忍者ブログ
シャングリラ学園つれづれ語り

拍手ありがとうございました!

生徒会長の王子様になれる筈だったのにアテが外れた教頭先生。
ジョミー君たちの宮廷衣装を羨ましそうに眺めています。

ハーレイ「王子があんなに大勢いてはな…」
ブラウ 「ん? 何か言ったかい?」
ハーレイ「い、いや。賑やかでいいな、と」
ヒルマン「ああ。ハロウィンもなかなかいいものだねえ」

と、キンコンカーン…と昼休み終了5分前の予鈴。
授業の準備がある先生方はグラウンドを後にしようとしたのですが。

ブルー 「ハーレイ! ちょっと待ったぁ!」
先生方 「「「?」」」

先生方の目に映ったのはドレスの裾をバッとめくった生徒会長。
履いていたガラスの靴を片方、引っ掴むなり…。

ブルー 「てぇぇぇーいっ!」
ハーレイ「うわぁっ!?」

パッコーン! と小気味よい音が響いて、ガラスの靴は教頭先生にヒット!
額のド真ん中に決まった瞬間、「そるじゃぁ・ぶるぅ」が魔法の杖を。
教頭先生、ボワンと変身!

生徒A 「な、なんだ、あれ…」
生徒B 「カボチャ大王?」
ブルー 「みんな、お待たせ! 王子様の登場だよ!」
全校生徒「「「えぇぇっ!?」」」
ブルー 「ハロウィンだからね、王子様もハロウィン仕様!」

教頭先生の衣装はオレンジ色のカボチャの袖にカボチャのパンツ。
パンツにはジャック・オー・ランタンの顔が描かれています。
胴着とタイツは真っ黒ですし、オレンジ色のマントでハロウィンカラー!
頭上には立派なカボチャの王冠。
生徒も先生方も大爆笑の中、生徒会長が進み出て。

ブルー 「王子様はシンデレラ姫を探さなくっちゃね」
ハーレイ「…は…?」
ブルー 「放課後の悪戯タイム終了までにガラスの靴を履かせられたら…」

ぼくと一緒にカボチャの馬車で結婚パレード、とニッコリ笑う生徒会長。
そこでキンコンカーン…と本鈴が。

ブルー 「魔法の時間は、とりあえず終わり!」

授業だ、授業だ…と教室に駆けてゆく全校生徒。
ガラスの靴を手にして呆然と立つ教頭先生の運命や如何に?

拍手[2回]

PR
この記事にコメントする
管理人のみ閲覧可
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2025/11 12
S M T W T F S
11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
最新CM
[06/12 みゆ]
[06/12 Qちゃん]
[06/09 みゆ]
[06/09 Qちゃん]
[05/15 みゆ]
最新TB
プロフィール
HN:
みゆ
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
アクセス解析
カウンター
アクセス解析