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シャングリラ学園つれづれ語り
☆乗り切れた先月


さて、三月。初日が日曜とあって、生徒会長宅な御一同様。
春休みは当分先の話で、雛祭りとも無関係なわけですけど。

シロエ 「先月は無事に乗り切れましたね」
キース 「ああ。例年、二月は最悪な筈なんだが…」
ジョミー「節分で幕を開けるしね…」

今年の節分は奇跡だったよ、とジョミー君、回想モード。

ジョミー「まさか平穏無事に解散なんて、思わないって!」
サム  「あいつら、サッサと帰っちまってよ…」
スウェナ「節分イワシと恵方巻で、盛り上がったわよね」
シロエ 「例年だったら、疲れ切ってて、黙々と食べて…」

黙って食べるものではありますが、とシロエ君も。

シロエ 「それにしたって、雰囲気、お通夜並みですし…」
キース 「豆まきにしても、淡々と豆を撒くだけだな…」
ジョミー「福が来そうな感じじゃないって!」

鬼を追い出すだけで精一杯、とジョミー君。

ジョミー「福を呼び込む余裕なんかはゼロで…」
サム  「福は内とか、掛け声だけだぜ…」

それが今年は一転だよな、とサム君が立てる親指。

サム  「バッチリ、福を呼べたんでねえの?」
キース 「そう願いたいが、あの手は、そうそう…」
スウェナ「使えないわね、多分、一回こっきりでしょ?」
シロエ 「バレるの、時間の問題ですしね…」

あの人たちじゃない方に、とシロエ君が竦める肩。

シロエ 「ぶるぅにバレたら、現実化しますよ…」
ジョミー「エアぶるぅがね…」
サム  「理論上は、可能なんだよなあ?」

あいつらにだけ見えないヤツ、とサム君の問い。

サム  「あの日、キースがアドリブでよ…」
キース 「三対一なら出来そうだ、と言ったヤツだな…」

可能なのか、とキース君の視線が生徒会長に。

キース 「あんたと、ぶるぅと、ヤツのサイオンで…」
ブルー 「ぶるぅが姿を消せるかだよね?」
キース 「ソレだ、俺たち限定で…」
シロエ 「見えるヤツです」

出来るんでしょうか、と聞いてますけど。
可能ですか…?


2026/03/01 (Sun)



☆可能らしい方法


三月も初日は日曜でして、生徒会長宅に来ている御一同様。
無事に乗り切った節分が話題で、エアぶるぅに関する質問。

シロエ 「会長と、ぶるぅ二人分だと、出来るんですか?」
ブルー 「そりゃまあ、ブルーが信じたくらいだしさ…」
キース 「やはり、実現は可能なわけか…」
ブルー 「理屈を言うなら、一種のシールドになるかな」

まずは、ぶるぅの姿を隠すように、と生徒会長の説明。

ブルー 「其処から、見せたい人を限定で解除って仕組み」
シロエ 「見える人数、少ない方が楽っぽいですね?」
ブルー 「当たり前だよ、力を向けるべき数が減るしね」

シールドは限定的に解除する方がキツイ、と生徒会長。

ブルー 「まるっとシールド、それで完成の方が楽だよ」
ジョミー「じゃあさ、かなり高度な使い方でさ…」
キース 「あんたと、あの馬鹿くらいしか無理そうだな…」
スウェナ「ぶるぅには、ちょっと難しそうよね…」

手先の器用さとは違いそうだし、とスウェナちゃんも。

スウェナ「もちろん、あっちのぶるぅにも」
ブルー 「出来ないだろうね、だからバレても…」

ぶるぅから注文は来ないと思う、と生徒会長、キッパリ。

ブルー 「エアぶるぅを実現したい、と考えてもさ…」
サム  「協力者がいねえと出来ねえのな?」
ブルー 「そう! メインでシールドを張れない以上はね」

ぼくがゴーサインを出さない限りは不可能、とニンマリ。

ブルー 「正真正銘、エアでいるしかない勘定だよ」
シロエ 「存在しない方のエアですよね?」
ブルー 「節分の日に、やったヤツなんだけど…」

とはいえ、あの手は使えないよ、と生徒会長が広げる両手。

ブルー 「ブルーがアレで懲りているから…」
キース 「対策を考えて来やがるとでも?」
ブルー 「ごく初歩的なヤツで、対策以前で…」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「考えてみたまえ、あっちの世界は…」

ブルーには見えていないのかな、と聞いてますけど。
えっと…?


2026/03/02 (Mon)



☆調べれば分かる


今年は三月も初日が日曜、生徒会長宅に集う面々ですけど。
先月を無事に乗り越えたわけで、節分のエアぶるぅの話が。

シロエ 「見えていないのか、って、どういう意味です?」
ブルー 「そのまんまだよ、ブルーの世界の状況は…」

帰ってみないと分からないのかい、と生徒会長の問い。

ブルー 「人類軍の奇襲が来てても、気付かないと?」
キース 「有り得ないだろう、あれでもソルジャーだぞ?」
シロエ 「ですよね、でないと特別休暇なんかは…」
サム  「取れねえだろうな、キャプテンも不在だしよ…」

万一があったらマジで終わるぜ、とサム君、肩をブルッと。

サム  「多分、定期的にチェックしてやがるかと…」
シロエ 「その逆のヤツを、暇つぶしにやってますしね…」
ジョミー「ぼくたちの話を盗み聞きとか、お約束だよ…」
ブルー 「ほらね、ブルーは、船がどうなってるかを…」

居ながらにして覗けるわけ、と生徒会長が立てる人差し指。

ブルー 「この間の、エアぶるぅ、パニクってたから…」
キース 「そうか、思い付かなかっただけか!」

船を覗けば済む現実に、とキース君、手をポンと。

キース 「船にいなくても、船のヤツらの会話で…」
シロエ 「ぶるぅの行先、分かりそうです…」
ブルー 「こっちに来る時は、ぶるぅも行先で嘘をさ…」

ついて出てくると思うんだけど、と生徒会長。

ブルー 「嘘の行先、調べてみれば、いるかどうかは…」
サム  「分かっちまうのな…」
シロエ 「どうせ何処かで、食い倒れとかですし…」
ジョミー「見付け出すのは、簡単そうだよ…」

見付け出したら、エアの心配は無いよね、と出て来た結論。

ジョミー「今頃はもう、気付いちゃってるのかも…」
ブルー 「冷静になれば分かることだし、そうだと思うね」
キース 「二度目を仕掛けた場合は、調べやがるんだな?」
ブルー 「重箱の隅をつつく勢いでね…」

心当たりをシラミつぶしに、と言ってますけど。
そうなるかと…。


2026/03/03 (Tue)



☆バレていた件


初日から日曜な今年の三月、生徒会長宅で過ごす御一同様。
節分をエアぶるぅで乗り越えたものの、二度目は無理そう。

シロエ 「バレた瞬間、仕返しでしょうね…」
キース 「節分のヤツも、ヤバいかもしれん…」
ジョミー「バレただろうし、何かやるかな…」
??? 「やりたいんだけれどね…」

おめでとう、とソルジャー(会話表記はAブルー)が出現。

一同  「「「ひぃぃっ!」」」
Aブルー「失礼だねえ、人を化け物みたいにさ…」

今の挨拶、聞こえなかったのかい、とソルジャー、不満げ。

Aブルー「おめでとう、と言ったんだけど?」
シロエ 「春節だったら、もう終わりました!」
サム  「雛祭りは明後日だけどよ、対象者がよ…」
ジョミー「スウェナだけだし、スルーしてるよ?」

おめでとうの意味が不明だってば、とジョミー君。

ジョミー「今日が誕生日の人も、いないし…」
Aブルー「君たちの話を聞いてた上で、おめでとうだよ!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「エアぶるぅの件で、ぼくの仕返し…」

恐れてるよね、とソルジャー、ズイと。

Aブルー「ご明察どおり、バレたわけでさ…」
一同  「「「あー…」」」
Aブルー「あの日、慌てて船に帰ったら、ぶるぅ不在で…」
一同  「「「えっと…?」」」

いなかったのか、と皆が見合わせる顔。

キース 「嘘から出たナントカで、留守だったと…?」
Aブルー「そう! ぼくもハーレイも、震え上がって…」

生きた心地もしなかったよ、とソルジャーが竦める肩。

Aブルー「やっぱり本当だったんだ、と真っ青で…」
シロエ 「そうでしょうねえ…」

こっちの世界に来てたんですか、とシロエ君の問い。

シロエ 「デパ地下巡りで、恵方巻ハンティングとか…?」
Aブルー「ピンポーン! ついでに、チョコレートもね!」
一同  「「「うーん…」」」
Aブルー「かなり遅くに、獲物を抱えて…」

船に帰って来たというわけで、と言ってますけど。
めでたいと…?


2026/03/04 (Wed)



☆旧暦でチョコかも


三月の初日は日曜でして、生徒会長宅に来ている御一同様。
エアぶるぅで乗り切った今年の節分、話題な所へ来た人が。

シロエ 「ぶるぅの恵方巻の、何処がおめでたいんです?」
キース 「恵方巻を食って福が来たなら、ヤツだろうが!」

ヤツが買って帰った恵方巻だし、とキース君の指摘。

キース 「チョコにしたって、俺たちは貰っていないぞ!」
ジョミー「バレンタインデーは済んだし、まさか旧暦?」
シロエ 「旧暦の2月14日ですか!?」

その日にチョコを持って来ると、とシロエ君、ガクブル。

シロエ 「貰ったが最後、終わる気しかしませんよ…」
サム  「それはねえだろ、ホワイトデーがあるしよ…」
ジョミー「お返し、要求されるレベルが半端ないとか…?」
スウェナ「その場合、私だけが圏外なのよね…」

貰える対象になってないから、とスウェナちゃん。

スウェナ「義理チョコを貰うの、男性陣だけでしょ?」
シロエ 「スウェナ先輩、ずるいですって!」
ジョミー「ぼくは、逃げられない方に一票!」

ぶるぅなんだよ、とジョミー君の視線がスウェナちゃんに。

ジョミー「義理チョコじゃなくって、友チョコで来そう!」
一同  「「「うわー…」」」

そっちの方がヤバくないか、と誰もが見合わせる顔。

シロエ 「友チョコ、義理チョコよりも怖いですよね…?」
ジョミー「義理じゃないから、贈り合うヤツだし…」
サム  「手作り、要求されそうだぜ?」
キース 「ハイレベルのをな…」

予告付きで、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「旧暦で来るから、その日に友チョコを、と…」
ジョミー「友チョコ、飛び火するかもね…」

ぼくたちの分も友チョコだとか、とジョミー君の悪い顔色。

ジョミー「チョコを貰えるから、おめでたいわけ…?」
Aブルー「その発想は無いと思うよ」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「全部、自分で食べた後だし!」

チョコは残っていないんだよ、と苦笑ですけど。
深まる謎…。


2026/03/05 (Thu)



☆仕返しが開幕かも


三月も初日が日曜なわけで、生徒会長宅に集った御一同様。
其処へ来たソルジャー、おめでとうと言った意味が不明で。

シロエ 「友チョコで来ないなら、おめでとうが謎です!」
サム  「来られた場合も、めでたい要素はゼロだぜ?」
ジョミー「ハイレベルな友チョコを要求だしね…」
キース 「おめでとうの根拠は、何処にあるんだ?」

意味がサッパリ不明なんだが、とキース君の眉間に皺が。

キース 「それとも、ソレが仕返しの始まりだと?」
シロエ 「キース先輩、どういう意味です?」
キース 「エアぶるぅの件は、バレていたわけだし…」
サム  「仕返しスタートで、おめでとうかよ?」

ありそうだよな、とサム君、ガクブル。

サム  「此処の全員、被害者になる凄いヤツがよ…」
ジョミー「部屋ごと吹っ飛ぶとかは無いよね?」
スウェナ「自分の憩いの場所が消えるし、無いでしょ…」
シロエ 「スプリンクラーの誤作動でしょうか?」

頭から水を被る羽目に、とシロエ君が指差す天井。

シロエ 「サイオンで一発、可能ですよね…?」
ぶるぅ 「んとんと、お掃除、困っちゃうから…」

水浸しとかは、と家事万能なお子様。

ぶるぅ 「エアぶるぅ、ぼくも手伝ったけど…」
ブルー 「ぼくも片棒を担いでたけど、部屋に被害は…」

頼むから勘弁してくれたまえ、と生徒会長も。

ブルー 「保険に入っているというのと、被害とはさ…」
キース 「問題が別の次元になるしな…」
ブルー 「本堂が丸焼けになったとかでも、直せても…」
キース 「再建するまでの間は、仮住まいで…」

苦労するケースが多いんだ、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「あんたにしたって、この部屋が使用不可だと…」
ブルー 「当分の間、来られないと思うよ、真面目な話」
ぶるぅ 「そだね、土日は学校の、ぼくのお部屋が…」
サム  「溜まり場になると思うぜ、いいのかよ?」

あんた、あそこは入れねえだろ、と聞いてますけど。
はてさて…?


2026/03/06 (Fri)



☆たまに来る一般人


初日から日曜なのが三月、生徒会長宅に来ている御一同様。
其処へ来たソルジャー、エアぶるぅの件で仕返しするかも。

Aブルー「うーん…。物理的には入れるんだけれどね…」
シロエ 「学校なだけに、色々ややこしいですしね…」
ジョミー「基本、ぼくたちだけがいるけど、ある場所が…」
サム  「生徒会室の奥の隠し部屋だし、万一がよ…」

絶対にねえとは言えねえし、とサム君、珍しく真面目な顔。

サム  「入るための仕掛け、サイオンの有無でよ…」
スウェナ「部屋の奥の壁を、抜けられるかどうかでしょ?」
ぶるぅ 「んとんと、たまに入って来る人、いるから…」

サイオンを持っていないのに、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「何かのはずみで、お部屋のガードが緩んでて…」
ブルー 「気付かないままで放置してると、生徒会室で…」
シロエ 「転んだ人とかが、壁を抜けるんですか?」
ブルー 「ピンポーン!」

昔話の世界だよね、と生徒会長の苦笑い。

ブルー 「壁を抜けたら、ある筈のない部屋があるんだし」
ぶるぅ 「そうなの、来ちゃった人には、おもてなし!」
一同  「「「は?」」」

おもてなしとは、と誰もがキョトン。

サム  「放り出すんじゃねえのかよ?」
ぶるぅ 「だって、悪いの、ぼくの方だよ?」
ブルー 「ガードが緩んでたのに、放っておいたせいで…」
ぶるぅ 「コロンと入ってしまったんだもん…」

お茶とお菓子は出さないと、と昔話な展開になる模様。

ジョミー「もしかして、お土産、貰えたりする?」
ブルー 「もちろん渡すよ?」
シロエ 「お土産の品、選ぶ仕様なんでしょう?」

大きな箱と小さな箱とか、とシロエ君の問い。

シロエ 「欲張った場合は、中身がビックリ箱とか…」
サム  「玉手箱かもしれねえぜ?」
ジョミー「開けたら、二度と来られないヤツ?」
ブルー 「それで正解!」
一同  「「「うわー…」」」

開けたら最後、白髪なのか、と震えてますけど。
玉手箱…。


2026/03/07 (Sat)



☆お土産に玉手箱


三月も初日から日曜でして、生徒会長宅な面々ですけれど。
ソルジャー登場で、先月のエアぶるぅがバレていたわけで。

サム  「玉手箱ってえのは、酷すぎねえか?」
ジョミー「開ける方が悪いんだけど、白髪だなんて…」
シロエ 「自分は年を取らないからって、あんまりですよ」
キース 「まったくだ。ご高齢の方の苦労は、月参りで…」

散々、見聞きしているからな、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「若い間は、当たり前に出来ていたことが色々…」
マツカ 「出来なくなるのは、辛いでしょうね…」
キース 「仏壇にしても、俺が行くまで、蝋燭と線香…」

触らないままの方も多いぞ、とキース君の経験談。

キース 「火の不始末が怖いから、と言っておられて…」
シロエ 「キース先輩が火を点けて、消して帰ると?」
キース 「ああ。ご老人だけの家もそうだが、留守番で…」

お孫さんたちと同居の方もいらっしゃって、という証言。

キース 「お孫さんたちが帰る家を燃やすわけには…」
サム  「だよなあ、自分たちだけの問題じゃねえし…」
キース 「今どき、電気蝋燭もあるが、こだわりで…」

本物を使いたい方には切実な問題だ、と副住職。

キース 「そういう世界に、高校生を放り込むのは…」
シロエ 「可哀相です、期間限定で元に戻る仕様でも…」
ブルー 「元に戻りはしないんだけどね?」
一同  「「「ひいぃっ!」」」

ガチで本物の玉手箱だ、と誰もがガクブル。

ジョミー「逃れるためには、お土産、貰わないでさ…」
サム  「部屋を出るしかねえよなあ…」
ぶるぅ 「んとんと、お土産、必ず、渡すものだし…」

中身は普通にお菓子だもん、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「開けて食べても、年は取らないよ?」
一同  「「「は?」」」
ブルー 「二度と来られなくなるというだけ!」
シロエ 「どうなるんです?」
Aブルー「多分、一種の…」

暗示みたいなものじゃないかな、という声ですけど。
どんなの…?


2026/03/08 (Sun)



☆玉手箱と仕組み


初日が日曜な今年の三月、生徒会長宅に来ている御一同様。
ソルジャーが来まして、おめでとうと言った台詞が問題で。

シロエ 「えっと…? 暗示というのは、何なんです?」
Aブルー「学校にある、ぶるぅの部屋を忘れるヤツだね」
ジョミー「何処にあったか、そういうのを?」
Aブルー「それだと、探し回るだろうし、イマイチ…」

効果が少ないと思わないかい、とソルジャーの問い。

Aブルー「美味しかった店の場所とか、思い出せないと…」
サム  「確かに、探しちまうよなあ…」
シロエ 「近所にあった駅を拠点に、歩くとかですね?」
ジョミー「バス停とかさ、何か手がかりあると思うよ」

この辺だった、という出発点が、とジョミー君も。

ジョミー「其処から歩いて何分くらいか、記憶を頼りに…」
キース 「探すだろうな、店の名前が思い出せないなら…」
スウェナ「店先に寄って買っただけだと、覚えてないわね」

店内に入っていたって怪しいわよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「外からショーケースを見て、フラッと…」
シロエ 「買いに入っただけの場合は、ありそうです…」
キース 「包み紙に店の名前があるかは、店によるしな…」
ジョミー「揚げ立てコロッケとか、名前がある方が…」

レアじゃないかな、とジョミー君が顎に当てる手。

ジョミー「有名店なら入れているけど、お肉屋さんだと…」
シロエ 「無地の袋で来ちゃいますよね…」
Aブルー「その手の店を探し出すには、根性が要るけど…」

見返りが充分ありそうだったら、やるだろう、という指摘。

Aブルー「それを防ぐには、部屋の場所よりも…」
キース 「存在自体を忘れて貰う、といった暗示か?」
Aブルー「そうじゃないかな…」

どうだろう、とソルジャーの視線が生徒会長に。

Aブルー「玉手箱の仕組みは、そっち系なわけ?」
ブルー 「ピンポーン!」
ぶるぅ 「そだよ、開けるまでは…」

全部、覚えているんだけどね、と言ってますけど。
忘れ果てると…?


2026/03/09 (Mon)



☆ガチで玉手箱


三月も初日が日曜でして、生徒会長宅に集う面々ですけど。
来たのがソルジャー、先月のエアぶるぅがバレていまして。

シロエ 「開けた瞬間に、記憶が吹っ飛ぶんですか?」
ブルー 「そういうことだね、開けなかったら覚えてるよ」
ジョミー「でもさ、ソレだと書き残したりしない?」
サム  「日記に書くとか、スマホに記念写真とかをよ」

部屋は撮影禁止でもよ、とサム君が指差すドアの方向。

サム  「生徒会室の方で、抜けて来た壁は撮れるぜ?」
キース 「確かにな…。俺なら記録しそうではある」
シロエ 「キース先輩の場合、日記にも残しそうですよ」
ジョミー「日記は無くても、お寺の記録の端っことかに…」

覚え書きで記録するかも、とジョミー君も。

ジョミー「お寺の事務をやってるんだし、毎日書くよね?」
キース 「PCとアナログ、両方で書くのが習慣だ」
シロエ 「電子データは、脆いですしね…」
キース 「クラウドにバックアップしても、不安だし…」

檀家さん用には紙媒体で渡すんだしな、と副住職。

キース 「月参りのドタキャンも、電話で連絡が来るし…」
ジョミー「基本はアナログな世界なんだ…」
キース 「ご高齢の方だと、黒電話の家もあるしな」
一同  「「「あー…」」」

そうなるとアナログ一択か、と納得な世界。

キース 「俺がノートに書いていたなら、ヤバいのでは?」
ぶるぅ 「えっとね、記録するのも、話すのもダメって…」
ブルー 「念を押すんだよ、お客様が帰る時にね」
ぶるぅ 「そうなの、また来たかったら、守ってね、って」

お約束するの、と家事万能なお子様。

ぶるぅ 「お土産のお菓子も、賞味期限が早いの選んで…」
ブルー 「早めにどうぞ、と箱にシールも貼るしさ…」
Aブルー「また行きたいな、と思いながら箱を開けると?」
サム  「その瞬間に、記憶が消し飛ぶ仕様かよ…」
シロエ 「ガチで玉手箱ですね…」

老人になるか、記憶がパアかの違いだけで、という声。
本当に…。


2026/03/10 (Tue)



☆アリバイも完璧


初日から日曜な三月ですけど、生徒会長宅に集う御一同様。
其処へ来たソルジャー、「おめでとう」な謎の台詞でして。

ぶるぅ 「でもでも、お部屋の秘密を守るためだし…」
ブルー 「玉手箱で済むだけ、マシと思って貰うしか…」
Aブルー「機械に処理をされるよりかは、人道的だよ」
一同  「「「うーん…」」」

比較対象がSD体制か、と反論出来ない雰囲気。

シロエ 「お菓子は貰えるわけですしね…」
サム  「記憶がパアなら、菓子の出どころ、不明だぜ?」
ブルー 「ちゃんと手は打ってあるよ、生徒会室で…」
ぶるぅ 「ぼくと出会って、タダで貰ったって方向で…」

時間経過もソレで調整出来るの、と料理上手なお子様。

ぶるぅ 「お部屋にいた分の間の時間、ぼくとお喋り!」
キース 「なるほど、どうせ部屋には、ぶるぅとブルー…」
ジョミー「その二人しかいないんだから、過ごした時間…」

生徒会室にズレるだけなんだ、とジョミー君、ポカンと。

ジョミー「あっちでお茶して、お土産にお菓子…」
ブルー 「ピンポーン!」
Aブルー「アリバイまで成立する仕組みなんだねえ…」

君を甘く見ていたかも、とソルジャーも感心している模様。

Aブルー「平和ボケしてて、ソルジャーも称号だけでさ…」
サム  「何もしてねえと思ってたわけな?」
Aブルー「だって、窮地に陥ったとかは見てないし…」

あ、そうだ、とソルジャー、手をポンと。

Aブルー「おめでとうの台詞、今のに通じるトコがね…」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「ピンチを覚悟してたんだろう?」

エアぶるぅがバレた場合のさ、とソルジャーの指摘。

Aブルー「それに関しては、おめでとう!」
一同  「「「えっと…?」」」

ますます謎だ、と皆が見合わせる顔。

キース 「いったい何処が、めでたいと?」
Aブルー「ヒントは、今月!」
シロエ 「雛祭りは無関係でしょう…?」

おめでたい要素がありませんけど、と聞いてますけど。
意味不明…。


2026/03/11 (Wed)



☆回避出来る人


今年の三月は初日が日曜、生徒会長宅に集う面々ですけど。
ソルジャー登場、エアぶるぅの件がバレていたのが判明で。

Aブルー「おめでたいと思うよ、仕返しを覚悟してたかと」
キース 「それはそうだが、どうめでたいんだ?」
Aブルー「仕返しを回避出来るからだよ、特に君はね」
キース 「はあ?」

俺か、とキース君が指差す自分の顔。

キース 「厄病仏と評判の俺が、回避など出来るわけが…」
シロエ 「分かります、一番に被害を食らうタイプで…」
ジョミー「とんでもない目に遭うのが、お約束だし…」
サム  「キースが優先で逃げられるなんて、ねえだろ?」

ババはキースの得意技だぜ、とサム君も。

サム  「それとも、あんた、キースと結託して何か…」
シロエ 「やらかすつもりで、ヨイショですか…?」
スウェナ「酷すぎるわよ、厄病仏はセットなんだけど…」
ジョミー「キースを使って仕返しだなんて…」

あんまりだよ、とジョミー君の視線がキース君に。

ジョミー「キース、やったら一生、恨んでやるから!」
サム  「俺も祟るぜ、親父さんと結託してよ…」
シロエ 「告げ口三昧で仕返しですね?」
サム  「決まってるだろ、お前たちも協力してくれよな」

キースの失態を片っ端から通報だしよ、とサム君、やる気。

サム  「親父さんとは、LINEで繋がってるんだぜ?」
シロエ 「マジですか!?」
サム  「棚経の時の連絡なんかに、便利だしよ…」

普段は使っていねえけどな、と最終兵器がある模様。

サム  「いいな、キース、覚悟しやがれ!」
キース 「違う、俺は手などは組んでいなくて…!」
シロエ 「これから結託する相談でしょう?」

別室にでも移動して、とシロエ君の鋭いツッコミ。

シロエ 「逃がしませんから!」
サム  「逃げた場合は、今日から通報対象だぜ?」
キース 「だから違うと…!」
Aブルー「恐ろしいねえ…」

なんて物騒な世の中だろう、と溜息ですけど。
誰のせいだと…?


2026/03/12 (Thu)



☆おめでとうな三月


三月の初日の日曜ですけど、生徒会長宅にソルジャー登場。
来るなり「おめでとう」な挨拶、エアぶるぅの件な模様で。

シロエ 「ぼくたちからすれば、切実なんです!」
サム  「ババはキースが背負うべきだぜ?」
ジョミー「優先で回避なんて、出来る立場じゃないよね…」
キース 「俺には、マジで心当たりが無いんだが…!」

たった今、此処で聞いたばかりで、とキース君、ワタワタ。

キース 「ババは引くから、親父に通報は勘弁してくれ!」
スウェナ「口だけでしょ?」
シロエ 「言い出しっぺが保証しない限り、信用しません」
ジョミー「説得力に欠けてるってば!」

お祝いを言われる勢いで回避なんだし、とジョミー君。

ジョミー「サム、ビシバシ通報の方向で頼むよ!」
シロエ 「罰礼を食らうか知りませんけど、自業自得で…」
サム  「文句なんかは言えねえよなあ?」
スウェナ「言った場合も、通報すればいいと思うわ」

容赦なく、とスウェナちゃんも。

スウェナ「キース、嫌なら結託しないことだわね…」
シロエ 「ぼくたちの目が光っていますしね…」
キース 「違うと言うのに…!」
Aブルー「だよねえ、キースに罪は無いと思うよ」

あるとするなら三月かな、とソルジャー、またも謎の台詞。

Aブルー「三月だったのが、おめでとうでさ…」
ジョミー「念のために聞くけど、雛祭りじゃないよね?」
Aブルー「ぼくも、ぶるぅも、無関係だよ!」

関係があるならグルメ程度、とキッパリ。

Aブルー「雛祭り限定のケーキなんかは、ぶるぅがさ…」
シロエ 「デパ地下で買いまくっているんですか?」
Aブルー「らしいね、空き箱とか包装紙を散らかすし…」

ぼくはハーレイと食べに来たりするよ、とニッコリ笑顔。

Aブルー「雛祭りの料理は、女性限定じゃないからね」
キース 「その通りだが、おめでとうな話は…」
Aブルー「違う次元ってことになるかな」

他に三月で思い出すことは、と聞いてますけど。
三月ですか…?


2026/03/13 (Fri)



☆恨まれそうな展開


三月も初日が日曜でして、生徒会長宅に来ている御一同様。
其処へ来たソルジャー、エアぶるぅの件で「おめでとう」。

ジョミー「三月で他に思い出すことって、春休みかな…」
シロエ 「早い年だと、お花見も出来ますけどね…」
サム  「春休み、別の世界と無関係だぜ?」
キース 「花見の方だと、押し掛けて来やがるんだが…」

もしかして、とキース君がビクリと震わせる肩。

キース 「俺に花見で余興をさせて、エアぶるぅの件を…」
シロエ 「チャラにするのは、ありそうです…」
ジョミー「もしかして、キースを責めたの、ミスだった?」
サム  「かもなあ、キース、恨んでくれるなよ…?」

そのババ、黙って引き受けてくれ、とサム君、土下座。

サム  「親父さんに通報するとか、脅したのもよ…」
ジョミー「許してあげてよ、友達思いでやったことだし」
シロエ 「キース先輩、どうか怒りは堪えてですね…」
スウェナ「お花見の方は、お願いしたいわ…」

好き勝手を言って悪かったわよ、とスウェナちゃんも謝罪。

スウェナ「火だるまショーは、もう無いといいわね…」
キース 「まったくだ…。アレは真面目に最悪だった…」

今回は何をさせる気なんだ、とキース君の悪い顔色。

キース 「お手柔らかに願いたい…」
Aブルー「大丈夫! 君は普段の通りにすればいいから!」
一同  「「「うわー…」」」

火だるまショーなレベルなのか、と皆がガクブル。

シロエ 「キース先輩のババ、あの辺が基本ですしね…」
ジョミー「軽いヤツでも、カエル袋とかさ…」
キース 「せめて、カエル袋な程度でだな…」

なんとか許して貰えないか、とキース君、合掌。

キース 「この通りだ!」
Aブルー「そう、ソレ! おめでとう、キース!」
サム  「ガチでババかよ、気の毒によ…」
キース 「そうらしい…。詰んだ…」
Aブルー「あのねえ、君たち、人の話は最後まで…」

聞いてくれたまえ、と言われましても。
ババは確実…。


2026/03/14 (Sat)



☆おめでとうの理由


初日が日曜な三月ですけど、生徒会長宅で波乱な展開の今。
ソルジャー登場、エアぶるぅの件でキース君がババらしく。

キース 「最後まで聞いたら、滅入るだろうが!」
Aブルー「おめでとうと言ったの、君がメインなんだよ?」
キース 「花見の席でババを引かせて、エアぶるぅの件…」

チャラにしようというヤツだろう、とキース君の眉間に皺。

キース 「あんたの魂胆は、読めているんだ!」
Aブルー「ホントに話を聞く耳、持っていないねえ…」

それじゃ人生、損をするよ、とソルジャーの深い溜息。

Aブルー「其処のカレンダー、よく見てくれたまえ!」
キース 「は?」
Aブルー「20日だってば、祝日だよね?」

なんで祝日になってるのかな、とソルジャーからの質問。

Aブルー「雛祭りは3日だし、祝日じゃないよ?」
キース 「……お彼岸か……」
Aブルー「ピンポーン!」

さっきのポーズの出番だってば、とソルジャー、合掌。

Aブルー「コレは君にしか頼めないから…」
キース 「リベンジしている場合ではない、と?」
Aブルー「そう! 下手にリベンジで、怒らせたらさ…」

お彼岸の法要がパアになるわけで、と神妙な顔つき。

Aブルー「キースが断った場合も詰むし、他のみんなも…」
シロエ 「逃亡されて、出席者がいなくなるんですね?」
Aブルー「どう考えても、そうなりそうで…」

リベンジするのは諦めたよ、とソルジャーが広げる両手。

Aブルー「エアぶるぅの件はチャラにするから、お彼岸…」
キース 「俺が拝んで、他の面子も出席だな?」
Aブルー「そういうことだね、だから、おめでとうで…」

超ド級のリベンジを回避なんだし、と指差すカレンダー。

Aブルー「お彼岸さえ無ければ、リベンジしてるよ!」
一同  「「「ひぃぃっ!」」」
Aブルー「ぶるぅを暴れ込ませるとか、うんと派手にね!」
一同  「「「うわー…」」」

それは勘弁、と誰もが震え上がってますけど。
お彼岸でチャラだと…?


2026/03/15 (Sun)



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