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シャングリラ学園つれづれ語り
☆お楽しみなゲスト


さて、5月。ゴールデンウイークな月で、満喫だった面々。
週の半ばまでシャングリラ号で、週末の土曜は生徒会長宅。

ジョミー「楽しかったよね、シャングリラ号!」
サム  「宇宙の旅だぜ、やっぱ最高!」

普段は乗れねえ船だしよ、とサム君も楽しんだ宇宙。

サム  「地球に帰って来てる時でも、行けねえし…」
シロエ 「帰還中は、忙しいらしいですしね…」

GWの前後にしても、そうでしょう、とシロエ君。

シロエ 「ぼくたちの場合は、乗って帰ってですけれど…」
マツカ 「クルーの人たち、違いますしね…」

物資の積み込みとか、人員交代とかも、とマツカ君も。

マツカ 「遊びで乗せて貰うの、申し訳ない気がします」
ブルー 「いいんだってば、お楽しみの一つだから!」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と誰もがキョトン。

ジョミー「ぼくたち、何かやらかしたっけ?」
サム  「やってねえだろ、舞妓なんてよ」

お酌なんかもしてねえぜ、とサム君が蒸し返したお花見。

サム  「フラダンスとかは、もっとねえしよ」
キース 「俺に恨みでもあるのか、お前!?」

せっかく気持ちよく忘れてたのに、とキース君が握る拳。

キース 「あのイベの何処が、お楽しみだと!?」
シロエ 「ゲストの皆さん、お喜びでしたけど?」

ジョミー先輩のお酌にしても、とシロエ君、しれっと。

シロエ 「フラダンスは、もっとウケてましたね」
ジョミー「分かるよ、お酌も暇になったしさ」

飲んでいた面子、視線がキースに釘付けで、とジョミー君。

ジョミー「キース、才能あるんじゃないかな」
サム  「上手かったもんなあ、フラダンスの楽器も」

やっぱ、坊主だからでねえの、とサム君の言。

サム  「鳴り物、お経に欠かせねえしよ」
シロエ 「木魚も鐘も要りますしね」
キース 「おい、貴様ら!」
ブルー 「お楽しみって、単にゲストで…」

面子が増えるのが嬉しいだけ、と生徒会長。
イベじゃなさそう…。


2025/05/01 (Thu)



☆ズレていた思考


GWは宇宙だったシャン学メンバー、週末は生徒会長宅で。
シャングリラ号の人の話から、蒸し返されたお花見のイベ。

キース 「そういうのは、先に言ってくれ!」
ブルー 「うーん…。勘違いしたのは、君たちでさ…」

普通、ゲストは喜ばれるよ、と生徒会長の苦笑い。

ブルー 「来てくれるだけで、嬉しいものだしね」
シロエ 「珍しい顔が増えるからですか?」
ブルー 「それで合ってる」

厨房のスタッフだって張り切るしさ、と生徒会長。

ブルー 「予定していたメニュー以外に、追加したりね」
一同  「「「あー…」」」

言われてみれば、と思い当たる節はドッサリ。

サム  「聞かれたっけな、調理方法…」
ジョミー「フライがいいのか、ソテーするのか、とかね…」
スウェナ「お刺身も聞かれた日があったわよ?」

お刺身で食べるか、料理するのか、とスウェナちゃんも。

スウェナ「もしかして、朝のビュッフェも、そうかしら?」
マツカ 「ゲストがいるから、そうしたかもです」

普段の朝は定食かも、とマツカ君。

マツカ 「ビュッフェほど、手間が要りませんから」
サム  「なんか色々、揃ってたしよ…」
ジョミー「和食もあったし、中華メニューもあったよね…」

ホテルみたいに、とジョミー君が言う通り。

ジョミー「ゲストの時だけ、ビュッフェだったら…」
サム  「お楽しみってことになるよな…」

朝飯だけの話でもよ、とサム君が顎に当てる手。

サム  「朝はビュッフェで、他の飯もよ…」
シロエ 「焼き加減まで聞いてくれてましたし…」
ブルー 「分かったかな?」

食事タイムも、お楽しみの内、と生徒会長。

ブルー 「大浴場だって、バージョンアップで…」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ 子供の日には、菖蒲湯とかね!」
シロエ 「ありましたっけね…」
スウェナ「レモン風呂の日もあったわね…」
キース 「よくも勘違いしやがって!」

なんで話が俺に来たんだ、と怒鳴ってますけど。
蒸し返すと…?


2025/05/02 (Fri)



☆お坊さんと鳴り物


GWを宇宙で過ごした御一同様、生徒会長宅に集う土曜日。
シャングリラ号の話題だったのに、お花見にズレていた件。

キース 「鳴り物が上手いのは、坊主だからとか…!」
サム  「仕方ねえだろ、事実だしよ」

鳴り物系が下手だと務まらねえぜ、と僧籍な人のサム君。

サム  「今もそうして、自分で蒸し返してるしよ…」
シロエ 「本当に…。放って置いたら、今頃は、もっと…」

食事の話で盛り上がってます、とシロエ君。

シロエ 「お風呂の話も、出て来てましたし…」
ジョミー「キースが言わなきゃ、忘れてるよね…」

お花見であったイベなんかは、とジョミー君も。

ジョミー「話したいなら、構わないけど」
サム  「鳴り物系の腕は、大事なんだぜ?」

お前も、いずれは習うんだしよ、とサム君、目がマジ。

サム  「お経に合わせて使えねえとよ…」
スウェナ「どうにもならないわよねえ、ソレ…」

厳しく教えられるのかしら、とスウェナちゃんが傾げる首。

スウェナ「鳴り物だけで、講義の枠が出来ているとか…」
ブルー 「あるね、キッチリ仕込まれるよ」

お寺で育った生徒でもさ、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「なにしろ、お経の読み方の流儀は幾通りも…」
サム  「あるのかよ!?」
ブルー 「璃母恩院で教える正統派とか、他にも色々と…」

地域によって違いがあるし、と説明が。

ブルー 「檀家さんに合わせるためには、地元流も必須」
シロエ 「璃母恩院のでは、ダメなんですか?」
ブルー 「いつものお経と違っている、と思われるしね」

方言みたいな位置付けかな、と銀青様が語る、お経の事情。

ブルー 「だけど、璃母恩院の行事なんかで、方言はさ…」
シロエ 「マズイかもですね、他の人たちと揃わなくて」
ブルー 「まさにソレだよ、璃母恩院流のを、徹底的に…」
サム  「叩き込まれる講義かよ…」
ブルー 「ピンポーン!」

もちろん鳴り物だけの講義も、と言ってますけど。
厳しそう…。


2025/05/03 (Sat)



☆命拾いしたかも


GWは宇宙だったシャン学メンバー、生徒会長宅での週末。
シャングリラ号の話題からズレて、お花見の蒸し返しな今。

シロエ 「キース先輩、フラダンスの楽器も楽勝ですね…」
サム  「鳴り物だけの講義、受けてるんだしよ…」

出来ない方が、どうかしてるぜ、とサム君も。

サム  「いいんじゃねえかな、ウケてたしよ」
ジョミー「ミニスカートでフラダンスだしね…」
キース 「他人事だと思いやがって!」

貴様は舞妓でお酌だろうが、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「アレも評判、上々だったぞ!」
ジョミー「来てた人たち、ザルばかりでさ…」

お酌が終わらなくって地獄、とジョミー君の深い溜息。

ジョミー「早く済ませて、着替えたいのに…」
キース 「俺の場合は、踊り続けていたわけでな!」

なんでサッサと酔い潰さない、とキース君、グッと拳を。

キース 「お前が真面目にお酌してれば、あいつらも…!」
シロエ 「先輩、本気で言っていますか?」

酔った方が怖いと思いますよ、とシロエ君が横から。

シロエ 「酔い潰れるだけとは限りませんし…」
一同  「「「あー…」」」

酔っ払いか、と誰もが納得。

サム  「あいつら、酔ったら、半端ねえかもな…」
スウェナ「普段だったら、キャプテンだけはマシだけど…」

キャプテンも酔えば壊れそうよね、とスウェナちゃん。

スウェナ「素面の時だと、想像も出来ない壊れ方とか…」
シロエ 「そうなったが最後、暴走するしか無いですよ…」

止めるどころか、煽る人しかいませんしね、とシロエ君も。

シロエ 「よいではないか、の大合唱じゃないですか?」
サム  「俺たちまで巻き込んで、煽りまくるヤツな…」

しかも逆らったら、後がねえしよ、とサム君が竦める肩。

サム  「そうなっていても、良かったのかよ?」
ジョミー「酔い潰しコースで走るべきだった?」
キース 「嫌すぎるんだが!」

考えてもみないコースだしな、と悲鳴ですけど。
命拾い…?


2025/05/04 (Sun)



☆お礼を言うべき


GWを宇宙で過ごした御一同様、週末の土曜は生徒会長宅。
シャングリラ号での話題がズレて、お花見イベを蒸し返し。

サム  「だったら、文句を言うんじゃねえよ」
ジョミー「感謝して欲しいくらいだってば!」

ザルばっかりを相手に、ずっとお酌、とジョミー君も。

ジョミー「キースは踊っているだけだったし、まだマシ!」
キース 「しかしだな…!」

ミニスカートでフラダンスも地獄だったぞ、とキース君。

キース 「情けない度で言ったら、お前以上だ!」
ジョミー「でもさ、キースは自業自得で…」
シロエ 「ジョミー先輩、自力で逃亡してましたしね…」

キース先輩にも責任はあると思います、とシロエ君の指摘。

シロエ 「酔っぱらい相手にならなかったの、奇跡ですよ」
サム  「奇跡かどうかは分からねえけど、命拾いは…」

ガチなんでねえの、とサム君、キース君を、まじっと。

サム  「ジョミーに礼を言うべきだろ?」
スウェナ「そうよね、ジョミーが手抜きしていたら…」

酔っぱらわなくても暴れてたわよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「舞妓さんのお酌で、御機嫌麗しかったから…」
シロエ 「ぶるぅの悪戯、出てませんしね…」

普段だったら出てますよ、とシロエ君が怖い台詞を。

シロエ 「ミニスカートを、もっとミニにするとかで」
サム  「スカートめくりも、ありそうだぜ」
ジョミー「そういうの、一つも無かったんだよ?」

ぼくが、お酌に徹したから、とジョミー君、ズイと。

ジョミー「カエル袋も、やられなかったし!」
シロエ 「無かったですねえ、定番になっているヤツが…」
サム  「酔ってたせいでもねえだろうしよ…」

酔っぱらったら大人しいとは思えねえし、とサム君の言。

サム  「酔ったら、いい子になるなんてよ…」
シロエ 「有り得ませんよね、絶対に」
ジョミー「ほらね、お礼は?」
キース 「そう言われても…!」

金欠の俺にどうしろと、とワタワタですけど。
お礼すべきでは…?


2025/05/05 (Mon)



☆お礼をする方法


GWは宇宙だったシャン学メンバー、生徒会長宅での週末。
お花見の話が蒸し返されて、キース君がピンチかもな状態。

ジョミー「キースの金欠、あるあるだしさ…」
サム  「誠意さえありゃあ、お礼くらいは…」

出来るんでねえの、とサム君、キース君をジロリと。

サム  「お盆の棚経、ジョミーの負担を軽めとかよ」
シロエ 「いいと思いますよ、ソレ!」

ジョミー先輩、部下な立ち位置ですし、とシロエ君も賛成。

シロエ 「毎年、顎で使われてるのを見てますしね」
スウェナ「そうね、おい、蝋燭と線香だ、って」

自分でやればいいじゃないの、とスウェナちゃん。

スウェナ「たかが蝋燭と、お線香でしょ?」
サム  「やっぱ、そういう調子なのかよ…」

アドス和尚と変わらねえぜ、とサム君、フウと溜息。

サム  「親父さんのお供をしてる間に、学んだってか…」
一同  「「「あー…」」」

棚経くらいは行ってた筈だ、と誰もが納得。

シロエ 「寺は継がない、と言ってましたけど…」
スウェナ「私たちが初めてお邪魔した時、お盆だったし…」

墓回向のお手伝いだったわよ、とスウェナちゃんの指摘。

スウェナ「イライザさんに言われて、渋々で…」
サム  「墓回向よりかは、棚経の方がよ…」

知識が無くても手伝えるぜ、と僧籍な人。

サム  「現にジョミーも、やってるわけでよ…」
シロエ 「キース先輩も、小さい頃から、お供ですか…」

でもって、蝋燭とお線香の係、とシロエ君が振っている首。

シロエ 「その頃に自分がやった通りに、今もですね…」
サム  「ジョミー相手に、やってるんだぜ」

負担軽減の方向で礼をすべき、とサム君、腕組み。

サム  「偉そうにしてねえで、自分でやれよな」
ジョミー「ぼくも賛成、楽になるのは確実だしさ」
キース 「しかし、それでは供をする意味が…!」
ジョミー「連れているだけで、いいと思うよ」

偉いお坊さんだと、連れてるよね、と言ってますけど。
形だけ…?


2025/05/06 (Tue)



☆お供するだけで


GWを宇宙で過ごした御一同様、週末の土曜は生徒会長宅。
お花見の話の蒸し返しから、ジョミー君にお礼なキース君。

サム  「だよなあ、お供は何もしねえぜ?」
ジョミー「先導するとか、後ろについて歩くだけでさ…」

何かするのは、偉いお坊さんだよね、とジョミー君。

ジョミー「お供くらいしか、させて貰えないわけで…」
サム  「法要とかを仕切る資格はねえもんなあ…」

ジョミーの立場も同じだよな、とサム君、うんうん、と。

サム  「坊主と言っても名前だけだし、下っ端でよ…」
ジョミー「お経も読めない勢いだってば!」

蝋燭とお線香の係が限界、とジョミー君が言う通り。

ジョミー「ぼくに任せていられないから、キースがさ…」
シロエ 「他のは、全部やってますよね…」
スウェナ「ジョミーは、木魚も叩かないわよ?」
サム  「下っ端の坊主でも、そこそこやってりゃ…」

木魚は担当出来るんだぜ、と僧籍な人ならではの証言が。

サム  「デカい法要で鳴り物の担当、下っ端だしよ」
シロエ 「でも、住職の資格は持ってますよね?」
サム  「当たり前だろ、お供する坊主も持ってるぜ?」

鳴り物を任せて貰えねえだけ、とサム君の説明。

サム  「実績がねえから、そうなるってな」
ジョミー「ほらね、だったら、ぼくだってさ…」

棚経はキースのお供だけでオッケー、とジョミー君の言。

ジョミー「蝋燭とかでも、正式な作法は知らないし…」
シロエ 「キース先輩がやるというのは、いいですよね」

仏様だって喜びますよ、とシロエ君も。

シロエ 「キース先輩だって、お供がいるというのは…」
サム  「格が上がるし、オススメだぜ?」

ジョミーに礼も出来るわけでよ、とサム君のプッシュ。

サム  「今年の棚経は、ソレでいけよな!」
キース 「し、しかし…!」
ジョミー「何か文句を言いたいわけ?」
??? 「言いたいってば!」

そんな手抜きの棚経なんて、と割り込んで来た人が。
誰…?


2025/05/07 (Wed)



☆手抜きは困る人


GWは宇宙だったシャン学メンバー、週末を生徒会長宅で。
お花見の話が蒸し返されて、キース君がお礼を強いられ中。

??? 「棚経は、きちんとやってくれないと!」
キース 「あんた、何処から湧いたんだ!」

唐突過ぎる、と睨む先にソルジャー(会話表記はAブルー)。

キース 「誰も呼んではいない筈だぞ!」
Aブルー「呼ばれてなくても、関係者だしね!」

ヤバい流れだから来たんだけど、とソルジャー、しれっと。

Aブルー「放って置いたら、話が本決まりでさ…」
シロエ 「まあ、そうでしょうね」
サム  「いいじゃねえかよ、棚経はして貰えるんだぜ?」

しかも、今より格が上かも、と僧籍な人。

サム  「キースが自分で全部やる分、正式の作法でよ…」
スウェナ「ジョミーとは、月とスッポンだわよ」

ジョミーは、ただの見習いじゃない、とスウェナちゃんも。

スウェナ「専門の学校で習ったわけでもないんだし…」
サム  「その点は、俺も同じなんだけどよ…」

ブルーに教わった分があるから、少しはマシ、という説明。

サム  「ジョミーは、習いに行かなかったぜ?」
ジョミー「当たり前だよ、なんで其処まで!」

自主練習なんか御免だしね、とジョミー君の仏頂面。

ジョミー「蝋燭もお線香も、点火できれば充分だよ!」
サム  「それがそうでもねえんだよなあ…」

消し方にも作法があるくらいでよ、とサム君が広げる両手。

サム  「正式にやるには、やっぱ、作法が…」
シロエ 「ほら、サム先輩も、こう言ってますし…」
スウェナ「キースにやらせておけばいいでしょ?」
Aブルー「でもさ、ジョミー的には、サボりモードで…」

覚えがめでたくなさそうだよ、とソルジャー、必死。

Aブルー「阿弥陀様には、どう見えるかな、って…」
サム  「そりゃまあ、手抜きしてるってえのは…」
シロエ 「筒抜けでしょうね…」
Aブルー「ほらね!」

手抜きがバレたらダメだと思う、と言ってますけど。
確かに…。


2025/05/08 (Thu)



☆機会を作りたい人


GWを宇宙で過ごした御一同様、週末の土曜は生徒会長宅。
お花見の話から、キース君がジョミー君にお礼という話に。

Aブルー「棚経は、丁寧にやってこそだよ!」
サム  「正式の作法だけでは、ダメだってか?」
Aブルー「阿弥陀様に見抜かれるのは、確かなんだし!」

手抜きなのを、とソルジャー、ピシャリと。

Aブルー「ジョミーにお礼するんだったら、機会をさ…」
シロエ 「作ると言うんじゃないでしょうね?」
Aブルー「ピンポーン!」

作る方が当たり、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「お花見は、ジョミーが巻き添えだったから…」
サム  「次のイベでは、外すのかよ?」
Aブルー「それがいいとは思わないかい?」

ババを引くのはキース限定、と怖い台詞が。

Aブルー「ジョミーを巻き添えにしないのは、大きいよ?」
一同「「「あー…」」」

言われてみれば、と誰もが納得。

シロエ 「なるほど、借りを返す形で、お礼ですか…」
サム  「誠意がこもったお礼だよなあ…」
スウェナ「キース、元からババな人だものねえ…」

一人だけでいけるのは確かよ、とスウェナちゃん。

スウェナ「ジョミーも、文句なんかは無いでしょ?」
ジョミー「棚経で楽をするより、そっちだってば!」

舞妓で懲りているんだしさ、とジョミー君も異存なし。

ジョミー「キース、お礼はソレでいいから!」
Aブルー「決まりだね!」
キース 「ちょっと待て!」

何の機会を作るつもりだ、とキース君の引き攣った顔。

キース 「あんたが考えることは、いつも斜め上で…」
Aブルー「今回に関しては、お約束だよ!」
一同  「「「は?」」」

お約束とは、とキョトンとしている面々。

サム  「お約束って、何かあったっけか?」
シロエ 「さあ…? お盆だったら、まだ先ですし…」
ジョミー「海の別荘も、夏休みだしね…」
Aブルー「新緑の季節で、思い出せないかな?」

定番中の定番だけど、とニッコリですけど。
お約束って…?


2025/05/09 (Fri)



☆新緑の季節なら


GWは宇宙だったシャン学メンバー、週末は生徒会長宅で。
キース君がジョミー君にお礼をする話を、聞きつけた人が。

シロエ 「新緑の季節ですか?」
サム  「初ガツオしか、浮かばねえんだけど…」
ジョミー「そんな定番、やってないよね?」

カツオの一本釣りなんかは、とジョミー君が傾げる首。

ジョミー「カツオ漁船に乗ったことだって、無いし…」
シロエ 「初ガツオだけなら、ぶるぅが料理しますから…」

タタキとかで食べていますけど、とシロエ君も。

シロエ 「それ以外には、初ガツオでは思い付きません」
スウェナ「カツオ漁船どころか、漁船だって…」

乗りに出掛けたことは無いわよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「釣りにしたって、やってないでしょ?」
シロエ 「無いですねえ…」
サム  「マツカの別荘のトコの川とか、釣り向けでよ…」

アユとか釣れそうなんだけどよ、とサム君も怪訝そう。

サム  「アユ釣り、一度もやっていねえし…」
シロエ 「漁期の問題とかが、あるかもです」

解禁になってくれないと、とシロエ君。

シロエ 「入漁権なら、マツカ先輩、取れそうですけど…」
サム  「漁期は、変更出来ねえよなあ…」

資源保護のためのヤツらしいしよ、とサム君も同意。

サム  「小さい間に獲り尽くしたら、絶滅しちまうし…」
マツカ 「ええ。漁期の件だけは、何にしたって…」

左右出来るものではありませんね、とマツカ君。

マツカ 「アユの場合は、6月上旬辺りと聞いてますけど」
シロエ 「それまでは、釣るのは禁止なんですね?」
マツカ 「そうなります。あそこの川だと、アユ釣りに…」

やって来る人が多いそうですよ、と解説が。

マツカ 「水が綺麗で、美味しいアユが釣れますから」
サム  「でもよ、アユを釣る話さえ、出ていねえしよ…」
シロエ 「思いっ切り、縁が無いですよ」
Aブルー「アユ釣りねえ…」

面白い遊びなのかな、と不思議そうなソルジャー。
知識ゼロ…?


2025/05/10 (Sat)



☆新緑の季節の定番


GWを宇宙で過ごした御一同様、週末の土曜は生徒会長宅。
其処へ来たソルジャー、ジョミー君とキース君の話に乱入。

シロエ 「アユ釣りですか? 人によるでしょうね」
サム  「あんたには、向いてねえような気が…」

なにしろ辛抱第一らしいぜ、とサム君、ソルジャーに視線。

サム  「じっと黙って突っ立ってるとかはよ…」
スウェナ「出来るとは思えないわよねえ…」
Aブルー「えっと…?」

アユ釣りは、そういうヤツなのかい、とソルジャーの問い。

Aブルー「なんで、黙って突っ立ってるわけ?」
シロエ 「そりゃあ、アユに逃げられるからですよ」
サム  「川の中では、黙ってるのがルールでよ…」

釣竿をじっと眺めて我慢、とサム君。

サム  「でねえと、アユは釣れねえしよ…」
シロエ 「釣れなかったら、来た意味、ありませんしね」

小遣い稼ぎにしてもパアです、とシロエ君も。

シロエ 「天然モノのアユは、高く売れるそうですから」
Aブルー「売れる、って?」
サム  「高級料亭とかが、買いに来るって聞くぜ」
マツカ 「うちの別荘も、お客様の時にはお願いしてます」

新鮮なアユが手に入りますしね、とマツカ君。

マツカ 「何処の川でも、買い手はいると聞いていますよ」
Aブルー「高く売れるんなら、小遣い稼ぎも納得だけど…」

それ以外の人もいるんだよね、と質問が。

Aブルー「黙って立ってるだけなのに…?」
シロエ 「釣りは、そういう趣味の世界ですから!」

大騒ぎ出来るヤツじゃないです、とシロエ君、キッパリ。

シロエ 「バーベキューしながらでは、釣れませんよ」
Aブルー「そう、ソレ!」

新緑の季節の定番だよね、とソルジャーの輝く笑顔。

Aブルー「ズバリ、河原でバーベキュー!」
一同  「「「あー…」」」
Aブルー「もしかして、忘れ去ってたと?」
キース 「普通のヤツなら、忘れたいかと思うんだが!」

思い出したくないだろう、と拳を握ってますけど。
そうかも…。


2025/05/11 (Sun)



☆忘れていたいイベ


GWは宇宙だったシャン学メンバー、週末は生徒会長宅で。
其処へ来たソルジャー、ジョミー君にお礼な話に割り込み。

Aブルー「忘れたいって…。みんな楽しんでたのに?」
キース 「俺以外はな!」

その状況が問題なんだ、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「俺だけがババを引き続けるとは、限らないぞ!」
シロエ 「そうなんですよね、明日は我が身な気がして…」
サム  「心の底から楽しんでるヤツ、いねえんでねえの」

紅一点のスウェナでもよ…、とサム君も。

サム  「手荒なイベなら、女性だけスルー出来てもよ…」
ジョミー「生ぬるい系は、ヤバいかもだよね…」

実際、ぼくも舞妓にされちゃったし、とジョミー君の証言。

ジョミー「あの手のヤツなら、スウェナも食らいそうでさ」
スウェナ「実は私も、怖いのよね…」

そういう意味では、キースに感謝よ、とスウェナちゃん。

スウェナ「今の時点で、ほぼほぼ一手引き受けで…」
シロエ 「巻き込み事故は、この前のジョミー先輩で…」

自業自得な面もありましたから、とシロエ君の冷静な分析。

シロエ 「気を付けていれば、保身は可能なんです」
サム  「とはいえ、戦々恐々なトコはあってよ…」

忘れていてえヤツなんだよな、とサム君、キッパリ。

サム  「キースじゃねえけど、記憶を消しちまってよ…」
シロエ 「普通に過ごしていたいですよね…」

思い出したら不幸ですし、とシロエ君の深い溜息。

シロエ 「バーベキュー自体は、楽しいんですが…」
ジョミー「そのシーズンを待てるイベじゃないよね…」
Aブルー「うーん…。だけど今回、君は勝ち組!」

キースが君にお礼なんだよ、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「巻き込まれる恐れは、ゼロだってば!」
シロエ 「イベごと、スルーの方が嬉しいですって!」
キース 「俺も全面的に同意だ!」
Aブルー「それはダメだよ、定番だから!」

ぶるぅも楽しみにしてるしさ、と言われましても。
それが問題…。


2025/05/12 (Mon)



☆今年もやりたいイベ


GWを宇宙で過ごした御一同様、週末の土曜は生徒会長宅。
ところがソルジャー登場なわけで、定番のイベに期待な今。

キース 「あんな野郎は、放っておけ!」
Aブルー「大人しくしてるキャラだとでも?」

放っておいても覗きなんだよ、とソルジャーが広げる両手。

Aブルー「ハーレイとヤッてる真っ最中でも、遠慮なく!」
ブルー 「やめたまえ!」
Aブルー「ぼくは説明したいだけでさ…」

ぶるぅを止める方法はゼロな件を、とソルジャー、譲らず。

Aブルー「ぼくのハーレイ、見られていると意気消沈で…」
ブルー 「退場!」
Aブルー「大迷惑の極みなんだよ、覗き込んだりも…」
ブルー 「退場と言っているだろう!」

回れ右して帰ってくれ、と生徒会長、怒りの形相。

ブルー 「でないと、イベも消えると思うべきだね!」
Aブルー「えっと…?」
ブルー 「ぼくたち全員、欠席だってば!」

キース以外は、と生徒会長、目がマジ。

ブルー 「キースは、ジョミーにお礼の件があるからさ…」
サム  「欠席は出来ねえ仕組みかよ?」
ブルー 「それだけでも、充分、ババを引いてて…」

ぶるぅの悪戯、一手引き受け、と生徒会長。

ブルー 「誰もいなくてつまらない分も、発散だしね!」
Aブルー「ぼくに被害が回りそうだよ!」

キースに飽きてしまったら…、とソルジャー、ワタワタ。

Aブルー「集中砲火を浴びるかもだし!」
ブルー 「他の面子がいても、変わらないだろう!」

見物客の有無だけでさ、と生徒会長の切り返し。

ブルー 「黙らないなら、その方向で!」
Aブルー「嫌すぎだよ!」

だったら、話を変えるから、とソルジャーも必死。

Aブルー「要は今年も、河原でバーベキューでさ…」
シロエ 「イベをやるなら、キース先輩が担当ですね?」
Aブルー「金欠の人でも出来るお礼は、そっち系かと」
サム  「身体と命を張って、お礼な…」

いいんでねえの、とサム君の相槌ですけど。
命懸けでお礼ですか…。


2025/05/13 (Tue)



☆早めに決めるべき


GWは宇宙だった御一同様、週末は生徒会長宅ですけれど。
ソルジャー登場で、河原でバーベキューな話に変わった今。

キース 「お前たち、俺を人柱にしたいのか!?」
ジョミー「だって、お礼はして欲しいしさ…」
サム  「棚経コースがボツな以上は、これしかねえぜ?」

今更、逃げられる状況だとでも、とサム君、腕組み。

サム  「お礼の機会を作ると言ったの、そいつでよ…」
シロエ 「こうして作ってくれたんですし…」
ジョミー「お礼をするのがいいと思うよ」

その程度で済んでいる内に、とジョミー君も。

ジョミー「話が下手に転がったら、ぼくの二の舞だってば」
サム  「だよなあ、お礼の中身がグレードアップで…」
シロエ 「火だるまショーとか、吊り橋ダイブな領域に…」

踏み込んでしまうと思いますけど、とシロエ君が挙げる例。

シロエ 「今の間に決めてしまえば、アユ釣り程度で…」
サム  「ダメだろ、漁期の問題があるんだしよ…」

アユ漁、解禁になってねえ時期で…、とサム君が止めに。

サム  「密漁はマツカに御迷惑でよ…」
マツカ 「流石に、賛成しかねますね…」

漁期の変更は不可能ですし、とマツカ君も困惑顔。

マツカ 「アユ釣り以外の何かでお願い出来ますか?」
Aブルー「もちろんだよ!」

楽しいイベになりさえすれば、とソルジャー、快諾。

Aブルー「吊り橋ダイブも、楽しかったし…」
キース 「もう一度やれと!?」
Aブルー「やるなら、ダイブよりも突き落としかな…」
一同  「「「突き落とし!?」」」

なんだソレは、と誰もがキョトン。

シロエ 「突き落としって、どういうイベなんです?」
サム  「まさか、キースを…」

突き落とすイベのことじゃねえよな、とサム君の問い。

サム  「あの吊り橋から、真っ逆様によ…」
ジョミー「吊り橋の板を外して、落とすとか?」
Aブルー「いいねえ、ソレ!」

何処で落ちるか、外していって、と笑顔ですけど。
一枚ずつ…?


2025/05/14 (Wed)



☆スリリングなゲーム


GWを宇宙で過ごした御一同様、週末の土曜は生徒会長宅。
其処へ来たソルジャー、河原でバーベキューなイベを計画。

シロエ 「吊り橋の板を、一本ずつ外すつもりですか…?」
Aブルー「楽しいんじゃないかな、スリリングで」

キースを落とした人が勝ちで、とソルジャーの謎な発言。

一同  「「「えっと…?」」」
Aブルー「そういうゲームが、ある筈だよ?」

黒ひげ危機一髪だっけか、とソルジャーが口にしたゲーム。

Aブルー「樽に一本ずつ、剣を刺してさ…」
一同  「「「あー…」」」

アレか、と思い当たるゲームで、メジャーな遊び。

サム  「でもよ、アレは飛び出させたら、負けでよ…」
シロエ 「キース先輩に応用するなら、落とした場合は…」

その人が負けになるのでは…、とシロエ君の問い。

シロエ 「勝ちというルールは、無いと思いますけど…」
ジョミー「そうだっけ? 最近は、ルールが変わってさ…」

飛び出させたら勝ちもあったと思う、とジョミー君。

ジョミー「この前、そんなニュースあったよ?」
スウェナ「私も見たわね、だけど、キースじゃ…」

どっちが勝ちになるのかしら、とスウェナちゃんの疑問。

スウェナ「キース的には、どっち?」
キース 「どうして、其処で俺になるんだ!?」
スウェナ「キースの迷惑度数で、変わりそうだし…」

嫌がられ度数が高いほど勝ちかも、とスウェナちゃん。

スウェナ「だって、そのイベ、楽しむ人が問題なのよ?」
Aブルー「ピンポーン!」

ぶるぅが喜ぶ方が勝ちだね、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「自分の番で、キースが真っ逆様の方がさ…」
シロエ 「楽しいでしょうね、落ちないままでいるより…」

勝者は落とした人っぽいです、とシロエ君も。

シロエ 「ですが、吊り橋、壊れますし…」
Aブルー「後で直せば、無問題だよ!」
マツカ 「工事の人なら、手配しますけど…」

キースの立場はどうなるんです、と質問が。
落っこちろと…?


2025/05/15 (Thu)




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☆採用と言われても


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
ソルジャーが来まして、お花見とイベを仕切っている状態。

シロエ 「よいではないか、って何がなんです?」
サム  「ジョミーが戦犯っていうヤツなんでねえの?」
ジョミー「待ってよ、みんなも盛り上がってたんだし…」

連帯責任だと思うんだけど、とジョミー君、必死の言い訳。

ジョミー「乗ってこなけりゃ、喋らないしさ…」
サム  「でもよ、言い出しっぺなのは事実なんだぜ?」
スウェナ「それに、許すって言ってるじゃないの」

よいではないか、でスルーなんでしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「戦犯扱いしなくていい、って」
ジョミー「ホント!?」

だったら助かる、とジョミー君の輝く瞳。

ジョミー「今の話は、無しってことかな?」
Aブルー「違うね、君の話が、いいってこと!」

許すっていう意味じゃなくてね、とソルジャーの笑み。

Aブルー「よいではないか、を採用なんだよ!」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と一同、キョトン。

シロエ 「採用するって、アレをですか?」
サム  「意味が全然、掴めねえけど…」
スウェナ「スルーじゃないのかしら?」
Aブルー「採用だから、真逆ってね!」

使うしかない、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「キースを舞妓さんにして、その先だよ!」
一同  「「「ええっ!?」」」

まさか、帯回しを採用なのか、と誰もがドン引き。

シロエ 「ちょ、ちょっと…! ジョークですよね?」
Aブルー「ぼくは至って真剣だけど?」

最高のイベになるのは確実、と楽しそうなソルジャー。

Aブルー「ぶるぅも、きっと喜ぶよ!」
一同  「「「うわー…」」」

なんてこった、と御一同様、天井を仰ぐしかない展開。

ジョミー「もしかして、ぼくが戦犯かな…?」
シロエ 「そうだと思いますけど…」
キース 「他に誰がいると?」

どうしてくれる、とキース君、鬼の形相。
ヤバそう…。


2025/04/16 (Wed)



☆着込むのはアリ


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
ソルジャー登場で決まったお花見、キース君が遊ばれそう。

Aブルー「戦犯探しは、君たちに任せておくことにするよ」
シロエ 「待って下さい、この状況で帰るんですか!?」

キース先輩で帯回しで、とシロエ君。

シロエ 「其処だけを決めて帰られてもですね…!」
Aブルー「面倒事はお断りだよ、結果だけで充分!」

キースの舞妓に期待してる、と空間移動で姿が消滅。

キース 「逃げやがった!」
サム  「そうみてえだな…」

どうすんだよ、とサム君の視線がキース君に。

サム  「帯回し、やるしかねえんでねえの?」
シロエ 「それだけで済む可能性はあるかもですよ」

遊ぶのは、ぶるぅですからね、とシロエ君の冷静な分析。

シロエ 「悪代官風のお楽しみには、年齢の壁があります」
スウェナ「覗きが趣味でも、子供だわねえ…」
サム  「悪さのしようがねえってか…」

間違いねえな、とサム君も。

サム  「あいつ、帰ってしまった後なんだしよ…」
シロエ 「舞妓さんの着物の下なら、どうとでも…」

出来る勘定ですよ、とシロエ君。

シロエ 「どうせ、やっても悪戯ですし…」
スウェナ「何か着込んでおくのはアリかもだわね…」
キース 「確かにな…」

坊主のヤツでもいいわけだ、とキース君が顎に当てる手。

キース 「法衣の下に着ている、白いヤツなら…」
サム  「アウターには響かねえぜ?」
ジョミー「アレならいけるよ、そうしとけば?」
キース 「よし!」

アウトだった時には、お前の出番だ、とキース君。

キース 「戦犯なんだし、引き受けておけ!」
ジョミー「ええっ!?」

とても無理だよ、とジョミー君、泣きそうな顔。

ジョミー「ぼくもセットで舞妓だなんて!」
一同  「「「はあ?」」」
キース 「そうか、お前もやってくれる、と!」
ジョミー「ちょ…!」

ぶるぅの悪戯の話だったわけ、と悲鳴ですけど。
誤解して舞妓…。


2025/04/17 (Thu)



☆映える方が主役


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
お花見の日取りを決めて、イベも指定したのがソルジャー。

キース 「舞妓の話は、お前が自分で言ったんだぞ?」
ジョミー「勘違いだってば、悪戯の引き受け係で充分!」
キース 「俺と一緒にやればよかろう」

帯回しをされるのはガチだからな、とキース君の睨み。

キース 「俺は法衣の下のを着るから、お前は好きにしろ」
ジョミー「着物用のなんか、持っていないよ!」
キース 「貸してやってもかまわないが…」

高くつくぞ、とキース君、ニヤリ。

キース 「法衣の一部を借りるからには、それなりにだ…」
サム  「寺の仕事を手伝えってか?」
キース 「そうなるな。現金は期待出来ないし…」

朝の境内の掃除を1ヶ月でどうだ、という提案。

キース 「嫌なら、衣装は全て舞妓仕様ということで…」
ジョミー「ちょ、1ヶ月も無理!」
キース 「分かった。マツカ、ジョミーの分はだな…」
マツカ 「フルセットですね、手配しておきます」

襦袢とかも全部、本式のを、とマツカ君。

マツカ 「きっと、ぶるぅも喜びますよ」
サム  「坊主の白い着物よりかは、本式の襦袢だよな…」
ブルー 「そうだね、色も華やかだしさ」

基本の色はピンクなんだよ、と生徒会長の説明が。

ブルー 「見栄えするのは、ジョミーだろうね」
ジョミー「ええ…。掃除1ヶ月の方がマシかな…」
キース 「今更、コースを変えるのは無しだ!」

たまにはババを引いてみやがれ、とキース君の突き放し。

キース 「いいな、帯回しまでは俺も付き合うが…」
シロエ 「脱がされた後は、ジョミー先輩が主役ですか…」
キース 「恐らくな」

花見が楽しみになって来たぞ、とキース君。

キース 「舞妓のコスも帯回しも、前座らしいし…」
シロエ 「ピンクの襦袢のジョミー先輩、期待ですよね」
サム  「花見の日には、頑張れよな!」

楽しみだぜ、とサム君が纏めてますけど。
どうなるやら…。


2025/04/18 (Fri)



☆墓穴を掘る人


やって来ました、お花見に行く19日。絶好のお花見日和。
朝イチで生徒会長のマンション前に集合、後はゲストだけ。

シロエ 「楽しみですよね、今日のお花見!」
サム  「だよなあ、俺たちにババは来ねえしよ」
キース 「俺も、今回は気が楽だ」

道連れが出来ると心強いぞ、とキース君。

キース 「しかも俺よりキツいババをだ…」
サム  「引いて貰えるんだし、有難えよな」
ジョミー「ぼくは、ちっとも嬉しくないから!」

なんで舞妓、とジョミー君、泣きそうな顔。

ジョミー「キースがやるって話だったのに…」
キース 「自分で墓穴を掘ったんだろうが!」
??? 「おはよう、いいお天気で最高だよね!」

お花見日和、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「桟敷のイベも、映えそうだよ」
??? 「舞妓さんが出ると聞いていますし、楽しみです」

お酌などもですか、とキャプテン(会話表記はA船長)も。

A船長 「帯回しとやらの前に、お願いしたいですね」
??? 「かみお~ん♪ ぼくも、ぼくもーっ!」

お酒大好き! と悪戯小僧(会話表記はAぶるぅ)。

Aぶるぅ「せっかくなんだし、うんとサービス!」
キース 「帯回しは無しにしてくれるのなら、頑張るが…」
ジョミー「悪戯されるの、分かってるしね…」

サービス意欲が出ないんだよ、とジョミー君の愚痴。

ジョミー「だって、被害は、ぼくの方がさ…」
シロエ 「大きくなるのが見えてますしね…」
Aブルー「えっと…?」

どういう意味だい、とソルジャー、キョトン。

Aブルー「二人とも、舞妓さんだろう?」
ジョミー「げっ!」
サム  「お前、学習しないのな…」

なんで自分でバラすんだよ、とサム君の呆れ顔。

サム  「言わなきゃ、やるまでバレねえのによ…」
Aぶるぅ「ねえねえ、何のお話?」
シロエ 「それは道々、お話しますよ」
マツカ 「バスの方へどうぞ」

車内でゆっくりお話し下さい、と案内ですけど。
また墓穴…。


2025/04/19 (Sat)



☆桜に似合う色


お花見日和な土曜、マツカ君の別荘へマイクロバスで出発。
山奥は桜が満開だそうで、楽しみにしている面々ですけど。

Aブルー「桜が見頃というのは、最高だよね」
A船長 「本当に。舞妓さんのお酌で飲みたいのですが…」

この感じだと厳しいようですね、と残念そうなキャプテン。

A船長 「ぶるぅは、帯回しに期待していますから…」
Aぶるぅ「もっちろ~ん! えっと、それでね…」

さっきのお話してもいいよね、と悪戯小僧、一応、質問。

Aぶるぅ「続きはバスで、って言っていたでしょ?」
シロエ 「ええ。ぼくが代表で説明しますね」

二人の装備に差があるんです、とシロエ君の解説タイム。

シロエ 「見た目は恐らく、同じでしょうけど」
マツカ 「衣装は、あえて揃いにしていませんが…」

カツラの仕様は同じですね、とマツカ君が詳細を。

マツカ 「舞妓さんの髪の飾りは、決まってますので」
Aブルー「そうなのかい?」
マツカ 「季節や行事に合わせてあるんです」

自分の好みでは選べません、という髪飾りの約束事。

マツカ 「ですから、髪型はお揃いになりますよ」
A船長 「なるほど、色々あるのですね」
Aブルー「こだわってくれてそうだし、ワクワクするよ」

それで装備の違いって…、とソルジャーも興味津々な様子。

Aブルー「見た目は同じで、何処が変わってくるのかな?」
シロエ 「ズバリ、下着というヤツですよ」

着物の場合のアンダーシャツが、とシロエ君。

シロエ 「キース先輩は、法衣用ので白いんですが…」
Aブルー「ジョミーは違う、と?」
シロエ 「そうなんですけど、どうなったのかは…」

ぼくは手配をしていませんし、とマツカ君の方に視線が。

シロエ 「マツカ先輩、何色ですか?」
マツカ 「桜の季節に似合うものを、とお願いしました」
Aぶるぅ「桜だったら、ピンク色かなあ?」
Aブルー「ピンク、いいよね、華やかでさ!」

白のキースは論外だよ、と言ってますけど。
やっぱり…。


2025/04/20 (Sun)



☆違うらしい下着


マツカ君の別荘でお花見な土曜、マイクロバスで山奥へと。
車内は舞妓さんの話になっていまして、衣装の下が問題で。

Aぶるぅ「そだね、白だと、つまんないかも…」
A船長 「見栄えするのは、ピンクでしょうね…」

ブルーの衣装とは違いますから、とキャプテンも。

A船長 「ブルーのは、礼装のようなものになりますし…」
Aブルー「着せられてる方は、面倒なんだよ」

アンダー自体が制服なのに、とソルジャー、ブツブツ。

Aブルー「他の仲間は、ソレだけ着てればいいのにさ…」
A船長 「お言葉ですが、私のは、もっと厄介です」

あなたと違って、ズボンまであって、とキャプテンの反論。

A船長 「あなたは上着だけで済む分、マシでしょう?」
Aブルー「そうかもだけど…。そうだ、ジョミーは?」

下着の仕様に違う点とかあるのかな、とソルジャーの問い。

Aブルー「キースの下着は、お坊さん用のなんだろう?」
キース 「ああ。ジョミーにも貸して良かったんだが…」
シロエ 「レンタル料が高くつくので、断ったんです」

装備が違うの、そのせいですよ、とシロエ君が暴露。

シロエ 「違うポイント、色だけじゃないかもしれません」
キース 「まず間違いなく、違うだろうな」

俺は白いのを一枚、着込むだけだし、とキース君。

キース 「他は普段の服と、何ら変わらん」
Aブルー「どういう意味だい?」
キース 「いわゆるシャツとかの下着になる」

アウターに響かなければそれでいいんだ、と説明が。

キース 「襟元から覗くようなシャツはダメだが」
Aブルー「なるほどねえ…。ジョミーのは?」
キース 「本格的なのを手配したわけだし、確実に…」

腰巻とかも装備だろうな、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「帯回しで着物を脱がせた後にも、色々と…」
Aブルー「お楽しみがある仕様なんだ?」
キース 「そう思うが」
Aぶるぅ「ホント!?」

もっと脱がせて遊べちゃうの、と聞いてますけど。
下着まで…?


2025/04/21 (Mon)



☆葉っぱとサイズ


今年もマツカ君の別荘でお花見、行きの車内の話題はイベ。
キース君とジョミー君が舞妓姿で、帯回しを楽しめる趣向、

Aぶるぅ「ねえねえ、脱がせちゃってもいいって?」
シロエ 「パンツはダメです!」
Aブルー「うーん…。ついでなんだし、パンツもさ…」

脱がせちゃってもいいような気が、とソルジャーが横から。

Aブルー「要は、見えなきゃいいんだろう?」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「サイオンでモザイク、サービスしとくから!」
一同  「「「ひぃぃっ!」」」

やる気なのか、と誰もがドン引き。

ジョミー「ちょ、ちょっと…!」
サム  「いくら何でも、マッパはマズイぜ…」
Aぶるぅ「それじゃ、葉っぱをつけるの、どう?」
一同  「「「葉っぱ?」」」

キョトンとしている面々ですけど、悪戯小僧はノリノリ。

Aぶるぅ「モザイクだったら、ホントは隠れてなくって…」
Aブルー「まあねえ、視覚のマジック的なものだし…」
Aぶるぅ「葉っぱだったら、隠れちゃうもん!」

ジョミーのサイズにもよるんだけど、と悪戯小僧。

Aぶるぅ「桜の葉っぱじゃ、無理があるかも…」
A船長 「流石に、ジョミーに失礼なのでは?」

桜の葉っぱサイズは小さすぎです、とキャプテンの苦笑。

A船長 「小さめにしても、せめて柿の葉くらいですね」
Aブルー「君の息子だと、柿の葉でも隠せないからねえ…」

桜の葉っぱは酷すぎるよ、とソルジャーも。

Aブルー「柿の葉と言ってあげたまえ!」
Aぶるぅ「うんっ! それで、ジョミーは柿の葉でいい?」

もっと大きい葉っぱでないとダメかな、と悪戯小僧の質問。

Aぶるぅ「ぼくが知ってるのだと、フキの葉っぱとか…」
Aブルー「あー、フキはいいねえ!」

マツカの別荘の辺りなら、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「きっと沢山、生えてる筈!」
Aぶるぅ「そっか、ジョミーもフキでオッケー?」

サイズ大きめの葉っぱだしね、と笑顔ですけど。
どうすると…?


2025/04/22 (Tue)



☆言葉が無かった人


マツカ君の別荘へお花見にお出掛け、行きの車内で相談中。
帯回しの後も遊ぶ件について、悪戯小僧が物騒なアイデア。


ジョミー「フキの葉っぱとか、嫌すぎだよ!」
Aブルー「もっと大きい葉っぱの方がいいのかい?」

ビックリだよ、とソルジャーの赤い瞳が真ん丸に。

Aブルー「まさかジョミーが、ビッグサイズなんて…」
A船長 「驚きました、自信喪失しそうですよ」

私でもフキでいけそうなのに…、とキャプテンも。

A船長 「ですが、宝の持ち腐れですね…」
Aブルー「まるで出番が無いわけだし…」

世の中、上手く出来ていないね、とソルジャー、深い溜息。

Aブルー「使わないなら、ぼくのハーレイのとさ…」
A船長 「交換出来れば、と思いますよ…」

それはともかく、とキャプテンの視線がジョミー君に。

A船長 「フキでダメなら、蓮なのでしょうか?」
Aブルー「今の季節に生えていたっけ?」
A船長 「夏の花だけに、まだかもですね…」

いっそ昆布は如何でしょう、とキャプテンの提案。

A船長 「水で戻して、巻き付けてカバー、バッチリです」
Aブルー「ナイスだよ、ソレ!」

昆布は別荘の厨房にある筈だしさ、とソルジャーも賛成。

Aブルー「というわけで、昆布を巻いておきたまえ!」
ジョミー「ぼくは絶対、嫌だってば!」
ブルー 「まったくだよ!」

君たちの会話が最悪すぎて…、と生徒会長が顰める顔。

ブルー 「退場案件どころじゃないのにさ…」
Aブルー「もしかして、気絶してたとか?」
ブルー 「口を開く気力も失せてたってね!」

退場するか、白紙撤回で、と生徒会長、怒りMAX。

ブルー 「葉っぱの衣装とか、フラダンスならいいけど…」
シロエ 「そう言えば、アレは葉っぱのスカートでしたね」
ジョミー「やめてよ、変なフラグが立っちゃうから!」
キース 「俺も同意だ」
Aブルー「フラダンス! それもいいねえ!」

舞妓さんは本来、踊るものだし、と笑顔ですけど。
ヤバそう…。


2025/04/23 (Wed)



☆追加されたイベ


マツカ君の別荘へお花見に向かう道中、車内で相談でして。
帯回しだけでは済まなそうな展開、フラダンスがどうのと。

Aぶるぅ「んとんと、フラダンスだったら、オッケー?」
ブルー 「最低限の下着は残すんなら…」
Aぶるぅ「パンツだけだね、他は脱がせてかまわない?」
ブルー 「仕方ないしね…」

葉っぱ一枚を免れただけでもマシ、と生徒会長の深い溜息。

ブルー 「この辺で手を打つのが吉だろうしさ…」
シロエ 「でないと、怖いですからね…」

キース先輩たちだけでは済まないかも、とシロエ君。

シロエ 「今なら、舞妓とフラダンスだけでいけますし…」
サム  「よろしく頼むぜ、担当者二人」
ジョミー「ちょ、ちょっと…!」
キース 「ソレをお前が言えた立場か!」

事の起こりは、お前なんだぞ、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「お前の下着がピンクでなければ…」
サム  「そういや、舞妓をやるって話もよ…」
シロエ 「ジョミー先輩、自爆でしたよ…」

厄病仏の仲間入りかも、とシロエ君が顎に当てる手。

シロエ 「厄を呼ぶのは、ジョミー先輩もですか…」
Aぶるぅ「厄じゃないでしょ、お楽しみイベ!」

フラダンスの衣装も手配してね、と悪戯小僧の弾ける笑顔。

Aぶるぅ「パンツだけになったら、フラダンスだし!」
Aブルー「素晴らしいねえ、本格的なのを頼みたいけど…」
マツカ 「急いで手配しておきます」

車内で執事さんに連絡、一式、手配完了した模様。

マツカ 「いけました! 花輪なども全て揃うそうです」
Aぶるぅ「わぁーい、帯回しの後は、フラダンス!」
A船長 「華やかなイベが見られますねえ…」
Aブルー「最高だよ!」

いいお花見が出来そうだね、とソルジャーも。

Aブルー「あっ、別荘かな?」
マツカ 「到着です。どうぞ皆さん、桟敷の方へ」
キース 「俺たちもか?」
マツカ 「いえ、こちらの方で先に着替えを」

御案内しますね、と別荘の奥へ行きますけど。
舞妓さん…。


2025/04/24 (Thu)



☆似合わない顔立ち


マツカ君の別荘に到着でして、桜を見ながら桟敷での食事。
花を添えるのがジョミー君とキース君、舞妓さんに着替え。

シロエ 「キース先輩たち、どうなるでしょうね?」
サム  「似合えばいいけど、逆だと怖いぜ」
スウェナ「そうねえ、舞妓さんのイメージを崩したら…」

帯回しだけじゃ済まないでしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「フラダンスでカバー出来るか、難しいわね」
Aブルー「ああ、その点だったら、心配無用!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「ぶるぅには、お座敷遊びの趣味は無いから!」

衣装とカツラで充分だよ、とソルジャーが押す太鼓判。

Aブルー「あっ、来たかな?」
A船長 「そのようです」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 舞妓さんだぁ!」

着物が綺麗、と飛び跳ねている悪戯小僧。

Aぶるぅ「でもでも、キース、顔がちょっぴり…」
シロエ 「引き攣ってますよ…」
Aぶるぅ「そうじゃなくって、似合ってなーいっ!」

ジョミーは顔もピッタリなのに、と謎な発言。

Aぶるぅ「なんでなのかな、カツラ、おんなじ…」
A船長 「顔立ちのせいではないでしょうか」
Aブルー「面長よりかは、丸顔が合うよね」
一同  「「「あー…」」」

言われてみれば、と一同、納得。

シロエ 「すると、イメージダウンですか?」
Aぶるぅ「そだね、ジョミーはイメージ通りだし…」

ピンクの下着も楽しみだけど、と悪戯小僧、ブツブツと。

Aぶるぅ「キースは、イメージ壊れちゃってて…」
Aブルー「不満なのかい?」
Aぶるぅ「もうちょっと、何か欲しくなるよね…」

イメージ台無しなんだもん、と桟敷に着いた舞妓をガン見。

Aぶるぅ「キース、その顔、似合ってないから!」
キース 「顔だって!?」
Aぶるぅ「ジョミーはカツラが似合ってるのに…」
A船長 「あなたは面長で似合わない、と言ってるんです」
キース 「この顔は生まれつきなんだ!」

白塗りにして誤魔化せとでも、と叫んでますけど。
お化粧…?


2025/04/25 (Fri)



☆手間がかかるメイク


マツカ君の別荘でお花見、桟敷で桜を見ながら昼食タイム。
舞妓さん二人も来たんですけど、悪戯小僧のクレーム発生。

Aブルー「そういえば、メイクしていないよね?」
A船長 「本格的にやるのでしたら、必須なのでは?」

舞妓と言えば白塗りですよね、とキャプテンも。

A船長 「メイク無しには、何か理由でも?」
マツカ 「舞妓さんの仮装で歩く人たち、違いますから…」

素材を活かしたつもりですが、とマツカ君の思慮深い答え。

マツカ 「白塗りにしたら、元の顔立ちが隠れますしね」
Aぶるぅ「じゃあ、ソレがいい!」

キースの顔を誤魔化してよ、と悪戯小僧の注文が。

Aぶるぅ「お化粧くらい、すぐに済むでしょ?」
Aブルー「ぼくも賛成、メイクしようよ!」

白塗りキースも見てみたいしね、とソルジャーも乗り気。

Aブルー「此処でやっても構わないから!」
A船長 「なるほど、メイクを見るのも一興です」
ブルー 「どうだろう…? 着付けからやり直しだし…」
一同  「「「は?」」」

どういう意味だ、と誰もがキョトン。

シロエ 「着付けからって、何故なんです?」
ブルー 「白塗りにするのは、顔だけじゃないよ」

首筋だって、真っ白だろう、と言われれば、そうかも。

Aブルー「もしかして、全身、真っ白なのかい!?」
A船長 「其処までとは思いませんでした…」

ストリップにも耐える仕様ですね、とキャプテン、感動中。

A船長 「帯回しの意味が分かりましたよ!」
Aブルー「ホントにね…」

マッパにしてもいけるんだ、とソルジャーも目が真ん丸に。

Aブルー「メイク、見応えありそうだよ」
A船長 「モザイクの出番になりそうですが…」

丸裸になってメイクとなると…、と心配そうなキャプテン。

A船長 「それとも、パンツは脱がないのでしょうか?」
ブルー 「白塗りメイクは、胸元までだね」
Aぶるぅ「つまんなーい!」

脱いで塗るなら全身だよ、と叫んでますけど。
白塗りに…?


2025/04/26 (Sat)



☆メイクするなら


マツカ君の別荘でお花見ですけど、舞妓さんな人物が二名。
顔立ちが舞妓に似合っていない、と悪戯小僧がクレームで。

Aぶるぅ「帯回しして脱がせちゃうから、全身にメイク!」
一同  「「「ええっ!?」」」

まさか全身、白塗りなのか、とドン引きな人もいますけど。

Aブルー「いいねえ、どうせフラダンスなんだし…」
A船長 「白塗りでも支障はありませんよ」
Aぶるぅ「でしょ、でしょ!?」

それでいこうよ、と飛び跳ねている悪戯小僧。

Aぶるぅ「でもでも、メイクの人には、無理なのかなあ?」
ブルー 「当たり前だよ!」

そんなスキルは持ってないしね、と生徒会長、即答。

ブルー 「舞妓さんの顔立ちに合わせて、メイクが限界!」
Aぶるぅ「うーん…。ソレ、キースでも綺麗になるわけ?」
ブルー 「それは何とも言えないかな…」

丸顔のようにはいかないから、と生徒会長が傾げる首。

ブルー 「どうしても、大人びた顔になるしね…」
Aぶるぅ「だったら、やっぱり白塗りだよ!」

顔じゃなくって全身で、と悪戯小僧の目がマジ。

Aぶるぅ「メイクの人には無理なんだったら、みんなで!」
一同  「「「はあ?」」」

みんなとは…、と誰もがキョトン。

シロエ 「もしかして、総がかりでメイクですか?」
Aぶるぅ「フラダンスよりもいいのを、思い付いたし!」

白塗りメイクで遊ぶ方法、とピョンピョンと。

Aぶるぅ「卵投げとか、ピザ投げだとか、あるもんね!」
Aブルー「生クリームでも投げ付けるのかい?」
Aぶるぅ「ピンポーン!」

白い生クリームたっぷりのケーキ、と恐ろしすぎる提案が。

Aぶるぅ「帯回しが済んだら、ケーキ投げだよ!」
Aブルー「最高だってば!」

楽しそうだし、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「マツカ、ケーキの手配は出来るのかな?」
マツカ 「出来ますけど…」
Aぶるぅ「それじゃ、沢山!」

キースとジョミーに塗れる分だけ、と言われましても。
生クリーム…?


2025/04/27 (Sun)



☆ケーキ投げよりも


マツカ君の別荘でお花見、キース君とジョミー君が舞妓に。
面長のキース君には似合わないので、悪戯小僧の不満爆発。

Aブルー「よーし、決定! ケーキが来たら、帯回し!」
Aぶるぅ「かみお~ん♪ 帯回しの後は、お楽しみイベ!」

みんなで楽しくケーキ投げだよ、と悪戯小僧、大はしゃぎ。

Aぶるぅ「キースとジョミー、パンツはオッケー!」
A船長 「モザイクや葉っぱは要らないのですね?」
Aぶるぅ「フラダンス用のスカートとかもね!」

ケーキ投げだけで楽しめるもん、と得意満面。

Aぶるぅ「ケーキが来る前に、御馳走、食べちゃおう!」
マツカ 「承知しました、直ぐに手配します」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「何を待てと?」

君の運命は決まってるよ、とソルジャー、ピシャリ。

Aブルー「帯回しされるまでの間は、大人しく舞妓!」
キース 「違う、ケーキが問題なんだ!」

食べ物を粗末にするヤツがあるか、とキース君の睨み。

キース 「坊主としては、断固、許せん!」
一同  「「「あー…」」」

ケーキが無駄になるんだっけ、と顔を見合わせる御一同様。

サム  「投げ付けたケーキは、食えねえよなあ…」
シロエ 「廃棄処分で、残飯よりも酷いですよ…」
キース 「分かったか!?」

フラダンスの方が遥かにマシだ、とキース君、目がマジ。

キース 「たとえ、スカートが短めでもな!」
一同  「「「は?」」」

アレのスカート、長いのでは、と誰もが怪訝そうな顔。

シロエ 「フラダンスのスカート、短くないですよ?」
キース 「それがミニでも、ケーキ投げに比べたら…」
サム  「マシだってか?」

自分でフラグ立てていねえか、とサム君の問い。

サム  「ケーキ投げより、ミニらしいぜ?」
A船長 「パンツが見えそうなヤツでしょうか?」
Aぶるぅ「そっか、ケーキ投げもいいと思ったんだけど…」
キース 「うっ…!」

ミニでフラダンスなのか、と詰まってますけど。
自爆かも…。


2025/04/28 (Mon)



☆全力で回避した人


マツカ君の別荘でお花見、舞妓が似合わなかったキース君。
帯回しの後のイベの案で自爆で、ミニでフラダンスな発言。

Aブルー「なるほど、ミニでフラダンス!」
A船長 「それも面白そうですね」
ジョミー「じゃあ、帯回しの後、キースはフラダンスで…」

ぼくは、お酌というのはどう、とジョミー君が横から。

A船長 「フラダンスの衣装で…ですか?」
Aブルー「しかもミニだよ、興覚めだってば」

君も一緒にダンスしたまえ、とソルジャーが顰める顔。

Aブルー「逃げたい気持ちは分かるんだけどさ」
ジョミー「違うよ、舞妓さんのビアガーデン、知らない?」

舞妓さんが浴衣でお酌なヤツ、とジョミー君。

ジョミー「ぼくの下着はピンク色だし、浴衣っぽいよ」
Aブルー「あー! ノルディと行ったことがあったっけ!」

それもいいかも、とソルジャーの視線がキャプテンに。

Aブルー「君の希望は、お酌だっけね?」
A船長 「そうです、舞妓さんが来ると聞きましたので」
Aブルー「浴衣に似てれば、下着でもオッケー?」
A船長 「もちろんですとも!」

ビアガーデンな気分になれそうです、と喜ぶキャプテン。

A船長 「是非、その線で!」
Aぶるぅ「そだね、お酌も捨て難いよね!」

お酌とフラダンス、両方で、と悪戯小僧も大賛成。

Aぶるぅ「他のみんなも、それでいい?」
一同  「「「はいっ!」」」

イイネであります、と一同、敬礼。

シロエ 「先輩たち、頑張って下さいね!」
キース 「俺だけがババな気がするんだが!」
ジョミー「自爆なんだし、お約束だよ」
サム  「マジで、自分で言ったんだしよ…」

立てたフラグは回収しろよな、とサム君の突き放し。

サム  「ジョミーは、全力で回避したしよ」
Aブルー「浴衣もどきで、お酌を申し出たしさ」
Aぶるぅ「ねえねえ、もう帯回し、やってもいいよね?」
一同  「「「イイネ!」」」

始めて下さい、と盛り上がる桟敷ですけど。
キース君、ババ…。


2025/04/29 (Tue)



☆掛け声はコレで


マツカ君の別荘でお花見ですけど、舞妓にされた人が二名。
顔立ちのせいで、似合う人と似合わない人に分かれた現実。

Aぶるぅ「かみお~ん♪ 帯回し、手拍子、お願い!」
一同  「「「はいっ!」」」
Aぶるぅ「よいではないか、って掛け声もよろしく!!」

まずはジョミー、と立たせて、帯の端っこをグイと。

Aぶるぅ「いくよ、くるくるくるーっ!」
一同  「「「よいではないか!」」」

よいではないか、と大合唱で、ジョミー君、たちまち下着。

Aぶるぅ「わぁーい、ホントにピンク色!」
A船長 「早速ですが、お酌をして頂けますでしょうか?」
ジョミー「喜んで!」

おビールでも、とジョミー君、なりきりでお酌。

Aぶるぅ「ジョミー、上手いね、後で、ぼくにも!」
ジョミー「オッケー!」
Aぶるぅ「キースのダンスも、上手いといいけど…」

帯回しして脱がせなきゃ、と悪戯小僧の手がキース君に。

Aぶるぅ「はい、くるくるくるーっ!」
一同  「「「よいではないか!」」」
Aぶるぅ「キース、やっぱり、つまんなーい!」

ただの白だし、と悪戯小僧、不満たらたら。

Aぶるぅ「もっと脱がせて、フラダンス!」
一同  「「「よいではないか!」」」
キース 「どの辺がだ!」

他人事だと思いやがって、と叫ぶ間も、悪戯小僧が奮闘中。

Aぶるぅ「コレを取ったら、パンツかなぁ?」
キース 「だから、やめろと!」
Aぶるぅ「自分でやるって言ったんだよ!」

えいっ、と脱がせたアンダーシャツで、残るはパンツ一枚。

Aぶるぅ「マツカ、フラダンスのスカートは?」
マツカ 「こちらになります」
Aぶるぅ「葉っぱ長いね、もっと切らなきゃ!」

ミニスカート、とハサミでチョキチョキ、超ミニが完成。

Aぶるぅ「出来上がりーっ! 後はキースがコレを着て…」
Aブルー「踊るだけだね、頑張りたまえ!」
一同  「「「よいではないか!」」」

ミニでフラダンス、と声援ですけど。
今月、これにて中継終了~。


2025/04/30 (Wed)



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☆春先はサボる人


さて、4月。春休み中のシャン学メンバー、いつもの場所。
生徒会長のマンションですけど、のんびり過ごしてまして。

ジョミー「春休みって、やっぱりいいよね」
シロエ 「宿題とかが無いですしね」
サム  「俺たちは、宿題しねえんだけどよ…」
スウェナ「最初から出ていないのは、気分いいわよ」

サボッたという気がしないものね、とスウェナちゃん。

スウェナ「提出日に、他の生徒が持って来る中で…」
シロエ 「何も出さずにいるのは、心苦しい気がしますよ」
サム  「グレイブ先生に、嫌味は言われねえけど…」

後ろめたいぜ、とサム君も。

サム  「その宿題が出ねえってのは、デカいって!」
シロエ 「学校が始まった後も、暫くお祭り騒ぎですし…」
キース 「よくもあれだけ、イベばっかりを…」

詰め込めるな、とキース君の苦笑い。

キース 「遊び好きな学校なことは認めるが…」
シロエ 「キース先輩、今年は皆勤賞でいけそうですか?」

イベ三昧の期間中…、とシロエ君の問い。

シロエ 「例年、何処かで欠席になってますけど…」
サム  「お彼岸の余波で、忙しいのかよ?」

お彼岸の時期は、法事を断るんだろ、とサム君が傾げる首。

サム  「その分が来るから、休むしかねえって?」
キース 「多少は、それもあるんだがな…」

基本はサボリだ、とキース君の言。

キース 「月参りの後に学校に来ても、イベなんだぞ?」
シロエ 「面倒くさいわけですか…」
キース 「新入生が主役のイベばかりでは…」

来ても旨味が無いわけで…、と言われれば、そう。

シロエ 「あー…。先輩の見せ場は無いですよね…」
マツカ 「柔道部の勧誘くらいですよ…」

サボって家に帰るのも分かります、とマツカ君。

マツカ 「キースは、休める時に休んでおかないと…」
シロエ 「副住職と二足の草鞋ですから…」
マツカ 「それに、お花見もこれからで…」

英気を養っておくべきですよ、と言ってますけど。
お花見…?


2025/04/01 (Tue)



☆特典だそうです


春休み中なシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
宿題が無い件から、年度初めのイベ三昧とキース君の話で。

サム  「花見で英気って、何なんだよ?」
ジョミー「アレじゃないかな、キースの場合はさ…」

妙な特典つきになりがちだし、とジョミー君。

ジョミー「添乗員から、あっちのぶるぅ担当まで色々と…」
一同  「「「あー…」」」

ソレか、と一同、素直に納得。

サム  「確かに、休んでおかねえとな…」
シロエ 「何が起きるか謎ですしね…」

ミステリーツアーみたいな感じですよ、とシロエ君も。

シロエ 「蓋を開けるまで、先が全く見えませんから…」
マツカ 「そうなんです。ミステリーツアーだったら…」

ヒントを頼りに、見当がつきますけどね、とマツカ君。

マツカ 「少なくとも、どの辺りに行くかくらいは…」
ジョミー「お土産とかから分かるもんね…」
シロエ 「上手くいったら、ホテルとかも分かりますし…」

でも…、とシロエ君の視線がキース君に。

シロエ 「キース先輩が貰う特典は、全くの謎で…」
サム  「分かってるのは、豪華特典ってトコだけだぜ…」
キース 「何処が豪華だ!」

第一、特典ですらないんだぞ、とキース君が顰める顔。

キース 「貰って嬉しい気分になるのが、特典だろう!」
ジョミー「でもさ、アレって一種の特典で…」
キース 「どの辺がだ!」
ジョミー「キースだけしか、貰えないんだよ?」

他の面子は見てるだけだし、とジョミー君。

ジョミー「得かどうかは、個人の見解っていうヤツで…」
キース 「だったら、お前が貰っておけ!」
シロエ 「それが出来ないのが、特典たる所以ですよ」

ぼくだって貰えませんからね、とシロエ君が横から。

シロエ 「キース先輩だけの特権、VIPですって!」
サム  「うんうん、毎回、ゴージャスでよ…」
ジョミー「キースを見込んで、出して来るんだよ?」

どう考えてもキース限定、という説ですけど。
特典ですって…?


2025/04/02 (Wed)



☆主張しに来た人


春休みで生徒会長宅なシャン学メンバー、お花見が話題に。
何が起きるか分かりませんけど、キース君用の特典だとか。

キース 「特典どころか、ババだろう!」
??? 「そうかな、限定品なんだしさ…」

特典だと思う、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

一同  「「「げっ!」」」
Aブルー「わざわざ来たのに、ご挨拶だねえ…」

その言いようはあんまりだよ、とソルジャー、深い溜息。

Aブルー「直帰した方がマシだったかな…」
一同  「「「直帰?」」」
Aブルー「朝から、お花見に出掛けててねえ…」

ノルディと食事しながら、お花見、と指差す窓。

Aブルー「アルテメシアじゃなくって、あっちの方で」
シロエ 「見頃になってる所ですか?」
Aブルー「そう! ノルディの車で、暗い内から出発で…」

着いたら料亭で朝御飯、とソルジャーの嬉しそうな顔。

Aブルー「桜が見事な庭があってさ、それを見ながら!」
キース 「だったら、今すぐ帰ってくれ!」

花見の余韻が消えない内に、とキース君。

キース 「帰らないなら、俺が読経をフルコースで…」
Aブルー「えっと…?」
キース 「花見を抹香臭くしてやってもいい」

そうなる前に帰ってしまえ、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「元々、直帰のつもりだろうが!」
Aブルー「お花見についての話なんだし、来るべきかと」

特典も未定なんだしね、とソルジャー、譲らず。

Aブルー「どうかな、君たちの見解は?」
シロエ 「居座るべきか、帰るべきか、という点ですか?」
Aブルー「今の流れで、他に何があると?」
キース 「なんで、そいつらに質問なんだ!?」

特典は俺の問題だろう、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「矛先を逸らして、誤魔化しやがって!」
Aブルー「オッケー、今ので決定だよ!」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「キース、自分で宣言したからね!」

キース限定の特典だってさ、とニヤニヤですけど。
そうかも…。


2025/04/03 (Thu)



☆曲解する人たち


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
お花見帰りに寄ったソルジャー、キース君の話をツッコミ。

キース 「どうして、そういうことになるんだ!?」
Aブルー「特典は俺の問題だろう、と言ったの、君だよ?」

特典だと認めているからこその発言、とソルジャーの笑み。

Aブルー「みんなの意見は聞かなくていい、と!」
一同  「「「うわー…」」」

キース、思いっ切り死亡フラグだ、と誰もがガクブル。

Aブルー「君たちだって、聞いていたよね?」
一同  「「「は、はいっ!」」」

認めなかったら自分がヤバい、と声を揃える御一同様。

シロエ 「キース先輩、確かに言っていました!」
ジョミー「ぼくも聞いたよ、ぼくたちに質問するのはさ…」
サム  「矛先を逸らすためだと、叫んでたぜ」
スウェナ「トドメが、誤魔化しやがって、だったわよね…」

自分だけの特典にしておきたいのよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「何が来ようが、一人占めだという姿勢でしょ?」
サム  「そうとしか聞こえねえヤツだろ、アレ…」
シロエ 「ウッカリ、本音が出たわけですか…」

実は楽しみにしてるんですね、とシロエ君が竦める肩。

シロエ 「ディープな趣味だと思いますけど…」
ジョミー「人の好みは、それぞれだしね…」
サム  「なんだったっけか、SMだっけ…?」

そういうのが好みだったのな、とサム君が仰ぐ天井。

サム  「女王様ごっこも、やっていたしよ…」
シロエ 「ぶるぅと、相性ピッタリと言いますか…」
ジョミー「割れ鍋に綴じ蓋って気もするけどさ…」
スウェナ「似合いのキャラには違いないわね…」

私たちの出番は無いってことよ、とスウェナちゃんの結論。

スウェナ「要は、今年のお花見も、ゴージャスなのを…」
シロエ 「希望していて、発表待ちの状態ですか…」
Aブルー「そうみたいだよ」
キース 「揚げ足を取るな!」

俺は希望などしてはいない、と叫んでますけど。
はてさて…?


2025/04/04 (Fri)



☆花が見たい人


春休みで生徒会長宅なシャン学メンバー、お花見が話題に。
キース君がババを引くという件、ソルジャー登場で急展開。

Aブルー「揚げ足なんか取っていないよ、そのままだしさ」
シロエ 「特典なんだ、と主張してたの、キース先輩で…」

文句は言えない筈ですよ、とシロエ君もソルジャーの味方。

シロエ 「どんな特典が来るかは、知りませんけれど…」
Aブルー「現時点では、ぼくにも謎なんだよね…」

まず日程を決めないと…、とソルジャーが指すカレンダー。

Aブルー「今年の桜は遅いようだし、19日でどうかな」
マツカ 「いつもの別荘でいいんですよね?」
Aブルー「もちろんだよ! あそこの桜は見事だし…」

出て来る料理も最高だしね、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「他のみんなは?」
シロエ 「19日で問題ありません!」
ジョミー「土曜日なんだし、学校は無いし…」
サム  「新入生が主役のイベも、終わる頃だしよ…」

キースでイベを楽しもうぜ、とサム君の面妖な台詞。

シロエ 「えっと…? それはどういう趣向ですか?」
サム  「分かんねえけど、キースが主役で何かあるだろ」
ジョミー「キースだけの特典、欲しいんだしさ…」
キース 「だから、違うと!」

俺はイベなど望んでいない、とキース君の反論が。

キース 「ただの花見で済ませたいんだ、本当に!」
スウェナ「でも、特典は欲しいわけでしょ?」
キース 「寄ってたかって、決め付けやがって…!」

普通に花見がしたいんだが、とキース君。

キース 「花を眺めて、美味い料理を味わって…」
シロエ 「いつも料理は食べてますよね?」
ジョミー「花も見てると思うけどなあ…」

嫌でも視界に入る筈だし、とジョミー君が顎に当てる手。

ジョミー「もっと近くで見たいとか?」
サム  「桟敷で見るのが一番だぜ?」
キース 「俺は、殆ど桟敷の外で…」
Aブルー「そうだっけね…」

桟敷で出来るイベはあるのかな、と聞いてますけど。
イベ…?


2025/04/05 (Sat)



☆桟敷で出来るイベ


春休みで生徒会長宅に来ている面々、お花見の話ですけど。
ババを引きそうなキース君が話題な所へ、ソルジャー登場。

シロエ 「桟敷で出来るイベですって?」
Aブルー「キースは、桟敷がいいらしいしさ…」

桟敷で出来そうなイベがいいかも、とソルジャーの提案。

Aブルー「桟敷から出ないなら、何が出来るかなあ…」
サム  「お酌くらいしか出来ねえんでねえの?」
シロエ 「舞妓さんとか、そういう系になりますよね」
ジョミー「キース、舞とか出来たっけ?」

舞妓さんだと、お座敷芸だよ、とジョミー君が傾げる首。

ジョミー「三味線を弾くとか、踊るとかでさ…」
Aブルー「いいねえ、キースがお座敷芸!」

ぼくのぶるぅも喜びだそうだよ、とソルジャーの輝く瞳。

Aブルー「キースも桟敷から出ずに済むしね!」
キース 「なんで、そうなる!?」
Aブルー「下僕をやる方が、好みだって?」

お酌だったら、ソレもアリだし、とソルジャー、目がマジ。

Aブルー「ぶるぅに踏まれて、オモチャだろうけど…」
サム  「そっちの趣味もあるみてえだしよ…」
ジョミー「下僕コースを選びたいとか?」
キース 「違うんだ!」

俺は花見がしたいだけで…、とキース君、ワタワタ。

キース 「お酌なんぞは、御免蒙る!」
Aブルー「でもさ、特典を希望なんだろう?」
キース 「その段階で、既にズレているんだ!」

特典は希望していない、と必死の形相。

キース 「下僕だろうが、舞妓だろうが、俺はだな…!」
Aブルー「特典は無しにして欲しい、って?」
キース 「普通に花見がしたいわけだし…」

何もつけるな、とキース君、キッパリ。

キース 「ぶるぅが何かやった場合は、諦めるが…」
Aブルー「なるほどねえ…」

それじゃ提案しておこう、とソルジャーの笑み。

Aブルー「舞妓さんというアイデアをさ」
一同  「「「げっ!」」」
Aブルー「何か?」 

楽しそうだと思うんだけど、と言われましても。
舞妓さん…?


2025/04/06 (Sun)



☆舞妓さんは無理そう


春休み中なシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
お花見の話な所へ来たのがソルジャー、仕切り始めまして。

Aブルー「舞妓さん、いいと思うけれどね?」
シロエ 「キース先輩には、無理な気がします」

舞妓さんの売りは芸ですから、とシロエ君の助け舟。

シロエ 「専門の学校があるほどですしね」
Aブルー「そうなのかい?」
シロエ 「いわゆる学校とは違うんですけど…」
ブルー 「楽器の演奏や、舞いを習いに行くわけだよ」

通ってるのは舞妓さんだけじゃないけどね、と生徒会長。

ブルー 「舞妓さんは卒業した人も行くから」
Aブルー「えっと…? アレって卒業するのかい?」

舞妓さんは舞妓さんなんじゃあ…、とソルジャーの問い。

Aブルー「パルテノンの辺りに行ったら、よく見かけるよ」
ブルー 「若い人だけじゃなくって?」
Aブルー「うん。普通の人なら、社会人な感じの人もね」

卒業するとは思えないけど、とソルジャー、怪訝そうな顔。

Aブルー「卒業した後も学校なんだし、学生さんかな?」
ブルー 「君が言うのは、芸妓さんだよ…」

着物が全く別物だしね、と生徒会長、深い溜息。

ブルー 「舞妓さんには、年齢制限があって…」
Aブルー「ええっ!?」
ブルー 「ホントだってば、二十歳くらいが限界かな」

そこから後は芸妓さんになるってわけ、と説明が。

ブルー 「だけど、芸事は、まだ未熟だしさ…」
Aブルー「卒業した後も、学校なのかい?」
ブルー 「でないと、極められないしね」

そのくらいに芸の道は厳しいんだよ、と生徒会長の言。

ブルー 「キースに出来る気はしないってね」
Aブルー「うーん…」

面白そうだと思ったのに、とソルジャー、ガックリ。

Aブルー「マツカに頼めば、本格的な衣装だってさ…」
キース 「衣装だけあっても、舞妓は無理だぞ」
Aブルー「なんで?」
キース 「あの髪型は出来ん!」

髪型が大事なポイントなんだ、と言ってますけど。
えっと…?


2025/04/07 (Mon)



☆格式のある場所


春休みの最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけれど。
其処へソルジャー登場、お花見を仕切り始めてイベも提案。

Aブルー「髪型が大事なポイントだって?」
キース 「あんたは、舞妓と芸妓の区別もつかないし…」

着物で区別が出来ないほどなら、髪型も、とキース君。

キース 「舞妓と芸妓は、髪が全く別物だしな」
Aブルー「髪型じゃなくて、髪なのかい?」
キース 「正確に言えば、両方になるが…」

舞妓の場合は自前の髪と決まっている、と説明が。

キース 「芸妓になったら、カツラで許されるんだ」
Aブルー「えっと…?」
キース 「舞妓の間は、自分の髪を結い上げるわけで…」

俺の髪では、とても出来ない、とキース君が指差す頭。

キース 「長髪の部類に入りはするんだが…」
シロエ 「結える長さはありませんよね…」
キース 「最低限でも、スウェナくらいは、必要だな」

だから無理だ、とキース君、キッパリ。

キース 「マツカが衣装を手配となると、本式になるし…」
サム  「あー…。衣装に負けてしまうのな…」
スウェナ「舞妓さんの着物は、高いらしいわよね…」
シロエ 「とんでもない値段がするそうですよ…」

ぼくも詳しくは知りませんけど、とシロエ君も。

シロエ 「それに合わせてやるとなったら、髪型も…」
キース 「相応でないと、失礼というもので…」
Aブルー「うーん…。でもさ、あちこち、溢れてるよ?」

舞妓さんのコスの人がさ、とソルジャー、反論。

Aブルー「ああいうヤツなら、いけそうだって!」
キース 「そうかもしれんが、場所が大いに問題だ」
一同  「「「は?」」」
キース 「マツカの別荘で花見なんだぞ?」

格式というものを考えてみろ、とキース君の真剣な表情。

キース 「立派な桟敷に、コスプレ舞妓では…」
シロエ 「似合わないかもですね…」
ジョミー「安っぽいよねえ…」
キース 「分かったか?」

別荘の皆さんにも失礼すぎる、と正論ですけど。
まあねえ…。


2025/04/08 (Tue)



☆見せるなら最高のを


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
ソルジャーも来まして、お花見の日取りなどを仕切り中で。

Aブルー「チープな舞妓さんじゃ、ダメすぎる、と?」
キース 「マツカに確認するのが早いだろうな」

本物の舞妓を別荘に呼んでいるのか、とキース君の問い。

キース 「お客様を御招待することも多いと思うが」
マツカ 「そうですね。海外の方は、特に喜ばれるので…」

パルテノンから来て頂いています、とマツカ君。

マツカ 「地方の方にも、お願いするのが定番ですよ」
Aブルー「地方って?」
マツカ 「三味線とかの演奏をなさる皆さんで…」

御多忙だそうです、とマツカ君が説明を。

マツカ 「あまり人数がいらっしゃらないので…」
Aブルー「そうなのかい?」
マツカ 「芸妓さんが、引退後になさるケースが殆どで…」

大抵は、地方さんより、ママですから、という答え。

Aブルー「ママって、パルテノンのバーの人かな?」
マツカ 「ええ。華やかな職になりますしね」

地方さんだと地味ですから、と納得の理由。

マツカ 「少なくなるのも、お分かりでしょう?」
Aブルー「そんな人まで手配するほど、本格的なんだ…」
マツカ 「最高のをお見せしたいですから」

手抜きなんかは出来ませんよ、とマツカ君の笑み。

マツカ 「ですから、キースがやるんでしたら…」
Aブルー「地方さんまで呼んで来るわけ?」
マツカ 「いえ、それは、地方さんに失礼ですし…」

衣装だけの手配になるんですけど、と苦笑している御曹司。

マツカ 「見栄えのするのを、用意しますよ」
Aブルー「本当かい!?」
キース 「ちょっと待て!」

髪はどうするんだ、とキース君、ワタワタ。

キース 「俺には結えんし、とても無理だぞ!」
マツカ 「芸妓さんの場合は、カツラですよね」
キース 「まさか、カツラか!?」
マツカ 「芸妓さんのを作る人なら…」

舞妓さんのも作れますよ、と笑顔ですけど。
特注すると…?


2025/04/09 (Wed)



☆厳しいそうです


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
ソルジャー登場で、お花見の日取りが決定、イベの話な今。

Aブルー「いいねえ、本格的なカツラだったら、格式も…」
シロエ 「高そうな感じになりますよねえ…」
キース 「しかしだな…!」

舞妓の鉄則が崩れるんだぞ、とキース君、必死の反論。

キース 「自前の髪で結うというのが、必須条件で…」
Aブルー「ソレは、ホントに鉄則なのかい?」
マツカ 「ええ。芸妓になるまで、カツラは不可です」

ですから、髪型も変わりますね、とマツカ君。

マツカ 「舞妓さんの髪の結い方、色々あるんですけど…」
ブルー 「芸妓になる前だけ、っていうのもあるわけで…」
Aブルー「えっと…?」
マツカ 「普段の髪とは、明らかに違う結い方ですよ」

芸妓になる時、儀式で一部を切りますから、と説明が。

マツカ 「そういう決まりがあるほどですし…」
ブルー 「地毛で結うのがお約束だよ」

枕まで昔ながらでね、と生徒会長。

ブルー 「あの髪型だと、普通の枕じゃ崩れちゃってさ…」
マツカ 「台無しですから、特別な枕になるんです」
Aブルー「そこまでしなくちゃダメだって?」

キツそうだね、とソルジャーの目が真ん丸に。

Aブルー「枕まで、選べないなんて…」
キース 「ついでに無給で、小遣いも少しだけなんだが?」
Aブルー「ええっ!?」

無給で働いているのかい、とソルジャー、仰天。

Aブルー「華やかそうだし、着物も豪華なんだろう?」
キース 「全部、借り物ということになっている」

その代金を働いて返す勘定だな、とキース君。

キース 「厳しいんだぞ、舞妓の世界というヤツは」
Aブルー「うーん…。でもさ、そういう話を聞いたらさ…」

ますます夢が膨らむよね、とソルジャーの笑み。

Aブルー「厳しい世界は、慣れてるだろう?」
キース 「はあ?」
Aブルー「お坊さんだよ!」

方向性が違うだけだよね、と言ってますけど。
どうすると…?


2025/04/10 (Thu)



☆そっくりな境遇


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
ソルジャーも来まして、お花見の日取りやイベを仕切り中。

キース 「方向性が違うだけだと?」
Aブルー「うん。君の場合は、酷似してる気が…」

無給で働いているんだろう、とソルジャーの指摘。

Aブルー「副住職は名前だけでさ、顎で使われる毎日で…」
シロエ 「言われてみれば、似ていますよね…」
ジョミー「仕事の中身は、副住職並みじゃなかったっけ?」

学校に来てるけど、他所のお寺はどうかな、とジョミー君。

ジョミー「副住職をやってる友達、多い筈でさ…」
シロエ 「キース先輩よりも、自由にやってませんか?」
サム  「だよなあ、とうに大学、出てるんだしよ…」

住職になるまでは、キースと同じに自由だろ、とサム君も。

サム  「繁忙期以外は、旅行とかも行けるんでねえの?」
シロエ 「でないと、結婚も難しいですしね…」
スウェナ「結婚するなり、お寺ライフじゃ、誰も来ないわ」

暇な間に婚活でしょ、とスウェナちゃん。

スウェナ「副住職でフリーな間に、誰か見付けて…」
シロエ 「デート三昧、貢ぎまくってゴールでしょう」
キース 「……その通りだ……」

みんな俺より自由なんだ、とキース君が認めた境遇。

キース 「俺と違って金も入るし、車も乗れるし…」
Aブルー「君の立場は、舞妓さんだよ?」
サム  「そういや、衣装も豪華なんだぜ」

お袈裟の値段は半端ねえしよ、と僧籍な人。

サム  「下手な車より、お袈裟の方が高価でよ…」
シロエ 「クリーニング代も、凄いらしいですよね」
Aブルー「知ってる、払ったことがあるしさ」

衣装まで舞妓さんと同じらしいね、とソルジャーの苦笑い。

Aブルー「見た目は華やか、だけど無給で働くんだし」
シロエ 「厳しさ、ホントにそっくりですよ」
Aブルー「似てる以上は、コスも許されるかと」
一同  「「「うーん…」」」

それはそうかも、と納得しそうな理論ですけど。
舞妓さん…。


2025/04/11 (Fri)



☆似た境遇は他にも


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
其処へ来たソルジャー、お花見を仕切ってイベを企画な今。

Aブルー「本格的なコスでやるなら、格式だってさ…」
シロエ 「クリア出来そうではありますよね…」
サム  「マツカにしたって、乗り気だしよ」

カツラを特注出来るんだろ、とサム君の問い。

サム  「あの言い方だと、コネもあるんだよな?」
マツカ 「ええ。芸妓さんのカツラも、高価ですから…」
ジョミー「スポンサーをやってるとか?」
マツカ 「支援している財団の方に、寄付をしてます」

個人的には、していませんが…、とマツカ君。

マツカ 「父に、お座敷遊びの趣味は無いですしね」
一同  「「「あー…」」」

御贔屓筋からの支援もあるよな、と一同、納得。

サム  「お気に入りの芸妓さんだけってヤツな…」
シロエ 「大金をポンと渡す人とか、ありそうです」
マツカ 「家をあげる人も、いるそうですよ」
一同  「「「うわー…」」」

そこまでなのか、と誰もが仰天。

シロエ 「芸妓さんになったら、違うんですねえ…」
ジョミー「舞妓の間は、無給なのにさ…」
Aブルー「その辺だって、キースは似ているよ?」

アドス和尚は花街遊びらしいしさ、とソルジャーが。

Aブルー「カツラを買ってあげたりしてるかも…」
キース 「それは無い!」

婿養子だしな、とキース君。

キース 「貢いでいるのが、おふくろに知れたら大惨事だ」
サム  「夫婦喧嘩な…」
キース 「離婚コースが無いだけに、一生を棒に振るぞ」

親父がいないと寺が回らん、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「親父にしても、追い出されたら下っ端扱いで…」
サム  「使い走りからの再出発かよ…」
キース 「坊主の修行は積んであるから、使い走りは…」
ブルー 「無いだろうけど、住職がいない山寺とかさ…」
キース 「悲惨な道しか待っていないな」

だが現状では安泰だ、と苦笑してますけど。
キース君は…?


2025/04/12 (Sat)



☆似ている以上は


春休み中なシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
ソルジャーも来まして、お花見の日取りやイベを仕切り中。

Aブルー「なるほど、イライザさんに睨まれない程度に…」
シロエ 「花街遊びなわけですね…」
キース 「坊主と花街遊びは、セットものに近いだけに…」

おふくろでも、其処は止められんぞ、とキース君。

キース 「付き合いで行くのを止めたら、出世は出来ない」
Aブルー「そうなのかい?」
キース 「璃母恩院の偉い皆さんも、よく行くしな」
一同  「「「あー…」」」

会社員の世界と同じ構造か、と誰もが納得。

シロエ 「そうなって来ると、行かない人は論外ですか…」
キース 「人事の根回しなどは、お座敷で、というのも…」
Aブルー「あるあるだって?」
キース 「そのようだ。その手の集まりと、それ以外を…」

区別するのは難しいぞ、とキース君の深い溜息。

キース 「つまり、おふくろも、放置するしか…」
サム  「ねえってことな…」
キース 「豪華プレゼントなどは、不可能なんだが…」

遊び放題の親父ではある、とブツブツ。

キース 「俺は無給で、小遣いも殆ど無いというのにな…」
Aブルー「やっぱり、舞妓さんとソックリだってば!」

住職と、副住職とで月とスッポン、とソルジャーの指摘。

Aブルー「似ている以上は、コスをやるべき!」
キース 「なんで、そうなる!?」
Aブルー「元々、そういう方向で相談中でさ…」
サム  「カツラの話まで、具体的によ…」

形になりつつあるじゃねえか、とサム君も。

サム  「いいじゃねえかよ、舞妓さんでも」
Aブルー「ぶるぅの悪戯も、出ないかもねえ…」

見た目が舞妓さんだしさ、とソルジャーが顎に当てる手。

Aブルー「悪さは出来ないビジュアルだよ?」
シロエ 「そうですね…」
ジョミー「悪代官だと、違うけれどね」
サム  「別格だよなあ…」
Aブルー「悪代官って?」

それは何だい、と首を傾げてますけど。
悪代官…。


2025/04/13 (Sun)



☆時代劇と悪代官


春休み真っ最中なシャン学メンバー、生徒会長宅ですけど。
ソルジャー登場で、お花見の日取りを決めて、イベも企画。

ジョミー「悪代官を知らないわけ?」
Aブルー「この世界では、必須の知識だと?」
サム  「そうじゃねえけど、俺たちの世代だと…」

ギリギリ常識になるんじゃねえかな、とサム君が傾げる首。

サム  「今どきのヤツらだと、厳しいけどよ…」
シロエ 「同級生でも、怪しいですよね…」

実年齢が違いますから、とシロエ君も。

シロエ 「時代劇、普段は専門チャンネルでしか…」
サム  「やっていねえし、知らねえ可能性は高いぜ」
ジョミー「あー…。それじゃ、別の世界の人になるとさ…」

目にするチャンスは皆無かもね、とジョミー君。

ジョミー「簡単に言えば、時代劇の悪役の代表格だよ」
Aブルー「悪役だって?」

ということは…、とソルジャーの赤い瞳がキラリ。

Aブルー「格式の高い舞妓さんでも、遠慮しないと?」
シロエ 「そうなります」
ジョミー「舞妓さんよりも、身分が上の人にでも…」
サム  「悪さするのが、お約束だぜ」

でもって、着物が見せ場だよな、とサム君、うんうん、と。

サム  「帯回しって名前がついててよ…」
シロエ 「よいではないか、で回しますよね…」
Aブルー「えっと…?」

いったい何を回すんだい、とソルジャー、キョトン。

Aブルー「帯なんか回しても、面白いとは思えないけど?」
シロエ 「それは、単体で考えるからですよ」
ジョミー「帯の中身が肝なわけでさ…」

帯を締めてる人を回さないとね、とジョミー君の説明が。

ジョミー「帯を引っ張って、くるくるくると…」
シロエ 「回して、ほどいていくんです」

舞妓さんでも、腰元でも、とシロエ君。

シロエ 「腰元は、舞妓さんよりも身分が上ですから…」
サム  「舞妓くらいは、朝飯前だぜ」
Aブルー「待ってよ、帯って…」

ほどけば着物がアウトだろう、と驚いてますけど。
正しいですね…?


2025/04/14 (Mon)



☆アウトでもセーフ


春休み中のシャン学メンバー、生徒会長宅に来てますけど。
来たのがソルジャー、お花見の日取りを決めて仕切り中で。

シロエ 「当然、着物は台無しですよ」
サム  「着崩れどころじゃ済まねえぜ」
ジョミー「悪代官の定番、帯回しだしさ…」

よいではないか、で分からないかな、とジョミー君。

ジョミー「普通は、脱げたら困るんだよ?」
シロエ 「何がいいのか、分かりますよね?」
Aブルー「そう言われても…」

ぼくの世界は文化が違うし…、とソルジャー、困惑。

Aブルー「アウトなのにさ、セーフだとでも?」
シロエ 「悪代官的には、セーフなんです」
ジョミー「舞妓さんとかにとっては、アウトだけどね」
サム  「あんたの得意なヤツじゃねえかよ」

よいではないか、で押し通すだろ、とサム君、ズイと。

サム  「レッドカードを出されててもよ」
シロエ 「会長がよく言う、退場ですよ」
Aブルー「退場って…?」

ますます謎だ、とソルジャーが傾げる首。

Aブルー「出て行きたまえ、とは言われるけどさ…」
ジョミー「アウトの中身はソレなんだよね」

でもって、悪代官にはセーフ、とジョミー君が広げる両手。

ジョミー「お楽しみタイムの始まりってこと」
Aブルー「あー…!」

やっと分かった、とソルジャー、手をポン。

Aブルー「帯をほどいて、中身を美味しく…」
ブルー 「その先、禁止!」

時代劇とは違うんだから、と生徒会長の割り込み。

ブルー 「君たちにしても、調子に乗りすぎ!」
一同  「「「はーい…」」」

すみませんでした、と誰もが謝罪。

シロエ 「つい、ウッカリとしてました…」
サム  「悪代官で油断したよな…」

失言かも、とサム君も申し訳なさそう。

サム  「でもよ、言い出しっぺはジョミーでよ…」
シロエ 「戦犯はジョミー先輩ですよね…」
ジョミー「そうなるわけ!?」
Aブルー「其処で、コレだよ!」

よいではないか、と笑顔で言われましても。
何が…?


2025/04/15 (Tue)




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☆二回分を纏めて


雛祭りが終わった週の土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
祝日の話が出ていたわけで、ソルジャーが祝日がどうのと。

Aブルー「もちろん、ソレの話だってば!」
一同  「「「ええっ!?」」」

確実に潰される方の話だ、と誰もが愕然。

シロエ 「あのですね…! 話を聞いていたのなら…」
サム  「俺たちが迷惑してるってえのも…」
キース 「承知している筈だよな?」

俺の場合はデフォなんだが、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「物心つくよりも前から、潰されまくって…」
Aブルー「そうらしいよね、だけど、頼りにしてるから!」

節分の時は凄かったしさ、とソルジャーの嬉しそうな顔。

Aブルー「七福神巡りで行ったお寺が、片っ端から…」
シロエ 「福豆を下さいましたし、その福の分でですね…」

お彼岸は見逃して貰えませんか、とシロエ君。

シロエ 「福がドッサリ来たんだったら、お彼岸くらい…」
ジョミー「パスしてもいいと思うんだけど!」
キース 「確かにな。どうせ秋には、またあるんだし…」

纏めて法要でいいと思うが…、とキース君も。

キース 「お布施は一回分で、二回分をだ…」
一同  「「「イイネ!」」」

それで行こう、と拳を突き上げる御一同様。

シロエ 「今の提案、聞きましたか? お得ですよ!」
サム  「値引きは無いのが、坊主の世界なんだぜ?」
キース 「サムが言う通り、破格コースだ」

纏めておくのがオススメだぞ、とキース君のプッシュ。

キース 「二回分のお布施が一回分で…」
シロエ 「五割引です、デカいですって!」
Aブルー「ダメダメ、ダテに通っていないってね!」

先送りするのはアウトなんじゃあ…、とソルジャーの指摘。

Aブルー「前倒しは良くても、逆はダメなのが法要で…」
キース 「なんで、あんたが知っているんだ!?」
サム  「詳しすぎだろ…」
Aブルー「やっぱりね…」

無駄知識を覚えておいて良かった、と笑顔ですけど。
詳しすぎ…。


2025/03/16 (Sun)



☆無駄知識もいける


雛祭りが済んだ週の土曜ですけど、生徒会長宅に集う面々。
祝日の話をしていた所へ、ソルジャーが来てしまいまして。

キース 「細かいことだし、忘れておけばよかろうが!」
サム  「正直、要らねえ知識じゃねえか」
シロエ 「法事なんかは無い世界でしょう?」

家族自体が違うそうですし、とシロエ君も。

シロエ 「血は繋がっていない組み合わせで…」
キース 「ご先祖様もいない筈だな?」
Aブルー「遺伝子的には、いないと困るんだけど?」

でないと生まれられないよ、とソルジャーの苦笑。

Aブルー「とはいえ、菩提寺とかも無いしさ…」
シロエ 「法事が無いなら、忘れるべきだと思います!」
サム  「マジで無駄だし、邪魔じゃねえかよ」

他の知識を入れるスペースが減るぜ、とサム君が顰める顔。

サム  「一般人より、覚えることが多めなんだろ?」
Aブルー「そりゃ、ソルジャーをやっていればね…」

だからコレが、とソルジャーが指差す自分の頭。

Aブルー「ただの補聴器じゃないのは、知ってるだろう?」
一同  「「「あー…」」」

記憶装置と兼用だっけ、と納得するしかないアイテム。

Aブルー「ぼくが忘れても、コレが覚えているわけで…」
キース 「だったら、お経も入れておけ!」

朝晩のお勤めをすればよかろう、とキース君の渋面。

キース 「毎日、自分で功徳を積めるし、お得だぞ」
Aブルー「ダメダメ、それこそ無駄なヤツだしさ…」

真面目にやるわけないだろう、とソルジャーが広げる両手。

Aブルー「お線香も無いし、蝋燭もさ…」
キース 「気持ちだけでいいんだ、手を合わせて…」
Aブルー「それじゃ、お菓子が食べられないしね!」

お断りだよ、とソルジャー、キッパリ。

Aブルー「プロがやるのが一番だってば、どう考えても!」
キース 「少しくらいは努力しやがれ!」
Aブルー「努力したから、先送りはアウトなのを…」

ちゃんと覚えていたわけで、と得意顔ですけど。
迷惑すぎ…。


2025/03/17 (Mon)



☆楽が出来るコース


雛祭りが終わった週の土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
其処へ来たソルジャー、春分の日が潰れる法要をプッシュ。

Aブルー「プロの凄さは、節分で実証済みだしさ…」
一同  「「「あー…」」」

真面目に否定出来ないヤツ、と頭を抱える御一同様。

Aブルー「ぼくが自分で努力したって、ああいうのはね…」
キース 「それはそうだが、お彼岸はだな…!」

プロの坊主も多忙なんだ、とキース君も必死。

キース 「お彼岸の前後は、法事も断るくらいなんだぞ!」
Aブルー「でもさ、毎年、やってくれてるし…」

家にいるより楽なんだろう、とソルジャー、ズイと。

Aブルー「アドス和尚に使われるよりは、マイペースで…」
サム  「ソレ、間違ってはいねえよなあ?」
ジョミー「アドス和尚だしね…」

キースがいたら、こき使うよ、とジョミー君も。

ジョミー「お経を読んでるだけじゃ、済みそうにないし…」
シロエ 「朝早くから、働きまくりじゃないんですか?」
キース 「そ、それは確かに…」

今だって朝は忙しいんだ、とキース君の額に冷汗。

キース 「ブルーに法要の指導を受けるんだし、と…」
シロエ 「言い訳をして、留守にするんですよね?」
キース 「そうだ、だから出掛ける前にだな…」

本堂の準備をさせられるんだ、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「他所のお寺からも来て下さるから、その方も…」
サム  「控室とかの掃除なのかよ?」
キース 「座布団を用意する所までだ!」

親父のチェックが済んだら、やっと自由で…、と嘆き節。

キース 「寺に残ったままでいたなら、その後に…」
サム  「法要をやって、後片付けな…」

キツそうだぜ、とサム君が竦める肩。

サム  「こっちの方が、楽だよなあ…」
キース 「認めざるを得んな…」
Aブルー「ほらね、君たちもキースが楽になるように…」
シロエ 「協力しろと言うんですか!?」

先輩だけいれば充分でしょう、と悲鳴ですけど。
どうなる…?


2025/03/18 (Tue)



☆法要の方がマシ


雛祭りが済んだ週の土曜ですけど、生徒会長宅に集う面々。
其処へ来たソルジャー、お彼岸の法要を希望なわけでして。

Aブルー「キースだけだと、お焼香の面子が少なくて…」
シロエ 「ぶるぅと会長、いますから!」
Aブルー「ゴッソリ抜けると、物足りないしさ…」

でも、桜の季節も近いしね、とソルジャーが顎に当てる手。

Aブルー「そっちで、埋め合わせをしてくれるんなら…」
一同  「「「埋め合わせ?」」」
Aブルー「総出で、盛り上げてくれるとかだよ」

キースだけに任せていないでさ、とソルジャーの笑み。

Aブルー「君たちも、何かショーをするとか…」
一同  「「「げっ!」」」

それは困る、と誰もが顔面蒼白。

シロエ 「お彼岸の法要、出ることにします!」
ジョミー「ぼくもだよ!」
サム  「俺も出るから、ショーは勘弁してくれって!」

キースみてえなスキルはねえし、とサム君の悲鳴。

サム  「マジですげえぜ、下僕とかまでこなすしよ…」
シロエ 「キース先輩を助けるためなら、お彼岸くらい…」
ジョミー「お安い御用っていうヤツだよね」
キース 「…お前たち…」

花見も俺に押し付ける気か、とキース君が吊り上げる眉。

キース 「お彼岸をタテにしやがって!」
Aブルー「お坊さんには、大事なイベだよねえ…」

お彼岸ってさ、とソルジャー、目がマジ。

Aブルー「面子も増えたし、法要、よろしく!」
キース 「花見はチャラに出来ないのか?」
Aブルー「その辺は、ぶるぅ次第かな…」

お彼岸は無関係だしね、と取り合わない人。

Aブルー「とにかく、お彼岸、頼んだよ!」
キース 「ちょっと待て!」
Aブルー「じゃあ、当日に!」

今日はこれで、と空間移動で消え去った模様。

キース 「逃げやがった…」
シロエ 「仕方ないです、あの人だけは…」
サム  「祝日、見事に潰れちまったぜ…」
キース 「やるしかないのか…」

坊主の宿命でも泣ける、と呻いてますけど。
法要ですか…。


2025/03/19 (Wed)



☆世間では祝日


やって来ました、春のお彼岸。正確に言えば、お中日の日。
春分の日で祝日ですけど、朝イチで生徒会長宅に集う面々。

シロエ 「おはようございます。いいお天気ですよね…」
ジョミー「うん。混んでるトコも多そうだよ」
サム  「連休じゃねえけど、休みには違いねえもんな」
スウェナ「明日だけ休めば、四連休でいけるわよ?」

やってる人もいると思うわ、とスウェナちゃんの読み。

スウェナ「それに、春休みな人も少なくないし…」
シロエ 「大学生だと、確実に休みな時期でしたっけ…」
ジョミー「卒業旅行とかも多いんだよね…」

それに比べて、ぼくたちはさ…、とジョミー君の深い溜息。

ジョミー「なんで毎年、抹香臭いイベばっかり…」
サム  「でもよ、今回は俺たちの方から申し入れだぜ?」
シロエ 「断った場合、お花見のリスクが高いですから…」

例の人が何を言い出すか…、とシロエ君も溜息。

シロエ 「キース先輩に恩を売る方が、マシですって…」
ジョミー「あっちのぶるぅの相手は、キースに限るしね…」

理屈は分かってるんだけど、とジョミー君が愚痴る境遇。

ジョミー「そうは思っても、いざとなるとさ…」
シロエ 「愚痴りたいのは同じですよ…」
サム  「将来的には、俺とジョミーも宿命でよ…」

潰れる日にはなるんだけどよ…、とサム君までが溜息で。

サム  「分かってる分、今の間に遊びてえのに…」
シロエ 「お坊さんになったら、無理ですしね…」
ブルー 「下っ端の間は、余計にね」

お手伝いに行くとかで…、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「璃母恩院でも大事な行事なんだし…」
サム  「手伝えるのは、名誉だと聞いてるけどよ…」

やっぱり遊びてえんだよな、と僧籍な人も愚痴モード。

サム  「逃げたらヤベえ日になるなんてよ…」
シロエ 「どうにも出来ないヤツですから…」
ジョミー「相手が、あんな仏様じゃね…」

成仏したって次が来るしさ、と嘆いてますけど。
確かに…。


2025/03/20 (Thu)



☆キリが無い法要


春分の日な、春のお彼岸のお中日。生徒会長宅に集う面々。
世間は祝日で休みですけど、スッポンタケの法要なわけで。

サム  「戒名だけは、無駄に立派だけどよ…」
シロエ 「正体は、キノコですからねえ…」
ジョミー「いくらでも生えて、ダメになるしね…」

供養したってキリが無いし、とジョミー君の嘆き節。

ジョミー「普通だったら、何処かで終わりになる筈で…」
スウェナ「三十三回忌だったかしら?」
シロエ 「五十回忌もあるそうですけど…」

その辺で終わりじゃないでしょうか、とシロエ君。

シロエ 「五十年も経てば、法要の面子も変わりますしね」
スウェナ「赤ちゃんだった子が、親だものねえ…」
ジョミー「早い人なら、孫だっていそうでさ…」

仏様の顔を知らない人が増えるよ、とジョミー君も。

ジョミー「だけど、例の迷惑な仏様はさ…」
シロエ 「次から次へと生えては、お亡くなりですし…」
スウェナ「終わりが来る日は、来ないんだもの…」

あんまりだわ、とスウェナちゃんが仰ぐ天井。

スウェナ「五十回忌が済んだ後でも、やらされるわよね…」
シロエ 「そのコースですよ…」

なんでそんなに偉いんです、とシロエ君、ブツブツと。

シロエ 「名のある人の場合だったら、延長戦だって…」
スウェナ「あるわね、八百年とかの法要が…」
ジョミー「でもさ、ソレは節目の時だけでさ…」

毎回やるんじゃないと思う、とジョミー君。

ジョミー「百年だとか、五十年とかの単位じゃないかな」
サム  「あのよ…。ソレは大々的な法要のことでよ…」

普通規模のヤツは毎年だぜ、とサム君の言。

サム  「ついでに、月命日の法要も毎月やってるしよ…」
一同  「「「ええっ!?」」」

マジか、と愕然とする御一同様。

シロエ 「月命日まで、毎月やるんですか?」
サム  「仏様じゃねえけど、学問の神様の御縁日はよ…」
スウェナ「命日だわね…」

そういえば毎月やってたっけ、と納得ですけど。
エンドレス…。


2025/03/21 (Fri)



☆マシだそうです


春のお彼岸はスッポンタケの法要、春分の日が潰れる面々。
秋分の日にも潰されるわけで、終わりが来る時も無さそう。

サム  「つまりよ、宗祖様の月命日も、毎月、法要で…」
シロエ 「内輪でやってるわけなんですね?」

大きな法要が無いだけで、とシロエ君が確認。

シロエ 「一般人まで参加するのは、五十年とかの分で…」
サム  「ソレイド八十八カ所を開いた人は、毎月だぜ」
一同  「「「ええっ!?」」」

そこまでなのか、と誰もが仰天。

シロエ 「偉い人なのは知ってますけど、毎月ですか?」
サム  「縁日あるだろ、露店も出るヤツ」
ジョミー「もしかして、21日の?」

学問の神様のが25日だけど、とジョミー君。

ジョミー「一足お先に、毎月、露店がズラリと並ぶよね?」
サム  「ソレのことだぜ、俺が言うのは」

寺の中では法要だしよ、とサム君の説明が。

サム  「護摩焚きもしてるし、本格的にやってるんだぜ」
一同  「「「あー…」」」

露店の方しか知らなかった、と納得するしかない御一同様。

シロエ 「じゃあ、例の仏様は、年に二回で済みますし…」
スウェナ「マシな方だというわけね?」
サム  「そうなるよなあ…」

仕方ねえよ、とサム君の深い溜息。

サム  「エンドレスでも、回数だけは少なめだしよ…」
ジョミー「祝日は二回、潰れるんだけど…」
シロエ 「正直、文句は言えませんよね…」

月参りだって無いんですし、とシロエ君も溜息が超特大。

シロエ 「とはいえ、あの迷惑な仏様の戒名はですね…」
ジョミー「キースがつけたヤツなのに…」

どんどん偉くなっていくよね、とジョミー君が仰ぐ天井。

ジョミー「戒名の取り消しとかも、出来ないらしいし…」
ブルー 「格上げでしか、変えられないしね」
一同  「「「格上げ!?」」」
ブルー 「戒名の格は下げられないから…」
シロエ 「格上げですか!?」

そんな変更、要りませんから、と悲鳴ですけど。
格上げではねえ…。


2025/03/22 (Sat)



☆格上げするには


春のお彼岸はスッポンタケの法要、毎年避けられない行事。
月命日に何もしないだけマシで、偉い人だと毎月ある法要。

シロエ 「あんな仏様が、もっと偉くなるのは困ります!」
スウェナ「ホントに勘弁して欲しいわよ…」

格下げだったら歓迎だけど、とスウェナちゃんも。

スウェナ「格上げ以外に、変更は出来ないなんて…」
サム  「でもよ、どういう仕組みなんだよ、格上げって」

そんなの習っていねえから、と僧籍な人の質問。

サム  「どうやったら、格が上がるんだよ?」
ブルー 「修行を積んだことにするんだけど」
一同  「「「修行?」」」

仏様だと不可能では…、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「修行って、どんな修行なんです?」
ブルー 「キースが行ってた道場入りの、簡易版だね」
一同  「「「簡易版?」」」

なんだソレは、と更に深まる謎というヤツ。

サム  「簡易版とかあるのかよ、アレに?」
ジョミー「あるんだったら、ソレで済ませたいけど…」

いつか行かされてしまいそうだし、とジョミー君。

ジョミー「簡易版なら、楽が出来そうだしさ…」
サム  「俺も正直、そうしてえよなあ…」

一ヶ月近い道場入りはキツそうだしよ、とサム君まで。

サム  「その簡易版ってヤツは、選べるのかよ?」
ブルー 「自由参加で、行きたい人だけ申し込みだね」

ただし…、と生徒会長、いえ、銀青様が立てる人差し指。

ブルー 「一般人向けの修行になるから、プロはダメだよ」
僧籍な人「「ええっ!?」」

酷い、とジョミー君とサム君、同時に。

サム  「簡易版だし、ダメだってか?」
ジョミー「楽をするのは、許せないって?」
ブルー 「そうじゃなくって…」

同じのを二度も要らないだろう、と銀青様。

ブルー 「本物の道場入りをするわけだしさ」
サム  「一回きりしか出来ねえって?」
ブルー 「簡易版だと別だけど…」

だから修行を上乗せ出来る、と言ってますけど。
どういう意味…?


2025/03/23 (Sun)



☆楽そうな簡易版


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集う面々。
偉すぎる戒名の話から、戒名の格を上げる方法が問題な今。

サム  「意味がサッパリ分かんねえけど、なんでだよ?」
ジョミー「本物の道場入りをやっていないと、得なわけ?」

修行を上乗せ出来るなんてさ、とジョミー君の問い。

ジョミー「もしもそうなら、ぼくたちだって…」
サム  「簡易版を何度かやったら、いけそうだぜ?」

道場入りをしなくてもよ、とサム君も。

サム  「一般人が行ける簡易版なら、楽そうだしよ…」
ジョミー「日数だって短そうだし…」

家に帰って寝てもいいかも、とジョミー君が顎に当てる手。

ジョミー「璃母音院の道場だと、冬の最中に暖房無しで…」
サム  「寝るのも、狭いスペースだよなあ?」
ブルー 「仕方ないよね、本物の道場入りなんだから」

簡易版よりもハードモード、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「簡易版だと家から通いで、一週間ほどだよ」
サム  「いいじゃねえかよ!」
ジョミー「何回やったら、道場入りと同じ扱い?」

ソレで行けるなら、ソレがいいよ、とジョミー君の輝く瞳。

ジョミー「修行の上乗せで済むんならね」
サム  「そうしてえよなあ…」

一ヶ月近い道場よりは、とサム君も乗り気。

サム  「それで、何回くらいなんだよ?」
ブルー 「残念だけれど、上限ってヤツがあるからねえ…」

戒名の文字数に制限が、と銀青様の答え。

ブルー 「元の戒名が短かったら、上乗せも増やせるけど」
一同  「「「は?」」」

いったいどういう仕組みなんだ、と誰もがキョトン。

シロエ 「戒名が関係するんですか?」
ブルー 「本来、そのための簡易版ってヤツで…」

生きてる間に徳を積んで、と銀青様の説明が。

ブルー 「お坊さんに負けない修行をしました、と…」
サム  「戒名に証拠が残るってか?」
ブルー 「ピンポーン!」

文字を貰っておけるんだよ、と笑顔ですけど。
証拠ですか…?


2025/03/24 (Mon)



☆釣り合いが問題


春のお彼岸はスッポンタケの法要、避けられないイベント。
生徒会長宅に来ている面々、愚痴から戒名の話題ですけど。

サム  「貰える文字ってえのは、特別なのかよ?」
ブルー 「普通だと貰えない文字は、一字だけだね」
シロエ 「どんな字なんです?」
ブルー 「名誉ってヤツの、誉なんだけど…」

コレが入っていれば修行済み、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「生前にやっていなくても、コレが貰えるんだよ」
サム  「仏様だぜ、どうやって修行するって?」
シロエ 「やりようが無いと思いますけど…」

仏様だけに、とシロエ君も。

シロエ 「なのに、戒名の文字を増やせるんですか?」
ブルー 「供養してあげれば、修行したのと同じでさ…」
サム  「本人は、やってなくてもオッケーだってか?」
ブルー 「そうなるね。そもそも、そのために法要が…」

存在するというわけで、と法話になりそうな状況ですけど。

??? 「こんにちはーっ!」
一同  「「「げっ!」」」

皆がドン引き、ソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「いい話だねえ、スッポンタケが偉くなるって?」
一同  「「「ひぃっ!」」」

聞かれてたのか、と誰もがガクブル。

Aブルー「文字の追加は出来るのかな?」
シロエ 「知りませんってば!」
Aブルー「聞いているのは、君じゃなくって…」

其処のプロだよ、とソルジャーの視線が生徒会長に。

Aブルー「スッポンタケの場合は、どうなるわけ?」
ブルー 「文字数的には、いけるんだけど…」
Aブルー「何か問題があるとでも?」
ブルー 「あるね、なにしろ、一般人向けのヤツだし…」

元の戒名との釣り合いがね、と生徒会長の苦笑。

ブルー 「偉すぎる文字がドッサリで、院殿号まで…」
Aブルー「入ってるから、ダメだって?」
ブルー 「無理に入れたら、格下げになってしまうしさ…」
Aブルー「それは困るよ!」

せっかく偉い戒名なのに、と悲鳴な人。
格下げですか…。


2025/03/25 (Tue)



☆増やしたい文字数


春のお彼岸はスッポンタケの法要、生徒会長宅に集う面々。
戒名の話題になっていた所へ、ソルジャーも登場ですけど。

Aブルー「格下げは嫌だけど、文字数はいけるんだよね?」
ブルー 「そうだけど?」
Aブルー「じゃあ、MAXまで増やせるわけ?」
ブルー 「理論的には、いけるけれどさ…」

現実としては無理ゲーだよね、と生徒会長、いえ、銀青様。

ブルー 「なにしろ、修行が出来ていないし…」
Aブルー「その件だったら、一般人でも出来るんだろう?」

修行の上乗せというヤツが…、とソルジャーの反論。

Aブルー「法要をすれば、修行を積んだのと同じ扱いで…」
ブルー 「一般人だからこそ、それでオッケーなわけで…」

偉い場合はハードルが上がるよ、と銀青様。

ブルー 「御利益があるとか、そういう必須条件がね」
Aブルー「御利益って?」
ブルー 「この仏様にお願いしたら、病気が治るとか…」

本物の御利益を示さないとね、と銀青様の解説が。

ブルー 「ただの仏様には、無理なヤツでさ…」
Aブルー「なるほどねえ…」

でもさ、とソルジャーの輝く瞳。

Aブルー「スッポンタケだって、御利益はバッチリだよ!」
一同  「「「は?」」」

まさか、と誰もが見合わせる顔。

シロエ 「アレに御利益、ありましたっけ?」
サム  「聞いてねえけど…」
ジョミー「ぼくも知らない、何に効くって?」
Aブルー「もちろん、ぼくのハーレイに!」

もうビンビンのガンガンで…、とソルジャー、ウットリ。

Aブルー「法要をすれば、更にパワーアップで!」
ブルー 「退場したまえ!」
Aブルー「ダメダメ、法要はこれからなんだし!」

それにキースも来ていないし、と帰る気配も見えない人。

Aブルー「戒名の文字数を増やせるのは、キースだよね?」
ブルー 「キースの存命中だと、そうなるかな」
Aブルー「だったら、御利益を認定して貰ったら…」

スッポンタケを偉く出来るよね、と真顔ですけど。
本気ですか…?


2025/03/26 (Wed)



☆御利益があれば


春のお彼岸はスッポンタケの法要、ソルジャーも来まして。
偉そうな戒名を更に格上げ、キース君に頼む気満々な模様。

Aブルー「要は、御利益があればいいんだろう?」
ブルー 「そうなんだけど、そんな御利益…」
Aブルー「あるのは確かなんだしさ!」

キースに認められればオッケー、と親指をグッと。

Aブルー「あっ、来たかな?」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ キース、着いたよ!」
キース 「遅くなってすまん。寺の法要の準備で…」

忙しかった、とキース君が法衣鞄を持って到着。

キース 「急いで着替える、待っていてくれ」
Aブルー「もちろんだよ!」

ぼくが頼んだ法要だしね、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「着替えが済んだら、お願いがあって…」
キース 「分かった、戻ったら聞く」

着替えに出掛けて、直ぐに戻った副住職。

キース 「さて、法要だが、話というのは後でいいのか?」
Aブルー「どうだろう? 今回は、間に合わなさそうで…」
キース 「何がだ?」
Aブルー「あのさ、戒名の文字を増やして欲しくってさ…」

滑り込みでもいけるのかな、とソルジャーの問い。

Aブルー「法要の時に、読み上げてるから…」
キース 「おい。今日の仏様のを増やせとでも?」
Aブルー「いけるんだったら、今日からでも…」

お願いしたい、とソルジャー、ズイと。

Aブルー「戒名が偉い人の場合は、御利益が要るって?」
キース 「サッパリ話が見えないんだが…」
シロエ 「文字をMAXにしたいそうです」
サム  「でもよ、一般人のようにはいかねえし…」

御利益がねえと無理なんだろ、と僧籍な人。

サム  「それを認定して欲しい、って言ってやがって…」
キース 「アレに御利益?」

あるわけなかろう、とキース君、バッサリ。

キース 「とにかく、まずは法要で…」
Aブルー「待って、御利益を証明出来ればいけるのかい?」
キース 「そう聞くが…」

捏造は認めないからな、と睨んでますけど。
証明ですって…?


2025/03/27 (Thu)



☆まずは法要から


春のお彼岸はスッポンタケの法要、キース君も到着でして。
法衣に着替えて法要ですけど、戒名で相談中なソルジャー。

Aブルー「捏造なんかしないよ、本物の御利益!」
キース 「だったら、俺に証明して見せることだな」

とにかく先に法要を、とキース君が繰る本式の長い数珠。

キース 「あんたの話は、長引きそうだし…」
Aブルー「そうだね、証明するとなったら、法要には…」

間に合わないのは確実だし、とソルジャーも同意。

Aブルー「終わった後に、改めて話すことにするよ」
キース 「そうしてくれ。では、始めるぞ」
一同  「「「はーい…」」」

後は野となれ山となれ、と揃って正座な御一同様。

キース 「願我~心浄~、如香炉~…」
一同  (((始まった…)))

此処から先が長いんだ、と嘆く間に、お焼香の時間。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同  (((抹香臭すぎ…)))

早く終われ、と我慢しまくり、やっと終盤。

キース 「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…」
一同  (((これで終わる筈…)))
キース 「南無阿弥陀仏…。皆様、よくお勤めでした」

では…、と法話タイムに入る副住職。

キース 「お彼岸というのは、お浄土に…」
Aブルー「思いを馳せる日らしいけど、その前にさ…」

この世の方が大切だろう、とソルジャーが横から乱入。

Aブルー「さっき言ってた御利益の…」
キース 「証明がどうの、というヤツだな…」

よくも法話をブチ壊しやがって、と副住職の深い溜息。

キース 「もういい、法話は打ち切っておく」
一同  「「「イイネ!」」」

これ以上、正座しなくても済む、と皆が打ち切り大歓迎。

キース 「お前たち…。罰当たりにも程があると思うが…」
シロエ 「たまにはいいじゃないですか」
ぶるぅ 「かみお~ん♪ お食事の用意、出来てるよ!」
キース 「分かった、先に着替えて来る」

話は飯を食いながらでいい、と出て行きましたけど。
どうなる…?


2025/03/28 (Fri)



☆焼肉もアリな食事


春のお彼岸はスッポンタケの法要、読経の後に法話タイム。
ソルジャーのせいで打ち切られまして、皆で食事ですけど。

Aブルー「いいねえ、法要と食事がセットというのは」
キース 「定番コースで、食事の中身が違うだけだな」

基本は和食になっているが、と普通の服に戻った副住職。

キース 「焼肉を食べに行くのも、今は普通だ」
シロエ 「そうなんですか?」
キース 「個室を借りれば、喪服でも目立たないからな」

店に出入りをする時以外は、と言われれば、そう。

Aブルー「なるほど、それも楽しそうだね」
ジョミー「喪服なんかは着ていないから、個室もさ…」
シロエ 「要りませんよね」
サム  「ただの焼肉パーティーだしよ」

次は焼肉もアリかもな、とサム君も。

サム  「ぶるぅの飯も美味いんだけどよ…」
スウェナ「抹香臭いイベを消すには、ピッタリだわね」
Aブルー「うん。そうだ、さっきの話なんだけど…」

御利益を証明するというヤツ、とソルジャーが傾げる首。

Aブルー「焼肉を食べて、その流れなら…」
キース 「はあ?」
Aブルー「ヘタレ体質、カバー出来そうだよね」
一同  「「「えっと…?」」」

話が見えない、と顔を見合わせる御一同様。

シロエ 「何を証明したいんです?」
Aブルー「スッポンタケの御利益だよ!」

もうビンビンのガンガンで…、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「そのハーレイを、キースに見せれば…」
一同  「「「げっ!」」」

あんまりすぎる、と誰もが愕然。

シロエ 「キース先輩、倒れますから!」
キース 「俺も、そういう気しかしないが…」
Aブルー「だけど、御利益を証明するためには…」

ヤってる現場を見せるしか…、とソルジャー、目がマジ。

Aブルー「ぼくのハーレイ、ヘタレ体質だしさ…」
ブルー 「退場!」
Aブルー「スタミナもつくし、一石二鳥で…」
キース 「その前にだ…」

ソレだと破綻してるんだが、と腕組みな副住職。
破綻って…?


2025/03/29 (Sat)



☆御利益の証明なら


春のお彼岸はスッポンタケの法要、終わった後は皆で食事。
法要にはセットな食事ですけど、今は焼肉もアリな時代で。

Aブルー「破綻してるって、何が?」
キース 「御利益を証明するという点についてだ」

迷惑すぎる件は置いておくとして…、と副住職、目がマジ。

キース 「あんたは、ヘタレ体質をカバーしたいんだな?」
Aブルー「そう! 焼肉で盛り上がった後だったら…」

きっと勢いでいける筈、とソルジャーが立てる親指。

Aブルー「スタミナもついてて、バッチリだしさ!」
キース 「それを破綻と言ってるんだが…?」

焼肉の御利益が証明されるだけだろう、とキース君。

キース 「例の仏様に縋らなくても、焼肉パワーで…」
シロエ 「スタミナですから、いけますよね!」
キース 「ヘタレ体質まで、カバー可能なんだぞ?」

御利益バッチリ、とキース君の視線がソルジャーに。

キース 「俺に、焼肉の御利益を認定しろと?」
一同  「「「イイネ!」」」

最高だよ、と誰もが突き上げる拳。

ジョミー「今度は焼肉に戒名なんだ?」
キース 「院殿号を出してもいいぞ」

次のお彼岸から主役交代だ、とキース君、ニンマリ。

キース 「焼肉の供養なら、誰も文句は無いだろう?」
シロエ 「もちろんです!」
サム  「どうせなら、個別に差し上げねえか?」

カルビとか、タンとか、ハラミとかよ…、とサム君の提案。

サム  「喜んで供養させて貰うぜ」
ジョミー「正座も、お焼香も、気にしないよ!」
スウェナ「数が増えた分、延長になってもオッケーだわね」
シロエ 「そのためだったら、証明にも耐えてみせます!」

倒れそうでも踏ん張りますよ、とシロエ君も。

シロエ 「見届けて御利益が認定されたら、最高ですし…」
ブルー 「なるほどねえ…。退場案件なのは棚上げで…」
キース 「一回限りの、観察会的に…」
ジョミー「見届けるんだね!」

それでいこう、と一同、やる気満々ですけど。
観察会…。


2025/03/30 (Sun)



☆主役交代は困る


春のお彼岸はスッポンタケの法要、済んだら食事ですけど。
ソルジャーが持ち出した、戒名を格上げな話が焼肉の方へ。

キース 「ということで、話は纏まったな?」
一同  「「「はいっ!」」」
キース 「御利益の認定は、早いほどいいと思うんだが…」

いい戒名を考えたいし…、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「仏様の数も多いそうだし、観察会の方も急ぎで」
Aブルー「え、えっと…?」
キース 「あんたのハーレイが、いけるようなら…」

今夜にでも、とキース君、ズイと。

キース 「今日がダメなら、近い内に頼む」
Aブルー「待ってよ、ソレで御利益が認められるの…」

スッポンタケじゃなくて焼肉だよね、とソルジャー、狼狽。

Aブルー「でもって、次から、法要の主役は焼肉だって?」
キース 「そうなるな。カルビ様とか、ハラミ様とか…」
Aブルー「困るってば!」

スッポンタケはどうなるのさ、とソルジャーの悲鳴。

Aブルー「無縁仏になっちゃうだとか…?」
キース 「その問題なら、他所を紹介するから…」

お中日は無理でも、法要は出来る、とキース君の答え。

キース 「お布施次第で、坊主は大勢呼べそうだぞ」
サム  「でもよ、偉い人とか、無理だよなあ?」
キース 「セレモニーホールとかの御用達かと」

時間外なら暇にしてるし、とキース君。

キース 「コアタイムを外せば、いくらでも来る」
Aブルー「バイト感覚で来るヤツじゃないか!」
キース 「仕方なかろう。それか、院殿号を武器にして…」

箔をつけたい坊主に依頼するとか、と副住職、ニヤニヤ。

キース 「院殿号の仏様の法要が出来たら、箔がつくしな」
Aブルー「そ、そんな…!」

此処でないと、とソルジャーも必死。

Aブルー「焼肉と主役交代だけは、勘弁して!」
キース 「御利益を認定する件、チャラにするから、と?」
Aブルー「もちろん、白紙撤回だよ!」

だから許して、と土下座ですけど。
今月、これにて中継終了~。


2025/03/31 (Mon)



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☆学校と雛祭り


さて、3月。今月も初日の1日が土曜日、月曜日は雛祭り。
とはいえ、雛祭りは無関係な面々、スルーで早くも週末で。

シロエ 「うちの学校、雛祭りは何もしませんよねえ…」
サム  「俺たちだって、毎年、何もしてねえぜ?」

対象がスウェナしかいねえんだし、とサム君の正論。

サム  「どうしようもねえじゃねえかよ」
シロエ 「でもですね…。うちの学校、お祭り好きで…」
ジョミー「雛祭りがあっても、不思議じゃないけど…」

何もしないね、とジョミー君が傾げる首。

ジョミー「生徒だったら、半々くらいで女子がいるのに…」
ブルー 「残り半分は、男子なんだよ?」
シロエ 「何か問題あるんですか?」
ブルー 「大ありだね!」

雛祭りをやった場合は、男子用のも、と生徒会長。

ブルー 「鯉のぼりを飾るのは、いつだったかな?」
シロエ 「えっと…? あっ、もしかしなくても…」

GWの最終日では…、とシロエ君が気付いた端午の節句。

シロエ 「雛祭りと違って、祝日でしたね…」
ブルー 「ピンポーン!」

平日になる年が皆無なヤツ、と生徒会長が指すカレンダー。

ブルー 「雛祭りの方は、今年も月曜で、平日でさ…」
ジョミー「そっちで何かイベをやったら、GWの方のが…」
シロエ 「登校日になってしまうとかですか…?」
ブルー 「なにしろ、うちの学校だしねえ…」

5月5日を登校日にして、何処かで振り替え、と怖い発言。

ブルー 「休日の数さえ合えばオッケー、って!」
一同  「「「うわー…」」」

マジでありそう、と一同、悪い顔色。

ジョミー「GWが一日、短縮なんだ…」
ブルー 「振り替え休日で6日まででも、5日だけはさ…」

学校に来い、と言いそうだよね、と生徒会長が竦める肩。

ブルー 「雛祭りをやるなら、公平でないと」
シロエ 「やらなくていいです!」
ブルー 「分かったかい?」
一同  「「「はい…」」」

雛祭りのイベは要らない、と誰もが納得ですけど。
確かに…。


2025/03/01 (Sat)



☆潰したくない祝日


雛祭りだった週の土曜日、生徒会長宅に来ている御一同様。
シャングリラ学園には、雛祭りのイベントが無いという話。

ジョミー「強制的に登校日とか、やりそうだよね…」
シロエ 「遊びには違いないだろう、とか言いそうですよ」
サム  「お祭りイベなのは確かだしよ…」

雛祭りのイベは無くて正解、とサム君が広げる両手。

サム  「女子の場合は、遊べる日が増える勘定でもよ…」
シロエ 「男子は、そうはいきませんしね…」

5月5日が休みじゃなくなるなんて、とシロエ君も。

シロエ 「GWの最終日だけに、痛さも倍増ですよ」
ジョミー「ホントにね…」
サム  「振り替え休日で、6日まで休みな時でもよ…」

5日が登校日だと連休じゃねえし、とサム君が竦める肩。

サム  「雛祭りイベは、マジで要らねえよな…」
スウェナ「女子の私だって、同じだわよ…」

たとえケーキが出るイベでもね、とスウェナちゃん。

スウェナ「雛祭りケーキ食べ放題でも、お断りだわ」
ジョミー「端午の節句だと、柏餅かな?」
シロエ 「柏餅と粽、食べ放題じゃないですか?」

それでも要りませんけどね、とシロエ君が顰める顔。

シロエ 「普通に祝日の方がいいですってば」
ジョミー「そう思う…」
キース 「俺の場合は、もれなく潰れる祝日が…」

年に二回は確実なんだが、とキース君。

キース 「物心ついた時には、既に潰れていた有様で…」
一同  「「「は?」」」

子供なのに、と皆がキョトンと見開く瞳。

シロエ 「あのですね…。幼稚園でも、祝日とかは…」
サム  「休む筈だぜ、保育園までは知らねえけど」
ジョミー「共働きでサービス業だと、出勤日だしね…」

祝日でも預かってくれるのかも、とジョミー君。

ジョミー「でもさ、家が休みの子は休むよねえ?」
シロエ 「あちこち混むのは、そのせいでしょうし…」
サム  「子供の休日、潰れねえだろ?」

どういう家で育ったんだよ、と聞いてますけど。
はてさて…?


2025/03/02 (Sun)



☆お楽しみと祝日


雛祭りが終わった週末ですけど、生徒会長宅で過ごす面々。
シャングリラ学園には無い、雛祭りイベントが話題でして。

サム  「子供は祝日、好きな筈だぜ」
シロエ 「大人の場合は、人によるでしょうけど…」

元日なんかは特に、とシロエ君が挙げる例。

シロエ 「なにしろ準備が大変ですし…」
ジョミー「おせちはいいけど、お雑煮は家で作るしね…」
サム  「第一、大掃除がセットだしよ…」
スウェナ「大忙しな人も、多いわけよね…」

来なくていい、と思う人もいるわよ、とスウェナちゃんも。

スウェナ「お祭りだったら、クリスマスだけで充分だもの」
シロエ 「クリスマスの方だと、準備も楽しめますよ」
ジョミー「だよね、ツリーを飾るとかさ」
サム  「大掃除もセットで来たりしねえし…」

ツリーを飾るスペース作り程度だよな、とサム君の相槌。

サム  「まあ、クリスマスは祝日じゃねえけど」
シロエ 「其処の所が大きいかもです」

適当にやっても叱られませんし、とシロエ君。

シロエ 「作法はこうだ、と言われることが無いですしね」
ジョミー「お楽しみだけのイベだよねえ…」
サム  「祝日じゃなくても、楽しみな日だぜ?」

なのに祝日を潰すとかはねえよ、とサム君、目がマジ。

サム  「キース、どういう育ちなんだよ?」
キース 「俺の場合は、クリスマス自体、無かったんだが」

今年の元日が真面目に初だ、とキース君。

キース 「おふくろと親父のせいで、とんだ目に遭って…」
一同  「「「あー…」」」

南国仕様のサンタだっけ、と皆が思い出した元日の出来事。

シロエ 「キース先輩の家、お寺でしたね…」
キース 「クリスマスは、過去に一度も無かったな…」

ツリーもケーキも無縁だった、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「此処まで聞いたら、分かるだろう?」
一同  「「「えっと…?」」」
キース 「祝日の件だ」

潰れる理由というヤツだが、と言ってますけど。
理由って…?


2025/03/03 (Mon)



☆忙しくなる祝日


雛祭りが終わった週の土曜日、生徒会長宅に集う御一同様。
シャングリラ学園には無い、雛祭りイベから祝日の話題へ。

シロエ 「えっと…? 祝日が潰れる理由ですか?」
ジョミー「キースの家に限定だよね?」

普通の家では潰れないしさ、とジョミー君。

ジョミー「アドス和尚のせいかな、頑固だから…」
シロエ 「クリスマスをやらなかった人ですしね…」
スウェナ「何か、こだわりあるのかしら?」
サム  「分かんねえけど、ああいう親父さんだしよ…」

自分ルールで潰しそうだぜ、とサム君が竦める肩。

サム  「その日は自分が忙しいから、巻き添えとかよ…」
シロエ 「ありそうです、ソレ…」
ジョミー「璃母恩院の行事に行く時とかさ…」
スウェナ「家じゃ偉そうだけど、璃母恩院だと違うわよね」

緋の衣っていうわけじゃないし、とスウェナちゃんも。

スウェナ「それに、キースが子供の頃だと、今よりも…」
シロエ 「立ち位置は下になりますよね…」
サム  「下っ端扱いだったかもな…」

こき使われる日じゃかなわねえよ、とサム君も納得な模様。

サム  「キースが祝日で遊んでるのに、自分だけはよ…」
ジョミー「ババな日なんだし、八つ当たりコースだよね…」
シロエ 「ついでに、キース先輩が遊んでいられるの…」

アドス和尚が仕事しているからですし、とシロエ君。

シロエ 「なんで俺だけ、と思いそうです」
ジョミー「キースが祝日で休みは、許せないから、って…」
スウェナ「巻き添えにして、祝日、潰してたわけね…」
サム  「年に二回っていうのがよ…」

キツいけどよ、とサム君、うんうん、と。

サム  「宗祖様の誕生日と祥月命日、祝日だっけか?」
ジョミー「ぼくに聞かれても、困るんだけど…」
ブルー 「違うね、掠りもしてないよ」
サム  「だったら、璃母恩院だけのヤツかな…」
キース 「おい。お前、それでも僧籍なのか?」

ジョミーだったら仕方ないが、と顔を顰めてますけど。
何の日…?


2025/03/04 (Tue)



☆年に二回は潰れる


雛祭りも済んだ土曜日、生徒会長宅で過ごす面々ですけど。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベ、其処から祝日の話。

サム  「そう言われてもよ、璃母恩院の方までは…」
シロエ 「なかなか把握出来ませんよね」

道場入りもしてませんし、とシロエ君、気の毒そうな表情。

サム  「行事の案内とかも、まだ貰えねえわけで…」
スウェナ「知らなくても、仕方ないわよね…」
ジョミー「ぼくと比べるとか、サムに悪いよ…」

いつも頑張っているのにさ、とジョミー君も。

ジョミー「お勤めの練習だって、真面目にやってるし…」
シロエ 「アドス和尚も、評価してますよ?」

棚経のお供は、サム先輩で固定ですしね、とシロエ君。

シロエ 「ジョミー先輩は、指名以前の問題ですから…」
スウェナ「キースが連れて回ってるんでしょ?」
キース 「それはそうだが、今の話は基本でだな…」

僧籍でなくても気付きそうだ、とキース君の仏頂面。

キース 「熱心な檀家さんでも、潰れるんだぞ?」
一同  「「「えっ…?」」」

まさか、と誰もが見合わせる顔。

シロエ 「檀家さんって、一般人のことですよね?」
キース 「そうなるな。役職がついた人だと、確実に…」

年に二回は潰れるんだが…、とキース君が繰る数珠レット。

キース 「全て承知で受けて下さるだけに、感謝しかない」
一同  「「「えっと…?」」」
キース 「何処の寺でも、事情は全く同じなんだが?」

宗派を問わずに共通だぞ、とキース君、サム君をジロリ。

キース 「まだ、気付かないのか?」
サム  「すまねえ、璃母恩院でも分からねえんだし…」
シロエ 「お寺の事情は、もっと謎ですよね…」

お寺育ちじゃないんですから、とシロエ君も同情モード。

シロエ 「サム先輩を、苛めないであげて下さいよ」
キース 「しかし、普通ならピンと来る筈で…」
サム  「マジで悪いと思うんだけどよ…」

無理なモノは無理、と呻くサム君ですけど。
可哀相では…?


2025/03/05 (Wed)



☆潰されると聞いても


雛祭りが終わった週の土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベから、祝日の話な今。

キース 「サムもそうだが、お前たちもだぞ」
一同  「「「は?」」」
キース 「此処まで言っても、分からないのか?」

散々、潰されて来たくせに、とキース君が見回す顔ぶれ。

キース 「年に二回も潰され続けて、何年目なんだ?」
シロエ 「そんな祝日、ありましたっけ?」
ジョミー「さあ…? シロエはどう?」
シロエ 「いつのことだか、ぼくにもサッパリ…」

まるで見当がつきませんよ、とシロエ君、お手上げポーズ。

シロエ 「祝日、もれなく休みですよね?」
サム  「それ以外でも、定番の休みがあるんだぜ?」

現に先月もあったじゃねえか、とサム君が指すカレンダー。

サム  「二月三日は節分でよ…」
ジョミー「毎年、欠席届けだよねえ?」
シロエ 「ぼくたちにとっては、祝日みたいなヤツですよ」
スウェナ「難アリでも、学校には行かないものねえ…」

今年は迷惑度数が低めだったわ、とスウェナちゃん。

スウェナ「正座でお参りな羽目になったのは、御愛嬌よね」
シロエ 「言えてます! 行きのバスの中、普通でしたし」
サム  「アレは真面目にラッキーだったぜ」

ツイてたよな、とサム君も。

サム  「キースが法衣で来たのは、災難だったけどよ…」
ジョミー「でも、福豆を貰えちゃったしさ…」
シロエ 「全部のお寺で、くれましたからね」

福豆コンプリートでした、とシロエ君も異議は無い節分。

シロエ 「御利益パワーも、関係者向けでアップですし」
スウェナ「正座した分、回収だわよ」

福をドッサリ頂けたもの、とスウェナちゃんの笑顔。

スウェナ「だけど、潰れる祝日なんて、あったかしら?」
シロエ 「無いですよねえ?」
ジョミー「そんなの、あるとは思えないけど…」
キース 「お前たちというヤツは…」

この流れでも気付かないのか、と顔を顰めてますけど。
何に…?


2025/03/06 (Thu)



☆節分と言われても


雛祭りが済んだ週末ですけど、雛祭りイベが無いのが学校。
それが切っ掛けで祝日の話、生徒会長宅で怪訝そうな面々。

シロエ 「この流れっていうのは、節分でしょうか?」
キース 「当然だろう?」
ジョミー「節分は、祝日っぽいのが増える方でさ…」

潰れる話とは真逆だよね、とジョミー君が傾げる首。

ジョミー「グレイブ先生だって、いつも不機嫌そうに…」
シロエ 「いい御身分だな、諸君、ですしね」
サム  「欠席届けを出しに行ったら、定番だよな…」

突き返されることはねえけどよ…、とサム君も。

サム  「実際、俺たちが真面目なだけの話でよ…」
シロエ 「欠席届けなんか無くても、休めますから…」
ジョミー「そういう意味でも、休み放題なんだよ?」

特別生になっているんだしさ、とジョミー君。

ジョミー「出席義務なんか、無いんだし…」
シロエ 「その気になったら、毎日、祝日で行けます」
サム  「無敵みたいなモンなんだぜ?」

潰れる祝日があるわけがねえ、とサム君、自信満々。

サム  「家が寺だと、事情は違いそうだけどよ…」
キース 「さっきも言ったぞ、僧籍とも思えん、と」

なんでサムまで、そうなるんだ、とキース君の深い溜息。

キース 「今年の節分がツイていたのは、どの点がだ?」
シロエ 「迷惑度数が低かった、という所ですよ」

決まってるでしょう、とシロエ君が立てる人差し指。

シロエ 「キース先輩は、お寺で合流でしたから…」
サム  「恩恵を蒙っていねえだけでよ…」
ジョミー「バスの座席が埋まっていたのは、最高だったよ」

例年、アレで酷い目に、とジョミー君が言う後部座席の件。

ジョミー「座り方、最悪すぎるしさ…」
スウェナ「他人のふりも出来ないのよね…」

向こうから話し掛けてくるせいで、と嘆くスウェナちゃん。

スウェナ「それが今年は無かったのよ?」
キース 「その迷惑は、あいつらが…」

いるせいなんだが、とキース君、腕組みですけど。
それで…?


2025/03/07 (Fri)



☆専門用語だと困る


雛祭りが終わった週の土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベから、祝日の方へと。

サム  「そりゃまあ、そうなんだけどよ」
シロエ 「さっきまでの話と、どう繋がるんです?」

ぼくにはサッパリ分かりませんが…、とシロエ君。

シロエ 「サム先輩と違って、僧籍じゃないですけどね」
キース 「お前でも分かりそうなものだが…」
シロエ 「だったら、ヒントを下さいよ」

節分だけでは無理すぎです、とシロエ君の注文が。

シロエ 「もっと簡単な仕様ので、お願いしたいですね」
スウェナ「そうよ、私でもピンと来るヤツを…」

出しなさいよ、とスウェナちゃんも、キース君をまじっと。

スウェナ「遠回しに言われても、どうしようもないわ」
ジョミー「ホントにね…。プロのお坊さんとは違うんだよ」

ぼくの場合は名前だけだし、とジョミー君からも。

ジョミー「年に二回も潰れる祝日、心当たりがゼロで…」
サム  「俺もゼロっていうのがよ…」

情けねえけど現実で、とサム君、お手上げのポーズ。

サム  「ヒントでいいから、分かるヤツをよ…」
シロエ 「ぼくたちに出して貰えませんか?」

単語だけでも、とシロエ君が畳み掛け。

シロエ 「専門用語は困りますけど…」
キース 「そう言われても、専門用語しか…」
一同  「「「は?」」」
キース 「それしか思い付かないんだが…」

多分、分かると思うんだがな、とキース君の困り顔。

キース 「他に何かと言われても…」
一同  「「「ええ…」」」

専門用語は真面目に困る、と困惑しかない御一同様。

シロエ 「キース先輩、言い換えるとかは…」
キース 「既に翻訳済みだけに…」

これ以上、どう言い換えろと、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「他の言い方など、俺は知らんし…」
シロエ 「マジですか?」
キース 「そのままで通っているからな…」

いや、待てよ、と何か閃いた様子ですけど。
言い換え方とか…?


2025/03/08 (Sat)



☆潰される日はコレ


雛祭りが済んだ週末、生徒会長宅に来ている面々ですけど。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベ、其処から祝日の話。

サム  「何か、いいのがあったのかよ?」
キース 「そのものズバリと言うべきだろうな」
一同  「「「は?」」」

言い換え方が見付かったにしても…、と一同、キョトン。

シロエ 「専門用語だと言いませんでしたか?」
キース 「その通りだが?」
シロエ 「だったら、そのものズバリな方もですね…」

専門用語の世界でしょう、とシロエ君の鋭いツッコミ。

シロエ 「分かりやすいのを、と希望してます」
サム  「専門的なヤツで言い換えられてもよ…」
スウェナ「難解になるだけでしょ、ソレ…」

これだからプロは困るのよ、とスウェナちゃんの深い溜息。

スウェナ「いい? プロの世界の常識なんかは…」
シロエ 「一般人には通じないんですよ?」
サム  「俺でもピンと来ねえのに、シロエとかには…」

無理すぎるぜ、とサム君も。

サム  「もっと普通に言えねえのかよ?」
キース 「聞けば分かると思うわけだ」

小学生でもな、とキース君が指すカレンダー。

キース 「今月にも、一つあるんだが?」
一同  「「「えっと…?」」」
キース 「3月20日の所を、よく見てみろ」

赤い字になっているんだぞ、と言う日付の色。

一同  「「「あっ!?」」」
キース 「気が付いたか?」
シロエ 「…春分でしたか…」
キース 「ああ。秋に来るのが、秋分だな」

そのものズバリの日だろうが、とキース君、腕組み。

キース 「どちらも、太陽が真西に沈む日になるわけで…」
サム  「お浄土に思いを馳せる日だったっけな…」

忘れてたぜ、と愕然とするサム君。

サム  「でもって、お彼岸のお中日でよ…」
シロエ 「年に二回は潰れる祝日、納得ですよ…」
ジョミー「確かに毎年、潰されてるよね…」
キース 「気付かないとは…」

喉元過ぎれば忘れやがって、と睨んでますけど。
お彼岸…。


2025/03/09 (Sun)



☆抹香臭くなるヤツ


雛祭りが終わった週末ですけど、イベが無かった御一同様。
シャングリラ学園には無いわけでして、祝日の話ですけど。

サム  「忘れちまってても、仕方ねえって気がするぜ…」
シロエ 「喉元過ぎればと言うより、忘れたいんですよ…」
ジョミー「記憶を消したくなるヤツだしさ…」

迷惑度数は低めでもね、とジョミー君が広げる両手。

ジョミー「外じゃないから、晒し者にはならないけど…」
シロエ 「もれなく正座がセットですしね…」
スウェナ「ついでに、抹香臭いのよ?」

お線香だけじゃ済まないんだもの、とスウェナちゃん。

スウェナ「お焼香用の香炉、半端ないでしょ?」
シロエ 「匂いが本格的で強いんですよ、アレは…」
ジョミー「髪の毛とか服に、しみつくよね…」

キースのノートには負けるけどさ、とジョミー君も。

ジョミー「キースのノート、今は借りたりしないけど…」
サム  「入学した年に、お世話になったのかよ?」
ジョミー「うん。定期テストは、ぶるぅの手形で満点で…」

いけたんだけれど、宿題とかが…、と思い返している様子。

ジョミー「レポートにしても、普段にやっていないから…」
シロエ 「テストで満点が取れる分だけ、サボリですね?」
ジョミー「そう! 寝ちゃってたことも多くってさ…」

宿題とかがカバー出来なくて、と今ならではの昔話。

ジョミー「宿題は、今日の授業から、って言われると…」
サム  「詰んじまうよな…」
ジョミー「サムとシロエは別のクラスで、真面目にさ…」

やっていたけど…、とジョミー君の嘆き節。

ジョミー「サムに借りるとか、違うクラスじゃね…」
サム  「当たり前だろ、授業の時間割が違うんだしよ」

ノートを借りても意味がねえぜ、とサム君も苦笑い。

サム  「キースに頼み込むしかねえよな」
ジョミー「だから頼んで借りてたんだけど…」
キース 「抹香臭くて悪かったな!」

俺の家を何だと思ってやがる、と睨んでますけど。
お寺ですよね…。


2025/03/10 (Mon)



☆抹香臭くなる環境


雛祭りが済んだ週末の土曜日、生徒会長宅に来ている面々。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベ、其処から祝日の話。

サム  「寺の息子じゃ、抹香臭いのも仕方ねえぜ」
ジョミー「ノートまで、お線香の匂いじゃね…」
キース 「いいか、朝から晩まで線香という環境だぞ?」

それこそ生まれた直後からだ、と副住職が繰る数珠レット。

キース 「病院で生まれて、家に帰って来たら一番に…」
シロエ 「お線香の煙を浴びせられるんですか?」
キース 「御本尊様に、跡取りが生まれた報告だしな」

無事に生まれました、と感謝の御挨拶だぞ、とキース君。

キース 「当然、蝋燭と線香は…」
サム  「御本尊様にお供えだよなあ…」
シロエ 「もしかして、お焼香もするんですか?」

生まれたばかりの赤ちゃんでも…、とシロエ君の問い。

シロエ 「お香を握らせてから、香炉に入れるとか…」
キース 「其処まではいかないが、普段とは…」

違うイベントが起きるわけだ、とキース君、フウと溜息。

キース 「初めて本堂に入る節目で、生まれたてだし…」
サム  「線香の煙が多めとかかよ?」
スウェナ「そういえば、お参りの人が多いお寺だと…」

本堂の前のお線香立て、人気だわね、とスウェナちゃん。

スウェナ「お線香の煙を浴びたら、無病息災か何かで…」
シロエ 「言われてみれば、やってますよね」
ジョミー「お年寄りの人、群がってる時もあるしさ…」

アレを個人の家でやるわけ、とジョミー君、興味津々。

ジョミー「元老寺だと、お線香立て、本堂の前には…」
サム  「置いてねえけど、御本尊様の前にあるヤツ…」
シロエ 「普通よりかは、かなり大きいですよ」

お線香もビッグサイズですしね、とシロエ君も。

シロエ 「ドッサリ立てたら、煙がモクモクでしょう」
サム  「それをキースに浴びせるってか?」
ジョミー「なんか、スモークされそうだよね…」

抹香臭くするのが目的かも、と言ってますけど。
お寺だけに…。


2025/03/11 (Tue)



☆お線香とスモーク


雛祭りイベが無いシャングリラ学園、生徒会長宅で話題に。
其処から祝日の方へ進んで、お彼岸のお中日も春分と秋分。

キース 「スモークするとは言わないんだが…」
シロエ 「お線香が多めなんですね?」

赤ちゃんが生まれた節目ですし…、とシロエ君。

シロエ 「自分でお焼香が出来ない分だけ、多そうです」
サム  「気持ちだけでも、っていうヤツな…」
スウェナ「イライザさんが代理は、難しそうだもの」

だって、赤ちゃん、抱いてるのよ、とスウェナちゃんの言。

スウェナ「片手だけで抱いて、お焼香とか、危なすぎだわ」
ジョミー「バランスを崩しちゃったら、落っことすし…」
シロエ 「転んだ場合も、怪我しそうですよ…」

イライザさんも、赤ん坊のキース先輩も、とシロエ君も。

シロエ 「特に赤ちゃん、打ち所が悪いと大変ですから…」
一同  「「「あー…」」」

大怪我だよね、と誰もが肩をブルッと。

ジョミー「救急車で済んだら、マシな方かも…」
サム  「命はあっても、後遺症が残るのも有りそうだぜ」
スウェナ「そうでしょ、ちゃんと両手で抱っこしないと」
シロエ 「待って下さい、そうなるとイライザさんも…」

お焼香はパスになりますよね、とシロエ君が顎に当てる手。

シロエ 「お線香、二人分をプラスな勘定でしょうか?」
サム  「かもなあ、お寺用のデカい線香をよ…」
ジョミー「二本も増やせば、煙も半端ないかもね…」

抹香臭さの方もアップで…、とジョミー君が竦める肩。

ジョミー「やっぱり、気分はスモークだよ…」
キース 「ソレに近いかもしれないな…」
サム  「線香多めで、煙多めなイベになるのな…」

赤ちゃんが生まれたイベなのによ、とサム君の苦笑い。

サム  「ノートまで抹香臭くなる家は、凄すぎるぜ…」
キース 「煙には違いないんだが、線香ではない」
一同  「「「えっと…?」」」
キース 「煙の話だ」

スモークと言えないこともない、と真顔ですけど。
煙ですよね?


2025/03/12 (Wed)



☆赤ん坊でも出来る


雛祭りが済んだ週の土曜日、生徒会長宅で過ごす御一同様。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベ、其処から祝日の話。

サム  「線香じゃねえなら、お香なのかよ?」
キース 「その通りだが?」
シロエ 「でも、キース先輩も、イライザさんも…」

お焼香は出来ないのでは、とシロエ君の問い。

シロエ 「スウェナ先輩も言いましたけど、危険すぎです」
サム  「それとも、寺じゃ気にしねえのかよ?」
ジョミー「修行と同じで、クリアするしかないって?」

お寺だしね、とジョミー君も。

ジョミー「そのくらい出来ないと、お寺のお嫁さんは…」
サム  「務まらねえってか?」
キース 「違う、どちらかと言えば、むしろ逆だな」

両手はきちんと空いている、とキース君。

キース 「ついでに、赤ん坊でも出来るイベでだ…」
一同  「「「ええっ!?」」」

生まれたての赤ちゃんでもか、と誰もがポカーン。

シロエ 「煙だけでもキツそうですけど…」
ジョミー「第一、どうやって覚えるのさ…」

ぼくでも所作を覚えられないのに、とジョミー君。

ジョミー「お焼香とか、赤ん坊にはハードル高いよ…」
シロエ 「お菓子で釣るにも、小さすぎますし…」
キース 「まあ、母親か誰かの手は要るんだが…」

要は抱っこで越えるだけだ、と謎な発言。

キース 「煙の中をくぐりさえすれば、それで終わりで…」
ジョミー「まさか、香炉の上にかざすわけ!?」
サム  「マジでスモークコースじゃねえかよ!」

赤ん坊を香炉で燻すなんてよ、とサム君の引き攣った顔。

サム  「可哀相すぎるぜ…」
シロエ 「お香の煙でむせそうですよ…」

お寺に生まれなくて良かったです、とシロエ君、ガクブル。

シロエ 「まさか、スモークされるだなんて…」
キース 「くぐるんだから、一瞬だけだ」
一同  「「「一瞬?」」」
キース 「ああ。本堂に入る直前、お香の煙を…」

くぐればいいという仕組みだな、と説明ですけど。
どうやって…?


2025/03/13 (Thu)



☆特別な時だけ登場


雛祭りが終わった週の土曜日、生徒会長宅に集う御一同様。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベ、その話から祝日へ。

サム  「お香の煙って、本堂の前に線香立てはねえぜ?」
シロエ 「特別なイベだと言ってましたし、その日だけ…」

出して来るんじゃないでしょうか、とシロエ君。

シロエ 「お寺によっては、大きいのを置いていますから」
スウェナ「煙を浴びたい人が集まる、アレよね」
ジョミー「元老寺にも、実はあったわけ?」

特別な時だけの登場で…、とジョミー君も。

ジョミー「人生の節目の時しか出さないとか?」
キース 「いや、大きさは普通なんだが…」

それに線香ではなくて、お香だ、とキース君の苦笑い。

キース 「象香炉と言って、象の形をしている香炉で…」
サム  「そんなの、俺は見たことねえけど?」
キース 「特別な時しか出さないからな」

だが、専用の香炉なんだ、とキース君の説明が。

キース 「お堂の入口に置いて、その上を跨ぐためので…」
一同  「「「は?」」」
キース 「香炉を跨いで通れば、自然と煙をくぐれるし…」

清めになるという仕組み、と手で作ってみせる大きさ。

キース 「サイズ的には、こんなものだな」
サム  「お焼香用の香炉よりかは、デカいよな…」
シロエ 「でも、跨いで通れるサイズではありますね…」

赤ちゃんを抱いていてもいけそうです、とシロエ君。

シロエ 「躓いて転ぶ心配は無さそうですし…」
キース 「俺も、そいつで清められてから、本堂で…」

生まれましたの報告だった、とキース君、回想モード。

キース 「もっとも、記憶は残っていないんだが…」
??? 「その程度なら普通だよ!」

あるあるだし、とソルジャー(会話表記はAブルー)登場。

Aブルー「成人検査で消されたわけじゃないしね!」
キース 「あんた、何しに現れたんだ!?」
Aブルー「さっきの祝日の話だってば!」

ちょうどいいしね、と親指を立ててますけど。
なんで祝日…?


2025/03/14 (Fri)



☆別の世界にも祝日


雛祭りが済んだ週の土曜ですけど、生徒会長宅に集う面々。
シャングリラ学園には無い雛祭りイベ、祝日の話な方向へ。

キース 「そう言われても、あんたの世界の祝日なんぞ…」
シロエ 「聞いたことさえ無いですよね?」

あるんですか、とシロエ君の質問が。

シロエ 「機械が記憶を消すような世界じゃ、祝日も…」
サム  「あるような気がしねえよな…」
Aブルー「あのねえ…」

君たち、考えたことがあるのかい、とソルジャーの溜息。

Aブルー「クリスマスは、ぼくもこっちに来てるけど…」
キース 「もしかして、クリスマスは祝日なのか?」
Aブルー「そうじゃないけど、近い感じではあるね」

休みになってる人も多いし、という答え。

Aブルー「本物の祝日、すぐに来るから」
一同  「「「は?」」」
Aブルー「ぼくの船でも、其処はお祭り騒ぎだけど?」

ニューイヤーでさ、とソルジャーの笑顔。

Aブルー「年末年始は、成人検査とかも休みなんだよ?」
一同  「「「あー…」」」

そういえば…、と誰もが思い出す、別の世界の事情。

シロエ 「敵も味方も無いんでしたね…」
Aブルー「そもそも、出会わない仕様だってば!」

人類軍の船も来ないからね、とソルジャー、親指をグッと。

Aブルー「成人検査をやっていないし、こっちからもさ…」
キース 「行く理由が無いというわけか…」
Aブルー「ピンポーン!」

つまり祝日はあるってね、とソルジャーが指すカレンダー。

Aブルー「春分とかは、やっていないけど…」
シロエ 「それは、暦が星の数だけあるからですね?」
Aブルー「うん。ニューイヤーは、地球の標準時で…」

計算している新年なんだよ、と説明が。

Aブルー「そんなヤツより、地球ならではの祝日をさ…」
キース 「満喫したいと言うんだな?」
Aブルー「そう! 君たちが言ってた、年に二回の…」
シロエ 「待って下さい!」

まさか春分と秋分なのでは、と焦ってますけど。
お彼岸…。


2025/03/15 (Sat)



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