拍手ありがとうございました!
お膝で抱っこなバカップルの知り合いとバレて、市中引き回しの処刑中。
もっと車内が混んでくれれば、と誰もが祈っておりますと…。
運転手 「順番に前の方へとお詰め下さーい」
とあるバス停からドヤドヤと乗り込んで来た男女の一団。
何かのグループらしいですけど、どう見ても御老人でございます。
キース 「あっ、どうぞこちらへお座り下さい」
シロエ 「ぼくも立ちます! バスが揺れると危ないですよ」
席を譲るという善意の裏にはバカップルとの決別を願う切なる思いが。
そんな下心がマズかったのか…。
老人A 「失礼な! ワシらはそこまで落ちておらんわ!」
キース 「えっ?」
老人B 「お気持ちは有難いんですが…。ワシら、こういう者でして」
指差す先には揃いのバッジ。
山とピッケルを組み合わせた粋なデザインの品で。
老人A 「山岳同好会のOBなんじゃぞ、今日は例会じゃ」
老人B 「月に一回、終点まで行って神社にお参りしております」
キース 「し、失礼しました…」
良いお参りを、と頭を下げるキース君。
終点の神社とは千メートル近い山の山頂、若者でもキツイ登山道です。
Aブルー「珍しいねえ、キースがドジって」
A船長 「本当ですね。内輪でドジならまだ分かりますが…」
老人B 「おや、お知り合いですか?」
Aブルー「うん、この辺はみんな友達なんだよ」
一同 (((や、やられた…)))
御老人の団体様にも一気に身バレ。
いたたまれない気持ちの面子を他所に、バカップルは密着しております。
老人A 「若いもんはええのう、お盛んで」
Aブルー「あっ、分かる?」
老人B 「それはもう…。今日はどちらまで?」
Aブルー「何処だったっけ…。七福神巡りなんだけど」
老人A 「あそこに子授けはあったかいのう?」
老人B 「どうでしたかねえ…。しかし何事もまずは信心からで」
火伏せの神社へは月参り、と頷き合っている老人たち。
何やらおかしな雲行きですけど、どうなりますやら…。
以下、拍手レスです~。
