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シャングリラ学園つれづれ語り

生徒会長御一行様が逃亡した後、トイレで我に返った教頭先生。
マントを翻して校内を必死に駆け抜け、向かった先は…。

ハーレイ「ブラウ! なんだこれは!」

自分の顔を指差す教頭先生。
ブラウ先生とエラ先生は群がる生徒にお菓子を配布中でございます。
噂の教頭先生の目力メイクを目の当たりにして、悲鳴を上げる生徒も多数。

ブラウ 「知らないのかい? 王子様と言えばそのメイクだよ」
エラ  「そうそう、舞台映えするのよね。主役は輝いていなくっちゃ!」
ハーレイ「し、しかしだな…。似合っていない気がするのだが」
ブラウ 「そりゃそうだろうさ。イカツイ顔には合わないってね」
ハーレイ「ブラウ! た、頼むからコレを落としてくれ…!」
ブラウ 「いいけどね。でも、悪戯タイムが終わっちまうよ?」
エラ  「ガラスの靴を届けられなくてもいいのかしら?」
ハーレイ「むむぅ…。くそっ、なんでこういうことになるのだ!」

止むを得ん、と腹をくくった教頭先生、再び走り出しました。
目力メイクで「ブルーは何処だ!?」と迫られた生徒たちは顔面蒼白。
呪われてはたまらない、とばかりに「あ、あっちです」と指さしたので…。

ハーレイ「見付けたぞ、ブルー!」
ブルー 「マッハの速さで来ちゃったよ…。時間切れかと思ったのに」

グラウンドには仮装した生徒が群れていますが、教頭先生登場で阿鼻叫喚。
けれど目力メイクのカボチャ王子様は開き直ってズカズカと。

ハーレイ「さあ、姫。ガラスの靴をお持ちしました」
ブルー 「履かせてくれるって言ってたよね? どうぞ」

ドレスの裾をたくし上げる生徒会長に今度は女子の黄色い悲鳴が。

ブルー 「まず靴を脱がせてくれないと。…ついでにキスもお願いするよ」
ハーレイ「き、キスしても…いい…のか…?」
ブルー 「うん、この靴に。ガラスの靴の代わりに頑張ってくれたし」

労ってあげて、と生徒会長。
いきなり靴にキスをしろとは、教頭先生、下僕フラグが立ちましたか?

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