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シャングリラ学園つれづれ語り

生徒会長のサイオンに操られてしまい、お袈裟マンと化したジョミー君。
『かみほー♪』なステージが終わった後は、もうドン底でございます。

ジョミー「うう…。どうせぼくなんか、ぼくなんか…」
キース 「泣くな! 俺だって気分はドン底なんだぞ!」

みっともない真似をしやがって、と法衣を着せ直しているキース君。

キース 「俺は記憶から消去するから、お前もキッパリ忘れとけ!」
ジョミー「で、でも…。見てた人は忘れないじゃない!」
サム  「そうだろうなぁ、思いっ切りインパクト強かったしな」
ジョミー「これから一生言われるんだよ、お袈裟マンって…」
キース 「とにかく忘れろ! 人の噂も七十五日だ!」
ブルー 「だよね、所詮は前座なんだし」
キース 「全部あんたのせいだろうが!」
ブルー 「余興だよ、余興。運動会はこれからが本番なのさ」

行ってこよう、と生徒会長はステージに上りまして。

ブルー 「オープニングセレモニーも済んだし、今日の競技の発表だ!」
ブラウ 「待ってましたぁ! 景気良く頼むよ」
ブルー 「ハロウィンと言えばカボチャがつきもの! まず、一人一個」

早い者勝ちだから合図と共に選ぶように、と指差す先にはカボチャの山。

キース 「お、おい…。なんだか異様にデカくないか?」
シロエ 「彫るとか言ってましたよね。それだけでも一苦労ですよ」
スウェナ「被れるサイズを超えているわよ、どうするわけ?」
マツカ 「割れないように転がしながら走るんでしょうか?」

あまりの大きさに衝撃を受けているシャン学メンバー。
お袈裟マンどころではありません。

ブルー 「競技の方はレース形式! カボチャを彫ったら池まで運ぶ!」
一同  「「「池!?」」」
ブルー 「カボチャボートのレースなんだよ、速さと体力で勝負ってね」
一同  「「「カボチャボート?」」」

なんじゃそりゃ、と唖然としている見物客と競技の参加者。
お袈裟マンも霞んでしまったカボチャボートとは何でしょう?

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特設ステージに流れる『かみほー♪』。
墨染めの法衣と袈裟のジョミー君、裾を蹴散らしながら踊っております。
その後ろでは「そるじゃぁ・ぶるぅ」が勝手気ままなステップを。

スウェナ「他の人たちも踊ってるのね、適当だけど」
ブルー 「シャングリラ号の歌だからねえ、血が騒ぐ人も多いのさ」

ステージの前の広場では仲間たちが楽しく踊っています。
ゼル先生もホップステップ、ジャンプで飛び跳ねているのですけど。

ブルー 「うーん…。ジョミーはいよいよお袈裟マンかな」
キース 「やめてくれ! もう半分は過ぎているんだ、勘弁してくれ」
ブルー 「でもさ、明らかに踊りを忘れているよ?」
シロエ 「誤魔化しまくれば大丈夫ですよ、誰も気付きはしませんって」
ブルー 「ぼくは気付いているんだってば」
サム  「ジョミーは変身しねえだろ? お袈裟マンなんか」
ブルー 「そこでソルジャーの出番なんだよ、ぼくが最高権力者!」

お袈裟マンを実現してみせる、とマイクを握った生徒会長。

ブルー 「今からジョミーが曲に合わせてストリップ!」
一同  「「「えぇっ!?」」」
ブルー 「法衣を脱ぎ捨て、お袈裟マンに変身するから盛大な拍手を!」

キラリと走った青いサイオン。
でたらめな踊りを繰り広げていたジョミー君を包み込みまして…。

ゼル  「おおっ、自分で脱いだわい!」
ブラウ 「こりゃいいねえ。『かみほー♪』のリズムでストリップかい」
ブルー 「最後はパンツ一丁になるよ? 袈裟を翻してお袈裟マン!」
キース 「…な、なんでこういうことになるんだ…」

俺の努力が水の泡に、と嘆きまくっているキース君。
ジョミー君は操られて法衣を脱ぎ捨てた果てに、ジャンプでフィナーレ。
やんやと喝采が湧き起こる中、ガックリと肩を落としてションボリと…。

ジョミー「……やっちゃった……」

坊主宣言よりカッコ悪いよ、と泣きの涙のジョミー君。
お袈裟マンはウケたようですけれども、心の傷は一生モノになるのかも?

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いよいよ10月27日、ハロウィンとセットの運動会の日は絶好の秋晴れで。
シド先生が運転するマイクロバスがシャン学メンバーをピックアップ!

サム  「似合ってるぜジョミー、その法衣」
キース 「お袈裟マンにならないことを祈っててくれ。切実なんだ」
ジョミー「ぼくの方がよっぽど切実だよ!」
ブルー 「きちんと踊れば無問題! 頑張るんだね」
シロエ 「会長は結局、ソルジャーの正装なんですか…」
ブルー 「これはこれで人気が高いんだよ。特に女性に」
キース 「要は人目を引きたいんだな?」
ブルー 「そういう君たちだって去年の宮廷衣装だろ?」

王子様スタイルを目指してるよね、と指摘されれば反論不可能。
スウェナだけはハロウィンっぽく黒い衣装の魔女ですが…。
そうこうする内にバスは空港の敷地内へと入りまして。

キース 「おい、こんな公園があったのか?」
ブルー 「ちょっといいだろ、ゴルフなんかも出来るんだよ」

広がっているのは広大な芝生。
林や大きな池などもあって、そこに大勢の人たちが。

ブルー 「特設ステージも準備OK! ほら、あそこに」
シロエ 「カボチャだらけのステージですね…」

ジョミー君が踊る舞台はハロウィンカラーで飾られております。
特大のカボチャがズラリと並び、仮装した仲間が詰め掛けていて。

ブラウ 「おや、来たね。待ってたんだよ、踊るんだって?」
ゼル  「みんなワクワクしとるんじゃ。派手に一発!」
ブルー 「それじゃ開会宣言しようか。ジョミー、ステージの上へ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ ぼくもジョミーと一緒に踊る!」

ジョミー君と「そるじゃぁ・ぶるぅ」、生徒会長が壇上に。

ブルー 「運動会はジョミーのダンスで開幕だ!」
一同  「「「待ってましたぁー!」」」
ブルー 「踊りたい人はその場でダンス! 曲は『かみほー♪』!」

音楽スタート! という声を合図に『かみほー♪』の曲が高らかに。
さて、ジョミー君はお袈裟マンを回避出来るでしょうか?

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お経もダンスもモノにならなかったジョミー君。
元老寺に泊まり込んでの修行の日々は、無駄になったようでございます。

ブルー 「いざとなったらアドリブねえ…。何をする気だい?」
ジョミー「えっ、適当にステップを踏んで踊るだけだよ」
ブルー 「それじゃダメだね、順番に脱いでいきたまえ」
ジョミー「は?」
ブルー 「オープニングは余興なんだよ、ストリップでいこう」
キース 「待て! ジョミーは法衣を着ているんだぞ!?」
ブルー 「それが何さ? ウケると思うよ、お坊さん姿のストリップ」

パンツ一丁になったら袈裟を振り回して『お袈裟マン』だとか。

キース 「…お袈裟マンだと?」
ブルー 「あれっ、知らないかな? 伝説のスーパーヒーローだけど」
キース 「何なんだ、それは!」
ブルー 「璃慕恩院であった大法要の打ち上げで出た余興だよ」

酔っ払った若手のお坊さんたちが変身したのが『お袈裟マン』。
今でも内輪の隠し芸だか一発芸だかで、あるとか、ないとか…。

ブルー 「アドリブをやるならお袈裟マンだね、一般人にも人気だろう」
ジョミー「やだよ、そんなの!」
ブルー 「だったら今夜は徹夜覚悟でキッチリ仕上げる!」
キース 「…お袈裟マンだけは俺も御免だ。徹夜になっても付き合うぜ」
ブルー 「明日は迎えを出すからさ。それまで死ぬ気で頑張るんだね」
シロエ 「えーっと…。空港へ行くんですよね?」
ブルー 「うん。最初から仮装しててもいいよ」

シド先生が迎えのバスを運転するので、家を出る時から仮装OK。
去年使った王子様のような宮廷衣装がシャン学メンバーの仮装です。

ブルー 「ジョミーはお坊さんだし法衣だけれど、ダンスを忘れたら…」
キース 「お袈裟マンの仮装だと言うんじゃないだろうな?」
ブルー 「お袈裟マンだよ、スーパーヒーローだしさ」
ジョミー「そ、そんなぁ…」

残された時間は今夜一晩限り。
ジョミー君を待っているのは墨染めの法衣か、伝説のお袈裟マンなのか?

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運動会の競技の主役はカボチャ。
どう使うのかが分からないだけに、シャン学メンバーは見学をチョイス。

ブルー 「見学するなら衣装に凝るのもいいかもね」
キース 「ハロウィンだからか?」
ブルー 「仮装を推奨してるんだ。目立ってなんぼだと思わないかい?」
シロエ 「そうですねえ…。ジョミー先輩はお坊さんですし」
サム  「ブルーも何か着るのかよ?」
ブルー 「どうせなら派手にやりたいんだけど、正統派も捨て難い」
スウェナ「ソルジャーの服なの?」
ブルー 「アレもけっこう気に入ってるしね」
キース 「下手にドレスを着込まれるよりは平和かもな…」

そこからワイワイと仮装ネタで盛り上がり、やがて時間となりまして。

キース 「帰るぞ、ジョミー。早くダンスを仕上げていこうぜ」
ブルー 「寝食を忘れて励みたまえ。あまり日がない」
ジョミー「そ、そんなぁ…」
キース 「親父のシゴキも待っているぞ。お勤めの方も手抜きするなよ」
ブルー 「頼もしいねえ、アドス和尚に任せて良かった」

お経もモノになるかもしれない、と生徒会長はニコニコ顔。
とはいえ、相手はジョミー君だけに、運動会を控えた週末になっても…。

ブルー 「お経を覚えられなかったって!?」
キース 「すまん…。親父も俺も頑張ったんだが、どうにもこうにも」
ジョミー「南無阿弥陀仏は覚えたよ? お勤めの最後はアレと鐘でしょ」
キース 「お前の場合は鐘を無茶苦茶に叩きまくっているだけだ!」

決められた回数も鐘を叩く間合いもアウトだそうでございます。

ブルー 「まさかそこまで酷いとは…。それでダンスは?」
キース 「そっちの方は多分、なんとか…」
ブルー 「ダンスの出来もヤバイのかい?」
キース 「いざとなったらアドリブだとか言っていやがる」
ブルー 「つまり適当って言いたいわけだね…」

溜息をつく生徒会長。
二兎を追う者、一兎をも得ずとは申しますが。
明日に迫った運動会で、ジョミー君はちゃんと踊れるでしょうか…?

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