拍手ありがとうございました!
再びシャワーキャップと化粧ケープを装備させられた教頭先生。
今度の化粧ケープもレースたっぷり、花模様の刺繍がゴージャスでして。
ハーレイ「…これもお前の趣味なのか?」
ブルー 「もちろん。とっても気に入ってるんだ、有難く借りてよね」
ハーレイ「私もまだまだ甘かったな。化粧ケープまで気が回らなかった」
今度買いに行く、と言う教頭先生が夢見るものは生徒会長との結婚生活。
生徒会長用のガウンなどを買い揃えるのが生甲斐なのでございます。
ハーレイ「化粧ケープは使い勝手よりもデザイン重視なのか?」
ブルー 「うーん…。基本はやっぱりお姫様かな」
ハーレイ「分かった、そういう路線で揃えておこう。ところでだな…」
ブルー 「なんだい?」
ハーレイ「さっきホテルと言わなかったか?」
ブルー 「言ったけど? 予約してあるんだ、メインダイニング」
ハーレイ「は?」
ブルー 「七五三のお祝いだよ。みんなで個室で賑やかに…ってね」
支払いはよろしく、と告げられて教頭先生は顔面蒼白。
けれど生徒会長は全く気にせず…。
ブルー 「お昼はホテル・アルテメシアだよ。買い食いはほどほどにね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 美味しい食事は別腹だもん!」
ジョミー「ぼくも食べようっと! ぶるぅ、向こうのタコ焼きは?」
ぶるぅ 「買ってきてくれるの? えっと、隣の唐揚げも!」
ジョミー「オッケー!」
ブルー 「ほら、ハーレイ。ジョミーに財布を渡してよ」
ハーレイ「…財布?」
ブルー 「ぶるぅの分だけで済むとは思わないように! 全員に奢り!」
ハーレイ「そ、そんな…」
ブルー 「君はぶるぅのパパだろう? お祝いにパーッと散財したまえ」
ぼくも食べよう、と生徒会長も率先して買い食いを始めまして…。
ブルー 「御馳走様、ハーレイ。次はタクシー代をよろしく」
スーツが無事で良かったよね、と化粧ケープなどを外して門前へ。
既に財政の危機な教頭先生、毟られまくりながらホテルで昼食ですよ~。
拝殿での御祈祷で「そるじゃぁ・ぶるぅ」のパパ役になった教頭先生。
御祈祷が終わった後は、お守りや千歳飴が授与されるのでございますが。
巫女さん「はい、千歳飴をどうぞ」
ぶるぅ 「わーい、ありがとう!」
巫女さん「お守りはお父様がお持ちになられますか?」
ハーレイ「い、いや…。失くすとマズイし…」
ブルー 「記念撮影までは持っておいたら? ぶるぅは飴に夢中だから」
ハーレイ「そ、そうか? では私が」
お守りが入った袋を受け取った教頭先生、既に気分は完全にパパ。
記念撮影は本殿を背景に全員集合なのですけれど…。
写真屋 「お父さん、もう少し寄って頂けますか?」
ハーレイ「こうか?」
写真屋 「はい、けっこうです。お守りが見えるように持って下さい」
いきますよ、とカメラのシャッターが。
生徒会長は「そるじゃぁ・ぶるぅ」を挟んで教頭先生と並んでおります。
写真屋さんの頭の中では「そるじゃぁ・ぶるぅ」の従兄か何か。
写真屋 「お疲れ様でした! 写真の方は郵送させて頂きますので」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ また来年ね!」
写真屋 「はいはい、お待ちしてますよ」
来年も七五三に来ると言う妙な台詞をサラッと流した写真屋さん。
まさか毎年来てるだなんて夢にも思っていない筈。
ぶるぅ 「ねえねえ、ハーレイ、肩車がいい!」
ブルー 「パパ、肩車がいいんだってさ」
ハーレイ「そうなのか? では、お守りは…」
ブルー 「ぼくが持つよ。でもって、化粧ケープをもう一度だね」
ハーレイ「なんだって?」
ブルー 「シャワーキャップも装備すべきだ、ぶるぅは色々食べるから」
ぶるぅ 「えとえと、タコ焼きと、クレープと…。それに唐揚げ!」
ハーレイ「そのくらいならスーツは別に…」
ブルー 「万一ってことがあるだろう。この後はホテルに行くんだよ?」
汚れたスーツじゃ恥ずかしいんだ、と化粧ケープを取り出す生徒会長。
シャワーキャップも出て来たものの、ホテルに行くって、何をしに…?
葵アルト様のサイトで連載しておりますシャングリラ学園番外編。
本日11月8日で連載開始から4周年となりました!
こちらでの場外編ともども、宜しくお願い申し上げますv
今年の「そるじゃぁ・ぶるぅ」の七五三の御祈祷は拝殿を貸し切り。
教頭先生の財布には大打撃ですけど、ゴージャスなプランでございます。
ジョミー「なんか立派な待合室だね」
ブルー 「そりゃそうさ。貴賓室みたいなものだから」
シロエ 「そうなんですか?」
ブルー 「外国のお客様も来るからね。和室だけれど椅子席なわけ」
キース 「ああ、璃慕恩院にもそんな部屋があるな」
偉い人しか入れないが、とキース君。
キース 「待てよ、あんたは経験済みか? あの部屋も?」
ブルー 「どうだろうね? でも正座よりかは椅子が楽かな」
ズボンも皺にならないし、などと話している内に…。
巫女さん「御祈祷の準備が整いました。こちらへどうぞ」
ぶるぅ 「かみお~ん♪」
ピョンピョン跳ねてゆく羽織袴の「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
拝殿の手前で皆でお神酒を頂きまして…。
サム 「うへえ、ホントに俺たちだけかよ?」
ブルー 「正確に言えば、ぶるぅだけ! 御祈祷貸し切り!」
広い拝殿に他の人はおらず、「そるじゃぁ・ぶるぅ」が真正面の席へ。
生徒会長が並んで座ると…。
巫女さん「お父様もこちらへどうぞ」
ハーレイ「いや、私は…」
ブルー 「御指名だから座ったら?」
ハーレイ「ほ、本当に構わないのか…?」
ブルー 「お父さんだろ、もっと堂々と!」
教頭先生、まさしく天にも昇る心地というヤツで。
大感激で「そるじゃぁ・ぶるぅ」を間に挟み、生徒会長と夫婦な気分。
間もなく御祈祷が始まりましたが、シャン学メンバーは思念でコソコソ。
ジョミー『ブルーはあれで納得なわけ? 教頭先生がお父さん役だよ?』
キース 『あいつが母親役だと決まったわけではないからな…』
シロエ 『ぶるぅのお兄さん的ポジションってことでいいんでしょう』
ブルー 『何をコソコソ言ってるんだか…。聞こえてるってば』
思念波ダダ漏れ、とクスクス笑う生徒会長。
教頭先生にお父さん役を許した裏には、良からぬ理由が存在するとか?
拍手ありがとうございました!
シャワーキャップとレースひらひらの化粧ケープ。
珍妙な格好の教頭先生ですが、味噌串カツの食べこぼしは防げたようで。
ぶるぅ 「御馳走様ぁ! 美味しかったぁ~♪」
ブルー 「良かったね、ぶるぅ。じゃあ、これは用済み…と」
シャワーキャップと化粧ケープを外す生徒会長。
真っ白な化粧ケープには味噌ダレが点々と零れておりますが…。
ハーレイ「す、すまん…。お前の大事なケープが汚れてしまったな」
ブルー 「いいって、サイオンでコーティングしてあるからさ」
水洗いだけで綺麗に落ちる、と生徒会長はケープを瞬間移動。
家へ送ったみたいです。
キース 「おい。その技があるならスーツも大丈夫じゃなかったのか?」
ブルー 「そりゃね、簡単なことだけど…。そんな義理は無いし」
ハーレイ「…そうなのか…?」
ブルー 「ぶるぅを肩車させてあげているんだ、それで満足するんだね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 高くていい気分!」
ブルー 「ほら、ぶるぅだって喜んでいる。パパになった夢を見たまえ」
充分サービスしてあげてるよね、と生徒会長は得意そう。
教頭先生も「生徒会長の化粧ケープを借りられた」との勘違いもあって。
ハーレイ「そうだな、ケープは少し恥ずかしかったが、お前のだし…」
ブルー 「悪い気持ちはしないだろう? その意気で行こう!」
ハーレイ「うむ。まず御祈祷をするんだったな」
ブルー 「拝殿貸し切りコースだよ。記念撮影プランもつけて」
ハーレイ「正直、財布には厳しいのだが…。お前のために奮発しよう」
ブルー 「それを言うなら、ぶるぅのため! ぼくは付き添い」
君の配偶者じゃないんだからね、と生徒会長は素っ気ない態度。
しかし教頭先生は燃えておられまして。
ハーレイ「七五三の御祈祷を頼みたいのだが…。拝殿を貸し切りで」
巫女さん「かしこまりました」
準備が整うまでお待ち下さい、と通されたのは立派な和室。
お茶とお菓子も揃っていますし、お値段、思い切り高そうですね…。
肩車した「そるじゃぁ・ぶるぅ」に味噌串カツをねだられた教頭先生。
カツの衣やタレで汚れないよう、シャワーキャップと化粧ケープ着用で。
ブルー 「もう食べこぼしは大丈夫! 自信を持って歩きたまえ」
ハーレイ「し、しかし…。なんだか視線が痛いのだが…」
教頭先生はガタイの良さでただでも目立つタイプです。
そこへ珍妙な格好とくれば、思い切り人目を引くのも当然。
ブルー 「別にいいじゃないか、スーツが汚れたら台無しだよ?」
ハーレイ「だが、これは…。せめてもう少しマシなものは…」
ブルー 「文句を言おうというのかい? ぼくの大事な化粧ケープに」
ハーレイ「…なんだって?」
ブルー 「ぼくの大事な化粧ケープと言ったんだ。とっておきのね」
ハーレイ「そ、そうか、お前の大事なものか…。では有難く借りておく」
シャワーキャップは頂けないが、と言いつつ教頭先生は上機嫌。
味噌串カツを頬張る「そるじゃぁ・ぶるぅ」を肩車しながら鼻歌です。
ブルー 「分かり易いねえ、ぼくのだと言った途端にアレだよ」
キース 「………。あんた、ああいう趣味だったのか?」
シロエ 「会長が少女趣味だとは知りませんでした。驚きましたよ」
ジョミー「あんなのをつけてスタイリングとかしてるわけ? スゴイ…」
ブルー 「勘違いをしないで欲しいね、ぼくのヤツだと言っただけだよ」
キース 「いや、だから…。あんたの化粧ケープだろうが」
ブルー 「違うってば。あれはフィシスのお泊まり用!」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「ガウンとかだって揃えてるだろ、それと同じさ」
ジョミー「じゃ、じゃあ、教頭先生は騙されてるわけ?」
ブルー 「人聞きの悪い…。勘違いと思い込みだよ、いつものパターン」
ハーレイ「何か言ったか?」
ブルー 「似合ってるね、と話してただけ」
ハーレイ「お前の方が似合うと思うが…」
褒められると照れるな、と教頭先生、頬を赤らめておられます。
何処から見てもお笑いですけど、知らぬが仏?
今年も元老寺で迎えた新年。
ジョミー君とサム君は初詣のお手伝いで大忙しです。
でも初詣の王道と言えば、やっぱり神社。
日を改めてアルテメシア大神宮に繰り出しましたが、そこには何が?
