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シャングリラ学園つれづれ語り
過酷な暑さになる時期を迎えて、生徒会長宅で過ごす面々。
プールに行くのも無理な勢い、キース君だけは墓回向な件。

シロエ 「そういえば、優れモノのアンダーでしたっけ…」
Aブルー「暑さ寒さに強いのが売りで、機関部とかのさ…」
シロエ 「高温な環境でも、涼しく過ごせるそうですね?」
Aブルー「ピンポーン!」

機関部だと、40℃を超えている場所も普通だしさ、と即答。

Aブルー「そんな所で作業するには、アンダーが必須!」
サム  「服を着ていねえよりも、涼しいってわけな…」
キース 「実際、借りたら、涼しかったぞ」

灼熱地獄の炎天下でも、と経験者が語るアンダー事情。

キース 「法衣の下に着込んでいるのに、暑さはゼロで…」
シロエ 「涼感仕様の服と比べて、どうでしょう?」
キース 「比較にならんな、所詮はこっちの世界の服で…」

技術が高度に進歩している所のとは別物、とキッパリ。

キース 「アレを借りたら癖になるのに、忘れていたか…」
サム  「お盆疲れで、頭から、飛んじまったのな…」
キース 「…そのようだ…」

思い出しさえしなかった、とキース君が振っている首。

キース 「なのに、今年も、貸してくれると?」
Aブルー「条件としては、スッポンタケの棚経だよね!」
シロエ 「ソレですか…」
Aブルー「他に何があると言うんだい?」

アドス和尚が単独だったら、スルーらしいし、と目がマジ。

Aブルー「なんとしてでも、棚経には来て欲しいしさ…」
キース 「他に交換条件はゼロなんだな?」
Aブルー「もちろんだよ! 墓回向は無い仏様だしね」
キース 「そういうことなら、是非とも、貸して貰いたい」

毎日、レンタルを頼めるだろうか、とキース君の問い。

キース 「出来れば、あんたは顔を出さずに、コソッと…」
Aブルー「言われなくても、御本尊様の目が怖いしさ…」
キース 「後ろ暗すぎて、出られないと…」

日頃の行いが悪いだけに、と尋ねてますけど。
でしょうねえ…。


※ちょこっと私語。
 本日、山の日。お盆休みも合わせて、登山の人が多そう。
 特にアルプス縦走とかの、長期間にわたるガチ登山の人。
 ところが来ている台風15号、しかも逆走コースで西進。
 こういう時には「登るな」が鉄則、気の毒すぎる時期…。

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暑さが最高潮を迎えるシーズン、涼しい生徒会長宅な面々。
キース君だけは墓回向で灼熱地獄で、回避するのは困難で。

シロエ 「手を貸すだなんて、瞬間移動ですか?」
サム  「墓地でやったら、即バレだぜ?」
ジョミー「一瞬前まで下にいたのが、上に移動とかはね…」
スウェナ「有り得なさすぎて、騒ぎになりそうよ?」

誤魔化しようがないじゃないの、とスウェナちゃんも。

スウェナ「棚経の時だって、人のいない場所を狙って…」
シロエ 「自転車ごとの移動で、バレない工夫ですし」
キース 「棚経と墓回向では、状況が違いすぎるんだが…」

どうも分かっていないようだな、とキース君の仏頂面。

キース 「俺が倒れたら、棚経がコケるし、必死らしいが」
サム  「アドス和尚じゃ、此処は来ねえよなあ…」
ジョミー「ぼくも、今年のお供は、除外だろうし…」
シロエ 「此処もなんです、って案内出来ませんよね…」

確実にスルーされますよ、とシロエ君も同意。

シロエ 「仕方ないと思って、諦めるしかないでしょう?」
キース 「やむを得ない事情なんだし、俺を恨むな」
Aブルー「そうならないように、手を貸すってば!」

もしかして、忘れちゃったかな、とソルジャーの困惑顔。

Aブルー「前にも、手を貸したんだけど…?」
一同  「「「はあ?」」」
Aブルー「嘘じゃないって、墓回向でさ…」

あの時は違う理由だったけど、とソルジャー、目がマジ。

Aブルー「早朝の墓回向で、蚊に刺されまくるとかで…」
一同  「「「えっと…?」」」
Aブルー「昼間は暑すぎて蚊が出ないけど、朝だけは…」
キース 「アレか、俺が集中攻撃されていたヤツか!」

思い出したぞ、とキース君、ズイと。

キース 「あんたの船の、クルーの制服のアンダーを…」
Aブルー「貸してたんだよ、蚊よけと、暑さ対策で!」
一同  「「「あー…」」」
Aブルー「思い出したかい?」

他のみんなも、と部屋を見回してますけど。
ありましたっけ…。


※ちょこっと私語。
 昨日、開封したのが、人生初のデーツ。ナツメヤシの実。
 ドライフルーツで、干し柿よりも甘いと聞いていた存在。
 本で読んだことはあっても、現物に出会ったのも人生初。
 期待しまくって口に入れたら、感想は干し柿。そっくり。

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暑さが厳しすぎる時期には、エアコンの効いた生徒会長宅。
プールに行く気も起きない勢い、キース君は酷暑の墓回向。

シロエ 「手を貸すって、あなたがですか?」
??? 「他に誰がいると?」

この状況で、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「キースが戦死した場合は、今年の棚経は?」
サム  「あー…。アドス和尚が単独になるよな?」
シロエ 「ピンチヒッター、いないんですね?」
キース 「棚経の時期は、何処も人員的にリーチで…」

フリーランスも捕まらないぞ、と副住職、マジレス。

キース 「会館勤めの坊主にしたって、隙間時間に…」
シロエ 「棚経のバイトですか?」
キース 「違う、会館勤めでも、自分の寺はあるわけで…」

檀家さんだけでは食えないから、会館だ、と副住職、合掌。

キース 「しかし、棚経の時期だけは、檀家さん巡りで…」
サム  「数が少ねえから、隙間時間でいけるってか?」
キース 「そのようだ。たまに、時間が足りなくなって…」
サム  「会館の方を抜けるのかよ?」

まさかよ、とサム君の問い。

サム  「会館だったら、複数、確保してそうだけどよ…」
キース 「それでも人数が不足しがちで、お盆の時期は…」
シロエ 「会館自体が、お休みとかは無いですよね?」
キース 「仏様は置いてくれるが、関連業務は…」

やっていない場所も多いぞ、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「世間的にも、お盆休みで、人が来ないし…」
スウェナ「だけど、内輪だけなら、いけるでしょ?」
キース 「人手不足だと、それも出来んし…」
サム  「棚経用のピンチヒッター、捕まらねえのな…」

ヤベえんでねえの、と僧籍な人が振っている首。

サム  「アドス和尚が、一人だけではよ…」
キース 「そうなるんだが、相手は、あの親父だしな…」
Aブルー「だからさ、ぼくが手を貸そうか、ってわけで…」

是非とも検討してくれたまえ、と言ってますけど。
こんな人が…?


※ちょこっと私語。
 暑さボケして、やらかしたミス。ブルー追悼記念作品で。
 内容でやったわけではなくて、此処でのUP期間の問題。
 昨夜、過去ログを調べたら、例年、8月7日までで終了。
 今日から取り下げ、今後は気まぐれシャングリラの方で。

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暑さが最高潮な時期に入って、生徒会長宅に集う御一同様。
エアコンの効いた憩いの場所でも、キース君には墓回向が。

サム  「マジかよ、初盆、来年になっちまうって?」
シロエ 「お盆期間中なら仕方ないかもですけど…」

地獄も閉まっている筈ですしね、とシロエ君。

シロエ 「それより前から、翌年送りになるわけですか?」
キース 「伝統的な慣習と言うか、そうなっている」
一同  「「「うーん…」」」

お亡くなりでも、初盆が保留なのか、と誰もが愕然。

サム  「んじゃよ、墓回向で戦死は、報われねえよな…」
ジョミー「もしかするとさ、お盆の棚経も対象外とか?」
シロエ 「初盆がまだなら、有り得そうです」
キース 「除外なんだ…」

8月の声を聞いた後だと、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「前日の23時59分台なら、セーフだが…」
サム  「午前0時になった途端に、アウトなのかよ?」
キース 「そういうことだな、流石に、ギリギリ案件は…」

うちの寺では出たことがないが、とキース君、合掌。

キース 「枕経を頼む、と電話が来たのは、8月でも…」
シロエ 「亡くなった時間が7月だったら、初盆ですね?」
キース 「厳密に線引きしたって、7月中なら7月で…」
サム  「8月1日の朝に電話をかけても、いけるのな…」

深夜の電話は非常識だしよ、とサム君が振っている首。

サム  「同じ時間帯に、たった今、お浄土へ、とよ…」
キース 「別の方から電話があっても、扱いは別だ」
シロエ 「枕経が同じ日でも、違うんですね?」
キース 「正解だ…」

こればかりは、と副住職、キッパリ。

キース 「だからこそ、墓回向で戦死したくないわけで…」
サム  「暑さに耐えて、裏山の上り下りかよ…」
シロエ 「気の毒すぎる話ですけど、どうしようも…」
??? 「及ばずながら、手を貸そうか?」
一同  「「「は?」」」

手を貸すとは、と声の方へと視線が集中ですけど。
誰だと…?


※ちょこっと私語。
 本日、令和8年8月8日。「8」が並ぶのでゾロ目デー。
 おめでたい「8」のゾロ目だけに、縁起がいいという話。
 ところが体感の時間が伸びすぎ、令和が1桁な感覚ゼロ。
 令和10年台だと思っていました、8年目だそうで愕然。

※ブルー追悼記念作品、UPしました。
 ←追悼作品は、こちらからv

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酷暑としか言えない時期が到来、涼しい生徒会長宅な面々。
プールも暑くて行けない勢い、なのにキース君には墓回向。

キース 「熱中症で倒れてみろと?」
シロエ 「そうする価値はありそうですよ?」
ジョミー「二日間もさ、アドス和尚が一人なんだよ?」

下手をすると、もっと長くなりそう、とジョミー君。

ジョミー「暑さは酷くなる一方だし、懲りるの確実!」
サム  「親父さんまで倒れちまっても、変じゃねえよな」
シロエ 「あー…。それはそれでヤバい流れかもです」
スウェナ「先に復活するのは、キースなんだものね…」

アドス和尚抜きで一人で、とスウェナちゃんが竦める肩。

スウェナ「墓地の階段、上へ下へと大忙しになるわよ…」
キース 「今より忙しくなるだけのことか…」
シロエ 「二度目の熱中症で倒れて、救急車でしょうね…」
サム  「否定出来ねえ辺りがよ…」

最終的に詰むのは、キースなのかよ、とサム君が仰ぐ天井。

サム  「ミストは諦めて、耐えるしかねえかなあ…」
キース 「現実的な思考としては、そうなるようだ…」
一同  「「「うーん…」」」

気の毒としか言いようがない、キース君の事情。

ジョミー「キース、思い切り、ババな体質だよね…」
サム  「何処かの馬鹿に対してだけじゃねえのな…」
キース 「ウッカリ、継ぐと言ったばかりに、地獄送り…」

坊主が地獄に落ちるとはな、とキース君の嘆き節。

キース 「もっとも、世間がお盆休みでも、対象外だし…」
シロエ 「お盆の前から、卒塔婆書きですしね…」
サム  「其処へ真夏の墓回向までかよ…」

お盆の精神、間違ってねえか、と僧籍な人も。

サム  「坊主が戦死しちまった場合は、どうすんだよ…」
キース 「マジレスするなら、初盆は翌年になる勘定だ」
シロエ 「亡くなった年のお盆とは違うんですか?」
キース 「普通はそうだが、お盆の月だけは…」

翌年に先送りになる仕組みで、と言ってますけど。
初盆もスルー…?


※ちょこっと私語。
 廊下の窓の向こうにあるのが、飾り用に嵌めてある格子。
 其処にセミが止まって、動かないので観察。鳴き声なし。
 よくよく見たら産卵中で、格子に次々に開いてゆく小穴。
 幼虫の餌はないのに、梅雨の雨で孵化して後は土の中へ。

※ブルー追悼記念作品、UPしました。
←追悼作品は、こちらからv

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