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シャングリラ学園つれづれ語り
☆元日から雪景色


新年あけましておめでとうございます。本年も、よろしく。
シャン学メンバー、今年も元老寺で年越し、元日の朝は雪。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ あけましておめでとう!」
一同  (((…えっ、もう朝…)))
ぶるぅ 「起床、起床ーっ!」

じきに初日の出だよ、と廊下を跳ねてゆく、元気なお子様。

シロエ 「うーん…。朝ですか…」
サム  「外は、まだ薄明るいだけだぜ…」
ジョミー「そういえば、雪は、どうなったかな…?」

大雪じゃないといいけど、とジョミー君が開けたカーテン。

ジョミー「うわー…。凄い雪だよ…」
サム  「靴が埋まるどころの深さじゃねえよ…」
マツカ 「20センチを超えているでしょうね…」
シロエ 「ジョミー先輩、サム先輩、頑張って下さい!」

雪かきする羽目に陥った時は、とシロエ君、気の早い激励。

ジョミー「酷いってば!」
キース 「なんだ、お前たち、起きていたのか?」

早く出て来い、と法衣のキース君が襖をガラリ。

キース 「山門で初日の出を拝むぞ! 道は作った!」
一同  「「「はーい…」」」

着替えて、キース君が雪かきした道を、山門へ。

アドス 「皆さん、お揃いですかな」
イライザ「二礼二拍手、一礼ですわよ」

山門の表にズラリ並んで、昇る初日に、パンパン柏手。

アドス 「大雪でしたが、初日は見られましたな」
イライザ「今年も、いい年になりそうですわね」

庫裏へどうぞ、とイライザさんの言葉で、暖かい庫裏へ。

アドス 「改めまして、新年、おめとうございます」
一同  「「「おめでとうございます!」」」
イライザ「それじゃ、お屠蘇から…」
アドス 「うむ。銀青様、どうぞ」

本年もよろしくお願い致します、とアドス和尚、お屠蘇を。

ブルー 「ありがとう。こちらこそ、よろしく」
アドス 「では、ご挨拶は、この辺りで…」
ブルー 「無礼講でいこうよ、おせちタイム!」

まずは、お雑煮からだよね、と生徒会長も。
ハッピーニューイヤー!


2026/01/01 (Thu)



☆入試のシーズン


今年も元老寺で元日ですけど、外は大雪が積もってまして。
雪かきに動員されそうな人が二名、まずは、おせちタイム。

イライザ「お雑煮、おかわりもありますからね」
アドス 「おせちも、和洋中と取り揃えましたぞ」

おかわり用も注文しましたので、遠慮なく、とアドス和尚。

アドス 「やはり元日の朝は、御馳走で始めませんとな」
一同  「「「ありがとうございます!」」」

食べまくるぞ、と早速、お雑煮を平らげ、おせちに突撃。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ おせち、美味しいね!」
イライザ「恐れ入ります、こだわって選びましたの」
アドス 「作り置きする店も多いようですが、あえて…」

そうでない店を選びましてな、とアドス和尚も嬉しそう。

アドス 「書き入れ時の年末に、休業になりますので…」
イライザ「その分、お値段が張るんですけれど…」

味は確かだと評判ですの、とイライザさん。

イライザ「銀青様に、召し上がって頂きたくて…」
ブルー 「気を遣わせたようで、申し訳ないね」
アドス 「とんでもございません! 光栄の至りです」

銀青様と年越しが出来るわけで、とアドス和尚、合掌。

アドス 「素晴らしい御縁を頂けたと、喜んでおります」
ブルー 「こちらこそ、賑やかに年越しさせて貰って…」

喜んでるよ、と生徒会長、いえ、銀青様の笑顔。

ブルー 「毎年、大勢、押し掛けちゃうしさ」
アドス 「せがれが、お世話になっておりますし…」

おお、そういえば、とアドス和尚が、手をポンと。

アドス 「こういう新年も、最後ですかな?」
一同  「「「は?」」」
アドス 「じきに、入試のシーズンを迎えるわけで…」

サム殿とジョミー殿は、受験かと、と思いがけない台詞が。

アドス 「それとも、既に推薦枠で、お決まりとか?」
サム  「ちょ、何なんだよ、ソレ?」
ジョミー「受験って?」
アドス 「もちろん、せがれが…」

卒業して来た大学ですが、と聞いてますけど。
お坊さん大学…?


2026/01/02 (Fri)



☆深読みする人たち


大雪の元老寺で元日な面々、暖かい庫裏でおせちタイムで。
アドス和尚が振った話が、ジョミー君とサム君の受験な件。

アドス 「今年こそ、御入学なさるのでは?」
ジョミー「ちょ、ちょっと!」
サム  「何処から、そういう話になっちまうんだよ?」

キースが何か言ったのかよ、とサム君の視線がキース君に。

サム  「お前、勝手に決め付けるんじゃねえよ!」
キース 「俺からは、何も言っていないぞ」
イライザ「ええ、キースは何も話してませんけど…」
アドス 「そろそろだろう、と暮れから思ってまして…」

せがれも、璃母恩院に泊まりでしたし、と昨年の暮れの話。

アドス 「御入学に備えて、最新の内部事情をですな…」
イライザ「偵察するのが目当てなのかも、と考えましたの」

それくらいしか理由が無さそうですわ、とイライザさんも。

イライザ「修行道場のお手伝いとなると、ハードですもの」
アドス 「せがれが、突然、思い立って行くわけが…」

ついでに正規ではなくて代理ですぞ、とアドス和尚の指摘。

アドス 「記念アルバムの撮影会も、断って家に戻って…」
イライザ「銀青様のお宅で、クリスマスでしょう?」

内偵が目的だったとしか、と揃って深読み。

アドス 「如何ですかな、お寺探偵の考察の方は?」
イライザ「もちろん、黙っていて下さっても、よろしいわ」

リタイヤする人も多いコースですもの、とイライザさん。

イライザ「願書は出しても、直前に受験をやめる人も…」
アドス 「毎年、そこそこあるようでしてな」

寺の跡継ぎに多いようでして、とアドス和尚の苦笑い。

アドス 「まだまだ俗世を楽しみたい、と…」
イライザ「別の大学に入られる方も…」

ですから深くは聞きませんわよ、とイライザさんの笑み。

イライザ「合格通知も、辞退する人が出ますしね」
アドス 「お二人が、迷っておられましても…」
イライザ「特に不思議は…」

ございませんわ、などと言ってますけど。
決め付け…。


2026/01/03 (Sat)



☆御仏縁だそうです


大雪の元老寺で元日ですけど、とんでもない話題が出た今。
和やかな筈の、おせちタイムに、お坊さん大学がどうのと。

サム  「いや、そんな予定は、全然ねえし!」
ジョミー「冗談じゃないよ、ぼくはブルーに、無理やり…」

弟子にされただけで、一般人で、とジョミー君、必死。

ジョミー「大学に行くとか、有り得ないから!」
アドス 「迷っておられるだけだと思いますがな?」
イライザ「私もですわ。うちのキースも、前は嫌がって…」
アドス 「継がないと言っていたわけでして…」

別の大学に行く気満々でしたぞ、とアドス和尚も。

アドス 「ですが、皆様、ご存知の通り…」
イライザ「夏休みに銀青様がいらしたお蔭で、百八十度…」

方向転換してくれましたわ、とイライザさん、深く一礼。

イライザ「銀青様、その節は、大変お世話になりまして…」
アドス 「本当に…。心から御礼を申し上げます」

その後も変わらぬ御縁を頂き、光栄の至り、とアドス和尚。

アドス 「ジョミー殿とサム殿も、せがれのように…」
イライザ「心が変わる日が、きっと来ますわよ」
サム  「だから、来ねえって!」
ジョミー「サムでもこうだし、ぼくだと、もっと上でさ…」

そんな日、一生、来やしないよ、とジョミー君、キッパリ。

ジョミー「来たら、自分がビックリだってば!」
アドス 「御仏縁というのは、そうしたものですぞ」
イライザ「ある日、ふとしたことから、御縁が出来ますの」

恵須出井寺でも、そうですわよ、とイライザさんの笑み。

イライザ「千日回峰、ご存知でしょう?」
アドス 「千日もの間、ひたすら山道を歩く修行で…」
ブルー 「達成した人は、数えるほどだけど…」

一般人出身が多いんだよね、と生徒会長が立てる親指。

ブルー 「今年の願書は、まだ間に合うからさ…」
サム  「出せってか!?」
アドス 「なるほど、まさに御仏縁ですなあ…」

これを機会に決心されては、と勧めてますけど。
受験しろと…?


2026/01/04 (Sun)



☆出来が悪くても


大雪の元老寺で迎えた元日、おせちタイムが斜め上な展開。
ジョミー君とサム君に、お坊さん大学を受験しろという話。

イライザ「願書を出されるのでしたら、主人と私も…」
アドス 「及ばずながら、助力致しますぞ」
キース 「親父、奥の手を使うつもりか?」
一同  「「「奥の手?」」」

何だソレは、と皆がキョトン。

シロエ 「裏口入学とかが出来るんですか?」
キース 「人聞きの悪い言い方をするな!」
スウェナ「つまり、そういう方法なわけね?」
キース 「いや、まあ…。俺は使っていないんだがな…」

出来のよろしくない跡継ぎ用だ、とキース君の苦笑い。

キース 「坊主稼業に、必要のない受験科目は多いし…」
アドス 「要は、坊主の適性さえあれば、いいわけでして」
イライザ「お坊さん向けの科目さえ、そこそこの点数が…」

取れていた場合は、他の科目はスルーで、とイライザさん。

イライザ「合格出来る点数になるよう、プラスしますの」
一同  「「「うわー…」」」
キース 「実際、切実な問題なんだぞ、寺の跡継ぎは…」

次の代がいないと、寺を出るしか、とキース君の深い溜息。

キース 「住む家さえも失くして、家族揃って…」
アドス 「路頭に迷うことになりますからな…」
ブルー 「ホントに、そういう世界だしねえ…」

厳しいんだよ、と生徒会長、いえ、銀青様も。

ブルー 「元老寺にしたって、キースが継いでなければ…」
アドス 「私がいなくなったら、終わりでして…」
イライザ「もしも私が生きていたなら、キースの所に…」

転がり込むしかないんですのよ、と恐ろしすぎる現場事情。

イライザ「幸い、キースが継いでくれましたけれど…」
アドス 「その前は、覚悟を決めてましたなあ…」
ブルー 「そうだろうね…」
アドス 「ですので、せがれに使わなかった奥の手を…」
イライザ「サムさんと、ジョミーさんに使って頂いて…」

受験のお手伝いを致しますわ、と言ってますけど。
本気ですか…?


2026/01/05 (Mon)



☆修行道場と年齢層


大雪の元老寺で元日ですけど、おせちタイムが波乱な状況。
ジョミー君とサム君、お坊さん大学を受験させられそうで。

アドス 「いや、もちろん、奥の手なんぞを使わずに…」
イライザ「合格出来る点数でしたら、要りませんわね」
サム  「そうじゃねえって、それ以前で…!」
ジョミー「ぼくもサムもさ、受験する気なんか全く…!」

逆立ちしたって無いんだから、とジョミー君の反論。

ジョミー「サムは、何年かしたら、行くかもだけど!」
サム  「冗談言うなよ、まだまだ先の話でよ…!」

十年単位で考えてくれよな、とサム君も否定。

サム  「そりゃよ、いずれは行きてえけど…」
アドス 「そういう野心をお持ちでしたら、早い方が…」
イライザ「よろしいですわよ、キースが話したかしら?」

修行道場に入られる方の年齢層、とイライザさんが。

イライザ「やっぱりメインは、大学卒業のタイミングで…」
アドス 「普通コースにおられる場合も、都合をつけて…」
キース 「卒論を早めに仕上げて、12月は道場で…」

過ごすヤツらが多いんだぞ、とキース君、目がマジ。

キース 「次のピークが、四十代と言った筈だな?」
アドス 「転職などの関係で、自分探しが増えますからな」
イライザ「その次のピークとなると、還暦ですのよ?」
キース 「実際、今年の道場も、その傾向だった」

今なら若手でギリギリいける、とキース君がズズイと。

キース 「一般企業で経験を積んで、寺を継ぐヤツが…」
アドス 「そこそこいるのが、サム殿とジョミー殿の…」
イライザ「年頃ですのよ、お二人とも、高校生ですし…」

社会経験を積む機会はありませんわね、とイライザさん。

イライザ「実はフラフラ遊んでました、という方が…」
アドス 「覚悟を決めて道場入りをするのも、今頃で…」
キース 「道場で浮かない、ラストチャンスだ」
アドス 「四十代組は、空気がですな…」

違って馬が合わないかと、と語ってますけど。
どうしろと…?


2026/01/06 (Tue)



☆早めがオススメ


大雪の元老寺で迎えた元日、ジョミー君とサム君がピンチ。
お坊さん大学を受験させられそうな流れで、入試シーズン。

キース 「修行道場での救いは、横の繋がりなんだぞ?」
アドス 「指導係などは、雲の上だと思われた方が…」

よろしいですな、とアドス和尚が繰る、左腕の数珠。

アドス 「困ったことが出来ても、相談の類は出来ません」
キース 「風邪を引いたとか、やむを得ない場合以外はな」
イライザ「らしいですわね、自力で対処するしか無いと…」

耳にしておりますわ、とイライザさんも。

イライザ「そういった時に頼れる相手は、同期だけで…」
アドス 「うむ。キースが話した、横の繋がりですな」

同じ釜の飯を食う仲間ですし、とアドス和尚。

アドス 「そうそう、飯の愚痴を言うにも、同期しか…」
イライザ「相槌を打ってはくれませんわよ?」
キース 「俺が行った時も、麦飯とか、腹が減る愚痴は…」

同期の間だけでの話だったぞ、とキース君の思い出話。

キース 「寒くて凍えそうな件にしたって、同期の中で…」
アドス 「愚痴り合うしか、出来ないわけでして…」
イライザ「同期の仲間が多い間に、行くべきですわ」

お二人だけではキツイですわよ、とプッシュする人。

イライザ「早めに行くのがオススメですの、本当に」
アドス 「銀青様のお弟子様でも、特別扱いは無しで…」
キース 「容赦なく、指導されるのが修行道場なんだ」

現に今年も、VIPの息子がいたぞ、とキース君の証言。

キース 「あれがそうだ、と聞かされたんだが…」
ブルー 「君も手加減しなかったんだろう?」
キース 「上の方から、そう言われたからな」

叱り飛ばした場面は数え切れん、と怖い発言。

キース 「甘やかされて育ったせいで、読経も所作も…」
ブルー 「サッパリだった、というわけだね?」
キース 「ああ。サムとジョミーも…」
アドス 「似た類かと…」

早めの道場入りで味方多めが吉、と力説ですけど。
受験コース…?


2026/01/07 (Wed)



☆話が合う間に


今年も元老寺で元日ですけど、大雪な上に流れが怪しい今。
おせちタイムに出て来た話題が、お坊さん大学の受験な件。

アドス 「脅すわけではないのですがな、本当に今頃が…」
キース 「修行道場で上手く過ごせるラストチャンスだ」

40代組はマジでキツイぞ、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「社会経験ゼロで混じるのは、かなり無理がある」
アドス 「うむ。グループに入れて貰えたとしても…」
イライザ「話が合わないのは確実ですわね」

お仕事をしてないんですから、とイライザさんも。

イライザ「何のお仕事をなさってるのか、そこは謎でも…」
アドス 「上司の愚痴とか、職場環境などの話はですな…」
キース 「共通なわけで、盛り上がっていても…」

お前たちは入って行けないだろうが、とキース君の指摘。

キース 「その点、遊んでいた輩が、ギリギリいる今は…」
アドス 「話が合う可能性は、あるわけですぞ」
イライザ「バックパッカーで世界中、回る人もいますしね」
ブルー 「ずっと高校生でした、という変わり種でも…」

受け入れて貰える世界なんだよ、と生徒会長もプッシュ。

ブルー 「それともアレかい、二人きりの繋がりでさ…」
キース 「孤立無援でも、相方がいればオッケーなのか?」
アドス 「正直、オススメ出来ませんが…」
ジョミー「かまわないって!」

どうせ行かない道場なんだし、とジョミー君、キッパリ。

ジョミー「サムが一人で行けばいい話でさ…」
シロエ 「ジョミー先輩、サム先輩を裏切る気ですか?」
ジョミー「裏切るも何も、お坊さん希望はサムだけで…!」

ぼくは巻き添えに過ぎないってば、とジョミー君も必死。

ジョミー「そうだ、サムだけ受験するとか!」
スウェナ「それは確かに言えているわね、今なら仲間が…」
シロエ 「いるんですから、大丈夫とも考えられます」
アドス 「ふむ。一理ありますなあ…」

サム殿だけが一足先に、とアドス和尚も頷いてますけど。
一人だけ受験…?


2026/01/08 (Thu)



☆強引な人たち


大雪の元老寺で迎えた元日、おせちタイムにトンデモな話。
お坊さん大学の受験で、サム君とジョミー君が勧められ中。

サム  「ちょ、なんで俺だけ受験する羽目に…!」
ジョミー「お坊さんを目指してるんだし、いいと思うよ」
サム  「んじゃよ、お前の時には、どうすんだよ?」
ジョミー「受験しないから、関係無いって!」

お坊さんになるのはサムだけで充分、とジョミー君の言。

ジョミー「ブルーも、サムがいればいいよね?」
ブルー 「うーん…。君にも目指して欲しいんだけどね…」
シロエ 「ジョミー先輩が決心するのは、何年先かが…」

謎なんですよ、とシロエ君が顎に当てる手。

シロエ 「一人だけでも、先に住職の資格を取れれば…」
スウェナ「ある意味、マシだと言えそうだわよ」
ブルー 「それもそうかな…。サムだけ先に受けるかい?」
アドス 「先ほど話した、奥の手も用意いたしますので…」

いやいや、余計なお世話ですかな、とアドス和尚の苦笑い。

アドス 「高校生活を続けておられますから、優秀かと」
サム  「1年生のままで、進級してえねって!」

受験用の知識は持っていねえよ、とサム君、即答。

サム  「でもよ、俺の受験の話よりもよ…」
アドス 「ジョミー殿の、決心の方が問題ですかな?」
イライザ「大丈夫ですわ、奥の手は一回限りでは…」

ありませんもの、とイライザさん、ニッコリ。

イライザ「跡継ぎに万一のことがあったら、大変ですし…」
アドス 「兄弟がいるなら、そちら用にも使えましてな」

保険のような意味合いで、とアドス和尚。

アドス 「二回、三回と使われることも、珍しくは…」
イライザ「ないんですのよ」

ジョミーさんの御心配は不要ですわ、と太鼓判が。

イライザ「よろしかったら、サムさんだけ、先に…」
アドス 「受験なされば、よろしいかと」
サム  「それより、外を見た方がいいぜ、すげえ大雪!」

積もり続けてやがるんだ、と庭を指してますけど。
真っ白…。


2026/01/09 (Fri)



☆受験よりも大雪


今年も元老寺で元日を迎えた面々ですけど、斜め上な展開。
お坊さん大学の受験話が出て来て、サム君が行かされそう。

サム  「俺の受験なんかで、揉めてる場合じゃねえよ!」
キース 「いつの間に、こんなに積もってたんだ!?」
サム  「知らねえってば、俺は追い詰められてたんだぜ」

外なんか見てる余裕、あるわけがねえよ、とサム君の返事。

サム  「マジで詰みそうで、遠い目ってヤツをよ…」
シロエ 「したら、雪景色が見えたんですね?」
サム  「一番遠いの、窓の外だしなあ…」

でもって積もりまくりなんだ、とサム君が指す窓の方向。

サム  「初日の時の倍は積雪、ありそうだぜ?」
キース 「記録更新していそうだな…」
一同  「「「は?」」」
キース 「雪の深さだ、俺が日記に書いてるんだが…」

此処までの雪は初めて見たぞ、とキース君の深い溜息。

キース 「山門までの道をつけて来たのが、パアかも…」
サム  「ほらな、先になんとかしねえとよ…」

初詣の檀家さんが困っちまうぜ、とサム君の指摘。

サム  「おせちを切り上げて、総出でやっても…」
スウェナ「5分くらいじゃ済まないわねえ…」
シロエ 「ぼくは動員、お断りします!」
スウェナ「私も絶対、やらないわよ!」

関係者だけで解決するべき問題でしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「キースと、サムとジョミーと、宿坊の人と…」
キース 「なんで親父を数えないんだ?」
スウェナ「ご高齢じゃないけど、腰を痛めたら大変で…」

初詣のお相手、出来ないじゃないの、と正論が。

スウェナ「寒い中での雪かきなんて、ギックリ腰の…」
シロエ 「フラグだとしか思えませんよ…」

ヤバいですって、とシロエ君も同意。

シロエ 「若手と、宿坊の人だけでやるのが吉です」
アドス 「全くもって、その通りですな」
サム  「んじゃよ、俺の受験の話は打ち切りにしてよ…」

雪かき部隊の方に回すべきだぜ、と言ってますけど。
正しいかも…。


2026/01/10 (Sat)



☆大雪で転んだら


大雪の元老寺で迎えた元日、お坊さん大学を受験する話が。
ジョミー君とサム君がターゲットですけど、ズレそうな今。

キース 「親父、サムとシロエが正しそうだが」
アドス 「うーむ…。今を逃すと、受験の話がパアに…」
サム  「ギックリ腰になっても、かまわねえってか?」

だったら話を続けようぜ、とサム君の開き直り。

サム  「押し問答をしてる間に、時間切れでよ…」
シロエ 「檀家さんが、おいでになりそうですけど?」
スウェナ「ご高齢の方も多いって聞くわよ、雪で滑って…」

転んだりしたら大変でしょ、とスウェナちゃんが傾げる首。

スウェナ「そうなった場合、誰が責任を取るのかしら?」
ブルー 「自己責任だと言えるけれども、お寺だしねえ…」

評判は悪くなると思うよ、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「元日から転んで骨折だなんて、酷い話で…」
シロエ 「お寺へ初詣に出掛けた結果ですしね…」
サム  「ガチで尾を引くヤツなんでねえの?」

雪かきをしていなかったの、バレバレだしよ、とピシャリ。

サム  「人が来るのは、分かってたんだぜ?」
シロエ 「しかも、年齢層も、ほぼ分かってますし…」
スウェナ「若い人の方が少ない顔ぶれなのよね…」

雪かきさえしてあったら、起きない事故で、とツッコミが。

スウェナ「お寺のくせに気配り不足で、怠慢で…」
サム  「最悪すぎだと思わねえか?」
ジョミー「おまけに、今も止んでないしさ…」

まだ積もりそう、とジョミー君が指差す庭。

ジョミー「一日中、雪かきしなきゃダメかも…」
サム  「宿坊の人だと、飯の支度とかもあるしよ…」

俺とジョミーを確保すべきだろ、とサム君、真剣。

サム  「交代で雪かきさせて、合間に手伝いでよ…」
キース 「正論すぎて、言い返せんぞ、親父」
アドス 「雪で曖昧になって終わりか…」
イライザ「腰を痛めたら、大変ですわよ…」

御縁が無かったと諦めましょう、とイライザさんも。
いけそう…?


2026/01/11 (Sun)



☆受験より雪かき


今年も元老寺で元日ですけど、おせちタイムに物騒な話題。
ジョミー君とサム君に、お坊さん大学を受験しろと注文が。

サム  「受験の話は無しでいいなら、手伝えるぜ?」
ジョミー「その条件だったら、ぼくも文句は言わずにさ…」

夕方まででも雪かきするよ、とジョミー君も。

ジョミー「だけど、まだ言うんだったら、お断りで…」
サム  「初詣の手伝いと、最低限のトコだけやって…」

本堂の前だけで済ませちまうぞ、とサム君、ズイと。

サム  「どっちを選んでも、俺は構わねえぜ?」
ジョミー「そうだね、本堂の前くらいなら、ぼくも手伝う」
シロエ 「山門までの道とか、どうなるんです?」
サム  「キースが一人でやりゃあいいだろ!」

時間的にはキツイけどよ、とサム君の突き放し。

サム  「無理そうだったら、親父さんもよ…」
スウェナ「動員すればいいわね、宿坊の人も出来るだけ…」
シロエ 「でも、宿坊は忙しそうな時間ですよ?」
マツカ 「朝御飯の関係で、そうなるでしょうね」

お寺時間では動いてませんし、とマツカ君が眺める時計。

マツカ 「観光客の方も多いと聞いてますから」
キース 「まさに朝飯の真っ最中だ…」

応援の面子は期待出来ない、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「親父、受験させる話は、諦めるしか…」
イライザ「ギックリ腰になってからでは、遅いですもの…」
アドス 「残念じゃ…。いい所まで進んでおったのに…」

来年以降に先延ばしか、とアドス和尚の悔しそうな顔。

アドス 「このまま、ズルズルと逃げられる気しか…」
イライザ「しないですけど、背に腹は代えられませんわよ」
キース 「早く決断してくれ、親父!」

積もり続けているんだしな、とキース君が指す大雪の庭。

キース 「出遅れた時は、俺たちが詰むんだぞ!」
アドス 「やむを得ん…。サム殿、ジョミー殿、雪を…」
僧籍な人「「了解!」」

雪かき部隊、承知しました、と笑顔全開。
受験話はチャラ…。


2026/01/12 (Mon)



☆雪かきしない人


今年も元老寺で迎えた元日、サム君とジョミー君に受験話。
お坊さん大学に行く危機でしたけど、大雪なせいで白紙に。

アドス 「お二人とも、よろしく頼みましたぞ」
イライザ「作務衣の用意はしてありますから、あちらへ」
僧籍な人「「オッケー!」」

頑張ります、と張り切って出てゆくサム君とジョミー君。

アドス 「やれやれ、雪さえ降らなかったら…」
キース 「雪に文句を言っても、どうにもならんぞ…」
シロエ 「それより、キース先輩、行かないんですか?」

雪かきをしに、とシロエ君が指す大雪の庭。

シロエ 「ジョミー先輩たちに、丸投げだと?」
キース 「当然だろうが」

なんで俺まで、とキース君の仏頂面。

キース 「俺は、お前たちが寝ていた、暗い間に…」
アドス 「山門までの雪を、片付けたわけでしてな…」

既に働いた後なんですぞ、とアドス和尚も。

アドス 「それに衣も着ておりますから、着替えるのは…」
キース 「効率が悪いぞ、どう考えても」
一同  「「「あー…」」」

その通りかも、と納得するしか無さそうな理屈。

アドス 「よろしいですかな、皆さん?」
シロエ 「…そうですね…」
キース 「付け加えるなら、俺の衣は、初詣用のヤツで…」

普段着とは違う、とキース君が引っ張って見せる法衣の袖。

キース 「素人目には分からなくても、上等なんだ」
アドス 「初詣以外でも、改まった席に出る時にですな…」
キース 「色のついた衣は、不釣り合いだと…」

コレを着るんだ、という説明が。

キース 「暮れの修行道場でも、何回か着たな」
アドス 「修行道場に、色付きの衣は似合いませんぞ」

その後、クリーニングに出したわけです、とアドス和尚。

アドス 「着替えをしますと、皺がついたり…」
キース 「してしまうから、雪かき部隊がいる以上…」
シロエ 「雪かきはしない勘定ですか…」
キース 「それが礼儀だ」

檀家さんも普段着ではない、と言われれば、そう。
正論…。


2026/01/13 (Tue)



☆警報だそうです


今年も元老寺で元日ですけど、大雪のせいで雪かき部隊が。
受験話をチャラにするのが交換条件、僧籍な二人が出動で。

キース 「分かったか? 雪かきはサムとジョミーだけだ」
アドス 「お若いんですから、充分に働いて貰えるかと」
一同  「「「うーん…」」」

お坊さん大学に行くよりはマシだけど、と皆が眺める外。

シロエ 「雪、止みませんね…」
マツカ 「この様子だと、まだ積もりそうです」
スウェナ「あらっ、警報が出てるわ!」

お天気情報を見てみたら、とスウェナちゃんの手にスマホ。

スウェナ「電車も止まるかもって、書いてあるわよ…」
シロエ 「初詣の人が減りそうですね」
マツカ 「それは有名どころの話で、此処は違うのでは?」

檀家さんは地元の方が多いんでしょう、とマツカ君。

マツカ 「下手に出掛けると、帰れなくなりそうですし…」
シロエ 「こっちに回って来るんですか?」
スウェナ「どうなのかしら…?」

お寺なんだし、とスウェナちゃんが傾げる首。

スウェナ「抹香臭い場所で、露店も無いのよ?」
マツカ 「除夜の鐘で、人が多かったのを思い出しました」
シロエ 「アレは暮れですし、何処のお寺も賑わいますよ」

初詣とは違いすぎます、とシロエ君が唱える一般論。

シロエ 「いくら雪でも、初詣の人は増えないでしょう」
アドス 「どうでしょうなあ、蓋を開けてみないと…」

分かりませんぞ、とアドス和尚の視線が雪景色の庭へ。

アドス 「大雪の境内は、映えますので…」
キース 「何処にも行けずに家にいるより、非日常で…」
シロエ 「お寺へ初詣に来て、自撮りですか!?」

絶対に無いとは言えないかも、とシロエ君、愕然。

シロエ 「例年よりも、忙しくなる可能性がありますね…」
アドス 「お孫さん連れは、確実に増えるでしょうな」
キース 「若いファミリー層も、来そうではある」
一同  「「「あー…」」」

近場でレジャーの一種なのか、と納得な理由。
雪景色のお寺…。


2026/01/14 (Wed)



☆初詣が増えると


今年も元老寺で迎えた元日、サム君とジョミー君が雪かき。
お坊さん大学の受験話を、チャラにして貰う代わりに労働。

アドス 「おお、そうじゃ、お子さん向けの菓子の数は…」
シロエ 「足りないんですか?」
スウェナ「例年通りの数の場合は、人が増えると困るわね」

普段は来ない子供さんとか、とスウェナちゃんが眺める雪。

スウェナ「他所へ初詣に行けなくなったら、来そうよ…」
マツカ 「近い所で、非日常な世界ですしね…」
シロエ 「そうでなくても、若い親御さんが、雪景色を…」

撮りに来るのに、連れて来そうです、とシロエ君も。

シロエ 「大雪で出られない人が増えると、バズりそうで」
キース 「あるあるだろうな…」

LINEで見せても、自慢出来るし、とキース君、腕組み。

キース 「他のヤツらが、出られません、と言う中で…」
シロエ 「雪景色の本堂前とか、境内ですしね…」
マツカ 「お子さんが、お菓子を持っている分、余計に…」

注目ですよ、とマツカ君が挙げる、お菓子の効果。

マツカ 「買ったんじゃなくて、貰ったんですしね」
キース 「ただの初詣じゃないんです、という感が…」

思い切り出るしな、とキース君の深い溜息。

キース 「親父、ガチで初詣の子供が増える気が…」
アドス 「そんな気がするんだが、菓子の仕入れは…」

どうなっているんだ、とアドス和尚の問い。

アドス 「その辺のことは、お前任せで…」
キース 「丸投げされて、引き受けているが…」

さほど多めに買ってはいない、とキース君が折ってゆく指。

キース 「例年、余る分を考えると、慎重になるし…」
アドス 「幾つくらい余るんじゃ?」
キース 「多い年で10個…」

少ない年だと5個くらいか、とキース君の答え。

キース 「大入り満員は想定していないしな…」
シロエ 「その数、ヤバくないですか?」
キース 「マジでヤバいが、大雪で元日…」

肝心の店が開いていない、と呻いてますけど。
お菓子不足…?


2026/01/15 (Thu)




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