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シャングリラ学園つれづれ語り

肩車をねだる、お子様が二人。
キャプテンの方は乗り気ですけど、教頭先生は腰が引けている状態です。

Aぶるぅ「ねえねえ、ハーレイ、肩車~!」
ぶるぅ 「ぼくも! ぼくも去年みたいに肩車~!」
ハーレイ「し、しかしだな、ぶるぅ」
A船長 「よろしいではありませんか。ここは二人仲良く肩車で」

去年の惨事を御存知ないキャプテン、教頭先生を誘っております。

A船長 「異文化体験に来たのですから、パパの気分を極めたいと」
Aブルー「いいねえ、肩車の親子が二組! 是非やりたまえ」
A船長 「は、はいっ! さあ、ぶるぅ」
Aぶるぅ「わぁーい!」

キャプテンの肩車で御機嫌の「ぶるぅ」。
「そるじゃぁ・ぶるぅ」も教頭先生にキラキラ瞳でせっせとおねだり。

ぶるぅ 「ハーレイ、ぼくも~! ぼくもやりたい~!」
ハーレイ「…う、うう…」
ブルー 「ホントに困った男だねえ…。財布だけしかやりたくない、と」
ハーレイ「いや、そんなことは!」
ブルー 「じゃあ、肩車! パパ気取りならそのくらいはね」

せっかくのダークスーツが泣くよ、と生徒会長。
教頭先生、キャプテンと「ぶるぅ」組の肩車を暫し見詰めて。

ハーレイ「分かった。ぶるぅ、今年も肩車で行こう」
ぶるぅ 「ありがとう! ハーレイ、大好き!」

肩車をして貰った「そるじゃぁ・ぶるぅ」、早速周囲をキョロキョロと。

ぶるぅ 「えっと、えっとね…。串カツ、食べたぁ~い!」
ハーレイ「く、串カツ…」
Aぶるぅ「ぼくも串カツ! 買って、買って~!」
ブルー 「ほら、ハーレイ。君の財布の出番だよ。串カツ二人分!」

その格好では難しいし、と生徒会長、教頭先生の懐から勝手に財布を。

ブルー 「ぶるぅ、今年も味噌ダレかい?」
ぶるぅ 「うんっ!」
Aぶるぅ「ぼくも味噌ダレ~!」
ブルー 「了解。味噌ダレ二本ね」

買ってこよう、と足取りも軽く露店に向かう生徒会長。
味噌ダレの串カツとくれば食べこぼしは必至。パパ役二人に死亡フラグ?


※11月18日、『田舎で縁結び』、UPしました!
 ←シャングリラ学園番外編は、こちらからv

 食欲の秋でマザー農場へ行きたい面々。
 しかしキース君は法事があって参加出来ないらしいです。
 それは寂しい、と何処で法事か尋ねてみれば妙に歯切れが悪くって。
 キース君は何を隠しているのでしょうか…? 
 (シャングリラ学園番外編は毎月第3月曜更新ですv)

 次回更新日は12月16日でございます~。

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拍手ありがとうございました!

七五三の親子連れで賑わうアルテメシア大神宮に到着。
何はともあれ御祈祷を、と参道を歩き始めれば両脇に露店がございます。

Aぶるぅ「美味しそう~! 端から全部食べたいな♪」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 去年、ハーレイの肩車で食べたよ!」
Aぶるぅ「えっ、ホント?」
ぶるぅ 「うんっ! 高くてとっても気持ち良かったぁ~♪」
Aぶるぅ「そっかぁ、それって楽しそうだね!」
ぶるぅ 「でしょ、でしょ?」

キャイキャイとはしゃぐお子様が二人。
手を取り合って視線は教頭先生とキャプテンへ。

ハーレイ「な、なんだ?」
A船長 「肩車ですか。確かに多いようですね」

キャプテン、周囲を見回して納得ですが。

ハーレイ「だ、ダメです、あれはお勧めいたしません!」
A船長 「何故です? 親子らしくて良さそうですが」
Aブルー「そうだよ、あれはパパならではだね。…あ、ぼくもパパか」
Aぶるぅ「ぼく、肩車はハーレイの方がいいなぁ、ブルーじゃ低いし」

パパはどっちでもいいんだけどね、と「ぶるぅ」はニッコリ。

Aぶるぅ「ねえねえハーレイ、肩車~!」
A船長 「よし、うんと背が高くなった気分になれるぞ」
ハーレイ「ですから、お勧めいたしません、と!」
ぶるぅ 「ハーレイ、ぼくも肩車がいいな♪」
ハーレイ「…そ、そんな…! そして今年も買い食いなのか?!」
ぶるぅ 「食べちゃダメなの?」
ハーレイ「…そ、それは…」

教頭先生、冷汗ダラダラ。
去年、スーツと頭への食べこぼし防止にエライ格好をさせられた記憶が。

Aブルー「こっちのハーレイは何を焦っているんだい?」
ブルー 「シャワーキャップと化粧ケープが怖いらしいね」

こんな感じで、と思念で伝達した模様。
ソルジャー、プッと吹き出しまして。

Aブルー「なるほどねえ…。食べこぼし防止に必須なんだね」

なかなか素敵な格好じゃないか、と腕組みをしてニヤニヤニヤ。
教頭先生とキャプテン、二人揃ってシャワーキャップと化粧ケープとか?


※ちょこっと予告。
 シャングリラ学園番外編は明日、11月18日の更新です!
 タイトルは 『田舎で縁結び』 となっております。
 よろしくお願いいたします~v

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鼻血の危機な教頭先生、気分は「そるじゃぁ・ぶるぅ」のパパ。
ダークスーツでキメたからにはあわよくば、と思ってらっしゃるわけで。

ハーレイ「そ、そのぅ…。私はぶるぅのパパ役をだな…」
ブルー 「ふざけないでよ、君は単なるスポンサーだろ!」

去年と同じく財布に徹しろ、と生徒会長は冷たい視線。

ブルー 「ブルーたちが来たからって調子に乗るのはお断りだよ」
Aブルー「えーーーっ? 仲良し家族もいいじゃないか」
A船長 「そうです、私たちは初心者ですから」

御教示よろしくお願いします、と頭を下げるキャプテン。
教頭先生、俄然、元気を取り戻しまして。

ハーレイ「はい! 及ばずながら、お手本になるべく頑張ります!」
ブルー 「ちょ、ちょっと…! 君は支払いだけ頑張ってれば…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ アルテメシア大神宮だよーっ!」
Aぶるぅ「わぁっ、大人も子供もいっぱいだぁ~♪」

ぼくたちみたいな服の子供も沢山いるね、と「ぶるぅ」の歓声。
駐車場は満杯のようで、車がズラリ並んでおります。

ブルー 「さて、ハーレイ? どうするんだい、駐車場は?」
ハーレイ「私たちを降ろして、他に行くよう言ってあるが」
ブルー 「上出来、上出来。じゃあ、門前に横付けだね?」
ハーレイ「ああ、降りやすい所でな」
ブルー 「ありがとう。頼もしいね、パパ」

生徒会長、サービスとばかり投げキッス。
真っ赤になっている教頭先生、鼻血の方は止まったようで。

ハーレイ「到着です。前から順に降りて下さい」
ぶるぅ 「ぼく、いっちばぁ~ん!」
Aぶるぅ「ぼく、にばぁ~ん! パパ、ママ、早く~!」
Aブルー「行こうか、ママ」
A船長 「誰がママです、二人ともパパでよろしいでしょう!」
Aブルー「はいはい、分かった。それじゃ二人でパパ役ってことで」
キース 「…思いっ切り先が思いやられるぜ…」

行くか、と立ち上がるシャン学メンバー。
無事に神社に着きましたけれど、この先は無事に済むのでしょうか?


※ちょこっと予告。
 シャングリラ学園番外編は来週月曜、11月18日の更新です!
 タイトルは 『田舎で縁結び』 となっております。
 舞台は寒波さえ来なかったら相応しかった筈の秋らしいです~。

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ソルジャーの衣装を巡って青カンの危機に陥ったものの、なんとか回避。
教頭先生が手配したマイクロバスに乗り込み、いざ出発でございます。

ぶるぅ 「かみお~ん♪ しゅっぱぁ~つ!」
Aぶるぅ「わぁーい、七五三だぁー!」

キャイキャイと騒ぐお子様が二人。
お揃いの羽織袴が可愛いです。

キース 「あいつらに罪は無いんだが…」
シロエ 「どうでしょう? あっちのぶるぅは多少あるかも」
ジョミー「そうだよ、妙にませてるしさ」
サム  「いいんでねえの? 着物の線は消えたんだしよ」
マツカ 「ダークスーツになりましたしね」
スウェナ「ぶるぅのパパが二人なのよね」

うぷぷぷぷ…と笑いをこらえるシャン学メンバー。

Aブルー「何がそんなにおかしいわけ!?」
ブルー 「そりゃあ笑うさ、日頃から揉めているだろう?」

パパかママかで、と生徒会長。

ブルー 「ママは絶対嫌だと言うくせに、着物ならママ役になるとかさ」
Aブルー「ぼくは自分に正直なんだよ、こんな服より着物がいいなぁ…」
ブルー 「目的が不純なモノでなければ着物がお勧めなんだけど…」
A船長 「私も非常に見たかったですが、その後が…」
Aブルー「何さ、昼間は出来ないヘタレのくせに!」
A船長 「いえ、昼間でも場所と場合によります!」

場所によっては頑張ります、などと拳を握って言われましても。

ハーレイ「…そ、それは…。夫婦円満でよろしいですね…」
A船長 「失礼、鼻血の危機でらっしゃいますか?」
ハーレイ「いえ、それほどでも…」
ブルー 「ほら、ティッシュ!」
ハーレイ「す、すまん…」
Aブルー「なるほどねえ…。こんなのがいたんじゃ青カンは無理か…」

欠員が出たら恨まれるか、とソルジャーがボソリ。

ブルー 「当たり前だろ、失神されたら困るんだ!」
A船長 「パパが不在になるわけですね」
ブルー 「パパじゃなくってスポンサー!」

間違えるな、と生徒会長は大真面目ですが。
教頭先生の方はパパ気分ですよ?

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拍手ありがとうございました!

七五三へは着物で行こう、と俄然、乗り気になったソルジャー。
しかし目的は七五三ならぬ着物で過ごす大人の時間で、青カンだなどと。

Aブルー「そういえばシャングリラでは夜だったか…」
A船長 「そうです、昼間にはやっておりません!」
Aブルー「じゃあ、なおのこと真昼間に! 初の体験!」

ところでお勧めスポットは、と生徒会長に向き直りまして。

Aブルー「何処がいいかな、神社ってサッパリ分からなくってさ」
ブルー 「今日の主役はぶるぅだろう!」
Aブルー「この際、オマケでいいんだよ。せっかく着物を着るんだし!」
ブルー 「却下! 君は着物を着なくてもいい!」

罰当たりな、と生徒会長、怒りの形相。

ブルー 「ワンピースもスカートも大却下! 変な方しか行かないし!」
Aブルー「えーーーっ? ハーレイもその気になってるのにさ!」
A船長 「わ、私はやるとは言っておりませんが…」
ブルー 「ほらね、君のハーレイも反対なんだよ。普通にスーツで!」

男物なら貸してあげよう、と生徒会長。

ブルー 「ぼくは普通の服で行くけど、君にはダークスーツだね」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ すぐに用意するね!」

トトトトト…と走り去って行った「そるじゃぁ・ぶるぅ」。
間もなくスーツやホワイトタイを抱えて戻って。

ぶるぅ 「はい、これは一人で着られるでしょ?」
Aブルー「…ぼくは着物で良かったんだけど…」
ブルー 「罰が当たる前にやめたまえ! さっさと着る!」
ぶるぅ 「えとえと、ぶるぅも着替えなくっちゃね!」
Aぶるぅ「うんっ!」

出ました、新品の羽織と袴。
ちびっ子二人が着替える間にソルジャーの方もブツブツと…。

Aブルー「…これでいいわけ?」
A船長 「お似合いですよ。あなたもぶるぅのパパ役ですね」
Aブルー「お前、逃げられて喜んでるだろ!」

着物で青カンが良かったのに、と未練がましく文句たらたら。
ともあれ衣装の準備も整いましたし、みんなで七五三へと出発ですよ~!


 ※ちょこっと予告。
  シャングリラ学園番外編は来週月曜、11月18日の更新です!
  舞台は寒波さえ来なかったなら、ピッタリだった筈の秋。
  よろしくお願いいたします~。

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