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シャングリラ学園つれづれ語り

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節分の豆まきは鬼がいないと話にならない、と生徒会長は申しております。
高僧である生徒会長の家には、本来、鬼など入れませんが…。

ブルー 「様式美とでも言うのかな? 節分には鬼を追い出さないと」
ハーレイ「そこでどうして私になるのだ!」
ブルー 「君が一番似合うんだよ。鬼は身体が大きいものだし」
ぶるぅ 「ハーレイのサイズに合わせて作ったんだよ、鬼さんの服!」

虎の皮のパンツも「そるじゃぁ・ぶるぅ」のお手製だとか。
お面は買ったらしいですけど。

ブルー 「食事が済んだら豆まきするから着替えてよね」
ハーレイ「もしかして最初からそのつもりか? 恵方巻の順番取りから」
ブルー 「決まってるだろう。でなきゃサイズが合う筈が無い」
ハーレイ「おい、誰か…。誰かブルーを止めてくれ!」
全員  「「「………」」」
ブルー 「残念でした。ジョミーの坊主以上に決定済みだよ、君の運命」
ハーレイ「うう…。で、豆をまくのは誰なんだ?」
ブルー 「ぼくが大トリを務めることは確かだね。玄関の外へ追い出す役」
ハーレイ「大トリだと? では、その前は…」
ブルー 「もちろん全員で豆まきだよ。ぼくもやるから安心して」
ぶるぅ 「えっと、コースはブルーが書いてるからね」
ハーレイ「コース?」
ブルー 「そう、コース。全部の部屋を五芒星の形に走り回るんだよ」

五芒星は一筆描きが出来るお星様マーク。
陰陽道では魔除けだそうで。

ブルー 「君の目にだけ見えるようにサイオンで細工をしておいたから」
キース 「豆まきは本来、邪気払いだしな。五芒星もある意味、正しいか…」
ブルー 「同じやるなら凝りたいよね。さてと、食事も済んだようだし」

着替えてきて、と教頭先生を促す生徒会長。
教頭先生、惚れた弱みで断り切れないようでして…。

ハーレイ「分かった、鬼は引き受けよう」

赤鬼に変身するべく、教頭先生は衣装を抱えて別室へ。
生徒会長が全員に豆と枡を配っていますが、どんな豆まきになるのやら…。

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ジョミー君が恵方巻に託した願いは、切実さが足りず門前払いの様相です。
とはいえ、生徒会長が言うには「神様は気紛れ」。
もしかしたら坊主祈願をされた神様が「坊主になれない」ようにするかも。

ジョミー「そっちに望みをかけるしかないよ。四ヶ所でお願いしたんだし」
キース 「坊主の道も悪くはないと思うんだがな…」
ブルー 「酔っ払う度に坊主宣言するかもね。今後に期待しておくさ」
サム  「俺と一緒に修行しようぜ。どっちが先に緋色の衣か競争で!」
シロエ 「キース先輩も負けていられませんね。頑張って下さいよ」
キース 「もちろんだ。…しかしブルーには一生勝てん」
ブルー 「年功序列の世界だしねえ…。おまけに緋色の上は存在しないし」
ハーレイ「ジョミーも緋色を目指すのか?」
ブルー 「そこが神様次第なんだよ。まずは坊主にならないと」
ハーレイ「坊主宣言を撤回し損ねた以上、坊主の道を極めたらどうだ?」

それも一つの生き方だ、と教頭先生。
一番福をゲットするべく恵方社の前で順番取りをなさったのですし、福を
ガッツリ掴んで欲しいと思ってらっしゃるみたいです。

ハーレイ「しかしアレだな、坊主と柔道は似ているな」
ブルー 「どの辺がさ?」
ハーレイ「私が柔道十段なのは知ってるだろう? 十段の帯は赤帯だ」
ブルー 「ああ、赤系が最高って所が似てるんだね。ちょうど良かった」
ハーレイ「は?」
ブルー 「赤か青かで迷ったんだよ。結局、赤にしたんだけれど」
ハーレイ「何の話だ?」
ブルー 「ぶるぅ、アレを持ってきてくれるかな」
ぶるぅ 「かみお~ん♪」

トコトコと走って行った「そるじゃぁ・ぶるぅ」が持ってきたものは。

ブルー 「赤帯と一文字違うだけだし、問題無いだろ?」
ハーレイ「こ、これを私にどうしろと…」
ブルー 「節分と言えば豆まきなんだよ。鬼がいなくちゃ話にならない」

鬼のお面に虎の皮のパンツ、真っ赤な色の肉襦袢。
赤帯ならぬ赤鬼を振られた教頭先生の運命や如何に?

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節分にはイワシの頭を柊に刺し、玄関や勝手口などの出入口に。
翌年の節分までそこに取り付けておけば、魔除けになるそうでございます。
頭を取った残りのイワシが食卓に上るのが本来の形らしいのですが…。

ブルー 「ぼくの家もイワシの頭は付けていないし、気持ちだけ…ね」
ぶるぅ 「アンチョビーだってイワシだもんね! で、恵方巻だっけ?」
ジョミー「うん! 凄く美味しかったけど、目を瞑ってたから見えないし…」
ブルー 「アナゴに干瓢、厚焼き玉子に椎茸に…」
ぶるぅ 「おぼろとキュウリと高野豆腐! 全部で七種類」
ジョミー「ふうん…。中身は普通の太巻き寿司と変わらないんだね」
ぶるぅ 「だから味付けが大事なんだよ。何処で買っても同じじゃないし」
ブルー 「そういうこと。…ところで、ジョミー。お願い事は?」
ジョミー「えっ、ちゃんとお願いしてきたよ?」
ブルー 「頭の中はお願い事だけって教えたよね。なのに君ときたら…」

雑念だらけの煩悩だらけ、とビシッと指差す生徒会長。

ブルー 「心頭滅却して祈願していたら味なんか分からないんだよ」
キース 「分かる筈もないな。黙々と口を動かすだけで」
ブルー 「修行中の念仏三昧が正にそれだね。勝手に口が動くのさ」
キース 「お念仏を唱えているという自覚も無いぞ。それが真のお念仏だ」
ブルー 「恵方巻でも理屈は同じ! お願い事しか意識しちゃダメだ」
サム  「なるほどなあ…。それじゃ、ジョミーは…」
ブルー 「失格だね」
ジョミー「そ、そんなぁ! あんなに頑張ってお願いしたのに…」
キース 「恵方巻を美味しく食った時点でアウトだな」
ジョミー「うわぁ…」

ついに坊主だ、と頭を抱えるジョミー君。
七福神にまで誓ってしまって、ラストチャンスもフイにして…。

ブルー 「まあ、神様ってヤツは気紛れだしね」

どのお願いを聞き届けるかは神様次第らしいです。
七福神の内の誰かか、歳徳様か。
お願い事を叶えるのは誰か、どの願い事が叶うのか…?

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坊主宣言撤回のラストチャンスを恵方社に託したジョミー君。
初日の出でも七福神巡りでも失敗していた作法の方も、今度は全く無問題。
恵方巻を食べ終えると祠に深々と一礼をして終わりです。

ブルー 「ふうん…。流石に必死だと間違えないか」
キース 「歳徳様に祈願した以上、今年中は坊主にならずに済みそうだな」
ブルー 「お願いが届いていれば、だけどね」

後ろはズラリ行列ですから、シャン学メンバーも順にお参り。
締めの教頭先生のお参りが済むと、割り込みを詫びながら恵方社を後に。

ハーレイ「お前たちはこれからどうするんだ?」
ブルー 「ぼくの家で晩御飯を食べて豆まきだよ。ハーレイも来るよね?」
ハーレイ「行っていいのか?」
ブルー 「もちろんさ。順番取りの御礼をしなくっちゃ」
ハーレイ「そんなつもりは無かったんだが…。役に立てるのは嬉しいしな」
ブルー 「遠慮しないで食べに来てよ。ずっと立ってて寒かっただろう?」

節分寒波とはよく言ったもので、またしても雪が舞っております。
帰りも無人の公園へ行って、そこから一気に瞬間移動。

ジョミー「さ、寒かった~! でも恵方巻、美味しかったね」
ブルー 「コートを脱いだらウガイ手洗い! 風邪を引くよ」
全員  「「「はーい!」」」

教頭先生もしっかりウガイ。
夕食は「そるじゃぁ・ぶるぅ」の手作りです。

ぶるぅ 「節分はイワシなんだけど…。今日の主役はアンチョビーだよ」
ブルー 「イワシの頭を柊に刺して、魔除けに玄関につけるんだよね」
ハーレイ「最近、やる家も少なくなったな。私もすっかり忘れていた」
ぶるぅ 「イワシの代わりにアンチョビー! 使い方も色々あるし」
ジョミー「色々って言えば、恵方巻にも色々入ってたね」
ブルー 「七福神にちなんで七種類の具だと聞いたけど?」
ジョミー「そっかぁ…。何が入っていたのかな?」

美味しかったよ、とジョミー君は満足そうですが。
恵方巻の具が気になるだなんて、願い事の方は大丈夫…?


 

※2月20日、『夢見る春の日』第1話、UPしました!
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 シャングリラ学園の新年度がスタート。
 お約束の入学式にクラス発表、担任は見てのお楽しみ。
 とはいえ、1年A組の担任といえば…。
 早速始まる攻防戦。ジョミー君たちの運命や如何に?

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恵方巻を食べる時は恵方に向いて目を閉じ、一言も喋らず頭の中で願い事。
これがお約束でございます。
坊主宣言撤回の最後のチャンスを恵方巻に託すジョミー君、究極の恵方巻
スポットとされる恵方社の前で深く一礼、続いて二礼目。
柏手の方もパンパンと二回、そして提げていた小袋の中から恵方巻を。

キース 「よし、ここまでは問題なし…と」
ブルー 「後はジョミーの根性だよね。ちゃんと神様に届けばいいけど」
サム  「ここの神様って誰なんだ?」
ブルー 「恵方と言えば歳徳様だよ」
シロエ 「トシトク様? なんですか、それ」
ブルー 「陰陽道で、その年の福徳を司るという女神様。恵方においでだ」
キース 「それも知らずに恵方巻を食っていたのか?」
シロエ 「え、だって。恵方ですから、いい方向なのは確かですしね」
ブルー 「そうだよ、いい方向だと分かればいいのさ。さて、ジョミーは…」
マツカ 「真剣なんじゃないですか? うるさくしたら悪いかも…」
ブルー 「他人の会話が気になるようでは言語道断。雑念はアウト」
ハーレイ「…ジョミーに何かあったのか?」
ブルー 「朝から行った七福神巡りで坊主祈願をしちゃったんだよ」
ハーレイ「坊主祈願?」
ブルー 「うん。甘酒で酔っ払っちゃって、お坊さんになれますようにって」

それを撤回するらしいよ、と生徒会長。
教頭先生も「それは真面目に祈願しないとな」と納得です。
一番に並んだ甲斐があった、と喜んでおられますけど、当のジョミー君は。

ジョミー(えっと、お願い事、お願い事…。坊主宣言撤回で!)

黙々と頬張る恵方巻。
お喋りが禁止でなくても、丸かぶりですし、まず喋れません。

ジョミー(お坊さんにならずに済みますように。お願いします、切実です)

ぼくには後が無いんです、と懸命なジョミー君ですが。
高級料亭の恵方巻はダテではなくて、いつの間にやら味わっていたり…。
お願い事より、舌先でとろける絶妙な具材。
そんな態度でいいんでしょうか…?

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