菖蒲の名所に辿り着いた御一行様。
悪目立ちしそうなだけに池の端っこにレジャーシートで、荷物を置いて。
ブルー 「人が増える前に花菖蒲園まで行って来ようか」
シロエ 「いいですね! えっと、荷物は…」
ブルー 「ハーレイに番をさせてもいいけど、せっかくだからね」
みんなで行こう、と取った方法は、いわゆるシールド。
がっちりガードで盗難の心配も無く、いざ池の向こうの花菖蒲園へ。
キース 「これはなかなか見事だな」
Aブルー「ずいぶん大きな花なんだねえ? いろんな色の花もあるしさ」
ブルー 「観賞用だし、品種改良を重ねているよ」
Aブルー「品種改良かあ…。それはそれで別の効き目があるかも」
一同 「「「は?」」」
Aブルー「こうバリエーション豊かだとねえ、四十八手も楽勝だとか!」
ブルー 「やめたまえ!」
菖蒲にそっちの効能は無い、と生徒会長は睨んでおりますが。
Aブルー「ここのは採ったらダメみたいだし、ノルディに頼もう」
A船長 「そうですね。あなたのマントに似た色の花が良さそうです」
あなたのように艶やかですし、と微笑むキャプテン。
Aブルー「花よりもぼくを見て欲しいんだけど?」
A船長 「もちろん、あなたが一番ですよ」
その場で始まるディープキス。
目が点になった他の面子は脱兎の如く花菖蒲園から脱出で。
ジョミー「び、びっくりした…」
サム 「一気に走って息が切れたぜ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お茶にしようよ!」
駆け戻った場所でピクニックバスケットの蓋が開けられ、ポット登場。
一同 「「「いっただっきまーす!」」」
Aブルー「あ、ぼくとハーレイにもお茶を一杯」
ブルー 「ちょ、いつの間に!」
Aブルー「置き去りだなんて酷いじゃないか。おまけに迷子も」
ブルー 「…迷子?」
Aブルー「ぼくたちに見惚れて立ってたよ?」
デカイ迷子もいたものだ、と指差す先には教頭先生。
妄想タイムに入ってしまって取り残されたようですねえ…。
※シャングリラ学園番外編、『流行と仕掛け』、UPしております!
←シャングリラ学園番外編は、こちらからv
やって来ました、夏休み。今年も海の別荘へとお出掛けです。
マツカ君の海の別荘と言えば、ソルジャー夫妻が結婚した場所。
結婚記念日に合わせて行くのだ、と日程を仕切り倒しているようで。
そのソルジャーが流行らせたくなってしまったものとは…?
(シャングリラ学園番外編、6月は第3月曜更新ですv)
次回更新日は6月17日でございます~。
七輪マンな教頭先生が守るべきものは、七輪と大量のお弁当。
走るとバランスが崩れそうですし、山道に置き去りにされるのは当然で。
ジョミー「よーし、走るぞー!」
サム 「俺も行くぜ―っ!」
峠に着いたジョミー君たち、一斉にスタートを切って下へ下へと。
間もなく池が見えて来まして、先発隊が大きく手を振っております。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ こっち、こっち!」
ブルー 「思ったより早い到着だね」
ジョミー「えーっと…。なんか向こうの方が賑やかだよ?」
キース 「花菖蒲園と駐車場があるんだ。バーベキュースポットもな」
シロエ 「人が多い所に行くのはマズイでしょう?」
何かと問題アリアリです、と指摘されて納得の後発組。
マツカ 「教頭先生のスタイルだけでも、思い切り人目を引きますよ」
ブルー 「七輪マンだしね。で、他の二人は?」
後発組 「「「え?」」」
置いてきたのは七輪マンだけと思っていれば、若干二名が行方不明。
ジョミー「一緒に走って来なかったっけ…?」
スウェナ「どうだったかしら?」
キース 「あいつらが行方不明となると、ロクなことにはならないな」
ブルー 「此処に場所を取って良かったよ。…ほら、あそこ」
一同 「「「???」」」
Aブルー「お待たせ―! お姫様気分って最高だよねえ」
壊れ物扱いで山道を下って森林浴、と御機嫌のソルジャー。
なんとキャプテンにお姫様抱っこをされております。
Aブルー「七輪なんかより、ぼくの方が遙かに大切だろう?」
A船長 「もちろんです。落っことさないよう、頑張りました」
ハーレイ「わ、私も七輪を死守したのだが…」
ブルー 「御苦労様。ぼくは君に運ばれる趣味は無いから」
さっさと荷物を下ろすように、と生徒会長は冷たい口調。
Aブルー「ホント、こっちのハーレイは報われないねえ…」
A船長 「お気の毒です…」
私たちは幸せになりましょう、と眺める先には自生の菖蒲。
菖蒲の名所はダテじゃなかったようですよ~。
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やって来ました、夏休み。今年も海の別荘へとお出掛けです。
マツカ君の海の別荘と言えば、ソルジャー夫妻が結婚した場所。
結婚記念日に合わせて行くのだ、と日程を仕切り倒しているようで。
そのソルジャーが流行らせたくなってしまったものとは…?
(シャングリラ学園番外編、6月は第3月曜更新ですv)
次回更新日は6月17日でございます~。
頭に七輪と鍋な教頭先生、姿はさながら七輪マン。
爆笑されて顔が真っ赤になった途端に、生徒会長が鍋に手を触れまして。
ブルー 「熱っ! 点火したと思ったらもう熱いってね」
Aブルー「なるほど、瞬間湯沸かし器なんだ?」
ブルー 「乗っかってるのは鉄鍋だしねえ、空炊きしても大丈夫!」
ぶるぅ 「ホントに熱いの?」
ペタリと触った「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
小さな両手で鉄鍋をしきりにペタペタペタと。
ぶるぅ 「…熱くないよ?」
ブルー 「ハーレイの顔を見てごらん。まだ真っ赤だし!」
Aブルー「絶賛空炊き中ってね。真っ赤に燃える七輪マンだよ」
まだまだ熱く燃えそうだ、とソルジャーは教頭先生の耳にヒソヒソと。
ハーレイ「…!!!」
Aブルー「それでね、更なるパワーアップを目指して菖蒲を」
ブワッと鼻血の教頭先生、いったい何を聞かされたのやら。
鼻にティッシュが詰まったことで間抜け度数はドカンとアップ。
ブルー 「なんかホントにみっともないねえ…」
キース 「最初はあんたがやったんだろうが!」
ブルー 「そりゃそうだけどさ。…七輪マンとは距離を置きたい」
恥ずかしいから、とダッと駆け出す生徒会長。
サイオンの力を借りているらしく、急な傾斜もなんのその。
ブルー 「ハーレイ、お先に~!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 一本道だからね~!」
キース 「ぶ、ぶるぅまで…。くっそぉ、負けるか~!」
シロエ 「ぼくも行きまーす!」
えらい勢いで駆け登ってゆく面子を見送った一同ですが。
Aブルー「少し登ったら峠みたいだよ、後は下りだ」
ジョミー「そうなんだ? じゃあ、その先は走ろうかな…」
サム 「おう! 下りだったら負けねえぞ」
スウェナ「私も下りなら走れるわよ?」
マツカ 「教頭先生はどうするんですか?」
Aブルー「七輪って割れ物注意っぽいよね、お弁当もあるし」
A船長 「船長たるもの、安全第一が大前提です」
七輪とお弁当の安全第一。
教頭先生、捨てられフラグ?
※5月20日、『流行と仕掛け』、UPしました!
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やって来ました、夏休み。今年も海の別荘へとお出掛けです。
マツカ君の海の別荘と言えば、ソルジャー夫妻が結婚した場所。
結婚記念日に合わせて行くのだ、と日程を仕切り倒しているようで。
そのソルジャーが流行らせたくなってしまったものとは…?
(シャングリラ学園番外編、6月は第3月曜更新ですv)
次回更新日は6月17日でございます~。
凄い量になってしまったハイキング用のお弁当など。
下僕代わりの教頭先生、背負子を背負ってお次は頭の上に布製の輪っか。
ハーレイ「輪っかを被ってどうするんだ?」
ブルー 「鍋と七輪を載せるのさ。ちょっと屈んでくれるかな?」
どっこいしょ、と教頭先生の頭に七輪を載せる生徒会長。
七輪の上には囲炉裏に掛けるような感じの鉄鍋が縛りつけてあります。
ブルー 「これでよし…っと。はい、立ってみて」
ハーレイ「…こ、こうか?」
ブルー 「上手い、上手い。両手を放してもいけそうだよね」
山越えの道もバッチリだ、と生徒会長は微笑みまして。
ブルー 「準備オッケー! それじゃ行こうか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
瞬間移動でパッと姿を消した一同、現れた先は登山口。
登山と言ってもいわゆる里山、池までは半時間ほどで着くそうで。
Aブルー「誰もいないね…」
ブルー 「大抵の人は車で出掛ける場所だしね」
キース 「なるほどな。で、ここを登って行けばいいのか?」
ブルー 「うん。ひたすら一本道だから」
シロエ 「じゃあ、行きましょうか」
ぶるぅ 「わぁ~い、山だぁ~!」
教頭先生以外の面子は軽いリュックと水筒のみ。
軽い足取りで登ってゆく中、教頭先生だけがモタモタと。
ハーレイ「ま、待ってくれ、そんなに速くは歩けないのだが…」
ブルー 「その程度の荷物でギブアップかい?」
ハーレイ「いや、七輪と鍋が木の枝に引っ掛かりそうで…」
落とすわけにはいかんしな、と言う間にも細い木の枝がピシパシと。
ブルー 「だったら縛って固定だね」
ハーレイ「は?」
ブルー 「そこに座って」
ロープを取り出した生徒会長、七輪と鍋を帽子よろしく頭に固定。
ぶるぅ 「えとえと…。なんか七輪マンみたいだね!」
ブルー 「ハーレイの顔が赤くなったら点火って?」
一同 「「「し、七輪マン…」」」
それは確かに、と一同、爆笑。
七輪を被った教頭先生、間抜け度数がググンとアップ?
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は明日、5月20日に更新です!
タイトルは 『流行と仕掛け』 でございます。
流行だけにファッションリーダーがいるようですが…?
拍手ありがとうございました!
やって来ました、お待ちかねの25日の土曜日です。
集合場所は生徒会長のマンションの駐車場、シャン学メンバーも早々に。
ジョミー「登山口までは瞬間移動でパパッと…だよね?」
キース 「そう言ってたな。バスだと時間を食うらしい」
Aブルー「やあ、おはよう。今日はよろしく」
??? 「おはようございます。よろしくお願いいたします」
出ました、私服のソルジャーとキャプテン(会話表記はA船長)。
Aブルー「野生の菖蒲が採れると思うと、もう楽しみで楽しみで…」
A船長 「菖蒲湯は本当に効きますからねえ、私も自信がつきました」
カラスが出た時は焦りましたが、とキャプテンはお花見を回想中。
A船長 「いざこれから、と言う時にバサバサと飛んで参りまして…」
Aブルー「桜の上からガン見なんだよ、ぼくは気にならないけどね」
ブルー 「その先、禁止!」
じきにハーレイも来るんだから、と生徒会長が玄関から。
なんと台車を押しております。
キース 「なんだ、それは?」
ブルー 「お弁当とカステラ用の鍋と七輪だってば」
ぶるぅ 「ハーレイなら持てると思うんだけど…」
サム 「すげえ量だな、七輪はマジで頭の上かよ?」
ブルー 「鍋とセットで縛っておいたよ、これが輪っかで」
頭に乗っけて台にするのだ、と布を捩って作った輪っか。
三段重ねのお弁当とピクニックバスケットは背負子で背負うとか。
シロエ 「凄いスタイルで山越えですねえ…」
ブルー 「別にいいだろ、バスに乗ってくわけじゃないんだし」
ハーレイ「おはよう。すまん、遅れてしまったか?」
ブルー 「ううん、全然。それより、荷物をよろしくね」
予定より少し増えちゃったけど、と示された教頭先生、絶句。
ハーレイ「弁当を背負うと聞いていたが?」
ブルー 「七輪と鍋も持って行くことになったんだ」
美味しいカステラを御馳走するよ、と生徒会長はニッコリ笑顔。
途端にフニャリと顔が緩んだ教頭先生、下僕街道まっしぐらかも…。
※ちょこっと予告。
シャングリラ学園番外編は月曜、5月20日に更新です!
タイトルは 『流行と仕掛け』 でございます。
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5月6日にUPしました 『可愛い拾い物』 もどうぞ御贔屓にv
