お経の暗記と、『かみほー♪』に合わせて踊るダンスと。
元老寺に泊まり込みで両方をやる羽目になったジョミー君、涙の日々で。
ジョミー「も、もうダメだぁ…。帰りたくない~!」
キース 「やかましい! まだ振り付けも仕上がっていないだろうが!」
ブルー 「そうなのかい? 期限は昨日だったと思ったけどな」
キース 「予定より遅れていやがるんだ。親父のシゴキがキツイせいで」
ジョミー「帰ったらすぐにお経なんだよ、ガッツリ正座で1時間も!」
サム 「それって基本のお勤めじゃねえか?」
キース 「もちろんだ。なのに、足が痺れたの疲れただのと…」
ブルー 「グダグダ言い訳している間に夜の特訓の時間なんだね?」
キース 「そういうことだ。親父が手取り足とり、読経と所作を」
ブルー 「うーん…。食事と睡眠時間を削って頑張らせるか…」
キース 「俺まで巻き添えになれと言うのか?」
ブルー 「違うよ、自主練。ジョミーが一人でやるんだよ」
キース 「それならいい。分かったな、ジョミー」
ジョミー「ちょ、ちょっと! 食事と睡眠時間って…」
ブルー 「荒行だと思ってやりたまえ。遅れはきちんと取り戻す!」
以上、と冷たく言い放った生徒会長、ニッコリ笑って。
ブルー 「ダンスはジョミーに任せるとして…。みんなはどうする?」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「運動会だよ。参加するのか、見物かってこと」
シロエ 「全員参加じゃないんですか?」
ブルー 「各自の好みで選べるんだよ。見物だけでも勿論、OK」
キース 「所属チームとかはどうなるんだ?」
ブルー 「無いね。個人競技って形だから」
サム 「へえ…。じゃあ、キースに勝てるかもしれねえんだ?」
シロエ 「キース先輩に勝つチャンスですか! それは貴重です」
キース 「待て。俺は出るとは言っていないぞ、勝手に決めるな!」
そもそもどういう競技なんだ、とキース君。
参加自由な個人競技。何をやらされるのか聞いておかないと危険かも…?
※祝・音速超え
8月1日、『ハーレイの日』 記念の教頭先生によるスカイダイビング。
元ネタとなった 「人類史上初の音速超えを目指す男」、日本時間での
本日未明に音速を突破なさったそうでございます。
高度3万9千メートルからのダイブ、最高時速は1342キロ。
時速801キロに耐えた教頭先生ですけど、これは絶対無理ですね…。
ハーレイの日の過去ログはこちら→2012年8月
6歳の誕生日を迎える前に卵に戻ってしまう「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
そうやって、また0歳からやり直すのがお約束です。
学園祭でサイオンを使い過ぎたために早くなってしまった卵に戻る日。
誕生日にすると宣言していたクリスマスには孵化出来ますか…?
ダンスの衣装は、なんと法衣で。
生徒会長に言わせればハロウィンだけに仮装は基本。しかし法衣とは…。
ジョミー「無理だよ、あんなので踊れないよ!」
ブルー 「そうでもないのはキースが既に証明済みだろ?」
サム 「ああ、アレな。お田植え祭で舞っていたよな、巫女さん役で」
キース 「嫌なことを思い出させるな!」
シロエ 「でも、あの舞は凄かったですよ、キース先輩」
スウェナ「舞の基本はお坊さんの動作でマスターしてると聞いたわよね」
ブルー 「だろう? だから法衣でダンスは可能だ」
マツカ 「あのぅ…。舞とダンスは違いますよ?」
ブルー 「どっちも同じだよ、音楽に合わせて踊るんだから」
シロエ 「言われてみればテンポが別モノですね…。無理っぽいですよ」
キース 「一万歩譲って舞なら可能なのかもしれん。だが、ダンスは…」
ジョミー「去年のヤツは飛び跳ねてたんだよ、絶対無理だよ!」
ブルー 「そこが面白くなるんじゃないか。仮装っぽくて」
法衣の裾を蹴散らし、脛も丸出しでホップステップジャンプなのだ、と
生徒会長は申しております。
ブルー 「こう、はじけるお坊さんって所がハロウィンなんだよ」
キース 「あんた、本気で混ぜるつもりか! ハロウィンと坊主を!」
ブルー 「ウケればいいんだ、オープニングのセレモニーだし」
キース 「親父が聞いたら憤死しそうだが…」
ブルー 「問題ない、ない。去年も本堂で踊って見せただろ?」
シロエ 「そういえば喜んでいましたっけね、こういうのもアリだって」
キース 「し、しかし…」
ブルー 「平気だってば、アドス和尚はぼくのファンだから」
キース 「…分かった。俺は監視役に徹するまでだ」
ブルー 「心強いねえ、よろしく頼むよ」
ジョミー「ぼ、ぼくの立場は…?」
キース 「そんなものがあると思うのか? さあ、俺と一緒に帰ろうぜ」
早速シゴキだ、と燃え上がっているキース君。
元老寺に住み込みでダンスにお経。ジョミー君は無事に乗り切れるのか?
拍手ありがとうございました!
ジョミー君がダンスを披露するのは10月27日だそうでございます。
それに備えて今日から修行の日々となりますが、舞台衣装があるとかで。
ジョミー「舞台衣装なんか聞いていないよ!」
キース 「俺もだ。いや、舞台衣装ならまだ分かる。しかし、これは…」
ブルー 「なかなかお洒落だと思うんだけどね?」
キース 「何処がだ!」
ブルー 「おや、法衣はお洒落じゃないとでも?」
全員 「「「法衣!?」」」
キース 「そうだ、法衣を着用と書いてあるんだ、このメニューに!」
よく見てくれ、とキース君がテーブルに置いた練習メニュー。
シャン学メンバーが覗き込んでみれば、確かに法衣という文字が。
シロエ 「えーっと…。振り付けを完璧にマスターしたら法衣を着用…」
サム 「舞台衣装に慣れておけって書いてあるよな」
マツカ 「つまり法衣が舞台衣装なわけですね…」
ジョミー「冗談じゃないよ、なんで法衣なんか!」
キース 「それに関しては俺も言いたい。罰当たりにも程があるぞ」
ブルー 「分かってないねえ、歌って踊れるお坊さんは貴重じゃないか」
キース 「俺たちの宗派は踊り念仏はやらんだろうが!」
ブルー 「南無阿弥陀仏で踊るんじゃないよ、『かみほー♪』だよ?」
キース 「なんでそうなる!」
ブルー 「ハロウィンだから」
ケロッと答える生徒会長。
ブルー 「ハロウィンに仮装は基本だろう? 舞台衣装も凝らなくちゃ」
キース 「あんた、ハロウィンと坊主を混ぜる気か?」
ブルー 「混ぜるな危険とは書いていないし、問題ないと思うけど?」
キース 「もういい、あんたには一生勝てん。要は法衣で踊るんだな?」
ブルー 「ジョミーがね。…でも、君も踊りたいなら止めないよ」
キース 「お断りだ!」
ブルー 「おや、残念。とにかく、そういうわけで法衣でよろしく」
ジョミー「えっ? えぇぇっ?」
ダンスの方も法衣着用と決まってしまったジョミー君。
抹香臭い修行の日々とダンスの練習、どうなりますやら…。
修行の日々に余計なものは不必要。
荷物をとことん減らすように、と生徒会長は体操服を禁止いたしました。
ジョミー「体操服もダメなわけ? 余計なわけ?」
キース 「確かに寺では必要ないな。動く時には作務衣が基本だ」
ジョミー「さ、作務衣って…。あんなのでダンス出来ないよ!」
キース 「作務衣は動きやすいんだぞ。宗派によっては山仕事もする」
シロエ 「山仕事ですか?」
キース 「薪割りとかは基本だな。木に登って枝打ちすることもあるし」
ブルー 「作業用に作られた服だからねえ、ダンスくらいは朝飯前さ」
ジョミー「うー…。分かったよ、体操服は置いてくよ!」
ボストンバッグから体操服を引っ張り出したジョミー君。
洗い替え用もあったため、取り出した後は荷物もスッキリ。
キース 「よし、そんな所でいいだろう。合格点だ」
ブルー 「不肖の弟子をよろしく頼むよ、これがメニューだ」
キース 「ダンスの指導方針だな? どれどれ…」
生徒会長が渡した紙をチェックしているキース君ですが。
なにやら眉間に皺が刻まれ始めたような…?
キース 「……おい」
ブルー 「なんだい? 分かり易く書いたつもりだけれど」
キース 「最終発表が10月27日というのは運動会の日のことか?」
ブルー 「うん。ハロウィン当日は平日だからさ、土曜がいいかと」
サム 「決まったのかよ? 楽しみだなあ」
シロエ 「27日の土曜日ですね、シャングリラ学園でやるんですか?」
ブルー 「どうだろうね? ハロウィンだしねえ…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ カボチャが活躍するんだって!」
マツカ 「そうなるとマザー農場でしょうか?」
スウェナ「学校よりもずっと広いし、ありそうね」
キース 「…日程は分かった。それまでに仕上げろというのも分かる」
ブルー 「何か問題でもあったかい?」
キース 「何なんだ、この舞台衣装というヤツは!」
全員 「「「舞台衣装?」」」
ダンスの披露に舞台衣装。
ジョミー君、とことん見世物ですか?
拍手ありがとうございました!
お経とダンスの二足の草鞋を履く羽目になったジョミー君。
今日から毎日キース君と一緒に下校で、元老寺での生活になりますが…。
キース 「袈裟はともかく、読経の方も頑張らないと親父が怖いぞ」
ジョミー「や、やっぱり…?」
サム 「お前、正月にも怒られていたじゃねえかよ、肉まん食ってさ」
シロエ 「御本尊様の前で肉を食べるとは、って凄かったですよね」
キース 「いいか、親父を怒らせるなよ? 俺でも止められないからな」
スウェナ「下手に止めたら坊主頭にされそうだものね」
キース 「不吉なことを言わないでくれ。坊主頭はジョミーに任せる」
ジョミー「い、嫌だよ、なんでそこまでされるのさ!」
ブルー 「形から入るというのもお勧めだけどね? 気が引き締まるし」
キース 「同感だ。坊主頭の方はともかく、私服は一切禁止だぞ」
ジョミー「分かってるよ…。制服と体操服しか持って来てないよ」
だから荷物が少ないんだ、とジョミー君が眺める先にはボストンバッグ。
それだけを提げてキース君の家に泊まり込みです。
ブルー 「もう少し荷物を減らすべきだね。まだ多すぎる」
キース 「そうだな、俺が修行に出掛ける時にはもっと少なかった」
ジョミー「でも、これ以上減らせないよ! 必要最低限なんだよ!」
サム 「そうかぁ? お前ならスナック菓子とか入れてそうだぜ」
ジョミー「入れないよ! 手荷物検査があるって聞いたし!」
マツカ 「手荷物検査…ですか?」
キース 「ああ、脅しをかけておいたんだ。親父がやるぞ、と」
ジョミー「携帯とかは毎日没収されるって…。ゲーム機だって」
余計なものは入っていない、とジョミー君は主張しております。
ブルー 「体操服が余計なんだよ。学校に置いておきたまえ」
ジョミー「えぇっ、それじゃダンスの練習は?」
ブルー 「キースに借りればいいだろう。行き先はお寺なんだから」
体操服など必要無い、と生徒会長。
確かにお寺へ修行に行くのに体操服は要らないかも…?
