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雪が降る中、マッチ売りの少女の心境だったジョミー君に届いた肉まん。
熱々の差し入れは嬉しいですけど、問題は食材でございます。
御本尊様へのお供え物には動物性の食材厳禁、卵入りクッキーもアウトな
元老寺。そんな所の本堂の前で肉まんなんぞは論外で…。
アドス 「銀青様の御厚意であっても肉まんだけは許せませんな」
ブルー 「あ、やっぱり? そうじゃないかと思ったけれど」
ジョミー「分かってたんなら届けないでよ!」
ブルー 「最後は天国へ行けるんだからいいじゃないか。…お浄土だけど」
ジョミー「お浄土って何さ!?」
ブルー 「そのまんまだよ、極楽浄土」
アドス 「ほほう…。もしや、私が怒るのも計算済みでらっしゃいますか?」
ブルー 「もちろんさ。ここは徹底的に詫びを入れろと言うんだろう?」
アドス 「当然です! 御本尊様に土下座程度では生ぬるいかと」
ブルー 「頭を丸めてお詫びするのが一番だろうね、こういう時には」
ジョミー「ちょ、ちょっと…! まさかそのための肉まんだったの?」
ブルー 「うん。坊主になってお念仏をすれば極楽往生間違いなしだよ」
天国行きの直行便だ、と生徒会長は申しております。
極楽浄土は天国みたいなものでしょうけど、切符の代わりに坊主頭って…。
ジョミー「そ、そんな天国要らないし! 地獄でいいし!」
アドス 「なんと、地獄がいいとは罰当たりな…。仏罰が下りますぞ!」
ブルー 「そうか、地獄が好みなのか…。じゃあ、剃るしかないかな」
ジョミー「地獄行きなら坊主頭は要らないじゃない!」
ブルー 「気分的に地獄ということで…。せっかく天国行きだったのに」
ジョミー「な、なんでそういうことになるのさ~!」
キース 「肉まんを食ったお前が悪い。自業自得というヤツだ」
地獄行きでも天国行きでも剃髪らしいジョミー君。
お雑煮の頭芋で立った坊主フラグはへし折れそうもありません。
肉まん1個で坊主頭の大ピンチ。潔く諦めてお浄土行きを選ぶべきかな…?
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本堂の前で肉まんを食べ、アドス和尚の怒りを買ってしまったジョミー君。
耳を引っ張られて生徒会長の所へ連行されて来たわけですが…。
ブルー 「ジョミーが何かやらかしたのかい?」
アドス 「御本尊様の前で肉まんを食べておったのです!」
キース 「しかも檀家さんがお帰りになろうかという時に、だ」
ブルー 「なるほどねえ…。お手伝いをサボッて肉まんを食べた、と」
キース 「ああ。これが証拠の肉まんだ」
肉まんが4個乗ったお皿をキース君が机に置いた所で元気な声が。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お昼、出来たよ!」
サム 「持ってきたぜい、ぶるぅ特製のスペシャル昼飯!」
イライザ「凄いのを作って下さいましたの。お昼御飯に頂きましょう」
ぞろぞろ連なって座敷に入ってくるシャン学メンバー。
大きなお盆に山盛りの中華料理を乗せております。ん? 中華料理?
ジョミー「あっ…。に、肉まんだぁ!」
キース 「やかましい! お前は叱られている最中だろうが!」
アドス 「ほう、こちらでも肉まんですか。奇遇ですなあ」
ブルー 「偶然じゃないよ? そこの肉まんと同じだからね」
証拠物件の肉まんを指差す生徒会長。
こちらは既に冷めていますが、確かに見た目はそっくりです。
ジョミー「じゃ、じゃあ……あの肉まんを置いたのは…」
ブルー 「誰にも見られず、出来たての味を素早くお届け! 特別にね」
ジョミー「な、なんでそんなことを…」
ブルー 「マッチ売りの少女な気分だったようだし、ご期待に応えて」
ぶるぅ 「肉まん食べたいって言っていたでしょ?」
ブルー 「マッチを擦る代わりに靴を磨いては肉まん、あんまん…」
ジョミー「だからって届けてくれなくっても!」
ブルー 「おや、そうかい? お約束だと思ったけどなあ」
最後は天国に行くんだよね、と生徒会長。
そりゃあ、マッチ売りの少女のラストは天国に昇ってゆくわけですが。
マッチ売りの少女もどきなジョミー君を待っているのも天国だとか…?
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初詣のお手伝い中に肉まんを食べてしまったジョミー君。
御本尊様の前で肉を食べるとは何事か、とアドス和尚の雷が…。
サンタクロースの訪問も断ったという人物だけに、決まり事には厳格です。
アドス 「元老寺ではバターも卵も禁止でしてな」
ジョミー「な、何なの、それ…」
アドス 「御本尊様にはクッキーなどもお供え禁止ということでして」
キース 「材料に卵やバターが入っているからな。マドレーヌもダメだ」
アドス 「檀家さんがお供えして下さった場合は例外ですが…」
お供え物を買う時には原材料の確認が必須、とアドス和尚。
イライザさんも気をつけているのだとか。
動物性の食材はバターもダメな元老寺。そこで肉まんを食べたとなると…。
アドス 「銀青様もお怒りになると思いますぞ。覚悟の方はよろしいな」
ジョミー「か、覚悟って…」
アドス 「先ほどキースが申しましたとおり、場合によっては剃髪かと」
ジョミー「なんで剃らなきゃいけないのさ!」
キース 「ブルー次第だと言っただろうが。お前、あいつに逆らえるのか?」
ジョミー「う…。む、無理…っぽい気が…」
キース 「だったら覚悟を決めておけ!」
ジョミー「い、嫌だってば! い、いたたたた…」
耳を引っ張られているジョミー君には逃亡の術はございません。
とうとう坊主頭の危機と銀青様こと生徒会長が待ち受ける庫裏へ。
イライザ「お帰りなさい、お疲れ様でした。…あら、どうなさったの?」
アドス 「どうしたも何も…。銀青様はどちらにおいでだ?」
イライザ「お座敷ですわ」
アドス 「そうか。では、参りますぞ」
ジョミー「だ、誰か助けて~! い、いたたたたた…」
ジョミー君の悲鳴に耳も貸さずにアドス和尚は廊下をドスドス。
座敷の襖をカラリと開けて…。
アドス 「銀青様、失礼いたします」
ブルー 「おや。騒がしいなと思ったら…」
ジョミーじゃないか、と生徒会長。
伝説の高僧、銀青様の前に引っ立てられた気の毒な少年の運命や如何に…?
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お寺といえば精進料理。
しかし、家族でお寺を守っていれば精進料理オンリーは無理でございます。
育ち盛りの子供でなくとも、お肉も魚も食べたいですし…。
もちろん食べていいのですけど、仏様の前で食べるのだけは絶対ダメ。
ジョミー君みたいに本堂前で肉まんなどは言語道断!
アドス 「お元日から御本尊様に失礼な…。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」
キース 「よりにもよって肉まんとはな。寺を何だと思っている!」
ジョミー「で、でも…。熱々のを置いてくれてたし…」
キース 「言い訳はいい! 檀家さんが鼻風邪でなかったら最悪だぞ!」
アドス 「匂いが分からんと仰っておられたからいいようなものの…」
肉まんを食べていたとバレたら大変なことに、とアドス和尚は怒り心頭。
他所様の子でも遠慮はしないと頭から湯気が立つ勢いです。
アドス 「銀青様からも厳しく叱って頂かないといけませんな」
ジョミー「い、いたたたた!」
キース 「自業自得というヤツだ。親父が噴火した以上、もう止められん」
ジョミー「痛い、痛いよ、痛いってば~!」
耳を引っ張って引き摺られてゆくジョミー君。
檀家さんの初詣の午前の部が終わった所というタイミングも最悪でした。
キース君は証拠物件として肉まんの残りを抱えています。
そしてアドス和尚はジョミー君の耳をグイグイと…。
ジョミー「ひぃぃっ、ごめんなさい、ごめんなさい~!」
アドス 「詫びの言葉は御本尊様に! 銀青様もそう申されるでしょう」
キース 「終わったな…。お前、ブルーの意見次第では坊主頭だ」
ジョミー「そ、そんなぁ…! い、いたたたたた!」
アドス 「高僧を目指される以上、しごきにも耐えて頂きませんと」
ジョミー「誰もなりたいって言っていないし!」
アドス 「黙らっしゃい!」
とにかく銀青様にご報告せねば、とアドス和尚は激怒中。
ジョミー君、思い切り坊主フラグが立っております。
肉まん1個で人生を棒に振りそうですけど、あの肉まんはいったい誰が…?
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雪が降る中、本堂の前で凍えながら下足番をしているジョミー君。
檀家さんが脱いだ履物を揃え、お帰りになる時にサッと差し出す役目です。
ついでに靴が汚れていたら綺麗にするのもお仕事で…。
ジョミー「うう…。パパの靴だって磨いたことなんか無いのにさ…」
冷たい両手に息を吹きかけ、檀家さんの靴をキュキュッと磨くジョミー君。
雪模様のため履物の汚れは増える一方でございます。
しかし仕事をサボろうものなら、アドス和尚が怒るのは必至。
今度こそ坊主頭にしろと怒鳴られるのは確実で。
ジョミー「あーあ、温かいものが食べたいなぁ…。お昼、まだかな?」
檀家さん「あけましておめでとうございます。お寒い中をご苦労様です」
ジョミー「あ、ど、どうも…。あけましておめでとうございます」
本堂に入ってゆく檀家さんの手には菓子折が。
あれが肉まんだったなら…、なんてジョミー君は思っております。
下っ端のジョミー君に分けてくれる筈も無いんですけど。
ジョミー「肉まん食べたい…。あんまんでもいいな、ピザまんとかさ…」
靴を磨いた後、震えながら呪文のように唱えていると、いい匂い。
ふと見てみれば本堂の前の廊下にホカホカの肉まんが置いてあります。
それも蒸したてのヤツが5つも!
ジョミー「うわぁ…。もしかしてキースが持ってきてくれた?」
頑張るぼくへの御褒美だよね、と手に取ってみると熱々で。
マッチ売りの少女と違って幻覚などではなさそうです。
ジョミー「いっただっきまーす!」
檀家さん「では、失礼させて頂きます。…ああ、どうぞお構いなく」
お食事中でらっしゃいますし、と檀家さんは靴を履いて去ってゆきました。
ジョミー君は肉まんで口が一杯ですから、ペコリと頭を下げただけ。
そこへ…。
キース 「誰が食事をしていいと言った!」
アドス 「…イライザの差し入れかと思いましたが、違うようですな」
御本尊様の前で肉まんとは…、とアドス和尚は怒りの形相。
ジョミー君、坊主頭の危機ですか?
以下、拍手レスです~。
