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シャングリラ学園つれづれ語り

拍手ありがとうございました!

この国の知り合いに頼まれて松茸を送ったイングリッドさん。
大きな松茸がいいと思ったのに、傘が開いたのは不評だったそうで…。

女性  「なんで小さい方がいいのよ、食べる部分が少ないでしょ?」
ブルー 「その方が味も香りもいいんだってば!」
女性  「つまり臭いわけね?」
ブルー 「臭いんじゃなくてさ…」
キース 「この国じゃ香り高いと言うんだ、あれがいいんだ!」
女性  「分からないわー…」

つくづく異文化、と深い溜息。

女性  「というわけでね、松茸ならよく知っているのよ」
シロエ 「今も送ってるんですね?」
女性  「年々、要求がエスカレートしてくるのよねえ…」
一同  「「「は?」」」
女性  「ウチは大家族だから沢山くれ、って」
キース 「どうせ食わないキノコだろうが!」
女性  「そうなんだけどね…」

キノコ狩りに行く身にもなってよ、とブツブツブツ。

女性  「食べて美味しいものならいいけど、臭いのはねえ…」
シロエ 「今年の秋は是非、松茸御飯を試して下さい!」
サム  「うんうん、目からウロコってこともあるしよ」
キース 「焼き松茸と土瓶蒸しもな」
女性  「そうねえ…。送るばかりなのも癪だしね」

レシピとかを教えて貰うわ、と松茸料理にトライする模様。
これで松茸も浮かばれそうな感じですけれど。

女性  「あ、そうそう。それで松茸は何のお守りなの?」
ブルー 「松茸の形のお守りねえ?」
キース 「初耳だな?」

聞いたことがない、と顔を見合わせる生徒会長とキース君。

ブルー 「松茸は一般市民とは縁が薄いしねえ…」
キース 「いわゆる高嶺の花だしな…。滅多に買えんぞ」

そんなお守りが売れるのだろうか、と悩んでおります。

ブルー 「ぼくは知らないけど、売っていたわけ?」
女性  「もちろんよ。でなきゃ訊くわけないでしょう?」

確かに松茸だったわよ、と袋の中をゴソゴソゴソ。
松茸のお守りとは珍しいですが、野菜と同じでボケ封じだとか?


※シャングリラ学園番外編、『片付かない人』、UPしております!
     ←シャングリラ学園番外編は、こちらからv

 お正月気分が抜けない中での鍋パーティー。
 ソルジャー、おやつの柿の種をバラ撒いたくせに知らん顔。
 自分の世界の青の間も散らかり放題だそうで、お掃除舞台が突入中。
 そんなソルジャーがキャプテンの悩みらしくて…。
 (シャングリラ学園番外編は毎月第3月曜更新ですv)

 次回更新日は3月17日でございます~。


※ハレブル別館、更新しました!
     ←ハレブル別館は、こちらからv
 転生ネタの第4弾です。
 タイトルは 『二人一緒に』 です、よろしくです~。

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松茸を知っていたイングリッドさん、臭いから食べないと言い出して。
炒めても臭くてシチューも臭い、と異文化ならではの調理方法。

ブルー 「いや、それは…。それは松茸の食べ方じゃないし」
キース 「アレはだな、炙って醤油と絞った柚子とで」
シロエ 「松茸御飯もいいですよ。昆布出汁と醤油とお酒で炊いて」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 土瓶蒸しとかも美味しいよ!」
女性  「でもねえ…」

ウチの国ではキノコはバター炒めかシチュー、という仰せ。

女性  「それが一番美味しいでしょ? 臭い松茸はダメだけど」
キース 「松茸を愛する国の調理方法を試して欲しいが」
シロエ 「世界遺産にもなった料理なんです、美味しいです!」
女性  「この国の知り合いにも色々言われるのよね」

それでもキノコはバター炒めにシチューなのだ、とイングリッドさん。

女性  「文化の違いは大きいわねえ…。松茸の選び方にしたって」
一同  「「「は?」」」
女性  「送ってくれと最初に言われた年にね、送ってみたら」
シロエ 「どうなったんです?」
女性  「美味しいけれども、育ち過ぎだと言われてしまって」
一同  「「「育ち過ぎ?」」」
女性  「大きい方がいいと思って採って来たのにねえ…」

これくらいのを、と示されたサイズに一同、ビックリ。
傘の直径が三十センチはあろうかというビッグサイズで。

女性  「大きい点では喜ばれたけど、傘は開いてない方が、って」
キース 「傘が開くと値も下がるしな」
女性  「値段はともかく、味が落ちると言われたのよ」
ぶるぅ 「えっとね、松茸は出て来たばかりのが美味しいの!」
女性  「そうらしいわねえ、わざわざ写真まで送って来たわ」

次からこういうヤツにしてくれ、と頼まれたそうでございます。

女性  「ホント、異文化って分からないわ」
ブルー 「いや、でも、その人が言うのが正しいから!」

松茸といえば開く前のが最高ですが。
これも異文化だったんですねえ?


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お守り大好きイングリッドさん、縁結び系のも多数買い込んだようで。
効き目の方も色々とあって、感動の嵐でございます。

女性  「こういうのは全部、縁結びなんだと思っていたわ」
ブルー 「根本にあるのはソレなんだけどね」
キース 「求める所は人それぞれだし、細かく分かれてくるわけだ」
シロエ 「とりあえず結婚希望だったら良縁祈願になりますし」
サム  「恋人が欲しけりゃ縁結びっていうトコじゃねえかな」
女性  「本当に細かく分かれてるのねえ…」

見た目だけじゃサッパリ分からなかったわ、と大感激。

女性  「同じ履き物でも効き目が違うし、凄いわよ」
ブルー 「そりゃもう、何処も頑張ってるしね」
キース 「他所と違いをつけないとな」
女性  「なるほどねえ…。あら、そうすると…」
ブルー 「何か?」
女性  「野菜だと全部ボケ封じっていうわけでもないのね」
ブルー 「それはまあ…」

色々あるよ、と生徒会長。

ブルー 「キュウリで病気封じが一番有名かな?」
女性  「それじゃ松茸は?」
一同  「「「松茸?」」」

なんだそれは、と顔を見合わせる御一同様。
季節でもないのに外国人観光客が松茸を知っているとは、これ如何に。

女性  「この国の有名なキノコでしょ? 松茸」
シロエ 「松茸、知ってるんですか?」
女性  「ウチの国でも採れるのよ。この国のと殆ど同じのがね」

DNAが99パーセント一致するとかで、一同、仰天。

女性  「この国の知り合いに頼まれて毎年、送っているんだけれど」
ジョミー「凄いや、なんか羨ましいなあ」
女性  「ウチの国では食べないわよ? 臭いんだもの」
一同  「「「臭い?」」」
女性  「炒めても臭いし、シチューにしたらもっと臭いし」
キース 「…それは食い方を間違えているような気がするぞ…」
シロエ 「松茸が号泣しそうです…」

国産と殆ど同じな松茸を炒め物だの、シチューだの。
トコトン異文化、イングリッドさん、恐るべし…。


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 自分の世界の青の間も散らかり放題だそうで、お掃除舞台が突入中。
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何のお守りか分からないまま、集め続けたイングリッドさん。
金運なのかと思っていれば長寿のお守り、園芸用かと思えばボケ封じ。

女性  「やっぱり訊いてみるものねえ…。奥が深いわ」
キース 「お寺も神社も色々と努力しているからな」
ブルー 「他所と同じのを出していたって流行らないしね」
女性  「なるほどねえ…。お客さんが来ないといけないものね」

イングリッドさん、深く納得。
ゲイの御主人と手広く商売をしているそうで。

女性  「たまには休暇も必要よ。で、これは美貌のお守りかしら?」
スウェナ「んーと…。パーツ限定になるわね、これは」
ブルー 「髪の毛だねえ…。女性の髪がうんと長いだろ?」
女性  「あらあら、そういうお守りもあるの」
シロエ 「足腰限定ならよくありますよ」
女性  「そうなの? だったらコレは靴のお守りじゃないのかしら」

袋をゴソゴソ、出て参りました草鞋や草履。
履き物のミニチュアだけに、知らなかったら確かに靴のお守りとしか。

キース 「靴のお守りではないな。これが足腰に効くお守りで」
ブルー 「これは旅行のお守りだね」
女性  「え? 見た目はこっちと同じよ、コレ」

色や素材が違うから、と幾つも買ってある草鞋と草履。
形は全く同じに見えても、効き目の方はさに非ず。

ブルー 「旅をするには履き物が必須。履き物を履くには足腰が…ね」
女性  「本当に奥が深いのねえ…。靴が増えるのかと思ってたわ」
マツカ 「金運のお守りは持っているとお金が増えますけどね」
サム  「でもよ、六文銭ってヤツもあるしなあ…」
女性  「あれはビックリだったわよ。でもコレは多分…」

縁結びよね? と男女の紙人形がついたお守り。
ハート形の札には『恋愛成就』の文字。

キース 「縁結びと言うか、恋の成就の祈願と言うか…」
ブルー 「片想いの人用のお守りかな?」
女性  「細かいのねえ…」

素晴らしいわ、とお褒めの言葉が。
種類の多さは半端ないかも?


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英語を封印して旅を続けるイングリッドさん、お守り集めでお悩み中。
何のお守りか分からないそうで、教えて欲しいと袋を取り出し…。

女性  「運が良かったわ。言葉は通じるし、お坊さんもいるし」
キース 「坊主でなくても大概見当がつくと思うが」
シロエ 「何処かに書いてありますからね」
女性  「書いてないのもあったわよ?」

イングリッドさん、袋をゴソゴソ。

女性  「ほら、これよ。…お金だから多分、商売繁盛か金運ね」
サム  「……金運かよ、これ?」
マツカ 「違うような気が…」
シロエ 「ひい、ふう、みい…。六枚ですね」

紫色の紐に通した穴開き銭が六枚。
どう眺めても、これがいわゆる六文銭で。

女性  「何なのよ?」
シロエ 「三途の川の渡し賃っていうヤツだと思うんですけれど」
女性  「三途の川って?」
ブルー 「あの世へ行く前に渡る川だけど、渡るのにお金が必要で」
女性  「これがそうなの?」
キース 「そういうわけだが、効き目としては長寿だったか?」
ブルー 「長寿のお守りで合ってるよ。何の説明も書いてないけど」
女性  「ありがとう。お金だから金運かと思っていたわ」

長寿でも金運でもいいんだけれど、と六文銭を袋の中へ。

女性  「やっぱり訊かないと分からないものねえ…」
キース 「他のはちゃんと文字付きなのか?」
女性  「ええ。…でも、読めないでしょ?」

これも効き目を間違えてるかも、とゴソゴソゴソ。
可愛いカボチャやナスの形のお守りが出て参りまして。

女性  「農業か園芸用だと思ってたけど、違うのかしら?」
一同  (((…ボケ封じ…)))

添えられた小さな札に『ボケ封じ』の文字。
確かに文字が読めなかったら園芸用だと思うかもですが…。

キース 「そいつは全部ボケ封じだ」
女性  「あっらー…。私の趣味に丁度いいわ、と喜んでたのに」

イングリッドさん、ガーデニングが趣味だそうでございます。
他のお守りも外してますかねえ?


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