ソルジャーの希望は雛鳥入りのアヒルの卵。
茹でて食べればビンビンのガンガン、それをキャプテンにという考えで。
Aブルー「アヒルの卵を拾いに行くならお勧めです、とノルディがね」
A船長 「正直、ゲテモノだとは思うのですが…」
ブルーとの素晴らしい時間のために食べてみせます、と漢なキャプテン。
A船長 「それで、見付かりそうですか?」
Aブルー「うーん…。もしかして拾われちゃったのかな?」
他の人に、とソルジャーは卵の山を眺めて溜息。
Aブルー「18日目の卵どころか、雛鳥入りのが見付からないんだ」
ブルー 「そりゃそうだろうね、御愁傷様」
キース 「アヒルは卵を抱かないそうだ。ヒヨコ入りのはまず無いな」
Aブルー「えぇっ!? それじゃノルディが言ってたヤツは…」
ブルー 「それ専門に温めさせたヤツだと思うよ、鶏とかに」
Aブルー「鶏?」
キース 「托卵だ。親の代理をさせるらしいぞ」
Aブルー「ノルディはそんなの言わなかったよ!」
ブルー 「知らないんじゃないかな、獣医じゃないし」
Aブルー「じゃ、じゃあ、ハーレイにバロットを食べさせるのは…」
ブルー 「諦めるんだね、菖蒲湯があれば充分だろう?」
あんなに沢山採ったんだから、と生徒会長は冷たい口調。
ブルー 「さてと、卵のチェックも済んだし、カステラ作りだ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 全部使える卵だったね!」
お鍋いっぱいのカステラが出来るよ、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
お弁当リュックの中から特大のボウルを取り出しまして。
ぶるぅ 「えーっと、卵を泡立てて…」
Aブルー「ちょっと待った!」
コレとコレと…、とソルジャーの手が伸び、卵をヒョイヒョイ。
ぶるぅ 「わぁーい! お手伝いしてくれるの?」
Aブルー「そうじゃなくって…。ぼくにも一応、見る目はあってさ」
貴重な卵をむざむざ逃してなるものか、とスーパーの袋にポイポイポイ。
カステラ用にまさに割ろうとしていた卵、グングン減ってゆきますが…?
