襟に飾った真紅の薔薇でキスマークを隠した教頭先生。
本日の主役をメインの席に据え、いよいよパーティー開幕でございます。
ブルー 「それじゃハーレイの健康と長寿を祈って、乾杯!」
一同 「「「かんぱーい!!」」」
カチン、カチンと触れ合うシャンパングラス。
生徒会長にもグラスをカチンとやって貰った教頭先生、もう感激で。
ハーレイ「ありがとう、ブルー。感謝する」
ブルー 「どういたしまして。お年寄りは大事にしないとね」
ハーレイ「…私は年寄りではないつもりだが…」
ブルー 「うん、ゼルよりは断然若いよ」
ゼル先生という名前を聞くなり、シャン学メンバー再びププッと。
もちろんキスマークの件ですけれども、教頭先生は知る筈もなく…。
ハーレイ「こらこら、ゼルはあれでも私と年は変わらんのだぞ」
ブルー 「だから若いねって褒めてるんだよ、そうだよね?」
キース 「ま、まあ…そういうことです。ゼル先生には失礼しました」
ハーレイ「本人の前では言わないようにな。あれで相当気にしている」
薄くなってきた頃から「薄い」とか「ハゲ」は禁句だとか。
ジョミー「えっ、そうなの? ぶるぅがしょっちゅうツルツルって…」
ハーレイ「ぶるぅは子供だから平気なだけだ」
Aブルー「なるほどねえ…。ぼくの世界のゼルもそうだよ」
ウッカリ眩しいと口にしたクルーは左遷だそうで。
Aブルー「髪の毛の問題はデリケートだよね、髪も大事にしなくっちゃ」
ブルー 「それじゃ髪の毛の健康も祈っておこうか」
ハーレイの生え際に乾杯! と景気のいい音頭。
教頭先生、悪い気はしないらしくって。
ハーレイ「うむ、ブルーに恥をかかせないためにも髪は死守しよう」
ブルー 「…恥だって?」
ハーレイ「そのぅ、なんだ…。やはり新郎がハゲというのは…」
ブルー 「君の夢ってホントに尽きないねえ…」
それでこそハーレイなんだけど、と生徒会長はニッコリと。
乾杯の後は御馳走がズラリ、メインはお赤飯ですね!
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やって来ました、バレンタインデー。
生徒会長宅には教頭先生からザッハトルテの贈り物が。
いつも貰いっ放しの生徒会長、たまにはお返しをしようと決心を…。
特注品だそうですけども、果たしてどんなお返しが?
(シャングリラ学園番外編、10月は第1&第3月曜更新ですv)
次回更新日は10月7日でございます~。
ダメで元々、あわよくば。
生徒会長に薔薇を贈ってプロポーズを、と試みた教頭先生は見事に失敗。
ハーレイ「…ついに受け入れて貰えたのか、と思ったのだが…」
ブルー 「甘いね、そんなドサクサ紛れのプロポーズ!」
成功させたいならシチュエーションを考えろ、と生徒会長は冷笑で。
ブルー 「とにかくお祝いはしてあげるんだ。それで充分!」
Aブルー「敬老の日だっけ、御馳走が沢山あるんだよね?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ メインはお赤飯だよ!」
栗もたっぷり入っているの、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
生徒会長、教頭先生を促しまして。
ブルー 「ほらほら、主役が着席しないと始まらないから!」
ハーレイ「…う、うむ…。祝いの席には違いないか…」
ブルー 「お祝いだってば、悪い気分じゃないだろう?」
なんと言ってもぼくの家だし、と生徒会長はニコニコと。
ブルー 「おまけに襟にはキスマーク! 愛がたっぷりの」
ハーレイ「そうだったな。これはお前からの…」
愛がこもったキスマークだった、と襟元を見詰める教頭先生。
しかしキスマーク、その正体はゼル先生の唇で。
ジョミー「…うぷぷぷぷ…」
キース 「馬鹿! 笑うヤツがあるか!」
ブルー 「笑ってあげたら可哀相だよ、ハーレイが」
シャイなんだからね、と言われて盛大に吹き出すシャン学メンバー。
必死に笑いを堪えていますが、教頭先生は真っ赤になって。
ハーレイ「…そ、そのぅ…。なんだ、やっぱり照れるものだな」
ブルー 「だからこそ薔薇で隠しとけってね」
Aブルー「凄いよねえ…。キスマークひとつで真っ赤だなんて」
ぼくのハーレイはそういう時期を過ぎちゃったから、と余計なひと言。
教頭先生、ますます赤くなっておられますが。
ブルー 「そのくらいにしといて、まずは乾杯!」
ぶるぅ 「そだね、シャンパン、持ってくるね~!」
お祝いだぁー! と飛び跳ねてゆく「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
はてさて、どんな宴会になるのでしょうか?
キスマークをワイシャツの襟にプリントしてきた教頭先生。
人目に立つからと真紅の薔薇で隠し、その薔薇を生徒会長に贈ろうと…。
ブルー 「薔薇は貰っても構わない。でも帰り道の保証は無いよ?」
ハーレイ「…そ、それは…」
ブルー 「丸見えになったキスマークって、更に誤解を呼びそうだよね」
誰の家に行って来たのやら…、と生徒会長はニヤニヤと。
ブルー 「ぼくの家に口紅を愛用している面子は誰もいないし」
Aブルー「思い切り誤解されそうだねえ…」
ブルー 「それはもう! でもって噂は広がるのも速くて」
ハーレイ「こ、困る! それは非常に困るのだが!」
私はお前一筋で、と教頭先生、薔薇を持ったままアタフタと。
ハーレイ「たとえ噂でも、そういう浮気は…!」
ブルー 「したくないって? だったら薔薇を付けとくんだね」
元の襟に、と言われてしまっては教頭先生も反論出来ず。
ハーレイ「…仕方ない…。では、気持ちだけでも貰ってくれ」
ブルー 「いいよ、気持ちはプロポーズだね?」
ハーレイ「そうか、分かってくれたのか…!」
ついに積年の想いが叶った、と感涙の教頭先生ですが。
ブルー 「ちょっと待った! 今の台詞はサービスだから!」
ハーレイ「…サービス?」
ブルー 「敬老の日だしね、お赤飯が似合うシチュエーションで」
婚約記念ならお赤飯、とニッコリ微笑む生徒会長。
ブルー 「気分だけでもプロポーズ成功といきたいだろう?」
ハーレイ「…き、…気分だけ…?」
ブルー 「うん。それじゃ盛大にお祝いしようか、敬老の日を」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 最初はシャンパンで乾杯だよね!」
ブルー 「というわけでさ、薔薇は襟にね。でもって、お祝い!」
プロポーズ成功を祝う気持ちで、と言われましても。
ハーレイ「…き、気分だけとは…」
Aブルー「報われないねえ、君って人も…」
お気の毒に、とソルジャーに肩を叩かれ、教頭先生は薔薇を襟に。
プロポーズは空振り、これから先は?
拍手ありがとうございました!
敬老の日のパーティー会場に現れました、教頭先生。
スーツでキメておられますけど、肝心の入場チケットが見当たりません。
ブルー 「うーん…。チケット持参じゃないだろうね?」
ハーレイ「持っていないと入れないのだろう?」
ブルー 「そうじゃなくって、プリントしないで用紙のままとか」
如何にもやりそう、と生徒会長は教頭先生を睨んでおります。
ブルー 「プリントは一回こっきりだけど、刷らなかったら消えないし」
Aブルー「そうか、取っといて後で好みの場所にプリントするんだ?」
ブルー 「やらかしそうだろ、ハーレイだしさ」
襟と言っておいてトランクスとか…、とジロジロ見詰める生徒会長。
ハーレイ「そ、それは無い! 私はそんな…!」
ブルー 「とにかく、チケット! プリントするのも条件の内!」
刷ってないなら回れ右、と玄関の方にビシィッと指を。
教頭先生、大慌てで首を左右に振りまして。
ハーレイ「言われたとおりにプリントしたんだ! ただ…」
ブルー 「何さ?」
ハーレイ「此処の入口には管理人さんがいるし、他にもだな…」
仲間だらけのマンションだけに、と教頭先生は脂汗。
ハーレイ「キスマークつきの服なぞを目撃されたら、あらぬ噂が…」
ブルー 「立つだろうねえ、ついに女が出来たとか」
ハーレイ「そ、それで…。これで隠して来たのだが…」
それとお前への愛をこめて、とシャツの襟元に真紅の薔薇が。
ハーレイ「これを外すと、こう、チケットが」
ブルー 「オッケー、確かに」
キスマークだねえ、と生徒会長は満足そう。
教頭先生は外した薔薇を手にして床に片膝をつくと。
ハーレイ「そ、そのぅ…。受け取って貰えるだろうか?」
ブルー 「は?」
ハーレイ「お前に渡そうと選んで来たんだ、ぜひ貰ってくれ」
ブルー 「…いいけどさ…。帰りの道はどうするんだい?」
薔薇が無ければキスマークがまるっと剥き出しだけど、と鋭い指摘。
グッと詰まった教頭先生、どうなりますやら…。
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やって来ました、バレンタインデー。
生徒会長宅には教頭先生からザッハトルテの贈り物が。
いつも貰いっ放しの生徒会長、たまにはお返しをしようと決心を…。
特注品だそうですけども、果たしてどんなお返しが?
(シャングリラ学園番外編、10月は第1&第3月曜更新ですv)
次回更新日は10月7日でございます~。
拍手ありがとうございました!
覗き見が大好きなソルジャーですけど、教頭先生を見ていない様子。
例のキスマークを何処にプリントして現れるのか、ワクワクだそうで…。
Aブルー「襟にするんだって言っていたけど、どうなると思う?」
シロエ 「ぼくは襟だと思いますけど?」
サム 「一回きりしか使えねえんだろ、襟だよな」
キース 「俺も襟しかないと思うが…」
Aブルー「うーん…。大穴に賭ける人はいないわけ?」
ブルーお勧めのトランクスとか、とソルジャーは言っておりますが。
ブルー 「そんな度胸はまず無いね。ぼくのチェックが入るんだよ?」
Aブルー「ああ、そうか。そこで鼻血を出したら終わりだねえ…」
ブルー 「鼻血くらいじゃ終わらないけど、倒れたら終わり!」
パーティーどころか強制送還、と生徒会長はニッコリと。
ブルー 「ハーレイもそこまで馬鹿じゃない。襟で決まりさ」
Aブルー「つまらないよ、それ!」
ブルー 「ううん、充分に笑えると思う。なにしろアレは…」
ぼくじゃなくってゼルの唇、とパチンとウインク。
教頭先生、プリントするまでに何度も用紙にキスしていたとか。
ブルー 「プリントした後もドキドキしながら唇を…ね」
Aブルー「なるほど、そっちを思い描いて楽しむっていう趣向なんだ?」
ブルー 「そういうこと! ハーレイは期待を裏切らないさ」
思い切りぼくに惚れてるだけに、と生徒会長は自信たっぷり。
そうこうする内に時間は流れ、玄関のチャイムがピンポーン♪ と。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ハーレイが来たよ!」
ハーレイ「すまん、遅れたか?」
ブルー 「ううん、全然。で、チケットが見当たらないけど?」
どうなったんだい、と訊かれた教頭先生、頬を真っ赤に染めまして。
ハーレイ「も、もちろんチケットは持って来ているぞ」
ブルー 「何処さ? まさかズボンの下だとか?」
トランクスに刷るのもアリだけれども、と凝視している生徒会長。
真っ赤なキスマーク、何処にプリントされたんでしょうねえ?
※ちょこっと、お知らせ。
去る6月に発表しましたシャングリラ学園番外編、『情熱の木の実』。
元ネタになったアルト様のハレブル無料配布本のテキストが見つかり、
シャン学アーカイブに掲載させて頂けることになりました!
アルト様ぶるぅのお話も沢山な『アルト様からの頂き物』コーナー。
掲載させて頂いた作品はこちらですv→『情熱の果実』
