拍手ありがとうございました!
ソルジャーが撤去不可能にした雛人形はリビングに飾られたまま。
謝るしかないと覚悟を決めたシャン学メンバー、生徒会長に迎えられて…。
キース 「今、女子会とか言わなかったか?」
ブルー 「言ったけど? ようこそ、雛祭り女子会へ」
ジョミー「じょ、女子会って…。女の子の会って書くヤツのこと?」
ブルー 「その女子会。女子だけで集まって飲食したり話をしたり…」
雛祭りに相応しいだろう、と生徒会長は自信たっぷりです。
ブルー 「元々、雛祭り宴会の予定だったし、雛祭りは女子のものだしね」
キース 「だからと言って何処に女子が!」
スウェナ「失礼ね。ここにいるけど?」
シロエ 「スウェナ先輩の他にはいないじゃないですか、女子」
ブルー 「でも女子会と言ったら女子会! 雛人形まで買っただろう」
キース 「それはあんたの嫁入り道具で…。いや、あの時は冗談で…」
ブルー 「その場のノリで買っちゃいました、っていうのは分かるよ」
そこまでだったら許せるけどさ、と雛人形を眺める生徒会長。
ブルー 「みんなでワイワイ飾るんだったら良かったんだ。お祭り気分で」
キース 「そ、そうだったのか…?」
ブルー 「うん。ぼくも心が狭くはないしね、お遊びだったら許せたよ」
ジョミー「だったらこれも許してよ! 一応、みんなで飾ったんだし!」
ブルー 「ぼくが留守の間にコソコソやられてしまったのに?」
キース 「そこは謝る。謝るから、ここは水に流して…」
ブルー 「水に流してあげてもいい。ただし条件は女子会だ」
キース 「なんでそうなる!」
ブルー 「最初から雛人形が飾られてる以上、ぼくが主役の宴会にする」
全員 「「「は?」」」
ブルー 「これは嫁入り道具じゃなくってインテリア!」
ぶるぅ 「お雛様を飾ってお友達を呼ぶのが雛祭りでしょ?」
キース 「ま、まさか…」
ブルー 「女同士で楽しくやろうよ、雛祭り」
女子会万歳、と生徒会長は申しておりますが。
どう転んだら女子会に…?
※3月11日ですが。(以下、畳んでおきます)
拍手ありがとうございました!
やって来ました、3月10日。
生徒会長が予定していた雛祭り宴会の日でございます。
招待状を貰ったシャン学メンバー、生徒会長の家まで来たのはいいですが。
ジョミー「突っ立っていたって仕方ないよ。此処にいるのはバレバレだよ」
キース 「それは分かっているんだが…」
シロエ 「どうなったでしょう、雛人形。片付いてればいいんですけど…」
サム 「少なくとも昨日の朝にはあったぜ」
朝のお勤めに来た時は飾ってあった、という証言に誰もが真っ青。
キース 「やっぱり片付けられなかったか…」
シロエ 「ソルジャーが言ったとおりでしたね、どうします?」
キース 「どうするも何も、あれを飾ったのは俺たちだしな」
ジョミー「もしかして責任取らされるわけ? 雛人形の?」
シロエ 「会長、困ってましたしねえ…。教頭先生を呼んだのに、って」
スウェナ「でも宴会のお客様でしょ、教頭先生。何とかなるわよ」
キース 「客が俺たちだけならな。あいつも来ると言ってたじゃないか」
全員 「「「あー…」」」
おしまいだ、と頭を抱えるシャン学メンバー。
雛人形にシールドを張って逃げたソルジャーも宴会に来るんでしたっけ。
それとも既に到着済みで、生徒会長と喧嘩中?
どう転んでも連帯責任は免れない、と覚悟を決めてチャイムを押せば。
ぶるぅ 「かみお~ん♪ いらっしゃい! ブルーが待ってるよ!」
キース 「待ってくれなくてもいいんだが…。あいつはまだか?」
ぶるぅ 「あっちのブルー? まだ来てないけど?」
今日は楽しい雛祭り、と「そるじゃぁ・ぶるぅ」は大はしゃぎです。
リビングに行けば雛人形がしっかり飾られておりまして…。
ブルー 「御覧のとおりさ。どう頑張っても撤去不可能」
キース 「す、すまん…。あいつの尻馬に乗ったばかりに…」
ブルー 「どういたしまして。女子会へようこそ」
全員 「「「女子会!?」」」
ニッコリ笑う生徒会長。
女子会だとか聞こえましたが、最近流行りのアレですか…?
拍手ありがとうございました!
お内裏様みたいに並んで絵になるパートナーがいいな、と語るソルジャー。
ヘタレなキャプテンではイマイチなのだそうですが…。
キース 「あんたが偉そうに振舞ってるのが悪いんじゃないか?」
Aブルー「なんでそういうことになるのさ?」
キース 「あなたの色に染まります、というのが嫁の王道なんだぞ」
雛人形を指差すキース君。
キース 「雛人形が嫁入り道具だった時代は、妻は夫に絶対服従」
Aブルー「それなら逆だと思うけど? ハーレイが嫁の立場だよ」
全員 「「「はぁ?」」」
Aブルー「だって、絶対服従なんだろ? 従わなければ土下座ってね」
サム 「こりゃダメだぜ…。キャプテンに勝ち目は一つもねえよ」
キース 「究極のカカア天下だな。旦那を尻に敷くってヤツだ」
Aブルー「失礼な! 上に乗るのも嫌いじゃないけど、突っ込まないよ」
キース 「なんの話だ?」
Aブルー「ハーレイのお尻に突っ込む気だけは無いんだよね」
ぼくが突っ込まれる方なんだから、とソルジャーは大人の時間な爆弾発言。
Aブルー「そういう意味だと、やっぱりぼくが嫁なのかい?」
キース 「もういい、今日の所は帰ってくれ」
頭痛がする、とキース君が呻きましたが、ソルジャーの方は御機嫌で。
Aブルー「そうか、ブルーもこれを持ってお嫁に行くわけだしねえ…」
??? 「誰がお嫁に行くんだって?」
地を這うような低い声と共に現れたのは生徒会長。
ブルー 「忘れ物を取りに戻ってきたらゾロゾロと…。通報しようか?」
ジョミー「ま、待ってよ、何もしてないし!」
ブルー 「不法侵入な上に雛人形まで…。さっさと片付けて帰りたまえ」
Aブルー「甘いね。誰も片付けられないよ、それ」
また宴会の日にお邪魔するから、とソルジャーは消えてしまいました。
シャン学メンバーはガッツリお説教されて…。
ブルー 「どうするのさ、これ…」
生徒会長は雛人形に手が出せません。
教頭先生を宴会に招待したそうですけど、大丈夫かな…?
拍手ありがとうございました!
ソルジャーの目標は神様だそうでございます。ただしキャプテン限定の…。
神になるには形からだ、と土下座専用の畳を御所望。
Aブルー「ここで見たのも何かの縁だよ。今から買いに行きたいんだけど」
キース 「…行ってすぐには手に入らんぞ?」
Aブルー「特注品になるのかい?」
キース 「普通の畳じゃないからな。普通の畳もすぐには買えんが」
ジョミー「え? 畳ってお店に売ってるじゃない」
キース 「売ってるんじゃなくて作ってるんだ。畳はオーダーメイドだぞ」
スウェナ「そうだったの? 部屋のサイズで買うんじゃないの?」
サム 「和室のサイズって決まってるじゃねえかよ、基本のヤツが」
シロエ 「六畳とか八畳とか、定番ですよね」
キース 「その定番が問題なんだ。部屋によって微妙にサイズが違う」
ジョミー「それって畳の大きさだよね? 三種類くらいあるんだっけ?」
キース 「畳本体の大きさじゃない。畳を部屋に合わせるんだ」
全員 「「「???」」」」
キース 「部屋はキッチリ四角じゃないぞ。何処かに僅かな誤差がある」
そこをきちんと計測してから部屋に合わせて畳を作るらしいです。
でないと部屋に敷き詰めた時に隙間が出来たりするそうで…。
キース 「そういう仕事が出来る店しか、特殊な畳は作れないんだ」
Aブルー「だったらすぐには無理ってわけだね。まあ、いいか…」
座り心地の問題もあるし、と土下座専用畳を諦めたソルジャー。
Aブルー「パートナーがヘタレてるとさ、苦労するよね、色々と」
キース 「あんたが選んだ相手だろうが!」
Aブルー「そうなんだけど、もうちょっと、こう…」
ヘタレていない相手だといいな、とソルジャーは雛人形を眺めております。
畳騒動などがあった割には順調に飾り付けられ、すっかり完成。
Aブルー「お内裏様って言ったっけ? こういう形が理想かな」
並んで絵になるパートナーを希望、と言うソルジャー。
キャプテンとソルジャー、傍目にはお似合いなんですけどねえ…?
拍手ありがとうございました!
キャプテンの土下座を見おろすために専用畳、と思ったらしいソルジャー。
流石にそれは酷すぎないか、とシャン学メンバーが突っ込み中です。
Aブルー「そんなに酷い発想かなぁ、専用の畳。…良さそうなのに」
キース 「あんた、普段から偉そうだろうが! 更に偉さを演出する気か?」
シロエ 「そうですよ。キャプテン、何かと言えば土下座ばかりで」
サム 「俺たちの世界に来てる時だけでも、あの回数だし…」
マツカ 「普段は推して知るべしですよね」
ジョミー「土下座した回数、教頭先生より多いかもね」
Aブルー「でも鼻血なんか出さないし! ハーレイは可愛げに欠けるんだ」
キース 「だからと言って畳に座って見おろすのか?」
Aブルー「鈍い相手にはキツめに出ないとダメなんだよ」
ジョミー「…キャプテンって鈍い人だっけ?」
スウェナ「教頭先生よりは図太いんじゃないかと思うけど…」
Aブルー「そうだろう? 神経が図太くて繊細さに欠ける」
だから土下座の回数が増える、とソルジャーは主張しております。
Aブルー「何度も土下座させられるのは懲りていないって証拠だからね」
キース 「それはそうかもしれないが…」
Aブルー「ぼくがもっと怖いキャラなら、一発で懲りると思うんだよ」
ジョミー「…充分怖いと思うけどなぁ…」
Aブルー「何か言ったかい?」
ジョミー「う…。ううん、なんにも!」
Aブルー「それでね、怖さを演出するのは無理だし、せめて偉さを…」
キース 「今より偉くなってどうする気だ!」
Aブルー「ん? 神様」
全員 「「「神様!?」」」
Aブルー「ぼくのハーレイ限定の…ね。もう全能で万能くらいの」
神様になれば世界は全て思うがまま、と言われましても…。
Aブルー「この際、座り心地は我慢しようかな…」
キース 「畳のことか?」
Aブルー「神になるには形からだよ」
やっぱり土下座専用畳、とソルジャーは俄然、乗り気です。
飾り付け中の雛人形を放って、畳を買いにお出掛けでしょうか…?
