶれ。

Aブルー「誰が欠けても、ケガや病気でなかったら…」
シロエ 「何か問題あるんですか?」
Aブルー「ぼくの責任を問われるんだよ!」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と顔を見合わせる御一同様。

キース 「なんで、あんたの責任になるんだ?」
サム  「話がサッパリ分かんねえぜ?」
Aブルー「歓迎されていないってことは、とっくに…」

ぶるぅにバレているんだよね、とソルジャーが広げる両手。

Aブルー「なにしろ、相手は、ぶるぅだしさ…」
シロエ 「知ってますけど、それが何だと?」
Aブルー「子供と言うべきか、お気楽と言うか、うーん…」

上手い言葉が見付からない、と呻くソルジャー。

Aブルー「とにかく、自分のことは棚上げで…」
キース 「歓迎されないのは、あんただと思ってるのか?」
Aブルー「ピンポーン!」

だから面子が欠けた場合は、ぼくのせい、と肩をブルッと。

Aブルー「ぼくの人望が足りないせいで、欠席な発想…」
一同  「「「うーん…」」」

なんという自己中心的な、と皆が愕然。

シロエ 「なかなかに凄い思考ですねえ、流石ですよ…」
ジョミー「でもさ、キースが従う義理は無いよね?」
キース 「言われてみれば、その通りだな…」

こいつが困ろうが、俺は無関係だ、とキース君。

キース 「お前たちにしても同じなんだぞ、この場合」
シロエ 「逃亡するのが、お得でしょうか?」
ジョミー「そうなんだけどさ、キース以外は、何処へ?」
サム  「追手かよ?」
ジョミー「多分…」

道場だったら来ないけどね、と唸ってますけど。
まあねえ…。


2025/12/08 (Mon)



☆行けそうなバイト


師走と言えばクリスマスとはいえ、月初めの土曜日は普通。
生徒会長宅に来ている面々、お出掛けの話からピンチ到来。

Aブルー「追手かい? ほぼ確実に、かかるだろうね」
シロエ 「ぶるぅが追って来るんですよね…」
サム  「やっぱりかよ…」
ジョミー「ほらね、逃げ場所なんかは無いんだしさ…」

キース以外は逃げられないよ、とジョミー君の嘆き節。

ジョミー「修行道場、一般人は募集してないだろうし…」
キース 「いや、バイトだったら、入れるんだが?」
サム  「マジかよ、24時間拘束なんだぜ?」

そんなバイトは、ブラックすぎだろ、とサム君のツッコミ。

サム  「修行道場の指導係にしたって、ブラックでよ…」
スウェナ「普通の会社だったら、訴訟モノよね…」
シロエ 「お寺は治外法権なんでしょうか?」
キース 「それに近いな、座禅の宗派を考えてみろ」

朝は3時半に起床で、自由時間も皆無なんだぞ、と専門家。

キース 「確かに、夜はパルテノンの花街もアリだが…」
サム  「下っ端の間は、ブラックだってか?」
キース 「労基法などと、生ぬるいことは言えんぞ」

しかし、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「俺の宗派の修行道場、バイトの労働は基準内だ」
一同  「「「は?」」」
キース 「でないと、学生バイトが来ると思うか?」

休憩時間も設けてある、と流石な詳しさ。

キース 「本気で来るなら、クリスマスは狙い目だぞ」
シロエ 「学生バイトに、不人気だからですね?」
キース 「クリスマスイブにバイトなんぞは、学生には…」

罰ゲーでしかない、とズバリ、王道。

キース 「友達のいないヤツか、金が無いかの二択だな」
ジョミー「クリスマスの間だけとかでも、許されるわけ?」
キース 「人手不足な時期だし、いけると思うが」
シロエ 「一考の価値はあるかもですね」
Aブルー「ちょ、ちょっと…! 困るってば!」

みんなバイトで不在だなんて、と慌ててますけど。
修行道場…?


2025/12/09 (Tue)



☆時給が高いかも


クリスマスが来る師走ですけど、悪戯小僧の誕生日が問題。
見事に重なるわけで、イブから泊まりでパーティーでして。

キース 「困るのは、あんただけだと思うぞ」
シロエ 「バイトに行くか、パーティーかの二択ですしね」
サム  「此処のパーティー、リスク高いしよ…」
ジョミー「バイトはキツくても、財布は膨らむしさ…」

クリスマスだと割り増しあるかも、とジョミー君の説。

ジョミー「他所だと、高めのトコが多い筈だよ」
スウェナ「そうね、引っ張りだこでも、人材不足だもの」
シロエ 「ケーキ販売とか、その日だけですけど、確か…」

時給が半端なかったかと、とシロエ君も。

シロエ 「でないと、人が集まりませんし…」
キース 「修行道場の方は知らんが、問い合わせるか?」
ジョミー「その価値、ありそう!」
サム  「高かった時は、やる気も増すしよ」

仕事内容も聞いてくれよな、とサム君の注文。

サム  「立ち仕事なのか、他にもあるのか、色々と…」
キース 「そうだな、俺と違って、詰みはしないし…」

ただの学生バイトだけに、とキース君が取り出すスマホ。

キース 「ついでに、俺も空きを問い合わせるとするか」
Aブルー「ダメだってば!」

一人でも欠けたらヤバいんだよ、とソルジャーも必死。

Aブルー「キースの場合は、問い合わせたら、詰みで…」
キース 「まあな。欠員が既にあったら、明日からだ」

今日の夕方からかもしれん、と大真面目な人。

キース 「修行道場は24時間、修行の場だし…」
サム  「夕方からでも、仕事あるのな?」
キース 「晩飯の作法から、布団の敷き方まで指導だぞ?」

補助くらいなら俺も出来るし、と行く気満々。

キース 「お前たちの方はどうする、立ち仕事か?」
シロエ 「デスクワークも、あるんでしょうか?」
キース 「パソコンでデータ入力とかは、あった筈だぞ」
Aブルー「酷すぎるし!」

みんなで逃げる算段なんて、と悲鳴ですけど。
バイトすると…?


2025/12/10 (Wed)



☆亡命だそうです


師走でクリスマスな月ですけど、最初の土曜は生徒会長宅。
問題になっているのが悪戯小僧の誕生日、逃亡希望者多数。

シロエ 「逃亡だなんて、人聞きが悪すぎですよ」
ジョミー「例えて言うなら、亡命だよね?」
キース 「期間限定でバイトな、お前たちはともかく…」

俺は確かに亡命だな、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「寺なら家で間に合っているのに、璃母恩院だ」
サム  「行った先でキツイ思いをするのも、亡命だよな」
シロエ 「王族や貴族にしたって、苦労するらしいです」
スウェナ「あら、そうなの? 財産も持って亡命でしょ?」

お金はともかく、宝石とか、とスウェナちゃんが傾げる首。

スウェナ「亡命先でも、其処の富裕階級が、お世話係で…」
キース 「恵まれていれば、そうなるんだが…」
シロエ 「宝石まで買って貰えて、贅沢三昧出来ますが…」
サム  「運が悪けりゃ、酷いらしいぜ」

ろくな食事も食えねえとかよ、とサム君までが。

サム  「逃げた先でも、面倒を見て貰えなくてよ…」
キース 「皇帝でさえ、肉が食えなかったという例も…」
ジョミー「肉がダメだったとか、璃母恩院みたいだよね…」
シロエ 「そうだ、バイトも精進料理なんですか?」

修行道場でバイトするなら、とシロエ君の問い。

シロエ 「精進料理よりは、持ち込みしたいんですけど…」
キース 「自前で用意して来る分には、オッケーだ」

目に余るようなブツでなければ、とキース君。

キース 「流石に、ケンタのパーティーバーレルなどは…」
サム  「お目こぼし、ねえのな?」
キース 「何のはずみで、修行中のヤツらが目にするか…」

分からないしな、とアウトな理由は単純明快。

キース 「それ以外の条件は、普通のバイトと変わらんぞ」
シロエ 「だったら、亡命を希望しますよ」
キース 「では、問い合わせることにするか」
Aブルー「ダメだってば!」

ぼくは亡命出来ないんだし、と叫んでますけど。
仕方ないかと…。


2025/12/11 (Thu)



☆亡命が難しい人


クリスマスが来る師走ですけど、週末は生徒会長宅な面々。
最初の土曜、のんびりな筈が、修行道場でバイトな展開で。

シロエ 「亡命と言っても、キツイかもなんですよ?」
サム  「あんたには向いてねえと思うぜ」
キース 「誤魔化しさえすれば、いけるかもだが…」

その外見を、とキース君、ソルジャーの方を、まじまじ。

キース 「あんたの船の件が無くても、現状では厳しいぞ」
Aブルー「そっか、ブルーに瓜二つだっけ…」
スウェナ「バイトの申し込みの時点で、間違われそうよね」

問い合わせるだけではバレなくっても、とスウェナちゃん。

スウェナ「行くまでには、写真も提出したりするでしょ?」
キース 「正解だ。ブルー本人だと勘違いされて…」

凄いポジションを振られそうだ、とキース君、合掌。

キース 「銀青様が、お忍びでいらしたんだ、と…」
サム  「璃母恩院中の人が揃って、思い込むわけな…」
シロエ 「お目にかかったことが無い人、多そうですよね」
ブルー 「そうだね、顔を出したら、面倒だしさ…」

有難られるあまり、一般人のようにいかない、と生徒会長。

ブルー 「こちらへどうぞ、と案内されて、TOPまで…」
サム  「ご挨拶しに、やって来るってか…」
ブルー 「ピンポーン!」

だから視察だと思われそうだよ、と生徒会長の苦笑い。

ブルー 「正面から行っても、修行道場のいい部分しか…」
サム  「見られねえから、お忍びでかよ…」
ブルー 「赤の他人だなんて、分からないってば!」
一同  「「「あー…」」」

双子説は存在しないんだった、と皆が気付いた実態。

ジョミー「誰かさんが上手く誤魔化すから、瓜二つでも…」
シロエ 「双子だとさえ、誰も思いませんよね…」
マツカ 「ええ。ぼくの家の執事も、他人様だとばかり…」
サム  「その点、写真だけで判別だったらよ…」
ブルー 「銀青様だと勘違いだね」

防ぎたいのなら張り付くしか、と言ってますけど。
璃母恩院に…?


2025/12/12 (Fri)



☆亡命するなら住所


クリスマスが近い師走の最初の土曜日、生徒会長宅な面々。
悪戯小僧の誕生日パーティー回避で、バイトする話でして。

Aブルー「まさか、ぼくの青の間から、璃母恩院を…」
ブルー 「覗き見しながら、バイト選考を注視するんだよ」
キース 「なるほどな…。赤の他人だと思わせる、と」
ブルー 「サイオンで干渉すれば、いける筈でさ…」

別人なんだ、と係が思い込んだらクリア、と生徒会長。

ブルー 「他の連中が何と言おうが、他人の空似だね」
シロエ 「応募して来た名前も住所も、別物だからですか」
ブルー 「ピンポーン! 住所は、ノルディのを借りて」

自宅だけでも複数あるよね、と生徒会長、ニヤニヤ。

ブルー 「病院に近い家やら、パルテノンに近いのや…」
サム  「あいつ、そんなに持ってやがるのかよ?」
ジョミー「流石、別荘まである人は違うよね…」
シロエ 「待って下さい、だったら、マツカ先輩でも…」

家が他にもあったりしますか、とシロエ君の問い。

シロエ 「豪邸の方しか、お邪魔していないんですが…」
マツカ 「父が使う家なら、他に幾つか…。でも…」

ぼくは使ってはいませんね、とマツカ君の控えめな答え。

マツカ 「実年齢はともかく、高校生の身ですから」
サム  「贅沢はダメだってか?」
マツカ 「そうなります。大学で他所に行くんだったら…」

初めて家を持っていたかと、と穏やかな笑み。

マツカ 「とはいえ、ワンルームで充分だったでしょう」
ジョミー「広い部屋でも借りられるのに?」
サム  「マツカの場合は、買い上げでねえの?」
マツカ 「ぼくの家の方針だと、普通の学生並みですよ」

セキュリティー面だけ、考慮して、とマツカ君、クスクス。

マツカ 「ところで、話がズレていませんか?」
キース 「そうだった! バイト、どうするんだ、あんた」
Aブルー「赤の他人だったら、どんなポジションかな?」

それによるかも、とソルジャー、バイトに乗り気。
亡命希望…?


2025/12/13 (Sat)



☆強制イベな掃除


師走と言えばクリスマスな月で、最初の土曜は生徒会長宅。
ソルジャーも来まして、悪戯小僧の誕生日対策を検討中で。

キース 「銀青様だった場合は、立ち仕事は無しだが…」
Aブルー「赤の他人だと、有り得るわけ?」
キース 「データ入力などで、済めばいいがな…」

掃除は修行僧だけだと思うなよ、とキース君、腕組み。

キース 「指導係とかの部屋まで、修行僧は掃除しないぞ」
サム  「その手の部屋なら、専門職、いるんでえねの?」
シロエ 「璃母恩院は大きいですし、清掃スタッフが…」

常駐している筈ですよね、とシロエ君も。

シロエ 「専門の人だけで、間に合うのでは?」
キース 「普段は使わない部屋を、多数、使うからな…」
スウェナ「手が回らなくて、バイト募集なのね?」
キース 「正解だ。使うヤツらのスケジュール合わせで…」

いつもの掃除のようにはいかん、と補足説明。

キース 「拝観の方が、いらっしゃる前と後のでは…」
サム  「時間が上手く合わねえってか?」
キース 「合わないどころか、バッティングだ…」

修行道場のメインは早朝と夕方だぞ、と副住職モード。

キース 「起床関連で色々あるのが早朝、夕方も勤行で…」
シロエ 「一般人向けの掃除のコアタイムなんですね?」
キース 「その通りだけに、真面目に無理すぎるらしい」

其処を逃すと、掃除に集中出来る時間が無い、と経験者談。

キース 「隙間時間に掃除なんぞは、出来んからな」
一同  「「「あー…」」」

お寺だけに掃除は手抜き厳禁、と皆が納得。

Aブルー「すると、清掃スタッフはガチなのかい?」
キース 「バイトは殆ど、駆り出されるかと」
一同  「「「ええっ!?」」」

立ち仕事以外のバイトも掃除なのか、と仰天な御一同様。

シロエ 「ハードすぎませんか?」
キース 「修行道場のバイトだけにな…」
Aブルー「掃除が、強制イベだって…?」

ぼくは掃除が苦手なのに、とソルジャーも唸るバイト。
どうなる…?


2025/12/14 (Sun)



☆亡命した場合は


クリスマスの季節な師走ですけど、生徒会長宅に集う面々。
月初めの土曜で平和とはいえ、じきに来るのがクリスマス。

キース 「苦手だろうが、掃除要員は逃れられんぞ」
シロエ 「あのぅ…。修行僧並みに、ハードなんですか?」
サム  「ゴム手袋は禁止で、雑巾がけとかでよ」
キース 「それは無い。普通の掃除にしておかないと…」

翌年からバイトが来なくなるしな、とキース君の苦笑い。

キース 「場所によっては箒なんだが、掃除機も使える」
ジョミー「それなら、少しはマシな方かな…」
スウェナ「此処で、ぶるぅのターゲットになるよりはね」
シロエ 「ですよね、キース先輩、問い合わせの方を…」

お願いします、とシロエ君、本気で璃母恩院へ亡命を希望。

シロエ 「バイト期間は、イブと当日でいいでしょうか?」
キース 「二日間だけでも、受けてくれると思うぞ」
サム  「バイトが手薄な時期だしなあ…。俺も、其処で」
ジョミー「ぼくも! マツカとスウェナは?」

二日間の亡命コース、どうする、とジョミー君の問い。

ジョミー「残っちゃったら、ターゲット率、上がるよ?」
スウェナ「亡命するに決まってるでしょ!」
マツカ 「ぼくもです…」
キース 「承知した。では、この人数で聞いてみるか」

俺は別枠になるから、6人だな、とキース君が数える頭数。

キース 「空いている枠は、運次第だが…」
シロエ 「デスクワークが無くても、我慢しますよ」
キース 「決定だな?」
一同  「「「はいっ!」」」

亡命コースでお願いします、と揃った返事。

キース 「了解。俺と、学生バイトが6人で…」
Aブルー「待ってよ、ぼくだけ置き去りなのかい!?」

掃除が嫌でも、この際、逃げたい、とソルジャーも必死。

Aブルー「身元の誤魔化しは、上手くやるから!」
ブルー 「君はいいけど、今年、ハーレイは来ないわけ?」
一同  「「「あー…」」」

キャプテンがセットものだった、と一同、愕然。
来ますよね…?


2025/12/15 (Mon)




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