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俄か仕立てのハロウィン実行委員会。
放課後、休憩中の長老の先生方の所へ突撃したのは委員長の生徒会長です。
ブルー 「ハロウィンってさ、ウチの学校にお似合いの行事だと思うんだよ」
ハーレイ「何処がだ?」
ブルー 「先生も生徒もお祭り好きだし、やったら絶対楽しめるって!」
ヒルマン「しかしだね…。授業日数は決まっているのだよ」
ブラウ 「ハロウィンは生憎、月曜日だね。それとも前日にやるのかい?」
ブルー 「当日でなくちゃ意味無いよ。だから実行委員会!」
生徒会だと縛りがキツイ、と生徒会長。
ブルー 「心配しなくても授業時間は確保する。悪戯するのは放課後限定」
ゼル 「ほお…。悪戯とな? わしらにか?」
ブルー 「お菓子を用意してれば避けられるってば。ハロウィンなんだし」
ブラウ 「ふうん、なかなか楽しそうじゃないか」
エラ 「具体的には何をやりたいのです?」
ブルー 「悪戯と仮装、それと校内の飾り付け! ハロウィンっぽくね」
ハーレイ「お前たちが飾り付けるのか?」
ブルー 「そんな面倒なことはしないよ。実行委員会は指示を出すだけ」
ヒルマン「確かに皆喜んでやるだろうが…。ハロウィンか…」
ブラウ 「いいんじゃないかい、授業に支障が出ないなら」
ゼル 「特に反対する理由はないのう。…どうじゃ、ハーレイ」
ハーレイ「校長先生に伺ってこよう。ブルー、お前も一緒に来なさい」
校長先生の許可は簡単に下り、生徒会長は御満悦です。
ブルー 「校長先生のOKは出たし、ハーレイたちも仮装すれば?」
ブラウ 「いいねえ、お祭り気分が盛り上がりそうだ」
ハーレイ「仮装か…。一応、考えておこう」
こうしてハロウィン、開催決定!
生徒会長が立ち去った後の休憩室では…。
ハーレイ「やはり保険に入っておくのが一番だろうな」
ブラウ 「あー…。ロッカーとか机は危ないかもね」
用心深く保険に加入。飾り付けだの悪戯だので備品の破損は有り得るかも?
