身体の赤いのが最高だという、バカップルが探している獲物。
夜の生活にお勧めの品らしいですが、オオサンショウウオは無毒の筈で。
ブルー 「何か間違えていないかい? 毒は無かったと思うんだけど」
キース 「襲われたら皮膚から粘液を出すらしいな」
ブルー 「それが一応、毒とは聞くけど…。猛毒とまでは…」
せいぜい皮膚がかぶれる程度、と生徒会長。
ブルー 「多分ノルディの嘘だと思うよ、有難味を演出するための」
Aブルー「違うね、君たちもヤバイと言ってたし!」
ブルー 「いつさ?」
Aブルー「ホタル狩りの時だよ。あっ、いた!」
A船長 「アレですか?」
Aブルー「赤くないけど間違いない。そっちから追って!」
ぼくがこっちで捕まえる、とソルジャーが向かった先は草むら。
キャプテンはガサガサと川辺の葦を掻き分け、シッシッと。
A船長 「行きましたよ、ブルー!」
Aブルー「うん、来た、来た…。ゲットおぉぉ!」
一同 「「「!!!」」」
ゲゲッと息を飲む御一行様。
ソルジャーが高々と掲げた右手でバタバタと暴れる長いモノ。
Aブルー「ハーレイ、瓶を」
A船長 「承知しました」
ソルジャー、暴れるブツを酒瓶に頭から押し込もうとしておりますが。
ブルー 「ち、ちょっと待った!」
Aブルー「止めないでよ!」
ブルー 「生きたまま入れるなら一ヶ月ほど飼ってからだよ!」
Aブルー「え、なんで?」
ブルー 「理由は知らない。でも、飲まず食わずで一ヶ月ほど」
Aブルー「嫌だね、ぼくは待つのが苦手だからさ」
だったら殺して入れるまで、とボキリと響く鈍い音。
首を折られてダラリと垂れ下がったブツをソルジャーが瓶に。
A船長 「やりましたね!」
Aブルー「次は赤いのが見付かるといいね」
ブルー 「……あ、赤マムシ……」
Aブルー「えっ、サンショウウオじゃなかったんだ?」
何でもいいけど、と酒瓶を揺すっているソルジャー。
マムシなら納得の猛毒ですけど、素手で捕るとは恐るべし…。
※ちょこっと予告。
アニテラ17話の放映から間もなく6年。
今度の日曜、7月28日にハレブル別館を1年ぶりに更新いたします。
ブルー生存で地球に向かうまでの間のお話、『奇跡の狭間で』。
短編ですけど、よろしくです~v
川沿いに一時間ほど歩いていけば、心霊スポットのトンネルの傍。
今回はホタル狩りではないため、懐中電灯で照らしながらの道中ですが。
ジョミー「ホント、真っ暗で誰もいないね」
シロエ 「こんな所から歩いて行く人はいませんよ」
キース 「まったくだ。しかし車で行くのもな…」
サム 「運転できるの、教頭先生だけだもんなあ」
全員が乗るならマイクロバスでございます。
それで心霊スポットというのもイマイチ雰囲気出ませんし…。
ブルー 「それにハーレイは最初から参加じゃなかったからね」
ハーレイ「うむ。頼りにしてくれて感謝している」
頑張らねばな、と拳を握る教頭先生。
ブルー 「男らしい姿に期待してるよ、なにしろ怖くて」
ハーレイ「ははは、たかだか幽霊だろうが」
投げられずともこう蹴散らして、と教頭先生が懐中電灯を振り回せば。
Aブルー「ちょっと、やめてよ! 逃げちゃうじゃないか」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「そうでなくても好き勝手にあちこち照らしてるしさ…」
ぼくの獲物を蹴散らすな、とソルジャーは至極不機嫌で。
Aブルー「何度も言ったろ、ノルディのお勧めを捕るんだ、って!」
ハーレイ「…お勧め……ですか?」
Aブルー「そう! 捕まえてお酒に浸けておけばね、凄いらしいよ」
A船長 「さっきから探しているのですが…。これがなかなか」
ブルー 「あれはデリケートな生物なんだよ、そう簡単にはいかないさ」
キース 「その辺の岩陰にいるんじゃないか?」
Aブルー「照らさないでって言ってるのに!」
捕れなかったらどうしてくれる、と怒鳴られましても。
ブルー 「喚く声でも逃げると思うよ」
ハーレイ「何を捕まえるおつもりですか?」
Aブルー「んーと、サンショウウオだったかな?」
A船長 「猛毒を持っているらしいですが、夜の生活にお勧めだそうで」
特に身体の赤いヤツが、とキャプテンは頬を染めておりますが。
オオサンショウウオって、猛毒を持っていましたか…?
※ちょこっと予告。
ハレブル別館を1年ぶりに更新いたします、7月28日です!
タイトルは『奇跡の狭間で』。
えっ、アニテラの17話がどうしたって?
当サイトのブルーは生きております、よろしくです~v
拍手ありがとうございました!
自分の立場が人柱とも知らず、生徒会長を守れれば本望らしい教頭先生。
しっかり盾にならなければ、とカルビ丼をガッツリかき込みまして。
ハーレイ「そろそろ行くのか? すっかり暗くなったが」
ブルー 「そうだね、歩く間にいい感じに夜も更けるだろうし」
時計は夜の8時を回っております。
出発点までは瞬間移動、その先は1時間ちょっとの川沿いの道で。
ジョミー「着く頃には10時頃だよね!」
サム 「目撃証言、その辺りから増えてくるんだぜ」
ジョミー「うん、知ってる。でも赤信号だから大丈夫!」
ハーレイ「赤信号?」
キース 「青信号で入るとマズイ場所ですし、赤信号なら平気なのだと」
このド阿呆が言うのです、とジョミー君を指差すキース君。
ジョミー「阿呆って何さ、阿呆って!」
キース 「でなきゃ馬鹿だな、どう考えても」
シロエ 「赤信号で入る車は普通ゼロだと思うんですよ」
スウェナ「トンネルに入ったら、もれなくアウトだと思うわよ?」
ハーレイ「なるほどな…。私もそれに賛成だが」
何か出た時は任せておけ、と教頭先生、胸を叩いておられます。
ハーレイ「私も男だ。ブルーを守ると決めたからには頑張るのみだ」
ブルー 「ありがとう、ハーレイ。頼りにしてるよ」
Aブルー「へえ…。これを機会に君たちの仲が深まるといいね」
A船長 「吊り橋効果と言いましたか…。恐ろしい場所は効果的だとか」
いいですねえ、とキャプテンに言われて、教頭先生の顔が真っ赤に。
ハーレイ「そ、そのう…。なんだ、ブルー、行こうか」
ブルー 「吊り橋ならぬトンネルへ…ってね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ みんな、忘れ物しないでね~!」
タイプ・ブルーのサイオン、三人前。
やって来ました、先日のホタル狩りの出発地点。
ジョミー「よーし、行くぞー!」
キース 「懲りればいいんだ、馬鹿野郎めが」
現地で後悔するがいい、とキース君が毒づいておりますが。
トンネルはまだ先、懐中電灯片手にまずは川沿い~。
※ちょこっと予告。
来週日曜、7月28日にハレブル別館を1年ぶりに更新いたします。
ブルー生存で地球に辿り着くまでの間のお話。
タイトルは 『奇跡の狭間で』 となっております。
短編ですけど、よろしくです!
←ハレブル別館は、こちらからv
ブルー生存ネタ、『奇跡の碧に…』と、続編の生存ED、『奇跡の青から』。
その二つの間のお話が 『奇跡の狭間で』 でございます~。
どっかり居座ってしまったソルジャー、三時のおやつもガッツリと。
夕食のカルビ丼が出来る頃合いを狙ったように、空間を越えてお客様が。
言わずと知れたキャプテン(会話表記はA船長)登場でございます。
A船長 「こんばんは、遅くなりまして…」
Aブルー「夕食に間に合って良かったよ。残業無しだね」
A船長 「それはもう! 大車輪で片付けてまいりました」
なにしろこれからお出掛けですし、とキャプテンも燃えているようです。
ブルー 「やれやれ…。行き先、ホントに分かってる?」
A船長 「心霊スポットだと聞いておりますが、途中の方が大切だと」
ブルー 「…サンショウウオね…。噛まれないよう、気を付けて」
Aブルー「うん、そこはノルディにも注意されたよ」
A船長 「噛まれたら悲惨だそうですねえ…」
ブルー 「分かっているならいいんだよ、うん」
天然記念物のオオサンショウオ、物凄い歯を持っております。
人の指くらいは噛みちぎるそうで、自己責任でよろしくとしか…。
ブルー 「とにかく、ぼくたちの目的はそっちじゃないから」
ジョミー「そうだよ、トンネルに行くんだからね!」
キース 「何が起こっても俺は知らんぞ」
Aブルー「でも、人柱がいるんだろう? あ、来たかな」
ブルー 「人柱の件は喋るんじゃないよ、二人とも!」
ハーレイは何も知らないんだから、と生徒会長。
間もなく玄関のチャイムがピンポーン♪ と。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ハーレイだぁ!」
ハーレイ「こんばんは。…おや、あなた方もおいでになったので?」
A船長 「こんばんは、御無沙汰しております」
Aブルー「なんか面白そうだったしね、心霊スポット!」
ハーレイ「はあ…。あそこはシャレにならないのですが」
Aブルー「らしいね、君はブルーの用心棒に来たんだって?」
ハーレイ「そうなりますね」
ブルーの盾になれるのでしたら本望です、と照れておられますが。
盾じゃなくって人柱だとは、知らない方が幸せですね…。
※シャングリラ学園番外編、『公認カップル』、UPしております!
←シャングリラ学園番外編は、こちらからv
学園祭の打ち合わせなどで賑やかな秋でございます。
そこへ遊びに出て来たソルジャー、生徒会長に結婚を勧めまして…。
ぜひハーレイと結婚すべき、と言われてハイと答える筈も無く。
それでも結婚を推したいソルジャーが出した計画とは?
(シャングリラ学園番外編、8月も第1&第3月曜更新ですv)
次回更新日は8月5日でございます~。
※ちょこっと予告。
来週日曜、7月28日にハレブル別館を1年ぶりに更新いたします。
ブルー生存で地球に辿り着くまでの間のお話。
タイトルは 『奇跡の狭間で』 となっております。
短編ですけど、よろしくです!
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ブルー生存ネタ、『奇跡の碧に…』と、続編の生存ED、『奇跡の青から』。
その二つの間のお話が 『奇跡の狭間で』 でございます~。
心霊スポットに一緒に行く、とトンデモなことを言い出したソルジャー。
しかもお一人様の参加ではないようでございます。
Aブルー「ハーレイと二人で話していたんだ、これは行かなきゃって」
ブルー 「だから、どうしてそうなるわけ?」
Aブルー「えっ、この前の川に行くんだろう?」
ブルー 「それはあくまで通り道! 行き先は別!」
Aブルー「うん、知ってる。そのためのこっちのハーレイだしね」
人柱だってね、とソルジャーはニッコリ。
Aブルー「そういうのがいれば安心だしさ、ここは一発、夏らしく!」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「君たちの世界の定番なんだろ、夏の心霊スポット巡り」
たまには体験してみたい、と思い切り好奇心旺盛で。
Aブルー「おまけに素敵なオマケもあるかも…」
一同 「「「オマケ?」」」
Aブルー「行ってみないと分からないけど、ノルディのお勧め」
ブルー 「なんだい、それは?」
Aブルー「あの川ならきっといるでしょうって言ってたけれど?」
ブルー 「はいはい、分かった」
どうせサンショウウオだろう、と生徒会長、深い溜息。
ブルー 「捕るのはいいけど自己責任でお願いするよ?」
Aブルー「ホタルと同じでヤバイのかい?」
ブルー 「一応、天然記念物だってば!」
Aブルー「そうなんだ?」
そういう話は聞いてないけど、とソルジャーは首を捻っております。
ブルー 「どうせ適当に聞いてたんだろ、効き目のことだけ」
Aブルー「あっ、分かる? なんか凄いんだってね」
ブルー 「その先、禁止! 本気で一緒に行きたいならね」
Aブルー「行く!!」
昼食のテイクアウトをよろしく、と抜け目ないソルジャー。
Aブルー「ぶるぅ、御飯は大盛りで! カレーもたっぷり!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ラッシーは?」
Aブルー「そっちはいいよ、ハーレイは甘い物が苦手だからさ」
空間移動でデリバリー、と向こうの世界へカレーのお届け。
バカップルの参加、確定ですね…。
※ちょこっと予告。
来週日曜、7月28日にハレブル別館を1年ぶりに更新いたします。
ブルー生存で地球に辿り着くまでの間のお話。
タイトルは 『奇跡の狭間で』 となっております。
短編ですけど、よろしくです~v
←ハレブル別館は、こちらからv
ブルー生存ネタ、『奇跡の碧に…』と、続編の生存ED、『奇跡の青から』。
その二つの間のお話が 『奇跡の狭間で』 でございます~。
