シャングリラ学園つれづれ語り
☆忘れたい節分
さて、2月。節分の季節で、今年の恵方は南南東ですけど。
月初めの1日は週末で日曜日、生徒会長宅に来ている面々。
シロエ 「今年の節分、何処へ行くんですか?」
サム 「そういや、昨日、その話、出なかったっけな?」
ジョミー「みんな、忘れていたかったんじゃないの?」
無意識の内にさ、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「切羽詰まらないと、話題にしたくないしね…」
スウェナ「流石に、今日は逃げられないわね…」
シロエ 「明後日の話ですからね…」
欠席届けも明日には出さないと、とシロエ君。
シロエ 「無断欠席だと、グレイブ先生が嫌味でしょう?」
サム 「届けを出したら、それはそれでよ…」
ジョミー「諸君、いい御身分だな、で来るんだけどさ…」
出さなかったら、もっと酷くなるのは確実、と溜息MAX。
ジョミー「最初のハードル、其処なんだよね…」
ブルー 「出さないというのも、アリだと思うよ」
シロエ 「後で嫌味じゃないですか!」
スウェナ「嫌味は軽い方がマシだわ、定型文で充分!」
いい御身分だな、なら慣れっこだわよ、という声が。
スウェナ「どうせ毎年、言われてるんだし…」
サム 「波風を立てる必要ねえもんな…」
キース 「同感だ…」
明日は出すぞ、とキース君も。
キース 「節分に行くので休みます、と…」
ブルー 「出す気なのかい?」
キース 「俺も嫌味は軽めの方が嬉しいからな」
ブルー 「律儀すぎるよ…」
スルーする手もあると思う、と生徒会長が立てる人差し指。
ブルー 「節分だけで済ませれば、万事オッケー!」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「言葉通りの意味だってば!」
節分参りは必須じゃないし、と生徒会長が指すカレンダー。
ブルー 「豆まきだけで鬼が出てく日で、恵方巻だって…」
キース 「福を呼ぶために食べるんだったな」
ブルー 「必須じゃないよ」
一同 「「「は?」」」
どういう意味だ、と顔を見合わせる面々ですけど。
謎台詞…。
2026/02/01 (Sun)
☆節分と行事食
今年も節分の季節が来まして、月初めの日曜は生徒会長宅。
明日には欠席届けを出して、節分参りに行く気の御一同様。
ブルー 「恵方巻は、節分の行事食じゃないしね」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「節分と言ったら、イワシだってば!」
ヒイラギの枝に頭を刺すヤツで、と生徒会長の説明が。
ブルー 「アレの匂いとヒイラギの棘で、鬼を追うんだよ」
ジョミー「そういう理由で、アレがあるんだ?」
スウェナ「あんまり見掛けないわよね…」
キース 「檀家さんの家でも、殆ど見ないな」
だが節分の定番ではある、とキース君も。
キース 「やいかがし、という立派な名前もあるしな」
サム 「お前の家って、つけてたっけか?」
キース 「いや、寺だけに、生臭モノはアウトだし…」
知識だけだ、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「寺の鬼除けは、山門前の結界の柵で…」
シロエ 「サンタクロースでも、断れるヤツでしたよね?」
キース 「善意のサンタも入れないわけで、鬼なぞは…」
サム 「入れねえよなあ…」
もしかしてイワシも食わねえのかよ、とサム君の問い。
サム 「イワシの頭は、必要ねえしよ…」
キース 「行事食だし、食ってるんだが…」」
なにしろ鬼も逃げる匂いで…、と深い溜息。
キース 「家で焼くのは臭すぎる上に、宿坊の厨房も…」
シロエ 「匂いが出るのでダメなんですか?」
キース 「ああ。店で調理済みのを買って帰って…」
レンジでチンが定番なんだ、と嘆く環境。
キース 「その点、恵方巻は匂い問題も無くて嬉しい」
ブルー 「そうだろうねえ…」
新参者の行事食でも、と生徒会長のクスクス笑い。
ブルー 「由来は海苔の販促用で、歴史も浅いしさ…」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「さっき言ったよ、行事食じゃないって」
シロエ 「海苔がどうのと聞こえましたが…?」
ブルー 「そう言ったけどねえ?」
恵方巻と言えば海苔巻だしさ、と言ってますけど。
えっと…?
2026/02/02 (Mon)
☆恵方巻の発端
節分のシーズン到来とはいえ、月初めは日曜で生徒会長宅。
当日は欠席届けで欠席、節分参りに行くのが定番ですけど。
シロエ 「確かに、恵方巻には海苔が欠かせませんよね」
スウェナ「変わり種だと、使わないヤツもあるわよ?」
ジョミー「お菓子のもあるよね、恵方巻ロールとか…」
ケーキには海苔は使わないよ、とジョミー君も。
ジョミー「スポンジケーキで巻いてあるしさ…」
ブルー 「いいんじゃないかな、元の意義からズレてても」
一同 「「「えっと…?」」」
ブルー 「海苔の販促用に、広めたヤツが恵方巻!」
バレンタインデーのチョコみたいにね、と生徒会長。
ブルー 「バレンタインデーも、チョコの贈り物はさ…」
キース 「この国だけだという話だな」
ブルー 「お蔭で、海外からチョコの売り込みに来るよね」
自分の国で忙しかったら来るわけがない、と鋭い指摘。
ブルー 「年に一度の書き入れ時に、パティシエ自ら…」
スウェナ「イベに来るなんて、有り得ないわね…」
ブルー 「この国の稼ぎ時だし、攻めて来るという勘定!」
恵方巻の発端も、それに似ている、と生徒会長、クスッと。
ブルー 「元々は、何処かの遊郭の中の行事で…」
シロエ 「恵方巻自体は、あったんですか?」
ブルー 「そう言われてるね、丸かじりも、其処のお約束」
客と御縁が切れないように、切ったらダメ、という理由。
ブルー 「縁起担ぎで恵方を向いて、切らずに丸ごと…」
ジョミー「食べていたわけ?」
ブルー 「そう聞いてるけど、流石に、ぼくも当時には…」
行ってないから、目撃してない、と苦笑い。
ブルー 「其処に目を付けたのが、仕掛け人だよ」
シロエ 「販促用だと言ってましたね?」
海苔を売り込もうとしたんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「丑の日のウナギも、販促用だったそうですが…」
ブルー 「ピンポーン!」
一同 「「「ええ…」」」
恵方巻は海苔が起源か、と皆が驚いてますけど。
販促用だと…?
2026/02/03 (Tue)
☆重要ではないイベ
今年も節分の季節到来、月初めは日曜日なので生徒会長宅。
お参りの行先を相談するつもりが、恵方巻にズレている今。
シロエ 「海苔なんか売り込んで、得なんでしょうか?」
ブルー 「売ってる方には、切実な問題だったらしいよ」
冬場は海苔が売れなかったそうで、と生徒会長の説明が。
ブルー 「寒い季節は、他の食べ物に走っちゃって…」
サム 「鍋には、海苔は入れねえよなあ…」
ジョミー「締めの雑炊に、散らす程度だよね…」
スウェナ「お寿司も、寒すぎる日には、避けたいわよ…」
海苔の出番は少なそうね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「だけど、恵方巻と言われたら、みんな食べるし」
ブルー 「仕掛けた方も、今ほどのブームになるとは…」
キース 「多分、思っていなかったろうな…」
廃棄処分で問題視される勢いで、とキース君、合掌。
キース 「その内に、恵方巻供養が出て来そうだぞ」
サム 「売れ残って捨てられたヤツを、供養するのな?」
キース 「寿司業界を相手に据えれば、成り立ちそうだ」
寺の節分の新しい行事で、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「既に手掛けている寺も、無いとは言えんな」
シロエ 「宗派が違うと、情報、入りにくいですしね」
キース 「そうなんだ。残念ながら、横の繋がりは弱めで」
個人的に知り合いがいない限りは、最新情報は無理だとか。
キース 「しかし、恵方巻が単なる海苔の販促用とは…」
ブルー 「ホントだってば、だからそんなに…」
重要なイベではないんだよね、と生徒会長、キッパリ。
ブルー 「スルーしたって、叱られないし…」
キース 「豆まきだけで、いいというわけだな?」
ブルー 「ピンポーン!」
豆まきだけでも問題ないよ、と親指をグッと。
ブルー 「家中の部屋で豆をまいたら、締めは玄関で…」
キース 「鬼は外、と豆をまくのが作法だが…」
ブルー 「それでおしまい!」
シンプルだけど正式な節分、と目がマジですけど。
それだけ…?
2026/02/04 (Wed)
☆デパ地下もいいかも
節分の季節到来でして、月初めの日曜は生徒会長宅な面々。
明後日に控えた節分のお参り、行先を相談する筈でしたが。
シロエ 「今年の節分は、そうするわけですか?」
ブルー 「安全圏で過ごしたいなら、オススメだけどね?」
豆まきしか無いと、厄介な人はどうするかな、と生徒会長。
ブルー 「わざわざ此処まで来ると思うのかい?」
サム 「んなわけねえよな…」
スウェナ「豆まきだけなら、向こうの世界で可能だわね…」
シロエ 「掃除係が困る可能性はあるんですけど…」
青の間の構造、同じでしたよね、とシロエ君が確認。
シロエ 「会長用のソルジャーの部屋と、全く同じで…」
ブルー 「そう聞いているよ」
シロエ 「豆まきに向いてる部屋じゃないです…」
巨大水槽に豆をまいてもいいんでしょうか、と質問が。
シロエ 「浄化用のシステムに、トラブルが起きるとか…」
ブルー 「その心配は無いと思うけど、豆を拾うのに…」
掃除係が困るだろうね、と生徒会長、マジレス。
ブルー 「一つずつ拾い集めて、剥がれた皮も回収で…」
一同 「「「あー…」」」
しかも一粒や二粒じゃないし、と容易に想像出来る惨状。
ブルー 「もしも実行しようとしたなら、止められるかと」
ジョミー「キャプテンにだよね?」
ブルー 「あれでも、常識は備わってるしさ…」
ついでに船の責任者だし、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「豆まきは諦めざるを得ないし、かといって…」
シロエ 「こっちに来たって、豆まきですよね…」
ブルー 「イワシくらいは御馳走するけどね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 恵方巻もね!」
やっぱり流行りに乗らなくっちゃ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「デパ地下に行けば、いろんなのが揃うもんね!」
サム 「みんなで買いに行くのも、アリなんでねえの?」
シロエ 「面白そうです、ご祈祷済みのを…」
ジョミー「集めればさ…」
七福神巡りと同じ効果かも、と言ってますけど。
デパ地下巡り…?
2026/02/05 (Thu)
☆デパ地下で御利益
今年も節分が来ますけれども、月初めは日曜で生徒会長宅。
お参りに行く先の話から変わって、豆まきだけという説が。
キース 「そうか、ご祈祷済みの恵方巻も多いんだったな」
シロエ 「神社ばかりになる気はしますけど…」
ジョミー「七福神以外も、入っていたと思うよ」
サム 「お稲荷さんのは、ガチで存在してる筈だぜ」
いなり寿司じゃねえから、記憶が鮮明で、とサム君の証言。
サム 「祈祷するのは、海苔らしいしよ…」
シロエ 「らしいですねえ、賞味期限の関係でしょうか」
スウェナ「どっちかと言えば、数の問題なんじゃないの?」
山と積まれた巻き寿司より、海苔が簡単、という声が。
スウェナ「何百枚でも、一度に祈祷できるでしょ?」
一同 「「「あー…」」」
それは確かに、と皆が納得する海苔の御祈祷。
サム 「そういや祝詞も、纏められるんだっけな…」
ジョミー「大きな神社で、いろんな人のを、いっぺんに…」
シロエ 「祈祷しますよね、七五三と合格祈願でも…」
ブルー 「祝詞は、その都度、書き下ろしだしねえ…」
願い事を纏めていてもオッケー、と生徒会長の解説が。
ブルー 「今の時期なら、合格祈願と海苔のセットも…」
ジョミー「出来るわけだね、やらないだろうけど…」
サム 「合格祈願のヤツから、クレーム来そうだぜ…」
神社は無理だし、店の方によ、とサム君が竦める肩。
サム 「でなきゃ、SNSで拡散でよ…」
シロエ 「あそこの店の恵方巻が憎い、と恨み節ですか…」
サム 「俺が落ちたら、海苔のせいだ、ってヤツな…」
一同 「「「うーん…」」」
ツキが落ちそうな話ではある、と頷くしかない嫌な展開。
スウェナ「やっぱり、海苔だけ御祈祷だわね…」
ジョミー「御利益があれば、他所の店のと相乗りでもさ…」
サム 「許せちまうぜ!」
シロエ 「デパ地下に出掛けて、各種、買い集めますか?」
七福神を超える御利益巡り、と盛り上がってますけど。
恵方巻で…?
2026/02/06 (Fri)
☆直前でも予約可
節分を控えた月初めの日曜、生徒会長宅に集った御一同様。
お参りに行く先の話が、デパ地下で恵方巻を買う方向へと。
サム 「妙なヤツらは来ねえコースで、平和だよなあ…」
ジョミー「恵方巻の食べ比べだって、出来ちゃうしね」
キース 「予算に制限は無さそうだしな」
ぶるぅ 「そだね、ブルー、みんなに好きなだけ恵方巻!」
大盤振舞いしなくっちゃ、と飛び跳ねているお子様。
ぶるぅ 「料亭のヤツも、買って貰っていいでしょ?」
ブルー 「あの厄介なのが来ないわけだし、お祝いで…」
パァーッと景気よく、と生徒会長も。
ブルー 「流石にデパ地下、買い占めは無理だけどさ…」
マツカ 「及ばずながら、お手伝いさせて頂きます」
一同 「「「イイネ!」」」
マツカがスポンサーにつけば最強、と皆が歓声。
シロエ 「いっそ料亭のを、片っ端からいきますか?」
スウェナ「予約で完売してる所もある筈だわよ?」
ジョミー「其処はマツカに頼み込んだら、いいと思うよ」
マツカ 「もちろん、手配は出来ますから」
おせちと違って、直前でも割り込み可能で、と御曹司。
マツカ 「当日の朝の仕入れまでに、間に合わせれば…」
シロエ 「ちゃんと作って貰えるんですね?」
マツカ 「ええ。料亭自体は、普通に営業ですからね」
ご来店のお客様用に作りますよ、と言われれば、そう。
マツカ 「お好みの店を言って頂ければ…」
キース 「まずは、デパ地下の品揃えを確認だな」
シロエ 「えっと…。此処のデパートだと、この店と…」
此処が予約になっていますね、とシロエ君がスマホで検索。
シロエ 「マツカ先輩、どうでしょう?」
マツカ 「父が懇意にしていますから…」
すぐにでも、とマツカ君の頼もしい笑み。
マツカ 「執事に連絡しますので、他のデパートも…」
スウェナ「予約完売の分をチェックするのね?」
マツカ 「欲しい店のと…」
希望の人数を出して下さい、との声で皆がスマホを。
割り込み予約…。
2026/02/07 (Sat)
☆去年までの分も
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
明後日が節分なんですけれど、豆まきだけで済ませる方向。
キース 「この店も予約の分は完売だが、美味い筈だな?」
ブルー 「其処のはオススメ!」
シロエ 「会長、食べたことがあるんですか?」
ブルー 「君たちと出会う前に、何度か」
ぶるぅも気に入っていた店のヤツだね、と生徒会長。
ブルー 「恵方巻は今も皆で食べるけど、予約まではさ…」
ぶるぅ 「してないもんね、どうなるか分かんないし…」
一同 「「「あー…」」」
大迷惑な輩が湧いて出るせいか、と嫌すぎる事情。
シロエ 「それで毎年、ぶるぅの手作りなんですね…」
サム 「プラス、スーパーの予約品な…」
ジョミー「今までの憂さを晴らさないとね…」
美味しそうな店を探すしか、と皆が真剣に眺めるスマホ。
スウェナ「此処も予約が完売してるわ、どうなのかしら?」
マツカ 「美味しいですよ、去年、残り物で食べました」
一同 「「「は?」」」
残り物とは、と皆の視線がマツカ君に。
シロエ 「どういう意味です、予約で完売の人気商品が…」
サム 「残り物であるってえのは、何なんだよ?」
マツカ 「すみません、説明不足でした…」
翌朝に食べた残り物です、とマツカ君の苦笑。
マツカ 「父たちは当日に食べたんですけど、ぼくは…」
ジョミー「そっか、ぼくたちと一緒だったから…」
サム 「家に帰るの、遅かったわけな…」
マツカ 「夜食に恵方巻を食べるには、少しばかり…」
遅すぎましたね、とマツカ君が軽く竦める肩。
マツカ 「恵方巻は、此処で食べていますし…」
シロエ 「次の日の朝に、朝ご飯ですか…」
朝からゴージャスに食べたんですね、とシロエ君。
シロエ 「羨ましすぎます、予約するしか…」
サム 「当たり前だぜ!」
マツカ 「では、此処のは全員分ですね?」
一同 「「「イイネ!」」」
それで決まりだ、と盛り上がってますけど。
太っ腹…。
2026/02/08 (Sun)
☆余った時は早弁
初日が日曜なのが今年の二月で、生徒会長宅で過ごす面々。
明後日の節分は豆まきだけで済ませて、恵方巻に全力投球。
ジョミー「恵方巻、一人で何本くらいになるんだろうね?」
シロエ 「さあ…? 食べ切れなかった場合は、去年の…」
マツカ先輩の真似でいいでしょう、とシロエ君。
シロエ 「持って帰って次の日の朝、食べるんですよ」
サム 「モノによっては、昼飯もいけそうだぜ?」
ぶるぅ 「そだね、預かっておくから、学校の教室で…」
恵方巻でも楽しそうだよ、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「ぼくのお部屋で食べるより、教室の方が…」
ブルー 「羨ましがられるコースだと思うね、他の面子に」
クラスメイトに見せびらかして、と生徒会長が立てる親指。
ブルー 「他にオススメするとしたなら、早弁だよ」
一同 「「「早弁?」」」
ブルー 「節分の次の日、午前にグレイブ先生の授業が…」
確か1コマあったよね、と生徒会長が指す壁のカレンダー。
ブルー 「ウチの学校、早弁は原則、禁止なんだけど…」
キース 「俺とシロエとマツカは、公認だぞ」
サム 「あー、体育会系はオッケーだっけなあ…」
シロエ 「どうしても、お腹が減りますしね」
お昼休みにドカ食いよりは、と推奨です、とシロエ君。
シロエ 「なるほど、グレイブ先生の授業の前にですか…」
ブルー 「特別生の場合も、罰則の類は、基本、無いしさ」
早弁してても叱るのは無理、と生徒会長、ニヤッと。
ブルー 「グレイブに言えるの、嫌味だけだね」
ジョミー「いい御身分だな、って言うのが精一杯かあ…」
ブルー 「しかも高級料亭の恵方巻だよ?」
机の上に包装紙を置いておきたまえ、と勧める人。
ブルー 「きっと嫌味に捻りが入ると思うわけでさ」
シロエ 「本当の意味で、いい御身分ですしね…」
サム 「値札シールもいいんでねえの?」
一同 「「「イイネ!」」」
食べ切れなかった時はソレで、と意見が一致。
見せびらかし…。
2026/02/09 (Mon)
☆他の売り場にも
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
節分は生徒会長宅で豆をまくだけ、締めは恵方巻な方向で。
シロエ 「恵方巻、思いっ切り、食べまくれそうです」
マツカ 「割り込み予約する店は、決まりましたか?」
ジョミー「えっと…。デパ地下、調べ尽くしたっけ?」
サム 「済んだんでねえの、後は希望の人数をよ…」
纏めてマツカに丸投げだぜ、とサム君、親指をグッと。
サム 「他のは当日、デパ地下巡りってことでよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 節分にデパ地下、久しぶり!」
スウェナ「せっかくなんだし、上のフロアも見ましょうよ」
シロエ 「服とか、興味ないんですけど…」
何の魅力も感じませんよ、とシロエ君、バッサリ。
シロエ 「デパ地下だけで帰って、豆まきですね」
キース 「スポーツ用品の売り場にしたって、柔道のは…」
マツカ 「置いてませんし、覗いても意味は無いですよ」
ジョミー「オモチャ売り場も、低年齢層向けだしね…」
直帰するのがいいと思う、とジョミー君たちも却下。
ジョミー「早く帰って、ぶるぅの美味しいお菓子をさ…」
サム 「食う方が絶対、いいと思うぜ」
スウェナ「絶望的に頭が固い面子ね、呆れちゃうわよ…」
恵方巻なんて節分だけでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「もっと前からオープンしてる、特設売り場が…」
一同 「「「は?」」」
スウェナ「一部は、デパ地下にも展開してるわねえ…」
イートインまである勢いなのに、と呆れ果てた口調。
スウェナ「恵方巻と違って、無料配布の冊子も作ってて…」
キース 「そうか、チョコだな!?」
忘れ去っていたぞ、とキース君、手をポンと。
キース 「恵方巻よりも前から、定着してやがるのに…」
シロエ 「例の人たち、スルーですしね…」
ジョミー「厄介事に巻き込まれないせいで、影が薄いよ…」
スウェナ「だから、今年は楽しみましょうよ!」
お菓子嫌いはいないでしょ、と言ってますけど。
それはそう…。
2026/02/10 (Tue)
☆デパ地下でも欠席
初日が日曜なのが今年の二月で、生徒会長宅に集った面々。
節分に恒例の参拝はパスして、デパ地下に出掛ける相談中。
シロエ 「恵方巻を買い集めた後に、チョコなんですね?」
スウェナ「チョコの他にも、お菓子が色々来てるわよ」
ジョミー「らしいね、バレンタイン用に、あちこちから」
キース 「自分用のチョコが流行りだと聞くが…」
お値段の方もゴージャスそうだ、とキース君の苦笑い。
キース 「年に一度の機会なんだし、張り込みそうで…」
スウェナ「当たり前でしょ、海外からも売りに来るもの」
ジョミー「恵方巻より、高くつくとか?」
ぶるぅ 「そだね、チョコが一粒で、値段、ケーキと…」
変わらないのも多いんだよ、と料理上手なお子様の言。
ぶるぅ 「ホールケーキじゃなくって、小さいのだけど」
一同 「「「うーん…」」」
恵方巻の上を行く世界らしい、と呻くしかない価格設定。
シロエ 「あのぅ…。マツカ先輩、厚かましいお願いを…」
ジョミー「してもいいかな、友チョコってことで…」
マツカ 「かまいませんよ、お好きなチョコをどうぞ」
個数限定のも、お引き受けします、と太鼓判。
マツカ 「店によっては、そういう品もありますし…」
サム 「バッチリ確保してくれるのな?」
マツカ 「お任せ下さい」
一同 「「「イイネ!」」」
恵方巻とチョコで最高の節分、と皆が突き上げる拳。
シロエ 「やっぱり学校、休みますよね?」
スウェナ「デパートの開店の前に、並ぶしかないでしょ!」
ジョミー「欠席届けは、デパートに行くので、って?」
サム 「いいんでねえの?」
嫌味対策の方もいけるぜ、とサム君、ニヤリと。
サム 「グレイブ先生用のチョコも買うんで、ってよ…」
シロエ 「確かに強い理由ですよね…」
ジョミー「チョコのリクエスト、来たりするかな?」
キース 「ミシェル先生から貰うんだろうが、あるいは…」
注文の品がありそうかもな、とキース君が傾げる首。
どうなる…?
2026/02/11 (Wed)
☆デパ地下で欠席なら
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
恒例行事の節分参りをパスな相談、行先はデパートでして。
ジョミー「グレイブ先生、チョコのカタログ、見るかな?」
サム 「見てるんでねえの、ミシェル先生と一緒によ」
キース 「サプライズでチョコより、そっちだろうな」
ミシェル先生の性格からして、とキース君の分析。
キース 「どうせ買うなら、好みのド真ん中を狙うぞ」
シロエ 「言えてますよね、外した場合、キレそうですよ」
グレイブ先生じゃなくてミシェル先生が、とシロエ君。
シロエ 「高いのを買って来たのに、その顔は何よ、と…」
一同 「「「あー…」」」
ありそうすぎて、と一同、うんうん、と。
サム 「逆ギレってヤツな…」
キース 「グレイブ先生は愛妻家だが、裏を返せば…」
シロエ 「恐妻家だと思うわけですよ…」
ジョミー「チョコのカタログ、見せられる流れだよね…」
付箋つきのを、とジョミー君が軽く竦める肩。
ジョミー「候補のページに、ミシェル先生が貼っててさ…」
スウェナ「さりげなく、お値段、アピールなのよね…」
サム 「これより高いのはダメだから、ってえのも…」
シロエ 「無言で示して、その範囲内で選ぶ以外に…」
道が全く無さそうです、とシロエ君の苦笑。
シロエ 「欲しいチョコが高かった場合、ぼくたちに…」
サム 「リクエストするってえのは、アリだと思うぜ」
キース 「マツカがいるのが、分かってるしな…」
ジョミー「欠席届けで嫌味の代わりに、チョコの注文…」
ブルー 「やりかねないよね、他の生徒がいないトコでさ」
職員室にお呼び出しとか、と生徒会長の読み。
ブルー 「諸君、放課後に職員室まで来たまえ、って…」
シロエ 「便乗する先生、いそうなんですけど…」
サム 「ゼル先生とかだと、乗って来るよな…」
キース 「先生全員の分、義理チョコなのか…」
しかも値段は本命チョコで、と呻いてますけど。
ありそうで…。
2026/02/12 (Thu)
☆デパ地下はダメ
初日が日曜なのが今年の二月で、生徒会長宅に集った面々。
節分は豆まきで済ませて、デパ地下でチョコと恵方巻とか。
サム 「高い義理チョコになっても、マツカがいるしよ」
キース 「それを承知で、生徒にたかる教師というのも…」
シロエ 「なにしろ、ウチの学校ですしね…」
ジョミー「仕方ないよね、マツカ、頼んでもいい?」
凄い値段になりそうだけど、とジョミー君、一応、確認を。
ジョミー「ダメだった時は、先生たちにそう言わないと…」
マツカ 「大丈夫ですよ、お引き受けします」
一同 「「「イイネ!」」」
これで節分のプランは決まった、と纏まった相談。
シロエ 「では、明日は欠席届けを提出ですね?」
キース 「恵方巻を買いに行くので休みます、とな」
ジョミー「チョコ売り場の方は伏せておくわけ?」
サム 「言っちまったら、藪蛇になるしよ…」
デパ地下とだけでいいんでねえの、とサム君の言。
サム 「どうせ、グレイブ先生辺りがよ…」
シロエ 「ピンと来ますし、お呼び出しコースですってば」
スウェナ「間違いないわね…」
職員室で義理チョコのリストを貰う展開、と読める運命。
スウェナ「だけど、平和な節分でしょ?」
キース 「福は恵方巻で呼べばいけるし…」
サム 「恵方巻とチョコで楽しもうぜ!」
??? 「ちょっと待った!」
ダメすぎるから、とソルジャー(会話表記はAブルー)が。
Aブルー「福は貰いに行かないとさ!」
シロエ 「それは自分で行って下さい!」
ジョミー「キャプテンと二人で行けば充分!」
Aブルー「酷すぎるから!」
確か、前にも説明したよ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「面子が欠けたら、七福神様の覚えがさ…」
キース 「めでたくないとか言ってたんだな…」
Aブルー「そう! それじゃ困るし!」
シロエ 「ぼくたちの方は、平気ですけど?」
サム 「福が集まるトコへ行くしよ…」
御祈祷済みの恵方巻でよ、と返してますけど。
さて…?
2026/02/13 (Fri)
☆絵馬と願い事
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
節分はデパ地下で恵方巻を買う方向ですけど、乱入した人。
Aブルー「君たちは良くても、ぼくは困るよ!」
サム 「いいじゃねえかよ、厄ばっか持ち込むしよ…」
キース 「たまには控えて欲しいものだな」
今年くらい、とキース君、ズイと。
キース 「俺たちの方にも、福を貰う権利が存在するぞ」
シロエ 「例年、節分は逆になっているのが現状ですし…」
ジョミー「見逃してくれてもいいと思うな…」
恵方巻は買って来るからさ、とジョミー君の提案が。
ジョミー「チョコも好みのヤツがあったら、片っ端から…」
スウェナ「買って来るわよ、それでいいでしょ?」
Aブルー「良くないってば!」
真剣に福が欲しいんだから、とソルジャー、譲らず。
Aブルー「そりゃさ、福笹の絵馬に書くのはアレだけど…」
シロエ 「書かないで、お参りしてくれるんですか?」
キース 「あの願い事だけは、マジで勘弁して欲しい…」
来年は書かない方向で頼む、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「すれ違う人が、注目している気がして…」
ジョミー「だよねえ、あんなの書く人、いないしさ…」
シロエ 「神社によっては、アリなんでしょうけど…」
一般人向けの場所じゃありませんよ、とシロエ君。
シロエ 「七福神様に頼むようなヤツじゃないです」
キース 「まったくだ…」
Aブルー「そう言うけどねえ、アレが叶うと色々と…」
有難い福がドッサリでさ、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「いいかい、夫婦和合なんだよ?」
シロエ 「知ってますって!」
Aブルー「じゃあさ、それに伴う条件の方は?」
一同 「「「は?」」」
条件とは、と皆が見合わせる顔。
シロエ 「…どういう意味です?」
Aブルー「ぼくとハーレイの絆なんだけれどね?」
キース 「当然だろう!」
Aブルー「其処を考えてくれたまえ!」
熟考すれば分かると思う、と言ってますけど。
何を…?
2026/02/14 (Sat)
☆サボるためには
初日が日曜なのが今年の二月、生徒会長宅で節分の相談中。
お参りは行かずにデパ地下で恵方巻、そういう方向でして。
シロエ 「迷惑すぎる、というのが分かるだけですけど?」
キース 「俺もだ。セットで押し掛けて来るんだしな」
ジョミー「行きのバスでも、酷い目に遭わされるんだし…」
他人のふりして座るしかないのに、とジョミー君も。
ジョミー「あんな座り方、嫌すぎるってば!」
サム 「マジで目立つし、最悪ってヤツでよ…」
シロエ 「絆なんかは要りませんから、普通に座って…」
キース 「乗ってくれれば、少しはマシなんだろうが…」
とにかく今年は別行動だ、とキース君、ピシャリ。
キース 「あんたたちだけで行って来てくれ!」
Aブルー「仲間たちの命がかかってるのに!?」
一同 「「「は?」」」
仲間たちとは、と首を傾げる御一同様。
キース 「おい、物騒な物言いだな?」
ジョミー「何処から、そういう話になるのさ?」
シロエ 「お願い事は、船の安全とかとは違いますよね?」
Aブルー「考えてくれたまえ、と言った筈だけど?」
ぼくとハーレイの絆について、とソルジャーの切り返し。
Aブルー「いいかい、ぼくはソルジャー、ハーレイは何?」
サム 「キャプテンじゃねえかよ」
Aブルー「他のみんなも分かってるよね?」
此処が大事なポイントだけど、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「ソルジャーとキャプテン、船のトップでさ…」
シロエ 「しょっちゅうサボッて休暇ですよね?」
Aブルー「休暇が取れるの、夫婦和合の御利益なんだよ?」
お蔭で二人で羽を伸ばせる、とニコニコと。
Aブルー「こっちの世界で温泉だろうが、食事だろうが…」
キース 「船のヤツらには、いい迷惑だと思うぞ…」
サム 「サボりまくって、特別休暇でよ…」
Aブルー「船の安全が保障されていないと、サボれないよ」
一同 「「「うーん…」」」
それはそうかも、と思わざるを得ない言い分ですけど。
本当に…?
2026/02/15 (Sun)
さて、2月。節分の季節で、今年の恵方は南南東ですけど。
月初めの1日は週末で日曜日、生徒会長宅に来ている面々。
シロエ 「今年の節分、何処へ行くんですか?」
サム 「そういや、昨日、その話、出なかったっけな?」
ジョミー「みんな、忘れていたかったんじゃないの?」
無意識の内にさ、とジョミー君が竦める肩。
ジョミー「切羽詰まらないと、話題にしたくないしね…」
スウェナ「流石に、今日は逃げられないわね…」
シロエ 「明後日の話ですからね…」
欠席届けも明日には出さないと、とシロエ君。
シロエ 「無断欠席だと、グレイブ先生が嫌味でしょう?」
サム 「届けを出したら、それはそれでよ…」
ジョミー「諸君、いい御身分だな、で来るんだけどさ…」
出さなかったら、もっと酷くなるのは確実、と溜息MAX。
ジョミー「最初のハードル、其処なんだよね…」
ブルー 「出さないというのも、アリだと思うよ」
シロエ 「後で嫌味じゃないですか!」
スウェナ「嫌味は軽い方がマシだわ、定型文で充分!」
いい御身分だな、なら慣れっこだわよ、という声が。
スウェナ「どうせ毎年、言われてるんだし…」
サム 「波風を立てる必要ねえもんな…」
キース 「同感だ…」
明日は出すぞ、とキース君も。
キース 「節分に行くので休みます、と…」
ブルー 「出す気なのかい?」
キース 「俺も嫌味は軽めの方が嬉しいからな」
ブルー 「律儀すぎるよ…」
スルーする手もあると思う、と生徒会長が立てる人差し指。
ブルー 「節分だけで済ませれば、万事オッケー!」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「言葉通りの意味だってば!」
節分参りは必須じゃないし、と生徒会長が指すカレンダー。
ブルー 「豆まきだけで鬼が出てく日で、恵方巻だって…」
キース 「福を呼ぶために食べるんだったな」
ブルー 「必須じゃないよ」
一同 「「「は?」」」
どういう意味だ、と顔を見合わせる面々ですけど。
謎台詞…。
2026/02/01 (Sun)
☆節分と行事食
今年も節分の季節が来まして、月初めの日曜は生徒会長宅。
明日には欠席届けを出して、節分参りに行く気の御一同様。
ブルー 「恵方巻は、節分の行事食じゃないしね」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「節分と言ったら、イワシだってば!」
ヒイラギの枝に頭を刺すヤツで、と生徒会長の説明が。
ブルー 「アレの匂いとヒイラギの棘で、鬼を追うんだよ」
ジョミー「そういう理由で、アレがあるんだ?」
スウェナ「あんまり見掛けないわよね…」
キース 「檀家さんの家でも、殆ど見ないな」
だが節分の定番ではある、とキース君も。
キース 「やいかがし、という立派な名前もあるしな」
サム 「お前の家って、つけてたっけか?」
キース 「いや、寺だけに、生臭モノはアウトだし…」
知識だけだ、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「寺の鬼除けは、山門前の結界の柵で…」
シロエ 「サンタクロースでも、断れるヤツでしたよね?」
キース 「善意のサンタも入れないわけで、鬼なぞは…」
サム 「入れねえよなあ…」
もしかしてイワシも食わねえのかよ、とサム君の問い。
サム 「イワシの頭は、必要ねえしよ…」
キース 「行事食だし、食ってるんだが…」」
なにしろ鬼も逃げる匂いで…、と深い溜息。
キース 「家で焼くのは臭すぎる上に、宿坊の厨房も…」
シロエ 「匂いが出るのでダメなんですか?」
キース 「ああ。店で調理済みのを買って帰って…」
レンジでチンが定番なんだ、と嘆く環境。
キース 「その点、恵方巻は匂い問題も無くて嬉しい」
ブルー 「そうだろうねえ…」
新参者の行事食でも、と生徒会長のクスクス笑い。
ブルー 「由来は海苔の販促用で、歴史も浅いしさ…」
一同 「「「は?」」」
ブルー 「さっき言ったよ、行事食じゃないって」
シロエ 「海苔がどうのと聞こえましたが…?」
ブルー 「そう言ったけどねえ?」
恵方巻と言えば海苔巻だしさ、と言ってますけど。
えっと…?
2026/02/02 (Mon)
☆恵方巻の発端
節分のシーズン到来とはいえ、月初めは日曜で生徒会長宅。
当日は欠席届けで欠席、節分参りに行くのが定番ですけど。
シロエ 「確かに、恵方巻には海苔が欠かせませんよね」
スウェナ「変わり種だと、使わないヤツもあるわよ?」
ジョミー「お菓子のもあるよね、恵方巻ロールとか…」
ケーキには海苔は使わないよ、とジョミー君も。
ジョミー「スポンジケーキで巻いてあるしさ…」
ブルー 「いいんじゃないかな、元の意義からズレてても」
一同 「「「えっと…?」」」
ブルー 「海苔の販促用に、広めたヤツが恵方巻!」
バレンタインデーのチョコみたいにね、と生徒会長。
ブルー 「バレンタインデーも、チョコの贈り物はさ…」
キース 「この国だけだという話だな」
ブルー 「お蔭で、海外からチョコの売り込みに来るよね」
自分の国で忙しかったら来るわけがない、と鋭い指摘。
ブルー 「年に一度の書き入れ時に、パティシエ自ら…」
スウェナ「イベに来るなんて、有り得ないわね…」
ブルー 「この国の稼ぎ時だし、攻めて来るという勘定!」
恵方巻の発端も、それに似ている、と生徒会長、クスッと。
ブルー 「元々は、何処かの遊郭の中の行事で…」
シロエ 「恵方巻自体は、あったんですか?」
ブルー 「そう言われてるね、丸かじりも、其処のお約束」
客と御縁が切れないように、切ったらダメ、という理由。
ブルー 「縁起担ぎで恵方を向いて、切らずに丸ごと…」
ジョミー「食べていたわけ?」
ブルー 「そう聞いてるけど、流石に、ぼくも当時には…」
行ってないから、目撃してない、と苦笑い。
ブルー 「其処に目を付けたのが、仕掛け人だよ」
シロエ 「販促用だと言ってましたね?」
海苔を売り込もうとしたんですか、とシロエ君の問い。
シロエ 「丑の日のウナギも、販促用だったそうですが…」
ブルー 「ピンポーン!」
一同 「「「ええ…」」」
恵方巻は海苔が起源か、と皆が驚いてますけど。
販促用だと…?
2026/02/03 (Tue)
☆重要ではないイベ
今年も節分の季節到来、月初めは日曜日なので生徒会長宅。
お参りの行先を相談するつもりが、恵方巻にズレている今。
シロエ 「海苔なんか売り込んで、得なんでしょうか?」
ブルー 「売ってる方には、切実な問題だったらしいよ」
冬場は海苔が売れなかったそうで、と生徒会長の説明が。
ブルー 「寒い季節は、他の食べ物に走っちゃって…」
サム 「鍋には、海苔は入れねえよなあ…」
ジョミー「締めの雑炊に、散らす程度だよね…」
スウェナ「お寿司も、寒すぎる日には、避けたいわよ…」
海苔の出番は少なそうね、とスウェナちゃんも。
スウェナ「だけど、恵方巻と言われたら、みんな食べるし」
ブルー 「仕掛けた方も、今ほどのブームになるとは…」
キース 「多分、思っていなかったろうな…」
廃棄処分で問題視される勢いで、とキース君、合掌。
キース 「その内に、恵方巻供養が出て来そうだぞ」
サム 「売れ残って捨てられたヤツを、供養するのな?」
キース 「寿司業界を相手に据えれば、成り立ちそうだ」
寺の節分の新しい行事で、と副住職が繰る数珠レット。
キース 「既に手掛けている寺も、無いとは言えんな」
シロエ 「宗派が違うと、情報、入りにくいですしね」
キース 「そうなんだ。残念ながら、横の繋がりは弱めで」
個人的に知り合いがいない限りは、最新情報は無理だとか。
キース 「しかし、恵方巻が単なる海苔の販促用とは…」
ブルー 「ホントだってば、だからそんなに…」
重要なイベではないんだよね、と生徒会長、キッパリ。
ブルー 「スルーしたって、叱られないし…」
キース 「豆まきだけで、いいというわけだな?」
ブルー 「ピンポーン!」
豆まきだけでも問題ないよ、と親指をグッと。
ブルー 「家中の部屋で豆をまいたら、締めは玄関で…」
キース 「鬼は外、と豆をまくのが作法だが…」
ブルー 「それでおしまい!」
シンプルだけど正式な節分、と目がマジですけど。
それだけ…?
2026/02/04 (Wed)
☆デパ地下もいいかも
節分の季節到来でして、月初めの日曜は生徒会長宅な面々。
明後日に控えた節分のお参り、行先を相談する筈でしたが。
シロエ 「今年の節分は、そうするわけですか?」
ブルー 「安全圏で過ごしたいなら、オススメだけどね?」
豆まきしか無いと、厄介な人はどうするかな、と生徒会長。
ブルー 「わざわざ此処まで来ると思うのかい?」
サム 「んなわけねえよな…」
スウェナ「豆まきだけなら、向こうの世界で可能だわね…」
シロエ 「掃除係が困る可能性はあるんですけど…」
青の間の構造、同じでしたよね、とシロエ君が確認。
シロエ 「会長用のソルジャーの部屋と、全く同じで…」
ブルー 「そう聞いているよ」
シロエ 「豆まきに向いてる部屋じゃないです…」
巨大水槽に豆をまいてもいいんでしょうか、と質問が。
シロエ 「浄化用のシステムに、トラブルが起きるとか…」
ブルー 「その心配は無いと思うけど、豆を拾うのに…」
掃除係が困るだろうね、と生徒会長、マジレス。
ブルー 「一つずつ拾い集めて、剥がれた皮も回収で…」
一同 「「「あー…」」」
しかも一粒や二粒じゃないし、と容易に想像出来る惨状。
ブルー 「もしも実行しようとしたなら、止められるかと」
ジョミー「キャプテンにだよね?」
ブルー 「あれでも、常識は備わってるしさ…」
ついでに船の責任者だし、と生徒会長の苦笑。
ブルー 「豆まきは諦めざるを得ないし、かといって…」
シロエ 「こっちに来たって、豆まきですよね…」
ブルー 「イワシくらいは御馳走するけどね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 恵方巻もね!」
やっぱり流行りに乗らなくっちゃ、と料理上手なお子様。
ぶるぅ 「デパ地下に行けば、いろんなのが揃うもんね!」
サム 「みんなで買いに行くのも、アリなんでねえの?」
シロエ 「面白そうです、ご祈祷済みのを…」
ジョミー「集めればさ…」
七福神巡りと同じ効果かも、と言ってますけど。
デパ地下巡り…?
2026/02/05 (Thu)
☆デパ地下で御利益
今年も節分が来ますけれども、月初めは日曜で生徒会長宅。
お参りに行く先の話から変わって、豆まきだけという説が。
キース 「そうか、ご祈祷済みの恵方巻も多いんだったな」
シロエ 「神社ばかりになる気はしますけど…」
ジョミー「七福神以外も、入っていたと思うよ」
サム 「お稲荷さんのは、ガチで存在してる筈だぜ」
いなり寿司じゃねえから、記憶が鮮明で、とサム君の証言。
サム 「祈祷するのは、海苔らしいしよ…」
シロエ 「らしいですねえ、賞味期限の関係でしょうか」
スウェナ「どっちかと言えば、数の問題なんじゃないの?」
山と積まれた巻き寿司より、海苔が簡単、という声が。
スウェナ「何百枚でも、一度に祈祷できるでしょ?」
一同 「「「あー…」」」
それは確かに、と皆が納得する海苔の御祈祷。
サム 「そういや祝詞も、纏められるんだっけな…」
ジョミー「大きな神社で、いろんな人のを、いっぺんに…」
シロエ 「祈祷しますよね、七五三と合格祈願でも…」
ブルー 「祝詞は、その都度、書き下ろしだしねえ…」
願い事を纏めていてもオッケー、と生徒会長の解説が。
ブルー 「今の時期なら、合格祈願と海苔のセットも…」
ジョミー「出来るわけだね、やらないだろうけど…」
サム 「合格祈願のヤツから、クレーム来そうだぜ…」
神社は無理だし、店の方によ、とサム君が竦める肩。
サム 「でなきゃ、SNSで拡散でよ…」
シロエ 「あそこの店の恵方巻が憎い、と恨み節ですか…」
サム 「俺が落ちたら、海苔のせいだ、ってヤツな…」
一同 「「「うーん…」」」
ツキが落ちそうな話ではある、と頷くしかない嫌な展開。
スウェナ「やっぱり、海苔だけ御祈祷だわね…」
ジョミー「御利益があれば、他所の店のと相乗りでもさ…」
サム 「許せちまうぜ!」
シロエ 「デパ地下に出掛けて、各種、買い集めますか?」
七福神を超える御利益巡り、と盛り上がってますけど。
恵方巻で…?
2026/02/06 (Fri)
☆直前でも予約可
節分を控えた月初めの日曜、生徒会長宅に集った御一同様。
お参りに行く先の話が、デパ地下で恵方巻を買う方向へと。
サム 「妙なヤツらは来ねえコースで、平和だよなあ…」
ジョミー「恵方巻の食べ比べだって、出来ちゃうしね」
キース 「予算に制限は無さそうだしな」
ぶるぅ 「そだね、ブルー、みんなに好きなだけ恵方巻!」
大盤振舞いしなくっちゃ、と飛び跳ねているお子様。
ぶるぅ 「料亭のヤツも、買って貰っていいでしょ?」
ブルー 「あの厄介なのが来ないわけだし、お祝いで…」
パァーッと景気よく、と生徒会長も。
ブルー 「流石にデパ地下、買い占めは無理だけどさ…」
マツカ 「及ばずながら、お手伝いさせて頂きます」
一同 「「「イイネ!」」」
マツカがスポンサーにつけば最強、と皆が歓声。
シロエ 「いっそ料亭のを、片っ端からいきますか?」
スウェナ「予約で完売してる所もある筈だわよ?」
ジョミー「其処はマツカに頼み込んだら、いいと思うよ」
マツカ 「もちろん、手配は出来ますから」
おせちと違って、直前でも割り込み可能で、と御曹司。
マツカ 「当日の朝の仕入れまでに、間に合わせれば…」
シロエ 「ちゃんと作って貰えるんですね?」
マツカ 「ええ。料亭自体は、普通に営業ですからね」
ご来店のお客様用に作りますよ、と言われれば、そう。
マツカ 「お好みの店を言って頂ければ…」
キース 「まずは、デパ地下の品揃えを確認だな」
シロエ 「えっと…。此処のデパートだと、この店と…」
此処が予約になっていますね、とシロエ君がスマホで検索。
シロエ 「マツカ先輩、どうでしょう?」
マツカ 「父が懇意にしていますから…」
すぐにでも、とマツカ君の頼もしい笑み。
マツカ 「執事に連絡しますので、他のデパートも…」
スウェナ「予約完売の分をチェックするのね?」
マツカ 「欲しい店のと…」
希望の人数を出して下さい、との声で皆がスマホを。
割り込み予約…。
2026/02/07 (Sat)
☆去年までの分も
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
明後日が節分なんですけれど、豆まきだけで済ませる方向。
キース 「この店も予約の分は完売だが、美味い筈だな?」
ブルー 「其処のはオススメ!」
シロエ 「会長、食べたことがあるんですか?」
ブルー 「君たちと出会う前に、何度か」
ぶるぅも気に入っていた店のヤツだね、と生徒会長。
ブルー 「恵方巻は今も皆で食べるけど、予約まではさ…」
ぶるぅ 「してないもんね、どうなるか分かんないし…」
一同 「「「あー…」」」
大迷惑な輩が湧いて出るせいか、と嫌すぎる事情。
シロエ 「それで毎年、ぶるぅの手作りなんですね…」
サム 「プラス、スーパーの予約品な…」
ジョミー「今までの憂さを晴らさないとね…」
美味しそうな店を探すしか、と皆が真剣に眺めるスマホ。
スウェナ「此処も予約が完売してるわ、どうなのかしら?」
マツカ 「美味しいですよ、去年、残り物で食べました」
一同 「「「は?」」」
残り物とは、と皆の視線がマツカ君に。
シロエ 「どういう意味です、予約で完売の人気商品が…」
サム 「残り物であるってえのは、何なんだよ?」
マツカ 「すみません、説明不足でした…」
翌朝に食べた残り物です、とマツカ君の苦笑。
マツカ 「父たちは当日に食べたんですけど、ぼくは…」
ジョミー「そっか、ぼくたちと一緒だったから…」
サム 「家に帰るの、遅かったわけな…」
マツカ 「夜食に恵方巻を食べるには、少しばかり…」
遅すぎましたね、とマツカ君が軽く竦める肩。
マツカ 「恵方巻は、此処で食べていますし…」
シロエ 「次の日の朝に、朝ご飯ですか…」
朝からゴージャスに食べたんですね、とシロエ君。
シロエ 「羨ましすぎます、予約するしか…」
サム 「当たり前だぜ!」
マツカ 「では、此処のは全員分ですね?」
一同 「「「イイネ!」」」
それで決まりだ、と盛り上がってますけど。
太っ腹…。
2026/02/08 (Sun)
☆余った時は早弁
初日が日曜なのが今年の二月で、生徒会長宅で過ごす面々。
明後日の節分は豆まきだけで済ませて、恵方巻に全力投球。
ジョミー「恵方巻、一人で何本くらいになるんだろうね?」
シロエ 「さあ…? 食べ切れなかった場合は、去年の…」
マツカ先輩の真似でいいでしょう、とシロエ君。
シロエ 「持って帰って次の日の朝、食べるんですよ」
サム 「モノによっては、昼飯もいけそうだぜ?」
ぶるぅ 「そだね、預かっておくから、学校の教室で…」
恵方巻でも楽しそうだよ、と料理上手なお子様も。
ぶるぅ 「ぼくのお部屋で食べるより、教室の方が…」
ブルー 「羨ましがられるコースだと思うね、他の面子に」
クラスメイトに見せびらかして、と生徒会長が立てる親指。
ブルー 「他にオススメするとしたなら、早弁だよ」
一同 「「「早弁?」」」
ブルー 「節分の次の日、午前にグレイブ先生の授業が…」
確か1コマあったよね、と生徒会長が指す壁のカレンダー。
ブルー 「ウチの学校、早弁は原則、禁止なんだけど…」
キース 「俺とシロエとマツカは、公認だぞ」
サム 「あー、体育会系はオッケーだっけなあ…」
シロエ 「どうしても、お腹が減りますしね」
お昼休みにドカ食いよりは、と推奨です、とシロエ君。
シロエ 「なるほど、グレイブ先生の授業の前にですか…」
ブルー 「特別生の場合も、罰則の類は、基本、無いしさ」
早弁してても叱るのは無理、と生徒会長、ニヤッと。
ブルー 「グレイブに言えるの、嫌味だけだね」
ジョミー「いい御身分だな、って言うのが精一杯かあ…」
ブルー 「しかも高級料亭の恵方巻だよ?」
机の上に包装紙を置いておきたまえ、と勧める人。
ブルー 「きっと嫌味に捻りが入ると思うわけでさ」
シロエ 「本当の意味で、いい御身分ですしね…」
サム 「値札シールもいいんでねえの?」
一同 「「「イイネ!」」」
食べ切れなかった時はソレで、と意見が一致。
見せびらかし…。
2026/02/09 (Mon)
☆他の売り場にも
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
節分は生徒会長宅で豆をまくだけ、締めは恵方巻な方向で。
シロエ 「恵方巻、思いっ切り、食べまくれそうです」
マツカ 「割り込み予約する店は、決まりましたか?」
ジョミー「えっと…。デパ地下、調べ尽くしたっけ?」
サム 「済んだんでねえの、後は希望の人数をよ…」
纏めてマツカに丸投げだぜ、とサム君、親指をグッと。
サム 「他のは当日、デパ地下巡りってことでよ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 節分にデパ地下、久しぶり!」
スウェナ「せっかくなんだし、上のフロアも見ましょうよ」
シロエ 「服とか、興味ないんですけど…」
何の魅力も感じませんよ、とシロエ君、バッサリ。
シロエ 「デパ地下だけで帰って、豆まきですね」
キース 「スポーツ用品の売り場にしたって、柔道のは…」
マツカ 「置いてませんし、覗いても意味は無いですよ」
ジョミー「オモチャ売り場も、低年齢層向けだしね…」
直帰するのがいいと思う、とジョミー君たちも却下。
ジョミー「早く帰って、ぶるぅの美味しいお菓子をさ…」
サム 「食う方が絶対、いいと思うぜ」
スウェナ「絶望的に頭が固い面子ね、呆れちゃうわよ…」
恵方巻なんて節分だけでしょ、とスウェナちゃん。
スウェナ「もっと前からオープンしてる、特設売り場が…」
一同 「「「は?」」」
スウェナ「一部は、デパ地下にも展開してるわねえ…」
イートインまである勢いなのに、と呆れ果てた口調。
スウェナ「恵方巻と違って、無料配布の冊子も作ってて…」
キース 「そうか、チョコだな!?」
忘れ去っていたぞ、とキース君、手をポンと。
キース 「恵方巻よりも前から、定着してやがるのに…」
シロエ 「例の人たち、スルーですしね…」
ジョミー「厄介事に巻き込まれないせいで、影が薄いよ…」
スウェナ「だから、今年は楽しみましょうよ!」
お菓子嫌いはいないでしょ、と言ってますけど。
それはそう…。
2026/02/10 (Tue)
☆デパ地下でも欠席
初日が日曜なのが今年の二月で、生徒会長宅に集った面々。
節分に恒例の参拝はパスして、デパ地下に出掛ける相談中。
シロエ 「恵方巻を買い集めた後に、チョコなんですね?」
スウェナ「チョコの他にも、お菓子が色々来てるわよ」
ジョミー「らしいね、バレンタイン用に、あちこちから」
キース 「自分用のチョコが流行りだと聞くが…」
お値段の方もゴージャスそうだ、とキース君の苦笑い。
キース 「年に一度の機会なんだし、張り込みそうで…」
スウェナ「当たり前でしょ、海外からも売りに来るもの」
ジョミー「恵方巻より、高くつくとか?」
ぶるぅ 「そだね、チョコが一粒で、値段、ケーキと…」
変わらないのも多いんだよ、と料理上手なお子様の言。
ぶるぅ 「ホールケーキじゃなくって、小さいのだけど」
一同 「「「うーん…」」」
恵方巻の上を行く世界らしい、と呻くしかない価格設定。
シロエ 「あのぅ…。マツカ先輩、厚かましいお願いを…」
ジョミー「してもいいかな、友チョコってことで…」
マツカ 「かまいませんよ、お好きなチョコをどうぞ」
個数限定のも、お引き受けします、と太鼓判。
マツカ 「店によっては、そういう品もありますし…」
サム 「バッチリ確保してくれるのな?」
マツカ 「お任せ下さい」
一同 「「「イイネ!」」」
恵方巻とチョコで最高の節分、と皆が突き上げる拳。
シロエ 「やっぱり学校、休みますよね?」
スウェナ「デパートの開店の前に、並ぶしかないでしょ!」
ジョミー「欠席届けは、デパートに行くので、って?」
サム 「いいんでねえの?」
嫌味対策の方もいけるぜ、とサム君、ニヤリと。
サム 「グレイブ先生用のチョコも買うんで、ってよ…」
シロエ 「確かに強い理由ですよね…」
ジョミー「チョコのリクエスト、来たりするかな?」
キース 「ミシェル先生から貰うんだろうが、あるいは…」
注文の品がありそうかもな、とキース君が傾げる首。
どうなる…?
2026/02/11 (Wed)
☆デパ地下で欠席なら
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
恒例行事の節分参りをパスな相談、行先はデパートでして。
ジョミー「グレイブ先生、チョコのカタログ、見るかな?」
サム 「見てるんでねえの、ミシェル先生と一緒によ」
キース 「サプライズでチョコより、そっちだろうな」
ミシェル先生の性格からして、とキース君の分析。
キース 「どうせ買うなら、好みのド真ん中を狙うぞ」
シロエ 「言えてますよね、外した場合、キレそうですよ」
グレイブ先生じゃなくてミシェル先生が、とシロエ君。
シロエ 「高いのを買って来たのに、その顔は何よ、と…」
一同 「「「あー…」」」
ありそうすぎて、と一同、うんうん、と。
サム 「逆ギレってヤツな…」
キース 「グレイブ先生は愛妻家だが、裏を返せば…」
シロエ 「恐妻家だと思うわけですよ…」
ジョミー「チョコのカタログ、見せられる流れだよね…」
付箋つきのを、とジョミー君が軽く竦める肩。
ジョミー「候補のページに、ミシェル先生が貼っててさ…」
スウェナ「さりげなく、お値段、アピールなのよね…」
サム 「これより高いのはダメだから、ってえのも…」
シロエ 「無言で示して、その範囲内で選ぶ以外に…」
道が全く無さそうです、とシロエ君の苦笑。
シロエ 「欲しいチョコが高かった場合、ぼくたちに…」
サム 「リクエストするってえのは、アリだと思うぜ」
キース 「マツカがいるのが、分かってるしな…」
ジョミー「欠席届けで嫌味の代わりに、チョコの注文…」
ブルー 「やりかねないよね、他の生徒がいないトコでさ」
職員室にお呼び出しとか、と生徒会長の読み。
ブルー 「諸君、放課後に職員室まで来たまえ、って…」
シロエ 「便乗する先生、いそうなんですけど…」
サム 「ゼル先生とかだと、乗って来るよな…」
キース 「先生全員の分、義理チョコなのか…」
しかも値段は本命チョコで、と呻いてますけど。
ありそうで…。
2026/02/12 (Thu)
☆デパ地下はダメ
初日が日曜なのが今年の二月で、生徒会長宅に集った面々。
節分は豆まきで済ませて、デパ地下でチョコと恵方巻とか。
サム 「高い義理チョコになっても、マツカがいるしよ」
キース 「それを承知で、生徒にたかる教師というのも…」
シロエ 「なにしろ、ウチの学校ですしね…」
ジョミー「仕方ないよね、マツカ、頼んでもいい?」
凄い値段になりそうだけど、とジョミー君、一応、確認を。
ジョミー「ダメだった時は、先生たちにそう言わないと…」
マツカ 「大丈夫ですよ、お引き受けします」
一同 「「「イイネ!」」」
これで節分のプランは決まった、と纏まった相談。
シロエ 「では、明日は欠席届けを提出ですね?」
キース 「恵方巻を買いに行くので休みます、とな」
ジョミー「チョコ売り場の方は伏せておくわけ?」
サム 「言っちまったら、藪蛇になるしよ…」
デパ地下とだけでいいんでねえの、とサム君の言。
サム 「どうせ、グレイブ先生辺りがよ…」
シロエ 「ピンと来ますし、お呼び出しコースですってば」
スウェナ「間違いないわね…」
職員室で義理チョコのリストを貰う展開、と読める運命。
スウェナ「だけど、平和な節分でしょ?」
キース 「福は恵方巻で呼べばいけるし…」
サム 「恵方巻とチョコで楽しもうぜ!」
??? 「ちょっと待った!」
ダメすぎるから、とソルジャー(会話表記はAブルー)が。
Aブルー「福は貰いに行かないとさ!」
シロエ 「それは自分で行って下さい!」
ジョミー「キャプテンと二人で行けば充分!」
Aブルー「酷すぎるから!」
確か、前にも説明したよ、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「面子が欠けたら、七福神様の覚えがさ…」
キース 「めでたくないとか言ってたんだな…」
Aブルー「そう! それじゃ困るし!」
シロエ 「ぼくたちの方は、平気ですけど?」
サム 「福が集まるトコへ行くしよ…」
御祈祷済みの恵方巻でよ、と返してますけど。
さて…?
2026/02/13 (Fri)
☆絵馬と願い事
今年の二月は初日が日曜、生徒会長宅に来ている御一同様。
節分はデパ地下で恵方巻を買う方向ですけど、乱入した人。
Aブルー「君たちは良くても、ぼくは困るよ!」
サム 「いいじゃねえかよ、厄ばっか持ち込むしよ…」
キース 「たまには控えて欲しいものだな」
今年くらい、とキース君、ズイと。
キース 「俺たちの方にも、福を貰う権利が存在するぞ」
シロエ 「例年、節分は逆になっているのが現状ですし…」
ジョミー「見逃してくれてもいいと思うな…」
恵方巻は買って来るからさ、とジョミー君の提案が。
ジョミー「チョコも好みのヤツがあったら、片っ端から…」
スウェナ「買って来るわよ、それでいいでしょ?」
Aブルー「良くないってば!」
真剣に福が欲しいんだから、とソルジャー、譲らず。
Aブルー「そりゃさ、福笹の絵馬に書くのはアレだけど…」
シロエ 「書かないで、お参りしてくれるんですか?」
キース 「あの願い事だけは、マジで勘弁して欲しい…」
来年は書かない方向で頼む、とキース君が繰る数珠レット。
キース 「すれ違う人が、注目している気がして…」
ジョミー「だよねえ、あんなの書く人、いないしさ…」
シロエ 「神社によっては、アリなんでしょうけど…」
一般人向けの場所じゃありませんよ、とシロエ君。
シロエ 「七福神様に頼むようなヤツじゃないです」
キース 「まったくだ…」
Aブルー「そう言うけどねえ、アレが叶うと色々と…」
有難い福がドッサリでさ、とソルジャー、目がマジ。
Aブルー「いいかい、夫婦和合なんだよ?」
シロエ 「知ってますって!」
Aブルー「じゃあさ、それに伴う条件の方は?」
一同 「「「は?」」」
条件とは、と皆が見合わせる顔。
シロエ 「…どういう意味です?」
Aブルー「ぼくとハーレイの絆なんだけれどね?」
キース 「当然だろう!」
Aブルー「其処を考えてくれたまえ!」
熟考すれば分かると思う、と言ってますけど。
何を…?
2026/02/14 (Sat)
☆サボるためには
初日が日曜なのが今年の二月、生徒会長宅で節分の相談中。
お参りは行かずにデパ地下で恵方巻、そういう方向でして。
シロエ 「迷惑すぎる、というのが分かるだけですけど?」
キース 「俺もだ。セットで押し掛けて来るんだしな」
ジョミー「行きのバスでも、酷い目に遭わされるんだし…」
他人のふりして座るしかないのに、とジョミー君も。
ジョミー「あんな座り方、嫌すぎるってば!」
サム 「マジで目立つし、最悪ってヤツでよ…」
シロエ 「絆なんかは要りませんから、普通に座って…」
キース 「乗ってくれれば、少しはマシなんだろうが…」
とにかく今年は別行動だ、とキース君、ピシャリ。
キース 「あんたたちだけで行って来てくれ!」
Aブルー「仲間たちの命がかかってるのに!?」
一同 「「「は?」」」
仲間たちとは、と首を傾げる御一同様。
キース 「おい、物騒な物言いだな?」
ジョミー「何処から、そういう話になるのさ?」
シロエ 「お願い事は、船の安全とかとは違いますよね?」
Aブルー「考えてくれたまえ、と言った筈だけど?」
ぼくとハーレイの絆について、とソルジャーの切り返し。
Aブルー「いいかい、ぼくはソルジャー、ハーレイは何?」
サム 「キャプテンじゃねえかよ」
Aブルー「他のみんなも分かってるよね?」
此処が大事なポイントだけど、とソルジャー、腕組み。
Aブルー「ソルジャーとキャプテン、船のトップでさ…」
シロエ 「しょっちゅうサボッて休暇ですよね?」
Aブルー「休暇が取れるの、夫婦和合の御利益なんだよ?」
お蔭で二人で羽を伸ばせる、とニコニコと。
Aブルー「こっちの世界で温泉だろうが、食事だろうが…」
キース 「船のヤツらには、いい迷惑だと思うぞ…」
サム 「サボりまくって、特別休暇でよ…」
Aブルー「船の安全が保障されていないと、サボれないよ」
一同 「「「うーん…」」」
それはそうかも、と思わざるを得ない言い分ですけど。
本当に…?
2026/02/15 (Sun)
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