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シャングリラ学園つれづれ語り

生徒会長の手作り肉じゃがに感激なさった教頭先生。
お高くついてしまったという材料費の方、支払うと言っておられますが。

ブルー 「本当に払ってくれるわけ? 喜んで?」
ハーレイ「もちろんだ。美味い手料理を作ってくれたし、そのくらいは」
ブルー 「ありがとう。…実は鍋の費用も嵩んじゃってさ…」
ハーレイ「この鍋か? お前が味付けしてくれたんだな?」
ブルー 「うん。煮えてきたようだけど、口に合うかどうか…」
ハーレイ「どれどれ…」

味噌ちゃんこの具と汁を器に掬った教頭先生、一口食べてみて。

ハーレイ「これも美味いな。店で食べるのとは一味違う」
ブルー 「そりゃあ、ぶるぅの直伝だしね。色々こだわりがあるんだよ」
ハーレイ「隠し味か?」
ブルー 「やっぱり決め手は材料かな。昆布も味噌も大切なんだ」
ハーレイ「それで費用が嵩んだのか。では、美味さに敬意を表さんとな」

いくらだったんだ、と微笑む教頭先生に生徒会長は。

ブルー 「ざっと、これだけ」
ハーレイ「な、なんだこれは!?」
ブルー 「仕入れにかかった費用だよ。ぼくの手間賃は入ってないから」

そこは勤労感謝の日でサービス、と生徒会長はにこやかに。

ブルー 「払えないんなら君の分だけでもOKさ。11で割って」
ハーレイ「い、いや、それは…」
Aブルー「あーあ、結局、甲斐性の問題になっちゃうのか…」
ブルー 「当たり前だろ、ハーレイが自分で言い出したんだし!」
A船長 「しかし、感謝の日だったのでは?」
ブルー 「そこは手料理でチャラになるわけ、ぼくは充分頑張った!」
Aブルー「確かにねえ…。うん、味噌ちゃんこも美味しいよ」
A船長 「身体の芯から温まりますね」
ハーレイ「美味い手料理を食い逃げというのは最低だろうな…」
ブルー 「おや、11で割るんじゃないんだ? 見直したよ」

教頭先生、先日の七五三の痛手も癒えない財布から思い切ってポンと。
勤労感謝の日が泣きますけど、貢ぐのが生甲斐ですもんね!

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仕上げに大量のニンニクをすりおろし、味噌ちゃんこ完成でございます。
リビングのテーブルにセットされた卓上コンロに土鍋が置かれて。

ブルー 「どうぞ、ハーレイ。お待ちかねの手料理だよ」
ハーレイ「…私の鍋には来てくれないのか?」
ブルー 「そこは感謝の範疇外! その代わりと言ってはなんだけど」
ハーレイ「は?」
ブルー 「もう一品つけることにしたのさ、御希望のヤツを。ぶるぅ!」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ブルーが作った肉じゃがだよ!」

肉じゃがを盛り付けたお皿を配って回る「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
教頭先生の前には特盛りのをドンッ! と。

ハーレイ「ほ、本当に作ってくれたのか…。ありがとう、ブルー」
ブルー 「どういたしまして。だから鍋メンバーから外れていいよね?」
ハーレイ「う、うむ…。正直、残念なのだが…」
Aブルー「まあまあ、ぼくたちとパァーッとやろうよ」
A船長 「あまり急ぎ過ぎてもいけないかと…。地道な歩みが大切です」
ハーレイ「そうですね…。手料理までは漕ぎ付けましたし」
ブルー 「誰が本気で手料理って言った? 勤労感謝の日だからだよ!」

生徒会長、ブツブツ言いながら教頭先生の鍋にニンニクのすりおろしを。

ハーレイ「…ニンニクか?」
ブルー 「明日も休みだし、かまわないだろ? 温まるよ、これ」
ぶるぅ 「ぼくのお鍋にもニンニクお願い! 美味しくなるし!」
ブルー 「了解。他のみんなは?」
キース 「ぶるぅのお勧めの範囲内で頼む。坊主はニンニク禁止だしな」
ブルー 「オッケー、それじゃ君たちにも」

ニンニクが入った味噌ちゃんこ鍋。
野菜やお肉もブチ込みまして、煮ている間に肉じゃがを賞味。

ハーレイ「美味いな、これは。…まさか作ってくれるとは…」
ブルー 「ちょっとお高くついちゃったけどね」
ハーレイ「材料費か? それくらいなら私が払うぞ、喜んで」

お前の手料理が食べられたのだし、と満面の笑みの教頭先生。
安請け合いしちゃって大丈夫ですか?

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生徒会長の手料理は肉じゃがと究極の味噌ちゃんこ。
大きな銅鍋で仕込んだ味噌ちゃんこ、出来上がったようでございまして。

ブルー 「後は土鍋に分けるだけ…ってね。沢山作ると美味しいんだ」
ぶるぅ 「えとえと、お鍋は此処にあるけど…。どう分けるの?」
ブルー 「みんなで11人だから…。4人用が2つと3人用が1つ」
キース 「流石に教頭先生に一人鍋とは言わんようだな」
ブルー 「それを言ったらブチ殺されるよ、そこのブルーに」
Aブルー「別に殺しはしないけど? ただネチネチと嫌味を言うだけ」
ブルー 「ほらね、ロクでもないだろう? で、ハーレイの鍋には…」
キース 「俺が行こうか? シロエとマツカと」
ブルー 「そうするかい? 柔道部員と顧問で和気あいあいと」
シロエ 「いいですね! じゃあ、土鍋を向こうに運びましょうか」
Aブルー「あれっ、そこのニンニクは使わないわけ?」

皮だけ剥いて置いてあるけど、と言うソルジャー。
生徒会長が買った最高級のニンニクが置きっぱなしになっております。

ブルー 「今回、出番が無いようだから」
Aブルー「なんで?」
ブルー 「ハーレイはキースたちと一緒に鍋だし」
Aブルー「えっ? じゃあ、面子が変わればニンニクとか?」
ブルー 「うん。だけど出番が」
Aブルー「なるほどね…。ニンニクは精力剤なんだ?」
ブルー 「な、なんでそれを!」
Aブルー「気になったから君の思考を読んじゃった。つまり…」

ぼくとハーレイが鍋の面子ならニンニクが、とソルジャーはワクワク。

Aブルー「ハーレイの鍋に行きたがる人は無いと思っていたんだね?」
ブルー 「まあね。そうなったら君たちに押し付けようと」
Aブルー「でもってサービスにニンニクなんだ? それ、乗った!」
全員  「「「は?」」」
Aブルー「ハーレイの鍋にはぼくたちが行くよ」

だからニンニク、という注文にニンニクをすりおろし始めた生徒会長。
皆も手伝ってすぐに終わりましたが、ニンニク鍋って…。

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教頭先生の家のキッチンで料理を始めた生徒会長。
自分はジャガイモ担当と言いつつ、ジャガイモは鍋には入れないそうで。

キース 「味噌鍋にジャガイモというのは珍しいとは思ったが…」
シロエ 「どうするんですか、おつまみ用にじゃがバタですか?」
ブルー 「じゃがバタに出汁を使うかい? これは肉じゃが!」
ジョミー「に、肉じゃがって…」
Aブルー「まさかハーレイが言ってたヤツ? 手料理の定番とかいう…」
ブルー 「そうだけど?」

リクエストにはお応えしなくっちゃね、と生徒会長はニコニコと。

ブルー 「というわけで、ぼくは肉じゃが担当なわけ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ それと味噌ちゃんこの仕上げだよね!」
キース 「ちょっと待て! すると霜降り肉を買っていたのは…」
ブルー 「もちろん肉じゃが用だってば。ちゃんこは豚肉!」
ぶるぅ 「えとえと、味噌ちゃんこには豚肉が合うの!」
ブルー 「買い出しの段階で気付かなかったというのがねえ…」
シロエ 「普段から料理をしている面子はいませんからね」
サム  「シロエたちだって合宿の時くらいだもんなあ」
スウェナ「私もたまに手伝うだけだわ」
ブルー 「そんなとこだろうね。まあ、頑張ってよ」

野菜を切るのは簡単だから、と生徒会長はジャガイモを剥きまして。

ブルー 「さて、ニンジンと玉ねぎと…」
Aブルー「簡単そうな料理だねえ? なのに手料理の定番なんだ?」
ブルー 「意外と奥が深いんだよ、これは」
Aブルー「炒めて煮るだけに見えるけど?」
ブルー 「料理が下手だと焦がしてしまうし、味付けも…ね」
ぶるぅ 「うん、お家の数だけレシピがあるかも!」
Aブルー「なるほど、ブルーならではの味に仕上がるのか」

ハーレイが夢を見るわけだ、とソルジャーは納得した様子。

ブルー 「えーっと、後はちゃんこの味を、と」

肉じゃがを仕上げた生徒会長、ちゃんこの味を調えております。
最高級の味噌を溶き入れ、いい味になったようですよ~!


※11月26日、『甘やかな季節』第2話、UPしました!
シャングリラ学園番外編

 

 シャングリラ学園の入試で生徒会の面々が売り歩く合格グッズ。
 一番お高い目玉商品が試験問題のコピーです。
 試験問題の流出元は教頭先生、対価は生徒会長の耳かきサービス。
 耳かきサービスはいつから始まり、どんなルーツがあるのでしょう?

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なんだかんだ言いつつ、手料理を作ることになった生徒会長。
手伝いと野次馬なシャン学メンバーやソルジャーを連れて、キッチンへ。

Aブルー「凄い量だね、この野菜…。全部切るわけ?」
ブルー 「丸ごと入れても食べられないだろ? でもその前に出汁だ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 大きなお鍋で仕込まないとね!」

コンロの上に据えられたのは「そるじゃぁ・ぶるぅ」愛用の銅鍋。
シチュー用ではなく、昆布出汁やカツオ出汁を使う料理の鍋でして。

ブルー 「ちゃんこ鍋の素なんかは論外なんだよ、こだわらなくちゃ」
キース 「あんた、意外に真面目なんだな」
ブルー 「味にはうるさい方なんだ。昆布もコレって決めてるし」

水を張った鍋に生徒会長が入れた昆布は最高級だそうでございます。
たっぷりと出汁を取り、それから味噌を溶くらしいですが。

ブルー 「ぶるぅ、取り分ける分を忘れないでよ」
ぶるぅ 「うん! こっちのお鍋に移しておくから」
キース 「取り分ける? 出汁が減ってきた時に足す分か?」
ブルー 「それは基本の作業だろう? ぼくが欲しいのは別口だけど」
全員  「「「別口?」」」
ブルー 「そう。えっと、手伝ってくれるのは誰だっけ?」
キース 「俺とシロエと…マツカあたりか」
スウェナ「私もやるわよ、切るだけでしょ?」
ブルー 「じゃあ、そのメンバーでお願いするよ」

買った野菜を鍋用に切って、と生徒会長は指示を出しまして。

ブルー 「見栄えのいいように盛り付けてよね、そこの器に」
キース 「適当に盛るんじゃダメなのか?」
ブルー 「見た目ってヤツも大切なんだよ」
ぶるぅ 「大丈夫、ぼくも手伝うから!」
ブルー 「それじゃ、よろしく。えっと、ジャガイモは…と」
キース 「あんたはジャガイモ係を希望か?」
ブルー 「ジャガイモは鍋に入れるんじゃないよ」
全員  「「「は?」」」

生徒会長こだわりの味の味噌ちゃんこ。
ジャガイモは鍋に入らないとは、いったいどんな使い方を?

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