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生徒会長の右足を飾る便所スリッパ。
これにキスをするのがガラスの靴を履かせるための必須条件。
教頭先生、目力メイクなカボチャ王子でキメてはいてもどうにもならず…。
ゼル 「ええい、何をグズグズしておるのじゃ! 見苦しいわい!」
ブルー 「そうなんだよね。せっかく一緒にパレードしようと思ったのに」
悪戯タイムが終わってしまうよ、と生徒会長は唇を尖らせています。
キース 「その条件を撤廃すればいいだろう? そもそも無茶だ」
シロエ 「そうですよ! 便所スリッパはあんまりです」
スウェナ「衛生面から見てもどうなのか…って気がするわよね」
ブルー 「ふうん? でも、君たちは教職員用トイレを知らないだろう?」
ジョミー「知ってるよ! 生徒は立ち入り禁止だけどさ」
ブルー 「だから知らないって言ってるんだよ。このスリッパって…」
最後に使ったのはいつだっけ? とゼル先生に視線を向ける生徒会長。
ゼル 「ふむ? ウオシュレットに替える前じゃし、かなり経つのう」
ブルー 「だよねえ? 今も一応置いてはあるけど…」
ゼル 「インテリアといった所じゃな。便所スリッパは様式美じゃ!」
なんと! 教職員用トイレの便所スリッパは飾りでしたか!
扉を開けると専用の棚があり、そこに置かれているのだとか。
もちろん履き替える人はいなくて、ゼル先生が言うとおりインテリア。
しかも掃除係の職員さんが毎朝消毒し、シーズンごとに新品に替えて…。
ジョミー「なぁんだ、本物って言っても名前だけじゃん」
キース 「まさか飾りだとは思わなかったぜ」
ブルー 「飾りだから平気で履けるんだよ。共用は絶対お断り!」
ハーレイが履いたかもしれないスリッパなんて、と言われてみれば…。
あの生徒会長がそういうヤツを嬉々として履くわけないですよね。
ブルー 「見た目の問題だけなんだけどなあ…。それともプライド?」
ぼくよりも自分が大切なんだ、と生徒会長は氷の眼差し。
教頭先生、ますますピンチ?
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