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カボチャの馬車には主役が三人。
亀仙人な王子が一人とシンデレラ姫と、カボチャ王子な男装の姫とやら。
おまけにカボチャ王子はシンデレラ姫に薔薇を渡してプロポーズ中。
それを蹴飛ばす亀仙人やら、プロポーズを蹴るシンデレラやら…。
キース 「どうしろと言うんだ、こんなカオスを…」
ジョミー「でもパレードは期待されてるみたいだよ?」
全校生徒が「パレード!」「パレード!」と連呼しています。
とはいえ、どうやってカボチャの馬車を動かすのでしょう?
指図する筈だった生徒会長は馬車に連れ込まれてそれっきりですし…。
シロエ 「えっと…。動力源は無さそうですよね」
キース 「馬でも連れてくる気だったのか?」
ぶるぅ 「んと、んと…。引っ張るんだって言ってたよ?」
スウェナ「だから馬でしょ?」
ぶるぅ 「ううん、引っ張れば動くって! 何だったかなぁ…えっと…」
サム 「よし、落ち着いて思い出せよ」
ぶるぅ 「ん~と、ん~と……。カツオ?」
ジョミー「なにそれ…」
ぶるぅ 「違った、昆布だったかも! それとも煮干し…?」
シロエ 「そういう道具でどう引っ張れと言うんですか!」
キース 「まったくだ。せいぜい出汁が引ける程度で…って、山車か?」
ぶるぅ 「そう、それ! ブルーが出汁だよって!」
キース 「……ダシ違いだ。だが、それで言いたいことは分かった」
昆布でもカツオでも煮干しでもないが…、と馬車を調べるキース君。
シロエ君を呼び、何やらゴソゴソしていましたが。
キース 「これだ! この引き綱をくっつけるんだ」
シロエ 「あ、此処に金具がありますよ」
よいしょ、とシロエ君が馬車の前に太い引き綱を2本セットし準備完了!
ブラウ 「へえ…。その綱で引っ張るのかい?」
キース 「そうらしいです。祭りの山車の要領で」
ブラウ 「よっしゃあ! それじゃ、野郎ども、引っ張りな!」
パレードだ! と女海賊なブラウ先生。
ワッと生徒たちが綱に取り付き、カボチャの馬車の出発です~!
