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シャングリラ学園つれづれ語り

次の日曜はマツカ君の別荘でお花見、そういう計画ですけど。
やって来そうなのが誰かさんなわけで、話は先月のお彼岸へ。

マツカ 「ぼくの策だ、って言われても…。心当たりが…」
シロエ 「ですから、例の無観客ですよ」
マツカ 「確かに、そういう例があるとは話しましたが…」

それが策だと言うんでしょうか、と御曹司、怪訝そうな顔。

マツカ 「ぼくが話したのは、あくまで例というヤツです」
シロエ 「そっちじゃなくって、インフルエンザですね」
マツカ 「インフルエンザ…?」
シロエ 「流行っているから危ない、と指摘したでしょう?」

ぼくたちが健康保菌者かもと…、とシロエ君。

シロエ 「そう言っておけば、誰かさんを断れますしね」
サム  「あー! 嘘も方便っていうヤツな!」
ジョミー「でもさ、実際、流行ってたんだし…」
シロエ 「誰も覚えていませんでしたよ、そんなこと」

気付いたのはマツカ先輩だけで…、とシロエ君、力説。

シロエ 「それで策かと思ったんです、締め出すための」
マツカ 「そ、そんな…。ぼくは本当に心配を…」
ブルー 「うん、そこの所は間違いないね」

実は、ぼくもチラッと思ったからさ、と生徒会長。

ブルー 「だからマツカの心を探ってみたんだけど…」
シロエ 「裏は無かったわけですね?」
ブルー 「そう! マツカは心から心配してたよ」
シロエ 「なるほど、あれは天然でしたか」

ある意味、策より凄いかもです、とシロエ君、感動の面持ち。

シロエ 「気配りだけで、誰かさんを撃退ですよ?」
サム  「そうなるよなあ…。すげえぜ、マツカ!」
ジョミー「キースとは似ても似つかないよね」

あっちは疫病仏だけどさ、とジョミー君も。

ジョミー「マツカは地獄で仏なキャラだよ、正真正銘」
スウェナ「でも、怖いキャラも出来るのよ?」
サム  「そっちでも撃退できるしよ…」
シロエ 「万能ですね…」

素晴らしすぎです、とシロエ君、絶賛。
マツカ君、無敵かも…?


※ちょこっと私語。
 子猫を飼い始めた友達。想定外のアザに悩まされ中。
 飛び付かれた時に、爪が貫通する洋服。そしてアザに、と。
 「育ったらやらないから、安心だよ」と言ってますけど。
 大きな猫でも飛び付くんです、キロ単位の猫がドッスンと。

※ハレブル別館、更新しました!
 ←ハレブル別館は、こちらからv
  転生ネタの第395弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
  タイトルは 『落とした食器』です、よろしくです~。

※ちょこっと予告。
  ハレブル別館は来週月曜、4月6日の更新です!
  転生ネタの第396弾です、よろしくお願いいたします~。

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さて、四月。今年も入学式を済ませた、シャン学メンバー。
今日は休みで生徒会長宅に集合、お花見について相談中で…。

ジョミー「やっぱりさあ…。穴場はマツカの別荘だよね」
シロエ 「なんと言っても、見頃が遅いですからね」
サム  「次の日曜日頃に満開ってトコが、美味しいよな!」
マツカ 「その代わり、山奥なんですけどね」

周りには何もありませんよ、と御曹司、流石の控えめな姿勢。

マツカ 「普通のお花見感覚で行くと、ガッカリですしね」
ジョミー「そりゃまあ、露店は無いけどさ…。でも…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お料理、最高だもんね!」

頬っぺたが落ちそう、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」のお墨付き。

ぶるぅ 「食材はいいし、料理人さんも腕がいいから!」
スウェナ「そうなのよねえ…。頼めば露店も出来るでしょ?」
マツカ 「食べ物系なら、出せますよ」
サム  「板前さんが、タコ焼きとかかよ?」

そういうのだったら楽しいぜ、とサム君の意見。

サム  「ちょっと他では食えねえもんな、そんなタコ焼き」
シロエ 「いいですね! お好み焼きとか、他にも色々」
マツカ 「ご希望だったら、手配しますけど…」
一同  「「「やったー!」」」

マツカの別荘でお花見に決定、と一同、突き上げる拳。

シロエ 「けど、誰かさんも来るんでしょうねえ、今回は…」
ジョミー「あー…。インフル、終息しちゃったもんね」
サム  「うつらねえなら、絶対、来るよな」

お彼岸は無観客だったけどよ、とサム君、溜息。

サム  「あの手のラッキー、二度とねえよなあ…」
キース 「いや、いけるかもしれないぞ」

冬場は流行りがちだからな、と副住職。

キース 「もっとも、ヤツには災難だったわけなんだが…」
マツカ 「気付いて良かったですよ、ギリギリとはいえ」
シロエ 「一瞬、マツカ先輩の策かと思いましたよ」
マツカ 「どういう意味です?」

ぼくが何を…、と首を傾げるマツカ君。
策って、いったい…?


※ちょこっと私語、
 本日、エイプリルフールですけど、タイミングが最悪。
 一年前の今日に「パンデミック」なら、ジョークですけど。
 誰も想像していなかったのが、今の地球上の状況。
 下手なジョークより恐ろしい現実、それが只今、進行中…。

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まさかの無観客で終わった、スッポンタケのお彼岸の法要。
ソルジャーもサッサと帰ってしまって、後は宴会タイムだけ。

シロエ 「逃げ足の速さは普段からですけど、最速でしたね」
マツカ 「シャングリラの命運がかかってますしね…」
キース 「まさかマスクで法要をするとは思わなかったぞ」

人生初の体験だった、と副住職が外しているマスク。

キース 「お前たちなら、うつした所で問題無いしな」
サム  「やっぱ、檀家さんにヤバい人がいるのかよ?」
キース 「考えてもみろ、お邪魔する先は高齢者メインだぞ」

月参りは平日なんだからな、と副住職。

キース 「働き盛りも学生も、ほぼ出払っている」
シロエ 「あー…。お留守番といえば、そうなりますね」
キース 「咳をしてらっしゃる方も、珍しくないしな」

まあ、お年寄りは咳き込みやすいんだが…、と苦笑い。

キース 「とはいえ、インフルエンザと区別はつかんし…」
ブルー 「まあねえ、ご高齢だと月参りにも熱心だから」

多少、具合が悪くてもキャンセルしないよね、と生徒会長も。

ブルー 「リスクがある以上、マスクはしておくべきだよ」
キース 「だが、キツかった…。特に念仏三昧が…」

なんて息継ぎしにくいんだ、と副住職の嘆き節。

キース 「酸欠になるかと思ったぞ、終わりの方は」
シロエ 「倒れなくて良かったじゃないですか」
ぶるぅ 「そだよ、法要、お疲れ様ぁーっ!」

早く着替えて宴会だよね、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「宴会で、しっかりリフレッシュしてね!」
ブルー 「酸素も充分、補給したまえ」
キース 「感謝する!」

では、とキース君も最速で着替えて戻りまして…。

ブルー 「では、改めて…。みんな、法要お疲れ様!」
一同  「「「お疲れ様でしたぁーっ!」」」
サム  「俺たちは、見物しかしてねえけどな」
シロエ 「それは言わない約束ですよ」

さあ宴会だ、と盛り上がってますけど。
今月、これにて中継終了~。


※ちょこっと私語。
 友人が子猫を飼い始めたとかで、写真を寄越しました。
 名前を聞いたら、往年のゲームのヒロインと偶然、同じ。
 問題は「クソゲー・オブザイヤー」を受賞したゲームな所。
 きっと一生、思い出しても口に出来ない、ヒロインのこと。

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スッポンタケの法要ですけど、参列者は一人だけで進行中。
ソルジャー以外は別室でサイオン中継で見物、そういう状態。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
シロエ 「えーっと、そろそろ終わりでしたっけ?」
ブルー 「そうなるね、最後はお念仏三昧だから」
キース 「……南無阿弥陀仏……」

副住職、鐘をチーンと鳴らして、深々と平伏。

キース 「南無阿弥陀仏、と…。よくお参りでございました」
Aブルー「ありがとう! スッポンタケも大喜びだよ!」
キース 「だろうな、あんたにしては立派に徳を積んだし」

一人きりでも法要をという心は素晴らしい、と副住職、絶賛。

キース 「事情が事情だけに、中止でも良かったんだがな」
Aブルー「えっ、そんなことは出来ないよ! 道があるなら!」

この危機を教えてくれたマツカにも感謝、と大真面目な人。

Aブルー「というわけでね、今日は本当にありがとう!」
キース 「ん? 宴会には出ないのか?」
Aブルー「危ないじゃないか!」

一緒に食事はリスク高すぎ、とソルジャー、ブルブル。

Aブルー「お布施はするけど、宴会はパスで失礼するよ」
キース 「そうなのか…。花見の頃には落ち着くといいな」
Aブルー「ホントにね…。あれっ、ぶるぅ?」
ぶるぅ 「んとんと…。宴会のお料理、詰めて来たから!」

キャプテンと、ぶるぅの分もあるの、とドカンと折詰。

ぶるぅ 「持って帰って、みんなで食べてね!」
Aブルー「いいのかい? 今日の法要は最高だよ!」
キース 「だったら、今の感謝の心を忘れずにな」
Aブルー「そうするよ! それじゃ、みんなによろしく!」

またね、と折詰と一緒にパッと姿が消え失せまして。

シロエ 「帰っちゃいましたよ、アッサリと…」
ブルー 「でもまあ、確かに危ないからねえ…」
サム  「けどよ、俺たちは宴会だよな」
一同  「「「やったー!」」」

法要の後は宴会の時間、しかもゲスト無し。
最高ですよね!


※ちょこっと私語。
 3月も、いよいよ明日までですけど、長すぎた今月。
 とはいえ、もっと衝撃な事実に、気が付いた昨夜。
 「令和」の元号が発表された日は、昨年の4月1日でした。
 まだ丸1年が経ってないです、しかも開始は5月1日…。

※3月30日、ハレブル別館、更新しました!
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いよいよスッポンタケの法要、参列者はソルジャーただ一人。
キース君はマスク着用、他の面子は別室でサイオン中継見物。

キース 「願我~身浄~、如~香炉~…」
シロエ 「始まりましたね、本気でマスクで、無観客で」
ブルー 「そこはさ、参列者ゼロと言ってあげてよ」

観客だったら此処に大勢、と生徒会長の苦笑。

シロエ 「そうでした! 今回、ホントに観客ですしね」
ジョミー「お茶もお菓子もついてるしね!」
ぶるぅ 「好きなだけ食べてね、沢山あるから!」
マツカ 「ありがとうございます。そっちのケーキを…」

一切れ、お願い出来ますか、と御曹司の控えめな注文。

ぶるぅ 「オッケー! ケーキもパイも食べ放題だよ!」
サム  「俺、コーヒーのおかわりな!」
スウェナ「私は紅茶で!」
ぶるぅ 「おせんべいも、緑茶もあるからねーっ!」

法要はまだまだ続くから、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。

ぶるぅ 「でもでも…。後のお食事、どうなるのかな?」
サム  「あー…。法要の後は宴会だよなあ…」
マツカ 「会食の席は危険ですよ」
シロエ 「誰もマスクをしていませんしね…」

法要よりも危ないですよ、とシロエ君も心配そう。

シロエ 「誰かさんの分は、持ち帰り仕様にした方が…」
ブルー 「そうだね、折詰なら安心だしね」
ぶるぅ 「分かったぁ! マスクをして詰めるね!」
マツカ 「ええ、その方がいいでしょうね」

せっかくですから、キャプテンの分も…、と御曹司。

マツカ 「いつも留守番ばかりですしね、法要の時は」
ブルー 「うん、それはブルーも喜ぶだろうね」
ぶるぅ 「だったら、ぶるぅの分もお土産!」
一同  「「「げっ!」」」

悪戯小僧にも折詰なのか、と誰もがゲンナリですけれど。

ぶるぅ 「だって、ぶるぅは親友だもーん!」
ブルー 「こんな時くらいは、大目に見てあげてよ」
シロエ 「見物で済んでいるんですしね…」

分かりましたよ、というシロエ君の声に頷く一同。
折詰ですね?


※ちょこっと私語。
 やっぱり激しい気温の乱高下、未だ終わってくれない3月。
 体感の時間は伸びる一方、曜日の感覚まで狂って来そう。
 そこへコロナが追い打ちなわけで、お正月など遥か彼方へ。
 本当に3ヶ月前だったんでしょうか、今年の元日…。

※ハレブル別館、更新しました!
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  転生ネタの第394弾です。ハーレイ先生と14歳ブルー。
  タイトルは 『コインの託宣』です、よろしくです~。

※ちょこっと予告。
  ハレブル別館は明日、3月30日の更新です!
  転生ネタの第395弾、タイトルは 『落とした食器』 です。
  よろしくお願いいたします~v

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